JPH0558360A - 自動車用窓ガラスの取付装置 - Google Patents

自動車用窓ガラスの取付装置

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JPH0558360A
JPH0558360A JP3220804A JP22080491A JPH0558360A JP H0558360 A JPH0558360 A JP H0558360A JP 3220804 A JP3220804 A JP 3220804A JP 22080491 A JP22080491 A JP 22080491A JP H0558360 A JPH0558360 A JP H0558360A
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JP
Japan
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window glass
robot
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jig
window frame
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JP3220804A
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English (en)
Inventor
Takeyoshi Dan
剛良 団
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Suzuki Motor Corp
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Suzuki Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 車体が位置ずれしている場合でも、ロボット
によって窓ガラスを適正に取り付ける自動車用窓ガラス
の取付装置を提供する。 【構成】 ロボット10に設けられた治具20に窓ガラ
スを保持させ、ロボット10を所定の移動データによっ
て位置決めすることにより車体30の窓枠31に窓ガラ
ス70を取付ける装置であって、窓枠31の段差部分
に、スリット光40を照射する投光手段24と、画像を
撮像する視覚手段25Aと、撮像面における画像の湾曲
部40aの位置に基づいて、車体30の位置ずれ量を検
出する手段91と、許容ずれ量以下であるか否かを判定
する手段92と、許容ずれ量以下であると判定された場
合に、移動データを補正する手段90と、許容ずれ量よ
りも大きいと判定された場合に、窓ガラス70の位置補
正を行うための手動ロボット制御手段95とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ロボット用いて窓ガラ
スを車体の窓枠に取付ける自動車用窓ガラスの取付装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】ロボットを用いて窓ガラスを車体の窓枠
に取付ける場合には、車体を所定の作業位置に位置決め
しているが、車体の寸法誤差や車体の位置決め誤差等の
ために、必ずしも上記作業位置に車体が位置決めされる
とは限らない。そして、もし車体が上記作業位置からず
れて位置決めされた場合には、ロボットと窓枠との相対
位置関係が適正に設定されないことになるので、窓枠に
ガラスが正しく取付けられなくなる。そこで、従来は、
ロボットによって窓枠に対向する位置まで窓ガラスをを
移送し、その後、ロボットを手動操作して窓枠に対する
窓ガラスの位置を調整する作業を実施している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】窓ガラスの取付け作業
の度に上記のような位置調整作業を実施することは極め
て面倒である。なお、上記窓枠に付設した標識物体を視
覚手段で撮像するとともに、該視覚手段の撮像面におけ
る上記標識物体の画像の位置に基づいて上記車体の位置
ずれ量を検出し、この位置ずれ量を用いてロボットの移
動データを補正することも考えられる。しかし、この方
法は窓枠の所定位置に標識物体を付設する手間を要し、
しかも標識物体の色彩が車色に近似している場合に、該
標識物体を視覚手段で認識することができなくなるとい
う不都合を生じる。
【0004】本発明の目的は、かかる状況に鑑み、車体
が位置ずれしている場合でも、ロボットによって窓ガラ
スを適正に取り付けることができ、かつ上記標識物体を
