JPH055590U - 吊ポケツト - Google Patents

吊ポケツト

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Publication number
JPH055590U
JPH055590U JP6168191U JP6168191U JPH055590U JP H055590 U JPH055590 U JP H055590U JP 6168191 U JP6168191 U JP 6168191U JP 6168191 U JP6168191 U JP 6168191U JP H055590 U JPH055590 U JP H055590U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mobile phone
pocket
cloth
base body
seat
Prior art date
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Pending
Application number
JP6168191U
Other languages
English (en)
Inventor
勝義 角谷
Original Assignee
エムエイシイサンコー株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by エムエイシイサンコー株式会社 filed Critical エムエイシイサンコー株式会社
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Publication of JPH055590U publication Critical patent/JPH055590U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 自動車内に持ち込まれた携帯電話機及び新聞
雑誌を手の届き易い位置に収容することのできる吊ポケ
ットを提供することを目的とする。 【構成】 基体1面に収容部3,4が形成されており、
基体1の左右両側の上部及び下部に自動車の左右の座席
の背もたれの間に配設するための係止具7,8が装着さ
れている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は自動車の左右座席の背もたれの間に携帯電話機及び新聞雑誌を収容す る吊ポケットに関する。
【0002】
【従来の技術】
昨今の情報通信時代においては、時・場所を問わず電話連絡する機会も多く、 このために自動車内に携帯電話機を持ち込むことが少なくない。 従来、自動車内に持ち込んだ携帯電話機は新聞雑誌と共に、側方の座席上に置 いたり、ダッシュボート内に収容したり、座席の背もたれの背面に設けてある網 状の収容部内に収容したりしていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし上記のように座席上に携帯電話機及び新聞雑誌を置くと、見苦しくなり 、気が付かずにその座席に座ってこれらを押し潰すこともある。これに対して、 ダッシュボード内に携帯電話機及び新聞雑誌を収容すると、ダッシュボード内が 奥深いために、また新聞雑誌などと一緒に上下に重なった状態で収容されるため に、携帯電話機が呼出音を発しても即座に取り出すことが困難である。また座席 の背もたれの背面の収容部内に携帯電話機と複数部の新聞雑誌とを一緒に収容す ると、収容部が大きく膨れて見苦しくなり、たとえ収容させても取り出すのが不 便となる。さらに携帯電話機と新聞雑誌とがこの収容部内に収容されていると、 運転席及び助手席に着座している人は後方に体を向けなければこれらを取り出す ことができず、また収容部の斜後方に着座している人は隣に座っている人に気遣 いながら取り出すことになり不便であった。
【0004】 本考案は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、携帯電話機及び新聞雑誌の 収容部を左右の座席の背もたれの間の空間に配設したことにより、自動車内に持 ち込まれた携帯電話機及び新聞雑誌を手の届き易い位置に収容することのできる 吊ポケットを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
以上の目的を達成するためになされた本考案の吊ポケットは、基体面に収容部 が形成されており、基体の左右両側の上部及び下部に自動車の左右の座席の背も たれの間に配設するための係止具が装着されていることを特徴とする。
【0006】
【作用】
吊ポケットの基体を自動車の左右座席の間に保持させたまま、まず基体の左右 両側の上部に装着されている係止具の一端を、左右の座席ヘッドレストの支持杆 などに係止して上部を係止する。続いて基体の左右両側の下部に装着されている 係止具の一端を、座席下のレール、あるいはコンソールボックス端、若しくはシ ートベルトなどの係止できる箇所に引っ掛ける。このようにして左右の座席の背 もたれの間の空間に吊ポケットを配設すると、運転席、助手席、さらには後部側 の座席の何れの位置からも、楽な姿勢で携帯電話機及び新聞雑誌を収容すること ができ、また取り出すことができる。
