JPH0558205U - い草の加湿装置 - Google Patents

い草の加湿装置

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JPH0558205U
JPH0558205U JP564592U JP564592U JPH0558205U JP H0558205 U JPH0558205 U JP H0558205U JP 564592 U JP564592 U JP 564592U JP 564592 U JP564592 U JP 564592U JP H0558205 U JPH0558205 U JP H0558205U
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JP
Japan
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chamber
rush
air
humidification
humidifying
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Application number
JP564592U
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English (en)
Inventor
鎚雄 永田
正義 鮎川
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SHINWAKOGYO CO., LTD.
Original Assignee
SHINWAKOGYO CO., LTD.
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 大量のい草を均一に加湿できる加湿装置を提
供する。 【構成】 本体ボックス1を、通風板5上にい草を起立
姿勢で収納する加湿室2と、この通風板5の下方に設け
られた空気流通路3と、この加湿室2の側部に設けられ
た霧化室4とに区画し、前記霧化室4に霧発生機6や保
水材料17などの霧発生手段を配設するとともに、前記
霧化室4、空気流通路3及び加湿室2の順に空気を循環
させる送風機11を設置し、且つこの送風機11の吸引
力により前記加湿室2内に外部の新鮮空気を吸入する開
閉自在な開口部13,14を設けた。 【効果】 霧を含有した空気は、通風板5から加湿室2
内へ吹き上がり、い草の間を通って均一に加湿する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はい草の加湿装置に係り、詳しくは、い草を起立姿勢で加湿室に収納し て、均一な加湿を行える加湿装置の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
たたみ表の材料であるい草は、泥染、乾燥を行った後、製莚機により製莚され る。この場合、い草は乾燥後であって、折れ易いことから、製莚機による製莚に 先立ち、加湿装置により加湿される。
【0003】 図3は従来の加湿装置を示している。図中、101は長箱型の本体ボックスで あり、中央部の加湿室102と、一側部の霧化室103と、他側部の吸引室10 4に区画されており、霧化室103には霧発生機105が設置され、また吸引室 104にはファン106が設置されている。
【0004】 い草は加湿室102に横臥して積み重ねられており、ファン106を回転させ ると、霧化室103で発生した霧を含有する空気は加湿室102をい草の長さ方 向に沿って通って吸引室104へ吸引され、い草を加湿するようになっている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
ところが上記従来手段は、い草は横臥して積み重ねられているため、下層のい 草は上層のい草の荷重により押し潰され、このため上層のい草の通風性は良いが 、下層のい草の通風性は悪く、その結果、上層のい草は過度に加湿され、また下 層のい草は加湿不足になりやすく、加湿むらが甚しいという問題点であった。
【0006】 また加湿102の容積を大きくして、大量のい草を積み重ねると、上記問題点 は益々顕著化するので、加湿室102の容積を大きくできず、大量のい草の加湿 を同時に行えないという問題点があった。更には横臥姿勢で加湿室102にい草 を出し入れする作業は行いにくく、出し入れがかなりの重労働になるという問題 点があった。 そこで本考案は、大量のい草を加湿むらなく均一に加湿できる加湿装置を提供 することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
このために本考案は、本体ボックス1を、通風板5上にい草を起立姿勢で収納 する加湿室2と、この通風板5の下方に設けられた空気流通路3と、この加湿室 2の側部に設けられた霧化室4とに区画している。そして前記霧化室4にコンプ レッサ8の駆動により霧を発生する霧発生機6を配設するとともに、前記霧化室 4、空気流通路3及び加湿室2の順に空気を循環させる送風機11を設置し、且 つこの送風機11の吸引力により前記加湿室2内に外部の新鮮空気を吸入する開 閉自在な開口部13,14を設けたものである。
【0008】
【作用】
上記構成において、霧化室4で生じた霧は、送風機11の駆動により、空気流 通路3を通って加湿室2に吹き上げられ、い草を加湿する。この場合、い草は起 立姿勢で収納されているので、霧を含んだ空気はい草の間を均等に吹き上げ、均 一に加湿する。また加湿室2へのい草の出し入れも容易であり、更には開口部1 3,14を適宜開放することにより、外部の新鮮空気を加湿室2に導入できる。
【0009】
【実施例】
次に、図面を参照しながら本考案の実施例を説明する。 図1はい草の加湿装置の斜視図、図2は断面図である。1は本体ボックスであ り、い草が通風板5上に起立姿勢で収納される加湿室2と、この通風板5の下方 の空気流通路3と、左側部の霧化室4に区画されている。また各室2,3,4に は、開閉扉21,22が設けられている。10は霧化室4と空気流通路3を仕切 る多孔状の仕切板である。
【0010】 霧化室4には霧発生機6が設置されており、給水パイプ7から供給された水を 、コンプレッサ8の駆動により霧化する。9は霧発生機6の上方に設けられた多 孔状の仕切板である。霧化室4の上部には送風機11が設置されており、ダクト 12を通して加湿室2の空気を吸引し、霧化室4に環流させる。また本体ボック ス1の側壁には開閉自在な開口部13,14が設けられている。開口部の設置箇 所や個数は任意である。15は本体ボックス1を移動させるキャスタである。図 2に示されるように、い草を加湿室2に起立姿勢で収納した状態で、加湿室2の 上部には上記ダクト12に連通する空気流通のための余裕空間16が確保される 。
【0011】 この加湿装置は上記のような構成より成り、次にい草の加湿方法を説明する。 開閉扉21を開いて、い草を起立姿勢で通風板5上に収納し、開閉扉21を閉じ る。次にコンプレッサ8を駆動して、給水パイプ7から水を供給すると、霧化室 4において、霧発生機6により霧が発生し、霧を含有する空気は、送風機11の 回転により、空気流通路3を通って加湿室2内へ吹き上げられ、起立姿勢のい草 の間を通ってい草を加湿する。
【0012】 次いでこの空気はダクト12に吸入され、霧化室4に戻される。このようにし て霧を含有する空気が循環することにより、い草は徐々に加湿される。また適宜 開口部13,14を開口し、外部の新鮮空気を加湿室2に導入する。図2におい て鎖線矢印は新鮮空気の流れを示している。また時折開口部13から加湿室2の 内部を覗いて、加湿の進行状態を点検する。加湿が終了したならば、再び開閉扉 21を開き、い草を取り出す。
【0013】
【考案の効果】
以上説明したように本考案は、い草は加湿室2に起立姿勢で収納されるので、 均一な加湿ができ、また加湿室2の容積を大きくして、大量のい草を同時に加湿 でき、更には必要に応じて、外部の新鮮空気を加湿室2内に導入でき、更にはい 草の加湿室2への出し入れも容易に行える。
