JPH0558407A - ピツキングロボツト - Google Patents

ピツキングロボツト

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JPH0558407A
JPH0558407A JP22158491A JP22158491A JPH0558407A JP H0558407 A JPH0558407 A JP H0558407A JP 22158491 A JP22158491 A JP 22158491A JP 22158491 A JP22158491 A JP 22158491A JP H0558407 A JPH0558407 A JP H0558407A
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container
picking
rack
elevating
guide rail
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Toshiyuki Tajima
俊之 田嶋
Kiyoshi Tenkai
清志 天海
Koichi Usuda
光一 臼田
Kazunari Watanabe
一功 渡辺
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Takenaka Komuten Co Ltd
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Takenaka Komuten Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 自動倉庫の収容空間を最大限に利用できるピ
ッキングロボットを得る。 【構成】 ねじ体66の回転力をねじ孔64で水平移動
力に変換して、スライドフォーク56を矢印A方向に移
動可能とする。昇降テーブル52は、案内レール14と
は別個に、チェーン44によって昇降される。最上段の
ラックに格納されているコンテナ20を出し入れする場
合、昇降テーブル52を案内レール14の真下まで上昇
させると共にスライドフォーク56を右方に移動させた
後、コンテナ20を取り出す。次に、昇降テーブル52
を下降させる。次に、スライドフォーク56を元の位置
まで移動させ、ピッキングする。このように、昇降テー
ブル52が案内レール44の真下まで移動してもコンテ
ナ20を取り出すことができ、ピッキング作業も可能と
なるので、案内レール44を退避させる必要がない。従
って、その分、自動倉庫内のデットスペースが減少す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動倉庫に入庫及び出
庫されるコンテナ内に保管された品物を摘出して品揃え
するピッキングロボットに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、品物の取扱量の増加、空間の有効
利用及び省力化のため、自動倉庫が活用されるようなっ
ている。
【0003】この自動倉庫は、品物が保管されたコンテ
ナが格納されるラック(荷棚)と、このラック間を移動
してコンテナをラックに格納、またはラックから取り出
すピッキングロボットから構成されている(図3参
照)。
【0004】このピッキングロボットには、コンテナ内
に保管された品物を摘出するピッキングユニットが装備
されている。このピッキングユニットは、昇降テーブル
に備えられているスライドフォークによってラックから
搬出されたコンテナから、品物を数個単位で摘出して搬
送し、種々の品物を品揃して出庫するようになってい
る。
【0005】しかしながら、ピッキングユニットは、コ
ンテナが載置される昇降テーブルの上部に配設され、昇
降テーブルと所定の間隔を空けて一体に昇降するように
なっている。従って、昇降テーブルを各区画のラックの
最上段の位置まで上昇させるためには、ラックの最上段
のさらに上方へピッキングユニットが退避できる空間を
確保する必要がある。
【0006】このため、自動倉庫内には、コンテナが格
納できない所謂デットスペースが生じ自動倉庫内の収容
空間が最大限に利用されていなかった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は係る事実を考
慮し、自動倉庫内に配設された各区画の荷棚の最上段の
上方にピッキングユニットが退避できる空間を設ける必
要がないピッキングロボットを提供することを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載のピッキ
ングロボットは、自動倉庫内に配設された荷棚の間を走
行する走行架台と、前記走行架台から立設されるマスト
に案内されて昇降する昇降テーブルと、前記昇降テーブ
ルの上部に配設され昇降テーブル上にあるコンテナ内に
保管された被摘出物を摘出搬送すると共に前記マストに
