JPH0556057A - ループネツトワークシステム - Google Patents
ループネツトワークシステムInfo
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- JPH0556057A JPH0556057A JP3217139A JP21713991A JPH0556057A JP H0556057 A JPH0556057 A JP H0556057A JP 3217139 A JP3217139 A JP 3217139A JP 21713991 A JP21713991 A JP 21713991A JP H0556057 A JPH0556057 A JP H0556057A
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- frame
- bridge
- address
- loop network
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は多重に構成されたループネットワー
クシステムににおいて負荷に応じてネットワークを選択
し、多量の伝送容量の通信を行うことを目的する。 【構成】 ブリッジ201から204を多重に構成され
たネットワーク171から173を介してループ状に接
続する。各ブリッジはフレームの宛先の判断を行うMA
C学習アドレステーブル13をもち、ネットワークに対
して各ポート番号をもつ。そして、MAC学習アドレス
テーブル13に宛先の判断を行うネットワークのポート
番号を複数有し、負荷の状態を判断し、各ポートにフレ
ームを振り分けて送信することにより多重ネットワーク
を使用し、多量の伝送容量に対応できるように構成す
る。
クシステムににおいて負荷に応じてネットワークを選択
し、多量の伝送容量の通信を行うことを目的する。 【構成】 ブリッジ201から204を多重に構成され
たネットワーク171から173を介してループ状に接
続する。各ブリッジはフレームの宛先の判断を行うMA
C学習アドレステーブル13をもち、ネットワークに対
して各ポート番号をもつ。そして、MAC学習アドレス
テーブル13に宛先の判断を行うネットワークのポート
番号を複数有し、負荷の状態を判断し、各ポートにフレ
ームを振り分けて送信することにより多重ネットワーク
を使用し、多量の伝送容量に対応できるように構成す
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数のコンピュータ間
の通信において、多重ループネットワークと支線ネット
ワークと、それらを接続するブリッジによるループネッ
トワークシステムに関する。
の通信において、多重ループネットワークと支線ネット
ワークと、それらを接続するブリッジによるループネッ
トワークシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】前記ループネットワークシステムにおけ
るブリッジの技術としては、図2aに示すものがある
(たとえば特開平1−18333号公報等)。
るブリッジの技術としては、図2aに示すものがある
(たとえば特開平1−18333号公報等)。
【0003】図2aは従来の前記ブリッジの概略図で、
21は、ループネットワークに対して中継フレームのア
クセスを行うLANコントローラ、22は、上記ループ
ネットワーク以外のネットワークに対してフレームのア
クセスを行うLANコントローラ、231、232は、
上記LANコントローラごとに有するポート番号、24
は、ブリッジに到着したフレームのソースアドレス(S
A)と受信したネットワークのポート番号を保持するこ
とのできるMedia Access Control
(以下MACと略する)学習アドレステーブル装置、2
5は、バッファ装置に対してネットワークのLANコン
トローラに入出力を行う信号を発生させる機能と、MA
C学習アドレステーブル装置24に書き込みおよび読み
込みを行う機能とを有するフレーム制御装置、26は、
入出力フレームを格納しておき、フレーム制御装置25
からの信号によりフレームをLANコントローラに対し
て入出力を行うバッファ装置、27は、全ての装置を一
元的に接続する共通バスである。
21は、ループネットワークに対して中継フレームのア
クセスを行うLANコントローラ、22は、上記ループ
ネットワーク以外のネットワークに対してフレームのア
クセスを行うLANコントローラ、231、232は、
上記LANコントローラごとに有するポート番号、24
は、ブリッジに到着したフレームのソースアドレス(S
