JPH0559377A - 照明用燃料 - Google Patents
照明用燃料Info
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- JPH0559377A JPH0559377A JP3246846A JP24684691A JPH0559377A JP H0559377 A JPH0559377 A JP H0559377A JP 3246846 A JP3246846 A JP 3246846A JP 24684691 A JP24684691 A JP 24684691A JP H0559377 A JPH0559377 A JP H0559377A
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- glycol monoalkyl
- monoalkyl ether
- fuel
- alcohol
- diethylene glycol
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Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C10—PETROLEUM, GAS OR COKE INDUSTRIES; TECHNICAL GASES CONTAINING CARBON MONOXIDE; FUELS; LUBRICANTS; PEAT
- C10L—FUELS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; NATURAL GAS; SYNTHETIC NATURAL GAS OBTAINED BY PROCESSES NOT COVERED BY SUBCLASSES C10G, C10K; LIQUEFIED PETROLEUM GAS; ADDING MATERIALS TO FUELS OR FIRES TO REDUCE SMOKE OR UNDESIRABLE DEPOSITS OR TO FACILITATE SOOT REMOVAL; FIRELIGHTERS
- C10L7/00—Fuels produced by solidifying fluid fuels
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Oil, Petroleum & Natural Gas (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Liquid Carbonaceous Fuels (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 本発明の照明用燃料は、ジエチレングリコー
ルモノアルキルエーテル、ジプロピレングリコールモノ
アルキルエーテルなどのアルコールと、ホウ酸または無
水ホウ酸とのエステル化物;並びに前記と同一または異
なるアルコール類を含有する。また、本発明の他の照明
用燃料は、アルカリ金属、アルカリ土金属などの金属ま
たはその化合物と前記アルコール類とを含む。 【効果】 この照明用燃料は鮮やかな有色の炎を生じ、
かつ芯を通る燃料が充分な高さまで上昇する。また、高
沸点で引火しにくく安全性に優れ、においも少ない。
ルモノアルキルエーテル、ジプロピレングリコールモノ
アルキルエーテルなどのアルコールと、ホウ酸または無
水ホウ酸とのエステル化物;並びに前記と同一または異
なるアルコール類を含有する。また、本発明の他の照明
用燃料は、アルカリ金属、アルカリ土金属などの金属ま
たはその化合物と前記アルコール類とを含む。 【効果】 この照明用燃料は鮮やかな有色の炎を生じ、
かつ芯を通る燃料が充分な高さまで上昇する。また、高
沸点で引火しにくく安全性に優れ、においも少ない。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は照明用燃料に関する。本
発明の燃料は有色の光を放ち室内装飾等に用い、食事、
パーティー、儀式において効果的な演出を行う。
発明の燃料は有色の光を放ち室内装飾等に用い、食事、
パーティー、儀式において効果的な演出を行う。
【0002】
【従来の技術および課題】電灯の普及した今日、灯油な
どの液体燃料を用いた照明は、その独特の雰囲気から結
婚式などの儀式、家庭内、ホテル、レストラン等の装飾
用として、あるいはキャンプなどのアウトドア用品など
として特定の用途に必要なものとなっている。照明用の
燃料としては、従来より灯油(ケロシン)が用いられて
いる。灯油はやや揮発しにくい炭化水素であり、燃焼し
て高い輝度を示すが、単に白色光を放つに過ぎない。
どの液体燃料を用いた照明は、その独特の雰囲気から結
婚式などの儀式、家庭内、ホテル、レストラン等の装飾
用として、あるいはキャンプなどのアウトドア用品など
として特定の用途に必要なものとなっている。照明用の
燃料としては、従来より灯油(ケロシン)が用いられて
