JPH0556485A - メモリ・リモコン送信機 - Google Patents
メモリ・リモコン送信機Info
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- JPH0556485A JPH0556485A JP21724691A JP21724691A JPH0556485A JP H0556485 A JPH0556485 A JP H0556485A JP 21724691 A JP21724691 A JP 21724691A JP 21724691 A JP21724691 A JP 21724691A JP H0556485 A JPH0556485 A JP H0556485A
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- Japan
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- signal
- remote control
- format
- signal format
- memory
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Abstract
(57)【要約】
【目的】受信精度が低いために同一波形を異波形と誤判
定するような波形乱れに対しても、適当な修正により判
定誤りを解消して、本来記憶できる信号種類数だけは学
習記憶できるようにする。 【構成】各社のリモコン信号フォーマットを格納した第
1の不揮発性メモリ53と、受信リモコン信号から信号
フォーマットを抽出する信号解析部52と、抽出した信
号フォーマットを第1の不揮発性メモリ53の信号フォ
ーマットと比較し、同一と判定または推定した信号フォ
ーマットを第1の不揮発性メモリ53の方から選出する
比較判定部54と、その選出した信号フォーマットと受
信信号のデータ列とキー情報とを関連付けて記憶する第
2の不揮発性メモリ61とを備える。
定するような波形乱れに対しても、適当な修正により判
定誤りを解消して、本来記憶できる信号種類数だけは学
習記憶できるようにする。 【構成】各社のリモコン信号フォーマットを格納した第
1の不揮発性メモリ53と、受信リモコン信号から信号
フォーマットを抽出する信号解析部52と、抽出した信
号フォーマットを第1の不揮発性メモリ53の信号フォ
ーマットと比較し、同一と判定または推定した信号フォ
ーマットを第1の不揮発性メモリ53の方から選出する
比較判定部54と、その選出した信号フォーマットと受
信信号のデータ列とキー情報とを関連付けて記憶する第
2の不揮発性メモリ61とを備える。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、テレビジョン受像機や
ビデオテープレコーダなどの各種の民生機器に使用され
るワイヤレスのリモコン送信機であって、他の機器(特
に他社)のリモコン送信機より発信された赤外線リモコ
ン信号を受信してその信号のコードをメモリに記憶し、
かつ、メモリから読み出して発信することもできる学習
機能をもったメモリ・リモコン送信機に関する。
ビデオテープレコーダなどの各種の民生機器に使用され
るワイヤレスのリモコン送信機であって、他の機器(特
に他社)のリモコン送信機より発信された赤外線リモコ
ン信号を受信してその信号のコードをメモリに記憶し、
かつ、メモリから読み出して発信することもできる学習
機能をもったメモリ・リモコン送信機に関する。
【0002】
【従来の技術】図3は、従来のこの種のメモリ・リモコ
ン送信機の電気的構成を示すブロック線図である。
ン送信機の電気的構成を示すブロック線図である。
【0003】図において、10はキーマトリクス、20
はキー入力判定部、30は学習制御部、40は発信制御
部、50は学習ブロック、51は受信部、52は信号解
析部、60は発信ブロック、61aは不揮発性メモリ、
62は発信部である。不揮発性メモリ61aは、学習ブ
ロック50にも発信ブロック60にも属している。
はキー入力判定部、30は学習制御部、40は発信制御
部、50は学習ブロック、51は受信部、52は信号解
析部、60は発信ブロック、61aは不揮発性メモリ、
62は発信部である。不揮発性メモリ61aは、学習ブ