A)と受信したネットワークのポート番号を保持するこ
とのできるMedia Access Control
(以下MACと略する)学習アドレステーブル装置、2
5は、バッファ装置に対してネットワークのLANコン
トローラに入出力を行う信号を発生させる機能と、MA
C学習アドレステーブル装置24に書き込みおよび読み
込みを行う機能とを有するフレーム制御装置、26は、
入出力フレームを格納しておき、フレーム制御装置25
からの信号によりフレームをLANコントローラに対し
て入出力を行うバッファ装置、27は、全ての装置を一
元的に接続する共通バスである。
【0004】図2bは従来のループネットワークシステ
ムの構成図で、ループネットワーク28と、複数の支線
ネットワーク291から294と、支線ネットワーク2
91から294に接続される端末装置301から304
と、ループネットワーク28と支線ネットワーク291
から294とを接続し、任意の端末装置301から30
4間でやり取りされるフレームの中継を行う図2aと同
じ複数のブリッジ311から314とで構成される。
ムの構成図で、ループネットワーク28と、複数の支線
ネットワーク291から294と、支線ネットワーク2
91から294に接続される端末装置301から304
と、ループネットワーク28と支線ネットワーク291
から294とを接続し、任意の端末装置301から30
4間でやり取りされるフレームの中継を行う図2aと同
じ複数のブリッジ311から314とで構成される。
【0005】図3は端末装置により送受信が行われるフ
レームの構成図で、フレームの先頭を示す開始デミリタ
(SD)、宛先アドレス(受信端末装置のMACアドレ
ス)(DA)とソースアドレス(送信端末装置のMAC
アドレス)(SA)とからなるヘッダ部、運ばれるデー
タのデータ部(DATA)、フレームの終了を示す終了
デミリタ(ED)で構成される。
レームの構成図で、フレームの先頭を示す開始デミリタ
(SD)、宛先アドレス(受信端末装置のMACアドレ
ス)(DA)とソースアドレス(送信端末装置のMAC
アドレス)(SA)とからなるヘッダ部、運ばれるデー
タのデータ部(DATA)、フレームの終了を示す終了
デミリタ(ED)で構成される。
【0006】図4はMAC学習アドレステーブル24の
構成図で、図4において、MAC学習アドレステーブル
24は、宛先の端末装置のMACアドレスと宛先の端末
装置と接続されているネットワークのポート番号とで構
成される。MACアドレスは端末装置を識別し、ポート
番号はLANコントローラごとに割り当てられ、接続さ
れているネットワークを識別する。またMAC学習アド
レステーブル24は、ブリッジに到着したフレームのソ
ースアドレス(SA)と受信したネットワークのポート
番号とを保持する。
構成図で、図4において、MAC学習アドレステーブル
24は、宛先の端末装置のMACアドレスと宛先の端末
装置と接続されているネットワークのポート番号とで構
成される。MACアドレスは端末装置を識別し、ポート
番号はLANコントローラごとに割り当てられ、接続さ
れているネットワークを識別する。またMAC学習アド
レステーブル24は、ブリッジに到着したフレームのソ
ースアドレス(SA)と受信したネットワークのポート
番号とを保持する。
【0007】図2における動作として、最初にMAC学
習アドレステーブル24には何も情報が登録されていな
いとする。
習アドレステーブル24には何も情報が登録されていな
いとする。
【0008】端末装置301から端末装置303宛への
フレームを送信する場合、このフレームは端末装置30
1によってネットワーク291へ送信され、ブリッジ3
11に到着する。そこで、フレームの宛先アドレス(D
A)を参照し、MAC学習アドレステーブル24にフレ
ームの宛先アドレス(DA)と一致したアドレスがない
か調べる。そして、一致したアドレスがないことから、
受信したネットワークのポート以外のポートにフレーム
の中継を行うことによってループネットワーク28へ送
信される。このとき、フレームのソースアドレス(S
A)と受信したネットワークのポート番号をMAC学習
アドレステーブル24に保持する。つぎに、ブリッジ3
12はこのフレームを受信し、ブリッジ311と同じ動
作を行い、ループネットワーク以外のネットワークに中
継する。そのとき、ソースアドレスと受信したネットワ
ークのポート番号をブリッジ312内のMAC学習アド
レステーブル24に保持する。ブリッジ313、314
において、ブリッジ311と同じ処理を行うことによ
り、全てのブリッジにおいて、端末装置301について
