JPH0556307A - 映像信号の特性補償装置 - Google Patents
映像信号の特性補償装置Info
- Publication number
- JPH0556307A JPH0556307A JP3210765A JP21076591A JPH0556307A JP H0556307 A JPH0556307 A JP H0556307A JP 3210765 A JP3210765 A JP 3210765A JP 21076591 A JP21076591 A JP 21076591A JP H0556307 A JPH0556307 A JP H0556307A
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- JP
- Japan
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- signal
- video signal
- pilot
- unit
- pilot signal
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- Details Of Television Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 映像信号伝送線等による映像信号の特性の劣
化を映像信号の受端側で判定し補償する。 【構成】 カメラ１よりの映像信号に合成部４を介しパ
イロット信号発生部２よりのパイロット信号を重畳し出
力部５より送出する。入力部11に入力した映像信号より
重畳されているパイロット信号をパイロット信号分離部
13で分離し、パイロット信号判定部15に入力し、基準信
号メモリ部14よりの基準信号と比較し信号レベルの差を
判定する。この判定部よりの信号を増幅部16に入力し、
入力する映像信号の所要周波数域を適宜に増幅しモニタ
18に出力する。
化を映像信号の受端側で判定し補償する。 【構成】 カメラ１よりの映像信号に合成部４を介しパ
イロット信号発生部２よりのパイロット信号を重畳し出
力部５より送出する。入力部11に入力した映像信号より
重畳されているパイロット信号をパイロット信号分離部
13で分離し、パイロット信号判定部15に入力し、基準信
号メモリ部14よりの基準信号と比較し信号レベルの差を
判定する。この判定部よりの信号を増幅部16に入力し、
入力する映像信号の所要周波数域を適宜に増幅しモニタ
18に出力する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は映像信号の特性補償装置
に係り、同軸ケーブル等の信号伝送線で映像信号を伝送
することによる映像信号特性の劣化を補償する装置に関
する。
に係り、同軸ケーブル等の信号伝送線で映像信号を伝送
することによる映像信号特性の劣化を補償する装置に関
する。
【０００２】
【従来の技術】テレビジョンカメラ（以降、カメラと略
す）の撮像による画像を映出するためのモニタがカメラ
より遠く離れた場所に設置され、この間に敷設された同
軸ケーブル等の信号伝送線を介し映像信号を伝送する場
合、モニタ側に到達した映像信号は、信号伝送線の映像
信号周波数帯の伝送特性により振幅周波数特性等が劣化
する。このような特性の劣化分を補うには、従来、例え
ば、モニタの画面に映出された画像を見ながら補償回路
の調整等を行うようにしたもので、調整に際し調整者の
感覚的な要素が含まれることが多く、調整者による差が
生じる場合があった。このため、基準とする特性値を設
定し、この基準特性値に合わせて調整が行われるならば
調整者による差が少なくなり、モニタに映出される画像
の質の均一化が期待できることから、このような装置の
出現が望まれていた。
す）の撮像による画像を映出するためのモニタがカメラ
より遠く離れた場所に設置され、この間に敷設された同
軸ケーブル等の信号伝送線を介し映像信号を伝送する場
合、モニタ側に到達した映像信号は、信号伝送線の映像
信号周波数帯の伝送特性により振幅周波数特性等が劣化
する。このような特性の劣化分を補うには、従来、例え
ば、モニタの画面に映出された画像を見ながら補償回路
の調整等を行うようにしたもので、調整に際し調整者の
感覚的な要素が含まれることが多く、調整者による差が
生じる場合があった。このため、基準とする特性値を設
