JPH055944Y2 - - Google Patents

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JPH055944Y2
JPH055944Y2 JP3319190U JP3319190U JPH055944Y2 JP H055944 Y2 JPH055944 Y2 JP H055944Y2 JP 3319190 U JP3319190 U JP 3319190U JP 3319190 U JP3319190 U JP 3319190U JP H055944 Y2 JPH055944 Y2 JP H055944Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本案は、複数のドラフトチヤンバーの作業室を
一体化する連結型ドラフトチヤンバーにおける中
間柱と観察扉に関するものである。
[従来の技術] 従来、この種のものにあつては、下記のような
ものになつている。
第1の場合〜単独型ドラフトチヤンバー。(第
1図、第2図) イは単独型ドラフトチヤンバーで、左方壁イ
A、右方壁イB、正面板イC、天井面イD、バツ
フルプレートイE、背面イF、作業面イG、観察
扉イH、操作板イJ、下側扉イK、台座イLよる
箱型形状に構成されている。
ドラフトチヤンバーでは、科学実験、分析など
の作業を、左方壁イA、右方壁イB、正面板イ
C、天井面イD、背面イF、作業面イG、観察扉
イH、下がり壁イMにより形成された作業室イS
で行う。
このうち、観察扉イHは左方壁イAの内側前部
に設けられた凹状のレールイA1と右方壁イBの
内側前部に設けられた凹状のレール(図示略)を
上下し、観察扉と等しい重量のバランスウエイト
(図示略)と滑車(図示略)を介してワイヤーな
ど(図示略)で結ばれ、任意の位置に停止する。
通常実験者は、実験、分析の準備や後始末を行
う時は観察扉イHを上に押上げ、実際に実験や分
析を行う時は観察扉を適当な位置まで押し下げ送
風機(図示略)を作動させる。
実験、分析等に伴い発生する熱、有毒ガス、腐
食性ガスなどは、ドラフトチヤンバー庫外から吸
引される空気と共に、天井面に設けられた排気ダ
クトイNを経て送風機の作用により屋外に排出す
るよう構成されている。
第2の場合〜連結型ドラフトチヤンバー。
(固定中間柱式〜第3図) 単独型ドラフトチヤンバーでは、素材面(ガラ
ス、鋼板)での制約、運搬、組立上からも一定以
上の大きさとすることが困難である。
そこで、単独型ドラフトチヤンバーの側面に開
口部を設けたものを数台連結し、各々の作業室を
一体化することにより、さらに大きな作業室を得
る連結型ドラフトチヤンバーが提案されている。
第3図のロは、2台の連結の例である。
第4図は2台のうちの左側に配するドラフトチ
ヤンバー単体ハの斜視図である。
単独型ドラフトチヤンバーの右方壁の一部を切
欠いた開口部ハPが形成されている。
図中、ハQは中間柱となる部分である。
また、ハA1およびハQ1は観察扉ハHの左右
のガイドレールである。
なお、図中、ハAは左方壁、ハBは右方壁、ハ
Cは正面板、ハDは天井面、ハEはバツフルプレ
ート、ハFは背面、ハGは作業面、ハJは操作
板、ハKは下側扉、ハLは台座、ハMは下がり
壁、ハNは排気ダクトである。
右に配するドラフトチヤンバー単体ニは、ドラ
フトチヤンバー単体ハの対称型となる。
すなわち、2台連結時には、左右のドラフトチ
ヤンバー単体の作業室は相接する左のドラフトチ
ヤンバー単体の壁における開口部ハPと右のドラ
フトチヤンバー単体の壁における開口部(図示
略)が合致し、一つの作業室を形成する。
さらに、図示は省略するが、単独型ドラフトチ
ヤンバーの左方壁イA、右方壁イBの両側に開口
部を設けたものを前記2台の中間に配することに
より3台以上の連結型とすることができる。
[考案が解決しようとする課題] 従来の技術で述べたものにあつては、下記のよ
うな問題点を有していた。
第1の場合、 前述の通り、一定以上の大きさとすることが困
難である。
第2の場合、 第3図に示す連結型ドラフトチヤンバーにおい
て、中間柱ハQ、中間柱ニ Qが大型実験装置の