ロック50にも発信ブロック60にも属している。
【0004】キーマトリクス10におけるあるキーを操
作すると、そのキー操作に対してどのような動作を行う
かをキー入力判定部20が判定して、学習動作か発信動
作かのいずれであるかを決定する。
作すると、そのキー操作に対してどのような動作を行う
かをキー入力判定部20が判定して、学習動作か発信動
作かのいずれであるかを決定する。
【0005】学習動作のときは、学習制御部30を駆動
し、学習制御部30によって学習ブロック50をアクテ
ィブにする。すなわち、受信部51が他のリモコン送信
機から発信された赤外線リモコン信号を受信し、信号解
析部52がその受信信号から信号フォーマットを抽出
し、信号フォーマットとデータ列に分解する。
し、学習制御部30によって学習ブロック50をアクテ
ィブにする。すなわち、受信部51が他のリモコン送信
機から発信された赤外線リモコン信号を受信し、信号解
析部52がその受信信号から信号フォーマットを抽出
し、信号フォーマットとデータ列に分解する。
【0006】赤外線リモコン信号のフォーマットは、図
2に示すように、各メーカーとも、リーダーパルス,カ
スタムコード,システムコード,コマンドコード,トレ
ーラーの各ビットを利用した形で構成されている。各コ
ードは、2種類のパルス間隔によって“0”,“1”に
区別されて表現される(“0”はT0、“1”は2
T0 )。
2に示すように、各メーカーとも、リーダーパルス,カ
スタムコード,システムコード,コマンドコード,トレ
ーラーの各ビットを利用した形で構成されている。各コ
ードは、2種類のパルス間隔によって“0”,“1”に
区別されて表現される(“0”はT0、“1”は2
T0 )。
【0007】信号フォーマットは、一般的に、最初のビ
ットから最後のビットまでのビット数が50ビット以下
となるように構成されている場合が大多数である。そこ
で、最初のトリガである1ビット目から100ビット分
を信号解析部52に取り込むようにすると、100ビッ
ト分のうちには、1つの信号フォーマットが2サイクル
分以上含まれることになる。信号解析部52では、10
0ビット内での繰り返し部分の判定や、リーダーパル
ス,“0”,“1”およびトレーラーの各波形の解析を
行って信号フォーマットを抽出し、信号フォーマットと
データ列とに分解する。
ットから最後のビットまでのビット数が50ビット以下
となるように構成されている場合が大多数である。そこ
で、最初のトリガである1ビット目から100ビット分
を信号解析部52に取り込むようにすると、100ビッ
ト分のうちには、1つの信号フォーマットが2サイクル
分以上含まれることになる。信号解析部52では、10
0ビット内での繰り返し部分の判定や、リーダーパル
ス,“0”,“1”およびトレーラーの各波形の解析を
行って信号フォーマットを抽出し、信号フォーマットと
データ列とに分解する。
【0008】そして、この受信情報(信号フォーマット
とデータ列)とキー入力判定部20で判定したキーマト
リクス10からのキー情報とを関連付けて不揮発性メモ
リ61aに格納する。
とデータ列)とキー入力判定部20で判定したキーマト
リクス10からのキー情報とを関連付けて不揮発性メモ
リ61aに格納する。
【0009】発信動作のときは、発信制御部40により
発信ブロック60が制御される。キー入力判定部20で
判定したキー情報に対応する信号フォーマットとデータ
列を不揮発性メモリ61aから読み出し、発信部62に
おいて対応した信号波形に変換し赤外線リモコン信号の
かたちで発信する。
発信ブロック60が制御される。キー入力判定部20で
判定したキー情報に対応する信号フォーマットとデータ
列を不揮発性メモリ61aから読み出し、発信部62に
おいて対応した信号波形に変換し赤外線リモコン信号の
かたちで発信する。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来のメモリ・
リモコン送信機の場合、学習動作時の受信部51の受信
精度が悪いと、他のリモコン送信機から繰り返して発信
され受信部51で繰り返して受信される赤外線リモコン
信号の同一波形の繰り返し部分を信号解析部52におい
て判定できなくなる場合がある。
リモコン送信機の場合、学習動作時の受信部51の受信
