JPH055947Y2 - - Google Patents
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- JPH055947Y2 JPH055947Y2 JP12430088U JP12430088U JPH055947Y2 JP H055947 Y2 JPH055947 Y2 JP H055947Y2 JP 12430088 U JP12430088 U JP 12430088U JP 12430088 U JP12430088 U JP 12430088U JP H055947 Y2 JPH055947 Y2 JP H055947Y2
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Landscapes
- Ventilation (AREA)
- Devices For Use In Laboratory Experiments (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本考案は、ドラフトチヤンバーに係り、さらに
詳しくは、本体内に設けた処理室における作業台
周辺の構成各部の保守作業の容易化を図つたドラ
フトチヤンバーに関する。
詳しくは、本体内に設けた処理室における作業台
周辺の構成各部の保守作業の容易化を図つたドラ
フトチヤンバーに関する。
[従来の技術]
ドラフトチヤンバーは、作業者の安全衛生を確
保する必要から化学実験室などに設置される装置
であり、この装置の処理室内で行なわれる各種の
化学実験等によつて生ずる臭気や有毒ガスなどを
その前面に設けた作業用の開口部から実験室内に
漏出拡散させることなく、室外に効率よく排出さ
せることを意図して用いられている。
保する必要から化学実験室などに設置される装置
であり、この装置の処理室内で行なわれる各種の
化学実験等によつて生ずる臭気や有毒ガスなどを
その前面に設けた作業用の開口部から実験室内に
漏出拡散させることなく、室外に効率よく排出さ
せることを意図して用いられている。
このような目的で用いられる上記ドラフトチヤ
ンバーについては、臭気や有毒ガスなどの実験室
内への漏出を阻止するため、前記処理室内を常に
陰圧にしておく必要がある。しかし、処理室内を
陰圧にしておくということは、結果的に実験室内
に供給されるコストの高い空調空気をも同時に大
量に引き込んでしまうことを意味しており、経済
性の点で改善の余地があつた。
ンバーについては、臭気や有毒ガスなどの実験室
内への漏出を阻止するため、前記処理室内を常に
陰圧にしておく必要がある。しかし、処理室内を
陰圧にしておくということは、結果的に実験室内
に供給されるコストの高い空調空気をも同時に大
量に引き込んでしまうことを意味しており、経済
性の点で改善の余地があつた。
このような不都合の解消を図るべく、本出願人
は、既に実願昭55−22219号(実開昭56−126241
号)として第3図に示すドラフトチヤンバーを提
案している。
は、既に実願昭55−22219号(実開昭56−126241
号)として第3図に示すドラフトチヤンバーを提
案している。
これによれば、本体41内に固設されている作
業台44の上方には、前面に作業用の開口部43
を有する処理室42が周壁51を介して区画形成
されている。この処理室42における前記開口部
43の上側には、下方に向けて空気を圧送するた
めの送気口50が開設されている。一方、前記開
口部43の下側には、前記送気口50から下方に
向けて圧送された空気を強制的に吸い込ませるた
めの吸気口45が開設されており、この吸気口4
5には、通孔47を有する板材46が配設されて
いる。また、この吸気口45は、前記作業台44
の下方位置にて介在させた吸気路38を介するこ
とで排気路49と連通しており、その強制的な吸
引排気が可能となつている。このため、処理室4
2の前記開口部43は、その上側の送気口50と
下側の吸気口45との間に形成されるエアーカー
テンにより内外を確実に遮蔽することができる
(以下、プツシユプルタイプという)。このため、
実験室内に供給される高価な空調空気は、前記開