のMAC学習アドレステーブル24が保持される。
フレームを送信する場合、このフレームは端末装置30
1によってネットワーク291へ送信され、ブリッジ3
11に到着する。そこで、フレームの宛先アドレス(D
A)を参照し、MAC学習アドレステーブル24にフレ
ームの宛先アドレス(DA)と一致したアドレスがない
か調べる。そして、一致したアドレスがないことから、
受信したネットワークのポート以外のポートにフレーム
の中継を行うことによってループネットワーク28へ送
信される。このとき、フレームのソースアドレス(S
A)と受信したネットワークのポート番号をMAC学習
アドレステーブル24に保持する。つぎに、ブリッジ3
12はこのフレームを受信し、ブリッジ311と同じ動
作を行い、ループネットワーク以外のネットワークに中
継する。そのとき、ソースアドレスと受信したネットワ
ークのポート番号をブリッジ312内のMAC学習アド
レステーブル24に保持する。ブリッジ313、314
において、ブリッジ311と同じ処理を行うことによ
り、全てのブリッジにおいて、端末装置301について
のMAC学習アドレステーブル24が保持される。
【0009】つぎに、端末装置302から端末装置30
1宛のフレームを送出した場合、このフレームは端末装
置302によってネットワーク292へ送信される。そ
して、ブリッジ312に到着すると同様にフレームの宛
先アドレス(DA)を参照し、MAC学習アドレステー
ブル24にフレームの宛先アドレス(DA)と一致した
アドレスがないか調べる。MAC学習アドレステーブル
24にはすでに宛先アドレス(DA)301の情報が登
録されているため、一致したアドレスが発見される。そ
して、アドレス301に対するポート番号28にフレー
ムの中継を行うことによってループネットワーク28へ
送信される。このとき、フレームのソースアドレス(S
A)と受信したネットワークのポート番号をMAC学習
アドレステーブル24に保持する。
1宛のフレームを送出した場合、このフレームは端末装
置302によってネットワーク292へ送信される。そ
して、ブリッジ312に到着すると同様にフレームの宛
先アドレス(DA)を参照し、MAC学習アドレステー
ブル24にフレームの宛先アドレス(DA)と一致した
アドレスがないか調べる。MAC学習アドレステーブル
24にはすでに宛先アドレス(DA)301の情報が登
録されているため、一致したアドレスが発見される。そ
して、アドレス301に対するポート番号28にフレー
ムの中継を行うことによってループネットワーク28へ
送信される。このとき、フレームのソースアドレス(S
A)と受信したネットワークのポート番号をMAC学習
アドレステーブル24に保持する。
【0010】つぎに、ブリッジ313はこのフレームを
受信し、ブリッジ312と同様の動作を行い、フレーム
の宛先アドレス(DA)を参照し、MAC学習アドレス
テーブル24にフレームの宛先アドレス(DA)と一致
したアドレスがないか調べる。MAC学習アドレステー
ブル24にはすでに宛先アドレス(DA)301の情報
が登録されているため、一致したアドレスが発見され
る。しかし、アドレス301に対するポート番号が受信
したネットワークのポート番号と同じためこのフレーム
を破棄するが、MAC学習アドレステーブル24にはフ
レームのソースアドレス(SA)と受信したネットワー
クのポート番号をMAC学習アドレステーブル24に保
持する。ブリッジ314においてもブリッジ313と同
じ処理を行う。しかし、ブリッジ311においてはブリ
ッジ313と同じ処理を行うが、アドレス301に対す
るポート番号が受信したネットワークのポート番号と一
致しないためアドレス301に対するポート番号291
にフレームの中継を行うことによってネットワーク29
1へ送信される。端末装置302から端末装置301宛
のフレームは、ネットワーク291を通り端末装置30
1によって受信される。以上の動作により、ネットワー
ク上に無駄な負荷の発生を抑制する。
受信し、ブリッジ312と同様の動作を行い、フレーム
の宛先アドレス(DA)を参照し、MAC学習アドレス
テーブル24にフレームの宛先アドレス(DA)と一致
したアドレスがないか調べる。MAC学習アドレステー
ブル24にはすでに宛先アドレス(DA)301の情報
が登録されているため、一致したアドレスが発見され
る。しかし、アドレス301に対するポート番号が受信
したネットワークのポート番号と同じためこのフレーム
を破棄するが、MAC学習アドレステーブル24にはフ
レームのソースアドレス(SA)と受信したネットワー
クのポート番号をMAC学習アドレステーブル24に保
