JPH0714752Y2 - 工場用空気調和機 - Google Patents

工場用空気調和機

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JPH0714752Y2
JPH0714752Y2 JP1990047115U JP4711590U JPH0714752Y2 JP H0714752 Y2 JPH0714752 Y2 JP H0714752Y2 JP 1990047115 U JP1990047115 U JP 1990047115U JP 4711590 U JP4711590 U JP 4711590U JP H0714752 Y2 JPH0714752 Y2 JP H0714752Y2
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JP
Japan
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filter
air conditioner
oil
oil mist
shaped
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JP1990047115U
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English (en)
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JPH048018U (ja
Inventor
健一 矢沢
Original Assignee
木村工機株式会社
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  • Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)
  • Central Air Conditioning (AREA)
  • Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は塗料、オイル等の油液類を頻繁に使用する工
場、作業所、商店、研究所等の冷暖房用空調機であっ
て、これらの室内空気中に多数散逸含有されているオイ
ルの微粒子、油臭等の不純物を速やかに除去し、常時快
適なる室内の環境保持を目的とする工場用空気調和機に
関するものである。
〔従来の技術〕
従来、工場等室内を冷暖空調する手段として種々の空調
機器が開発されているが、これらのほとんどは冷暖房空
調のみをその目的としているものであるから上記の如く
塗料、オイル等を常時使用している工場、作業所等の場
合に至っては空気中に含有せるオイルの微粒子量も多く
空気汚染率が高くて不快な臭気を室内に斉らしめ健康上
重大な問題を呈し、且つこれらの不純物が機内に塵埃と
共に吸引し、機能を著しく低下するはもち論、各機構部
分の故障原因でもあった。
〔考案が解決しようとする課題〕
本考案は上記、従来の技術で指的した問題点に鑑みて、
空調吸込口の近傍部にオイルミストフィルターを脱着自
在に設けることによって吸込口から吸込する室内空気中
の不純子等が該オイルミストフィルターの作用によって
確実完全に濾過、除臭し、以て各機構の保護はもち論の
こと、掃除取替え等の諸作業が極めて簡便に行なわれる
と共に室内に不快なオイル臭がほとんど無い快適な冷暖
空調を送給することの出来得る商店、研究所、工場用等
に最適な空気調和機を提供しようとするものである。
〔議題を解決するための手段〕
上記、目的を達成するがために本考案に係る空気調和機
は、機体の内部を仕切板により一方に送風機、電動機等
の諸機構を配置せる送風機室Aを形成すると共に該室の
上部に吸込口を開口設け、また一方に熱交換コイル、加
湿器、配管等を夫々に配置して熱交換室Bとし、該室の
上部に吹出口を開口を設け、これらの吸込口、吹出口を
略U形状の送風通路Cにて連結形成してなる空気調和機
において、上記送風機の上部に1列または数列のフィル
ター支持枠を架設し、該支持枠を介してオイルミストフ
ィルター及びオイルパンを各脱着自在に支承設けた構成
を有している。
また上記オイルミストフィルターは縦設、横設等如何な
る設置状体でも可能であるが、吸引空気、能力等に応じ
て一定の傾斜、またはV形状、W形状等適宜の形状に配
設することによって、より以上の効果を期待出来得るこ
とはいうまでもない。
更に、場合によっては上記オイルミストフィルターの表
面側に粗じんフィルターの如く別のフィルターを併設す
ることも一考である。
〔作用〕
吸込口5より吸込せる室内空気はオイルミストフィルタ
ー11にて空気中の不純物を除去し、送風機3によって無
塵の空気を隣接側の熱交換室B方向に送流する。
かくして熱交換室B内に送流された無塵の空気は熱交換
コイル6、加湿器7等によって適当の温度に熱交換と加
湿が行なわれ吹出口9より全く無臭無塵の美しい冷暖風
を室内に送給することが出来得るのである。
また上記除油作用中においてフィルター面に付着せるオ
イルが下方に流下しフィルター支持枠10に嵌装されてい
るドレンパン13内に自然的に溜滴し、清掃時に該フィル
ター11及びオイルパン13を支持枠10,支持金具14より離
脱させて機外に脱出することによってこれらフィルター
の掃除あるいは取り替え等の所作行を極めて簡単容易に
行なわしめることが出来得る。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を図面に付いて説明すると、 機体1の内部を仕切板2により一方に送風機室Aを、一
方に熱交換室Bを形成する。
送風機室A内には送風機3,電動機4等の諸機構を夫々配
置すると共に該室の上部に吸込口5を開口する。
また一方の熱交換室B内には熱交換コイル6、加湿器7,
配管8等を夫々の箇所に配置すると共に該室の上部に吹
出口9を開口し、上記吸込口5と吹出口9を略U形状の
送風通路Cにて連結する。
本考案は上記構造を有する空気調和機において、上記送
風機3の上部に1列またと多数列のフィルター支持枠10
を架設し、該支持枠10にオイルミストフィルター11を脱
着自在に支承設ける。
上記フィルター支持構造としては第3図の如くフィルタ
ー枠10内にオイルパン13を脱着自在に嵌装すると共に、
該オイルパン13にY形状のフィルター支持金具14を一体
的に立設し、該金具14にオイルミストフィルター11を脱
着自在に係止する。
なお上記フィルターの他の支承構造としては第4図、第
5図示の如くオイルパン13、フィルター11を夫々脱着自
在に嵌挿することによって掃除等の諸作業がより至便に
行わしめることが出来得る。
また上記オイルミストフィルター11の支持状態としては
縦方向、水平方向、または一定の傾斜角度、あるいは対
向させたV形状、W形状等適宜の形状に架設することも
一考である。
また場合によっては上記オイルミストフィルター11に、
更に適宜の間隔を隔てて粗じんフィルター12を併設し空
気中の粗じんをも同時に除去することも可能である。
更に上記、オイルパン13内に吸油性良好な綿布、フエル
ト等にて形成せるオイルマットを取り替え自在に敷設す
ることによって汚損油が該マット綿に付着しその除去作
業が極めて簡単容易に行わしめることも出来得る。
〔考案の効果〕
本考案は、上記の如く吸込口5の近傍部にオイルミスト
フィルター11を脱着自在に支承設けてなるものであるか
ら、従来不可能であった空気中のオイルなどの不純物を
完全確実に濾過除去し、以て室内に常時無臭無塵の空気
を送給する等の益大なる効果を有している。
また本考案は請求項第項記載の如く上記、フィルター
支持枠10内にオイルミストフィルター11を一定の傾斜角
度、あるいはV形状、W形状等に配設し、ミストフィル
ター11面に粗じんフィルター12を適当間隔にてV形状に
併列に設けたことによって上記粗じんもオイル不純物の
除去と同時に下方のオイルパン13内に自然的に集滴し、
しかも該オイルパン、フィルターを機外に脱出させるこ
とによって清掃等の諸作業を極めて容易確実に行わしめ
る利点を併せ有するものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係る工場用空気調和機の一実施例を示す
もので、 第1図は内部機構を示す正面図、 第2図は同上、熱交換室部分の縦断面図、 第3図、第4図、第5図は夫々フィルターの支承状体の
各例を示す要部拡大図である。 符号の説明 A〜送風機室、B〜熱交換室 C〜U形状送風通路 3〜送風機、10〜フィルター支持枠 11〜オイルミストフィルター 13〜オイルパン