精度が悪いと、他のリモコン送信機から繰り返して発信
され受信部51で繰り返して受信される赤外線リモコン
信号の同一波形の繰り返し部分を信号解析部52におい
て判定できなくなる場合がある。
【0011】信号解析部52においては、受信波形を一
定の精度をもって同一波形と判定して、その同一波形と
して抽出されたものを信号フォーマットとデータ列とに
分解する。
定の精度をもって同一波形と判定して、その同一波形と
して抽出されたものを信号フォーマットとデータ列とに
分解する。
【0012】ところが、本来同一波形の信号であって
も、受信精度が悪いと、本来“0”(または“1”)で
あるはずのものが、“0”でも“1”でもない第3の波
形と判定されてしまう。100ビット中で1ビットだけ
でもこのような精度外の波形があると、同一波形の繰り
返し部分の判定ができなくなり、100ビット分すべて
を不揮発性メモリ61aに記憶することとなる。
も、受信精度が悪いと、本来“0”(または“1”)で
あるはずのものが、“0”でも“1”でもない第3の波
形と判定されてしまう。100ビット中で1ビットだけ
でもこのような精度外の波形があると、同一波形の繰り
返し部分の判定ができなくなり、100ビット分すべて
を不揮発性メモリ61aに記憶することとなる。
【0013】そして、こうなると、不揮発性メモリ61
aにおいて記憶できる信号種類数が本来記憶できる種類
数に比べて不足することになる。
aにおいて記憶できる信号種類数が本来記憶できる種類
数に比べて不足することになる。
【0014】本発明は、このような事情に鑑みて創案さ
れたものであって、受信精度が低いために同一波形を異
波形と判定してしまうような波形乱れが発生したとして
も、適当な修正によりそのような判定誤りを解消し、本
来記憶できる信号種類数だけは学習記憶できるようにす
ることを目的とする。
れたものであって、受信精度が低いために同一波形を異
波形と判定してしまうような波形乱れが発生したとして
も、適当な修正によりそのような判定誤りを解消し、本
来記憶できる信号種類数だけは学習記憶できるようにす
ることを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明に係るメモリ・リ
モコン送信機は、他のリモコン送信機から発信される赤
外線リモコン信号を受信してその受信信号のコードを記
憶し、かつ、その記憶したコードの赤外線リモコン信号
を発信可能に構成したメモリ・リモコン送信機であっ
て、予め各社のリモコン信号フォーマットを格納してい
る第1の不揮発性メモリと、受信したリモコン信号から
信号フォーマットを抽出する信号解析部と、この信号解
析部が抽出した信号フォーマットを前記第1の不揮発性
メモリに格納されている各種の信号フォーマットと比較
し同一と判定または推定した信号フォーマットを前記第
1の不揮発性メモリから選出する比較判定部と、その選
出した信号フォーマットと受信信号のデータ列とをその
ときに操作入力されているキー情報と関連付けて記憶す
る第2の不揮発性メモリとを備えたことを特徴とするも
のである。
モコン送信機は、他のリモコン送信機から発信される赤
外線リモコン信号を受信してその受信信号のコードを記
憶し、かつ、その記憶したコードの赤外線リモコン信号
を発信可能に構成したメモリ・リモコン送信機であっ
て、予め各社のリモコン信号フォーマットを格納してい
る第1の不揮発性メモリと、受信したリモコン信号から
信号フォーマットを抽出する信号解析部と、この信号解
析部が抽出した信号フォーマットを前記第1の不揮発性
メモリに格納されている各種の信号フォーマットと比較
し同一と判定または推定した信号フォーマットを前記第
1の不揮発性メモリから選出する比較判定部と、その選
出した信号フォーマットと受信信号のデータ列とをその
ときに操作入力されているキー情報と関連付けて記憶す
る第2の不揮発性メモリとを備えたことを特徴とするも
のである。
【0016】
【作用】本発明の上記構成によれば、信号解析部によっ
て抽出した受信リモコン信号からの信号フォーマット
を、比較判定部において、第1の不揮発性メモリに予め
格納している各社のリモコン信号フォーマットと比較
し、同一であると判定または推定した信号フォーマット
を、受信信号から抽出した信号フォーマットではなく第