定し、この基準特性値に合わせて調整が行われるならば
調整者による差が少なくなり、モニタに映出される画像
の質の均一化が期待できることから、このような装置の
出現が望まれていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこのような点
に鑑みなされたもので、映像信号に複数のパイロット信
号を重畳して送出し、受端側でパイロット信号を分離
し、それぞれ基準値と比較して差を判定し、差に応じ、
相応する周波数域の映像信号の増幅度を調整することに
より特性の補償を行うようにした映像信号の特性補償装
置を提供するものである。
に鑑みなされたもので、映像信号に複数のパイロット信
号を重畳して送出し、受端側でパイロット信号を分離
し、それぞれ基準値と比較して差を判定し、差に応じ、
相応する周波数域の映像信号の増幅度を調整することに
より特性の補償を行うようにした映像信号の特性補償装
置を提供するものである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の課題を解
決するため、カメラ等よりの映像信号を信号伝送線を介
しモニタ等に伝送し映出するものにおいて、設定の周波
数別に所定の振幅のパイロット信号を発生するパイロッ
ト信号発生部と、パイロット信号発生部よりの各信号を
カメラ等よりの映像信号の所定位置にそれぞれ合成する
ための合成部と、前記パイロット信号発生部よりの信号
を前記映像信号に同期させるため同期信号を供給する同
期信号発生部とでなる映像信号送出部と、前記映像信号
送出部よりの映像信号よりパイロット信号を分離するた
めのパイロット信号分離部と、前記パイロット信号の比
較の基準となる基準信号を記憶する基準信号メモリ部
と、前記パイロット信号分離部よりの各パイロット信号
を基準信号メモリ部より読み出した基準信号とそれぞれ
比較し判定を行うパイロット信号判定部と、前記パイロ
ット信号分離部、基準信号メモリ部およびパイロット信
号判定部を制御する制御部とでなり、パイロット信号判
定部よりの信号に基づき映像信号の相応する周波数域の
増幅を行う増幅部とでなる映像信号受端部とで構成した
映像信号の特性補償装置を提供するものである。
決するため、カメラ等よりの映像信号を信号伝送線を介
しモニタ等に伝送し映出するものにおいて、設定の周波
数別に所定の振幅のパイロット信号を発生するパイロッ
ト信号発生部と、パイロット信号発生部よりの各信号を
カメラ等よりの映像信号の所定位置にそれぞれ合成する
ための合成部と、前記パイロット信号発生部よりの信号
を前記映像信号に同期させるため同期信号を供給する同
期信号発生部とでなる映像信号送出部と、前記映像信号
送出部よりの映像信号よりパイロット信号を分離するた
めのパイロット信号分離部と、前記パイロット信号の比
較の基準となる基準信号を記憶する基準信号メモリ部
と、前記パイロット信号分離部よりの各パイロット信号
を基準信号メモリ部より読み出した基準信号とそれぞれ
比較し判定を行うパイロット信号判定部と、前記パイロ
ット信号分離部、基準信号メモリ部およびパイロット信
号判定部を制御する制御部とでなり、パイロット信号判
定部よりの信号に基づき映像信号の相応する周波数域の
増幅を行う増幅部とでなる映像信号受端部とで構成した
映像信号の特性補償装置を提供するものである。
【０００５】
【作用】以上のように構成したので、本発明による映像
信号の特性補償装置においては、映像信号送出部にて予
め設定した複数のパイロット信号を映像信号の垂直帰線
消去期間等の所定位置に重畳し所要の映像信号伝送線を
介し送出する。映像信号の受端側にて映像信号に重畳さ
れたパイロット信号を分離し、メモリより読み出した基
準信号と比較し差を判定し、差に応じ、相応する周波数
域の増幅度を調整し、これにより、映像信号信号伝送線
の伝送特性等に起因する映像信号の特性の劣化を補償す
る。
信号の特性補償装置においては、映像信号送出部にて予
め設定した複数のパイロット信号を映像信号の垂直帰線
消去期間等の所定位置に重畳し所要の映像信号伝送線を
介し送出する。映像信号の受端側にて映像信号に重畳さ
れたパイロット信号を分離し、メモリより読み出した基
準信号と比較し差を判定し、差に応じ、相応する周波数
域の増幅度を調整し、これにより、映像信号信号伝送線
の伝送特性等に起因する映像信号の特性の劣化を補償す
る。
