JPH0556223A - 原稿照明装置 - Google Patents

原稿照明装置

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JPH0556223A
JPH0556223A JP3210597A JP21059791A JPH0556223A JP H0556223 A JPH0556223 A JP H0556223A JP 3210597 A JP3210597 A JP 3210597A JP 21059791 A JP21059791 A JP 21059791A JP H0556223 A JPH0556223 A JP H0556223A
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light
plate
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light shielding
shielding plates
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JP3210597A
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Inventor
Genichi Kobayashi
元一 小林
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 原稿面の局所的な照度ムラの調整を容易に行
い得る原稿照明装置を提供すること。 【構成】 原稿1が載置される透明な原稿台2の下方
に、主走査方向に長い反射板5を備えた光源3と、主走
査方向に長い補助反射板4とを併設し、この補助反射板
4の長手方向に沿って配設されると共に原稿1面へ向か
う反射光に向けて進退自在な複数枚の遮光板16を設
け、これらの遮光板16の上に弾性材17を載置し、こ
の弾性材17を押圧することにより遮光板16を補助反
射板4に押圧固定する遮光板固定体18の両端部を、固
定ネジにより補助反射板4に締付弛緩自在に固定し、遮
光板固定体18の両端部の2個の固定ネジを緩めるだけ
で、全ての遮光板16をそれぞれ独立して移動させるこ
とにより、原稿1面の照度ムラの調整が容易となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、スリット露光走査型の
電子複写機、イメージスキャナ、ファクシミリ等に利用
される原稿照明装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、スリット露光型の電子複写機の
照明光学系は、光源からの直接光と反射板からの反射光
とで原稿台に載置された原稿を照明し、その原稿面から
の反射光束を結像レンズ、複数のミラーを介して感光体
の結像面上に導くことにより、結像面上に原稿の画像を
形成するものである。このようなスリット露光型の電子
複写機の光学系結像面を構成する感光体に付着するトナ
ーのγ特性を図24に示す。図24に曲線γで示す特性
から分かるように、感光体の電位コントラスト(照度)
に僅かでもムラがあると、コピー画像上のトナー付着量
に大きなムラを生じ、このトナー付着量のムラによって
コピーされた文字等の鮮鋭度に悪影響を及ぼす結果とな
る。従って、感光体の結像面の照度ムラをいかにして小
さくするかが、原稿照明装置の設計上の最大のテーマと
なっていた。
【0003】そこで、従来の原稿照明装置では、その配
光分配の結像レンズをcos4 則に沿った分布とし、結
像レンズの光路上に照明補正機構を設けて感光体の結像
面の照度ムラを補正していた。しかし、これだけでは感
光体の結像面の照度ムラを完全に除去することができな
いので、光源からの直接光又は反射板からの反射光の一
部を遮光する複数枚の遮光板を照明装置の固定部材に移
動自在に装着し、遮光板を移動させて原稿面の局所的な
照度ムラを調整していた。
【0004】その第一の従来例として原稿固定型の原稿
照明装置を図25ないし図27に基づいて説明する。原
稿1が載置された原稿台としてのコンタクトガラス2の
下方に、主走査方向Xに長い光源3と補助反射板4とが
併設されている。前記光源3の両端には、電源回路(図
示せず)に接続される電源端子3aが形成されている。
また、前記光源3の周囲を長手方向に沿って囲み原稿1
面に向けて開口した反射板5が設けられている。この反
射板5と前記補助反射板4とは、前記光源3の照明光の
一部を反射させてその反射光を前記原稿1面に向けて集
光させる働きがある。そして、前記反射板5と前記補助
反射板4との間に形成されたスリット6を通過する前記
原稿1面からの光軸7を有する反射光束8の光路上にミ
ラー9が配設されている。このミラー9は、前記原稿1
面からの前記反射光束8を略直角方向へ反射する働きが
ある。
【0005】前記補助反射板4の上には、この補助反射
板4の長手方向に沿って複数枚の遮光板10が載置され
