JPH0559910U - アンテナの仰角調整機構 - Google Patents

アンテナの仰角調整機構

Info

Publication number
JPH0559910U
JPH0559910U JP692192U JP692192U JPH0559910U JP H0559910 U JPH0559910 U JP H0559910U JP 692192 U JP692192 U JP 692192U JP 692192 U JP692192 U JP 692192U JP H0559910 U JPH0559910 U JP H0559910U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rod
antenna
elevation angle
adjusting
fixing member
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP692192U
Other languages
English (en)
Other versions
JP2554267Y2 (ja
Inventor
正明 笠間
栄一 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yokowo Co Ltd
Original Assignee
Yokowo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yokowo Co Ltd filed Critical Yokowo Co Ltd
Priority to JP1992006921U priority Critical patent/JP2554267Y2/ja
Publication of JPH0559910U publication Critical patent/JPH0559910U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2554267Y2 publication Critical patent/JP2554267Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Variable-Direction Aerials And Aerial Arrays (AREA)
  • Support Of Aerials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 平面アンテナ10の仰角を簡単な操作によっ
て調整できるアンテナの仰角調整機構を提供する。 【構成】 平面アンテナ10の裏側に、アンテナ指向方
向と直交して水平に中心軸16を設け、この中心軸16
にロッド18の一端を揺動自在に配設する。平面アンテ
ナ10の裏側には、中心軸16を中心とした半円状でロ
ッド18が揺動し得る隙間22を有する固定部材24を
突設する。ロッド18の遊端部に雄ねじ20を刻設し、
これに調整ロッド32の先端部を螺合させる。調整ロッ
ド32の先端面をスペーサ28を介して固定部材24の
外周縁26に締め付けて、調整ロッド32を固定し、緩
めて移動自在とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、アンテナの仰角を簡単な操作によって調整できるようにしたアンテ ナの仰角調整機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
衛星通信および衛星放送の受信等に用いるアンテナにあっては、高い感度が要 求され、しかも設置場所に余裕が無い場合には小型のものが望まれる。そこで、 小型で薄型の平面アンテナ等の研究開発が進み、現在では室内用の平面アンテナ まで提供されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
衛星通信および衛星放送の受信用のアンテナにあっては、電波自体が微弱であ るために、アンテナの指向性を衛星に正確に合わせなければ、所望の利得が得ら れない。そこで、屋外用等にあっては、めったに移動しないことから、指向方向 を一度調整して設定すれば、台風等によりアンテナの向きがずれない限り所望の 利得が得られる。しかるに、室内用のアンテナにあっては、頻繁に設置場所が変 更され、また一時的に収納等されるため、簡単にアンテナの指向方向を所定の衛 星に向け得るように調整できることが望まれる。
【0004】 本考案は、上述のごとき事情に鑑みてなされたもので、アンテナの仰角を簡単 な操作で調整できるようにしたアンテナの仰角調整機構を提供することを目的と する。
【0005】
【課題を解決するための手段】
かかる目的を達成するために、本考案のアンテナの仰角調整機構は、アンテナ の裏側に、アンテナ指向方向と直交して水平に中心軸を設け、この中心軸にロッ ドの一端部を揺動自在に配設するとともにこのロッドの遊端部にねじを刻設し、 前記中心軸を中心とした半円状で前記ロッドが揺動し得る隙間を有する固定部材 を前記アンテナの裏側に突設し、調整用ロッドの先端部を前記ロッドのねじに螺 合させ、この調整用ロッドを前記固定部材の外周縁に締め付けて固定し、この調 整用ロッドの前記固定部材に対する固定位置によって前記アンテナの仰角を調整 するように構成されている。
【0006】 また、本考案のアンテナの仰角調整機構は、アンテナの裏側に、アンテナ指向 方向と直交して水平に中心軸を設け、この中心軸にロッドの一端を揺動自在に配 設し、前記中心軸を中心とした半円状で前記ロッドが揺動し得る隙間を有する固 定部材を前記アンテナの裏側に突設し、前記ロッドの前記固定部材より外側に突 出する位置に雄ねじを刻設し、この雄ねじに調整用部材を螺合し、この調整用部 材を前記固定部材の外周縁に締め付けて前記ロッドを固定し、このロッドの前記 固定部材に対する固定位置によって前記アンテナの仰角を調整するように構成さ れても良い。
【0007】 さらに、前記固定部材の外側面に仰角を示す目盛を設け、前記アンテナに対し て揺動自在な前記ロッドまたは調整用ロッドに連動して前記目盛を指示する指針 を配設することもできる。
【0008】
【作 用】
請求項1記載のものは、調整ロッドを回転させて固定部材の外周縁に対する締 め付けから解放すれば、調整ロッドは中心軸を中心として任意の位置に揺動し得 る。そして、適宜な位置で調整ロッドを回転させて、固定部材の外周縁に対して 締め付けて固定し得る。この調整ロッドの固定位置の変更により、アンテナの仰 角を任意に設定し得る。
【0009】 また、請求項2記載のものは、ロッドに螺合させた調整用部材により、ロッド を中心軸を中心として任意の位置に揺動し得るとともに、適宜な位置に固定でき 、アンテナの仰角を任意に設定し得る。