【提出日】平成4年11月18日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】 【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はい草の加湿装置に係り、詳しくは、い草を起立姿勢で加湿室に収納し て、均一な加湿を行える加湿装置の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
たたみ表の材料であるい草は、泥染、乾燥を行った後、製莚機により製莚され る。この場合、い草は乾燥後であって、折れ易いことから、製莚機による製莚に 先立ち、加湿装置により加湿される。
【0003】 図4は従来の加湿装置を示している。図中、101は長箱型の本体ボックスで あり、中央部の加湿室102と、一側部の霧化室103と、他側部の吸引室10 4に区画されており、霧化室103には霧発生機105が設置され、また吸引室 104にはファン106が設置されている。
【0004】 い草は加湿室102に横臥して積み重ねられており、ファン106を回転させ ると、霧化室103で発生した霧若しくは水蒸気(以下、「霧」と総称する)を 含有する空気は加湿室102をい草の長さ方向に沿って通って吸引室104へ吸 引され、い草を加湿するようになっている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】 ところが上記従来手段は、い草は横臥して積み重ねられているため、下層のい 草は上層のい草の荷重により押し潰され、このため上層のい草の通風性は良いが 、下層のい草の通風性は悪く、その結果、上層のい草は過度に加湿され、また下 層のい草は加湿不足になりやすく、加湿むらが甚しいという問題点であった。
【0006】 また加湿102の容積を大きくして、大量のい草を積み重ねると、上記問題点 は益々顕著化するので、加湿室102の容積を大きくできず、大量のい草の加湿 を同時に行えないという問題点があった。更には横臥姿勢で加湿室102にい草 を出し入れする作業は行いにくく、出し入れがかなりの重労働になるという問題 点があった。 そこで本考案は、大量のい草を加湿むらなく均一に加湿できる加湿装置を提供 することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
このために本考案は、本体ボックス1を、通風板5上にい草を起立姿勢で収納 する加湿室2と、この通風板5の下方に設けられた空気流通路3と、この加湿室 2の側部に設けられた霧化室4とに区画している。そして前記霧化室4に霧発生 機6や保水材料17などの霧発生手段を配設するとともに、前記霧化室4、空気 流通路3及び加湿室2の順に空気を循環させる送風機11を設置し、且つこの送 風機11の吸引力により前記加湿室2内に外部の新鮮空気を吸入する開閉自在な 開口部13,14を設けたものである。
【0008】
【作用】
上記構成において、霧化室4で生じた霧は、送風機11の駆動により、空気流 通路3を通って加湿室2に吹き上げられ、い草を加湿する。この場合、い草は起 立姿勢で収納されているので、霧を含んだ空気はい草の間を均等に吹き上げ、均 一に加湿する。また加湿室2へのい草の出し入れも容易であり、更には開口部1 3,14を適宜開放することにより、外部の新鮮空気を加湿室2に導入できる。
【0009】
【実施例】
次に、図面を参照しながら本考案の実施例を説明する。 図1はい草の加湿装置の斜視図、図2は断面図である。1は本体ボックスであ り、い草が通風板5上に起立姿勢で収納される加湿室2と、この通風板5の下方 の空気流通路3と、左側部の霧化室4に区画されている。また各室2,3,4に は、開閉扉21,22が設けられている。10は霧化室4と空気流通路3を仕切 る多孔状の仕切板である。
【0010】 霧化室4には霧発生機6が設置されており、給水パイプ7から供給された水を 、コンプレッサ8の駆動により霧化する。9は霧発生機6の上方に設けられた多 孔状の仕切板である。霧化室4の上部には送風機11が設置されており、ダクト 12を通して加湿室2の空気を吸引し、霧化室4に環流させる。また本体ボック ス1の側壁には開閉自在な開口部13,14が設けられている。開口部の設置箇 所や個数は任意である。15は本体ボックス1を移動させるキャスタである。図 2に示されるように、い草を加湿室2に起立姿勢で収納した状態で、加湿室2の 上部には上記ダクト12に連通する空気流通のための余裕空間16が確保される 。
【0011】 この加湿装置は上記のような構成より成り、次にい草の加湿方法を説明する。 開閉扉21を開いて、い草を起立姿勢で通風板5上に収納し、開閉扉21を閉じ る。次にコンプレッサ8を駆動して、給水パイプ7から水を供給すると、霧化室 4において、霧発生機6により霧が発生し、霧を含有する空気は、送風機11の 回転により、空気流通路3を通って加湿室2内へ吹き上げられ、起立姿勢のい草 の間を通ってい草を加湿する。
【0012】 次いでこの空気はダクト12に吸入され、霧化室4に戻される。このようにし て霧を含有する空気が循環することにより、い草は徐々に加湿される。また適宜 開口部13,14を開口し、外部の新鮮空気を加湿室2に導入する。図2におい て鎖線矢印は新鮮空気の流れを示している。また時折開口部13から加湿室2の 内部を覗いて、加湿の進行状態を点検する。加湿が終了したならば、再び開閉扉 21を開き、い草を取り出す。 本考案は、上記実施例に限定されないのであって、例えば霧発生手段としては 、上記霧発生機6にかえて、例えば特開昭61−141505号公報に記載され ているような通気性の保水材料に風を通して霧を発生させるものでもよく、この 場合、図3に示すように霧化室4には上記霧発生機6にかえて保水材料17を収 納すればよい。
【0013】
【考案の効果】
以上説明したように本考案は、い草は加湿室2に起立姿勢で収納されるので、 均一な加湿ができ、また加湿室2の容積を大きくして、大量のい草を同時に加湿 でき、更には必要に応じて、外部の新鮮空気を加湿室2内に導入でき、更にはい 草の加湿室2への出し入れも容易に行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る加湿装置の斜視図
【図2】本考案に係る加湿装置の断面図
【図3】従来の加湿装置の斜視図
【符号の説明】
1 本体ボックス 2 加湿室 3 空気流通路 4 霧化室 5 通風板 6 霧発生機 8 コンプレッサ 11 送風機 13,14 開口部
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年11月18日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【考案の名称】 い草の加湿装置
【実用新案登録請求の範囲】
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るい草の加湿装置の斜視図
【図2】本考案に係るい草の加湿装置の断面図
【図3】本考案の他の実施例に係るい草の加湿装置の断
面図
【図4】従来のい草の加湿装置の斜視図
【符号の説明】 1 本体ボックス 2 加湿室 3 空気流通路 4 霧化室 5 通風板 6 霧発生機 8 コンプレッサ 11 送風機 13,14 開口部 17 保水材料 ─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年11月18日
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図3
【補正方法】変更
【補正内容】
【図3】
【手続補正4】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図4
【補正方法】追加
【補正内容】
【図4】