ており、これらの遮光板10は互いの端部を重ね合わせ
て凹凸状に配設されている。また、前記遮光板10の両
端部には、前記補助反射板4の長手方向と直角な方向に
長い長孔11が形成されており、この長孔11に挿通し
た固定ネジ12を前記補助反射板4に螺合させることに
より、前記遮光板10の前記補助反射板4への締付固定
を行っている。さらに、前記遮光板10は、前記固定ネ
ジ12を緩めることにより、前記長孔11の長手方向の
長さに一致した移動幅をもって、前記反射板5と前記補
助反射板4との間の前記スリット6に向けて進退自在に
設けられている。
【0006】但し、上述した前記光源3、前記補助反射
板4、前記反射板5、前記ミラー9、前記遮光板10を
含む照明光学系は、固定ブラケット(図示せず)に搭載
されてコンタクトガラス2に沿って副走査方向Yへ移動
することにより原稿1面を走査するようになっている。
【0007】このような構成において、固定ブラケット
に搭載された照明光学系の副走査方向Yへの移動に伴
い、光源3からの直接光と反射板5及び補助反射板4か
らの反射光とでコンタクトガラス2上に載置された原稿
1面を照明し、この原稿1面からの光軸7を有する反射
光束8をミラー9を介し、さらに、公知の図示しない結
像レンズ、複数のミラーを介して感光体の結像面上に導
くことにより原稿1の画像を形成している。また、原稿
1面の局所的な照度ムラを調整する時には、照度ムラに
対応する位置の遮光板10を締付固定した固定ネジ12
を緩め、その遮光板10を手動にて移動させながら目視
にて照度ムラを調整した後、固定ネジ12を再び締め付
けて遮光板10を固定していた。
【0008】また、第二の従来例として原稿台移動型の
原稿照明装置を図28に基づいて説明する。なお、第一
の従来例(図25ないし図27参照)において説明した
部分と同一部分については同一符号を用い、その説明も
省略する。コンタクトガラス2の下方に、主走査方向X
に長い第1光源3aと第2光源3bとが併設されてい
る。前記第1光源3aと前記第2光源3bとの各々を長
手方向に沿って囲み前記コンタクトガラス2と共に副走
査方向Yへ移動する原稿1に向けて開口した第1反射板
5aと第2反射板5bとが設けられている。この第2反
射板5bは反射板ブラケット13に保持されている。こ
の反射板ブラケット13の上に、第2反射板5bの長手
方向に沿って配設された複数枚の遮光板10が前記第2
反射板5bの開口側に向けて進退自在に設けられてい
る。また、これらの遮光板10は、前記固定ネジ12に
より前記反射板ブラケット13に締付固定されている。
そして、前記原稿1面からの光軸7を有する反射光束8
の光路上に等倍結像レンズ14を介して感光体15が配
設されている。
【0009】このような構成において、光源3a,3b
からの直接光と反射板5a,5bからの反射光とでコン
タクトガラス2と共に移動する所定の位置の原稿1を照
明し、その原稿1面からの光軸7を有する反射光束8を
等倍結像レンズ14を介して感光体15の結像面上に導
くことにより原稿1の画像を形成している。また、原稿
1面の局所的な照度ムラを調整する時には、その照度ム
ラに対応する位置の遮光板10を締付固定した固定ネジ
12を緩めて、その遮光板10を手動にて移動させなが
ら目視にて照度ムラを調整した後、固定ネジ12を再び
締め付けて遮光板10を締付固定していた。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
第一及び第二の従来例において、複数枚の遮光板10が
多数の固定ネジ12によりそれぞれ補助反射板4に締付
固定されているため、遮光板10を移動させて原稿1面
の局所的な照度ムラを調整する際に、一々、その照度ム
ラに対応する位置の遮光板10を締付固定した固定ネジ
12の緩めと締め付けとを行なわなければならない。そ
の結果、原稿1面の照度ムラを調整する作業に手間がか
かるため、量産行程における作業性と市場でのサービス
性に問題があった。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明で
は、原稿が載置される透明な原稿台の下方に主走査方向
に長い光源を配設し、この光源の照明光を原稿面に向け
て集光させる主走査方向に長い反射板と補助反射板とを
設け、この補助反射板の長手方向に沿って配設されると
共に前記原稿面へ向かう反射光に向けて進退自在な複数
枚の遮光板を設けた原稿照明装置において、複数枚の前
記遮光板の上に弾性材を介して遮光板固定体を配設し、
この遮光板固定体の両端部を前記補助反射板に締付弛緩
自在に固定する固定ネジを設けた。
【0012】請求項2記載の発明では、原稿が載置され
る透明な原稿台の下方に主走査方向に長い光源を配設
し、この光源の照明光を原稿面に向けて集光させる主走
査方向に長い反射板と補助反射板とを設け、この補助反
射板の長手方向に沿って配設されると共に前記原稿面へ
向かう反射光に向けて進退自在な複数枚の遮光板を設け
た原稿照明装置において、複数枚の前記遮光板の上にこ