【0010】 さらに、請求項3記載のものは、アンテナに対して揺動自在なロッドまたは調 整ロッドに連動する指針により指示される目盛により、アンテナの仰角を容易に 確認し得る。
【0011】
【実施例】
以下、本考案の実施例を、図1ないし図4を参照して説明する。図1は、本考 案のアンテナの仰角調整機構の一実施例の一部切り欠き要部正面図であり、図2 は、図1のA−A矢視断面図であり、図3は、本考案のアンテナの仰角調整機構 の外観正面図であり、図4は、図3の部分的側面図である。
【0012】 図1ないし図4において、平面アンテナ10の裏側に3本の脚が設けられる。 2本は、平面アンテナ10に平行な面で固定され、左右の姿勢を定める固定脚1 2,12であり、1本は平面アンテナ10に平行な面と直交する面で揺動できて 仰角を調整するための脚である。この仰角を調整するための脚の構造につき詳し く説明する。
【0013】 平面アンテナ10の裏側に、アンテナ指向方向に直交して水平に中心軸16が 設けられる。この中心軸16にロッド18の一端が揺動自在に配設され、このロ ッド18の遊端部には雄ねじ20が刻設される。また、平面アンテナ10の裏側 に、ロッド18が揺動し得る隙間22を有する中心軸16を中心とする半円状の 固定部材24が突設される。なお、ロッド18の遊端部は、この固定部材24の 外周縁26から突出するような長さに設定される。そして、ロッド18の遊端部 に、固定部材24の外周縁26に当接する部分と隙間22に挿入される部分との 段差部を有するスペーサ28と、指針30を有するとともにスペーサ28と軸回 りに回転しない環状部材31とが挿入される。さらに、ロッド18の遊端部の雄 ねじ20に、調整ロッド32の先端面より刻設した雌ねじ34が螺合される。こ の調整ロッド32の先端部の外径は大きく、その表面にすべり止め溝が形成され て摘み部36が構成される。そして、固定部材24の外側面の外周部に仰角を示 す目盛38が設けられ、調整ロッド32の位置に応じた角度が指針30により指 示される。なお、調整用ロッド32と固定脚12,12の先端部には、クッショ ン部材40,40,40がそれぞれ設けられている。
【0014】 かかる構成において、2本の固定脚12,12によって平面アンテナ10の左 右の姿勢が定まり、調整ロッド32の位置によって仰角が定まる。そこで、摘み 部36を回転させて、スペーサ28の外周縁26に対する締め付けを緩めて中心 軸16を中心としてロッド18および調整ロッド32を揺動させ、指針30が目 盛38の適宜な値を指示したところで、調整ロッド32の摘み部36を先ほどと 逆方向に回転させて、スペーサ28を外周縁に対して締め付けて、調整ロッド3 2を固定する。すると、2本の固定脚12,12と調整ロッド32の3点で水平 面上に支持された平面アンテナ10は、目盛38の値に応じた仰角に設定される 。
【0015】 このように、調整ロッド32を回転させることで、簡単に位置の変更と固定が でき、仰角の調整が極めて容易である。また、その機構も比較的に簡単なもので 、小型のアンテナに好適である。さらに、目盛38に指針30を設定することで 所望の仰角が容易に得られる。
【0016】 本考案の他の実施例を図5および図6を参照して説明する。図5は、本考案の アンテナの仰角調整機構の他の実施例の一部切り欠き要部正面図であり、図6は 、図5のB−B矢視断面図である。図5および図6において、図1ないし図4と 同一部材には同一符号を付けて重複する説明を省略する。
【0017】 図5および図6において、中心軸16にロッド50の一端が揺動自在に配設さ れる。このロッド50は、固定部材24の外周縁26から比較的長く突出して遊 端部は脚として作用し、しかも外周縁26付近に雄ねじ52が刻設されている。 このロッド50には、雌ねじ54が刻設された調整用部材56が螺合されるとと もに、指針30を有する環状部材31とスペーサ28とが挿入される。なお、こ れらの調整用部材56と指針30を有する環状部材31およびスペーサ28は、 ロッド50を中心軸16に揺動自在に配設する前に螺合および挿入しておけば良 い。
【0018】 かかる構成にあっては、調整用部材56を回転させることで、スペーサ28の 固定部材24の外周縁26に対する締め付けを緩めてロッド50が揺動自在とな り、調整用部材56を逆方向に回転させて、スペーサ28を外周縁26に締め付 けてロッド50が固定される。この他の実施例にあっては、仰角を調整するため の揺動し得る脚がロッド50の一本で構成できる点で、図1ないし図4に示す実 施例と相違するが、他の作用効果は同じである。
【0019】 なお、上記実施例では、アンテナとして平面アンテナを用いたが、これに限ら れるものでなく、パラボラアンテナ等の仰角調整機構として本考案の機構を用い ても良い。また、上記実施例では、3本の脚によりアンテナの姿勢が定められて いるが、アンテナの左右の姿勢を定める脚部は、実施例のものに限られず、左右 の姿勢を規制し前後に容易に可倒できる構造であればいかなるものであっても良 い。さらに、図1ないし図4で示す実施例で、ロッド18の雄ねじ20に代えて 雌ねじを刻設し、調整ロッド32の雌ねじ34に代えて雄ねじを刻設しても良い 。
【0020】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案のアンテナの仰角調整機構は構成されているので 、以下のごとき格別な効果を奏する。
【0021】 請求項1記載のアンテナの仰角調整機構にあっては、調整ロッドを適宜に回転 させることで、調整ロッドの位置を移動できるとともに適宜な位置で固定でき、 アンテナの仰角を任意に簡単な操作で調整することができる。しかも、仰角の調 整機構が簡単な構造であり、小型のアンテナ等に実用上好適である。
【0022】 また、請求項2記載のアンテナの仰角調整機構にあっては、上述と同様の作用 効果が得られる。しかも、仰角を調整するために揺動させる脚を一本のロッドで 構成でき、仰角調整機構を堅牢に構成し易い。
【0023】 さらに、請求項3記載のアンテナの仰角調整機構にあっては、指針が目盛の所 望の値を指示するようにロッドまたは調整ロッドを移動させて固定すれば、アン テナを所望の仰角に簡単に調整することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のアンテナの仰角調整機構の一実施例の
一部切り欠き要部正面図である。
【図2】図1のA−A矢視断面図である。
【図3】本考案のアンテナの仰角調整機構の外観正面図
である。
【図4】図3の部分的側面図である。
【図5】図5は、本考案のアンテナの仰角調整機構の他
の実施例の一部切り欠き要部正面図である。
【図6】図5のB−B矢視断面図である。
【符号の説明】
10 平面アンテナ 16 中心軸 18,50 ロッド 20,52 雄ねじ 22 隙間 24 固定部材 26 外周縁 30 指針 32 調整ロッド 34,54 雌ねじ 38 目盛 56 調整用部材