1の不揮発性メモリの方から選出し、その選出した信号
フォーマットとデータ列とキー情報とを第2の不揮発性
メモリに記憶するようにしたので、受信精度が低いため
に波形乱れが生じた場合であっても、比較判定部におけ
る第1の不揮発性メモリからの信号フォーマットとの比
較推定と、第1の不揮発性メモリからの信号フォーマッ
トの選出とによって、判定誤りを解消することができ
る。
て抽出した受信リモコン信号からの信号フォーマット
を、比較判定部において、第1の不揮発性メモリに予め
格納している各社のリモコン信号フォーマットと比較
し、同一であると判定または推定した信号フォーマット
を、受信信号から抽出した信号フォーマットではなく第
1の不揮発性メモリの方から選出し、その選出した信号
フォーマットとデータ列とキー情報とを第2の不揮発性
メモリに記憶するようにしたので、受信精度が低いため
に波形乱れが生じた場合であっても、比較判定部におけ
る第1の不揮発性メモリからの信号フォーマットとの比
較推定と、第1の不揮発性メモリからの信号フォーマッ
トの選出とによって、判定誤りを解消することができ
る。
【0017】
【実施例】以下、本発明に係るメモリ・リモコン送信機
の一実施例を図面に基づいて詳細に説明する。
の一実施例を図面に基づいて詳細に説明する。
【0018】図1は実施例のメモリ・リモコン送信機の
電気的構成を示すブロック線図である。
電気的構成を示すブロック線図である。
【0019】図1において、10は複数の操作キー群か
らなるキーマトリクス、20はどのキーが操作されたか
を判定し、その操作キーの種類によって学習制御部30
か発信制御部40のいずれか一方を駆動するとともに入
力キー情報を各々に伝えるキー入力判定部である。
らなるキーマトリクス、20はどのキーが操作されたか
を判定し、その操作キーの種類によって学習制御部30
か発信制御部40のいずれか一方を駆動するとともに入
力キー情報を各々に伝えるキー入力判定部である。
【0020】キーマトリクス10のうちには、「送信/
記憶」キーがあり、このキーを「記憶」側に操作したと
きは学習制御部30が駆動され、ホームポジションであ
る「送信」側にしてあるときは発信制御部40が駆動さ
れるようになっている。
記憶」キーがあり、このキーを「記憶」側に操作したと
きは学習制御部30が駆動され、ホームポジションであ
る「送信」側にしてあるときは発信制御部40が駆動さ
れるようになっている。
【0021】学習制御部30は、駆動されたときに学習
ブロック50に対してこれをアクティブにする指令を与
えるものである。この学習ブロック50は、他のリモコ
ン送信機からの赤外線リモコン信号を受信するフォトダ
イオードからなる受信部51と、受信信号から信号フォ
ーマットを抽出して、信号フォーマットとデータ列とに
分解する信号解析部52と、予め各社の各種のリモコン
信号フォーマットを格納している第1の不揮発性メモリ
53と、信号解析部52が抽出した信号フォーマットを
第1の不揮発性メモリ53に格納されている各種の信号
フォーマットと比較し、同一であると判定できるまたは
推定できる信号フォーマットを検索し、その同一と判定
または推定した信号フォーマットを受信信号の方からで
はなく第1の不揮発性メモリ53の方から選出する比較
判定部54と、そのようにして選出された信号フォーマ
ットと、受信信号から得られたデータ列とを、そのとき
にキーマトリクス10において操作されているキーのキ
ー情報と関連付けて記憶する第2の不揮発性メモリ61
とから構成されている。
ブロック50に対してこれをアクティブにする指令を与
えるものである。この学習ブロック50は、他のリモコ
ン送信機からの赤外線リモコン信号を受信するフォトダ
イオードからなる受信部51と、受信信号から信号フォ
ーマットを抽出して、信号フォーマットとデータ列とに
分解する信号解析部52と、予め各社の各種のリモコン
信号フォーマットを格納している第1の不揮発性メモリ
53と、信号解析部52が抽出した信号フォーマットを
第1の不揮発性メモリ53に格納されている各種の信号
フォーマットと比較し、同一であると判定できるまたは
推定できる信号フォーマットを検索し、その同一と判定
または推定した信号フォーマットを受信信号の方からで
