JPH0557811B2 - - Google Patents

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JPH0557811B2
JPH0557811B2 JP1014940A JP1494089A JPH0557811B2 JP H0557811 B2 JPH0557811 B2 JP H0557811B2 JP 1014940 A JP1014940 A JP 1014940A JP 1494089 A JP1494089 A JP 1494089A JP H0557811 B2 JPH0557811 B2 JP H0557811B2
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JP
Japan
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coil end
insulation
core
interphase
coil
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JP1014940A
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Rii Miraa Samii
Reon Kindeigu Aran
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General Electric Co
Original Assignee
General Electric Co
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Publication date
Application filed by General Electric Co filed Critical General Electric Co
Publication of JPH01252136A publication Critical patent/JPH01252136A/ja
Publication of JPH0557811B2 publication Critical patent/JPH0557811B2/ja
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    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K3/00Details of windings
    • H02K3/32Windings characterised by the shape, form or construction of the insulation
    • H02K3/38Windings characterised by the shape, form or construction of the insulation around winding heads, equalising connectors, or connections thereto
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K15/00Methods or apparatus specially adapted for manufacturing, assembling, maintaining or repairing of dynamo-electric machines
    • H02K15/10Applying solid insulation to windings, stators or rotors
    • H02K15/105Applying solid insulation to windings, stators or rotors to the windings
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
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    • Y10T29/49Method of mechanical manufacture
    • Y10T29/49002Electrical device making
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    • Y10T29/53143Motor or generator
    • Y10T29/53152Means to position insulation
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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  • Power Engineering (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Manufacture Of Motors, Generators (AREA)
  • Insulation, Fastening Of Motor, Generator Windings (AREA)