取付ける必要がない自動車用窓ガラスの取付装置を提供
することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、ロボットに設
けられた治具に窓ガラスを保持させ、上記ロボットを所
定の移動データによって位置決めすることにより車体の
窓枠に上記窓ガラスを取付ける装置であって、上記窓枠
の段差部分に、該段差部分を横断するスリット光を照射
する投光手段と、上記段差部分における上記スリット光
の画像を撮像する視覚手段と、上記視覚手段の撮像面に
おける上記画像の湾曲部の位置に基づいて、上記車体の
位置ずれ量を検出する手段と、上記位置ずれ量が予設定
された許容ずれ量以下であるか否かを判定する手段と、
上記位置ずれ量が上記許容ずれ量以下であると判定され
た場合に、該位置ずれ量に基づいて上記移動データを補
正する手段と、上記位置ずれ量が上記許容ずれ量よりも
大きいと判定された場合に、上記窓枠に対する上記窓ガ
ラスの位置補正を行うための手動ロボット制御手段とが
備えられている。
【0006】
【作用】上記視覚手段で撮像されるスリット光の画像
は、窓枠の段差部分のために湾曲してる。そこで、視覚
手段の撮像面における上記湾曲部の位置に基づいて上記
車体の位置ずれ量が検出され、該位置ずれ量に基づいて
ロボットの移動データが補正される。そして、位置ずれ
量が上記許容ずれ量よりも大きいと判定された場合に
は、手動ロボット制御手段によって窓枠に対する窓ガラ
スの位置補正を行うことができる。
【0007】
【実施例】以下、図面を参照しながら本発明の実施例に
ついて説明する。
【0008】図1は、窓ガラス取付用ロボット10、特
にその手首部分に取付けられた窓ガラス取付用治具20
の構成を概念的に示している。この治具20は、四隅に
吸盤21をそれぞれ配設した吸盤保持体22と、この吸
盤保持体21を押付け用空圧シリンダ26を介して支承
する枠体23とを備え、これらは軸Lを中心として一体
的に旋回される。
【0009】上記枠体22には、レーザ投光器24およ
びテレビカメラ25A〜25Eが取付けられている。レ
ーザ投光器24は、スリットを通過した平板状のレーザ
光(以下、スリット光という)を投射する機能を持つ。
そして、治具20が同図に示す計測のための姿勢および
位置にある状態では、塗装済み車体30のリヤ側窓枠3
1の側縁32を上記スリット光が横断し、その結果、該
側縁32に上記スリット光の帯40が形成される。な
お、この実施例では、上記レーザ光として遠赤外域のも
のを採用している。
【0010】一方、テレビカメラ25Aは自動絞り機能
を有し、上記スリット光の帯40が撮像されるようにそ
の姿勢が設定されている。なお、テレビカメラ25B〜
25Eは、治具20が後述する取付け姿勢にあるときに
窓枠31の各隅部領域がそれぞれの視野に入るようにそ
の取付け位置および姿勢が設定されている。
【0011】ところで、上記車体30は、図示していな
いコンベアによって第2図に示したセンタリング治具6
0まで搬送された後、該センタリング治具60でその前
後左右の位置決めが行われる。そして、この位置決めが
終了すると、図示していないセンタリング用コントロー
ラからセンタリング終了信号が出力される。
【0012】同様に、同図に示すリヤ側窓ガラス70
も、センタリング治具80によってその前後左右の位置
決めが行われる。なお、窓ガラス70は、図示していな
いガラス搬送用コンベアによって治具80上に搬入され
る。また、窓ガラス70の周縁部には、前工程で接着剤
が塗布されている。
【0013】図3は、制御系の構成を示し、また図4、
図5および図6はこの制御系で実行される手順を示して
いる。以下、これらの図を参照しながらこの実施例の作
用を説明する。
【0014】図4に示す手順では、まず車体30のセン
タリングが終了したか否かが判断されるが(ステップ1
00)、この判断は前記センタリング終了信号に基づい
て図3に示したロボット制御部90が行う。上記車体3
0のセンタリング終了が判断されると、ロボット制御部
90は、前工程から与えられる車種情報に基づき、車種
に対応した予設定計測位置に上記治具20が位置される
ようにロボット10を作動させる(ステップ101)。
なお上記治具20を図示していない原点位置から上記予
設定計測位置まで移動させるための移動データは、メモ
リ93に予め格納されている。
【0015】第1図に例示したように治具20が予設定
計測位置に位置決めされると、ロボット制御部90は、
前工程もしくは図示していない色指定器から与えられる
車体色情報に基づいて上記テレビカメラ25Aの絞り値