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】機体1の内部を仕切板2により左右に送風
    機室A及び熱交換室Bを形成し、送風機室A内に送風機
    3、電動機4を、また熱交換室B内に熱交換コイル6、
    加湿器7の諸機構装置を各配設してなるU形状の送風通
    路Cを形成し、該送風通路Cの上部両端を機体1の上部
    に開口せる吸込口5、吹出口9と連通連結し、上記吸込
    口5吹出口9の近傍箇所で送風機3の上部室内にフィル
    ター支持枠10を架設し、該フィルター支持枠10内にオイ
    ルパン13を脱着自在に嵌挿すると共に該オイルパン13を
    軸にオイルミストフィルター11をV形状に装架せしめた
    ことを特徴とする工場用空気調和機。
  2. 【請求項2】上記、フィルター支持枠10内にオイルミス
    トフィルター11をV形状に装架すると共に該オイルミス
    トフィルター11のV形内に更に適当間隔を隔てて粗じん
    フィルター12をV形状に併設せしめたことを特徴とする
    請求項第1項記載の工場用空気調和機。
  3. 【請求項3】上記、フィルター支持枠10の上部にY形状
    のフィルター支承金具14を一体的に延設し、該Y形状支
    承金具14の内部にオイルミストフィルター11を脱着自在
    に嵌挿支承行わしめるように構成したことを特徴とする
    請求項第1項記載の工場用空気調和機。。
JP1990047115U 1990-05-02 1990-05-02 工場用空気調和機 Expired - Lifetime JPH0714752Y2 (ja)

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JPH048018U JPH048018U (ja) 1992-01-24
JPH0714752Y2 true JPH0714752Y2 (ja) 1995-04-10

Family

ID=31562767

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4667810B2 (ja) * 2004-09-27 2011-04-13 日本無機株式会社 ガスタービン吸気用フィルタユニット
JP2013185755A (ja) * 2012-03-08 2013-09-19 Mitsubishi Electric Corp 天井吊形空気調和装置

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5238869Y2 (ja) * 1973-06-28 1977-09-03
JPS5539221U (ja) * 1978-09-08 1980-03-13
JPS62123232A (ja) * 1985-11-21 1987-06-04 Kimura Koki Kk エア−コンデイシヨナ−

Also Published As

Publication number Publication date
JPH048018U (ja) 1992-01-24

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