作業室での組立て、実験の障害となる。
しかし、第5図の如く、この柱を廃すると、柱
がないので作業性は良好であるが、両側の観察扉
の中間の間隙ホRから流入する空気が、作業室内
に有害な気流を作る。
また、観察扉の凹状レールは各々のドラフトチ
ヤンバーの相接しない面にしか設置できない(第
4図のガイドレールハQ1に相当するレールを構
造的に設置できない)ために、観察扉を上下に垂
直な移動を行わしめる特殊な機構を付加しなけれ
ばならない。
本願は、従来の技術の有するこのような問題点
に鑑みなされたものであり、その目的とするとこ
ろは、次のような点を備えた連結型ドラフトチヤ
ンバーを提供しようとするものである。
1 中間柱を上下スライド機構とし有害な気流を
作らず、また、実験の障害とならない。
2 中間柱上下スライド機構を用いた時に、ドラ
フトチヤンバーの全高を著しく高めないための
2段スライド機構。
3 スライド式中間柱方式において、凹状のレー
ルをガイドとして観察扉が移動する簡便な機
構。
4 左右いずれの観察扉の移動によつても最適な
位置にスライド式中間柱が自動的に移動する機
構。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために、本考案のものは下
記のようになるものである。
すなわち本願のものは、連結型ドラフトチヤン
バーの2段スライド式中間柱において、1段目を
2段目の内側に配した連結型ドラフトチヤンバー
である。
この場合、スライド中間柱式連結型ドラフトチ
ヤンバーにおいて、観察扉に設けられたドツグと
中間柱のスライド部に設けられたリンク機構の作
用により、中間柱をはさんで相対する2枚の観察
扉の一方の移動に伴い、スライド柱と観察扉を一
体化、あるいは分離を自動的に行わせるよう構成
することができる。
[作用] 効果と共に説明する。
[考案の実施例] 実施例について図面を参照して説明する。
第6図における1は、本案の連結型ドラフトチ
ヤンバーで、左方のドラフトチヤンバー単体2と
右方のドラフトチヤンバー単体3と、これら両ド
ラフトチヤンバー単体2,3間に設けられた中間
柱4と、この中間柱4とドラフトチヤンバー単体
2間およびこの中間柱4とドラフトチヤンバー単
体3間で昇降する左右の観察扉5,6とから構成
されている。
第7図は左方のドラフトチヤンバー単体2の断
面図である。
また、第8図はあその組立前の斜視図である。
そこで、左方のドラフトチヤンバー単体2を例
にしたその構成は下記の通りである。
台座2Aの左方に起立させた左方壁2Bと、台
座2Aの後方に起立させた背面2Dと、作業面2
Jの高さに等しく台座右方に起立させた右方壁2
C、背面の上端に水平に連設した天井面2E、こ
の天井面に開口植設した排気ダクト2Fと、天井
面の前方縁に垂下させ左方壁とも連接した下がり
壁2G、バツフルプレート2H、ドラフトチヤン
バー単体の中間に四方を支持され水平に配置され
た作業面2J、右方壁、左方壁を前方で連接する
操作板2K、その下部に設けた下側扉2Lにより
構成されている。
右方のドラフトチヤンバー単体3は、ドラフト
チヤンバー単体2と対称型に構成されている。
中間柱4は連結時に、左方のドラフトチヤンバ
ー単体2の下がり壁2Gの右縁と右方のドラフト
チヤンバー単体3の下がり壁3Gの左縁とで垂直
に挟持されている。
次に、正面板2Mが左方壁2Bと中間柱4に連
接され、正面板3Mが右方壁3Cと中間柱4に連
接されている。
この場合、左の観察扉5は左方壁2Bに設けら
れた凹状のレール溝2B1と、後述する中間柱の
レールに前後を規制され、観察扉5に等しい重量
のバランスウエイト(図示略)と滑車(図示略)
を介してワイヤー(図示略)により結ばれ、実験
者の手により上下され、任意の位置に停止するよ
う構成されている。
観察扉6も同様である。
第9図は中間柱4と観察扉5,6との関係を示
したものである。
第10図は中間柱の縦断面図である。
中間柱4は、左方のドラフトチヤンバー単体2
の下がり壁2Gの右縁と、右方のドラフトチヤン
バー単体3の下がり壁3Gの左縁とで挟持された
筒状の固定柱7と、この固定柱7に対して昇降自
在に構成された筒状の1段目スライド柱8と、こ
