JPH0557264A - 管路系の洗浄方法及び装置 - Google Patents

管路系の洗浄方法及び装置

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JPH0557264A
JPH0557264A JP3246477A JP24647791A JPH0557264A JP H0557264 A JPH0557264 A JP H0557264A JP 3246477 A JP3246477 A JP 3246477A JP 24647791 A JP24647791 A JP 24647791A JP H0557264 A JPH0557264 A JP H0557264A
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JP
Japan
Prior art keywords
cleaning
polyurethane foam
pipe
spherical polyurethane
valve
Prior art date
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Pending
Application number
JP3246477A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobuyuki Yoshida
信行 吉田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
Priority to JP3246477A priority Critical patent/JPH0557264A/ja
Publication of JPH0557264A publication Critical patent/JPH0557264A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ポリピッグの挿入,回収,洗浄水の送液,排
水といった従来人手で行なわれてきた作業の負荷を軽減
し、また洗浄に要する総時間を短縮する管路系の洗浄方
法及び装置を提供する。 【構成】 管路系1の一方端2はプロセス液体の流入管
3に、他端4はプロセス液体の流出管5に、それぞれ弁
1 ,V2 を経由して連結し、かつ管路系の両端2,4
にそれぞれ球形のポリウレタンフオームを受取る収容器
6,7を、弁V1 2 を経由して連結している。さらに
前記球形のポリウレタンフオームの収容器6,7にそれ
ぞれ一対の洗浄液の供給弁V3 ,V4 とV5 ,V6 とを
設置し、前記管路系1に球形のポリウレタンフオーム8
を収容する、収容器にはネット9があり、排水が充分出
来るようになっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は配管内の自動洗浄方法に
関する、特に工場内の各種配管系の内部の汚れを強力に
且つ長距離を一度に清掃出来る管路系の自動洗浄方法及
び装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】管路系の洗浄装置としてはポリピッグを
使用する装置がある。ポリピッグは、砲弾型の形状を持
った柔軟なウレタンフオームと強靱で柔軟な特殊材料に
よりシールされた円錐型の底部と、螺旋状に巻かれた胴
体の帯を有し、その径の約2倍の長さを有するもので、
洗浄しようとする配管の内径よりやゝ大きい径のポリピ
ッグを選定し、配管の一方端にランチャーと称するピッ
グ挿入器を,他端にレシーバーと称するピッグ回収機を
取付け、ランチャーに流体圧力源を接続する。ランチャ
ーからポリピッグを配管内に流体圧力源からの流体によ
って圧入し、管路系を通過した後レシーバーから回収す
る。レシーバーには流体の排出口が取付いていて管内を
洗浄した汚水を排出する。ピッグ1個を押し出すのに使
用する流体の量は、配管の断面積×配管の長×1.2
(m3 )で、ピッグの走行速度は5″以上の配管では8
5m/min〜420m/minで、4″以下の配管で
は85m/min以下が適当とされている。 使用する
流体の圧力は0.3〜10kg/cm2 とされている。
洗管に必要な設備・器具としては、 選定されたポリピッグ、 ランチャー(ピッグ挿入器)とレシーバー(ピッグ回
収器) 圧力源として、ポンプ又はコンプレッサー 流体供給源 圧力計 である。 その洗浄方法としては、 ランチャーにポリピッグを装填し、ポリピッグを配管
