JPH0555538U - 保安装置付電解コンデンサ - Google Patents

保安装置付電解コンデンサ

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JPH0555538U
JPH0555538U JP11124091U JP11124091U JPH0555538U JP H0555538 U JPH0555538 U JP H0555538U JP 11124091 U JP11124091 U JP 11124091U JP 11124091 U JP11124091 U JP 11124091U JP H0555538 U JPH0555538 U JP H0555538U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電解コンデンサの異常時に、ケース内の圧力
の上昇により金属製上蓋を上方向へ変形させ、内部の電
気回路を遮断させて他に影響を及ぼさないようにした保
安装置付電解コンデンサを提供する。 【構成】 アルミニウム中空リベット4b内に鉄又はア
ルミニウム以外の金属リベット4aを圧入溶接して構成
した第1リベット4を、弾性部材であるシリコンゴム3
を介して金属製ケース15の金属製上蓋5に対し気密
に、かつ絶縁して装着させ、また、金属リベット4aの
上端部に外部端子1を溶接させ、アルミニウム中空リベ
ット4bに溶接させた弱点部付アルミニウム箔板11
を、樹脂成形固定板9に装着させた第2リベット10に
より、コンデンサ素子14からの引出しリード箔板13
に固定接続させるようにしたものである。 【効果】 電解コンデンサの電解液又は固定用ワックス
などが外部に飛散して周辺機器に対して障害を及ぼすこ
とを防止することができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、電解コンデンサの異常時に、ケース内の圧力の上昇により金属製 上蓋を変形させ、内部の電気回路を遮断させる保安装置を備えた電解コンデンサ に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図5は従来の電解コンデンサの構成の一例を示す断面図、図6は従来の電解コ ンデンサの構成の他の一例を示す断面図である。図5において、1は外部端子、 12はアルミニウムワッシャ、14はコンデンサ素子、13はコンデンサ素子1 4からの引出しリード箔板、16はアルミニウムリベット、17は弾性板、18 は熱硬化性樹脂積層板、19はアルミニウムワッシャ、20は内部にコンデンサ 素子14を格納した底部弱点部付金属製ケースである。また図6において、7は リング状の弾性パッキン、12はアルミニウムワッシャ、14はコンデンサ素子 、13はコンデンサ素子14からの引出しリード箔板、15は内部にコンデンサ 素子14を格納した金属製ケース、22は樹脂成形板、21は樹脂成形板22に 装着されネジ端子、23は樹脂成形板22に設けられた防爆弁である。
【0003】 図5に示される従来の電解コンデンサの構成では、熱硬化性樹脂積層板18の 上面に弾性板17を張り付けて構成したものを上蓋となし、内部にコンデンサ素 子14を格納した底部弱点部付金属製ケース20の上側開口部の周縁に上記上蓋 を気密に装着保持させる。また、上記上蓋にはアルミニウムリベット16を貫通 装着させ、アルミニウムリベット16の上端部に外部端子1をリベット止めで接 着させ、アルミニウムリベット16の下端部にはコンデンサ素子14からの引出 しリード箔板13を各アルミニウムワッシャ12,19を介してリベット止めで 接着させてあり、これにより電解コンデンサが構成されている。
【0004】 また、図6に示される従来の電解コンデンサの構成では、樹脂成形板22を上 蓋となし、内部にコンデンサ素子14を格納した金属製ケース15の上側開口部 の周縁にリング状の弾性パッキン7を介して上記上蓋を気密に装着保持させる。 また、上記上蓋となる樹脂成形板22にはネジ端子21が埋設されており、この ネジ端子21の上端部に外部端子となるネジ部が形成され、ネジ端子21の下端 部にはコンデンサ素子14からの引出しリード箔板13をアルミニウムワッシャ 12を介してリベット止めで接着させてある。さらに、樹脂成形板22の一部に は防爆弁23が設けられており、これにより電解コンデンサが構成されている。