案内されて昇降するピッキング手段と、前記荷棚からコ
ンテナを取り出し前記昇降テーブル上へ移動しあるいは
前記昇降テーブル上にあるコンテナを荷棚へ格納する搬
送手段と、前記搬送手段を搬送手段の駆動方向と直交す
る方向へ前記昇降テーブル上をスライドさせるスライド
手段と、を有することを特徴としている。
【0009】請求項2に記載のピッキングロボットは、
自動倉庫内に配設された荷棚の間を走行する走行架台
と、前記走行架台から立設されるマストに案内されて昇
降する昇降テーブルと、前記昇降テーブルの上部に配設
され昇降テーブル上にあるコンテナ内に保管された被摘
出物を摘出搬送すると共に前記マストに案内されて昇降
するピッキング手段と、前記荷棚からコンテナを取り出
し前記昇降テーブル上へ移動しあるいは前記昇降テーブ
ル上にあるコンテナを荷棚へ格納する搬送手段と、前記
搬送手段を昇降させる昇降手段と、前記昇降手段を前記
搬送手段の駆動方向と直交する方向へ移動させる移動手
段と、を有することを特徴としている。
【0010】
【作用】上記構成のピッキングロボットでは、荷棚の間
に配設された走行レール上を走行架台が走行し、目的の
荷棚の位置まで移動する。ここで、昇降テーブルが目的
のコンテナが格納されている荷棚まで上昇する。この目
的のコンテナが最上段の荷棚に格納されている場合、昇
降テーブルがマストの上限、すなわちピッキング手段の
真下まで上昇する。しかし、この位置では、ピッキング
手段が障害となって、昇降テーブルに設けられた搬送手
段が、荷棚に格納されているコンテナを取り出すことが
できない。そこで、スライド手段が搬送手段を搬送手段
の駆動方向と直交する方向へスライドさせ、ピッキング
手段の下方域外から退避させる。次に、搬送手段が荷棚
に格納されたコンテナを取り出して昇降テーブル上まで
移動させると、昇降テーブルが一定量下降する。次に、
スライド手段が搬送手段を元の位置にスライドさせる
と、ピッキング手段が、搬送手段上に載置されたコンテ
ナに保管された被摘出物を摘出搬送して品揃えをする。
このように、ピッキング手段と昇降テーブルの間に、搬
送手段がコンテナの取り出し作業をする空間を確保する
必要がないので、昇降テーブルがピッキング手段の真下
まで上昇でき、結果として各区画の最上段の荷棚の上方
にピッキング手段が退避する空間を設ける必要がない。
【0011】また、最上段以外の荷棚に格納されている
コンテナに保管された被摘出物を摘出する場合は、スラ
イド手段を駆動させる必要はなく、定位置で搬送手段に
よってコンテナを取り出し、ピッキング手段で被摘出物
を摘出し搬送する。
【0012】さらに、搬送手段が固定された昇降手段自
体を移動手段によって、ピッキング手段の下方域外から
退避させ、搬送手段を昇降手段で昇降させる。これによ
り、昇降テーブルを最上段のラックまで上昇させなくて
も、上昇した搬送手段によって、最上段の荷棚に格納さ
れたコンテナを取り出すことができる。
【0013】
【実施例】図1及び図2に示されるように、第1実施例
に係るピッキングロボット10は、走行架台12と、走
行架台12から立設されるマスト40に案内されて昇降
する昇降テーブル52と、昇降テーブル52の上部に配
設されマスト40に案内されて昇降しピッキングユニッ
トを構成する案内レール14を有している。
【0014】走行架台12には、駆動輪34、追従輪1
6が軸支されている。この駆動輪34は、図示しない制
御装置に接続されたパルスモーター18(図2参照)に
よって駆動され、コンテナ20が格納され上下方向へ多
段及び横方向へ並列に配置されたラック(荷棚)22の
間に敷設された一対の走行レール24の上を移動するよ
うになっている。また、走行架台12には、図2に示さ
れるように、ガイドローラー26が走行レール24の側
部と当接するように配設され、走行時の横振れを防止し
ている。さらに、走行架台12の移動方向の両端部に
は、バッファ28が取付けられており、障害物と衝突し
た時の衝撃力を緩衝するようになっている。なお、図3
に示されるように、走行レール24の一端側には、自動
倉庫S内の出入口に位置しピッキングロボット10が搬
送するケース30を受け取るステーション32が配設さ
れている。
【0015】図1及び図2に示されるように、走行架台
12の上面から鉛直方向にマスト40が立設されてい
る。このマスト40は軽量で強度の大きいボックストラ
ス構造とされている。マスト40の上端右側には、歯車
42が軸支されている。この歯車42には、チェーン4
4が巻き掛けられている。このチェーン44は、段付歯
車46に巻き掛けられている。この段付歯車46にはチ
ェーン36、歯車48を介して図示しない制御装置に接
続されたパルスモーター38の駆動力が伝達される。こ
のチェーン44には、昇降テーブル52の基部54が連
結されている。これによって、昇降テーブル52は、チ
ェーン44の移動によって、マスト40にガイドされ昇
降可能となっている。なお、このマスト40の高さは、