はなく第1の不揮発性メモリ53の方から選出する比較
判定部54と、そのようにして選出された信号フォーマ
ットと、受信信号から得られたデータ列とを、そのとき
にキーマトリクス10において操作されているキーのキ
ー情報と関連付けて記憶する第2の不揮発性メモリ61
とから構成されている。
【0022】発信制御部40は、駆動されたときに発信
ブロック60に対してこれをアクティブにする指令を与
えるものである。この発信ブロック60は、第2の不揮
発性メモリ61と、赤外線フォトダイオードからなる発
信部62とから構成されている。第2の不揮発性メモリ
61は、学習ブロック50にも発信ブロック60にも属
している。
ブロック60に対してこれをアクティブにする指令を与
えるものである。この発信ブロック60は、第2の不揮
発性メモリ61と、赤外線フォトダイオードからなる発
信部62とから構成されている。第2の不揮発性メモリ
61は、学習ブロック50にも発信ブロック60にも属
している。
【0023】次に、上記のように構成されたメモリ・リ
モコン送信機の動作を説明する。
モコン送信機の動作を説明する。
【0024】キーマトリクス10において「送信/記
憶」キーを「記憶」側に操作すると、キー入力判定部2
0は学習モードであると判定して学習制御部30を駆動
し、学習制御部30は学習ブロック50をアクティブに
する。
憶」キーを「記憶」側に操作すると、キー入力判定部2
0は学習モードであると判定して学習制御部30を駆動
し、学習制御部30は学習ブロック50をアクティブに
する。
【0025】次いで、キーマトリクス10に含まれるあ
る1つのキーを操作すると、キー入力判定部20はどの
キーが操作されたかを判定し、そのキー情報を学習制御
部30に送出する。学習制御部30は、そのキー情報を
受け取ると、学習ブロック50に対して受信待機状態を
セットする。
る1つのキーを操作すると、キー入力判定部20はどの
キーが操作されたかを判定し、そのキー情報を学習制御
部30に送出する。学習制御部30は、そのキー情報を
受け取ると、学習ブロック50に対して受信待機状態を
セットする。
【0026】他のリモコン送信機の発信部を当該のメモ
リ・リモコン送信機の受信部51に対面させた状態で、
他のリモコン送信機からある指令の赤外線リモコン信号
を送信すると、これを受信部51が受信する。受信部5
1は、最初のトリガである1ビット目から100ビット
分を受信し、それを信号解析部52に送出する。
リ・リモコン送信機の受信部51に対面させた状態で、
他のリモコン送信機からある指令の赤外線リモコン信号
を送信すると、これを受信部51が受信する。受信部5
1は、最初のトリガである1ビット目から100ビット
分を受信し、それを信号解析部52に送出する。
【0027】信号解析部52は、100ビット内での繰
り返し部分の判定や、リーダーパルス,“0”,“1”
およびトレーラーの各波形の解析を行って信号フォーマ
ットを抽出し、その信号フォーマットとデータ列とに分
解する。
り返し部分の判定や、リーダーパルス,“0”,“1”
およびトレーラーの各波形の解析を行って信号フォーマ
ットを抽出し、その信号フォーマットとデータ列とに分
解する。
【0028】信号解析部52で抽出された信号フォーマ
ットは比較判定部54に送出される。比較判定部54
は、第1の不揮発性メモリ53から各社の各種のリモコ
ン信号フォーマットを順次に読み出し、信号解析部52
から入力した受信の信号フォーマットと順次にパターン
比較する。
ットは比較判定部54に送出される。比較判定部54
は、第1の不揮発性メモリ53から各社の各種のリモコ
ン信号フォーマットを順次に読み出し、信号解析部52
から入力した受信の信号フォーマットと順次にパターン
比較する。
【0029】受信部51の受信精度が良い場合には、受
信信号から抽出した信号フォーマットは、第1の不揮発
性メモリ53から順次に読み出した信号フォーマットの
いずれかと完全に一致することになる。比較判定部54
は、その一致する信号フォーマットを第1の不揮発性メ
モリ53の方から選出する。
信信号から抽出した信号フォーマットは、第1の不揮発
性メモリ53から順次に読み出した信号フォーマットの
いずれかと完全に一致することになる。比較判定部54
は、その一致する信号フォーマットを第1の不揮発性メ