【0005】 上記図5及び図6に示される従来の電解コンデンサにおいて、電解コンデンサ に異常が生じた時には、ケース内の圧力の上昇によって、図5に示す底部弱点部 付金属製ケース20の底部弱点部が破壊され、あるいは図6に示す防爆弁23が 破壊される。そのために、コンデンサ素子14の電解液、又はコンデンサ素子1 4の固定用ワックスなどが外部に飛散して電解コンデンサとしての機能が消失す ることになる。このようにして、電解コンデンサの異常時においても、ケースの 全体が破壊に至らないように配慮がなされている。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
上記した従来の電解コンデンサは以上のように構成されており、特に外部端子 と接着させたリベットをケースの上蓋に対し貫通して気密に、かつ絶縁して装着 させるために、上蓋としては熱硬化性樹脂積層板又は樹脂成形板が使用されてお り、従来においては上蓋とリベットとの間の気密及び絶縁を保持する関係で金属 製上蓋を用いた構造のものは実現が困難であるという問題点があった。また、電 解コンデンサに異常が生じた時には、ケース内の圧力の上昇によってケースの底 部弱点部あるいは防爆弁が破壊され、そのために、電解コンデンサの電解液又は 固定用ワックスなどが外部に飛散して周辺機器に対して障害を及ぼすという問題 点があった。
【0007】 この考案は上記のような問題点を解消するためになされたもので、電解コンデ ンサの異常時に、ケース内の圧力の上昇により金属製上蓋を上方向へ変形させ、 内部の電気回路を遮断させて他に影響を及ぼさないようにした保安装置付電解コ ンデンサを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
第1の考案に係る保安装置付電解コンデンサは、アルミニウム中空リベット内 に鉄又はアルミニウム以外の金属リベットを圧入溶接してなる複合形の第1リベ ットを備え、この第1リベットを金属製ケースの金属製上蓋に貫通させて設け、 上部の樹脂成形体とアルミニウム中空リベットとの間に圧縮挟持させた弾性部材 により、第1リベットを金属製上蓋に対し気密に、かつ絶縁して装着させ、また 、金属リベットの上端部に外部端子を溶接させ、アルミニウム中空リベットに溶 接させた弱点部付アルミニウム箔板を、樹脂成形固定板に装着させた第2リベッ トにより、コンデンサ素子からの引出しリード箔板に固定接続させるようにした ものである。
【0009】 第2の考案に係る保安装置付電解コンデンサは、アルミニウムリベットの下方 部にアルミニウムハトメを挿入圧接してなる複合形の第1リベットを備え、この 第1リベットを金属製ケースの金属製上蓋に貫通させて設け、上部の樹脂成形体 とアルミニウムハトメとの間に圧縮挟持させた弾性部材により、第1リベットを 金属製上蓋に対し気密に、かつ絶縁して装着させ、また、アルミニウムリベット の上端部に外部端子を溶接させ、アルミニウムハトメに溶接させた弱点部付アル ミニウム箔板を、樹脂成形固定板に装着させた第2リベットにより、コンデンサ 素子からの引出しリード箔板に固定接続させるようにしたものである。
【0010】 第3の考案に係る保安装置付電解コンデンサは、アルミニウムリベットの下方 部にアルミニウムハトメを挿入圧接してなる複合形の第1リベットを備え、この 第1リベットを金属製ケースの金属製上蓋に貫通させて設け、上部の樹脂成形体 とアルミニウムハトメとの間に圧縮挟持させた弾性部材により、第1リベットを 金属製上蓋に対し気密に、かつ絶縁して装着させ、また、アルミニウムリベット の上端部に外部端子を溶接させ、アルミニウムリベットの下端部に溶接させた弱 点部付アルミニウム箔板を、樹脂成形固定板に装着させた第2リベットにより、 コンデンサ素子からの引出しリード箔板に固定接続させるようにしたものである 。
【0011】
【作用】
第1の考案、第2の考案及び第3の考案における保安装置付電解コンデンサで は、電解コンデンサに異常が生じた時に、金属製ケース内の圧力の上昇により金 属製上蓋は上方向へふくらむように大きく変形する。このような金属製上蓋の上 方向への変形に伴って、この金属製上蓋に対し気密に、かつ絶縁されて装着され ている第1リベットも上方向へ変位するために、第1リベットに溶接された弱点 部付アルミニウム箔板は上方向へ引張られて、その弱点部で容易に切断されるこ とになる。その結果、弱点部付アルミニウム箔板とコンデンサ素子からの引出し リード箔板との接続が切断され、これにより電解コンデンサの電気回路が遮断さ れる。
【0012】
【実施例】