【0007】
【実施例】
図1は本考案に係る吊ポケットの一実施例を示した正面図、図2は同じく背面 図、図3は吊ポケット内の一実施例を示した正面図である。 図1および図2に示すように、本考案に係る吊ポケットAは、基体1と、携帯 電話機及び新聞雑誌などを収容させる収容部3,4,5と、自動車の左右座席の 背もたれの間の空間に配設するための係止具7,8とを組み合わせて一体的に縫 合して構成したものである。
【0008】 図1に示すように、平面形状を有した吊ポケットAの基体1の外面は、ポリエ ステル繊維あるいはナイロン繊維などの化学繊維布からなる布体1aで形成され ており、この基体1の一面の中央から下端の左右には、布体1aと同材質で、高 さ15cm程度、幅7cm程度、奥行き4cm程度の大きさの2つの布体3a, 3aの両側端と下端とが布体1aに縫合されており、この布体3a,3aによっ て携帯電話機用の収容部3,3が形成されている。また基体1の同面の中央付近 から上部付近には、上記布体1aと同材質で、高さ8cm程度、幅が基体1の幅 と同じ大きさの布体4aの両側端と下端とが布体1aに縫合されており、この布 体4aによって新聞雑誌用の収容部4が形成されている。そしてこれら収容部3 ,4の上端は、織り込んだ糸が解けないようにまた外観上の見栄えを良くするた めのバイアステープ3b,4bがそれぞれ玉縁仕末されている。
【0009】 図2に示すように、基体1の反対面の上下位置には、一つが高さ10cm程度 、もう一つが高さ16cm程度でそれぞれの幅が基体1の幅と同じ大きさの二つ の合成繊維の網体5a,5aの両側端と下端とが布体1aに縫合されており、こ の網体5a,5aによって新聞雑誌の収容部5,5が形成されている。なお網体 5a,5aは、適当な複数位置で横方向に大きく折り返されており、また網体5 a,5aの上端が、両端が布体1aに装着されているゴム6,6紐に支持されて いるために、収納される新聞雑誌の大きさに合わせて網体5a,5aすなわち収 容部5,5の大きさを変化させることができる。また収容された新聞雑誌Cはゴ ム6,6紐によって押さえつけられるために、倒れたり乱れたりすることもない 。
【0010】 図3は吊ポケット内の一実施例を示した正面図である。 図3に示すように、四方をバイアステープ1bによって玉縁仕末された布体1 aは、上下に二つ折りにされており、腰の強いボール紙あるいは軽量の樹脂板な どからなる芯板1bを挟み込んで、布体1aの左右側端と下端とが縫合されるこ とによって基体1が形成されている。なお内部に挟み込まれた芯板1cが、水あ るいはコーヒーなどの零した水物を吸収して腰の強さを失うことのないように、 布体1aの内面1a’の全面には防水被膜処理がなされている。このように形成 された基体1の大きさは、自動車の種類すなわち左右座席の背もたれ間の空間の 広さによって異なるが、乗用車用のものにおいては、取付位置となる左右座席の 背もたれの間の空間の広さに合わせて、高さ30cm程度、幅20cm程度、厚 さ5mm程度の大きさとしてある。
【0011】 図1〜図3に示すように、基体1の左右両側の上部から横方向には、ナイロン あるいはボリエステルなどの化学繊維からなる短い布バンド7a,7aが突出し ており、この布バンド7a,7a端には、プラスチックあるいは金属などで形成 された締具7b,7bが装着されている。また長さ23cm程度、幅2.5cm程 度の大きさのナイロンあるいはボリエステルなどの化学繊維からなる2本の布バ ンド7d,7dが独立して構成されており、この布バンド7d,7dの一端には プラスチックあるいは金属などによって形成された枠体7c,7cが装着されて おり、これら布バンド7aと締具7bと枠体7cと布バンド7dとによって吊ポ ケットA上部の係止具7が構成されている。
【0012】 また基体1の左右両側の下部には、下端にU形状の係止金具8a,8aを装着 した長さ15cm程度、幅が1.5cm程度の大きさの2本のゴムバンド8b,8 bの上端が装着されており、この係止金具8aとゴムバンド8bとによって吊ポ ケットAの下部の係止具8が構成されている。
【0013】 なお上記図1〜図3においては、乗用車用の吊ポケットAについて詳述したが 、ワゴン車などのワンボックスカーにおいては、左右の座席の間隔が乗用車より も広くなっている。このために図4,図5に示すように吊ポケットAを幅広にし て、この面に携帯電話機用の収容部3,3,3を横方向に等間隔に形成して、左 右の座席の間の空間をより有効に利用することも可能であり、図4,図5におい て図1乃至図3と対応した箇所には同じ符号を付している。
【0014】 なお、図1〜図5に示した実施例は、携帯電話機の収容部3を基体1の片面に 形成してあるが、本考案においてはこれに限定されることなく基体1の両面に形 成することも可能であり、また収容部3,4,5の大きさ及び数もこれに限定す るものではなく、携帯電話機及び新聞雑誌以外のものを収容するものであっても よい。
