JPH0556218A - カラー画像読取装置 - Google Patents

カラー画像読取装置

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JPH0556218A
JPH0556218A JP3232438A JP23243891A JPH0556218A JP H0556218 A JPH0556218 A JP H0556218A JP 3232438 A JP3232438 A JP 3232438A JP 23243891 A JP23243891 A JP 23243891A JP H0556218 A JPH0556218 A JP H0556218A
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color
circuit
signal
sensor
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JP3232438A
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Kiyoto Nagasawa
清人 長沢
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 光学系と信号処理回路を簡略化することがで
きるカラー画像読取装置を提供する。 【構成】 カラーイメージセンサ20は、共に主走査方
向に延びた2つのセンサ21、22を有する。一方のセ
ンサ21には、緑(G)色のフィルタが配置され、他方
のセンサ22には、赤(R)と青(B)のフィルタが交
互に配置されている。センサ21の緑(G)色のフィル
タは、省略して白黒(W)のセンサとして構成してもよ
い。緑(G)色(又は白黒)のセンサ21は画素ピッチ
に応じた解像度で画像を読み取り、赤(R)と青(B)
のセンサ22は緑(G)色(又は白黒)の1/2の解像
度で読み取る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カラー複写機等に用い
られるカラー画像読取装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図9は、従来の光源切換え方式のカラー
画像読取装置の光学系を示し、この装置は、原稿の照明
光1R、1G、1Bを3原色で切り換えながら原稿を照
明し、各色の画像をレンズ2を介して1つのセンサ3に
より読み取るように構成されている。この方式では、1
フレームのスキャン毎に1色づつ照明してもよいが、各
読取ライン毎に照明光1R、1G、1Bを切り替えるほ
うがリアルタイム性に優れ、色補正や白バランス等の電
気的に処理が容易である。更に、この方式では、照明光
1R、1G、1B以外の構成は通常の光学系と同一であ
り、また、各色の光軸は共通であって色毎の読取ライン
のズレがない。
【0003】図10は、他の従来のフィルタ切換え方式
のカラー画像読取装置の光学系を示し、この装置は、レ
ンズ6の前後に3色のフィルタ5を配置し、フレーム毎
又はライン毎にフィルタ5を切り換えて1つのセンサ7
により読み取るように構成されている。この方式では、
分光特性としてフィルタ5の分光透過率を選択すること
により設計の自由度が大きく、また、光源4としては白
色系が用いられる。3色のフィルタ5を機構的に切り換
えるので、高速の切換え機構が困難であり、フレーム毎
に切り換えるいわゆる面順次方式が適している。尚、い
ずれの方式においても、フィルタ5をレンズ6の近傍に
配置することにより小さなサイズのフィルタ5を用いる
ことができる。
【0004】図11は、他の従来のプリズム方式のカラ
ー画像読取装置の光学系を示し、この装置は、テレビカ
メラにおいて用いられ、レンズ9の後方にプリズム10
が配置されている。プリズム10は、複数のプリズムを
接合して接合面がダイクロイックミラーで構成されてい
る。例えば第1の接合面においてB成分を反射して残り
の成分を透過し、第2の接合面においてR成分を反射し
て残りのG成分を透過し、このB、R成分の反射光とG
成分の透過光をそれぞれセンサ11B、11R、11G
により読み取る。尚、図11から容易に理解できるよう
に、ランプ8からレンズ9までは1つの光軸であるが、
その後が3つの光軸に分かれているので、各色の読取ラ
インを原稿上で同一ラインに設定するための調整機構が
必要になる。
【0005】図12は、他の従来の等倍カラーセンサ方
式のカラー画像読取装置を示し、この装置は、イメージ