持する。ブリッジ314においてもブリッジ313と同
じ処理を行う。しかし、ブリッジ311においてはブリ
ッジ313と同じ処理を行うが、アドレス301に対す
るポート番号が受信したネットワークのポート番号と一
致しないためアドレス301に対するポート番号291
にフレームの中継を行うことによってネットワーク29
1へ送信される。端末装置302から端末装置301宛
のフレームは、ネットワーク291を通り端末装置30
1によって受信される。以上の動作により、ネットワー
ク上に無駄な負荷の発生を抑制する。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の従
来の構成では、多重ループネットワークにおいて、一つ
のネットワークの伝送容量を越えるような多量な伝送容
量を行う場合、複数のネットワークを構成してもMAC
学習アドレステーブルは、登録されているMACアドレ
スに対応するネットワークのポート番号を一つしか保持
しない。このため、MAC学習アドレステーブルに現在
保持しているポート番号のネットワークにのみフレーム
の中継を行い。他のネットワークを使用することができ
ないため、負荷を分散させることができないので、多量
の伝送容量に対応できないという問題点を有していた。
来の構成では、多重ループネットワークにおいて、一つ
のネットワークの伝送容量を越えるような多量な伝送容
量を行う場合、複数のネットワークを構成してもMAC
学習アドレステーブルは、登録されているMACアドレ
スに対応するネットワークのポート番号を一つしか保持
しない。このため、MAC学習アドレステーブルに現在
保持しているポート番号のネットワークにのみフレーム
の中継を行い。他のネットワークを使用することができ
ないため、負荷を分散させることができないので、多量
の伝送容量に対応できないという問題点を有していた。
【0012】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、多重ループネットワークにおいてフレームを最も低
負荷のループネットワークを選択し、負荷を分散させて
中継するループネットワークシステムを提供することを
目的とする。
で、多重ループネットワークにおいてフレームを最も低
負荷のループネットワークを選択し、負荷を分散させて
中継するループネットワークシステムを提供することを
目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明のループネットワークシステムは、多重に構成
されるループネットワークと、複数の支線ネットワーク
と、前記支線ネットワークに接続される端末装置と、任
意の前記多重ループネットワークと前記支線ネットワー
クとを接続し、任意の前記端末装置間でやり取りされる
フレームの中継を行うブリッジとを有し、前記ブリッジ
はポート番号を有するネットワークへのアクセス部と、
フレームの宛先の判断を行うMAC学習アドレステーブ
ル部と、前記多重ループネットワークの負荷を判断し、
中継フレームを前記多重ループネットワークの各ポート
に振り分けて送信するフレーム制御部と、入出力フレー
ムを格納するバッファ部とで構成される。
に本発明のループネットワークシステムは、多重に構成
されるループネットワークと、複数の支線ネットワーク
と、前記支線ネットワークに接続される端末装置と、任
意の前記多重ループネットワークと前記支線ネットワー
クとを接続し、任意の前記端末装置間でやり取りされる
フレームの中継を行うブリッジとを有し、前記ブリッジ
はポート番号を有するネットワークへのアクセス部と、
フレームの宛先の判断を行うMAC学習アドレステーブ
ル部と、前記多重ループネットワークの負荷を判断し、
中継フレームを前記多重ループネットワークの各ポート
に振り分けて送信するフレーム制御部と、入出力フレー
ムを格納するバッファ部とで構成される。
【0014】
【作用】本発明は、上記構成により多重ループネットワ
ークにおいて一つのネットワークの容量を越えるデータ
伝送を行う場合、接続するブリッジのMAC学習アドレ
ステーブルに複数のネットワークのポート番号を保持す
ることより、フレームを中継する際にネットワークの負
荷の状態の判断を行い。最も低負荷のネットワークのポ
ートにフレームを送出することにより、多重ネットワー
クを使用することができ、それにより負荷を分散させ
て、多量の伝送容量に対応することができる。
ークにおいて一つのネットワークの容量を越えるデータ
伝送を行う場合、接続するブリッジのMAC学習アドレ
ステーブルに複数のネットワークのポート番号を保持す