  • Dc Machiner (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は回転電気機械の巻線間絶縁構造、特に
その電気機械のステータ機構における巻線のコイ
ル端部に相間絶縁素子挿入構造に関するものであ
る。
周知の通り、回転電気機械のステータ機構は、
通常は、開口と軸方向に形成されたスロツトとを
有する磁気鉄心と、導体の巻回により形成された
複数のコイルからなる巻線とを含んでいる。巻線
は軸向スロツト中に位置するコイル辺部と、これ
らのスロツトから突出して鉄心端面の付近に位置
するコイル端部とを有する。複数のコイルを形成
するのに用いられる導体は各1回巻が隣接の1回
巻と短絡しないようにする電気絶縁コーテイング
を有し、各スロツト内は、たとえばスロツトライ
ナによりコアから電気的に絶縁されることによ
り、巻線がステータコアに短絡するのを阻止す
る。巻線間電位は巻線間にコンデンサが接続され
る場合など、線間電圧を上まわる高い値となるた
め、ひとつの巻線の巻回導線は別の巻線の巻回導
線から、付加的な絶縁素子により絶縁分離され
る。したがつて、上ような無視しえない巻線間電
位が存在するときに、なんらの付加絶縁素子も介
在しない二巻線の導体が互いに接触すると導体そ
のものの絶縁被膜を短寿命にし、さらには絶縁破
壊を生じて巻線間を短絡させることになる。この
付加的な絶縁素子は鉄心のスロツトに関連配置さ
れた絶縁用くさび、又はスロツトセパレータより
構成することができ、この場合は、一の巻線のコ
イル辺導体を、別の巻線のコイル辺導体から分離
することができる。しかしながら、異つた巻線の
コイル端部どうしは、特にこの部分の特定形状を
得るためのブロツキング又は加圧操作を施される
時に、互いに接触しやすいため、この付加絶縁素
子には鉄心端面付近において異つた巻線のコイル
端部間に配置されるコイル端−相間絶縁素子を具
備することができる。
この相間絶縁素子は、一般には手作業によりス
テータコア上に取付けられる。手作業による素子
挿入技術が採用される場合、相間絶縁素子は個々
に配置されなければならないが、これはステータ
コア上に1回に1個の絶縁素子を置くだけである
から、この作業がステータ機構の加工工程に占め
る回数(時間)は無視しえないものとなる。すな
わち、絶縁素子の手作業挿入はステータ機構の加
工工程におけるオートメーシヨン段階の流れを維
持しつつ行おうとすれば、1本の流れに3人又は
4人程度の作業員を要することになる。したがつ
て、これらの時間と労力とを節減し、同時に多数
のコイル端絶縁素子を配置しうる鉄心への同素子
配置のための改良された方法及装置が要求され
る。
コイル端絶縁素子を挿入するための、周知の別
の方法は、相間絶縁素子をステータコアへの巻線
挿入作業とほぼ同時に配置することである。たと
えば、巻線がコイル挿入設備上にある時、相間絶
縁素子を二巻線間に配置し、次にこの二巻線と一
緒にステータコアに挿入する方法がある。しかし
ながら、二以上の巻線と共にコイル端絶縁素子を
装着することは、巻線とコイル端絶縁素子との固
まり、あるいはこぶを作り、これが挿入設備内で
引掛かるため、その設備操作に時間を要するか、
挾まつた絶縁素子を真すぐに伸ばすなどの付加的
操作が必要となる。
巻線と同時のコイル端絶縁素子挿入における困
難性は、巻線が個々に挿入される、すなわちコイ
ル挿入設備の多数の巻線通路を用いるときに増大
することである。また、鉄心のスロツト中には最
大スロツト充填、すなわち最大本数の導体を挿入
してモータ効率及び素材利用率を最大にすること
が要求される。この最大スロツト充填を満足する
ためには各巻線を個々に挿入し、異つた巻線の操
入段階の中間において、すでに巻線に占有された
スロツトの特定領域内でその巻線の導体を分配
(再配置)する中間分配作業がしばしば要求され
る。このような巻線の個々挿入及び中間分配技術
は鉄心への巻線挿入に要する力を最小にし、した
がつてその挿入力を増大する際に生やすい巻線の
損傷という問題を排除する。しかしながら、個々
の巻線挿入はコイル端絶縁素子の挿入について問
題がある。すなわち、絶縁素子は個々の巻線挿入
ごとに二巻線間に配置されることはできず、絶縁
されるべき二巻線のうち、最初の巻線の挿入に続
く形で行うか、又は次の巻線挿入を先導する形で
行うかのいれかでなければならない。もし、コイ
ル端絶縁素子が、第1巻線の挿入に続行して配置
されるようにコイル挿入設備上に配置されるなら
ば、絶縁素子を挿入設備の把持器が巻線のコイル
を鉄心の所定のスロツトに移すべく、設備本体か
らつかみ出す際に、その把持器によつて損傷を受
けやすいのである。他方、コイル端絶縁素子を挿
入されるべき第2の巻線と共に挿入することは、
絶縁素子が巻線挿入の際にそれを先導しなけれな
らない。しかし、絶縁素子が第2巻線を先導する
ということは、いわばクツシヨンをおかず、直に
鉄心の歯面に接触して損傷を受ける危険がある。
したがつて、コイル端絶縁素子の挿入技術は、
その挿入配置時間と、作業者数とを最少にし、巻
線が個々に鉄心中心に挿入される時問題となるコ
イル端配置上の問題点をも最少にするような技術
が望まれる。さらに、このコイル端絶縁素子の挿
入技術は巻線挿入操作から独立し、コイル挿入設