実施例1. 以下、この考案の実施例を図について説明する。図1は第1の考案の実施例で ある電解コンデンサの構成を示す断面図、図2は図1の電解コンデンサに異常が 生じた時の状態を示す断面図である。図1及び図2において、1は外部端子、2 は上部の樹脂成形体である樹脂成形絶縁体、3は弾性部材であるシリコンゴム、 4aは鉄又はアルミニウム以外の金属リベット、4bはアルミニウム中空リベッ ト、4はアルミニウム中空リベット4b内に金属リベット4aを圧入溶接して構 成される複合形の第1リベット、5は金属製上蓋、7はリング状の弾性パッキン 、9は樹脂成形固定板、9aは樹脂成形固定板9に設けられた孔部、10はアル ミニウム段付リベットである第2リベット、11は弱点部付アルミニウム箔板、 12はアルミニウムワッシャ、14はコンデンサ素子、13はコンデンサ素子1 4からの引出しリード箔板、15は内部にコンデンサ素子14を格納した金属製 ケースである。
【0013】 図1に示される第1の考案の実施例である電解コンデンサでは、内部にコンデ ンサ素子14を格納した金属製ケース15の上側開口部の周縁にリング状の弾性 パッキン7を介して金属製上蓋5を気密に装着保持させる。第1リベット4は、 アルミニウム中空リベット4b内に鉄又はアルミニウム以外の金属リベット4a を圧入溶接してなる複合形のリベットとして構成されている。この第1リベット 4は金属製上蓋5を貫通するように設けられ、また、第1リベット4は樹脂成形 絶縁体2とアルミニウム中空リベット4bとの間に圧縮挟持させたシリコンゴム 3により金属製上蓋5に対し気密に、かつ絶縁して装着させる。また、金属リベ ット4aの上端部には外部端子1を溶接させ、アルミニウム中空リベット4bに 溶接させた弱点部付アルミニウム箔板11は、樹脂成形固定板9に装着させた第 2リベットにより、コンデンサ素子14からの引出しリード箔板13と共にアル ミニウムワッシャ12を介してリベット止めで固定接続させるようにする。
【0014】 なお、上述したように第1リベット4は、鉄又はアルミニウム以外の金属リベ ット4aとアルミニウム中空リベット4bとの複合形のリベットとして構成され ているので、金属リベット4aの上端部に外部端子1を溶接させる場合に、金属 リベット4aの上端部に対し、通常、鉄又は真ちゅう、銅等からなる外部端子1 をきわめて容易に、かつ強固に溶接させることが可能となる。
【0015】 上記図1に示される第1の考案の実施例である電解コンデンサにおいて、電解 コンデンサに異常が生じて金属製ケース15内の圧力が上昇した場合について考 えて見る。この場合は、上記したように金属製ケース15の上蓋は金属製上蓋5 で構成されているので、金属製ケース15内の圧力の上昇によって、図2に示さ れるように金属製上蓋5は上方向へふくらむように大きく変形する。このような 金属製上蓋5の上方向への変形に伴って、この金属製上蓋5に対して圧縮状態の シリコンゴム3により気密に、かつ絶縁されて装着されている第1リベット4も 上方向へ変位する。それゆえに、この第1リベット4を構成するアルミニウム中 空リベット4bに溶接された弱点部付アルミニウム箔板11も上方向へ引張られ て、図2に示されるようにその弱点部で容易に切断されることになる。その結果 、弱点部付アルミニウム箔板11とコンデンサ素子14からの引出しリード箔板 13との接続が切断され、これにより電解コンデンサの電気回路が遮断される。 そのため、上記した従来例の電解コンデンサにおけるように、電解コンデンサに 異常が生じた時、ケース内の圧力の上昇によってケースの底部弱点部あるいは防 爆弁が破壊され、その結果、電解コンデンサの電解液又は固定用ワックスなどが 外部に飛散して周辺機器に対して障害を及ぼすということが解消される。
【0016】 実施例2. 図3は第2の考案の実施例である電解コンデンサの構成を示す断面図で、図1 と同一符号は同一又は相当部分を示しており、その詳細な説明は省略する。図3 において、4cはアルミニウムリベット、4dはアルミニウムハトメ、4はアル ミニウムリベット4cの下方部にアルミニウムハトメ4dを挿入圧接して構成さ れる複合形の第1リベットである。外部端子1はアルミニウムリベット4cの上 端部に溶接され、また、弱点部付アルミニウム箔板11はアルミニウムハトメ4 dに溶接されている。上述したように、図3に示される第2の考案は図1に示さ れる第1の考案と比べて、主として複合形の第1リベット4の構成においてのみ 相違しており、その他の具体的な構成は両者ともほぼ同一である。それゆえ、第 2の考案に係わる電解コンデンサでは、上記した第1の考案に係わる電解コンデ ンサと同様に、電解コンデンサに異常が生じた場合にも、電解コンデンサの電解 液又は固定用ワックスなどが外部に飛散して周辺機器に対して障害を及ぼすとい う危険が無いようにすることができる。