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アンテナの裏側に、アンテナ指向方向と
    直交して水平に中心軸を設け、この中心軸にロッドの一
    端部を揺動自在に配設するとともにこのロッドの遊端部
    にねじを刻設し、前記中心軸を中心とした半円状で前記
    ロッドが揺動し得る隙間を有する固定部材を前記アンテ
    ナの裏側に突設し、調整用ロッドの先端部を前記ロッド
    のねじに螺合させ、この調整用ロッドを前記固定部材の
    外周縁に締め付けて固定し、この調整用ロッドの前記固
    定部材に対する固定位置によって前記アンテナの仰角を
    調整するように構成したことを特徴とするアンテナの仰
    角調整機構。
  2. 【請求項2】 アンテナの裏側に、アンテナ指向方向と
    直交して水平に中心軸を設け、この中心軸にロッドの一
    端を揺動自在に配設し、前記中心軸を中心とした半円状
    で前記ロッドが揺動し得る隙間を有する固定部材を前記
    アンテナの裏側に突設し、前記ロッドの前記固定部材よ
    り外側に突出する位置に雄ねじを刻設し、この雄ねじに
    調整用部材を螺合し、この調整用部材を前記固定部材の
    外周縁に締め付けて前記ロッドを固定し、このロッドの
    前記固定部材に対する固定位置によって前記アンテナの
    仰角を調整するように構成したことを特徴とするアンテ
    ナの仰角調整機構。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載のアンテナの仰角
    調整機構において、前記固定部材の外側面に仰角を示す
    目盛を設け、前記アンテナに対して揺動自在な前記ロッ
    ドまたは調整用ロッドに連動して前記目盛を指示する指
    針を配設したことを特徴とするアンテナの仰角調整機
    構。
JP1992006921U 1992-01-23 1992-01-23 アンテナの仰角調整機構 Expired - Lifetime JP2554267Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1992006921U JP2554267Y2 (ja) 1992-01-23 1992-01-23 アンテナの仰角調整機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1992006921U JP2554267Y2 (ja) 1992-01-23 1992-01-23 アンテナの仰角調整機構