センサ12a〜12eが主走査方向と副走査方向にセグ
メント化され、イメージセンサ12a〜12e上のフィ
ルタのみにより色分解するように構成されている。イメ
ージセンサ12a〜12e上には、センサ12a〜12
eの各画素毎にR、G、Bの各フィルタが順次コーティ
ングされ、このフィルタを介して原稿の各色成分を読み
取る。この装置では、R、G、Bの1組で1画素とみな
すので、厳密には各色の読取位置が異なる。また、各色
がドット単位で並んでいるので、信号処理回路により
R、G、Bの各データを分離する必要があるが、サンプ
ルホールドのタイミングによっては各色の間のクロスト
ークが発生しやすい。
【0006】最近では、図13に示すように、各色の読
取ラインが独立した3ライン方式のCCDセンサ13が
発表されている。この方式では、ドット順次方式と同様
なオンチップのフィルタにより色分解されるが、R、
G、Bの読取位置がライン方向に一定量ずれており、補
正が必要になる。したがって、図12及び図13に示す
カラーセンサ方式では、光学系は、モノクロの場合と同
一の構成であり、センサにより色分解するので構成が簡
単であるが、信号処理が複雑になる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図9に
示す光源切換え方式や図10に示すフィルタ切換え方式
の従来のカラー画像読取装置では、光学系の構成が複雑
になるので、高速読取を必要とする複写機に用いること
ができないという問題点がある。図11に示すプリズム
方式のカラー画像読取装置においても同様に、1ライン
化する機構が複雑になり、高価、大型化するという問題
点がある。
【0008】また、図12に示す等倍カラーセンサ方式
では、原稿画像の1ラインを主走査方向と副走査方向に
分割して読み取るので、1ライン化するための信号処理
回路が複雑になり、また、各チップの特性が異なるの
で、読み取った色が微妙に異なるという問題点がある。
他方、図13に示す3ライン方式のCCDセンサでは、
上記問題点を解決することができるが、各色の読取ライ
ンが離間しているので、大容量のラインバッファにより
読取ラインのずれを補正する回路が必要になる。更に、
上記いずれのカラー画像読取装置においても同様に、3
色又はフルカラーを読み取る場合には、R、G、Bの3
系統の信号処理回路が必要になり、回路構成が複雑化、
高価となるという問題点がある。
【0009】本発明は上記従来の問題点に鑑み、光学系
と信号処理回路を簡略化することができるカラー画像読
取装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】第1の手段は、上記目的
を達成するために、3原色の1つの色を読み取る第1の
ラインイメージセンサと、3原色の他の2色のカラーフ
ィルタが交互に形成され、前記第1のラインイメージセ
ンサと平行に配置された第2のラインイメージセンサと
を備えたことを特徴とする。
【0011】第2の手段は、第1の手段の第1のライン
イメージセンサにより読み取られた1つの色のアナログ
信号を処理する第1の回路と、第2のラインイメージセ
ンサにより読み取られた2つの色のアナログ信号を処理
する第2の回路と、前記第2の回路により処理された2
つの色の信号を分離する分離回路とを備えたことを特徴
とする。
【0012】第3の手段は、第1の手段の第1のライン
イメージセンサにより読み取られた1つの色のアナログ
信号を処理する第1の回路と、前記第2のラインイメー
ジセンサにより読み取られた2つの色のアナログ信号を
分離する分離回路と、前記分離回路により分離された各
アナログ信号をそれぞれ処理する第2、第3の回路とを
備えたことを特徴とする。
【0013】第4の手段は、第2又は第3の手段におい
て2つの色の各アナログ信号の解像度を1つの色のアナ
ログ信号の解像度に一致するように補間する補間回路を
備えたことを特徴とする。
【0014】第5の手段は、第2の手段において第1、
第2のラインイメージセンサの読み取り順に応じて、先
に読み取られた信号を後に読み取られた信号に同期する
ように遅延する遅延手段を備えたことを特徴とする。
【0015】第6の手段は、第3の手段において第1、
第2のラインイメージセンサの読み取り順に応じて、先
に読み取られた信号を後に読み取られた信号に同期する
ように遅延する遅延手段を備えたことを特徴とする。
【0016】
【作用】第1の手段では上記構成により、2つのライン
イメージセンサにより3つの色が読み取られるので、光