の1段目スライド柱8に対して昇降自在に構成さ
れた筒状の2段目スライド柱9とから構成されて
いる。
固定柱7は、前面壁7Aと、観察扉用の凹状の
レール溝7B1を有する左右壁7Bと、1段目ス
ライド柱用の角筒状のレール溝7C1を持つ背面
壁7Cからなる縦長角筒状体の型材に構成されて
いる。
そして、レール溝7C1には、1段目スライド
柱8の昇降時の下限を決めるストツパ7C2が下
端に、上限を決めるストツパ7C3が上端にそれ
ぞれ突設されている。
なお、7D,7Eは2段目スライド柱用の通路
である。
1段目スライド柱8は、上半分は凸状材8A、
下半分はコ字状材8Bから構成されている。
凸状材8Aの山の部分は、固定柱7の左右のレ
ール溝7B1の中間に配置し、裾の部分は固定柱
7の左右の角筒状のレール溝7C1に差し込ま
れ、左右の上下端付近に横方向ローラー8Cを
各々1個、計4個配置し、縦方向ローラー8Dも
同様に配置する。
さらに、コ字状材8Bの左右の上下端付近に横
方向ローラー8Fを各1個、計4個配置し、縦方
向ローラー8Gも同様に配置する。
横方向ローラー8C、縦方向ローラー8Dはレ
ール溝7C1内を当接転動し、よつて1段目スラ
イド柱8は固定柱7内を垂直に自在に上下する。
2段目スライド柱9は、前面壁9A、観察扉用
の凹状のレール溝9B1を有する左右壁9Bとな
る縦長角筒状の型材により構成されている。
前面壁9Aは固定柱7の前面壁7Aより十分小
さく、また、レール溝9B1は幅、奥行共、固定
柱7のレール溝7B1より十分大きく、2段目ス
ライド柱9は上昇時に固定柱7内に納まるよう構
成されている。
また、この型材には前面壁9Aと左右壁9Bと
レール溝9B1とから平面方形の通路9Cが構成
されている。
この通路9C内を1段目スライド柱8の横方向
ローラー8F、縦方向ローラー8Gは当接転動す
ることにより、1段目スライド柱8と同一方向に
2段目スライド柱9は昇降する。
よつて、2段目スライド柱9は垂直方向に昇降
することが可能となる。(第23図から第25図) また、前面壁9Aの上端の左右には内側に向け
2個のフツク9A1が突設され、2段目スライド
柱9が所定位置より下に降下するとき同時に1段
目スライド柱8を引き下げる。
さらに、前面壁9Aの下端内側には、左の観察
扉5と右の観察扉6とにそれぞれ設けられた切欠
き5F1,6F1内のドツグ5D,6Dおよび側
面係合穴5F2,6F2と係脱するリンク機構1
0が設けられている。
9B2はリンク機構10の取付用孔である。
2段目スライド柱9が所定位置より上昇する時
には、リンク機構10の上端が1段目スライド柱
8の下端に接触することにより、同時に1段目ス
ライド柱8を押し上げる。
次に、中間柱4に対する左の観察扉5と右の観
察扉6との関係を左の観察扉5を例に説明する。
観察扉は透明のガラス等5Gの三方縁を扉枠5
Fで囲つたものである。(第11図参照) 本考案にあつては、左縁の上下端付近および右
縁の上端付近に昇降を円滑ならしめる横方向ロー
ラー5A、縦方向ローラー5Bを配置し、2段目
スライド柱9のレール溝9B1に接する右縁の下
端付近の横方向ローラー5aはローラー5Aに対
し、また、縦方向ローラー5bはローラー5Bに
対しそれぞれ大径のものを配置する。
5Cは観察扉下限時の外気流入口、5Dはドツ
グ、5F1は切欠き、5F2は側面係合穴であ
る。
左の観察扉5の左縁のローラー5A,5Bは、
左方壁2Bのレール溝2B1を、右縁の上側のロ
ーラー5A、ローラー5Bは固定柱7の左側のレ
ール溝7B1内を、右縁の下側のローラー5a、
ローラー5bは2段目スライド柱9の左側のレー
ル溝9B1内を昇降する。
よつて、観察扉5は右縁、左縁を支持され垂直
に昇降する。
このように、1段目スライド柱を2段目スライ
ド柱の内側に配置することにより、固定柱と2段
目スライド柱の両者にレール溝を設けることが可
能である。
リンク機構10の構成は下記の通りである。
(第13図は背面方向からの分解斜視図である。) 2段目スライド柱9の下端付近の取付用孔9B
2と適合する固定ネジ孔10A1を有するコ字状
の箱体10A、この箱体10A内で左右方向に移