れらの遮光板を前記補助反射板側に押圧する複数の弾性
片が一体形成された遮光板固定体を配設し、この遮光板
固定体の両端部を前記補助反射板に締付弛緩自在に固定
する固定ネジを設けた。
【0013】請求項3記載の発明では、請求項1又は2
記載の発明において、補助反射板の長手方向に沿って形
成された複数の半抜突起と各々の遮光板に形成されて前
記半抜突起が可動自在に嵌合する半抜長孔とを備えた案
内機構を設けた。
【0014】請求項4記載の発明では、原稿が載置され
る透明な原稿台の下方に主走査方向に長い光源を配設
し、この光源の照明光を原稿面に向けて集光させる主走
査方向に長い反射板と補助反射板とを設け、この補助反
射板の長手方向に沿って配設されると共に前記原稿面へ
向かう反射光に向けて進退自在な複数枚の遮光板を設け
た原稿照明装置において、複数枚の前記遮光板の上に押
付部材を介して遮光板固定体を配設し、この遮光板固定
体の両端部に形成された係合溝と前記補助反射板の両端
部に形成されて前記係合溝に係合する突出部とを備えた
締結機構を設けた。
【0015】請求項5記載の発明では、原稿が載置され
る透明な原稿台の下方に主走査方向に長い光源を配設
し、この光源の照明光を原稿面に向けて集光させる主走
査方向に長い反射板と補助反射板とを設け、この補助反
射板の長手方向に沿って配設されると共に前記原稿面へ
向かう反射光に向けて進退自在な複数枚の遮光板を設け
た原稿照明装置において、隣接する前記遮光板を互いに
可動自在に連結する連結連動機構を設け、この連結連動
機構により一体連結された複数枚の前記遮光板の両端部
を前記補助反射板に締付弛緩自在に固定する固定ネジを
設けた。
【0016】請求項6記載の発明では、原稿が載置され
る透明な原稿台の下方に主走査方向に長い光源を配設
し、この光源の照明光を原稿面に向けて集光させる主走
査方向に長い反射板と補助反射板とを設け、この補助反
射板の長手方向に沿って配設されると共に前記原稿面へ
向かう反射光に向けて進退自在な複数枚の遮光板を設け
た原稿照明装置において、複数枚の前記遮光板を段差状
に形成し、これらの隣接する段差状の遮光板の上段部を
互いに異なる幅寸法に設定すると共に隣接する前記遮光
板を互いに可動自在に連結する連結連動機構を前記遮光
板の下段部に形成した。
【0017】
【作用】請求項1記載の発明においては、固定ネジにて
遮光板固定体の両端部を補助反射板に締付固定すると、
遮光板固定体が弾性材を押圧し、さらに、弾性材が複数
枚の遮光板を補助反射板側に押圧することにより、遮光
板を補助反射板に押圧固定させることが可能となり、ま
た、遮光板固定体の両端部の2個の固定ネジを緩めるだ
けで全ての遮光板をそれぞれ独立して移動させることが
可能となる。
【0018】請求項2記載の発明においては、固定ネジ
にて遮光板固定体の両端部を補助反射板に締付固定する
と、複数の弾性片が各々の遮光板を補助反射板側に押圧
することにより、遮光板を補助反射板に押圧固定させる
ことが可能となり、また、遮光板固定体の両端部の2個
の固定ネジを緩めるだけで全ての遮光板をそれぞれ独立
して移動させることが可能となる。
【0019】請求項3記載の発明においては、補助反射
板に形成された複数の半抜突起を各々の遮光板に形成さ
れた半抜長孔に可動自在に嵌合させた案内機構により、
遮光板固定体を取り外した時に、遮光板の横ずれを防止
することが可能となる。
【0020】請求項4記載の発明においては、遮光板固
定体の両端部の係合溝に補助反射板の両端部の突出部を
挿入すると、押付部材が遮光板固定体を突出部側に押圧
し、同時に、遮光板固定体が押付部材を押圧し、さら
に、押付部材が複数枚の遮光板を補助反射板側に押圧す
ることにより、容易に複数枚の遮光板を補助反射板に押
圧固定することが可能となり、また、遮光板固定体を補
助反射板から容易に取り外して全ての遮光板をそれぞれ
独立して移動させることが可能となる。
【0021】請求項5記載の発明においては、連結連動
機構にて隣接する遮光板を互いに可動自在に連結させ
て、複数枚の遮光板の遮光先端を互いになだらかに連動
移動させることにより、原稿面の照度ムラのなだらかな
変動に合わせて照度ムラの調整を行うことが可能とな
る。
【0022】請求項6記載の発明においては、補助反射
板の上に配設された複数の遮光板を段差状に形成し、さ
らに、隣接する段差状の遮光板の上段部の幅寸法を互い
に異ならせたことにより、コンタクトガラスと補助反射
板との間隔を狭く設定しても、隣接する遮光板の段差部
が互いに干渉することなく複数枚の遮光板を可動自在に
連結させることが可能となる。
【0023】
【実施例】請求項1記載の発明の一実施例を図1ないし
図3に基づいて説明する。なお、第一の従来例(図25
ないし図27参照)において説明した部分と同一部分に
ついては同一符号を用い、その説明も省略する(以下の
実施例についても同様とする)。補助反射板4の上に
は、この補助反射板4の長手方向に沿って複数枚の遮光