いる。灯油はやや揮発しにくい炭化水素であり、燃焼し
て高い輝度を示すが、単に白色光を放つに過ぎない。
【0003】従来、有色の光を放つ灯火用燃料としては
アルカリ金属、アルカリ土金属、ホウ素などをメタノー
ル、エタノールなどの直鎖アルコールに混合したものが
知られている。メタノール、エタノールを用いたこのよ
うな燃料は独特の色の炎を上げて燃焼するが輝度が充分
でなく、また非常に引火しやすく危険性が高い。また、
燃焼時の臭気も強い。さらに、燃料が低沸点であるため
ランプに用いた場合、燃料液面から炎までの距離が4c
m程度を越えると途中で気化して炎が小さくなる。ラン
プの場合、液面と炎の位置は通常4〜7cm程度で使用
することが多く、芯を通って一定量の液が炎部に達する
必要がある。また、燃料のアルコール中の炭素数が3以
上であると普通の炎の色が勝って全体としては有色炎が
得られない。
アルカリ金属、アルカリ土金属、ホウ素などをメタノー
ル、エタノールなどの直鎖アルコールに混合したものが
知られている。メタノール、エタノールを用いたこのよ
うな燃料は独特の色の炎を上げて燃焼するが輝度が充分
でなく、また非常に引火しやすく危険性が高い。また、
燃焼時の臭気も強い。さらに、燃料が低沸点であるため
ランプに用いた場合、燃料液面から炎までの距離が4c
m程度を越えると途中で気化して炎が小さくなる。ラン
プの場合、液面と炎の位置は通常4〜7cm程度で使用
することが多く、芯を通って一定量の液が炎部に達する
必要がある。また、燃料のアルコール中の炭素数が3以
上であると普通の炎の色が勝って全体としては有色炎が
得られない。
【0004】本発明の目的は、鮮やかな有色の炎が得ら
れ、かつ芯を通る燃料の上昇が充分な燃料を提供するこ
とにある。また、他の目的は、高沸点で引火しにくく安
全性に優れ、においも少ない照明用燃料を提供するもの
である。
れ、かつ芯を通る燃料の上昇が充分な燃料を提供するこ
とにある。また、他の目的は、高沸点で引火しにくく安
全性に優れ、においも少ない照明用燃料を提供するもの
である。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者は、前記の課題
について種々検討を行った結果、所定の金属元素とジプ
ロピレン、ジエチレングリコールモノアルキルエーテル
またはジブチレングリコールモノアルキルエーテルとを
組み合わせて用いると優れた着色灯火が得られるとの知
見を得て本発明を完成した。
について種々検討を行った結果、所定の金属元素とジプ
ロピレン、ジエチレングリコールモノアルキルエーテル
またはジブチレングリコールモノアルキルエーテルとを
組み合わせて用いると優れた着色灯火が得られるとの知
見を得て本発明を完成した。
【0006】本発明は、ジエチレングリコールモノアル
キルエーテル、ジプロピレングリコールモノアルキルエ
ーテルおよびジブチレングリコールモノアルキルエーテ
ルから選ばれた少なくとも1種のアルコールと、ホウ酸
または無水ホウ酸とのエステル化物;並びに前記と同一
または異なるジエチレングリコールモノアルキルエーテ
ル、ジプロピレングリコールモノアルキルエーテルおよ
びジブチレングリコールモノアルキルエーテルから選ば
れた少なくとも1種のアルコールを含有する照明用燃料
を提供するものである。
キルエーテル、ジプロピレングリコールモノアルキルエ
ーテルおよびジブチレングリコールモノアルキルエーテ
ルから選ばれた少なくとも1種のアルコールと、ホウ酸
または無水ホウ酸とのエステル化物;並びに前記と同一
または異なるジエチレングリコールモノアルキルエーテ
ル、ジプロピレングリコールモノアルキルエーテルおよ
びジブチレングリコールモノアルキルエーテルから選ば
れた少なくとも1種のアルコールを含有する照明用燃料
を提供するものである。
【0007】また、本発明は、アルカリ金属およびアル
カリ土金属から選ばれた少なくとも1種の金属またはそ
の化合物、並びにジエチレングリコールモノアルキルエ
ーテル、ジプロピレングリコールモノアルキルエーテル
およびジブチレングリコールモノアルキルエーテルから
選ばれた少なくとも1種のアルコールを含有する照明用
燃料を提供するものである。
カリ土金属から選ばれた少なくとも1種の金属またはそ
の化合物、並びにジエチレングリコールモノアルキルエ
ーテル、ジプロピレングリコールモノアルキルエーテル
およびジブチレングリコールモノアルキルエーテルから
選ばれた少なくとも1種のアルコールを含有する照明用
燃料を提供するものである。
【0008】ここでジエチレングリコールモノアルキル
エーテル、ジプロピレングリコールモノアルキルエーテ
ル、ジブチレングリコールモノアルキルエーテルの「ア
ルキル」はメチル、エチルおよびプロピル、特にメチ
ル、エチルであるのが好ましい。プロピルエーテルより
炭素数が多いと通常の炎となる。
エーテル、ジプロピレングリコールモノアルキルエーテ
ル、ジブチレングリコールモノアルキルエーテルの「ア
ルキル」はメチル、エチルおよびプロピル、特にメチ