モリ53の方から選出する。
【0030】一方、受信部51の受信精度が低いため
に、抽出した信号フォーマットと第1の不揮発性メモリ
53から読み出した信号フォーマットとが完全には一致
せず異波形とはなっているが、その一致度が所定値以上
になっていると判断されるものは、比較判定部54にお
いて両者の信号フォーマットが同一であると推定し、そ
の信号フォーマットを第1の不揮発性メモリ53の方か
ら選出する。これにより、波形乱れが実質的に修正さ
れ、判定誤りを解消することができる。
に、抽出した信号フォーマットと第1の不揮発性メモリ
53から読み出した信号フォーマットとが完全には一致
せず異波形とはなっているが、その一致度が所定値以上
になっていると判断されるものは、比較判定部54にお
いて両者の信号フォーマットが同一であると推定し、そ
の信号フォーマットを第1の不揮発性メモリ53の方か
ら選出する。これにより、波形乱れが実質的に修正さ
れ、判定誤りを解消することができる。
【0031】そして、前記の選出した信号フォーマット
と、受信信号中の1サイクル分のデータ列とを、学習制
御部30から入力したそのとき操作されているキー情報
と関連付けて、第2の不揮発性メモリ61に記憶させ
る。
と、受信信号中の1サイクル分のデータ列とを、学習制
御部30から入力したそのとき操作されているキー情報
と関連付けて、第2の不揮発性メモリ61に記憶させ
る。
【0032】以上で、ある1つのキーに対する学習動作
が完了する。以下、同様のことを繰り返し、個々のキー
についての学習動作を行う。
が完了する。以下、同様のことを繰り返し、個々のキー
についての学習動作を行う。
【0033】次に、通常のリモコン指令について説明す
ると、「送信/記憶」キーがホームポジションである
「送信」側にセットされており、このときキーマトリク
ス10のあるキーを操作すると、キー入力判定部20は
それに対応したキー情報を発信制御部40に送出する。
発信制御部40は、発信ブロック60をアクティブに
し、該当するキー情報に基づいて第2の不揮発性メモリ
61を検索し、該当アドレスから必要なデータを読み出
し、発信部62に送出する。発信部62では、対応する
信号波形を発生し、赤外線リモコン信号として発信す
る。
ると、「送信/記憶」キーがホームポジションである
「送信」側にセットされており、このときキーマトリク
ス10のあるキーを操作すると、キー入力判定部20は
それに対応したキー情報を発信制御部40に送出する。
発信制御部40は、発信ブロック60をアクティブに
し、該当するキー情報に基づいて第2の不揮発性メモリ
61を検索し、該当アドレスから必要なデータを読み出
し、発信部62に送出する。発信部62では、対応する
信号波形を発生し、赤外線リモコン信号として発信す
る。
【0034】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、受信し
たリモコン信号の信号フォーマットを記憶するのに、そ
れを直接記憶するのではなく、予め各社のリモコン信号
フォーマットを正式なものとして第1の不揮発性メモリ
に格納しておき、その正式な信号フォーマットと比較し
た上で同一と推定される信号フォーマットを第1の不揮
発性メモリの方から選出して第2の不揮発性メモリに記
憶させるようにしたので、受信精度の低さのために波形
乱れが生じるような場合であっても、判定誤りを解消す
ることができ、その結果として、第2の不揮発性メモリ
は誤ったしかもビット数が不当に増大した信号フォーマ
ットを記憶することがなくなり、本来学習記憶すること
ができる容量分に相当する信号種類数だけは学習記憶す
ることができるようになった。
たリモコン信号の信号フォーマットを記憶するのに、そ
れを直接記憶するのではなく、予め各社のリモコン信号
フォーマットを正式なものとして第1の不揮発性メモリ
に格納しておき、その正式な信号フォーマットと比較し
た上で同一と推定される信号フォーマットを第1の不揮
発性メモリの方から選出して第2の不揮発性メモリに記
憶させるようにしたので、受信精度の低さのために波形
乱れが生じるような場合であっても、判定誤りを解消す
ることができ、その結果として、第2の不揮発性メモリ
は誤ったしかもビット数が不当に増大した信号フォーマ