板16が載置されており、これらの遮光板16は互いの
端部を重ね合わせて凹凸状に配設されている。また、こ
れらの遮光板16は、反射板5と補助反射板4との間の
スリット6に向けて進退自在に設けられている。そし
て、前記遮光板16の上には、ゴムや発泡スポンジによ
り形成された弾性材17が載置されており、この弾性材
17を押圧することにより前記遮光板16を押圧固定す
る遮光板固定体18が、前記補助反射板4に固定ネジ1
9により締付固定されている。
【0024】このような構成において、図2に示すよう
に、固定ネジ19にて遮光板固定体18を補助反射板4
に締付固定すると、遮光板固定体18にて弾性材17が
押圧され、さらに、弾性材17にて複数枚の遮光板16
が補助反射板4側に押圧されるため、遮光板16が補助
反射板4に押圧固定される。また、原稿1面の局所的な
照度ムラの調整は、図3に示す遮光板固定体18を締付
固定した2個の固定ネジ19を緩め、補助反射板4から
原稿1面へ向かう反射光の一部を遮光板16にて遮断す
ることによって行う。すなわち、遮光板16を図1中、
右方向へ移動させれば、遮光量が増えるので、補助反射
板4から原稿1面へ向かう反射光が減少する。また、左
方向へ移動させれば、反射光がより通過するので、補助
反射板4から原稿1面へ向かう反射光が増大する。従っ
て、一々、各々の遮光板16の固定ネジ12を緩めなけ
ればならない前述の第一の従来例の原稿照明装置と比べ
て、遮光板固定体18を締付固定した2個の固定ネジ1
9を緩めるだけで、各々の遮光板16を独立して移動さ
せて原稿1面の局所的な照度ムラを調整することが可能
となる。
【0025】次に、請求項2記載の発明の一実施例を図
4及び図5に基づいて述べる。補助反射板4の上には、
この補助反射板4の長手方向に沿って複数枚の遮光板1
6が載置されており、これらの遮光板の各々を押圧する
金属性の複数の弾性片20aが一体形成された遮光板固
定体20が設けられている。この遮光板固定体20は前
記補助反射板4に固定ネジ19により締付固定されてい
る。
【0026】このような構成において、固定ネジ19に
て補助反射板4に遮光板固定体20を締付固定すると、
複数の弾性片20a にて各々の遮光板16が補助反射板
4側に押圧されるため、複数枚の遮光板16が補助反射
板4に押圧固定される。また、上述の請求項1記載の発
明の実施例(図1ないし図3参照)に比べて、弾性材1
7の代わりに金属性の弾性片20a にて遮光板16を補
助反射板4側に押圧するため、高温になっても安定した
状態で遮光板16を補助反射板4に押圧固定させること
が可能となる。
【0027】また、上述した弾性片20a の他に、図6
及び図7に示すように、補助反射板4の上に載置された
各々の遮光板16と対向する位置に開口部21a が形成
された遮光板固定体21を設け、この遮光板固定体21
に、開口部21a を通して各々の遮光板16を補助反射
板4に押圧固定する金属性の板バネ22をスポット溶接
しても同様に実施可能である。
【0028】次に、請求項3記載の発明の一実施例を図
8に基づいて述べる。補助反射板23の上面には、この
補助反射板23の長手方向に沿って複数の半抜突起23
a が形成されている。また、遮光板24には、前記補助
反射板23の長手方向と直角な方向に長い半抜長孔24
a が形成されている。前記半抜突起23a と前記半抜長
孔24a とを回動移動自在に嵌合させることにより案内
機構が設けられている。そして、前記半抜突起23a と
前記半抜長孔24a とが嵌合された状態で、前記補助反
射板23の上に、この補助反射板23の長手方向に沿っ
て複数の遮光板24が配設されている。
【0029】このような構成において、補助反射板23
の半抜突起23a と遮光板24の半抜長孔24a とを回
動移動自在に嵌合させた案内機構により、上述の請求項
1又は2記載の発明の各実施例(図1ないし図7参照)
で用いた遮光板固定体18,20,21を取り外した時
に、遮光板24が横ずれすることなく、容易に遮光板2
4を独立して移動させて感光体の原稿1面の局所的な照
度ムラを調整することが可能となる。
【0030】次に、請求項4記載の発明の一実施例を図
9ないし図11に基づいて述べる。補助反射板25の上
には、図9に示すように、この補助反射板25の長手方
向に沿って複数枚の遮光板16が載置されている。これ
らの遮光板16の上には、図10に示すように、押付部
材としての弾性材17が載置されており、この弾性材1
7を押圧することにより前記遮光板16を押圧固定する
遮光板固定体26が、前記補助反射板25に締結機構に
より締結固定されている。この締結機構は、図11に示
すように、前記補助反射板25の両端部に形成されてク
ランク状に屈曲した突出部25a と、前記遮光板固定体
26の両端部に形成された係合溝26aとによりなって
いる。そして、前記係合溝26a に前記突出部25a を
挿入することにより、前記弾性材17の弾性力にて前記
遮光板固定体26が前記補助反射板25に係止されてい
る。