口部43からの処理室42内への流入を確実に阻
止され、その流出の防止を図ることができ、装置
本来の機能に加えて、経済性の点においても優れ
た効果を有するものであつた。
業台44の上方には、前面に作業用の開口部43
を有する処理室42が周壁51を介して区画形成
されている。この処理室42における前記開口部
43の上側には、下方に向けて空気を圧送するた
めの送気口50が開設されている。一方、前記開
口部43の下側には、前記送気口50から下方に
向けて圧送された空気を強制的に吸い込ませるた
めの吸気口45が開設されており、この吸気口4
5には、通孔47を有する板材46が配設されて
いる。また、この吸気口45は、前記作業台44
の下方位置にて介在させた吸気路38を介するこ
とで排気路49と連通しており、その強制的な吸
引排気が可能となつている。このため、処理室4
2の前記開口部43は、その上側の送気口50と
下側の吸気口45との間に形成されるエアーカー
テンにより内外を確実に遮蔽することができる
(以下、プツシユプルタイプという)。このため、
実験室内に供給される高価な空調空気は、前記開
口部43からの処理室42内への流入を確実に阻
止され、その流出の防止を図ることができ、装置
本来の機能に加えて、経済性の点においても優れ
た効果を有するものであつた。
[考案の解決しようとする問題点]
ところで、上記プツシユプルタイプのドラフト
チヤンバーは、新たに吸気路48が必要となり、
スペースとの関係もあつて作業台44の下方に位
置するデツドスペースを活用してこれを配置せざ
るを得なかつた。
チヤンバーは、新たに吸気路48が必要となり、
スペースとの関係もあつて作業台44の下方に位
置するデツドスペースを活用してこれを配置せざ
るを得なかつた。
一方、処理室42内には、作業台44上で行な
われる実験の種類により、種々のミスト状の有害
成分を含むガスが発生することもあり、前記吸気
口45を介してこれらのガスが吸引空気共々吸い
込まれ、吸気路48内にミスト状の有害成分を付
着させるに至る。また、実験終了後、作業台44
を洗浄した際、種々の薬液成分を含む水液が前記
吸気口45を介して吸気路48内に流入してしま
うことも稀ではない。
われる実験の種類により、種々のミスト状の有害
成分を含むガスが発生することもあり、前記吸気
口45を介してこれらのガスが吸引空気共々吸い
込まれ、吸気路48内にミスト状の有害成分を付
着させるに至る。また、実験終了後、作業台44
を洗浄した際、種々の薬液成分を含む水液が前記
吸気口45を介して吸気路48内に流入してしま
うことも稀ではない。
しかし、従来からあるプツシユプルタイプのド
ラフトチヤンバーによるときは、吸気路48が作
業台44に隠れるような位置関係で配置され、か
つ、気密構造となつているため、この吸気路48
内に付着したミスト状の有害成分や、流入した薬
液成分を含む水液を除去する作業は極めて煩雑な
ものとなつていた。
ラフトチヤンバーによるときは、吸気路48が作
業台44に隠れるような位置関係で配置され、か
つ、気密構造となつているため、この吸気路48
内に付着したミスト状の有害成分や、流入した薬
液成分を含む水液を除去する作業は極めて煩雑な
ものとなつていた。
さらに、作業台44自体も支持部材に固設され
ていたため、例えば作業台44自体の材質を代え
る必要が生じたり、作業面を新たなものに代える
必要が生じたり、さらには、ひび割れしたりし
て、作業台44を新たなものに取り替える必要が
生じたような場合、本体41とダクトや各種給排
水管などとの接続関係を解消して本体41自体を
他所に搬出し、その取替え作業を行わなければな
らないなど作業的に困難で、かつ、煩雑なものと
なつていた。
ていたため、例えば作業台44自体の材質を代え
る必要が生じたり、作業面を新たなものに代える
必要が生じたり、さらには、ひび割れしたりし
て、作業台44を新たなものに取り替える必要が
生じたような場合、本体41とダクトや各種給排
水管などとの接続関係を解消して本体41自体を
他所に搬出し、その取替え作業を行わなければな
らないなど作業的に困難で、かつ、煩雑なものと
なつていた。
[問題点を解決するための手段]
本考案は、プツシユプルタイプの従来装置にみ