動可能に設けられた左方金物10Bと右方金物1
0C、カバー10D、2個のガイドピン10E、
スプリングピン10Fに大別される。
10G,10H,10Jは左方金物10Bと右
方金物10Cの位置を決めるスペーサー、10K
はリンク機構10の組立て用ネジである。
10A2はネジ10Kの取付用孔である。
この左方金物10Bは、コ字状の中心枠10B
1の左方には先端にローラー10B2を有する右
水平腕10B3が、また、右方には左水平腕10
B4が連設され、また、スプリング10B5が取
付けられている。
10B6はこの左方金物10Bを左右に移動可
能とさせるガイド穴、10B7は左右への移動時
にスプリングピン10Fを避ける逃げ穴である。
また、右方金物10Cは、コ字状の中心枠10
C1の右方には先端にローラー10C2を有する
左水平腕10C3が連設され、また、左方には右
水平腕10C4が連設され、また、スプリング1
0C5が取付けられている。
10C6はこの右方金物10Cを左右に移動可
能とさせるガイド穴である。
第14図はリンク機構10の後方向からの斜視
図、第12図はリンク機構10の2段目スライド
柱9への取付け状態を示した前方向からの斜視図
である。
組立て状態にあつては、スプリング10B5,
10C5の一方の端はスプリングピン10Fに固
定され、左方金物10Bは正面から見て左側に、
右方金物10Cは右側にそれぞれ牽引されてい
る。
第15図はリンク機構10の一部破断斜視図お
よび観察扉の斜視図である。
第16図はリンク機構のローラーがドツグにな
らい作動する様子を示す図である。
第17図から第22図はリンク機構10と観察
扉との係脱を示したものである。
第17図、第19図、第21図は斜視透視図で
あり、第18図、第20図、第22図は上からの
1部断面図である。
左方金物10Bのローラー10B2は、右の観
察扉6における扉枠6Fの左方下端に設けたドツ
グ6Dに係脱し、左水平腕10B4は左の観察扉
5における扉枠5Fの右方下端付近に設けた側面
係合穴5F2に係脱する。
同様に、右方金物10Cのローラー10C2
は、左の観察扉5の右方下端のドツグ5Dに係脱
し、右水平腕10C4は右の観察扉6左方下端付
近に設けた側面係合穴6F2に係脱する。
このため、右の観察扉6にあつては、扉枠6F
における左方の前面下部に下向きに開口したコ字
状の切欠き6F1、側面下部には縦長の溝状の側
面係合穴6F2を形成することになる。
更に、切欠き6F1内には上に行くほど高くな
る傾斜面6D1とローラー10B2がほぼ半分が
嵌り込む大きさに等しい半円状の受け6D2とか
らなるドツグ6Dが形成されている。
この点は、左の観察扉5におけるドツグ5Dも
同様に構成されている。
当初、左の観察扉5と右の観察扉6が同じ高さ
にあるときは、ローラー10B2,10C2はド
ツグの受け6D2,5D2に嵌り込み、スプリン
グ10B5,10C5の牽引力により2段目スラ
イド柱9の降下は防止される。(第17図、第1
8図参照) このとき、左の観察扉5の扉枠5Fの右縁の下
端および右の観察扉6の扉枠6Fの左縁の下端
は、リンク機構10の箱体10Aの下側当り10
A3に接触している。
次に、左の観察扉5と共に2段目スライド柱9
が降下、または右の観察扉6が上昇すると、ロー
ラー10B2はドツグ6Dから離脱する。
ローラー10B2がドツグ6Dから離脱した時
には、左方金物10Bはスプリング10B5の力
により左に引き寄せられ、左水平腕10B4は観
察扉5の側面係合穴5F2に差し込まれ、観察扉
5と2段スライド柱9は離脱不可能に一体化す
る。
逆の場合には、ローラー10B2は傾斜面6D
1を回転しながら上昇し、受け6D2にスプリン
グ10B5の力により嵌り込む。
ローラー10B2が受け6D2に嵌り込んでい
る時には、左方金物10Bは右に移動しているの
で、左水平腕10B4は観察扉5の側面係合穴5
F2から離脱する。
かくして、2段目スライド柱9と、観察扉6の
相対的な位置の変化に伴い、2段目スライド柱9
と観察扉5は離脱不可能に一体化したり、離脱可
能に自動的に入れ替えることになる。(第19図、
第20図から第21図、第22図参照) これは右方金物10Cにあつても同様である。