備の休止時間と、その設備内での引掛りなどで生
じる巻線材料のスクラツプを減少しうるものであ
ることが望まれる。
したがつて、本発明のひとつの一般的な目的は
コイル端−相間絶縁素子を回転電気機械のステー
タ鉄心中に挿入するための、、新規にして改良さ
れた方法及び装置を提供することである。
本発明のより特定した目的は、複数のコイル端
絶縁素子をステータ鉄心中に同時に挿入するため
の方法及び装置を提供することである。
本発明の、いまひとつの目的は相間絶縁素子を
最短時間で経済的に挿入する新規にして改良され
た方法を提供することである。
本発明の、さらに別の目的はコイル挿入操作か
らは独立し、巻線の個別挿入を要求するステータ
機構の加工工程において採用されうる新規にして
改良されたコイル端絶縁素子挿入の方法及び装置
を提供することである。
本発明のさらに別の目的はコイル端−相間絶縁
素子を、ステータ鉄心上において操作し、整列さ
せ、定置するための新規にして改良された方法及
び装置を提供することである。
本発明の、なお別の目的はコイル端−相間絶縁
素子の特性を利用して、これをステータ鉄心上に
配置する新規にして改良された方法を提供するこ
とである。
略述すれば、本発明の回転電気機械のステータ
機構製作のための方法及び装置は、ステータ鉄心
の少くとも一端面の付近に配置されたコイル端−
相間絶縁素子により、巻線を互いに分離するよう
にしたものである。この絶縁素子をステータ機構
の製作工程中、所定の位置に維持するためにはス
テータ鉄心における幾条かのスロツト内に配置さ
れるコネクタ又はコネクタ部が用いられる。
本発明の方法を実施するひとつの好ましい形態
は、複数の相間絶縁素子をこれが写像(鏡像)シ
リンダの範囲内に定置できるように変形する工程
を含むものである。写像シリンダとは相間絶縁素
子が配置されるべき鉄心の開口径よりも小さい直
径を有するシリンダである。好ましい実施例にお
いてはさらに、相間絶縁素子を軸方向に移動させ
ながら鉄心開口内に挿入及び規制し、かつコネク
タを鉄心の所定のスロツトに整列させる工程を有
する。好ましい実施例の次の段階では、相間絶縁
素子を写像シリンダから放射状外向きに移動させ
ると共に、相間絶縁素子のコネクタを鉄心の所定
のスロツト中に移すことである。
本発明方法の別の実施例では、少くとも1個の
相間絶縁素子の前端における少くとも1本のコネ
クタをそのための挿入装置上の第1の所定個所に
配置すると共に、その少くとも1個の相間絶縁素
子を前記挿入装置の外面付近において変形する。
この方法はさらに、相間絶縁素子における少くと
も1本の別のコネクタを、前記挿入装置における
前記第1の所定個所から隔つた第2の所定個所に
配置すると共に、相間絶縁素子の端部における少
くとも一部分を前記装置の周面付近に維持するも
のである。この方法はまた、鉄心及挿入装置を相
対的に移動させて前者の開口内に後者を整列配置
し、前記少くとも1本のコネクタにおける先端の
少くとも一部分を解放してそのコネクタを鉄心に
おける所定のスロツト中に移動させ、さらに前記
少くとも1本の別のコネクタを鉄心における別の
所定スロツト中に整列移動させるものである。
本発明の方法を実施するための装置の好ましい
実施例は、上述の方法を実行するために、少くと
もひとつの相間絶縁素子の少くとも1個所の絶縁
端部を少くとも部分的に弧状に変形する手段、並
に前記少くともひとつの相間絶縁素子における少
くとも2本のコネクタを前記変形手段における所
定の互いに隔つた個所に位置ぎめする手段を具備
する。この発明装置はさらに前記絶縁端部の少く
とも一部分を前記変形手段上において、それが変
形される間中拘束維持する手段をも備えている。
変形手段は鉄心開口内において、それ自身が保持
した相間絶縁素子と共に移動可能であり、前記変
形手段が開口内に位置する状態で前記拘束維持手
段を解放することは、前記少くとも2本のコネク
タが鉄心の所定のコネクタ内に移入することを許
容する。
別の装置実施例では、鉄心開口内に挿入される
ことができると共に、表面に変形面を形成してな
る軸体を有する。この軸体は、相間絶縁素子の前
端における少くとも1本のコネクタを受けいれる
ためのグループ、又は凹部等からなる前端受容手
段を有する。軸体はさらに、相間絶縁素子の後端
における少くとも1本の他のコネクタを受け入れ
るためのグループ又は凹部等からなる後端受容手
段を有する。この軸体を鉄心に関して移動させる
ことにより、これを鉄心開口の絶縁素子挿入位置
に配置するためには、相間絶縁素子の絶縁部が軸
体の変形面から放射方向移動するのを制限する手
段が用意される。
本発明の別の様相においては、たとえば、絶縁
素子を所定の形状に変形することにより、これら
複数の絶縁素子にエネルギを蓄積させる。この蓄
積エネルギーは、これら絶縁素子が鉄心開口中を
軸方向に移動した後に解放(エネルギー放出)す
ることにより、鉄心上における絶縁素子それ自体
の位置ぎめに利用される。すなわち、このエネル
ギー解放は、相間絶縁素子のコネクタを開口内の
ある位置から所定の鉄心スロツト内に移動させる
のに役立つ。
本発明のさらに別の様相においては、たとえ
ば、カム機構からなり、相間絶縁素子の少くとも
一端における部分に係合して、少くともその一端
を積極的に移動させ、これを鉄心の所定位置に配
置するためのカム機構を具備している。
