JPH055959Y2 - - Google Patents
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- JPH055959Y2 JPH055959Y2 JP1457988U JP1457988U JPH055959Y2 JP H055959 Y2 JPH055959 Y2 JP H055959Y2 JP 1457988 U JP1457988 U JP 1457988U JP 1457988 U JP1457988 U JP 1457988U JP H055959 Y2 JPH055959 Y2 JP H055959Y2
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- Japan
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- nozzle
- ultra
- high pressure
- pressure water
- tip
- Prior art date
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- 239000012530 fluid Substances 0.000 claims description 2
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 20
- 229910003460 diamond Inorganic materials 0.000 description 4
- 239000010432 diamond Substances 0.000 description 4
- 238000003754 machining Methods 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 2
- 239000003566 sealing material Substances 0.000 description 2
- 238000005245 sintering Methods 0.000 description 2
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000002347 injection Methods 0.000 description 1
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- 238000005507 spraying Methods 0.000 description 1
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- Nozzles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
この考案は、高圧流体を噴射するノズルに係
り、特に超高圧水を利用した加工機のノズルの構
造に関するものである。
り、特に超高圧水を利用した加工機のノズルの構
造に関するものである。
[従来の技術]
従来、超高圧水噴射ノズル、例えばその圧力が
4000Kg/cm2程度の超高圧水用のものにおいては、
そのノズルチツプは水噴出部の摩耗が激しいた
め、耐摩耗性を向上させるべく硬度の高いダイヤ
モンド等の材料を使用することが多い。
4000Kg/cm2程度の超高圧水用のものにおいては、
そのノズルチツプは水噴出部の摩耗が激しいた
め、耐摩耗性を向上させるべく硬度の高いダイヤ
モンド等の材料を使用することが多い。
ところが、ダイヤモンド等の高硬度の材料は、
圧縮力に対しては強いが引張力には極めて弱いと
いう欠点があつた。従つて、ノズルチツプの破損
の原因の多くは、ノズルチツプ内に超高圧がかか
りノズル内側における円周方向の引張応力に耐え
きれず破壊することにあつた。
圧縮力に対しては強いが引張力には極めて弱いと
いう欠点があつた。従つて、ノズルチツプの破損
の原因の多くは、ノズルチツプ内に超高圧がかか
りノズル内側における円周方向の引張応力に耐え
きれず破壊することにあつた。
そこで、従来より当該ノズルチツプを保持すべ
く、内部にシール材を備えたノズルホルダを使用
している。以下、かかる従来技術について第2図
を参照しながら簡単に説明する。
く、内部にシール材を備えたノズルホルダを使用
している。以下、かかる従来技術について第2図
を参照しながら簡単に説明する。
第2図には、一例として超高圧水を利用した切
断機のノズル部分の断面が示されている。
断機のノズル部分の断面が示されている。
図において、10はノズル本体(超高圧水導
管)であり、内部に設けられた超高圧水導孔12
を超高圧水が通過するようになつている。14は
ダイヤモンド製のノズルチツプを抱持した焼結体
であり、ホルダ16によつてノズル10内に固定
されている。なお、図示していないがノズルチツ
プ内蔵焼結体14の固定はボルトによつて外部か
ら締付けることによつて行なう構成である。18
はシール材としてのOリングである。
管)であり、内部に設けられた超高圧水導孔12
を超高圧水が通過するようになつている。14は
ダイヤモンド製のノズルチツプを抱持した焼結体
であり、ホルダ16によつてノズル10内に固定
されている。なお、図示していないがノズルチツ
プ内蔵焼結体14の固定はボルトによつて外部か
ら締付けることによつて行なう構成である。18
はシール材としてのOリングである。
以上のように、従来においてはノズルチツプ内
蔵焼結体14とノズル本体10とを各々別々に成
形し、当該ノズルチツプ内蔵焼結体14を固定す
るためにホルダ16及びボルトを使用している。
蔵焼結体14とノズル本体10とを各々別々に成
形し、当該ノズルチツプ内蔵焼結体14を固定す
るためにホルダ16及びボルトを使用している。
このような構成のノズルにおいて、超高圧水が
ノズル本体(超高圧水導管)10、ノズルチツプ
内蔵焼結体14を通つて外部に噴射され、これに
よつてワーク(図示せず)に対する所定の加工を
施す。
ノズル本体(超高圧水導管)10、ノズルチツプ
内蔵焼結体14を通つて外部に噴射され、これに
よつてワーク(図示せず)に対する所定の加工を
施す。
[考案が解決しようとする課題]
しかし、上記従来技術においては、ノズルチツ
プ内蔵焼結体14とノズル本体10とを各々別々
に成形しているため、当該ノズルチツプ内蔵焼結
体14を固定するためにホルダ16及びボルトを
使用し、結果的にノズル本体10の外周径が20mm
〜25mmと大きくなつてしまう。
プ内蔵焼結体14とノズル本体10とを各々別々
に成形しているため、当該ノズルチツプ内蔵焼結
体14を固定するためにホルダ16及びボルトを
使用し、結果的にノズル本体10の外周径が20mm
〜25mmと大きくなつてしまう。
従つて、複雑なワークの加工の際にノズルをワ
ークの狭部へ挿入することが困難となり、このよ