【0031】但し、押付部材としては、弾性材17の他
に、上述した請求項2記載の発明の実施例(図4ないし
図7参照)で用いた弾性片20a や板バネ22を用いて
もよい。
【0032】このような構成において、遮光板固定体2
6の両端部の係合溝26a に補助反射板25の突出部2
5a を挿入して組み付けると、遮光板固定体26は弾性
材17の弾性力により常に補助反射板25から離れよう
とするため、突出部25a 側に押圧される。同時に、遮
光板固定体26にて弾性材17が押圧され、さらに、弾
性材17にて遮光板16が補助反射板25側に押圧され
るため、複数の遮光板16が補助反射板25に押圧固定
される。すなわち、前述の請求項1,2又は3記載の発
明の各実施例(図1ないし図8参照)で用いた固定ネジ
19を用いることなく、複数枚の遮光板16を締結機構
と弾性材17とにより補助反射板25に押圧固定するこ
とが可能となる。従って、原稿1面の局所的な照度ムラ
を調整する際に、固定ネジ19を緩める必要がなくな
り、遮光板固定体26を補助反射板25から外すことが
容易となるため、照度ムラを調整する作業を効率よく行
うことが可能となる。
【0033】次に、請求項5記載の発明の一実施例を図
12ないし図19に基づいて述べる。図12に示すよう
に、補助反射板4の上に、この補助反射板4の長手方向
に沿って複数枚の遮光板27が載置されている。これら
の遮光板27は、図13に示すように、互いの端部を重
ね合わせた状態で配設されている。すなわち、前記補助
反射板4の左端に載置された前記遮光板27の右端が右
隣の前記遮光板27の左端の下に、その遮光板27の右
端がさらに右隣の前記遮光板27の左端の下に互いに重
なり合うように順次配設されており、これらの遮光板2
7は、互いの端部が重なり合う部分で連結連動機構によ
り回動移動自在に連結されている。
【0034】前記連結連動機構は、図14に示すよう
に、隣接する一方の前記遮光板27の右端に形成された
半抜突起27a と、他方の前記遮光板の左端に形成され
た半抜孔27b とによりなっている。そして、図15に
示すように、隣接する一方の前記遮光板27の右端の前
記半抜突起27a がその右隣の前記遮光板の左端の前記
半抜孔27b に回動移動自在に嵌合されている。さら
に、再び、図12に示すように、回動移動自在に連結さ
れて一体となった前記遮光板27の両端には、前記補助
反射板4の長手方向と直角な方向に長い長孔27c が形
成されている。これらの長孔27c に挿通した固定ネジ
12を前記補助反射板4に螺合させることにより、前記
遮光板27の前記補助反射板4への締付固定が行われて
いる。
【0035】このような構成において、半抜孔27b に
半抜突起27aを回動移動自在に嵌合させた連結連動機
構により、隣接する遮光板27を回動自在に一体連結し
た状態で連動して移動させることが可能となる。また、
原稿1面の局所的な照度ムラを調整する際に、一体連結
された遮光板27の両端部を補助反射板4に締付固定し
た2個の固定ネジ15を緩めるだけで、調整したい箇所
に該当する位置の遮光板27を連動して移動させること
が可能となる。従って、上述の請求項1,2,3又は4
記載の各実施例(図1ないし図11参照)では、1枚毎
に遮光板16を独立して移動させることにより原稿1面
の局所的な照度ムラを調整していたが、本実施例では、
隣接する遮光板27を互いに連動移動させることによ
り、照度ムラを調整する作業を容易に行うことが可能と
なる。すなわち、原稿1面の照度ムラはなだらかな変動
をしているので、相互に隣接して配列された複数枚の遮
光板27の遮光先端を互いになだらかに連動移動させる
ことにより、原稿1面の照度ムラのなだらかな変動に合
わせて照度ムラを調整することが可能となる。
【0036】なお、本実施例で用いた半抜突起27a と
半抜孔27b とによる連結連動機構の他に、図16に示
すように、隣接する一方の遮光板28の右端に先端部が
下方に屈曲した屈曲突部28a を形成し、他方の遮光板
28の左端に挿入孔28b を形成し、屈曲突部28a を
挿入孔28b に挿入させることにより回動移動自在な連
結連動機構を設けてもよい。また、図17に示すよう
に、隣接する一方の遮光板29の右端に雌ネジ29a
を、他方の遮光板29の左端に丸孔29b を形成し、雌
ネジ29a と丸孔29b とを段付ネジ30にて連結する
ことにより、回動移動自在な連結連動機構を設けてもよ
い。そして、図18に示すように、隣接する一方の遮光
板31の右端にピン32をかしめ、他方の遮光板31の
左端にピン孔31a を形成し、このピン孔31a にピン
32を挿入することにより回動自在な連結連動機構を設
けてもよい。さらに、図19に示すように、隣接する遮
光板33を互いに段付ピン34によりかしめて連結させ
ることにより回動移動自在な連結連動機構を設けてもよ
い。
【0037】次に、請求項6記載の発明の一実施例を図
20ないし図23に基づいて述べる。図20に示すよう
に、コンタクトガラス2と補助反射板4との間隔が狭く
