JPH0556227B2 - - Google Patents

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JPH0556227B2
JPH0556227B2 JP61040436A JP4043686A JPH0556227B2 JP H0556227 B2 JPH0556227 B2 JP H0556227B2 JP 61040436 A JP61040436 A JP 61040436A JP 4043686 A JP4043686 A JP 4043686A JP H0556227 B2 JPH0556227 B2 JP H0556227B2
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JP
Japan
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shot
spray time
mold
spray
casting
Prior art date
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JP61040436A
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English (en)
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JPS62199255A (ja
Inventor
Takeshi Kitagawa
Hiroshi Yukitomo
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Toyo Machinery and Metal Co Ltd
Original Assignee
Toyo Machinery and Metal Co Ltd
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  • Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はダイカストマシンにおいて、ダイカス
トマシンの自動スプレー装置のスプレータイムを
再調整の手間なく、自動修正することが出来、そ
の結果ダイカスト無人運転を可能にすることの出
来るスプレータイム制御方法に関する。
〔発明の背景〕
まず、第3図に基づきダイカストマシン及びダ
イカスト鋳造プロセスについて説明する。
図において、1は固定金型、2は固定金型と接
離(図において左右方向に)する移動金型であ
る。
3は固定金型内の下部に設けた金型スリーブ、
4は射出プランジヤ6を内部に保持し、射出プラ
ンジヤ6の移動(前進及び後退)を案内する射出
スリーブであり、この射出スリーブ4にはまたア
ルミニユウム、亜鉛等の溶湯の湯口5が設けてあ
る。
通常プランジヤ6は一点鎖線位置に待機してお
り、溶湯が湯口5より給湯されると前進し、溶湯
を金型スリーブ3より、移動金型2のランナー
9、ゲート10を介して成形される形状のキヤビ
テイ11に導く。そしてこの溶湯が冷却、固化さ
れる。図はこの状態を示している。
7は冷却、固化された溶湯のうちビスケツトと
呼ばれる部分であり、また8は製品である。
冷却、固化の次に移動金型2を後退し、型開さ
せる。これは移動金型2を取り付けた移動プレー
ト(図示せず)を油圧力で後退させることによつ
て行われる。それと同時にプランジヤ6でビスケ
ツト7を押すことにより製品8を移動金型2に付
着させた状態で型開きさせる。
次に製品8を移動金型2から押出して取り出
す。
ところで、この様なダイカストマシンにおい
て、射出開始後金型内の溶湯が固化し、型開きを
始めるまでの時間を冷却タイムと称し、冷却タイ
ムの終了後、前述の通り型開きを行つて製品を取
り出す。
ところでこの様なダイカストマシンにおいて
は、製品取出し後型開きの状態で固定金型、移動
金型の表面に、水や油に溶かした離型剤、或いは
エアーをスプレーする。このスプレー作業は、製
品の離型性を良くすることと、金型を有効に冷却
する目的のために行われ、最近のダイカストシス
テムにおいては、自動スプレー装置がダイカスト
マシンと連動するようになつている。
このスプレー装置で、型開き後、金型のキヤビ
テイ・コア面にノズルからエアーを吹き付けた
り、離型剤を噴射したりする「スプレータイム」
は、自動連続ダイカスト作業を続けたとき、最終
的に金型温度が一定になつた時点を目標に設定す
る。
しかし鋳造開始時は金型温度が低い為、始めか
ら上記のようにスプレータイムを設定すると、金
型を冷やしすぎることになり、製品が不良にな
る。
即ち鋳造開始時に金型表面が冷えすぎていると
注入される溶湯が直ちに固化してしまい、特にゲ
ートのような狭いところで固化すると溶湯の流れ
が悪くなり、成形不良を引き起こすことになるも
のである。
しかし連続シヨツトを続けていると、溶湯がそ