本発明の好ましい実施態様は、第1図に示すよ
うな回転電気機械のステータ機構20を製作する
際に用いられる。図示のステータ機構は、磁気鉄
心22を有する。この磁気鉄心は複数の成層体又
は他の適当な手段からなり、長さ方向、すなわち
軸方向に形成された開口24と、この開口の内側
面に放射状に配設され、開口に対して開放28し
た複数の軸方向スロツト26を有する。ステータ
機構はまた、鉄心の所定のスロツト内に埋め込ま
れたコイル辺部、及鉄心の両端面34(図には一
端面のみ示す)の近傍に配置されたコイル端部3
2を有する主巻線30を備えている。補助巻線3
6もまた、鉄心における所定のスロツト内に埋め
込まれたコイル辺部と、鉄心端面の近傍に配置さ
れたコイル端部38とを有する。
絶縁用スロツトライナ40は、主巻線及び補助
巻線を鉄心から絶縁するためにスロツト内に配置
され、絶縁用スロツトくさび42は補助巻線のコ
イル辺部鉄心開口から分離するためにスロツト開
口28に装備される。図示しないが、別のスロツ
トくさび又はセパレータも装備され、これは主及
び補助巻線の各コイル辺部を互いに分離するた
め、この両コイル辺部間に配置される。
44で示す相間絶縁素子は、主巻線30のコイ
ル端部32と、補助巻線36のコイル端部38と
の間の補助的な電気絶縁を受けもつものである。
すなわち、巻線用導体そのものは絶縁されている
のであるが、ステータ機構の作動中においては、
異つた二巻線間に実質的な電位差が生じるため、
これらの各対応するコイル端部間にはしばしば付
加的な絶縁手段が要求されるのである。このよう
な二巻線間の実質的な電位差は、なんらの絶縁を
施さない場合、巻線導体の絶縁を破壊し、両巻線
間を短絡させるか、又はステータ機構そのものの
短命化をもたらしやすいのである。異つた巻線間
のコイル端絶縁は、ステータ機構の実現形式にお
いて、その巻線のコイル端部が鉄心の一方又は両
方の端面に関し特定の形状を持つことを要求され
る結果、それらコイル端部が圧縮成型され、互い
に接触する可能性が高いような場合、特に必要と
なつてくる。
第2図は、相間絶縁素子44を示すものであ
る。この相間絶縁素子は2個のコイル端絶縁素子
又は絶縁部46及び48と、これらを互いに連結
し、保持する2本のコネクタ50及び52からな
つている。この連結は、たとえばコネクタをコイ
ル端絶縁部に超音波溶接することにより達せられ
る。コイル端絶縁部は、たとえばE.I.デユポン社
より販売されている商品名“マイラー”なる可撓
性絶縁材料から形成される。また、コネクタは、
たとえばホウキストフアイバー社より販売されて
いる商品名“トラビア”グレードT−960なるポ
リエステル単繊維材料のような適当な非導電性材
料から形成される。コイル端絶縁部46及び48
は、互いに同一寸法であるか、又は第2図に示す
幅を互いに異らせた型にすることにより、適当な
コイル端分離を行うことができる。各コイル端絶
縁素子の特定の形状は、各巻線端のコイル端部形
状等により定められる。事実、ある種のステータ
機構においては、鉄心の一端面でのみ特定のコイ
ル端形状が要求され、したがつてこの場合は、各
端面専用のコイル端絶縁素子を形成すべきであ
る。
第2図はまた、コネクタ50及び52の相対的
な変化位置を示している。鉄心スロツト内に配置
されたコネクタは、コイル端絶縁素子を、次のス
テータ機構処理操作の間中、鉄心端面の近傍に維
持する。2本のコネクタの間隔は、鉄心の異つた
スロツトに特定されたコネクタを配置するため、
その他の理由で変化させうる。たとえば、コネク
タ52は破線54で示す位置に移され、後に述べ
るようにそのコネクタを鉄心の異つたスロツト中
に配置することができる。さらに2本のコネクタ
を、たとえば鎖線56及び58で示すように、コ
イル端絶縁部に関し、ほぼ対称的に位置させるこ
ともできる。コネクタの本数は、次のステータ処
理工程において、コイル端絶縁素子の十分な保持
を行うための必要に応て変えられる。
ステータ機構20の製作において、主巻線30
及び補助巻線36は、通常マグネツトワイヤと呼
称される絶縁導体の多重巻からなつており、たと
えば1960年4月26日付でメイスンに与えられた米
国特許第2934099号、又はラウアー等に与えられ
た1976年8月31日付米国特許第3977444号におい
て記載された周知の巻線技術及び機械を用いるこ
とにより形成される。主巻線が形成された後、こ
の巻線のターン(コイル)は、たとえばヒルに与
えられた1967年6月13日付米国特許第3324063号
又はスミスに与えられた1972年10月17日付米国特
許第3698063号において開示されたような常套的
なコイル挿入技術により、磁気鉄心の軸向スロツ
ト中に挿入される。
主巻線が形成されて鉄心の所定のスロツト中に
配置されると、第2図に比較的明瞭に示す相間絶
縁素子44は、そのコイル端絶縁部46及び48
が第3図に示すように主巻線のコイル端部32の
内側に近接するように配置される。コイル端絶縁
素子はコネクタ50及び52によつて鉄心端面3
4の至近位置に維持される。
コイル端絶縁素子が、第3図に示すように鉄心
22上に配置されると、ここで補助巻線36(第
1図)がすでに述べたような通常の挿入技術によ
り、鉄心の所定のスロツト中に挿入される。この
補助巻線は開口24に関し、コイル端絶縁部46