ることより、フレームを中継する際にネットワークの負
荷の状態の判断を行い。最も低負荷のネットワークのポ
ートにフレームを送出することにより、多重ネットワー
クを使用することができ、それにより負荷を分散させ
て、多量の伝送容量に対応することができる。
【0015】
【実施例】以下本発明の一実施例について、図面に基づ
いて詳細に説明する。
いて詳細に説明する。
【0016】図1aは本発明の一実施例のループネット
ワークシステム内のブリッジの構成図で、101から1
0Nは、多重ループネットワークに対してフレームの送
受信を行うLANコントローラ、11は、上記多重ルー
プネットワーク以外の支線ネットワークに対してフレー
ムの送受信を行うLANコントローラ、121から12
Nは、LANコントローラ101から10N、11ごと
に有するポート番号、13は、従来のMAC学習アドレ
ステーブルの機能を有するが、各登録されたアドレスに
対するポート番号を複数保持することのできるMAC学
習アドレステーブル装置、14は、ブリッジの持つ本来
の機能を有し、さらに、多重ループネットワークのLA
Nコントローラの出力キューの未処理フレーム量を検知
する機能と、バッファ装置に対して前記機能により最も
低負荷のループネットワークのLANコントローラにフ
レームを振り分けを行う機能と、MAC学習アドレステ
ーブル装置13に書き込みおよび読み込みを行う機能と
を有するフレーム制御装置、15は、入出力フレームを
格納しておき、フレーム制御装置14からの信号により
フレームを101から10N、11の各LANコントロ
ーラに対してフレームの入出力を行うバッファ装置、1
6は、全ての装置を一元的に接続する共通バスである。
ワークシステム内のブリッジの構成図で、101から1
0Nは、多重ループネットワークに対してフレームの送
受信を行うLANコントローラ、11は、上記多重ルー
プネットワーク以外の支線ネットワークに対してフレー
ムの送受信を行うLANコントローラ、121から12
Nは、LANコントローラ101から10N、11ごと
に有するポート番号、13は、従来のMAC学習アドレ
ステーブルの機能を有するが、各登録されたアドレスに
対するポート番号を複数保持することのできるMAC学
習アドレステーブル装置、14は、ブリッジの持つ本来
の機能を有し、さらに、多重ループネットワークのLA
Nコントローラの出力キューの未処理フレーム量を検知
する機能と、バッファ装置に対して前記機能により最も
低負荷のループネットワークのLANコントローラにフ
レームを振り分けを行う機能と、MAC学習アドレステ
ーブル装置13に書き込みおよび読み込みを行う機能と
を有するフレーム制御装置、15は、入出力フレームを
格納しておき、フレーム制御装置14からの信号により
フレームを101から10N、11の各LANコントロ
ーラに対してフレームの入出力を行うバッファ装置、1
6は、全ての装置を一元的に接続する共通バスである。
【0017】図1bは本発明の一実施例のループネット
ワークシステムの構成図で、多重ループネットワーク1
71から173と、複数の支線ネットワーク181から
184と、支線ネットワーク181から184に接続さ
れる端末装置191から194と、ループネットワーク
171から173と支線ネットワーク181から184
を接続し、任意の端末装置191から194間でやり取
りされるフレームの中継を行う、図1aにおいて説明し
た複数のブリッジ201から204とで構成される。な
お、複数のブリッジ201から204は、必ずループネ
ットワーク171には接続されていなければならない。
他のネットワークについては、伝送容量に応じて接続し
ていなくても構わない。なお、フレームの構成は、従来
例で説明したものと同じである。なお、ポート番号は、
接続しているネットワーク番号と同じとする。
ワークシステムの構成図で、多重ループネットワーク1
71から173と、複数の支線ネットワーク181から
184と、支線ネットワーク181から184に接続さ
れる端末装置191から194と、ループネットワーク
171から173と支線ネットワーク181から184
を接続し、任意の端末装置191から194間でやり取
りされるフレームの中継を行う、図1aにおいて説明し
た複数のブリッジ201から204とで構成される。な
お、複数のブリッジ201から204は、必ずループネ
ットワーク171には接続されていなければならない。
他のネットワークについては、伝送容量に応じて接続し
ていなくても構わない。なお、フレームの構成は、従来
例で説明したものと同じである。なお、ポート番号は、
接続しているネットワーク番号と同じとする。