の金型内に持ち込む熱量によつて金型温度は上昇
して来るが、長時間のスプレータイムのためにそ
の温度上昇が遅くなり、製品不良が長く続くこと
になる。
従つて従来のダイカスト作業では、鋳造開始
後、金型温度がバランス点に達するまでは操作者
は手動操作で得られた製品の表面状態をチエツク
しながら経験的に一定の時間おきにスプレータイ
ムの設定を、段々長く設定し直していくという手
動修正操作が必要であり、完全な自動運転・無人
化を妨げる要因になつていた。
〔発明の目的〕
本発明の目的は、前述した従来技術の欠点を解
消するために、鋳造開始後、金型温度がバランス
点に達するまで、所定シヨツト毎にスプレータイ
マの設定を段々長くし直していくという操作を自
動的に行う方法を提供するものである。
〔発明の概要〕
前述の目的を達成するため、本発明は、 型開き後、金型のキヤビテイ・コア面に自動ス
プレー装置から媒体を吹き付けるダイカストマシ
ンにおけるスプレータイム制御方法において、 鋳造開始時のスプレータイムte、金型温度がバ
ランスしてほぼ一定になつた時のププレータイム
ts、及び鋳造を開始してから金型温度がほぼ一定
になるまでのシヨツト数Nを鋳造開始前に入力設
定し、 棄てシヨツト後に自動操作モードに切り替え
て、 Δt=(ts−tp)/Nを演算し、 1シヨツト目のスプレータイムをtp、 2シヨツト目のスプレータイムをtp+Δt、 3シヨツト目のスプレータイムをtp+2Δt、 4シヨツト目のスプレータイムをtp+3Δt、 としてシヨツト毎にスプレータイムを順次延長す
るように演算して設定し、 スプレータイムがtsに達したら、それ以後の毎
シヨツトのスプレータイムをtsとして一定に設定
することを特徴とするものである。
尚、シヨツト毎の増値は1シヨツト毎でなくて
も2シヨツト毎、或いは3シヨツト毎に増加して
も良い。要は所定シヨツト毎に増加すれば良い。
〔実施例〕
次に本発明の概要を、実施例について、第1図
の制御ブロツク図、第2図のフローチヤートによ
り説明する。
第1図は本発明を実施するための制御装置のブ
ロツク接続図の一例である。二点鎖線内が本発明
の方法を実施するマイクロコンピユータ方式制御
装置20であり、公知のスプレー装置の制御装置
(リレー式、マイコン方式を問わない)30に、
1シヨツト毎のスプレータイムtuを出力できるよ
うに接続する。本発明のマイコン制御装置が起動
して、シヨツト毎に自動延長されてゆくスプレー
タイム設定値tuをスプレー装置の制御装置に出力
するようになると、スプレー装置の制御装置30
のスプレータイマの機能は無視されるように自動
切り換えされる。
本発明の方法を実施するマイコン制御装置に
は、CPU演算制御処理部21を中心に、前述の
tp,ts,Nを操作者が予め設定するための入力設
定装置(テンキー、デジタルスイツチ等公知のも
の)22と、本方法によつてシヨツト毎に演算修
正されるスプレータイムtuをスプレー装置の制御
装置30へ送出するための出力インターフエース
部23と、スプレータイムtuが最終目標のtsに達
したことを示す表示、即ち自動修正完了の表示を
行う表示装置部24から構成されている。
CPU演算制御処理部には、標準クロツクを発
生するクロツク発生装置25が連設されており、
クロツク発生装置25の水晶振動子から発生する
非常に正確なクロツク信号(通常は4MHz)によ
つて、CPU作動のタクト制御を行うものである。
予め、入力設定装置からtp,ts,Nを操作者が
入力した後、マシン内における溶湯の回り具合を
見るすてシヨツトを数回行い、ダイカスト作業が
自動操作で安定して行えるようになつた時、スタ
ート起動押釦26でスタート信号を入力すると、
第2図に示すフローチヤートがスタートする。
この入力設定値は、金型(製品)毎に操作者が
管理している従来の経験から得られた最適値を使
用する。
スタート後1シヨツト目のときは、まずtp
CPUの作業領域にtuとして入れる。このtuは標準
設定スプレータイムtsに達するまで、毎シヨツト
のスプレータイム設定値として、出力インターフ
エース23を経て、スプレー装置の制御装置30
に出力される。
同時に△t=(ts−tp)/Nを少数第1位くらい
まで計算しておく。
1シヨツト目はtu=tpでtsより小さい値である
からtu<tsとなり、tuはtp+△tと修正され、2シ
ヨツト目に移る。
2シヨツト目以降は、tuが修正される度に新し
いtuをスプレー装置の制御装置30に出力して、
金型の昇温に伴いスプレータイム設定値を段々延
長して、ダイカスト製品の品質を確保するととも
に、金型のエジエクトピンなど摺動個所の局所的
焼け付きなどのトラブルを防止する。
Nシヨツト目には、tu=tsとなるから、この自
動修正処理は終了で、Nシヨツト目以降は毎シヨ
ツトtsを出力する。
型締力が250トンクラスのダイカストマシンに
おいて、前記tp,ts,Nならびに△tの具体的数
値を示せば下記の通りである。