を決定し、この絞り値が得られるようにカメラ25Aの
自動絞り機構を制御する。またロボット制御部90は、
レーザ投光器24を作動させてこの投光器24からスリ
ット光を照射させ、さらにテレビカメラ25Aより出力
される画像信号を取込むための指示を図3に示す画像処
理部91に与える(ステップ102)。なお、上記車体
色情報は、カラーセンサによって得ることも可能であ
る。
【0016】図7には、テレビカメラ25Aの画像が例
示されている。同図に示すように、スリット光40は窓
枠の側縁部32を横断するが、そのさい、側縁部32と
車体表面部33とで形成された段差、つまり側縁部32
よりも車体表面部33が高いことによって生じた段差に
より、スリット光40が湾曲する。
【0017】画像処理部91は、テレビカメラ25Aよ
り出力される画像信号を入力し、スリット光40の画像
が異常であるか否か、つまりコントラスト不良等の原因
で画像が異常な状態にあるか否かを判断する(ステップ
103)。そして、画像が正常である場合には、周知の
画像位置認識技術であるテンプレートマッチング法等に
よってスリット光40の湾曲部40aの画面上での位置
を計測し、この計測位置と車体30が正規の位置にセッ
ティングされている場合の上記湾曲部40aの位置との
ずれ量を演算する(ステップ104)。なお、この実施
例では、車体30における複数箇所のずれ量、たとえば
図8に示した位置P1〜P6の内の少なくとも3位置の
ずれ量を計測し、これによって三次元空間でのずれ量を
得ている。
【0018】図3に示す比較部92は、上記ずれ量を示
す信号を画像処理部91から入力して、このずれ量が予
設定された許容ずれ量よりも大きいか否かを判断する
(ステップ105)。いま、ステップ105で上記ずれ
量が許容ずれ量以下であると判断されたとすると、この
場合には、そのことを示す信号と上記ずれ量を示す信号
とが比較部92からロボット制御部90に出力される。
これによりロボット制御部90は、治具20が前記原点
位置に戻るようにロボット10を制御し(ステップ10
6)、ついで自動モードに基づく取付処理を実行する
(ステップ107)。
【0019】図5には、上記自動モードに基づく取付処
理の内容が示されている。この処理においては、まずス
テップ105において演算されたずれ量に基づいてガラ
ス取付けのためのロボット10の移動データが補正され
る(ステップ107A)。以下、この補正について説明
する。
【0020】図3に示したメモリ93には、上記ガラス
取付けのためのロボット10の基準移動データ(経路デ
ータ)、たとえば治具10を以下に例示するような経路
に沿って移動させるための基準移動データが予め格納さ
れている。 原点位置→ガラス治具80上→原点位置→予設定取付基
準位置 なお、上記予設定取付基準位置は、車体30が所定の位
置に適正に位置決めされている場合における窓枠31の
直前の位置であり、具体的には、図1に示す押付け用空
圧シリンダ26が伸長された場合に、上記窓枠31に窓
ガラスが適正に押圧装着される治具20の位置である。
【0021】ステップ107Aでは、上記経路の内、原
点位置→予設定取付基準位置という経路を上記ずれ量分
だけシフトする処理、すなわち、たとえば上記ずれ量が
X、Y、Z座標におけるX軸上のずれΔxである場合に
は、原点位置から予設定取付基準位置に至る経路を指定
する位置決めデータのX値にΔxを加算する処理が実行
される。
【0022】このような移動データの補正を行なった
後、ロボット制御部90は補正された移動データにに基
づいてロボット10を制御する(ステップ107B)。
すなわち、原点位置からガラス治具80上まで治具を移
動させて、治具20の吸盤21にバキューム圧を作用さ
せて窓ガラス70を該治具20に吸着保持させ、ついで
一旦、原点位置まで治具20を戻した後、上記予設定取
付基準位置を上記ずれ量分だけシフトさせた位置まで移
動される。なお、このとき治具20は、枠体23の長手
方向が窓枠31のそれと一致するように図1に示した軸
Lを中心として旋回され、これによって保持した窓ガラ
スが窓枠31に対向することになる。
【0023】つぎに、ロボット制御部90は、図1に示
したシリンダ26を伸長作動させて治具20を窓枠31
側に移動させる処理、つまり治具20に保持された窓ガ
ラス70の周縁部を窓枠31の段差部分に押付ける処理
を実行する(ステップ107C)。
【0024】治具20の吸盤21は、その吸着面に作用
する反力によってバネに抗して縮退するように構成され
ており、窓ガラス70が窓枠31に十分に嵌合されるま
で押された状態では、その縮退動作によって図示してい