の通じる奥にまっすぐに押し込む 圧力源を始動し、圧力上昇を確認し、 出口側レシーバーに人員待機を確認し、 圧力源に通じるバルブを開にして流体でポリピッグを
圧送する。 出口側では先ず洗浄液と汚れが吐出され、洗浄液の汚
れがひどくなった後ポリピッグがレシーバーにキャッチ
される。 上記で一応一回洗浄が完了したことになる。 これを数回繰返す場合は又入口側ランチャーにポリピッ
グを装填することになる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来より
行なわれてきたポリピッグ洗浄は、埋設されている下
水,上水道配管や、石油プラントなど、比較的サイズの
大きい配管を対象に、一時的なフラッシングなどが主で
あった。そのためポリピッグの挿入や回収、洗浄水の操
作などは主として、人手による作業であった。本発明
は、従来と比較して小さいサイズの配管の日常的な、プ
ロセスクリーニングを対象に、作業の自動化に関するも
のである。本発明の目的は、従来の問題点を解消し、ポ
リピッグの挿入,回収,洗浄水の送液,排水といった従
来人手で行なわれてきた作業の負荷を軽減し、また洗浄
に要する総時間を短縮する管路系の洗浄方法及び装置を
提供する殊にある。
【0004】
【課題を解決するための手段及び作用】本発明の上記目
的は、管路内に球形のポリウレタンフオームを挿入し、
該球形のウレタンフオームに対し、管路系の両端より洗
浄液を交互に加圧して圧送させ該球形のウレタンフオー
ムを往復させることによって、管路系の洗浄を行うこと
を特徴とする管路系の洗浄方法、或いは、管路の一方端
はプロセス液体の流入管に、他端はプロセス液体の流出
管にそれぞれ弁を経由して連結し、かつ管路系の両端に
それぞれ球形のポリウレタンフオームを受取る収容器を
弁を経由して連結し、前記球形のポリウレタンフオーム
の収容器にそれぞれ一対の洗浄液の供給弁と搬出弁とを
設置し、前記管路系に球形のポリウレタンフオームを収
容し、プロセス液の供給と停止及び洗浄液の供給と排出
の各弁の切換えの為のシーケンス制御装置を設けたこと
を特徴とする管路系の洗浄装置によって達成される。
【0005】本発明において球形のポリウレタンフオー
ムとは耐薬品性,耐水性,耐久性に富み、配管内の形状
の違いも通過出来る、ある程度の柔軟性をもった発泡性
高分子材料としてポリウレタンフオームが好ましい。所
謂従来のポリピッグに相当するもので、球形のポリウレ
タンフオームの直径は配管路内径と同等から1.05位
程度の大きさが洗浄性及び安定した通過に対して好まし
い。本発明において被洗浄管路系の内径は全てが同じ径
であることが好ましく、弁,T及びL型管接手の部分で
も球形のポリウレタンフオームの進行を妨げるような突
起のないことが好ましい。本発明において、球形のポリ
ウレタンフオームの推進の為の洗浄液の加圧は1〜8k
g/cm2 程度が好ましく、洗浄液としては水の他に各
種洗浄液を用いることが出来る。
【0006】本発明の洗浄装置について図1を用いて実
施態様について説明すると、管路系1の一方端2はプロ
セス液体の流入管3に、他端4はプロセス液体の流出管
5に、それぞれ弁V1 ,V2 を経由して連結し、かつ管
路系の両端2,4にそれぞれ球形のポリウレタンフオー
ムを受取る収容器6,7を、弁V1 ,V2 を経由して連
結している。この場合弁V1 ,V2 は三方弁を用いてい
るが各々別に弁を設置してもよい。さらに前記球形のポ
リウレタンフオームの収容器6,7にそれぞれ一対の洗
浄液の供給弁V3 ,V4 と排出弁V5 ,V6 とを設置
し、前記管路系1に球形のポリウレタンフオーム8を収
容する。収容器にはネット9があり排水が充分出来るよ
うになっている。さらに、各弁のシーケンス制御装置を
(図示せず)備え、プロセス液の供給の場合はV1 ,V
2 の三方弁をプロセス液体流入管3,流出管5を開にし
て、球形のポリウレタンフオーム収容器側を閉になるよ
うに作動させ、プロセス洗浄時には三方弁V1 ,V2
逆に切替える。次に洗浄開始になるとV3 ,V6 を開に
4 ,V5 を閉して、球形のポリウレタンフオーム8を
一方端2より管路系を前進させ、管路系1内を左から右
に洗浄し、球形のポリウレタンフオーム8が他端4に達
すると、V3 ,V6 を閉にV4 ,V5 を開にして球形ポ
リウレタンフオーム8を管路系1内を逆に洗浄させる。
これを自動的に繰返すことにより洗浄時間を短くして管
路系を洗浄することが出来る。
【0007】