昇降テーブル52が各区画の最上段のラック22まで上
昇できる高さとされている。
【0016】図1に示されるように、昇降テーブル52
には、走行架台12が走行する方向と直交する方向へ移
動可能な一対のスライドフォーク56が配設されてい
る。
【0017】図4に示されるように、スライドフォーク
56の下面には、図示しないラックが形成されており、
歯車60を介してスライドフォーク56の基体に取付け
られたパルスモーター58の駆動力が伝達され、スライ
ドフォーク56が、ガイド溝50に沿ってラック22方
向へ移動可能となっている。これによって、スライドフ
ォーク56が、コンテナ20が載置されているパレット
62の下部へ挿入され、コンテナ20を昇降テーブル5
2の上からラック22へ、またはラック22から昇降テ
ーブル52上に移動するようになっている。
【0018】図5に示されるように、スライドフォーク
56の下部には、スライドフォーク56の駆動方向と直
交する方向へねじ孔64が貫通している。このねじ孔6
4には、昇降テーブル52の長手方向に沿って配置され
た長尺状のねじ体66が螺合している。このねじ体66
の両端部は、軸受け68で回転自在に軸支されている。
ねじ体66の左端部は、減速装置を介して図示しない制
御装置に接続されたパルスモーター72の回転力が伝達
されるようになっている。
【0019】スライドフォーク56の基体には、ねじ体
66と平行に配置された一対のガイドバー71が貫通す
る円筒孔73が形成されている。これにより、スライド
フォーク56は、ガイドバー71に案内されて矢印A方
向に移動可能とされている。
【0020】図1に示されるように、案内レール14の
基部74には、チェーン76が固定されている。このチ
ェーン76は、マスト40の上端に軸支された歯車78
に巻き掛けられ、さらに段付歯車80に巻き掛けられて
いる。この段付歯車80にはチェーン82、歯車86を
介して図示しない制御装置に接続されたパルスモーター
84の駆動力が伝達される。これによって、案内レール
14は、チェーン76の移動に伴って、マスト40にガ
イドされ昇降可能となっている。
【0021】図6に示されるように、案内レール14は
断面形がコ字状の箱型材で矩形状に組まれている。この
案内レール14の互いに向かい合う開口部には、断面形
がコ字状の移動部材88の両端部が挿入されている。移
動部材88の両端部には、図示しない制御装置に接続さ
れたモーターの回転軸に固定されたベベルギアが、案内
レール14の長手方向に沿って配設されたボールネジと
噛合している。さらに、移動部材88には、長手方向に
沿って図示しないボールネジが配設されている。このボ
ールネジは、取付部材90に備えられたモーターの回転
軸に固定されたベベルギアと噛合している。この取付部
材90には、吸着盤92を支持する支持部材94が取付
けられている。これによって、吸着盤92は水平2軸方
向に移動可能となっている。なお、このモーターは図示
しない制御装置に接続されている。
【0022】吸着盤92には図示しないパイプが連通し
ており、コンプレッサーから吸着力を付与されるように
なっている。吸着盤92を支持する支持部材94には、
図示しない制御装置に接続されたモーターで駆動される
歯車が取付けられている。この歯車は、上下方向に延設
された図示しない棒状のラックと噛合し、吸着盤92を
上下移動させるようになっている。また、吸着盤92の
近傍には、カメラ96が配設され、コントロールルーム
のモニター97でコンテナ20に保管された品物98を
確認できるようになっている。これによって、オペレー
ターはキーボード99を操作することによって、目的の
品物98をピッキングできる。
【0023】なお、昇降テーブル52には、吸着盤92
によってピッキングされた品物98が収納される空のケ
ース30が待機している。
【0024】次に、第1実施例に係るピッキングロボッ
ト10の作用を図7に示すフローチャートに従って説明
する。
【0025】まず、ステップ100で、ピッキングする
品物98が保管されたコンテナ20が格納されているラ
ック22の位置をキー入力する。ステップ102で、搬
出するコンテナ20が最上段のラック22にあるか否か
判定する。コンテナ20が最上段のラック22にある場
合、ステップ104で案内レール14と昇降テーブル5
2を上昇させる。この時、案内レール14はマスト40
の最上端で静止するが、昇降テーブル52は最上段のラ
ック22の上面と水平となる位置まで上昇させる。
【0026】次に、ステップ106でパルスモーター7
0を正転し、図4に示す右側のスライドフォーク56を
ガイドバー71に案内させながら、案内レール14の下
面域外まで移動させる。次に、ステップ108でスライ
ドフォーク56を駆動し、パレット62に載せられたコ
ンテナ20を昇降テーブル52の上に移動させる。ステ
ップ110で、昇降テーブル52を下降させる。ステッ
プ112で、パルスモーター70を反転し、スライドフ