ないリミットスイッチがオンされる。
【0025】ロボット制御部90は、このリミットスイ
ッチの出力に基づいて上記押付処理の終了を判断してお
り(ステップ107D)、もし何等かの要因でリミット
スイッチのオン信号が出力されない場合には、押付処理
が失敗したと判断してロボット10を停止させるととも
に、適宜な警報手段を作動させる。
【0026】一方、リミットスイッチのオン信号を入力
した場合には、吸盤21に作用しているバキューム圧を
オフして該吸盤21による吸着を解除する処理と(ステ
ップ107E)、前記原点位置まで治具20を戻す処理
とを順次実行する(ステップ107F)。なお、上記し
た自動モードに基づく取付処理が終了すると、手順がス
テップ100にリターンされる。
【0027】つぎに、ステップ103で画像異常が判定
された場合およびステップ105で上記ずれ量が予設定
された大きいと判断された場合について説明するが、そ
れに先立ってステップ105の判断結果がYESになる
場合の状況について簡単に説明する。
【0028】車体30の位置ずれ量は、図2に示したセ
ンタリング治具60の位置決め誤差や車体30の寸法誤
差等に基づくものであるが、これらの誤差に基づく位置
ずれ量はそれほど大きくない(たとえば、5mm程
度)。そして上記許容ずれ量は、予期されるこの車体3
0の位置ずれ量の最大値よりも大きく設定されている。
【0029】一方、図1に示したスリット光40からか
なり離れた位置に入射した外乱光や、同様の位置に付着
したノイズ物体をスリット光40と誤認識した場合に
は、ステップ104で演算されるずれ量が上記許容ずれ
量よりも大きくなる。したがって、ステップ105で
は、実質的には上記のような誤認識が行われたか否かを
判断していることになる。
【0030】ステップ103またはステップ104の判
断結果がYESの場合には、比較部92が警報信号をロ
ボット制御部90に与える。これによりロボット制御部
90は、警報器94を作動させるなどの異常表示を行っ
た後(ステップ108)、治具20が原点位置に戻され
るようにロボット10を制御し(ステップ109)、つ
いで手動モードに基づく取付処理を実行する(ステップ
110)。
【0031】図6には、上記手動モードに基づく取付処
理の内容が示されている。この処理においては、まず前
記基準移動データに基づいて治具が移動される(ステッ
プ110A)。すなわち、原点位置からガラス治具80
上まで治具を移動させて、窓ガラス70を該治具20に
吸着保持させ、ついで一旦、原点位置まで治具20を戻
した後、前記予設定取付基準位置まで治具20を移動さ
せる。
【0032】このとき治具20は、枠体23の長手方向
が窓枠31のそれと一致するように図1に示した軸Lを
中心として旋回され、これによって該治具20に保持さ
れた窓ガラスが窓枠31に対向することになる。そし
て、この状態においては図1に示したテレビカメラ25
B、25C、25Dおよび25Eがそれぞれ窓枠31の
各角部領域を視野内に入れる。この結果、テレビカメラ
25B、25C、25Dおよび25Eに対応して設けら
れた図9に示すモニタ96、97、98および99に
は、上記窓枠31の各角部領域が写し出される。
【0033】ロボット制御部90は、前記予設定取付基
準位置まで治具20が移動されたことを確認すると、図
3に示すジョイスティック95の信号発生部95Aより
出力される手動操作信号をロボット10の移動指令信号
として入力する(ステップ110B)。上記ジョイステ
ィック95は、図9に示すようにモニタ96、97、9
8および99の前方に配設されており、これらのモニタ
96、97、98および99の画面における中央位置に
窓枠31の各角部の画像が位置されるように、つまり窓
枠31に対する窓ガラス70の位置ずれが補正されるよ
うにオペレータによってその操作レバーが操作される。
【0034】上記位置ずれが補正されると、ジョイステ
ィック95に設けられた押付け指令用の押釦スイッチ9
5Bがオン作動される。ロボット制御部90は、ステッ
プ110Cにおいて上記スイッチ95Bがオンされた否
かを判断しており、該スイッチ95Bのオン操作を判断
した時点で押付処理、つまり図1に示したシリンダ26
を伸長作動させて窓ガラス70の周縁部を窓枠31の段
差部分に押付ける処理を実行する(ステップ110
D)。
【0035】つぎに、ロボット制御部90は、吸盤21
に設けられた前記リミットスイッチの出力に基づいて上
記押付処理が終了したか否かを判断し(ステップ110
E)、もし何等かの要因でリミットスイッチのオン信号
が出力されない場合には、押付処理が失敗したと判断し