られた上記不都合に鑑みてなされたものであり、
その目的は、作業台周辺部の保守作業を容易に行
なうことができる構造としたプツシユプルタイプ
のドラフトチヤンバーを提供することにある。
られた上記不都合に鑑みてなされたものであり、
その目的は、作業台周辺部の保守作業を容易に行
なうことができる構造としたプツシユプルタイプ
のドラフトチヤンバーを提供することにある。
すなわち、本考案の構成上の特徴は、本体内に
設置された作業台上方に区画形成される処理室の
前面に作業用の開口部を設け、この開口部の上側
に設けた送気口から下方に向けて圧送される空気
を下側に設けた吸気口に連通させた吸気路を介し
て吸引させることで前記開口部にエアーカーテン
の形成を可能としたドラフトチヤンバーにおい
て、前記作業台は、これを支持すべく配設された
支持部材に対しその着脱を可能にして設置し、こ
の作業台の前側にて隣接して開設される前記吸気
口には、通孔を有する板材を載置させた枠材を着
脱可能に覆設するとともに、前記吸気路を区画す
る底板には、排水口を設けて外部への水液の排出
を可能としたことにある。
設置された作業台上方に区画形成される処理室の
前面に作業用の開口部を設け、この開口部の上側
に設けた送気口から下方に向けて圧送される空気
を下側に設けた吸気口に連通させた吸気路を介し
て吸引させることで前記開口部にエアーカーテン
の形成を可能としたドラフトチヤンバーにおい
て、前記作業台は、これを支持すべく配設された
支持部材に対しその着脱を可能にして設置し、こ
の作業台の前側にて隣接して開設される前記吸気
口には、通孔を有する板材を載置させた枠材を着
脱可能に覆設するとともに、前記吸気路を区画す
る底板には、排水口を設けて外部への水液の排出
を可能としたことにある。
[作用]
このため、通孔を有する板材を取り外すことで
直ちに吸気口を表出させることができ、この吸気
口を介することで吸気路内の洗浄等、必要な保守
作業を円滑に遂行することができる。また、支持
部材を介して着脱可能に設置されている作業台
は、前記板材が載置される枠材を本体から取り外
すことで、その交換作業を設置場所で容易に行な
うことができ、本体とダクトとの接続関係を解消
して搬出するなどという煩雑さを一掃することが
できる。しかも、前記吸気路内には、排水口を設
けてあるので、流入した水液や、洗浄後の汚水を
流下させることができ、保守作業のより効率的な
遂行を可能としている。
直ちに吸気口を表出させることができ、この吸気
口を介することで吸気路内の洗浄等、必要な保守
作業を円滑に遂行することができる。また、支持
部材を介して着脱可能に設置されている作業台
は、前記板材が載置される枠材を本体から取り外
すことで、その交換作業を設置場所で容易に行な
うことができ、本体とダクトとの接続関係を解消
して搬出するなどという煩雑さを一掃することが
できる。しかも、前記吸気路内には、排水口を設
けてあるので、流入した水液や、洗浄後の汚水を
流下させることができ、保守作業のより効率的な
遂行を可能としている。
[実施例]
以下、図面に基づいて本考案の実施例を説明す
る。
る。
第1図は、本考案に係る一実施例としてドラフ
トチヤンバーの概略構成を示す断面図であり、本
体1内には、周壁4と作業台3とで区画され、か
つ、前面に作業用の開口部5を有する処理室2が
形成されている。
トチヤンバーの概略構成を示す断面図であり、本
体1内には、周壁4と作業台3とで区画され、か
つ、前面に作業用の開口部5を有する処理室2が
形成されている。
このうち、処理室2の前面に位置する前記開口
部5の上側には、図示しない送風機により送風路
7内を圧送されてくる空気を下方に向けて噴出さ
せるための送気口8が開設されている。この場
合、その流路中には、空気流の整流と浄化のため
フイルター12を配設しておくのが望ましい。ま
た、必要により、処理室2に直接空気を送り込む
ための給気口10と、この給気口10の開口量を
調節するたダンパー11とを設けておくこともで
きる。
部5の上側には、図示しない送風機により送風路
7内を圧送されてくる空気を下方に向けて噴出さ
せるための送気口8が開設されている。この場
合、その流路中には、空気流の整流と浄化のため