及び48の内側に挿入される。したがつて、その
挿入後の補助巻線のコイル端部38は第1図に示
す通り主巻線のコイル端部32から分離される。
もし、巻線数が2よりも多いステータ機構を製作
し、それらの各巻線間にコイル端絶縁素子を配置
すべきであるならば、複数の相間絶縁素子の操入
操作が必要とされるであろう。たとえば、三相モ
ータを製作中の場合には、二組の相間絶縁素子が
要求されることとなる。すなわち、二組の内一方
の素子セツトは、第1相巻線が挿入された後に第
1及第2の相巻線のコイル端部を互いに分離すべ
く鉄心上に配置され、もう一組の素子は第2巻線
が挿入された後に第2及び第3の相巻線のコイル
端を互いに分離すべく鉄心上に配置されるもので
ある。
本発明の一実施形態を完行するにあたり、複数
の相間絶縁素子44は、鉄心開口よりやや小さい
直径の写像シリンダの範囲内を占置するように拘
束される。この写像シリンダ内での規制を受けな
がら、絶縁素子は開口内に向かつて軸方向に移動
させられる。絶縁素子のコネクタ50及52は鉄
心における所定のスロツトに整合し、写像シリン
ダからこの所定スロツト内に向けて放射状外向き
に駆動される。
相間絶縁素子は、第4及び5図に示す挿入装置
60のような相間絶縁操作手段により鉄心上に配
置されうる。第2,4及び5図を参照すると、コ
ネクタ52を含む相間絶縁素子はその62で示す
前端を、軸体66内の4条の縦長方向グループ又
は凹部64のごとき前端受容手段内において、軸
体66上の所定位置に置かれる。次に、これらの
相間絶縁素子は、軸体の外表面、すなわち変形用
面68で示す変形手段の周りで、ほぼ弧状に変形
される。したがつて絶縁素子は全体として円筒型
を形成する。70で示す後端のコネクタ50は、
やはりスロツト又はグループ64からなる後端受
容手段内において、第2の所定位置に配置され
る。したがつて、後端のコネクタ50は隣接した
スロツト又はグループのうち一方の中に配置され
る。絶縁素子はここに図示した挿入装置上には、
手操作で配置されるが、これを機械的手段により
置くことも可能である。相間絶縁素子の軸体に沿
つた縦向変位は変形面68に近接したストツパ7
2の如き縦向変位手段により規制される。挿入装
置は軸体と一体化したハードル74を有すること
により、鉄心開口内においてそれ自体操作される
ようになつている。
第6図は、4個の相間絶縁素子44を定位置に
保持した挿入装置60を示すものである。相間絶
縁素子の放射状外向の動きは、軸体66の周りに
配置された2つのゴム手76(第6図では1個の
み示す)のごとき阻止手段により阻止される。こ
れらの阻止手段は、軸体の変形周面68に近接し
た各絶縁素子の2個所の絶縁端部を少くとも部分
的に保持するものである。当然ながら、たとえば
真空系等、なんらかの保持力供給手段を用いるこ
ともできる。
相間絶縁素子が装入装置上に配置され、その定
位置に保持されると、この挿入装置と鉄心22は
互いに整列して相対的に移動させられ、第7図に
示すように軸体66を鉄心の開口24内に位置さ
せる。相間絶縁素子を軸体の周面付近に維持する
バンドのリテーナ76は、ここで取りはずされ、
各絶縁素子の後端におけるコネクタ50を、第8
図に示すように軸体のグループ66から外向きで
あつて鉄心の所定のスロツト中に移入させる。次
に装入装置を、たとえば時計方向に15゜回転し、
第9図に示すように相間絶縁素子の前端における
コネクタ52を、鉄心における別の所定のスロツ
トと整合させるようにする。コネクタ52を含む
相間絶縁素子の前端は、それらの各対応するグル
ープから外向きであつて、鉄心における別の所定
のスロツト中に入るように移動させられる。挿入
装置は、第1図の補助巻線36の挿入を許容すべ
く鉄心開口より分離される。
第2図に示した相間絶縁素子44を用いる上述
の挿入・配置操作を行うことにより、絶縁素子の
コネクタは、第9図から理解できる通り、鉄心の
異つたスロツト内に配置されることとなる。しか
しながら、隣接した絶縁素子のコネクタは、所望
に応じて同一のスロツト内に配置してもよい。す
でに述べた通に、相間絶縁素子のコネクタにの位
置は変化することができる。たとえば、コネクタ
52はこれを第2図の破線54で示す位置まで変
位し、各絶縁素子の2本のコネクタ間隔を鉄心上
において90゜にすることができる。相間絶縁素子
の各々におけるこのコネクタの再配置は、絶縁素
子の前端におけるコネクタ52が後端におけるコ
ネクタ50とほぼ同時に鉄心スロツト内に配置さ
れ、この時各絶縁素子のコネクタが、隣接する絶
縁素子のコネクタと各スロツトを共有することを
可能にする。したがつて、コネクタ52の再配置
は、これらのコネクタを鉄心における妥当なスロ
ツトに配置するのに、軸体を第9図に示した位置
まで回転する必要性を排除するものである。軸体
の補助的な回転はまた、絶縁素子の両方のコネク
タを第2図の破線56及び58で示す位置まで移
動させることにより、不必要となる。この際、両
コネクタの間隔は第7〜9図の鉄心において5条
のスロツトでは不十分と考えられるため、6条に
わたる十分な間隔とし、スロツトの共有及び同時
配置を許容するものである。
上述の挿入工程においては、各相間絶縁素子を
変形することにより、それらの素子にエネルギー
が蓄積される。軸体66が鉄心開口内に位置した
後におけるバンド76(第6図)の除去は、前記