【０００６】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明による映像信号
の特性補償装置の実施例を詳細に説明する。図１は本発
明による映像信号の特性補償装置の一実施例の要部ブロ
ック図である。図のＡは映像信号送出部、Ｂは映像信号
受端部である。まず、映像信号送出部Ａにおいて、１は
カメラで、撮像による映像信号を出力する。２はパイロ
ット信号発生部で、設定の周波数別に所定の振幅のパイ
ロット信号を発生する。３は同期信号発生部で、カメラ
１よりの映像信号およびパイロット信号発生部２で発生
するパイロット信号を同期させ、このパイロット信号を
映像信号の所定位置に合成するための同期信号を発生す
る。４は合成部で、カメラ１よりの映像信号にパイロッ
ト信号発生部２よりのパイロット信号を合成する。５は
出力部で、合成部４よりの信号を同軸ケーブル等の信号
伝送線を介し送出する。
の特性補償装置の実施例を詳細に説明する。図１は本発
明による映像信号の特性補償装置の一実施例の要部ブロ
ック図である。図のＡは映像信号送出部、Ｂは映像信号
受端部である。まず、映像信号送出部Ａにおいて、１は
カメラで、撮像による映像信号を出力する。２はパイロ
ット信号発生部で、設定の周波数別に所定の振幅のパイ
ロット信号を発生する。３は同期信号発生部で、カメラ
１よりの映像信号およびパイロット信号発生部２で発生
するパイロット信号を同期させ、このパイロット信号を
映像信号の所定位置に合成するための同期信号を発生す
る。４は合成部で、カメラ１よりの映像信号にパイロッ
ト信号発生部２よりのパイロット信号を合成する。５は
出力部で、合成部４よりの信号を同軸ケーブル等の信号
伝送線を介し送出する。
【０００７】映像信号受端部Ｂにおいて、11は入力部
で、映像信号送出部Ａよりの映像信号を入力する。12は
同期信号発生部で、入力部11を介し入力する映像信号の
同期信号を基準としてクロック信号を発生する。13はパ
イロット信号分離部で、入力部11を介しての映像信号よ
りパイロット信号を分離する。14は基準信号メモリ部
で、設定の周波数別に所定の振幅の基準信号を記憶す
る。15はパイロット信号判定部で、パイロット信号分離
部13にて分離されたパイロット信号を基準信号メモリ部
14より読み出した基準信号と比較し信号レベルの差等の
判定を行う。16は増幅部で、パイロット信号判定部15よ
りの信号に基づき入力部11を介しての映像信号の相応す
る周波数域の増幅等を行う。17は制御部で、映像信号受
端部Ｂの各部を制御する。18はモニタで、増幅部16より
の映像信号による画像を画面に映出する。
で、映像信号送出部Ａよりの映像信号を入力する。12は
同期信号発生部で、入力部11を介し入力する映像信号の
同期信号を基準としてクロック信号を発生する。13はパ
イロット信号分離部で、入力部11を介しての映像信号よ
りパイロット信号を分離する。14は基準信号メモリ部
で、設定の周波数別に所定の振幅の基準信号を記憶す
る。15はパイロット信号判定部で、パイロット信号分離
部13にて分離されたパイロット信号を基準信号メモリ部
14より読み出した基準信号と比較し信号レベルの差等の
判定を行う。16は増幅部で、パイロット信号判定部15よ
りの信号に基づき入力部11を介しての映像信号の相応す
る周波数域の増幅等を行う。17は制御部で、映像信号受
端部Ｂの各部を制御する。18はモニタで、増幅部16より
の映像信号による画像を画面に映出する。
【０００８】次に、本発明による映像信号の特性補償装
置の動作を説明する。図２は映像信号送出部Ａより送出
されるパイロット信号の重畳された映像信号波形の例を
示す図である。すなわち、カメラ１等よりの映像信号
は、前フィールドの垂直走査期間21に続く垂直帰線消去
期間22（奇数フィールドの場合第１Ｈより第20Ｈまで、
“Ｈ”は１水平走査期間）に、等価パルス24（第１Ｈ乃
至第３Ｈ）、垂直同期信号25（第４Ｈ乃至第６Ｈ）、等
価パルス26（第７Ｈ乃至第９Ｈ）および水平同期信号の
みの期間27（第10Ｈ乃至第21Ｈ）があり、この後（第22
Ｈ）より次のフィールドの垂直走査期間23が続く。そし
て、パイロット信号発生部２よりの複数のパイロット信
号28を、合成部４を介し、例えば、前記第10Ｈより第21
Ｈの間の適宜のＨ（モニタの映出画像に影響を与えない
位置に設定）の所定位置にそれぞれ重畳する。各パイロ
ット信号28は、同期信号発生部３よりの同期信号をタイ