ル、エチルであるのが好ましい。プロピルエーテルより
炭素数が多いと通常の炎となる。
【0009】したがって、前記ジエチレングリコールモ
ノアルキルエーテルとしては、具体的にはジエチレング
リコールモノメチルエーテル、ジエチレングリコールモ
ノエチルエーテルなどが好ましい。また、ジプロピレン
グリコールモノアルキルエーテルとしては、ジプロピレ
ングリコールモノメチルエーテル、ジプロピレングリコ
ールモノエチルエーテルなどが好ましい。
ノアルキルエーテルとしては、具体的にはジエチレング
リコールモノメチルエーテル、ジエチレングリコールモ
ノエチルエーテルなどが好ましい。また、ジプロピレン
グリコールモノアルキルエーテルとしては、ジプロピレ
ングリコールモノメチルエーテル、ジプロピレングリコ
ールモノエチルエーテルなどが好ましい。
【0010】また、溶剤中の全酸素数と炭素数との比は
C/O=2/1以下であるのが好ましい。炭素数がこれ
より多いと通常の炎の色となり、有色炎は得られない。
C/O=2/1以下であるのが好ましい。炭素数がこれ
より多いと通常の炎の色となり、有色炎は得られない。
【0011】これらのアルコール類をホウ酸(H3B
O3)または無水ホウ酸(酸化ホウ素:B2O3)とエス
テル化反応を行いエステル化合物を得る。これらのエス
テル化合物を製造するには、ホウ酸、または無水ホウ酸
1モルに対して、アルコール6〜10モルを用い、つぎ
のような反応を生じる。
O3)または無水ホウ酸(酸化ホウ素:B2O3)とエス
テル化反応を行いエステル化合物を得る。これらのエス
テル化合物を製造するには、ホウ酸、または無水ホウ酸
1モルに対して、アルコール6〜10モルを用い、つぎ
のような反応を生じる。
【0012】 3 ROCH2CH2OCH2CH2OH+B2O3 ←→ (ROCH2CH2OCH2CH2O)3B+H3BO3 H3BO3+3 R′OCH2CH2OCH2CH2OH ←→ (R′OCH2CH2OCH2CH2O)3B+3H2O エステル化反応は、アルコール中にホウ酸または無水ホ
ウ酸を加え110〜140℃にて2〜4時間撹拌を行
う。生じた水は蒸溜により除去する。
ウ酸を加え110〜140℃にて2〜4時間撹拌を行
う。生じた水は蒸溜により除去する。
【0013】つぎに、前記エステル化に用いたアルコー
ルと同一または異なるジエチレングリコールモノアルキ
ルエーテル、ジプロピレングリコールモノアルキルエー
テルと、前記エステル化合物とを混合する。これらの混
合比はエステル化合物1重量部に対してアルコール5〜
10重量部であるのが好ましい。
ルと同一または異なるジエチレングリコールモノアルキ
ルエーテル、ジプロピレングリコールモノアルキルエー
テルと、前記エステル化合物とを混合する。これらの混
合比はエステル化合物1重量部に対してアルコール5〜
10重量部であるのが好ましい。
【0014】得られた燃料は輝度が高く、引火点100
〜105℃であり、無臭である。着火すると、緑色の独
特の光を放つ。さらに、炎の大きさの調節のためグリセ
リン等の多価アルコールなどを混合してもよい。
〜105℃であり、無臭である。着火すると、緑色の独
特の光を放つ。さらに、炎の大きさの調節のためグリセ
リン等の多価アルコールなどを混合してもよい。
【0015】本発明の他の照明用燃料は、前記のジエチ
レングリコールモノアルキルエーテルおよびジプロピレ
ングリコールモノアルキルエーテルの少なくとも1種に
アルカリ金属、アルカリ土金属のうちの少なくとも1種
の金属または金属化合物を溶解あるいは分散させる。こ
れら金属は全部または一部がアルコラートとなっていて
もよい。
レングリコールモノアルキルエーテルおよびジプロピレ
ングリコールモノアルキルエーテルの少なくとも1種に
アルカリ金属、アルカリ土金属のうちの少なくとも1種
の金属または金属化合物を溶解あるいは分散させる。こ
れら金属は全部または一部がアルコラートとなっていて
もよい。
【0016】かかるアルカリ金属としてはナトリウム、
カリウム、リチウム、セシウムなどが挙げられ、その化
合物としてはNaCl、LiCl、KCl、CeClなどが挙
げられる。また、アルカリ土金属としてはカルシウム、
ストロンチウム、バリウムなどが挙げられ、その化合物
としてはCaCl2、SrCl2などが挙げられる。リチウ
ム、カルシウム、ストロンチウムを配合すると赤色、ナ
トリウムを配合すると黄色、カリウム、セシウムを配合
すると紫色、バリウムを配合すると緑色の光を放つ。
カリウム、リチウム、セシウムなどが挙げられ、その化
合物としてはNaCl、LiCl、KCl、CeClなどが挙
げられる。また、アルカリ土金属としてはカルシウム、
ストロンチウム、バリウムなどが挙げられ、その化合物
としてはCaCl2、SrCl2などが挙げられる。リチウ
ム、カルシウム、ストロンチウムを配合すると赤色、ナ
トリウムを配合すると黄色、カリウム、セシウムを配合
すると紫色、バリウムを配合すると緑色の光を放つ。
【0017】これら金属の添加量は、添加元素の量に換
算して溶剤となるアルコール100重量部に対して0.