学系を簡略化することができる。
【0017】第2の手段では、2つのラインイメージセ
ンサにより読み取られた3つの色の信号が2系統の回路
により処理されるので、信号処理回路を簡略化すること
ができる。
【0018】第3の手段では、第2のラインイメージセ
ンサにより読み取られた2つの色の信号をそれぞれ処理
する第2、第3の回路の周波数特性を低く構成すること
ができるので、信号処理回路を簡略化することができ
る。
【0019】第4の手段では、第2のラインイメージセ
ンサにより読み取られた2つの色の信号の解像度が補間
されるので、光学系と信号処理回路を簡略化しても解像
度の低下を防止することができる。
【0020】第5の手段では、2つのラインイメージセ
ンサにより読み取られた3つの色の信号を2系統の回路
により処理する場合に、読み取り時間差を補正すること
ができる。
【0021】第6の手段では、2つのラインイメージセ
ンサにより読み取られた3つの色の信号を3系統の回路
により処理する場合に、読み取り時間差を補正すること
ができる。
【0022】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。図1は、本発明に係るカラー画像読取装置の一実
施例におけるカラーイメージセンサを示す説明図、図2
は、図1のカラーイメージセンサにより読み取られた信
号の処理回路を示すブロック図、図3は、図2の処理回
路における主要信号のタイミングチャート、図4は、図
2の処理回路により分離されたR成分の補間回路、図5
は、図4の補間回路の主要信号を示すタイミングチャー
トである。
【0023】図1において、このカラーイメージセンサ
20は、共に主走査方向に延びた2つのセンサ21、2
2を有する。一方のセンサ21には、緑(G)色のフィ
ルタが配置され、他方のセンサ22には、赤(R)と青
(B)のフィルタが交互に配置されている。尚、図1で
は、信号を外部に取り出すための転送電極やシフトレジ
スタは、公知であるので図示省略されている。ここで、
用途に応じてセンサ21の緑(G)色のフィルタを省略
し、センサ21を白黒(W)のセンサとして構成しても
よい。
【0024】このイメージセンサ20では、緑(G)色
(又は白黒)のセンサ21が画素ピッチに応じた解像度
で画像を読み取るが、赤(R)と青(B)のセンサ22
が画素ピッチの2倍の解像度すなわち緑(G)色(又は
白黒)の1/2の解像度で読み取ることになる。したが
って、緑(G)色のセンサ21を用いた場合には、この
イメージセンサによりフルカラーで読み取ることがで
き、また、白黒のセンサ21を用いた場合にはこのセン
サ21により輝度信号を得、センサ22により赤、青の
信号を得ることにより2色を読み取ることができる。
【0025】すなわち、カラー画像に対する人間の目の
感度は、緑に対して最も高いので、このような構成のカ
ラーイメージセンサ20によりフルカラーで読み取るこ
とができ、また、用途に応じてフルカラーで読み取る必
要がない場合には白黒のセンサ21により輝度情報を得
ることができので、フルカラー又はモノクロ画像に対し
て、独立した2色の色信号を得ることができる。尚、人
間の目を対象としない用途では、他の色構成のセンサを
用いることができる。
【0026】次に、図2及び図3を参照して上記カラー
イメージセンサ20により読み取られた信号の処理回路
を説明する。図2の上段に示すように、センサ21によ
り読み取られたG成分の信号VG は、AGC(自動ゲイ
ン制御)アンプ24Gにより所定の電圧に増幅される。
尚、このゲイン制御は、原稿を照明するランプ光量の変
動等の理由により行われ、利得は、公知の白色基準板を
読み取った際の出力に応じて制御される。次いで、アナ
ログ処理回路25Gは、センサ21の信号波形から連続
したアナログの画像信号を得るために、ゼロクランプ
(黒レベルの確定)、サンプルホールド、オフセット除
去、レベル調整等を行う。
【0027】サンプルホールド回路(WCLG)26G
は、センサ21が白色基準板を読み取った際のレベルを
ホールドしてA/D変換の際の基準レベル(ref )をA
/D変換器27Gに印加し、A/D変換器27Gは、ア
ナログ処理回路25Gにより処理されたアナログ画像信
号をこの基準レベル(ref )でA/D変換する。した
がって、センサ21により読み取られたG成分の信号
は、白色基準板を読み取った際のレベルをフルスケール
としてディジタル化される。
【0028】また、図2の下段に示すように、センサ2
2により読み取られたR成分とB成分の信号Vc も同様
