JPH055823Y2 - - Google Patents

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JPH055823Y2
JPH055823Y2 JP2093987U JP2093987U JPH055823Y2 JP H055823 Y2 JPH055823 Y2 JP H055823Y2 JP 2093987 U JP2093987 U JP 2093987U JP 2093987 U JP2093987 U JP 2093987U JP H055823 Y2 JPH055823 Y2 JP H055823Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はサーボモータにおけるセンサ信号線取
出装置に係り、詳しくは、位置センサや速度セン
サを備えたサーボモータのケーシング内配線機構
に関するものである。
〔従来技術〕
ロボツトや工作機械に使用されるサーボモータ
には、その作動を制御するために位置センサや速
度センサが設けられている。いずれのセンサもモ
ータシヤフトの回転に基づき回転子の位置や速度
を検出するようになつているが、それらはモータ
ケーシング内に納められ、それぞれのセンサの配
線はケーシング内を這い回して外に出され、ケー
シング外の端子箱内のコネクタに接続される。端
子箱は制御器と接続され、サーボモータが指令を
受けて作動したりまた停止し、一方、作動してい
るサーボモータの回転子の位置や速度をフイード
バツクして、制御精度を高めることができるよう
になつている。
上記の位置センサはモータシヤフトに固定した
センサロータの周上に配置されたマグネツトに感
応するホール素子などである。このホール素子は
例えば3個配置される。それから検出信号を出力
させるためには、ホール素子に電流を流す必要が
あり、そのための電源線と接地線がホール素子ご
とにあり、磁界が与えられることにより発生する
電位差を取り出す検出信号線も各2本ある。ま
た、速度センサは通常多相構造であり、各巻線か
らの検出信号取出線と接地線が必要で、例えば六
相であればそれぞれ6本ずつ備えられることにな
る。
ところで、位置センサや速度センサは単体で市
販されており、サーボモータを製作する場合には
通常それらを購入して、モータに装着する。それ
ぞれのセンサには所要の配線が予め施されてお
り、モータケーシングに装着された後はその配線
がケーシング外の端子箱まで導出され、その中の
コネクタに作業者の手作業によつて接続される。
〔考案が解決しようとする問題点〕 上述したように、位置センサや速度センサの各
配線は、モータケーシング内を引き回され、それ
ぞれ1本ずつ端子箱の中で結線されるのである
が、この作業は人手に頼らざるを得ず、手間がか
かる問題がある。しかも、検出信号線をケーシン
グ内で長く引き回さなければならない場合には、
ケーシング内に配置されているモータの動力線に
近接することがあり、その動力線からのノイズの
影響を受けやすい。したがつて、センサの作動が
乱されたり検出信号にノイズが入つたりする問題
がある。
本考案は上述の問題に鑑みなされたもので、そ
の目的は、モータケーシング内を引き回される位
置センサや速度センサの配線数を減少させて、配
線作業の手間を軽減し、モータの組立作業の円滑
を図り、また、モータの動力線との近接を避けて
ノイズを拾わないようにして正確な検出精度が達
成されるようにしたサーボモータにおけるセンサ
信号線取出装置を提供することである。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案のサーボモータにおけるセンサ信号線取
出装置の特徴とするところを、第1図および第2
図を参照して説明すると、サーボモータ1のモー
タシヤフト2に位置センサ3と速度センサ4とが
取り付けられ、それぞれのセンサからの検出信号
線12,13をモータケーシング15外の端子箱
17に導出する信号線取出装置である。そして、
両センサ3,4の近傍のモータケーシング15内
にターミナルボード16が設置され、各センサ用
の電源線10、接地線11,14などの共通機能
を有する配線がそのターミナルボード16で一旦
まとめられている。そのターミナルボード16か
ら端子箱17への電源線18と接地線19はそれ
ぞれ1本とされ、それらが各センサの検出信号線
12,13と共に端子箱17に接続される。
〔作用〕
モータケーシング15内に位置センサ3と速度
センサ4から出ている配線10〜14がターミナ
ルボード16にまとめて結線される。その結線は
機能上共通している電源線10や接地線11,1
4は一つにされ、まとめることのできない検出信
号線12,13はおのおの独立の状態でターミナ
ルボード16に接続される。ターミナルボード1
6から端子箱17までは必要最低数の配線のみと
され、モータケーシング15から端子箱17まで
の配線数は極めて少なくなる。モータの動力線と
それらの全ての配線が近接したり交錯するのを避
けることができるので、信号線12,13に動力
線からのノイズの影響を与えることは少なくな
る。
〔考案の効果〕
本考案は、位置センサと速度センサ近傍のモー
タケーシング内にターミナルボードを配置し、各
センサ用の電源線、接地線などの共通機能を有す
る配線がそのターミナルボードで一旦まとめら
れ、端子箱への電源線と接地線はそれぞれ1本と
され、それを各センサの検出信号線と共に前記端
子箱に導入されるようになつているので、配線数
が減少して取付手間が軽減される。また、それら
の検出信号線とモータの動力線との接近も少なく
なり、動力線からのノイズの影響を抑制でき、検
出精度の信頼性が向上する。
〔実施例〕
以下に本考案のサーボモータにおけるセンサ信
号線取出装置を詳細に説明する。第1図は全体構
成図で、サーボモータ1のモータシヤフト2の背
部側には位置センサ3と速度センサ4が取り付け
られている。位置センサ3は、例えばモータシヤ
フト2に固定されたセンサロータ5と、その周囲
に適数個配置されたマグネツトと、そのマグネツ
トに感応するホール素子などの磁極検出センサ、
およびセンサロータを外囲するように配置された
磁極検出センサ保持器6とからなる。そして、マ
グネツトの移動で生じるホール素子からの出力電
圧で、モータの回転子の回転位置が検出される。
速度センサは、例えばタコジエネレータであり、