ミングの基準としパイロット信号発生部２で発振するも
ので、映像信号の伝送路等に起因する振幅周波数特性等
の変化量等の判定に必要な複数の周波数、例えば、0.1M
Hz（メガヘルツ）、1MHz、2MHz、2.5MHz、3MHz、3.5MHz
等の設定された周波数で発振し、それぞれ所定の振幅と
し、前記Ｈに１信号ずつ重畳する。そして、出力部５よ
り映像信号伝送線を介し送出する。
置の動作を説明する。図２は映像信号送出部Ａより送出
されるパイロット信号の重畳された映像信号波形の例を
示す図である。すなわち、カメラ１等よりの映像信号
は、前フィールドの垂直走査期間21に続く垂直帰線消去
期間22（奇数フィールドの場合第１Ｈより第20Ｈまで、
“Ｈ”は１水平走査期間）に、等価パルス24（第１Ｈ乃
至第３Ｈ）、垂直同期信号25（第４Ｈ乃至第６Ｈ）、等
価パルス26（第７Ｈ乃至第９Ｈ）および水平同期信号の
みの期間27（第10Ｈ乃至第21Ｈ）があり、この後（第22
Ｈ）より次のフィールドの垂直走査期間23が続く。そし
て、パイロット信号発生部２よりの複数のパイロット信
号28を、合成部４を介し、例えば、前記第10Ｈより第21
Ｈの間の適宜のＨ（モニタの映出画像に影響を与えない
位置に設定）の所定位置にそれぞれ重畳する。各パイロ
ット信号28は、同期信号発生部３よりの同期信号をタイ
ミングの基準としパイロット信号発生部２で発振するも
ので、映像信号の伝送路等に起因する振幅周波数特性等
の変化量等の判定に必要な複数の周波数、例えば、0.1M
Hz（メガヘルツ）、1MHz、2MHz、2.5MHz、3MHz、3.5MHz
等の設定された周波数で発振し、それぞれ所定の振幅と
し、前記Ｈに１信号ずつ重畳する。そして、出力部５よ
り映像信号伝送線を介し送出する。
【０００９】前記出力部５より送出された映像信号は、
入力部11を介し映像信号受端部Ｂに入力する。そして、
同期信号発生部12にてこの映像信号の同期信号を基準と
するクロック信号を発生し、制御部17に入力する。制御
部17はこのクロック信号をタイミングの基準とし各部の
動作を制御する。すなわち、入力部11を介し入力する映
像信号より重畳されているパイロット信号をパイロット
信号分離部13を介し分離し、パイロット信号判定部15に
入力する。一方、基準信号メモリ部14には、前記パイロ
ット信号発生部２で発生する各パイロット信号に相応す
る基準信号が予め記憶されている。そして、制御部17を
介しこの基準信号を読み出し、パイロット信号判定部15
に入力し、パイロット信号分離部13より入力される各パ
イロット信号をこの基準信号とそれぞれ比較し、各信号
のレベルの差等を判定し、判定に基づく信号を制御部17
を介し増幅部16に入力する。増幅部16は、前記パイロッ
ト信号の周波数を中心とする所要の周波数域ごとに増幅
度の可変が可能な増幅器で構成されており、制御部17を
介しての信号に基づき当該周波数域の映像信号の増幅等
を行う。そして、次のフィールド時に各パイロット信号
のレベルの差を判定し、この判定に基づき増幅部16を介
し各周波数域の増幅度を調整する。
入力部11を介し映像信号受端部Ｂに入力する。そして、
同期信号発生部12にてこの映像信号の同期信号を基準と
するクロック信号を発生し、制御部17に入力する。制御
部17はこのクロック信号をタイミングの基準とし各部の
動作を制御する。すなわち、入力部11を介し入力する映
像信号より重畳されているパイロット信号をパイロット
信号分離部13を介し分離し、パイロット信号判定部15に
入力する。一方、基準信号メモリ部14には、前記パイロ
ット信号発生部２で発生する各パイロット信号に相応す
る基準信号が予め記憶されている。そして、制御部17を
介しこの基準信号を読み出し、パイロット信号判定部15
に入力し、パイロット信号分離部13より入力される各パ
イロット信号をこの基準信号とそれぞれ比較し、各信号
のレベルの差等を判定し、判定に基づく信号を制御部17
を介し増幅部16に入力する。増幅部16は、前記パイロッ
ト信号の周波数を中心とする所要の周波数域ごとに増幅
度の可変が可能な増幅器で構成されており、制御部17を
介しての信号に基づき当該周波数域の映像信号の増幅等
を行う。そして、次のフィールド時に各パイロット信号
のレベルの差を判定し、この判定に基づき増幅部16を介
し各周波数域の増幅度を調整する。
