JPH0556801U - 紙製ダストボックス - Google Patents

紙製ダストボックス

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JPH0556801U
JPH0556801U JP010034U JP1003492U JPH0556801U JP H0556801 U JPH0556801 U JP H0556801U JP 010034 U JP010034 U JP 010034U JP 1003492 U JP1003492 U JP 1003492U JP H0556801 U JPH0556801 U JP H0556801U
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JP
Japan
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box body
dust
box
cardboard
paper
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Pending
Application number
JP010034U
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English (en)
Inventor
善一 飯塚
Original Assignee
善一 飯塚
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Publication date
Application filed by 善一 飯塚 filed Critical 善一 飯塚
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 全体が厚紙製であるダストボックスが屋外で
使用中に風等によって倒れることを防止するため重錘を
利用し、用済後、ボックスから容易に重錘を取出せる紙
製ダストボックスを得る。 【構成】 ボックス本体の壁面の下方に重錘取出口を設
ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は段ボール、板紙等の如き厚紙で作成され、屋内、屋外等任意の位置 に簡便に配置される紙製ダストボックスに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から家庭にあっては紙屑籠と称する紙製、藤製の極めて小型のものはあっ たが、これは単なる籠あるいは箱であるが、多人数が参集する公園、運動場のよ うな屋外や、体育館、集会所のような屋内に設置されているダストボックスは金 網、プラスチックあるいは木によって作成されたものであった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上に挙げたような公園、運動場や体育館、集合所等のように定位値に恒常的に 設置されたダストボックスは、耐久性、やダストの種類別等を考えて、それなり に設計、運用されているが、一時的にあるいは一定期間だけに多数の人が集まる 、各種イベント、展示会、集会、祭典、運動会、遊園地、行楽地、観光地、名所 旧跡、神社寺院等にあっては、これら一時的な人出に伴って生ずるゴミの量は莫 大な量に達し、常設されたダストボックスでは不足し、またダストボックスが常 設されていない場所でのイベント、集会、祭典、運動会等にあっては、ゴミの処 理には多くの時間と人手とを要している。
【0004】 このようなことから、ダストボックスが用意されていない場所に対して簡単に 運搬ができて、、その設置も容易であり、一時的に多量のゴミを処理することに ついての対応が可能となり、ゴミの仕分け収集も容易にでき、ダストボックスの 設置の必要が無くなれば簡便に撒去することができ、また、ダストボックス自体 は更生紙としての再生が可能であって省資源に役立つようなダストボックスを提 供すると共に、恒常的にダストボックスが設置されている場所に対しても、さき と同様に有意義に利用できる紙製ダストボックスを提供することを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前記した課題を達するため、この考案は、段ボール、板紙等の如き厚紙で作成 されたボックス本体2の壁面3の下方に重錘取出口4を設けた紙製ダストボック スとしたものである。
【0006】 この考案におけるボックス本体2は片面または両面にプラスチックやパラフィ ンをコートした厚紙1や厚紙にパラフィンを含浸させた厚紙で作成されたもの、 あるいは片面または両面にプラスチックフィルムやアルミニウム箔のような金属 箔を貼付した厚紙1で作成されてもよい。
【0007】 この考案にあっては、ボックス本体2の内部に、ダスト収納袋8を収容してこ のダスト収納袋8に投入されたゴミを収納するが、このダスト収納袋8をボック ス本体2に安定して存在するために、ダスト収納袋8の端部をボックス本体2に 取付けることが望ましく、このための取付機構12としては、図1に示すように ボックス本体2の上方の壁面3に複数の小孔13を並列して設け、この小孔13 に鋲14を用いてダスト収納袋8の端部を取付けたり、図6に示すようにボック ス本体2の四隅の上部に切込み17を設け、ダスト収納袋8の端部をボックス本 体2の外側に折返し、周囲を紐16で結んで、この紐16を切込み17に喰い込 ませて、ダスト収納袋8を固着したり、図5に示すようにボックス本体2の壁面 の上方に細片15を一段あるいは間隔を置いて2段程度接着しておき、前と同様 、ダスト収納袋8の端部をボックス本体2の外側に折返し、周囲を紐16で結び 、細片15はこの紐16が外れないように役立てるほか、図7に示すようにダス ト収納袋8の上方をボックス本体2の外側に折返して、この上から挟持枠18で 挟持するようにしてもよい。
【0008】 この考案にあっては、ボックス本体2に収容するダスト収納袋8はボックス本 体1つについて1袋であってもよいが、ボックス本体2内に複数の袋を収容して も良く、この場合には、可燃物、缶、ビン等の如く収納品目別に指定することが 好ましく、このような時には、収納品目を明記した投入口9を有する蓋10をボ ックス本体2に設けるのがよい。
【0009】 この考案におけるダストボックスは、紙製であることから軽いために、屋内に 置かれる時は風によって倒れる心配はないが、屋外に置かれる時は風によって倒 される心配があるため、適当な物、例えば石、水を入れたプラスチックの袋等を 重錘としてダストボックスの底におくのがよく、用済後は、この重錘をボックス 本体2の壁面3の下方に設けた重錘取出口4から取出せばよい。
【0010】 この考案になるダストボックスを直接、床や地面に置かないで、適当な材料で 作成した底板を用いて、この底板の上にダストボックスを置けば、ダストボック スが安定して配置されたり、床面からの湿気を誘引することが解消される。