に、AGCアンプ24Cにより利得が調整され、アナロ
グ処理回路25Cにより処理された後A/D変換器27
Cによりディジタル化される。ここで、センサ22が白
色基準板を読み取った際のレベルは、赤(R)と青
(B)の各フィルタの透過率に応じて異なる場合がある
が、この場合には大きいの方のレベルをサンプルホール
ド回路(WCLC)26Cがホールドし、A/D変換の
際の基準レベル(ref )としてA/D変換器27Cに印
加する。尚、A/D 変換器27GとA/D変換器27
Cに印加されるクロックADCLKは共通でよい。
【0029】図2の上段において、A/D変換器27G
により変換されたG成分のディジタル信号は、ラッチ回
路(LC1)28GによりG成分用のラッチ信号GLC
でラッチされた後、シェーディング補正ブロック29
G、30Gにより補正され、G成分の信号Gout が出力
される。尚、シェーディング補正ブロック29G、30
Gは、公知のシェーディング補正回路29GとRAM
(ランダムアクセスメモリ)30Gにより構成されてい
る。
【0030】他方、図2の下段において、A/D変換器
27Cにより変換されたR成分とB成分のディジタル信
号は、シェーディング補正ブロック29C、30Cによ
り補正され、次いで、図3に詳しく示すように、R成分
のディジタル信号は、ラッチ回路(LC2)28Rによ
りR成分用のラッチ信号RLCでラッチされ、B成分の
ディジタル信号は、ラッチ回路(LC3)28Bにより
B成分用のラッチ信号BLCでラッチされる。したがっ
て、センサ22により読み取られたR成分とB成分の信
号は、ラッチ回路28R、28BによりR成分の信号R
out とB成分の信号Bout に分離されて出力される。
尚、G成分用のラッチ回路(LC1)28 Gは、R成
分の信号Rout とB成分の信号Bout と同期をとるため
のものであり、タイミングの設計によっては省略するこ
とができる。
【0031】ここで、図2に示す回路により分離された
R成分の信号RoutとB成分の信号Bout は、主走査方
向の画素密度がG成分の信号Gout に対して1/2であ
る。図4と図5は、一例としてR成分の画素密度を2倍
に補間する場合を示し、先ず、R成分の第n−1画素の
信号Rout がDラッチ31Rによりラッチ信号RLCで
ラッチされる。次いで、このDラッチ31Rによりラ
ッチされた信号Rout Dは 、加算器32Rにより次の
第n画素の信号Rout に加算され、加算器32Rは、
第n−1画素と第n画素の各信号Rout の平均値RAD
Dを出力する。セレクタ 33Rは、Dラッチ31Rに
よりラッチされた信号Rout Dとこの平均値RAD D
をラッチ信号RLCの2倍の周波数のクロックADDC
LKにより交互に選択し、補間信号Rout Dを出力す
る。
【0032】したがって、この出力信号Rout Dは、前
後2つの画素により補間され、また、ラッチ信号RLC
の2倍の周波数のクロックADDCLKに同期してい
る。更に、このクロックADDCLKは、G成分のラッ
チ信号GLCに同期しているので、R成分の出力信号R
out Dの画素密度がG成分の信号Gout と同一になり、
また、B成分の信号Bout の画素密度も同様な回路によ
りG成分の信号Goutと同一になるように補間すること
ができる。
【0033】したがって、上記実施例によれば、2ライ
ンのセンサ21、22を用いてもフルカラーで読み取る
ことができ、また、図2に示すようにセンサ21、22
からA/D変換器27G、27Cまでの回路を2系統で
構成することができるので、光学系と信号処理回路を簡
略化することができる。また、センサ21は、人間の目
の感度が最も高い緑を読み取るので、重要な輝度情報を
劣化することなく読み取ることができる。
【0034】次に、第2の実施例を説明する。図6は、
第2の実施例の信号処理回路を示すブロック図である。
図2に示す処理回路では、R成分とB成分をディジタル
化した後分離したが、この第2の実施例ではR成分とB
成分用の各アナログ処理回路25R、25Bの前段にお
いて分離される。この処理回路では、センサ22により
読み取られたR成分とB成分の信号Vc がAGCアンプ
24Cにより利得が調整された後、サンプルホールド回
路61R、61Bによりそれぞれタイミング信号RS
P、BSPでR成分の信号VR とB成分の信号VB に分
離され、アナログ処理回路25R、25Bに出力され
る。
【0035】この処理回路では、G成分の回路が図2に
示す場合とほぼ同一であり、R、B成分についてはサン