【００１０】これにより、モニタ18に出力される映像信
号は、カメラ１よりの映像信号と略同等の振幅周波数特
性のものとなる。また、前記パイロット信号は各フィー
ルドごとに重畳されるので、例えば、信号伝送経路等の
伝送特性に時間的な変動等があった場合等に即補正が行
われる。
号は、カメラ１よりの映像信号と略同等の振幅周波数特
性のものとなる。また、前記パイロット信号は各フィー
ルドごとに重畳されるので、例えば、信号伝送経路等の
伝送特性に時間的な変動等があった場合等に即補正が行
われる。
【００１１】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明による映
像信号の特性補償装置によれば、映像信号送出側で映像
信号の垂直帰線消去期間に重畳したパイロット信号を映
像信号受端側で分離し、予め記憶されている基準信号と
比較し信号レベルの差に応じ増幅等を行うことにより、
同軸ケーブル等の映像信号伝送線での長距離伝送による
映像信号の周波数特性の劣化を補償するものであるか
ら、例えば、カメラよりの映像信号をモニタに伝送する
場合に、モニタまでの距離を延長する、あるいは同軸ケ
ーブルの敷設上の制約等より異なる長さのものに交換す
る等の場合に、映像信号の特性の変動分は受端側で自動
的に調整が行われ特性が補償されるので、熟練した技術
者等による調整の手間が不要となり、しかも、画像の品
質が伝送距離等に影響されず、かつ、均一化されるとい
う効果を有するものである。
像信号の特性補償装置によれば、映像信号送出側で映像
信号の垂直帰線消去期間に重畳したパイロット信号を映
像信号受端側で分離し、予め記憶されている基準信号と
比較し信号レベルの差に応じ増幅等を行うことにより、
同軸ケーブル等の映像信号伝送線での長距離伝送による
映像信号の周波数特性の劣化を補償するものであるか
ら、例えば、カメラよりの映像信号をモニタに伝送する
場合に、モニタまでの距離を延長する、あるいは同軸ケ
ーブルの敷設上の制約等より異なる長さのものに交換す
る等の場合に、映像信号の特性の変動分は受端側で自動
的に調整が行われ特性が補償されるので、熟練した技術
者等による調整の手間が不要となり、しかも、画像の品
質が伝送距離等に影響されず、かつ、均一化されるとい
う効果を有するものである。
【図１】本発明による映像信号の特性補償装置の一実施
例の要部ブロック図である。
例の要部ブロック図である。
【図２】パイロット信号を重畳した映像信号の波形の概
念図である。
念図である。
Ａ 映像信号送出部 Ｂ 映像信号受端部 １ テレビジョンカメラ ２ パイロット信号発生部 ３ 同期信号発生部 ４ 合成部 ５ 出力部 11 入力部 12 同期信号発生部 13 パイロット信号分離部 14 基準信号メモリ部 15 パイロット信号判定部 16 増幅部 17 制御部 18 モニタ
Claims (1)
- 【請求項１】 テレビジョンカメラ等よりの映像信号を
信号伝送線を介しモニタ等に伝送し映出するものにおい
て、設定の周波数別に所定の振幅のパイロット信号を発
生するパイロット信号発生部と、パイロット信号発生部
よりの各信号をテレビジョンカメラ等よりの映像信号の
所定位置にそれぞれ合成するための合成部と、前記パイ
ロット信号発生部よりの信号を前記映像信号に同期させ
るため同期信号を供給する同期信号発生部とでなる映像
信号送出部と、前記映像信号送出部よりの映像信号より
パイロット信号を分離するためのパイロット信号分離部
と、前記パイロット信号の比較の基準となる基準信号を
記憶する基準信号メモリ部と、前記パイロット信号分離
部よりの各パイロット信号を基準信号メモリ部より読み
出した基準信号とそれぞれ比較し判定を行うパイロット
信号判定部と、前記パイロット信号分離部、基準信号メ
モリ部およびパイロット信号判定部を制御する制御部と
でなり、パイロット信号判定部よりの信号に基づき映像
信号の相応する周波数域の増幅を行う増幅部とでなる映
像信号受端部とで構成したことを特徴とする映像信号の
特性補償装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3210765A JPH0556307A (ja) | 1991-08-22 | 1991-08-22 | 映像信号の特性補償装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3210765A JPH0556307A (ja) | 1991-08-22 | 1991-08-22 | 映像信号の特性補償装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0556307A true JPH0556307A (ja) | 1993-03-05 |