【0018】以上のように構成され、つぎにその動作を
説明すると、図1において、端末装置191から端末装
置193宛へのフレームを送信する場合、このフレーム
は端末装置191によってネットワーク181へ送信さ
れ、ブリッジ201に到着する。そこで、フレームの宛
先アドレス(DA)を参照し、MAC学習アドレステー
ブル13にフレームの宛先アドレス(DA)と一致した
アドレスがないか調べる。
説明すると、図1において、端末装置191から端末装
置193宛へのフレームを送信する場合、このフレーム
は端末装置191によってネットワーク181へ送信さ
れ、ブリッジ201に到着する。そこで、フレームの宛
先アドレス(DA)を参照し、MAC学習アドレステー
ブル13にフレームの宛先アドレス(DA)と一致した
アドレスがないか調べる。
【0019】一致したアドレスがない場合は、受信した
ネットワークのポート以外のポートにフレームの中継を
行うことによって多重ループネットワーク171から1
73へ送信される。このとき、フレームのソースアドレ
ス(SA)191と受信したネットワークのポート番号
181をMAC学習アドレステーブル13に保持する。
つぎに、多重ループネットワーク171から173を通
りブリッジ202は3つの同じフレームを受信する。ブ
リッジ202はブリッジ201と同じ動作をする。しか
し、多重ループネットワークから同じフレームを受信し
た場合、ネットワーク181からのフレームだけを多重
ループネットワーク以外のネットワークに中継し、他の
フレームは破棄する。そのとき、ソースアドレス(S
A)191と受信した各ネットワークのポート番号17
1から173をブリッジ202内のMAC学習アドレス
テーブル13に保持する。ブリッジ203については多
重ループネットワーク181と183に接続しているた
め2つ同じフレームを受信し、ブリッジ204について
は多重ループネットワーク181とのみ接続しているた
め1つのフレームを受信し、ブリッジ202と同じ処理
を行う。
ネットワークのポート以外のポートにフレームの中継を
行うことによって多重ループネットワーク171から1
73へ送信される。このとき、フレームのソースアドレ
ス(SA)191と受信したネットワークのポート番号
181をMAC学習アドレステーブル13に保持する。
つぎに、多重ループネットワーク171から173を通
りブリッジ202は3つの同じフレームを受信する。ブ
リッジ202はブリッジ201と同じ動作をする。しか
し、多重ループネットワークから同じフレームを受信し
た場合、ネットワーク181からのフレームだけを多重
ループネットワーク以外のネットワークに中継し、他の
フレームは破棄する。そのとき、ソースアドレス(S
A)191と受信した各ネットワークのポート番号17
1から173をブリッジ202内のMAC学習アドレス
テーブル13に保持する。ブリッジ203については多
重ループネットワーク181と183に接続しているた
め2つ同じフレームを受信し、ブリッジ204について
は多重ループネットワーク181とのみ接続しているた
め1つのフレームを受信し、ブリッジ202と同じ処理
を行う。
【0020】一致したアドレスがある場合は、アドレス
193に対するポート番号171にフレームの中継を行
うことによってループネットワーク171へ送信され
る。このとき、フレームのソースアドレス(SA)19
1と受信したネットワークのポート番号181をMAC
学習アドレステーブル13に保持する。以下、ブリッジ
202から204において同じ動作を行う。これによ
り、全てのブリッジにおいて、端末装置191について
のMAC学習アドレステーブルが保持され、多重ループ
ネットワークと接続しているブリッジ201から204
のMAC学習アドレステーブル13において端末装置1
91に対して複数のネットワークのポート番号有するこ
とができる。同じ動作を繰り返すことにより、表1に示
すようなMAC学習アドレステーブルができる。
193に対するポート番号171にフレームの中継を行
うことによってループネットワーク171へ送信され
る。このとき、フレームのソースアドレス(SA)19
1と受信したネットワークのポート番号181をMAC
学習アドレステーブル13に保持する。以下、ブリッジ
202から204において同じ動作を行う。これによ
り、全てのブリッジにおいて、端末装置191について
のMAC学習アドレステーブルが保持され、多重ループ
ネットワークと接続しているブリッジ201から204
のMAC学習アドレステーブル13において端末装置1
91に対して複数のネットワークのポート番号有するこ