ォーク56を元の位置まで戻す。ステップ114で、吸
着盤92を駆動させコンテナ20から目的の品物98を
吸着して、昇降テーブル56に載置されているケース3
0に収納する。
【0027】ここで、ピッキング作業が終了すると、ス
テップ116でパルスモーター70を正転し、スライド
フォーク56を、案内レール14の下面域外まで移動す
る。次に、ステップ118で、昇降テーブル52を最上
段のラック22の上面と水平となる位置まで上昇させ、
スライドフォーク56を駆動し、昇降テーブル52の上
からコンテナ20をラック22に格納する。これによっ
て、1単位のコンテナ20をステーション32まで搬送
し、そこで必要な品物を摘出する必要がなくなるため、
品揃え作業が迅速に行えると共に、ラック22の最上段
の上方に、案内レール14が退避する空間を確保する必
要もないので、デットスペースが減少する。
【0028】なお、ステップ102で、搬出するコンテ
ナ20がラック22の最上段でないと判定された場合ス
ライドフォーク56をスライドさせずに、ステップ12
0で、昇降テーブル52を目的のラック22の上面と水
平となる位置まで上昇させ、スライドフォーク56を駆
動し、パレット62に載せられたコンテナ20を昇降テ
ーブル52の上に移動させる。次に、ステップ122
で、吸着盤92を駆動させコンテナ20から目的の品物
98を吸着して、昇降テーブル52に載置されているケ
ース30に収納する。次に、ステップ124で、スライ
ドフォーク56を駆動し、昇降テーブル52の上にある
コンテナ20をラック22に格納する。このように、最
上段以外のラック22からコンテナ20を取り出す場
合、スライドフォーク56をスライドさせる必要はな
い。
【0029】次に、ステップ126で、ケース30に必
要な品物98が全て収納されたか否かを判定し、必要な
品物が全て収納されたケース30は、ステップ128
で、ステーション32まで搬送され、スライドフォーク
56によって所定の場所に載置される。
【0030】なお、昇降テーブル52が最上段のラック
22まで昇降する際、ケース30は矩形状に組まれた案
内レール14の開口部に位置するので、昇降テーブル5
2の上昇の支障とならない。
【0031】また、本実施例のピッキングロボット10
は、通常のスタッカクレーンとしても使用でき、コンテ
ナ単位で出入庫することも可能である。
【0032】次に、第2実施例について説明する。第2
実施例では、図8に示されるように、案内レール14と
昇降テーブル52は基部200で一体に連結されてい
る。この基部200には、歯車202、204、20
6、208に巻き掛けられたチェーン210の中間部が
固定されている。このチェーン210は、図示しない制
御装置に接続されたパルスモーター212の駆動力が歯
車202、204、206、208を介して伝達され
る。これによって、案内レール14と昇降テーブル52
とは、一体となってマスト40に案内されて昇降するよ
うになっている。
【0033】図9に示されるスライドフォーク56は、
第1実施例と同様の機構で、コンテナ20が載置されて
いるパレット62の下部へ挿入され、コンテナ20を昇
降テーブル52の上からラック22へ、またはラック2
2から昇降テーブル52の上へ移動させるようになって
いる。右側のスライドフォーク56は、伸縮自在のジャ
ッキ214の先端に設けられた受け台216に固定され
ている。
【0034】図10に示されるように、このジャッキ2
14は、ヒンジ220で連結された公知のパンタグラフ
218で構成されている。このパンタグラフ218の最
下端の円孔221は一対のシャフト223に回動自在に
軸支されている。このシャフト223の略中央部から下
方に突出する部分には、長ボルト222が螺合するねじ
孔225が穿設されている。長ボルト222は軸受け2
25にその両端が軸支されている。この長ボルト222
には、歯車224を介してパルスモーター226の回転
力が伝達され、シャフト223を互いに接離させること
によって、パンタグラフ218を伸縮させ、スライドフ
ォーク56を昇降させるようになっている。
【0035】ジャッキ214は、移動台228に固定さ
れている。この移動台228には、スライドフォーク5
6の駆動方向と直交する方向へねじ孔230が形成され
ている。このねじ孔230には、昇降テーブル52の長
手方向に沿って配置された長尺状のねじ体232が螺合
している。このねじ体232の両端部は、軸受け234
で回転自在に軸支されている。ねじ体232の左端部
は、第1実施例と同様に、減速装置を介して図示しない
制御装置に接続されたパルスモーター72の回転力が伝
達されるようになっている。移動台228の下部には、
ねじ体232と平行に配置されたガイドバー236が貫
通する円孔238が形成されている。これにより、ジャ
ッキ214は、ガイドバー236に案内されて矢印A方
向に移動可能とされている。
【0036】次に、第2実施例に係るピッキングロボッ