てロボット10を停止させるとともに、適宜な警報手段
を作動させる。
【0036】一方、リミットスイッチのオン信号を入力
した場合には、吸盤21に作用しているバキューム圧を
オフして該吸盤21による吸着を解除する処理と、前記
原点位置まで治具20を戻す処理とを順次実行する(ス
テップ110F、ステップ110G)。そして、上記し
た手動モードに基づく一連の取付処理が終了すると、手
順がステップ100にリターンされる。
【0037】なお、上記治具20を原点位置に戻すデー
タ、上記治具20を旋回させるデータおよび吸盤21に
バキューム圧を作用させるためのデータ等も予め前記メ
モリ93に格納される。
【0038】上記実施例ではリヤ側の窓ガラス70を取
付ける場合について説明したが、第2図に示したフロン
ト側の窓ガラス70′も同図に示したロボット10′を
用いて窓ガラス70の場合と同様の取付け手順にしたが
って取付けられる。
【0039】
【発明の効果】本発明によれば、窓枠の段差部分によっ
て湾曲されたスリット光の画像を視覚手段で撮像させ
て、該視覚手段の撮像面における上記湾曲部の位置に基
づいて上記ロボットに対する上記車体の位置ずれ量を検
出し、この位置ずれ量が補正されるようにロボットの移
動データを補正している。したがって、窓ガラスの取付
け作業の度に窓ガラスの位置調整作業を実施しなければ
ならないという従来の不都合を解消して、窓ガラスの取
付け作業の効率化を図ることができる。また、スリット
光を誤認識して位置ずれ量が予設定された許容ずれ量よ
りも大きく待った場合には、窓枠に対する窓ガラスの位
置補正を手動で行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ロボットに付設された窓ガラス取付用治具の構
成および位置ずれ量の計測態様を例示した斜視図。
【図2】車体とロボットとの位置関係を示した平面図。
【図3】制御系の構成を示したブロック図
【図4】本発明の実施例の装置における処理手順を例示
したフローチャート。
【図5】自動モードに基づく窓ガラス取付処理の手順を
例示したフローチャート。
【図6】手動モードに基づく窓ガラス取付処理の手順を
例示したフローチャート。
【図7】テレビカメラの画像を例示した概念図。
【図8】車体の計測ポイントを例示した平面図。
【図9】テレビカメラで撮像された窓枠の画像を写すた
めのモニタと、ジョイスティックを示した斜視図。
【符号の説明】
10 ロボット 20 窓ガラス取付用治具20 21 吸盤 22 吸盤保持体 23 枠体 24 レーザ投光器 25A〜25E テレビカメラ 26 押付け用空圧シリンダ 30 車体 31 窓枠 40 スリット光 70 窓ガラス 90 ロボット制御部 91 画像処理部 92 比較部 93 メモリ 95 ジョイスティック 96〜99 モニタ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ロボットに設けられた治具に窓ガラスを
    保持させ、上記ロボットを所定の移動データによって位
    置決めすることにより車体の窓枠に上記窓ガラスを取付
    ける装置であって、 上記窓枠の段差部分に、該段差部分を横断するスリット
    光を照射する投光手段と、 上記段差部分における上記スリット光の画像を撮像する
    視覚手段と、 上記視覚手段の撮像面における上記画像の湾曲部の位置
    に基づいて、上記車体の位置ずれ量を検出する手段と、 上記位置ずれ量が予設定された許容ずれ量以下であるか
    否かを判定する手段と、上記位置ずれ量が上記許容ずれ
    量以下であると判定された場合に、該位置ずれ量に基づ
    いて上記移動データを補正する手段と、 上記位置ずれ量が上記許容ずれ量よりも大きいと判定さ
    れた場合に、上記窓枠に対する上記窓ガラスの位置補正
    を行うための手動ロボット制御手段とを備えることを特
    徴とする自動車用窓ガラスの取付装置。
JP3220804A 1991-08-31 1991-08-31 自動車用窓ガラスの取付装置 Pending JPH0558360A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011093067A (ja) * 2009-11-02 2011-05-12 Ihi Corp ハンドガイドシステムの視覚情報支援装置
JP2016032855A (ja) * 2014-07-31 2016-03-10 川崎重工業株式会社 作業装置

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