とができる。同じ動作を繰り返すことにより、表1に示
すようなMAC学習アドレステーブルができる。
【0021】
【表1】
【0022】つぎに、各ブリッジ201から204のM
AC学習アドレステーブル13の完成後、端末装置19
1から端末装置193宛へのフレームを送信する場合に
ついて説明する。この場合、このフレームは端末装置1
91によってネットワーク181へ送信され、ブリッジ
201に到着する。そこで、フレームの宛先アドレス
(DA)193を参照し、MAC学習アドレステーブル
にフレームの宛先アドレス(DA)193と一致したア
ドレスがないか調べる。MAC学習アドレステーブル1
3には、アドレス193があり、アドレス193に対す
るポート番号171、172、173を得る。ここで、
フレーム制御装置14により多重ループネットワーク1
71、172、173のLANコントローラの出力キュ
ーの未処理フレーム量の検知を行い。バッファ装置15
に対して出力キューの未処理フレームの少ないループネ
ットワークのLANコントローラにフレームの出力を行
う信号を発生させ、フレームをループネットワークに中
継する。このとき、受信したソースアドレス(SA)と
受信したネットワークのポート番号181をブリッジ1
73内のMAC学習アドレステーブル131に保持す
る。
AC学習アドレステーブル13の完成後、端末装置19
1から端末装置193宛へのフレームを送信する場合に
ついて説明する。この場合、このフレームは端末装置1
91によってネットワーク181へ送信され、ブリッジ
201に到着する。そこで、フレームの宛先アドレス
(DA)193を参照し、MAC学習アドレステーブル
にフレームの宛先アドレス(DA)193と一致したア
ドレスがないか調べる。MAC学習アドレステーブル1
3には、アドレス193があり、アドレス193に対す
るポート番号171、172、173を得る。ここで、
フレーム制御装置14により多重ループネットワーク1
71、172、173のLANコントローラの出力キュ
ーの未処理フレーム量の検知を行い。バッファ装置15
に対して出力キューの未処理フレームの少ないループネ
ットワークのLANコントローラにフレームの出力を行
う信号を発生させ、フレームをループネットワークに中
継する。このとき、受信したソースアドレス(SA)と
受信したネットワークのポート番号181をブリッジ1
73内のMAC学習アドレステーブル131に保持す
る。
【0023】以上のように、宛先の端末装置に対して多
重に構成されるループネットワークが存在する際、ブリ
ッジ内のMAC学習アドレステーブルにおいて宛先のア
ドレスに対して複数のループネットワークのポート番号
を保持する機能と、複数のループネットワークの負荷の
状態を検知し、負荷の少ないループネットワークにフレ
ームを振り分けて送信する機能を有することにより、多
重ループネットワークを使用することができ、多量のデ
ータ伝送に対応することができる。
重に構成されるループネットワークが存在する際、ブリ
ッジ内のMAC学習アドレステーブルにおいて宛先のア
ドレスに対して複数のループネットワークのポート番号
を保持する機能と、複数のループネットワークの負荷の
状態を検知し、負荷の少ないループネットワークにフレ
ームを振り分けて送信する機能を有することにより、多
重ループネットワークを使用することができ、多量のデ
ータ伝送に対応することができる。
【0024】
【発明の効果】以上のように本発明のループネットワー
クシステムにより、複数のポートを持つブリッジを多重
に構成されたループネットワークに対してその伝送容量
に応じて任意に接続できることにより、負荷を分散さ
せ、伝送効率を改善する。
クシステムにより、複数のポートを持つブリッジを多重
に構成されたループネットワークに対してその伝送容量
に応じて任意に接続できることにより、負荷を分散さ
せ、伝送効率を改善する。
【図1】(a)本発明の一実施例の多重ループネットワ
ークシステム内のブリッジの構成図 (b)同じく一実施例の多重ループネットワークシステ
ムの構成図
ークシステム内のブリッジの構成図 (b)同じく一実施例の多重ループネットワークシステ
ムの構成図
【図2】(a)従来例のループネットワークシステム内
のブリッジの構成図 (b)同じくループネットワークシステムの構成図
のブリッジの構成図 (b)同じくループネットワークシステムの構成図
【図3】ループネットワークを巡回するフレームの構成
図
図
【図4】同じくMAC学習アドレステーブル
101〜10N 多重ループネットワークの物理媒体に