うな場合には当該ノズルをワークからある程度の
距離だけ離して加工せざるを得ず、これにより加
工面を滑らかに切断することができず、また切断
能力も低下してしまう等の種々の問題点があつ
た。
ークの狭部へ挿入することが困難となり、このよ
うな場合には当該ノズルをワークからある程度の
距離だけ離して加工せざるを得ず、これにより加
工面を滑らかに切断することができず、また切断
能力も低下してしまう等の種々の問題点があつ
た。
本考案は、かかる点に鑑みてなされたものであ
り、超高圧水用ノズルの外径を小さくすることに
より、作業性の向上ひいては加工精度の向上を図
ることを目的とする。
り、超高圧水用ノズルの外径を小さくすることに
より、作業性の向上ひいては加工精度の向上を図
ることを目的とする。
[課題を解決するための手段]
この考案に係る超高圧水用ノズルは、高硬度ノ
ズルチツプをノズル本体に埋め込み且つ焼結して
当該ノズル本体と一体に成形することにより上記
問題点を解決したものである。
ズルチツプをノズル本体に埋め込み且つ焼結して
当該ノズル本体と一体に成形することにより上記
問題点を解決したものである。
[作用]
この考案においては、ノズルチツプをノズル本
体に埋め込み且つ焼結して一体に成形しているた
め、当該ノズルチツプを固定するためのノズルホ
ルダ等の補助部材を必要とせず、ノズルの外周径
を従来の半分程度(12mm)にまで縮小することが
できる。
体に埋め込み且つ焼結して一体に成形しているた
め、当該ノズルチツプを固定するためのノズルホ
ルダ等の補助部材を必要とせず、ノズルの外周径
を従来の半分程度(12mm)にまで縮小することが
できる。
従つて、複雑なワークの加工を行なう場合にも
当該ノズルをワークの狭部へ挿入して作業を行な
うことが極めて容易となる。
当該ノズルをワークの狭部へ挿入して作業を行な
うことが極めて容易となる。
[実施例]
以下、この考案の実施例を添付図面を参照しな
がら詳細に説明する。
がら詳細に説明する。
なお、上述した従来技術と同一符号は同一又は
相当部分を示すものとする。
相当部分を示すものとする。
第1図には、第2図と同様本考案の一実施例に
係る超高圧水ノズルの先端部の構造が断面によつ
て示されている。
係る超高圧水ノズルの先端部の構造が断面によつ
て示されている。
図において、20は円筒形状のノズル本体(超
高圧水導管)であり、内部に設けられた超高圧水
導孔22を超高圧水が通過するようになつてい
る。
高圧水導管)であり、内部に設けられた超高圧水
導孔22を超高圧水が通過するようになつてい
る。
24はダイヤモンド製のノズルチツプであり、
内部中央に超高圧水が通過する通し孔(図示せ
ず)が形成されている。また、該ノズルチツプ2
4はホルダ26に埋め込まれ、ホルダ26を焼結
することによつてノズル本体20に固定されてい
る。
内部中央に超高圧水が通過する通し孔(図示せ
ず)が形成されている。また、該ノズルチツプ2
4はホルダ26に埋め込まれ、ホルダ26を焼結
することによつてノズル本体20に固定されてい
る。
すなわち、本実施例においては、ノズルチツプ
24、ホルダ26及びノズル本体20とを一体に
成形することによつて、ノズルチツプ24を固定
しているのである。
24、ホルダ26及びノズル本体20とを一体に
成形することによつて、ノズルチツプ24を固定
しているのである。
以上のような構成のノズルにより、超高圧水が
ノズル本体(超高圧水導管)20、ノズルチツプ
24の通し孔(図示せず)を通つて外部に噴射さ
れ、これによつてワーク(図示せず)に対して所
定の加工を施す。
ノズル本体(超高圧水導管)20、ノズルチツプ
24の通し孔(図示せず)を通つて外部に噴射さ
れ、これによつてワーク(図示せず)に対して所
定の加工を施す。
なお、本考案は上記実施例に限定されるもので
はなく、同様の効果を奏するように種々の設計変
更可能なものである。
はなく、同様の効果を奏するように種々の設計変
更可能なものである。
[考案の効果]
以上説明したように、本考案によれば、高硬度
ノズルチツプをノズル本体に埋め込み且つ焼結し
て当該ノズル本体と一体に成形しているため、ノ
ズルの外径を小さくでき、これにより作業性の向
上ひいては加工精度の向上を図ることが出来ると
いう効果がある。
ノズルチツプをノズル本体に埋め込み且つ焼結し
て当該ノズル本体と一体に成形しているため、ノ
ズルの外径を小さくでき、これにより作業性の向
上ひいては加工精度の向上を図ることが出来ると
いう効果がある。
第1図は本考案の一実施例の構成を示す断面
図、第2図は従来技術の構造を示す断面図であ
る。 主要部の符号の説明、20……ノズル本体、2
2……超高圧水導孔、24……ノズルチツプ、2
6……ホルダ。
図、第2図は従来技術の構造を示す断面図であ
る。 主要部の符号の説明、20……ノズル本体、2
2……超高圧水導孔、24……ノズルチツプ、2
6……ホルダ。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 先端に高硬度のノズルチツプを有する高圧流体
用ノズルにおいて、 前記ノズルチツプをノズル本体に埋め込み且つ
焼結して当該ノズル本体と一体に成形したことを
特徴とする超高圧流体用ノズル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1457988U JPH055959Y2 (ja) | 1988-02-08 | 1988-02-08 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1457988U JPH055959Y2 (ja) | 1988-02-08 | 1988-02-08 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01120957U JPH01120957U (ja) | 1989-08-16 |
JPH055959Y2 true JPH055959Y2 (ja) | 1993-02-16 |
Family
ID=31225905
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1457988U Expired - Lifetime JPH055959Y2 (ja) | 1988-02-08 | 1988-02-08 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH055959Y2 (ja) |
-
1988
- 1988-02-08 JP JP1457988U patent/JPH055959Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01120957U (ja) | 1989-08-16 |
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