【0015】 次に本考案に係る吊ポケットの取り付け方法を図6,図7に基づいて説明する 。なお図6,図7においては携帯電話機の収容部3,3を後方に向けて取り付け たものを示しているが、吊ポケットAの向きを前後逆にして取り付けて、携帯電 話機Bを前面位置に収容させ、前側の座席に着座している人が容易に携帯電話機 Bを取り易いようにすることも可能である。
【0016】 まず携帯電話機の収容部3,3を前方あるいは後方の何れかの向きにして、2 本の布バンド7d,7d端を左右の座席S,S上面のヘッドレストH,Hの内側 の支持杆9,9に回し込んで枠体7c,7c内から締具7b,7b内に通し、基 体1が左右の座席S,Sの間からズレないように保持させたまま、締具7b,7 b側から取り出した布バンド7d,7d端を引っ張っると、吊ポケットAの上部 が支持される。続いてゴムバンド8b,8bの下端を下方に引っ張って係止金具 8a,8aを座席S下のレール10あるいはコンソールボックス若しくはシート ベルトなど、適当な係止できる箇所に引っ掛けると、吊ポケットAの下部が支持 される。
【0017】 この結果、図8に示すように、自動車の後側の座席に着座している人は、手を 前に差し出すだけで簡単に携帯電話機B及び新聞雑誌Cを取り出すことができ、 また前側の座席に着座している人も、側方の吊ポケットAの収容部5内に雑誌C 及び携帯電話機Bを収容することができる。
【0018】
【考案の効果】
以上詳述した如く本考案に係る吊ポケットを自動車の左右座席の背もたれの間 に配設することにより、携帯電話機及び新聞雑誌を左右座席の中央から上部付近 という手の届き易い位置に収容することができる。また本考案に係る吊ポケット の収容部は基体の前後両面に形成され、その収容位置が左右座席の中間に位置し ているために、運転席、助手席、後側の座席の何れの座席からも簡単に、携帯電 話機及び新聞雑誌を取り出すことができる。
【0019】 さらに本考案に係る吊ポケットは、従来使用せず無駄なスペースとなっている 左右座席の背もたれの間の空間を有効に利用して配設することができ、携帯電話 機及び新聞雑誌で車室内が散らかったりすることもないのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る吊ポケットの一実施例を示した正
面図である。
【図2】本考案に係る吊ポケットの一実施例を示した背
面図である。
【図3】吊ポケット内の一実施例を示した正面図であ
る。
【図4】幅広に形成された吊ポケットの一実施例を示し
た正面図である。
【図5】幅広に形成された吊ポケットの一実施例を示し
た背面図である。
【図6】本考案に係る吊ポケットの取り付け状態の一実
施例を示した図である。
【図7】本考案に係る吊ポケットの左右上部の係止具の
取付け方法の一実施例を示した斜視図である。
【図8】本考案に係る吊ポケットを取付けた自動車の側
面図である。
【符号の説明】
A 吊ポケット B 携帯電話機 C 新聞雑誌 1 基体 3 収容部 4 収容部 5 収容部 7 係止具 8 係止具

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 基体面に収容部が形成されており、基体
    の左右両側の上部及び下部に自動車の左右の座席の背も
    たれの間に配設するための係止具が装着されていること
    を特徴とする吊ポケット。
JP6168191U 1991-07-10 1991-07-10 吊ポケツト Pending JPH055590U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6168191U JPH055590U (ja) 1991-07-10 1991-07-10 吊ポケツト

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6168191U JPH055590U (ja) 1991-07-10 1991-07-10 吊ポケツト

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH055590U true JPH055590U (ja) 1993-01-26

Family

ID=13178253

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6168191U Pending JPH055590U (ja) 1991-07-10 1991-07-10 吊ポケツト

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JP (1) JPH055590U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007106249A (ja) * 2005-10-13 2007-04-26 Morito Co Ltd シートベルトを利用した荷物の移動防止具
JP2007182125A (ja) * 2006-01-06 2007-07-19 Morito Co Ltd 車内装備ネット

Cited By (3)

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