対してフレームの送受信を行うLANコントローラ 11 多重ループネットワーク以外の物理媒体に対して
フレームの送受信を行うLANコントローラ 121〜12N ネットワークごとのポート番号 13 ポート番号を複数保持することのできるMAC学
習アドレステーブル装置 14 フレーム制御装置 15 バッファ装置 16 共通バス 171〜173 多重ループネットワーク 181〜184 支線ネットワーク 191〜194 データの送受信を行う端末装置 201〜204 ブリッジ
対してフレームの送受信を行うLANコントローラ 11 多重ループネットワーク以外の物理媒体に対して
フレームの送受信を行うLANコントローラ 121〜12N ネットワークごとのポート番号 13 ポート番号を複数保持することのできるMAC学
習アドレステーブル装置 14 フレーム制御装置 15 バッファ装置 16 共通バス 171〜173 多重ループネットワーク 181〜184 支線ネットワーク 191〜194 データの送受信を行う端末装置 201〜204 ブリッジ
Claims (1)
- 【請求項1】 多重に構成されるループネットワーク
と、複数の支線ネットワークと、前記支線ネットワーク
に接続される端末装置と、任意の前記多重ループネット
ワークと前記支線ネットワークとを接続し、任意の前記
端末装置間でやり取りされるフレームの中継を行う複数
のブリッジとを有し、前記ブリッジはポート番号を有す
るネットワークへのアクセス部と、フレームの宛先の判
断を行うMAC学習アドレステーブル部と、前記多重ル
ープネットワークの負荷を判断し、中継フレームを前記
多重ループネットワークの各ポートに振り分けて送信す
るフレーム制御部と、入出力フレームを格納するバッフ
ァ部とを有し、前記ブリッジにおいて前記支線ネットワ
ークから前記多重ループネットワークへ中継するフレー
ムを最も低負荷のループネットワークを選択して中継す
るように構成したループネットワークシステム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3217139A JPH0556057A (ja) | 1991-08-28 | 1991-08-28 | ループネツトワークシステム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3217139A JPH0556057A (ja) | 1991-08-28 | 1991-08-28 | ループネツトワークシステム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0556057A true JPH0556057A (ja) | 1993-03-05 |
Family
ID=16699469
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3217139A Pending JPH0556057A (ja) | 1991-08-28 | 1991-08-28 | ループネツトワークシステム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0556057A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2005015851A1 (ja) * | 2003-08-06 | 2005-02-17 | Fujitsu Limited | ノード,rprインタフェースカードおよび光ネットワークシステム |
JP2016531111A (ja) * | 2013-07-22 | 2016-10-06 | メタボリック ソリューションズ ディベロップメント カンパニー, エルエルシー | 代謝疾患を処置するためのppar節約化合物 |
-
1991
- 1991-08-28 JP JP3217139A patent/JPH0556057A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2005015851A1 (ja) * | 2003-08-06 | 2005-02-17 | Fujitsu Limited | ノード,rprインタフェースカードおよび光ネットワークシステム |
JP2016531111A (ja) * | 2013-07-22 | 2016-10-06 | メタボリック ソリューションズ ディベロップメント カンパニー, エルエルシー | 代謝疾患を処置するためのppar節約化合物 |
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