ト11の作用を説明する。第2実施例では、第1実施例
と異なり、取り出すコンテナ20が最上段のラック22
にある場合、案内レール14と昇降テーブル52を一体
に上昇させ、案内レール14がマスト40の最上部に達
した位置で案内レール14と昇降テーブル52を停止さ
せる。次に、スライドフォーク56が組付けられたジャ
ッキ214を案内レール14の下面域外に達するまで移
動させる。ここで、ジャッキ214を上昇させスライド
フォーク56を最上段のラック22の上面と水平位置と
なるまで上昇させる。次に、スライドフォーク56を駆
動し、パレット62に載せられたコンテナ20を取り出
し、ジャッキ214を下降させる。次に、ジャッキ21
4を元の位置まで横移動させ、吸着盤92を駆動させコ
ンテナ20から目的の品物98を吸着して、昇降テーブ
ル52に載置されているケース30に収納する。
【0037】このように、昇降テーブル52の上に、別
途スライドフォーク56を昇降させる昇降手段を設けた
ので、第1実施例のように昇降テーブル52を繰り返し
昇降させる必要がなく、機構を簡略化できる。
【0038】なお、以上説明した実施例においては、ス
ライドフォーク56を移動させる手段として、ねじ体の
回転力を水平移動力に変換する機構を用いたが、これに
限定されず、例えば、シリンダーまたはチェーン等で移
動させてもよい。また、スライドフォーク56を昇降さ
せる手段としては、ジャッキ214に限定されず、例え
ば、油圧シリンダー等で昇降させてもよい。
【0039】
【発明の効果】本発明は上記構成としたので、自動倉庫
内に配設された各区画の荷棚の最上段の上方にピッキン
グユニットの退避空間を設ける必要がないピッキングロ
ボットを構成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例に係るピッキングロボットの側面図
である。
【図2】第1実施例に係るピッキングロボットの正面図
である。
【図3】第1実施例に係るピッキングロボットが配置さ
れた自動倉庫の側面図である。
【図4】第1実施例に係るピッキングロボットの一部側
面を拡大した断面図である。
【図5】第1実施例に係るピッキングロボットのスライ
ドフォークの移動機構を示した斜視図である。
【図6】第1実施例に係るピッキングロボットのピッキ
ング部分を示した概略図である。
【図7】第1実施例に係るピッキングロボットの作動を
示したフローチャートである。
【図8】第2実施例に係るピッキングロボットの側面図
である。
【図9】第2実施例に係るピッキングロボットの一部側
面を拡大した断面図である。
【図10】第2実施例に係るピッキングロボットのスラ
イドフォークの昇降機構を示した斜視図である。
【符号の説明】
14 案内レール(ピッキング手段) 52 昇降テーブル 56 スライドフォーク(搬送手段) 66 ネジ体(スライド手段) 64 ねじ孔(スライド手段) 92 吸着盤(ピッキング手段) 214 ジャッキ(昇降手段) 230 ねじ孔(移動手段) 232 ネジ体(移動手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 渡辺 一功 東京都中央区銀座8丁目21番1号 株式会 社竹中工務店東京本店内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動倉庫内に配設された荷棚の間を走行
    する走行架台と、前記走行架台から立設されるマストに
    案内されて昇降する昇降テーブルと、前記昇降テーブル
    の上部に配設され昇降テーブル上にあるコンテナ内に保
    管された被摘出物を摘出搬送すると共に前記マストに案
    内されて昇降するピッキング手段と、前記荷棚からコン
    テナを取り出し前記昇降テーブル上へ移動しあるいは前
    記昇降テーブル上にあるコンテナを荷棚へ格納する搬送
    手段と、前記搬送手段を搬送手段の駆動方向と直交する
    方向へスライドさせるスライド手段と、を有することを
    特徴とするピッキングロボット。
  2. 【請求項2】 自動倉庫内に配設された荷棚の間を走行
    する走行架台と、前記走行架台から立設されるマストに
    案内されて昇降する昇降テーブルと、前記昇降テーブル
    の上部に配設され昇降テーブル上にあるコンテナ内に保
    管された被摘出物を摘出搬送すると共に前記マストに案
    内されて昇降するピッキング手段と、前記荷棚からコン
    テナを取り出し前記昇降テーブル上へ移動しあるいは前
    記昇降テーブル上にあるコンテナを荷棚へ格納する搬送
    手段と、前記搬送手段を昇降させる昇降手段と、前記昇
    降手段を前記搬送手段の駆動方向と直交する方向へ移動
    させる移動手段と、を有することを特徴とするピッキン
    グロボット。
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