ットを記憶することがなくなり、本来学習記憶すること
ができる容量分に相当する信号種類数だけは学習記憶す
ることができるようになった。
【図1】本発明の一実施例に係るメモリ・リモコン送信
機の電気的構成を示すブロック線図である。
機の電気的構成を示すブロック線図である。
【図2】赤外線リモコン信号のフォーマット例を示す図
である。
である。
【図3】従来のメモリ・リモコン送信機の電気的構成を
示すブロック線図である。
示すブロック線図である。
10 キーマトリクス 20 キー入力判定部 30 学習制御部 40 発信制御部 51 受信部 52 信号解析部 53 第1の不揮発性メモリ 54 比較判定部 61 第2の不揮発性メモリ 62 発信部
Claims (1)
- 【請求項1】 他のリモコン送信機から発信される赤外
線リモコン信号を受信してその受信信号のコードを記憶
し、かつ、その記憶したコードの赤外線リモコン信号を
発信可能に構成したメモリ・リモコン送信機であって、 予め各社のリモコン信号フォーマットを格納している第
1の不揮発性メモリと、受信したリモコン信号から信号
フォーマットを抽出する信号解析部と、この信号解析部
が抽出した信号フォーマットを前記第1の不揮発性メモ
リに格納されている各種の信号フォーマットと比較し同
一と判定または推定した信号フォーマットを前記第1の
不揮発性メモリから選出する比較判定部と、その選出し
た信号フォーマットと受信信号のデータ列とをそのとき
に操作入力されているキー情報と関連付けて記憶する第
2の不揮発性メモリとを備えたことを特徴とするメモリ
・リモコン送信機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21724691A JPH0556485A (ja) | 1991-08-28 | 1991-08-28 | メモリ・リモコン送信機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21724691A JPH0556485A (ja) | 1991-08-28 | 1991-08-28 | メモリ・リモコン送信機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0556485A true JPH0556485A (ja) | 1993-03-05 |
Family
ID=16701144
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21724691A Pending JPH0556485A (ja) | 1991-08-28 | 1991-08-28 | メモリ・リモコン送信機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0556485A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014049898A (ja) * | 2012-08-30 | 2014-03-17 | Yamaha Corp | 電気機器およびリモコン信号判断プログラム |
US10223907B2 (en) | 2008-11-14 | 2019-03-05 | Apple Inc. | System and method for capturing remote control device command signals |
-
1991
- 1991-08-28 JP JP21724691A patent/JPH0556485A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US10223907B2 (en) | 2008-11-14 | 2019-03-05 | Apple Inc. | System and method for capturing remote control device command signals |
JP2014049898A (ja) * | 2012-08-30 | 2014-03-17 | Yamaha Corp | 電気機器およびリモコン信号判断プログラム |
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