設定されている。図21に示すように、前記補助反射板
4の上に、この補助反射板4の長手方向に沿って、それ
ぞれ複数枚の2種類の遮光板35,36が載置されてお
り、これらの遮光板35,36は互いの端部を重ね合わ
せると共に連結連動機構にて一体連結された状態で配設
されている。この連結連動機構にて一体連結された前記
遮光板35,36の両端部は、固定ネジ12により前記
補助反射板4に締付固定されている。
【0038】前記遮光板35,36は、図22及び図2
3に示すように、段差状に形成されており、これらの遮
光板35,36の上段部は、異なる幅寸法L1 ,L2
設定されている。そして、前記連結連動機構は、前記遮
光板35の下段部の両端に形成された雌ネジ35a と、
前記遮光板36の下段部の両端に形成された丸孔36a
とを段付ネジ30にて回動移動自在に連結させることに
よりなっている。
【0039】このような構成において、電子複写機にお
いては、光源3からの照射光の洩れを少なくさせること
が要求されているため、コンタクトガラス2と補助反射
板4との間隔が狭く設定されている。そこで、隣接する
遮光板35,36を互いに段差状に形成し、しかも、遮
光板35,36の上段部を異なる幅寸法L1,L2に設定
することにより、コンタクトガラス2と補助反射板4と
の間隔が狭く設定されていても、複数枚の遮光板35,
36を互いに干渉することなく回動移動自在に連結する
ことが可能となる。
【0040】また、本実施例で用いた連結連動機構の他
に、上述の請求項5記載の発明の実施例(図12ないし
図19参照)で説明した連結連動機構を用いても同様に
実施可能である。
【0041】さらに、変形例として、本実施例の補助反
射板4の代わりに、前述の第二の従来例(図28参照)
に示した反射板ブラケット13の上に、その長手方向に
沿って段差状の遮光板35,36を配設し、さらに、遮
光板35,36の互いの下段部を連結連動機構により回
動移動自在に連結しても同様に実施可能である。
【0042】なお、以上に述べた請求項1,2,3,4
又は5記載の発明の各実施例(図1ないし図19参照)
においては、原稿固定型の電子複写機を用いて説明した
が、前述の第二の従来例(図28参照)で説明した原稿
台移動型の電子複写機においても同様に実施可能であ
る。
【0043】
【発明の効果】請求項1記載の発明は、原稿が載置され
る透明な原稿台の下方に主走査方向に長い光源を配設
し、この光源の照明光を原稿面に向けて集光させる主走
査方向に長い反射板と補助反射板とを設け、この補助反
射板の長手方向に沿って配設されると共に前記原稿面へ
向かう反射光に向けて進退自在な複数枚の遮光板を設け
た原稿照明装置において、複数枚の前記遮光板の上に弾
性材を介して遮光板固定体を配設し、この遮光板固定体
の両端部を前記補助反射板に締付弛緩自在に固定する固
定ネジを設けたので、固定ネジにて遮光板固定体の両端
部を補助反射板に締付固定すると、遮光板固定体が弾性
材を押圧し、さらに、弾性材が複数枚の遮光板を補助反
射板側に押圧することにより、遮光板を補助反射板に押
圧固定させることができ、また、遮光板固定体の両端部
の2個の固定ネジを緩めるだけで全ての遮光板をそれぞ
れ独立して移動させることにより、原稿面の照度ムラの
調整を容易に行うことができる等の効果を有する。
【0044】請求項2記載の発明は、原稿が載置される
透明な原稿台の下方に主走査方向に長い光源を配設し、
この光源の照明光を原稿面に向けて集光させる主走査方
向に長い反射板と補助反射板とを設け、この補助反射板
の長手方向に沿って配設されると共に前記原稿面へ向か
う反射光に向けて進退自在な複数枚の遮光板を設けた原
稿照明装置において、複数枚の前記遮光板の上にこれら
の前記遮光板を前記補助反射板側に押圧する複数の弾性
片が一体形成された遮光板固定体を配設し、この遮光板
固定体の両端部を前記補助反射板に締付弛緩自在に固定
する固定ネジを設けたので、固定ネジにて遮光板固定体
の両端部を補助反射板に締付固定すると、複数の弾性片
が各々の遮光板を補助反射板側に押圧することにより、
遮光板を補助反射板に押圧固定させることができ、ま
た、遮光板固定体の両端部の2個の固定ネジを緩めるだ
けで全ての遮光板をそれぞれ独立して移動させることに
より、原稿面の照度ムラの調整を容易に行うことができ
る等の効果を有する。
【0045】請求項3記載の発明は、請求項1又は2記
載の発明において、補助反射板の長手方向に沿って形成
された複数の半抜突起と各々の遮光板に形成されて前記
半抜突起が可動自在に嵌合する半抜長孔とを備えた案内
機構を設けたので、半抜突起が半抜長孔に可動自在に嵌
合された案内機構により、遮光板固定体を取り外した時
に、遮光板の横ずれを防止して原稿面の照度ムラの調整
を確実に行うことができる効果を有する。
【0046】請求項4記載の発明は、原稿が載置される
透明な原稿台の下方に主走査方向に長い光源を配設し、
この光源の照明光を原稿面に向けて集光させる主走査方