【0011】 この考案になるダストボックスは四角形に限ることなく、円形その他の形状で あってもよく、またその底はワンタッチ式で組立てる形式のものでも、テープ止 めによる形式のものであってもよく、さらにボックス本体の周面には各種文字、 図形等を任意に、書いたり、印刷したりすることができる。
【0012】
【実施例】
図1は、この考案の実施の一例を示す斜視図であり、ボックス本体2は段ボー ル、板紙等の如き厚紙1で作成されるが、この厚紙11は、単なる厚紙だけでも よく、また片面又は両面にプラスチックやパラフィンをコートした厚紙1や厚紙 にパラフィンを含浸させた厚紙で作成されたものあるいは片面又は両面にプラス チックフィルムやアルミニウム箔のような金属箔をラミネートした厚紙1であっ てもよい。 このボックス本体2の壁面3の下方には重錘出口4が設けられるが、この重錘 取出口4は、三方をミシン目5とし残る一方を折線6とすることによってダスト ボックスの使用現場で、このミシン目5を破って重錘取出口4を形成するのがよ く、これ以外に、他の手段によって、ボックス本体2の内部に置かれた重錘7を 取り出すようにしてもよいもので、この重錘7は、ダストボックスが紙製である ことから軽く、室内では風によって倒れることはないが、屋外では、風によって 倒れる心配があるため、使用現地で石や、水を入れたプラスチック袋等をボック ス本体2の底に入れるもので、使用後、撤去する時には、重錘7は不要となるた め、この重錘取出口4から取出すもので、図2は重錘7の使用状態を示しており 、8はダスト収納袋である。
【0013】 ボックス本体2内にはダスト収納袋8が収められ、ゴミは、この中に投げ入れ られるが、このダスト収納袋8は、ボックス本体2に1枚だけ収めてゴミを収納 する場合と、ボックス本体2に2枚あるいは3枚、4枚等複数枚収めて、ゴミを 収納する場合とがあり、複数枚を用いる場合には、図3にみるように可燃物、缶 、ボトル等の如く収納品目を明記した投入口9を設けた蓋10をボックス本体2 に設けるのがよく、この場合、蓋10には、マグネット11を設けて、アルミ缶 とその他の金属缶とを区別できるようにして分別収集に便利であるようにするの がよい。このボックス本体2にダスト収納袋8を収めた時、ダスト収納袋8が使 用中に、ボックス本体2内に落下しないようにするためにはダスト収納袋8をボ ックス本体2の上端から外側に折り返し、この折り返し部分を紐、針金等で結ぶ ことが最も簡単ではあるが、これでも滑落する危険もあることからボックス本体 2にダスト収納袋8の取付機構12を設けるのがよく、例えば図1にみるように ボックス本体2の壁面3の上部に取付機構12としての小孔13をあけておき、 図4にみるようにダスト収納袋8とボックス本体2とをこの小孔13に鋲14を 通して止着する手段があり、また図5にみるようにボックス本体2の壁面の上方 に段ボールのような厚手の細片15を接着して、これを取付機構12とするが、 この場合は、ダスト収納袋8の上方をボックス本体2の上端から外側に折返して 、この取付機構12の部分にまたがらせて、この上から紐16でむすべばよく、 この場合、紐16の代りに針金等であってもよく、また細片15は図5にみるよ うに間隔を置いて2本並列することによって紐16はこの細片16の間にあって 安定しているが、1本であっても差支えがない。また取付機構12の他の手段と しては図6にみるようにボックス本体2の隅に切り込み17を入れ、ダスト収納 袋8の上部をボックス本体2の上端から外側に折返して、この取付機構12であ る切り込み17の上にまたがらせ、紐で周囲を、しかも紐が切り込み17の位置 にあるようにして結び、紐を切り込みに喰い込ませることによってダスト収納袋 8は安定したものとなる。またボックス本体2が円形の時には周壁に適当間隔で 切り込みを設ければよい。これらはボックス本体2に取付機構12を設けたもの であるが、これとは別に図7にみるように、ボックス本体2の上方に挟持枠18 を着脱自在に装着することによってダスト収納袋8を安定させるもので、ボック ス本体2内のダスト収納袋8の上方をボックス本体2の上端から外側に折返し、 この上から、挟持枠18を装着すればよく、この挟持枠18も段ボールのような 厚紙で作成すれば軽量で取扱いに便である。
【0014】
【作用】
この考案におけるダストボックスの本体は、厚紙で作成されているから製作が 簡単で軽量であって、その組立は使用する現場で容易に行えるから、輸送は組立 て以前の状態で行うことができて1時に大量の輸送が可能であり、使用後、不要 になった時は、再生紙としての再利用も可能であり、特に厚紙製であって軽量な ことから使用中に倒れる心配がある時には適当な物品を底部に置いて倒れること を防止し、用済後は取出口から取出すことができるようにされているから、屋外 での使用にも転倒の不安がない。
【0015】
【考案の効果】
この考案になるダストボックスは段ボール、板紙等のような厚紙で作成されて いるから強度は充分にあるが、軽量なため、屋外では風により倒れる慮れもある が、この時は適当な物品、例えば石、水を入れたビニール袋等を底に置くことに よって安定化し、不要になった時には壁面下方の重錘取出口から簡単にこれらを 取り出すことができるから、屋外で安心して使用できるものであり、ダストボッ クス全体としては軽く、組立てるまでは場所も取らず運搬も容易であって、必要 な場所に効率良く運ぶことができ、組立も簡単であるため一時的に大量のダスト ボックスを必要とする時でもその対応が可能であり、使用後、ゴミを収納したダ スト収納袋を取り外した後では、焼却も可能であり、また再生紙としての再利用 も可能であり、またダストボックスの周壁には筆記や描写あるいは印刷も可能で あることから宣伝、啓蒙等のために利用することができる等、従来恒常的にダス トボックスが配置されている場所での一時的な需要に充分応ずることができ、ま た一時的に多くの人が集まる各種イベント、展示会、各種集合等にあっては、ダ ストボックスが配置されない場所が多いが、このような場所にも簡便に供給対応 することができ、用済後の撤去も容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の実施の一例を示す斜視図。
【図2】この考案のダストボックスにおいて重錘の使用
の一例を示すボックス本体の側面図。
【図3】この考案のダストボックスの蓋の一例を示す平
面図。
【図4】この考案の取付機構の一例を示すボックス本体
の縦断側面図。
【図5】この考案の取付機構の他の一例を示すボックス
本体の縦断側面図。
【図6】この考案の取付機構の他の一例を示すボックス
本体の斜視図。
【図7】この考案においてボックス本体とダスト収納袋
を挟持枠で挟持する状態を示すボックス本体の縦断側面
図。
【符号の説明】
1 厚紙 2 ボックス本体 3 壁面 4 重錘取出口 5 ミシン目 6 折線 7 重錘 8 ダスト収納袋 9 投入口 10 蓋 11 マグネット 12 取付機構 13 小孔 14 鋲 15 細片 16 紐 17 切り込み 18 挟持枠