モータシヤフト2に固定された周囲に適数個配置
されたマグネツトを持つジエネレータロータ7
と、そのマグネツトの移動で電圧を誘起する巻
線、および巻線のための固定子8とからなる。そ
して、マグネツトの移動で巻線に誘起される電圧
波形から、モータの回転子9の回転数が検出され
るようになつている。
上記した位置センサ3にあつては、ホール素子
が3個設けられ、第2図に示すように、検出信号
を出力させるためホール素子に電流を流す電源線
10と接地線11がそれぞれにあり、発生する電
位差を取り出す検出信号線12も各2本ある。し
たがつて、位置センサ3からは、電源線10が3
本、接地線11が3本、信号線12が6本でてい
ることになる。一方、速度センサ4は六相構造と
なつており、各巻線からの検出信号線13と接地
線14が必要で、それぞれ6本、合計12本でてい
る。これらの全部の配線数は総数24本であるが、
電源線10の3本を1本にまとめ、接地線11の
3本と接地線14の6本とを1本にまとめると、
総計で14本の配線とすることができる。
これを可能にすめために、本考案においては、
位置センサ3と速度センサ4との近傍のモータケ
ーシング15内にターミナルボード16が設置さ
れ、各センサ用の電源線、接地線などの共通機能
を有する配線がそのターミナルボード16で一旦
まとめられるようになつている。そのターミナル
ボード16からモータケーシング15外の端子箱
17への電源線18と接地線19はそれぞれ1本
とされ、それを各センサ3,4の検出信号線1
2,13と共に端子箱17に接続することができ
る。なお、ターミナルボード16としてプリント
配線基板を採用すれば、小さいもので済むし、各
配線の接続も容易に行うことができる。モータケ
ーシング15内にはモータの動力線を表記してい
ないが、その動力線から受けるノイズの影響は少
なくできる。ちなみに、端子箱17から先は制御
器などに接続され、駆動や停止の指令を受けた
り、作動状態がフイードバツクされて所望の稼働
となるように調整される。
このように、多くの信号配線をモータケーシン
グ内で引き回わすことなく、ターミナルボードで
共通的な電源線や接地線を一括配線し、線の数を
減らしてそれらをケーシング外の端子箱の中で結
線するので、手間が省けて組立の作業性が向上す
る。検出信号線がケーシングの中を長い距離引き
回されることが少なくなり、モータの動力線から
のノイズの影響を低減できる。位置センサや速度
センサは購入品で入手する場合が多く、一般に線
がすでに出ていて、それらを端子箱内コネクタに
直接結線していたものをターミナルボードでまと
めるということ、そのターミナルボードはセンサ
近傍にプリント基板を張り付けるだけでよいこと
から、簡素化されて実用的には製作上の利点を有
するサーボモータとすることができる。したがつ
て、製作面では安価であり、性能的には誤差の少
ない精密なものとなつて、この種のモータをロボ
ツトや工作機械に採用すれば、それらの作動はよ
り一層精度の高いものとなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のサーボモータにおけるセンサ
信号線取出装置を含むサーボモータの模式的全体
配置図、第2図は各センサからの配線とターミナ
ルボードから端子箱への配線を示す説明図であ
る。 1……サーボモータ、2……モータシヤフト、
3……位置センサ、4……速度センサ、10,1
8……電源線、11,14,19……接地線、1
2,13……検出信号線、15……モータケーシ
ング、16……ターミナルボード、17……端子
箱。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 サーボモータのモータシヤフトに位置センサと
    速度センサが取り付けられ、それぞれのセンサか
    らの検出信号線をモータケーシング外の端子箱に
    導出する信号線取出装置において、 上記両センサ近傍のモータケーシング内にター
    ミナルボードが設置され、各センサ用の電源線、
    接地線などの共通機能を有する配線がそのターミ
    ナルボードで一旦まとめられ、 上記ターミナルボードから端子箱への電源線と
    接地線はそれぞれ1本とされ、それを各センサの
    検出信号線と共に前記端子箱に接続したことを特
    徴とするサーボモータにおけるセンサ信号線取出
    装置。
JP2093987U 1987-02-16 1987-02-16 Expired - Lifetime JPH055823Y2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2093987U JPH055823Y2 (ja) 1987-02-16 1987-02-16

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JP2093987U JPH055823Y2 (ja) 1987-02-16 1987-02-16

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Publication Number Publication Date
JPS63131570U JPS63131570U (ja) 1988-08-29
JPH055823Y2 true JPH055823Y2 (ja) 1993-02-16

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JP2093987U Expired - Lifetime JPH055823Y2 (ja) 1987-02-16 1987-02-16

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JP2017189022A (ja) * 2016-04-06 2017-10-12 株式会社日立産機システム 回転電機
WO2019207794A1 (ja) * 2018-04-27 2019-10-31 三菱電機株式会社 電動機

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JPS63131570U (ja) 1988-08-29

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