フイルター12を配設しておくのが望ましい。ま
た、必要により、処理室2に直接空気を送り込む
ための給気口10と、この給気口10の開口量を
調節するたダンパー11とを設けておくこともで
きる。
なお、処理室2には、処理室2内で発生する比
較的軽いガスを主に排出するための上側排気口3
7と、処理室2内で発生する比較的重いガスを主
に排出するための下側排気口31とが設けられて
おり、処理室2の背側に設けた排気路36とそれ
ぞれ連通し、かつ、そのそれぞれにはダンパー3
8,32が付設されている。
較的軽いガスを主に排出するための上側排気口3
7と、処理室2内で発生する比較的重いガスを主
に排出するための下側排気口31とが設けられて
おり、処理室2の背側に設けた排気路36とそれ
ぞれ連通し、かつ、そのそれぞれにはダンパー3
8,32が付設されている。
一方、前記開口部5の下側には、前記送気口8
から下方に向けて圧送された空気を強制的に吸い
込ませるための吸気口15が開設されている。
から下方に向けて圧送された空気を強制的に吸い
込ませるための吸気口15が開設されている。
また、この吸気口15は、前記作業台3の下方
位置にて介在させた吸気路16を介することで排
気路36と連通しており、その強制的な吸引排気
が可能となつており、前記送気口8との間にエア
ーカーテンを形成して前記開口部5の遮蔽を可能
としている。
位置にて介在させた吸気路16を介することで排
気路36と連通しており、その強制的な吸引排気
が可能となつており、前記送気口8との間にエア
ーカーテンを形成して前記開口部5の遮蔽を可能
としている。
さらに、前記作業台3は、これを支持すべく配
設された支持部材29を介することでその着脱が
可能となつて載置されている。
設された支持部材29を介することでその着脱が
可能となつて載置されている。
第2図は、本考案における前記処理室2の作業
台3と吸気口15周辺の詳細な構造例を示す拡大
図であり、酸やアルカリ、有機溶剤、高熱等に対
しての耐抗性に優れた素材を用いて形成される作
業台3は、本体1に固定配置されるものであり、
かつ、載置用の折曲部を有する支持部材29を介
して着脱可能に載置されている。
台3と吸気口15周辺の詳細な構造例を示す拡大
図であり、酸やアルカリ、有機溶剤、高熱等に対
しての耐抗性に優れた素材を用いて形成される作
業台3は、本体1に固定配置されるものであり、
かつ、載置用の折曲部を有する支持部材29を介
して着脱可能に載置されている。
また、この作業3の前側にて隣接配置されてい
る前記吸気口15には、パンチングボードなどの
ような通孔18を有してなる板材17をその屈曲
部20を介して載置させた枠材19がその着脱を
可能にして覆設されている。この場合、前記吸気
口15を画成している周縁部には、水平状に延設
させた受け部23,28が形成されており、この
受け部22,28上に前記枠材19を載置すると
ともに、両者の間に適宜のシーリング材23を介
在させることで、気密状に配設することができ
る。
る前記吸気口15には、パンチングボードなどの
ような通孔18を有してなる板材17をその屈曲
部20を介して載置させた枠材19がその着脱を
可能にして覆設されている。この場合、前記吸気
口15を画成している周縁部には、水平状に延設
させた受け部23,28が形成されており、この
受け部22,28上に前記枠材19を載置すると
ともに、両者の間に適宜のシーリング材23を介
在させることで、気密状に配設することができ
る。
さらに、前記吸気路16を区画形成している囲
壁の底板27側には、排水口24が設けられてい
る。この場合、前記底板27は、吸気路16内に
滞留している水液を前記排水口24を介して円滑
に流下させることができるように、排水口24周
縁を最も低くなるようにして所要の傾斜を持たせ
て配設されている。また、保守作業時以外の排水
口24には、蓋材25が着脱可能に施蓋されてお
り、この蓋材25には適宜の紐材26の一端を、
本体1側には他端を止着することで連結しておく
のが好ましい。
壁の底板27側には、排水口24が設けられてい
る。この場合、前記底板27は、吸気路16内に
滞留している水液を前記排水口24を介して円滑