Family
ID=16594765
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3210765A Pending JPH0556307A (ja) | 1991-08-22 | 1991-08-22 | 映像信号の特性補償装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0556307A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62288168A (ja) * | 1986-06-05 | 1987-12-15 | 株式会社ブリヂストン | 立方晶炭化珪素焼結体の製造方法 |
| JP2003061079A (ja) * | 2001-08-21 | 2003-02-28 | Nohmi Bosai Ltd | 異常検出装置 |
| JP2006317858A (ja) * | 2005-05-16 | 2006-11-24 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 映像表示システム、映像表示装置および映像表示方法 |
| KR100651867B1 (ko) * | 2005-02-28 | 2006-12-01 | 엘지전자 주식회사 | 티브이의 영상신호 보정장치 |
| JP2007042063A (ja) * | 2005-06-28 | 2007-02-15 | Fujitsu Component Ltd | 遠隔コンソールユニット及び遠隔表示装置 |
| JP2010511310A (ja) * | 2006-11-08 | 2010-04-08 | アールジイビイ・システムズ・インコーポレーテッド | ツイストペアケーブルを用いた長距離でのビデオ伝送の方法及び装置 |
-
1991
- 1991-08-22 JP JP3210765A patent/JPH0556307A/ja active Pending
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62288168A (ja) * | 1986-06-05 | 1987-12-15 | 株式会社ブリヂストン | 立方晶炭化珪素焼結体の製造方法 |
| JP2003061079A (ja) * | 2001-08-21 | 2003-02-28 | Nohmi Bosai Ltd | 異常検出装置 |
| JP4510341B2 (ja) * | 2001-08-21 | 2010-07-21 | 能美防災株式会社 | 異常検出装置 |
| KR100651867B1 (ko) * | 2005-02-28 | 2006-12-01 | 엘지전자 주식회사 | 티브이의 영상신호 보정장치 |
| JP2006317858A (ja) * | 2005-05-16 | 2006-11-24 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 映像表示システム、映像表示装置および映像表示方法 |
| JP2007042063A (ja) * | 2005-06-28 | 2007-02-15 | Fujitsu Component Ltd | 遠隔コンソールユニット及び遠隔表示装置 |
| US8200851B2 (en) | 2005-06-28 | 2012-06-12 | Fujitsu Component Limited | Remote console unit and remote display apparatus |
| JP2010511310A (ja) * | 2006-11-08 | 2010-04-08 | アールジイビイ・システムズ・インコーポレーテッド | ツイストペアケーブルを用いた長距離でのビデオ伝送の方法及び装置 |
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