このように、2段目スライド柱9は自分を挟ん
で相対する観察扉5、観察扉6のいずれかより低
い位置にあるものと一体化する。
いずれの観察扉の移動によつても中間柱が最適
の位置に上下するスライド中間柱式ドラフトチヤ
ンバーが可能となる。
第23図、第24図、第25図はスライド柱と
観察扉の動作を示す斜視透視図である。
第26図は、本考案による3台連結の例であ
る。
左方壁、右方壁を作業面までの高さまでとした
中央のドラフトチヤンバー単体11を中心に、左
方のドラフトチヤンバー単体2と右方のドラフト
チヤンバー単体3を連結すると構成できる。
スライド式中間柱はいずれもより低い位置にあ
る観察扉と一体化し、実験者の作業をより容易な
ものとすることができる。
なお、本案の実施例におけるローラーは樹脂性
の滑り具に置き換えてもよいし、スライド柱の形
状、リンク機構、ドツグの形状なども実施例に限
定されるものではない。
[考案の効果] 本考案は、上述の通り構成されているので次に
記載する効果を奏する。
上記のように本案の簡便な機構により、連結型
ドラフトチヤンバーの中間柱を観察扉に連動して
垂直に直線的に動かすこと、また、中間柱と観察
扉とを連動せしめることが可能となり、より優れ
た機能を有するドラフトチヤンバーを利用者に提
供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の単独型ドラフトチヤンバーの正
面図、第2図は同上の略図的断面図、第3図は従
来の2台連結型ドラフトチヤンバーの正面図、第
4図は同上における左方のドラフトチヤンバー単
体の斜視図、第5図は単に中間柱を廃した従来の
2台連結型ドラフトチヤンバーの正面図、第6図
は本案の2台連結型ドラフトチヤンバーの斜視
図、第7図は本案の左方のドラフトチヤンバー単
体の略図的断面図、第8図は本案の左方のドラフ
トチヤンバー単体の斜視図、第9図は中間柱と左
右の観察扉の関係を中心に見た1部を破断した斜
視図、第10図は中間柱の縦断面図、第11図は
左の観察扉の1部を破断した斜視図、第12図は
リンク機構のスライド柱への取付け状態を示す斜
視図、第13図はリンク機構の後方からの分解斜
視図、第14図はリンク機構の後方からの斜視
図、第15図はリンク機構と左右の観察扉の関係
を示す1部を破断した斜視図、第16図はローラ
ーとドツグの係脱を示す部分斜視図、第17図は
リンク機構と左右の観察扉の関係を説明する1部
を破断した斜視図、第18図はリンク機構と左右
の観察扉の関係を説明する横断面図、第19図は
リンク機構と左右の観察扉の関係を説明する1部
を破断した斜視図、第20図は同上の略図的横断
面図、第21図はリンク機構と左右の観察扉の関
係を説明する1部を破断した斜視図、第22図は
同上の略図的横断面図、第23図、第24図、第
25図はスライド柱と観察扉の動作を示す斜視
図、第26図は本案の3台連結型ドラフトチヤン
バーの斜視図である。 1……連結型ドラフトチヤンバー、2……左方
のドラフトチヤンバー単体、3……右方のドラフ
トチヤンバー単体、4……中間柱、5……左の観
察扉、6……右の観察扉、7……固定柱、8……
1段目スライド柱、9……2段目スライド柱、1
0……リンク機構、11……中央のドラフトチヤ
ンバー単体。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 スライド中間柱式連結型ドラフトチヤンバー
    において、2段スライド式中間柱とし、その1
    段目を2段目の内側に配することを特徴とする
    連結型ドラフトチヤンバー。 2 スライド中間柱式連結型ドラフトチヤンバー
    において、観察扉に設けられたドツグと中間柱
    のスライド部に設けられたリンク機構により、
    中間柱をはさんで相対する2枚の観察扉の一方
    の観察扉の移動に伴い、スライド中間柱と観察
    扉の一体化あるいは分離を自動的に行わせるよ
    うに構成したことを特徴とする連結型ドラフト
    チヤンバー。
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