プルホールド回路61R、61B以降が2系統で構成さ
れるが、図2に示すラッチ回路28G、28R、28B
は不要である。ここで、R成分の信号VR とB成分の信
号VB の画素密度がG成分の信号Gout の1/2である
ので、R、B成分のアナログ処理回路25R、25B
は、G成分のアナログ処理回路25Gより周波数特性が
低く、ローパスフィルタ効果を有するように構成され、
それぞれR成分の信号VR とB成分の信号VB を適度に
平滑化する。
【0036】そして、A/D変換器27G、27R、2
7Bのクロックを同一にすることにより、各チャネルの
画素密度を見かけ上同一にし、R成分の信号VR とB成
分の信号VB をA/D変換した場合に上記補間処理を行
う場合と等価にする。次いで 、A/D変換器27G、
27R、27Bにより変換されたG、R、Bの各成分の
信号はそれぞれ、シェーディング補正ブロック(29
G、30G)、(29R、30R)、(29B、30
B)により補正され、G成分の信号Gout 、R成分の
信号Rout 、B成分の信号Bout が出力される。
【0037】したがって、この第2の実施例によれば、
アナログ処理回路25G、25R、25Bが3系統必要
になるが、R成分とB成分のアナログ処理回路25R、
25Bの周波数特性を低く構成することができ、また、
図4に示すような補間回路を省略することができるの
で、安価に構成することができる。尚、図2、図6に示
す処理回路は、イメージセンサ20の条件や各種タイミ
ング信号の生成方法を考慮することにより選択して用い
ることができる。
【0038】ここで、図1に示すようにセンサ21、2
2は2列に配置されているので読み取りラインの時間的
遅れが発生するので、この読み取り時間差を補正しなけ
ればならない。これは、図13において説明したように
各色の読取ラインが独立した3ライン方式のCCDセン
サ13の場合と同様であるので、従来例のように遅延用
のラインバッファを読取ラインの差の分だけ設ければよ
い。したがって、本実施例のセンサ21、22は2列に
配置されているので、3ライン方式のCCDセンサの場
合よりラインバッファの容量は1/2でよい。
【0039】図7は、赤(R)と青(B)のセンサ22
が先に読み取り、緑(G)色のセンサ21が後に読み取
る場合を図2に示す2系統の処理回路に適用した回路を
示す。したがって、遅延バッファ62Cは、シェーディ
ング補正ブロック29C、30Cの後段に配置されて読
取ラインの差の分だけ遅延し、RB分離回路すなわち図
2に示すラッチ回路28R、28Bに出力する。他方、
図8は、緑(G)色のセンサ21が先に読み取り、赤
(R)と青(B)のセンサ22が後に読み取る場合を図
6に示す3系統の処理回路に適用した回路を示す。した
がって、遅延バッファ62Gは、シェーディング補正ブ
ロック29G、30Gの後段にのみ配置され、他の2系
統にそれぞれ遅延バッファを設ける必要がない。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明は、3原色の1つの色を読み取る第1のラインイメー
ジセンサと、3原色の他の2色のカラーフィルタが交互
に形成され、前記第1のラインイメージセンサと平行に
配置された第2のラインイメージセンサとを備えたの
で、光学系を簡略化することができる。
【0041】請求項2記載の発明は、請求項1記載の第
1のラインイメージセンサにより読み取られた1つの色
のアナログ信号を処理する第1の回路と、第2のライン
イメージセンサにより読み取られた2つの色のアナログ
信号を処理する第2の回路と、前記第2の回路により処
理された2つの色の信号を分離する分離回路とを備えた
ので、信号処理回路を簡略化することができる。
【0042】請求項3記載の発明は、請求項1記載の第
1のラインイメージセンサにより読み取られた1つの色
のアナログ信号を処理する第1の回路と、前記第2のラ
インイメージセンサにより読み取られた2つの色のアナ
ログ信号を分離する分離回路と、前記分離回路により分
離された各アナログ信号をそれぞれ処理する第2、第3
の回路とを備えたので、第2、第3の回路の周波数特性
を低く構成することができ、したがって、信号処理回路
を簡略化することができる。
【0043】請求項4記載の発明は、請求項2又は3記
載の発明において2つの色の各アナログ信号の解像度を
1つの色のアナログ信号の解像度に一致するように補間
する補間回路を備えたので、光学系と信号処理回路を簡
略化しても解像度の低下を防止することができる。
【0044】請求項5記載の発明は、請求項2記載の発