の蓄積エネルギーを解放し、コネクタを軸体から
離して第7〜9図に示すような所定のスロツト内
に向けて移動させる。しかしながら、配置される
べき絶縁素子端、すなわち絶縁素子の前端62の
最終的かつ積極的な位置ぎめを保障するために
は、その前端と係合して各対応するグループから
それらを積極的に移動させるための放出手段が用
いられる。たとえば、軸体においてドリルを配置
し、グループ64の各々をこれに開口させるよう
にすることができる。放出用の手段、たとえばカ
ム操作片を各グループ内に設けることにより、コ
イル端(相間)絶縁素子の前端をグループから押
しだすことができる。このようなブレード(カム
操作片)は、たとえば1975年3月25日付で登録さ
れたベアーの米国特許第3872705号に開示された
カム51の如き装置によりカム操作されうる。軸
体の周りには、ひとつ以上のガータースプリング
を配置し、それらがグループ中を通過して相間絶
縁素子の前端を放出した後、ブレードに係合し、
これらを引込ませることができる。
相間絶縁素子44を変形することなく、その前
端及後端をほぼ同時に配置するための別の方法に
よれば、第4図の軸体66上において付加的なグ
ループ、又はスロツトが形成される。4個の絶縁
素子を配置する場合、絶縁素子の後端におけるコ
ネクタ50を位置ぎめし、かつ受けいれるために
4条の付加的グループが形成される。これらのグ
ループは、軸体上において相間絶縁素子のコネク
タ52が、他方のコネクタ50と同時に対応する
鉄心スロツトと整合するように配設される。した
がつて、軸体の、第9図に示すような位置への補
助的な回転は不要となる。
第3図から明らかな通り、相間絶縁素子の絶縁
端部は、それらが鉄心端面の付近に位置した後に
は互いに重なりあうこととなる。この絶縁素子端
部の重なりあいは、主巻線と補助巻線とのコイル
端部間における良好な電気絶縁を保障するもので
ある。この重なりあい形状は、第3図の示すとこ
ろにより、ピンホイール型と言いうるものであ
り、各相間絶縁素子44の絶縁端部の一端は、隣
接した1個の相間絶縁素子の一端において、開口
24に関し放射状外向に配置され、その絶縁端部
の他端は隣接した他の相間絶縁素子の一端におい
て開口に関し放射状内向に配置される。相間絶縁
素子におけるこのピンホイール形状は、ここに述
べた工程により製作されたステータ機構の特徴で
ある。
相間絶縁素子が鉄心の範囲内に配置されると、
すでに述べた周知の技術により形成された絶縁導
体の多回巻からなる補助巻線36は、やはり前述
した周知技術により鉄心における所定のスロツト
内に挿入される。補助巻線のコイル端部38及び
主巻線30のコイル端部32はすでに配置又は挿
入された相間絶縁素子44により、第1図に示す
状態で分離される。このような絶縁機構は、巻線
間の電位差に特有の問題を解消するものである。
第2図に示したような相間絶縁素子44を配置
するための、別の挿入手段は、概括的には第10
図及び第11図に、また詳細については第12図
〜17図に示されている。理解の便宜上、挿入機
構78についてはカム機構の一部だけを第13〜
17図に示し、かつ説明するが、この一部とは第
10及び11図に示す装置の頂部に近接して配置
されたものである。しかしながらカム機構の残り
ひ部分も第13〜17図に示した要素と同様の機
能及び形状を有し、ただ、その位置が第10図及
び11図に示した挿入装置の底部に近接している
という差を有するにすぎないものである。さら
に、これら図示説明する要素に対する写像として
装備された同様の要素があり、その要素も同様に
作用する。
第2図及び第10〜16図を参照して説明する
と、相間絶縁素子44は、挿入装置78上に配置
される。この挿入装置の頂部は2個の保持キヤツ
プ80及び82を有する。コネクタ52を有する
4個の相間絶縁素子における前端62は、実質円
筒状の軸体86の範囲内において、第12図に4
条の長さ方向に延びるスロツト又はグループ84
として示された前端受容手段中の所定の位置に配
置される。この前端は第13図のスプリング負荷
式保持アーム88により、所定位置、すなわち所
定のグループ中に保持される。コイル端絶縁部分
46及48の部分は、変形用周面90の周りにお
いて弧状に変形され、相間絶縁素子の後端70に
おけるコネクタ50は、これらのコネクタを4条
の付加的な縦向スロツト又はグループ92として
図示された後端受容手段内に移動させることによ
り、装置上の他の所定個所に位置づけられる。コ
イル端絶縁部分の一部は変形用周面に近接した位
置に保持されるため、保持キヤツプ80及82が
第10図に示す位置へ引込むことによる放射状外
向きの移動を阻止される。変形用周面に近接した
コイル端絶縁部分の一部は、この変形用周面とキ
ヤツプとの中間において保持される。また、相間
絶縁素子の長さ方向の変位はストツプ縁94とし
て示す長さ方向変位手段により阻止される。
相間絶縁素子が挿入機構78上に配置され、か
つ拘束されると、第1図の鉄心22及びこの挿入
機構は互いに整列して相対的に移動させられ、変
形された絶縁素子を鉄心開口24に位置させる。
変形用周面90に近接した絶縁素子端部の一部分
は、保持キヤツプ80及び82を第11図に示す
位置まで持ちあげて開放することにより解放され
る。このような解放状態により、第2図の相間絶