向に長い反射板と補助反射板とを設け、この補助反射板
の長手方向に沿って配設されると共に前記原稿面へ向か
う反射光に向けて進退自在な複数枚の遮光板を設けた原
稿照明装置において、複数枚の前記遮光板の上に押付部
材を介して遮光板固定体を配設し、この遮光板固定体の
両端部に形成された係合溝と前記補助反射板の両端部に
形成されて前記係合溝に係合する突出部とを備えた締結
機構を設けたので、遮光板固定体の両端部の係合溝を補
助反射板の両端部の突出部に挿入すると、押付部材が遮
光板固定体を突出部側へ押圧し、同時に、遮光板固定体
が押付部材を押圧し、さらに、押付部材が複数枚の遮光
板を補助反射板側に押圧することにより、容易に複数枚
の遮光板を補助反射板に押圧固定することができ、ま
た、遮光板固定体を補助反射板から容易に取り外して全
ての遮光板をそれぞれ独立して移動させることにより、
原稿面の照度ムラの調整を容易に行うことができる等の
効果を有する。
【0047】請求項5記載の発明は、原稿が載置される
透明な原稿台の下方に主走査方向に長い光源を配設し、
この光源の照明光を原稿面に向けて集光させる主走査方
向に長い反射板と補助反射板とを設け、この補助反射板
の長手方向に沿って配設されると共に前記原稿面へ向か
う反射光に向けて進退自在な複数枚の遮光板を設けた原
稿照明装置において、隣接する前記遮光板を互いに可動
自在に連結する連結連動機構を設け、この連結連動機構
により一体連結された複数枚の前記遮光板の両端部を前
記補助反射板に締付弛緩自在に固定する固定ネジを設け
たので、連結連動機構にて隣接する遮光板を互いに可動
自在に連結させて、複数枚の遮光板の遮光先端を互いに
なだらかに連動移動させることにより、なだらかに変動
する原稿面の照度ムラの特性に合わせて照度ムラを調整
することができる効果を有する。
【0048】請求項6記載の発明は、原稿が載置される
透明な原稿台の下方に主走査方向に長い光源を配設し、
この光源の照明光を原稿面に向けて集光させる主走査方
向に長い反射板と補助反射板とを設け、この補助反射板
の長手方向に沿って配設されると共に前記原稿面へ向か
う反射光に向けて進退自在な複数枚の遮光板を設けた原
稿照明装置において、複数枚の前記遮光板を段差状に形
成し、これらの隣接する段差状の遮光板の上段部を互い
に異なる幅寸法に設定すると共に隣接する前記遮光板を
互いに可動自在に連結する連結連動機構を前記遮光板の
下段部に形成したので、補助反射板の上に配設された複
数枚の遮光板を段差状に形成し、さらに、隣接する段差
状の遮光板の上段部の幅寸法を互いに異ならせたことに
より、コンタクトガラスと補助反射板との間隔を狭く設
定しても、隣接する遮光板の段差部が互いに干渉するこ
となく複数枚の遮光板を可動自在に連結させることがで
きる効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1記載の発明の一実施例を示す部分縦断
正面図である。
【図2】図1の補助反射板の付近を示す左側面図であ
る。
【図3】図2の平面図である。
【図4】請求項2記載の発明の一実施例を示す部分縦断
側面図である。
【図5】図4の遮光板固定体の部分を示す平面図であ
る。
【図6】請求項2記載の発明の変形例を示す部分平面図
である。
【図7】図6のBB線部における断面図である。
【図8】請求項3記載の発明の一実施例を示す部分斜視
図である。
【図9】請求項4記載の発明の一実施例を示す平面図で
ある。
【図10】図9の側面図である。
【図11】補助反射板と遮光板固定体との要部の形状を
示す部分斜視図である。
【図12】請求項5記載の発明の一実施例を示す平面図
である。
【図13】図12の側面図である。
【図14】隣接する遮光板の要部の形状を示す部分斜視
図である。
【図15】図14の縦断側面図である。
【図16】請求項5記載の発明の変形例を示す部分斜視
図である。
【図17】請求項5記載の発明の変形例を示す部分縦断
側面図である。
【図18】請求項5記載の発明の変形例を示す部分縦断
側面図である。
【図19】請求項5記載の発明の変形例を示す部分縦断
側面図である。
【図20】請求項6記載の発明の一実施例を示す部分正
面図である。
【図21】図20の補助反射板の付近の要部構成を示す
平面図である。
【図22】隣接する一方の遮光板の形状を示す斜視図で
ある。
【図23】図22の遮光板と隣接する遮光板の形状を示
す斜視図である。
【図24】スリット露光走査型の電子複写機の感光体に
付着するトナーのγ特性を示す特性図である。
【図25】第一の従来例を示す部分縦断正面図である。
【図26】図25のAA線部における平面図である。
【図27】図25の補助反射板の付近の要部構成を示す
左側面図である。
【図28】第二の従来例を示す部分縦断正面図である。
【符号の説明】
1 原
稿 2 原
稿台 3 光
源 4 補
助反射板 5 反
射板 12,19 固
定ネジ 16,27,28,29,31,33,35,36 遮
光板 17 弾
性材 18,20,21,26 遮