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体ボックス1を、通風板5上にい草を
    起立姿勢で収納する加湿室2と、この通風板5の下方に
    設けられた空気流通路3と、この加湿室2の側部に設け
    られた霧化室4とに区画し、前記霧化室4にコンプレッ
    サ8の駆動により霧を発生する霧発生機6を配設すると
    ともに、前記霧化室4、空気流通路3及び加湿室2の順
    に空気を循環させる送風機11を設置し、且つこの送風
    機11の吸引力により前記加湿室2内に外部の新鮮空気
    を吸入する開閉自在な開口部13,14を設けたことを
    特徴とするい草の加湿装置。
JP564592U 1992-01-17 1992-01-17 い草の加湿装置 Pending JPH0558205U (ja)

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JP564592U JPH0558205U (ja) 1992-01-17 1992-01-17 い草の加湿装置

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JP564592U JPH0558205U (ja) 1992-01-17 1992-01-17 い草の加湿装置

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JPH0558205U true JPH0558205U (ja) 1993-08-03

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ID=11616873

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JP564592U Pending JPH0558205U (ja) 1992-01-17 1992-01-17 い草の加湿装置

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57121291A (en) * 1980-12-05 1982-07-28 Thomson Csf Long wavelength semiconductor laser

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57121291A (en) * 1980-12-05 1982-07-28 Thomson Csf Long wavelength semiconductor laser

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