縁素子における後端70のコネクタ50は、グル
ープ92から飛びだして鉄心中の所定のスロツト
内に移入する。一方、前端62は、カム板96を
第13及び15図に示す位置から、第14及び1
6図に示す位置まで回動させることにより、各対
応するスロツト又はグループ84から放出され
る。このカム板の回動は、保持アーム88を解放
して各アームの放出部98がコイル端絶縁部と係
合し、これを押出すようにさせる。カム板の回動
はまた、第15及16図にブレード100として
示した放出手段がコネクタ52と係合して、これ
をグループ84から鉄心における他の所定のスロ
ツト内に向けて押出すことを許容する。かくし
て、相間絶縁素子は第3図に示すようなピンホイ
ール形状において鉄心22上に配置される。ここ
で、補助巻線36は前述した通常の挿入技術を用
いることにより鉄心上に配置され、この結果第1
図に示すようなステータ機構20が完成する。
すでに述べた通り、相間絶縁素子44のコネク
タ50及び52の位置は、第2図に示した定位置
から変位しうるものである。たとえばコネクタ5
2を破線54で示す位置へ移動させた場合等、前
端と後端のコネクタがより遠く隔つた場合には、
相間絶縁素子は単に4条のグループを用いるのみ
で(他の4条のグループ92を要せずに)第11
図の挿入機構上に配置されうる。
第10〜12図を参照すると、第10及11図
に斜視図で示した挿入機構78は軸体(又はかご
型)86の両端にそれぞれ配置された2個の実質
上均等な保持キヤツプ80及び82を有すること
が明らかである。これらの保持キヤツプは相対的
にも、また軸体に対しても移動可能である。キヤ
ツプ80はシヤフト102に取付けられており、
このシヤフトは軸体と、反対側のキヤツプ82
と、取つけ板104及びナツト106の内側で摺
動自在に装備されている。取つけ板104内で摺
動可能なボルト108は保持キヤツプ82と、シ
ヤフト102に摺動自在に取付けられた引込み板
110とを連継するものである。軸体はその長さ
方向に沿つた4条のグループを有することによ
り、相間絶縁素子の前端を位置ぎめし、かつ保持
することができる。軸体はまた、4条の異つた配
置のグループ92を有することにより、相間絶縁
素子の後端におけるコネクタを位置ぎめし、かつ
受容することができる。さらに、軸体は、それ自
身と鉄心とを整列させて前者が後者の開口内にお
ける所定の挿入位置を占めるようにするためのキ
ー部又は条目(シーム)を有する。
相間絶縁素子を挿入機構の軸体上に配置するた
めに、保持キヤツプ80及82は第10図に示す
位置から第11図に示す位置まで後退させられ
る。すなわち、保持キヤツプ80は、シヤフト1
02に固着されたプレート112を操作すること
により、第10図に示す位置から持ちあげられ
る。また、保持キヤツプ82は引戻し板110を
シヤフト102に沿つて下向に移動させることに
より第10図の位置から後退する。このとき、ス
プリング114は第11図に示すように圧縮さ
れ、キヤツプ82は軸体から離れる方向に引き戻
される。カラー128上に固定されたストツパ1
16は保持キヤツプ82の下降及び後退動を制限
する。シヤフトの周りに配置されたスプリング1
14は、相間絶縁素子が軸体上に配置された後
に、保持キヤツプ82の保持位置への復帰手段で
ある。上方の保持キヤツプ80はシヤフト102
を第10図に示す位置へ下降させることにより、
保持位置に復帰する。
第13〜16図は、相間絶縁素子の前端を軸体
86のグループ84内に保持すると共に、その前
端をコネクタと一緒にそれら所定のグループから
ステータ鉄心の所定スロツト内に向けて放出する
ためのカム機構部分を示すものである。第13及
14図は、相間絶縁手段の前端を保持する手段を
示している。図から明らかな通り、スロツト板1
18の周辺には4個の軸支された保持アーム88
が配置されている。相間絶縁素子の各前端がグル
ープ内に挿入された後、その端部に圧接し、その
位置を保持すると共に、その端部を軸体の周面に
おいて変形することを容易にするために、各保持
アームごとにスプリング120が適用される。シ
ヤフト102と共に回動するカム板96は各保持
アームに係合してこれらを自転させることによ
り、相間絶縁素子を解放させ、アームの放出部9
8を相間絶縁素子の端部に係合させて軸体のグル
ープ84(第12図)及びスロツト板のグループ
122を通して外方に移動させ、鉄心の所定のス
ロツト内に移そうとするものである。
第15及16図は相間絶縁素子の前端における
コネクタをグループ84から放出して鉄心の所定
のスロツト内に移入するための手段を示すもので
ある。図示の通り、相間絶縁素子の前端における
コネクタを収容する各グループにはブレードが装
備される。このブレード100は連結アーム12
4によりカム板96に取りつけられ、カム板96
の動きによりグループ中を外向きに移動して相間
絶縁素子のコネクタを軸体のグループから押出
し、鉄心における所定のスロツト内に移すもので
ある。
第17図は、保持キヤツプ80と、カム機構部
分の詳細な機構を示すものである。すでに述べた
通り、カム機構における相似・対称の部分は、保
持キヤツプ82(第11図)に関すると同一の取
付状態において、軸体86の両端に配置されてい
る。図から明らかな通り、保持キヤツプ80はボ
ルト126により、カム機構の諸要素を貫いて延