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0559910U true JPH0559910U (ja) 1993-08-06
JP2554267Y2 JP2554267Y2 (ja) 1997-11-17

Family

ID=11651712

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1992006921U Expired - Lifetime JP2554267Y2 (ja) 1992-01-23 1992-01-23 アンテナの仰角調整機構

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2554267Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11127007A (ja) * 1997-10-24 1999-05-11 Yokowo Co Ltd 平面アンテナのスタンド構造

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62117811U (ja) * 1986-01-14 1987-07-27
JPH021906U (ja) * 1988-06-16 1990-01-09

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62117811U (ja) * 1986-01-14 1987-07-27
JPH021906U (ja) * 1988-06-16 1990-01-09

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11127007A (ja) * 1997-10-24 1999-05-11 Yokowo Co Ltd 平面アンテナのスタンド構造

Also Published As

Publication number Publication date
JP2554267Y2 (ja) 1997-11-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0559910U (ja) アンテナの仰角調整機構
JP2562446Y2 (ja) アンテナの仰角指示機構
JPS6121850Y2 (ja)
JPS6121851Y2 (ja)
JP2002076765A (ja) 円偏波双峰性ビーム用アンテナ
JPS5895406A (ja) パラボラアンテナ微調整装置
JP2568932Y2 (ja) アンテナの方位角指示機構
JPH1065425A (ja) アンテナ
JPH0287804A (ja) 構造体密着形平板状アンテナ設置装置
JPH036006Y2 (ja)
JPH036004Y2 (ja)
JPH01181303A (ja) 飾り煙突ルーバーアンテナ
JPS58181302A (ja) アンテナ取付装置
JPH0368561B2 (ja)
JPS6342727Y2 (ja)
JPH0711013U (ja) アンテナ装置
JPS61288502A (ja) アンテナ方向調整装置
JPS6338565Y2 (ja)
JPH021926Y2 (ja)
JPH036007Y2 (ja)
JPH039376Y2 (ja)
KR20030044054A (ko) 기준물체와 인공위성간의 상대위치 산출방식에 의한위성안테나 및 그 설치방법
JP3032275U (ja) 携帯型衛星放送受信用アンテナ
JP2001024410A (ja) アンテナ方向調整装置
JPS6353725B2 (ja)