Claims (8)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 段ボール、板紙等の如き厚紙1で作成さ
    れたボックス本体2の壁面3の下方に重錘取出口4を設
    けたことを特徴とする紙製ダストボックス。
  2. 【請求項2】 片面又は両面にプラスチックコートした
    厚紙1でボックス本体2を作成したことを特徴とする請
    求項1記載の紙製ダストボックス。
  3. 【請求項3】 片面又は両面にプラスチックフィルムあ
    るいは金属箔をラミネートした厚紙1でボックス本体2
    を作成したことを特徴とする請求項1記載の紙製ダスト
    ボックス。
  4. 【請求項4】 ボックス本体2の上方の壁面3に、ボッ
    クス本体2内に収容するダスト収納袋8の端部の取付機
    構12を有することを特徴とする請求項1記載の紙製ダ
    ストボックス。
  5. 【請求項5】 ボックス本体2内のダスト収納袋8は収
    納品目別の複数の袋であることを特徴とする請求項1記
    載の紙製ダストボックス。
  6. 【請求項6】 ボックス本体2の上部に、収納品目を明
    記した投入口9を有する蓋10を設けたことを特徴とす
    る請求項1記載の紙製ダストボックス。
  7. 【請求項7】 ボックス本体2の上部に収納品目を明記
    した投入口9と共にマグネット11を付設した蓋10を
    有することを特徴とする請求項1記載の紙製ダストボッ
    クス。
  8. 【請求項8】 ボックス本体2の上方にダスト収納袋8
    の上方の折返しを挟持する挟持枠18を着脱自在に有す
    ることを特徴とする請求項1記載の紙製ダストボック
    ス。
JP010034U 1992-01-16 1992-01-16 紙製ダストボックス Pending JPH0556801U (ja)

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JPH0556801U true JPH0556801U (ja) 1993-07-27

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ID=11739109

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS577701B2 (ja) * 1972-06-23 1982-02-12
JPH0226003B2 (ja) * 1982-12-18 1990-06-07 Hansu Riningaa Unto Zoon Gmbh Unto Co

Patent Citations (2)

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