明において第1、第2のラインイメージセンサの読み取
り順に応じて、先に読み取られた信号を後に読み取られ
た信号に同期するように遅延する遅延手段を備えたの
で、読み取り時間差を補正することができる。
【0045】請求項6記載の発明は、請求項3記載の発
明において第1、第2のラインイメージセンサの読み取
り順に応じて、先に読み取られた信号を後に読み取られ
た信号に同期するように遅延する遅延手段を備えたの
で、読み取り時間差を補正することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るカラー画像読取装置の一実施例に
おけるカラーイメージセンサを示す説明図である。
【図2】図1のカラーイメージセンサにより読み取られ
た信号の処理回路を示すブロック図である。
【図3】図2の処理回路における主要信号のタイミング
チャートである。
【図4】図2の処理回路により分離されたR成分の補間
回路である。
【図5】図4の補間回路の主要信号を示すタイミングチ
ャートである。
【図6】第2の実施例の信号処理回路を示すブロック図
である。
【図7】図2の2系統の処理回路に遅延バッファを設け
た場合を示すブロック図である。
【図8】図6の3系統の処理回路に遅延バッファを設け
た場合を示すブロック図である。
【図9】従来の光源切換え方式のカラー画像読取装置の
光学系を示す側面図である。
【図10】他の従来のフィルタ切換え方式のカラー画像
読取装置の光学系を示す側面図である。
【図11】他の従来のプリズム方式のカラー画像読取装
置の光学系を示す側面図である。
【図12】他の従来の等倍カラーセンサ方式のカラー画
像読取装置を示す平面図である。
【図13】他の従来の3ライン方式のCCDセンサを示
す平面図である。
【符号の説明】
20,21,22 カラーイメージセンサ 25G,25C,25R,25B アナログ処理回路 31R〜33R 補間回路 62C,62G 遅延バッファ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 3原色の1つの色を読み取る第1のライ
    ンイメージセンサと、 3原色の他の2色のカラーフィルタが交互に形成され、
    前記第1のラインイメージセンサと平行に配置された第
    2のラインイメージセンサと、 を備えたカラー画像読取装置。
  2. 【請求項2】 前記第1のラインイメージセンサにより
    読み取られた1つの色のアナログ信号を処理する第1の
    回路と、 前記第2のラインイメージセンサにより読み取られた2
    つの色のアナログ信号を処理する第2の回路と、 前記第2の回路により処理された2つの色の信号を分離
    する分離回路と、 を備えた請求項1記載のカラー画像読取装置。
  3. 【請求項3】 前記第1のラインイメージセンサにより
    読み取られた1つの色のアナログ信号を処理する第1の
    回路と、 前記第2のラインイメージセンサにより読み取られた2
    つの色のアナログ信号を分離する分離回路と、 前記分離回路により分離された各アナログ信号をそれぞ
    れ処理する第2、第3の回路と、 を備えた請求項1記載のカラー画像読取装置。
  4. 【請求項4】 前記2つの色の各アナログ信号の解像度
    を前記1つの色のアナログ信号の解像度に一致するよう
    に補間する補間回路を備えたことを特徴とする請求項2
    又は3記載のカラー画像読取装置。
  5. 【請求項5】 前記第1、第2のラインイメージセンサ
    の読み取り順に応じて、先に読み取られた信号を後に読
    み取られた信号に同期するように遅延する遅延手段を備
    えたことを特徴とする請求項2記載のカラー画像読取装
    置。
  6. 【請求項6】 前記第1、第2のラインイメージセンサ
    の読み取り順に応じて、先に読み取られた信号を後に読
    み取られた信号に同期するように遅延する遅延手段を備
    えたことを特徴とする請求項3記載のカラー画像読取装
    置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7222790B2 (en) 2004-06-21 2007-05-29 Denso Wave Incorporated Apparatus for optically reading information
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