に流下させることができるように、排水口24周
縁を最も低くなるようにして所要の傾斜を持たせ
て配設されている。また、保守作業時以外の排水
口24には、蓋材25が着脱可能に施蓋されてお
り、この蓋材25には適宜の紐材26の一端を、
本体1側には他端を止着することで連結しておく
のが好ましい。
さらに、前記排水口24にその一端を接続させ
た排水管30は、処理室2の作業台3近傍に配設
されている給水栓33とセツトになつて配置され
ている流し34に接続させた排水管35とその他
端において連通されている。
た排水管30は、処理室2の作業台3近傍に配設
されている給水栓33とセツトになつて配置され
ている流し34に接続させた排水管35とその他
端において連通されている。
なお、図中の符号6は前面扉を、9は送風路7
内に供給する空気量を調節するためのダンパー
を、39は排気路36を介して外部に排出する空
気量を調節するためのダンパーをそれぞれ示す。
内に供給する空気量を調節するためのダンパー
を、39は排気路36を介して外部に排出する空
気量を調節するためのダンパーをそれぞれ示す。
本考案は、このようにして構成されているの
で、吸気口15の近傍に到達した送気口8からの
噴出空気を効率よく吸気口15から吸い込ませる
ことができるので、処理室2の前面に位置し、エ
アーカーテンにより遮蔽されている開口部5を介
することで、本体1が設置されている実験室等の
外部空間と処理室2との間の空気の出入を効果的
に遮断することができ、実験室内の空調された高
価な空気を不必要に外部に排出することを防止す
ることができる。
で、吸気口15の近傍に到達した送気口8からの
噴出空気を効率よく吸気口15から吸い込ませる
ことができるので、処理室2の前面に位置し、エ
アーカーテンにより遮蔽されている開口部5を介
することで、本体1が設置されている実験室等の
外部空間と処理室2との間の空気の出入を効果的
に遮断することができ、実験室内の空調された高
価な空気を不必要に外部に排出することを防止す
ることができる。
さらには、処理室2における開口部5の下側に
開設されている前記吸気口15は、通孔18を有
する板材17を枠材19から取り外すことで、直
ちに表出させることができるので、表出させた吸
気口15を介することで吸気路16内に対する各
種の保守作業、例えば、腐食箇所の点検やその補
修、さらには、吸気路16内の洗浄等、必要な保
守作業を円滑に遂行することができる。しかも、
前記吸気路16内には、排水口24を設けてある
ので、流入した水液や、洗浄後の汚水を円滑に流
下させることができ、保守作業のより効率的な遂
行を可能としている。
開設されている前記吸気口15は、通孔18を有
する板材17を枠材19から取り外すことで、直
ちに表出させることができるので、表出させた吸
気口15を介することで吸気路16内に対する各
種の保守作業、例えば、腐食箇所の点検やその補
修、さらには、吸気路16内の洗浄等、必要な保
守作業を円滑に遂行することができる。しかも、
前記吸気路16内には、排水口24を設けてある
ので、流入した水液や、洗浄後の汚水を円滑に流
下させることができ、保守作業のより効率的な遂
行を可能としている。
また、本体1内に設置される作業台3自体は、
適宜の支持部材29を介することでその着脱を可
能にして載置されているので、仮に取り外す必要
が生じたような場合であつても、従来のようにダ
クトとの接続関係を解消して搬出して行なうなど
といつた手間をかけることなく前記枠材19を本
体1側から取り外すことにより、その設置場所に
て容易、かつ、迅速に作業台3の取替え作業を行
なうことができる。
適宜の支持部材29を介することでその着脱を可
能にして載置されているので、仮に取り外す必要
が生じたような場合であつても、従来のようにダ
クトとの接続関係を解消して搬出して行なうなど
といつた手間をかけることなく前記枠材19を本
体1側から取り外すことにより、その設置場所に
て容易、かつ、迅速に作業台3の取替え作業を行
なうことができる。
[考案の効果]
以上述べたように本考案によれば、通孔を有す
る板材を載置した枠材を取り外すことで、直ちに
吸気口を表出させることができ、この吸気口を介