【実施例】本発明の洗浄方法の一実施例を示す。但し、
本発明は本実施例のみに限られるものではない。 図1に示す配管系において、 配管路:内径83.1mm 配管長:18m 球形のポリウレタンフオーム:φ83.1〜87.3m
m(配管内径の1〜1.05倍) ポンプ水量:100〜200l/min ポンプ水圧:1.0〜8.0kg/cm2 を用いて 球形ポリウレタンフオームを往復動させて洗浄を行っ
た。
【0008】
【発明の効果】本発明の洗浄方法及び装置により (1) 球形ポリウレタンフオームの往復洗浄の自動化
により省力化、洗浄時間の短縮、洗浄水の節約、洗浄性
の向上をさせることが出来た。 (2) 本装置は密封系になるため洗浄剤としても溶剤
を用いることも出来るので、作業者の環境対策上でも非
常に好ましい。 (3) 球形ポリウレタンフオームは従来の砲弾型ポリ
ピッグと比較して、洗浄に球形面全体がほゞ均等に使用
されるため、砲弾型ポリピッグが1〜2ケ月の寿命に対
し、球形のポリウレタンフオームは約6ケ月以上も交換
が不用であった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の洗浄方法を行う洗浄装置の一実施例の
系統説明図。
【符号の説明】
1 配路系 2 一方端 3 プロセス液体流入管 4 他端 5 プロセス液体流出管 6,7 収容器 V1 ,V2 三方弁 V3 ,V4 洗浄液供給弁 V5 ,V6 洗浄液排出弁 8 球形ポリウレタンフオーム 9 ネット

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 管路内に球形のポリウレタンフオームを
    挿入し、該球形のポリウレタンフオームに対し管路系の
    両端より洗浄液を交互に加圧して圧送させ、該球形のポ
    リウレタンフオームを往復動させることによって、管路
    系の洗浄を行うことを特徴とする管路系の洗浄方法。
  2. 【請求項2】 管路系の一方端はプロセス液体の流入管
    に、他端はプロセス液体の流出管にそれぞれ弁を経由し
    て連結し、かつ管路系の両端にそれぞれ球形のポリウレ
    タンフオームを受取る収容器を弁を経由して連結し、前
    記球形のポリウレタンフオームの収容器にそれぞれ一対
    の洗浄液の供給弁と排出弁を設置し、前記管路系に球形
    のポリウレタンフオームを収容し、プロセス液の供給と
    停止および洗浄液の供給と排出の為の各弁の切換えのシ
    ーケンス制御装置を設けたことを特徴とする管路系の洗
    浄装置。
JP3246477A 1991-09-02 1991-09-02 管路系の洗浄方法及び装置 Pending JPH0557264A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE10013976C1 (de) * 2000-03-21 2001-10-18 Coperion Waeschle Gmbh & Co Kg Vorrichtung zur pneumatischen Förderung von Schüttgut
EP1306140A1 (de) * 2001-10-25 2003-05-02 Helmut Ötinger Verfahren zum Reinigen von Rohrleitungen, insbesondere Abwasserleitungen und eine entsprechende Einrichtung dazu sowie ein Reinigungsmittel für die Reinigung
JP2009115079A (ja) * 2007-10-09 2009-05-28 Gas Turbine Efficiency Sweden Ab ガスタービンコンプレッサの水洗浄装置と洗浄方法
JP2009166857A (ja) * 2008-01-11 2009-07-30 Hoshizaki Electric Co Ltd 飲料ディスペンサの洗浄装置
JP2010102313A (ja) * 2008-09-26 2010-05-06 Sharp Corp 光学素子ウエハモジュール、光学素子モジュール、光学素子モジュールの製造方法、電子素子ウエハモジュール、電子素子モジュールの製造方法、電子素子モジュールおよび電子情報機器

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