tp=5〜10秒、ts=10〜20秒、 N=10〜20回、 [tp=5秒、ts=10秒、N=10回で計算した
Δt] Δt=(ts−tp)/N =(10−5)/10 =0.5秒 今までの説明では、1シヨツト毎のスプレータ
イムの増分値Δtは一定としたが、これは勿論あ
る法則性に従う函数であつても良い。その場合は
シヨツト毎のスプレータイムの増分値を予めメモ
リの中に表の形で入力しておけば良い。
〔発明の効果〕
本発明は以上述べた通りのものであり、本発明
に係るダイカストマシンにおけるスプレータイム
制御方法によれば (1) 自動操作時にスプレータイマの設定のし直し
の手間がなくなり、完全自動に近くなる。すな
わち、従来は3〜5回程度スプレータイムの設
定をし直していたが、本発明では当初の設定の
みで安定した自動スプレーができる。
(2) スプレー過剰による製品の品質不良を防止
し、製品の品質が安定する。
(3) スプレー不足からくる金型温度の異常な上昇
によるエジエクトピンなど摺動個所の焼き付き
や型開き困難となる異常を防止する。
等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る制御方法を実施するため
の制御ブロツク図、第2図は本発明の一実施例に
係る制御方法を示すフローチヤート、第3図はダ
イカストマシンの概略構成を示す縦断面図であ
る。 1……固定金型、2……移動金型、20……制
御装置、21……CPU。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 型開き後、金型のキヤビテイ・コア面に自動
    スプレー装置から媒体を吹き付けるダイカストマ
    シンにおけるスプレータイム制御方法において、 鋳造開始時のスプレータイムtp、金型温度がバ
    ランスしてほぼ一定になつた時のスプレータイム
    ts、及び鋳造を開始してから金型温度がほぼ一定
    になるまでのシヨツト数Nを鋳造開始前に入力設
    定し、 棄てシヨツト後に自動操作モードに切り替え
    て、 Δt=(ts−tp)/Nを演算し、 1シヨツト目のスプレータイムをtp、 2シヨツト目のスプレータイムをtp+Δt、 3シヨツト目のスプレータイムをtp+2Δt、 4シヨツト目のスプレータイムをtp+3Δt、 としてシヨツト毎にスプレータイムを順次延長す
    るように演算して設定し、 スプレータイムがtsに達したら、それ以後の毎
    シヨツトのスプレータイムをtsとして一定に設定
    することを特徴とするダイカストマシンにおける
    スプレータイム制御方法。
JP4043686A 1986-02-27 1986-02-27 ダイカストマシンにおけるスプレ−タイム制御方法 Granted JPS62199255A (ja)

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JP4043686A JPS62199255A (ja) 1986-02-27 1986-02-27 ダイカストマシンにおけるスプレ−タイム制御方法

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JP4043686A JPS62199255A (ja) 1986-02-27 1986-02-27 ダイカストマシンにおけるスプレ−タイム制御方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62199255A JPS62199255A (ja) 1987-09-02
JPH0556227B2 true JPH0556227B2 (ja) 1993-08-19

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ID=12580588

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JP4043686A Granted JPS62199255A (ja) 1986-02-27 1986-02-27 ダイカストマシンにおけるスプレ−タイム制御方法

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6140435A (ja) * 1984-07-31 1986-02-26 Keiun Kodo 内燃機関用スロツトルバルブ

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6140435A (ja) * 1984-07-31 1986-02-26 Keiun Kodo 内燃機関用スロツトルバルブ

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JPS62199255A (ja) 1987-09-02

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