することで吸気路内の洗浄等、必要な保守作業を
円滑に遂行することができる。しかも、前記吸気
路内には、排水口を設けてあるので、流入した水
液や、洗浄後の汚水を流下させることができ、保
守作業のより効率的な遂行を可能としている。ま
た、作業台は、支持部材を介して着脱可能に設置
されているので、前記枠材を本体側から取り外す
ことにより本体の設置場所にてダクトと接続した
状態のままでその交換作業を極く容易に行なうこ
とができる。
る板材を載置した枠材を取り外すことで、直ちに
吸気口を表出させることができ、この吸気口を介
することで吸気路内の洗浄等、必要な保守作業を
円滑に遂行することができる。しかも、前記吸気
路内には、排水口を設けてあるので、流入した水
液や、洗浄後の汚水を流下させることができ、保
守作業のより効率的な遂行を可能としている。ま
た、作業台は、支持部材を介して着脱可能に設置
されているので、前記枠材を本体側から取り外す
ことにより本体の設置場所にてダクトと接続した
状態のままでその交換作業を極く容易に行なうこ
とができる。
第1図は、本考案の一例を示す概略構成断面
図、第2図、要部拡大概略構成断面図、第3図
は、従来例の概略構成断面図である。 1……本体、2……処理室、3……作業台、1
5……吸気口、16……吸気路、17……板材、
18……通孔、19……枠材、24……排水口、
27……底板、28……受け部、29……支持部
材。
図、第2図、要部拡大概略構成断面図、第3図
は、従来例の概略構成断面図である。 1……本体、2……処理室、3……作業台、1
5……吸気口、16……吸気路、17……板材、
18……通孔、19……枠材、24……排水口、
27……底板、28……受け部、29……支持部
材。
Claims (1)
- 本体内に設置された作業台上方に区画形成され
る処理室の前面に作業用の開口部を設け、この開
口部の上側に設けた送気口から下方に向けて圧送
される空気を下側に設けた吸気口に連通させた吸
気路を介して吸引させることで前記開口部にエア
ーカーテンの形成を可能としたドラフトチヤンバ
ーにおいて、前記作業台は、これを支持すべく配
設された支持部材に対しその着脱を可能にして設
置し、この作業台の前側にて隣接して開設される
前記吸気口には、通孔を有する板材を載置させた
枠材を着脱可能に覆設するとともに、前記吸気路
を区画する底板には、排水口を設けて外部への水
液の排出を可能としたことを特徴とするドラフト
チヤンバー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12430088U JPH055947Y2 (ja) | 1988-09-22 | 1988-09-22 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12430088U JPH055947Y2 (ja) | 1988-09-22 | 1988-09-22 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0245141U JPH0245141U (ja) | 1990-03-28 |
JPH055947Y2 true JPH055947Y2 (ja) | 1993-02-16 |
Family
ID=31373915
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12430088U Expired - Lifetime JPH055947Y2 (ja) | 1988-09-22 | 1988-09-22 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH055947Y2 (ja) |
-
1988
- 1988-09-22 JP JP12430088U patent/JPH055947Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0245141U (ja) | 1990-03-28 |
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