1〜2重量部であるのが好ましい。これら金属、金属化
合物はアルコール類に添加して加熱溶解するのが好まし
い。
算して溶剤となるアルコール100重量部に対して0.
1〜2重量部であるのが好ましい。これら金属、金属化
合物はアルコール類に添加して加熱溶解するのが好まし
い。
【0018】このような本発明の照明用燃料では炎の8
0〜95%の面積が着色炎となり、かつ燃料液面より炎
部までの距離を10cmとすることが可能となった。
0〜95%の面積が着色炎となり、かつ燃料液面より炎
部までの距離を10cmとすることが可能となった。
【0019】
【実施例】つぎに本発明を実施例にもとづきさらに具体
的に説明する。実施例中、%とあるは重量%を意味す
る。
的に説明する。実施例中、%とあるは重量%を意味す
る。
【0020】[実施例1]ジプロピレングリコールモノ
メチルエーテル960g(8モル)にB2O369.6g
(1モル)を混合し、120℃で加熱撹拌した。ジエチ
レングリコールモノメチルエーテルの残存量をガスクロ
マトグラフィーにより経時的に測定し、2時間後その残
存量が平衡状態になった点を反応の終点とした。加熱開
始より蒸留にて水分の除去を行い、反応終了後、さらに
2時間蒸留を行い水分を1.0%以下(カールフィッシ
ャー法)とした。得られたジエチレングリコールモノメ
チルエーテルホウ酸エステルの10gをジエチレングリ
コールモノメチルエーテル90gと混合して照明用燃料
を調製した。これをランプ用燃料として用いて燃焼させ
たところ、緑色の炎が得られた。
メチルエーテル960g(8モル)にB2O369.6g
(1モル)を混合し、120℃で加熱撹拌した。ジエチ
レングリコールモノメチルエーテルの残存量をガスクロ
マトグラフィーにより経時的に測定し、2時間後その残
存量が平衡状態になった点を反応の終点とした。加熱開
始より蒸留にて水分の除去を行い、反応終了後、さらに
2時間蒸留を行い水分を1.0%以下(カールフィッシ
ャー法)とした。得られたジエチレングリコールモノメ
チルエーテルホウ酸エステルの10gをジエチレングリ
コールモノメチルエーテル90gと混合して照明用燃料
を調製した。これをランプ用燃料として用いて燃焼させ
たところ、緑色の炎が得られた。
【0021】[実施例2]ジエチレングリコールモノエ
チルエーテル1072g(8モル)にB2O369.6g
(1モル)を混合し120℃にて2時間加熱撹拌した。
反応終了時点で110〜120℃にて水を留去した。得
られたジエチレングリコールモノエチルエーテルホウ酸
エステルの10gをジエチレングリコールモノメチルエ
ーテル90gに混合して照明用燃料を調製した。これを
ランプ用器具を用いて燃焼させたところ、緑色の光が得
られた。
チルエーテル1072g(8モル)にB2O369.6g
(1モル)を混合し120℃にて2時間加熱撹拌した。
反応終了時点で110〜120℃にて水を留去した。得
られたジエチレングリコールモノエチルエーテルホウ酸
エステルの10gをジエチレングリコールモノメチルエ
ーテル90gに混合して照明用燃料を調製した。これを
ランプ用器具を用いて燃焼させたところ、緑色の光が得
られた。
【0022】[実施例3]ジプロピレングリコールモノ
エチルエーテル100gに塩化ナトリウム2gを加えて
110℃にて1時間加熱し照明用燃料を調製した。これ
をランプで燃焼させたところ赤色の炎が得られた。
エチルエーテル100gに塩化ナトリウム2gを加えて
110℃にて1時間加熱し照明用燃料を調製した。これ
をランプで燃焼させたところ赤色の炎が得られた。
【0023】[実施例4]ジエチレングリコールモノエ
チルエーテル100gに塩化カルシウム2gを加えて1
10℃にて1時間加熱混合し照明用燃料を調製した。こ
れをランプで燃焼させたところ紫色の炎が得られた。
チルエーテル100gに塩化カルシウム2gを加えて1
10℃にて1時間加熱混合し照明用燃料を調製した。こ
れをランプで燃焼させたところ紫色の炎が得られた。
【0024】[実施例5]ジエチレングリコールモノメ
チルエーテル100gに塩化セシウム1gを加え110
℃にて1時間加熱混合し、照明用燃料を調製した。これ
をランプで燃焼させたところ紫色の炎が得られた。
チルエーテル100gに塩化セシウム1gを加え110
℃にて1時間加熱混合し、照明用燃料を調製した。これ
をランプで燃焼させたところ紫色の炎が得られた。
【0025】[実施例6]ジエチレングリコールモノメ
チルエーテル100gに塩化リチウム1gを加え110
℃にて1時間加熱溶解させ、照明用燃料を調製した。こ
れをランプで燃焼させたところ赤色の炎が得られた。
チルエーテル100gに塩化リチウム1gを加え110
℃にて1時間加熱溶解させ、照明用燃料を調製した。こ
れをランプで燃焼させたところ赤色の炎が得られた。
【0026】
【発明の効果】本発明の照明用燃料は、鮮やかな有色の
炎が得られ、かつ芯を通る燃料が充分な高さまで上昇す
る。また、この照明用燃料は高沸点で引火しにくく安全
性に優れ、臭いも少ない。
炎が得られ、かつ芯を通る燃料が充分な高さまで上昇す
る。また、この照明用燃料は高沸点で引火しにくく安全
性に優れ、臭いも少ない。