光板固定体 20a 弾
性片 23a 半
抜突起 24a 半
抜長孔 25a 突
出部 26a 係
合溝

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿が載置される透明な原稿台の下方に
    主走査方向に長い光源を配設し、この光源の照明光を原
    稿面に向けて集光させる主走査方向に長い反射板と補助
    反射板とを設け、この補助反射板の長手方向に沿って配
    設されると共に前記原稿面へ向かう反射光に向けて進退
    自在な複数枚の遮光板を設けた原稿照明装置において、
    複数枚の前記遮光板の上に弾性材を介して遮光板固定体
    を配設し、この遮光板固定体の両端部を前記補助反射板
    に締付弛緩自在に固定する固定ネジを設けたことを特徴
    とする原稿照明装置。
  2. 【請求項2】 原稿が載置される透明な原稿台の下方に
    主走査方向に長い光源を配設し、この光源の照明光を原
    稿面に向けて集光させる主走査方向に長い反射板と補助
    反射板とを設け、この補助反射板の長手方向に沿って配
    設されると共に前記原稿面へ向かう反射光に向けて進退
    自在な複数枚の遮光板を設けた原稿照明装置において、
    複数枚の前記遮光板の上にこれらの遮光板を前記補助反
    射板側に押圧する複数の弾性片が一体形成された遮光板
    固定体を配設し、この遮光板固定体の両端部を前記補助
    反射板に締付弛緩自在に固定する固定ネジを設けたこと
    を特徴とする原稿照明装置。
  3. 【請求項3】 補助反射板の長手方向に沿って形成され
    た複数の半抜突起と各々の遮光板に形成されて前記半抜
    突起が可動自在に嵌合する半抜長孔とを備えた案内機構
    を設けたことを特徴とする請求項1又は2記載の原稿照
    明装置。
  4. 【請求項4】 原稿が載置される透明な原稿台の下方に
    主走査方向に長い光源を配設し、この光源の照明光を原
    稿面に向けて集光させる主走査方向に長い反射板と補助
    反射板とを設け、この補助反射板の長手方向に沿って配
    設されると共に前記原稿面へ向かう反射光に向けて進退
    自在な複数枚の遮光板を設けた原稿照明装置において、
    複数枚の前記遮光板の上に押付部材を介して遮光板固定
    体を配設し、この遮光板固定体の両端部に形成された係
    合溝と前記補助反射板の両端部に形成されて前記係合溝
    に係合する突出部とを備えた締結機構を設けたことを特
    徴とする原稿照明装置。
  5. 【請求項5】 原稿が載置される透明な原稿台の下方に
    主走査方向に長い光源を配設し、この光源の照明光を原
    稿面に向けて集光させる主走査方向に長い反射板と補助
    反射板とを設け、この補助反射板の長手方向に沿って配
    設されると共に前記原稿面へ向かう反射光に向けて進退
    自在な複数枚の遮光板を設けた原稿照明装置において、
    隣接する前記遮光板を互いに可動自在に連結する連結連
    動機構を設け、この連結連動機構により一体連結された
    複数枚の前記遮光板の両端部を前記補助反射板に締付弛
    緩自在に固定する固定ネジを設けたことを特徴とする原
    稿照明装置。
  6. 【請求項6】 原稿が載置される透明な原稿台の下方に
    主走査方向に長い光源を配設し、この光源の照明光を原
    稿面に向けて集光させる主走査方向に長い反射板と補助
    反射板とを設け、この補助反射板の長手方向に沿って配
    設されると共に前記原稿面へ向かう反射光に向けて進退
    自在な複数枚の遮光板を設けた原稿照明装置において、
    複数枚の前記遮光板を段差状に形成し、これらの隣接す
    る段差状の遮光板の上段部を互いに異なる幅寸法に設定
    すると共に隣接する前記遮光板を互いに可動自在に連結
    する連結連動機構を前記遮光板の下段部に形成したこと
    を特徴とする原稿照明装置。
JP3210597A 1991-08-22 1991-08-22 原稿照明装置 Pending JPH0556223A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006087077A (ja) * 2004-08-18 2006-03-30 Ricoh Co Ltd 原稿照明装置、および画像読取装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006087077A (ja) * 2004-08-18 2006-03-30 Ricoh Co Ltd 原稿照明装置、および画像読取装置
JP4641883B2 (ja) * 2004-08-18 2011-03-02 株式会社リコー 原稿照明装置、および画像読取装置

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