びるシヤフト102に保持される。スロツト板1
18はカラー128の上側においてセツトネジ1
30により保持される。スロツト板はまた、4個
のボルト132により支持した4個の保持アーム
88と、その周りに取付けたスプリング120と
を有する。カム板96は、4個のカムシヨルダー
134を備え、軸体の頂面136に近接して取付
けられ、凹部140内にはめ込まれたスプリング
138により定位置に維持される。カム板に取付
けられたネジ142は凹部144の範囲内でシヤ
フト102が上方に移動することを許容する。こ
の場合、カム板の横方向の動きは、スロツト14
6の範囲内において制限される。4本の連結アー
ム124はカム板とブレード100とを連結する
ものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は鉄心及び巻線のコイル端部に関して相
間絶縁素子を配置したステータ機構を示す斜視
図、第2図は第1図の機構に採用された相間絶縁
素子の詳細と、同素子のコネクタ部の配置換えの
可能性とを示す平面図、第3図は第1図のステー
タ機構において補助巻線を装備する前に主巻線の
コイル端部に近接して第2図の相間絶縁素子を配
置した状態を示す端面図、第4図は鉄心上に第2
図の相間絶縁素子を配置するための装入装置を示
す斜視図、第5図は第4図の装入装置が相間絶縁
素子の前端及び後端を収容するグループを備えた
ことを示す断面図、第6図は第2図の相間絶縁素
子を4個保持した状態の第4図の装入装置を示す
端面図、第7〜9図は主巻線を有する鉄心と相間
絶縁素子を有する装入装置との配置関係並びに鉄
心への相間絶縁素子の移動を示すための鉄心端面
図、第10図は第2図に示した相間絶縁素子を鉄
心上に配置するための別の装入装置を示す斜視
図、第11図は第10図の装入装置において絶縁
素子を支持すべく保持キヤツプを開放した状態の
斜視図、第12図は相間絶縁素子を部分的に収容
すべく異つた配置で設けられたグループを示すた
めの第11図装置の断面図、第13及び14図は
相間絶縁素子のコイル端絶縁部を拘束し、及び放
出するためのカム作動型スプリングアームの部分
を示す第11図装置の断面図、第15及び16図
は相間絶縁素子の前端におけるコネクタをグルー
プ中から放出するためのカム作動型放出ブレード
部分を示す第11図装置の断面図、第17図は第
11図装置の詳細を示す分解斜視図である。 20……ステータ機構、22……磁気鉄心、2
4……鉄心開口、26……鉄心スロツト、28…
…スロツト開放縁、30……主巻線、32……コ
イル端部、34……鉄心端面、36……補助巻
線、38……補助巻線コイル端部、44……相間
絶縁素子、46,48……コイル端絶縁部、5
0,52……コネクタ、60,78……装入装
置、62……コイル端絶縁部の前端、64……グ
ループ、66……軸体、68……変形用周面、7
0……コイル端絶縁部後端。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 両端面と軸方向に形成された開口及び前記開
    口の周囲に放射状に配列され、開口内側面におい
    て開放した複数の軸方向スロツトを有する鉄心
    と、各々前記鉄心の選択されたスロツト内に位置
    するコイル辺部及び前記鉄心の両端面付近に位置
    するコイル端部を有する少くとも2個の巻線、並
    びに各々が少くとも2個の前記巻線の各コイル端
    間に位置する少くとも1個のコイル端絶縁部及び
    少くとも2条のスロツトを通じて前記少くとも1
    個のコイル端絶縁部を保持するための少くとも2
    本のコネクタを有してなる複数の相間絶縁素子を
    備え、前記複数の相間絶縁素子における前記コイ
    ル端絶縁部が前記鉄心の少くとも一端面に関する
    ピンホイール形状となるように配置され、その際
    に重なりあうコイル端絶縁部中の部分が前記少く
    とも2個の巻線のコイル端間に挟持されるように
    したことにより、少くともひとつのコイル端絶縁
    部の一部分が第1の隣接した相間絶縁素子のコイ
    ル端絶縁部により形成された開口に関して内側の
    位置を占め、他方少くともひとつのコイル端絶縁
    部の他の部分が第2の隣接した相間絶縁素子のコ
    イル端絶縁部により形成された開口に関して外側
    の位置を占めるようにしたことを特徴とする回転
    電気機械のステータ機構。 2 前記複数の相間絶縁素子における前記コイル
    端絶縁部が前記少くとも2個の巻線の各コイル端
    部間において実質的な円筒形絶縁層となるように
    鉄心開口に関し等しい弧状路に沿つて配置されて
    いることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載
    のステータ機構。 3 前記ピンホイール形状となるように配置さ
    れ、これによつて重なりあう前記コイル端絶縁部
    中の部分が、重なり合いの全範囲において互いに
    相手側の部分と接触するようにしたことを特徴と
    する特許請求の範囲第1項又は第2項記載のステ
    ータ機構。
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