Claims (2)
- 【請求項1】 ジエチレングリコールモノアルキルエー
テル、ジプロピレングリコールモノアルキルエーテルお
よびジブチレングリコールモノアルキルエーテルから選
ばれた少なくとも1種のアルコールと、ホウ酸または無
水ホウ酸とのエステル化物;並びに前記と同一または異
なるジエチレングリコールモノアルキルエーテル、ジプ
ロピレングリコールモノアルキルエーテルおよびジブチ
レングリコールモノアルキルエーテルから選ばれた少な
くとも1種のアルコールを含有する照明用燃料。 - 【請求項2】 アルカリ金属およびアルカリ土金属から
選ばれた少なくとも1種の金属またはその化合物、並び
にジエチレングリコールモノアルキルエーテル、ジプロ
ピレングリコールモノアルキルエーテルおよびジブチレ
ングリコールモノアルキルエーテルから選ばれた少なく
とも1種のアルコールを含有する照明用燃料。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3246846A JP2903799B2 (ja) | 1991-08-30 | 1991-08-30 | 照明用燃料 |
KR1019920015663A KR930004444A (ko) | 1991-08-30 | 1992-08-29 | 조명용 연료 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3246846A JP2903799B2 (ja) | 1991-08-30 | 1991-08-30 | 照明用燃料 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0559377A true JPH0559377A (ja) | 1993-03-09 |
JP2903799B2 JP2903799B2 (ja) | 1999-06-14 |
Family
ID=17154583
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3246846A Expired - Fee Related JP2903799B2 (ja) | 1991-08-30 | 1991-08-30 | 照明用燃料 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2903799B2 (ja) |
KR (1) | KR930004444A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002332489A (ja) * | 2001-05-11 | 2002-11-22 | Kaneko:Kk | キャンドル用燃焼液 |
WO2004018593A1 (en) * | 2002-08-22 | 2004-03-04 | Hwalim Technological Co., Ltd | A fuel composition and a device for colored flames |
-
1991
- 1991-08-30 JP JP3246846A patent/JP2903799B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1992
- 1992-08-29 KR KR1019920015663A patent/KR930004444A/ko not_active Application Discontinuation
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002332489A (ja) * | 2001-05-11 | 2002-11-22 | Kaneko:Kk | キャンドル用燃焼液 |
JP4686052B2 (ja) * | 2001-05-11 | 2011-05-18 | 株式会社カネコ | キャンドル用燃焼液 |
WO2004018593A1 (en) * | 2002-08-22 | 2004-03-04 | Hwalim Technological Co., Ltd | A fuel composition and a device for colored flames |
US7556658B2 (en) | 2002-08-22 | 2009-07-07 | Hwalim Technological Co., Ltd. | Fuel composition and a device for colored flames |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2903799B2 (ja) | 1999-06-14 |
KR930004444A (ko) | 1993-03-22 |
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Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
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