【0017】 実施例3. 図4は第3の考案の実施例である電解コンデンサの構成を示す断面図で、図1 と同一符号は同一又は相当部分を示しており、その詳細な説明は省略する。図4 において、4cはアルミニウムリベット、4dはアルミニウムハトメ、4はアル ミニウムリベット4cの下方部にアルミニウムハトメ4dを挿入圧接して構成さ れる複合形の第1リベットである。外部端子1はアルミニウムリベット4cの上 端部に溶接され、また、弱点部付アルミニウム箔板11はアルミニウムリベット 4cの下端部に溶接されている。従って、図4に示される第3の考案の第1リベ ット4では、弱点部付アルミニウム箔板11がアルミニウムリベット4cの下端 部に溶接されているので、図3に示される第2の考案の第1リベット4のように 、弱点部付アルミニウム箔板11がアルミニウムハトメ4dに溶接されているも のと比べて、外部端子1から弱点部付アルミニウム箔板11に通じる電気回路の 電気抵抗を低減することが可能である。
【0018】 上述したように、図4に示される第3の考案は図1に示される第1の考案と比 べて、主として複合形の第1リベット4の構成においてのみ相違しており、その 他の具体的な構成は両者ともほぼ同一である。それゆえ、第3の考案に係わる電 解コンデンサでは、上記した第1の考案に係わる電解コンデンサと同様に、電解 コンデンサに異常が生じた場合にも、電解コンデンサの電解液又は固定用ワック スなどが外部に飛散して周辺機器に対して障害を及ぼすという危険が無いように することができる。
【0019】
【考案の効果】
以上のように、第1の考案の保安装置付電解コンデンサによれば、アルミニウ ム中空リベット内に鉄又はアルミニウム以外の金属リベットを圧入溶接してなる 複合形の第1リベットを備え、この第1リベットを金属製ケースの金属製上蓋に 貫通させて設け、上部の樹脂成形体とアルミニウム中空リベットとの間に圧縮挟 持させた弾性部材により、第1リベットを金属製上蓋に対し気密に、かつ絶縁し て装着させ、また、金属リベットの上端部に外部端子を溶接させ、アルミニウム 中空リベットに溶接させた弱点部付アルミニウム箔板を、樹脂成形固定板に装着 させた第2リベットにより、コンデンサ素子からの引出しリード箔板に固定接続 させるように構成したので、電解コンデンサの異常時に、金属製ケース内の圧力 の上昇により金属製上蓋は上方向へ大きく変形し、これに伴って第1リベットも 上方向へ変位するため、弱点部付アルミニウム箔板はその弱点部から容易に切断 し、これにより電解コンデンサの内部の電気回路を遮断させるようにしているか ら、電解コンデンサの電解液又は固定用ワックスなどが外部に飛散して周辺機器 に対して障害を及ぼすことを防止することができるという優れた効果を奏する。
【0020】 また、第2の考案あるいは第3の考案の保安装置付電解コンデンサによれば、 アルミニウムリベットの下方部にアルミニウムハトメを挿入圧接してなる複合形 の第1リベットを備え、この第1リベットを金属製ケースの金属製上蓋に貫通さ せて設け、上部の樹脂成形体とアルミニウムハトメとの間に圧縮挟持させた弾性 部材により、第1リベットを金属製上蓋に対し気密に、かつ絶縁して装着させ、 また、アルミニウムリベットの上端部に外部端子を溶接させ、アルミニウムハト メに溶接させた弱点部付アルミニウム箔板か、あるいはアルミニウムリベットの 下端部に溶接させた弱点部付アルミニウム箔板を、樹脂成形固定板に装着させた 第2リベットにより、コンデンサ素子からの引出しリード箔板に固定接続させる ように構成したので、電解コンデンサの異常時に、金属製のケース内の圧力の上 昇により金属製上蓋は上方向へ大きく変形し、これに伴って第1リベットも上方 向へ変位するため、弱点部付アルミニウム箔板はその弱点部から容易に切断し、 これにより電解コンデンサの内部の電気回路を遮断させるようにしているから、 電解コンデンサの電解液又は固定用ワックスなどが外部に飛散して周辺機器に対 して障害を及ぼすことを防止することができるという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の考案の実施例である電解コンデンサの構
成を示す断面図である。
【図2】図1の電解コンデンサに異常が生じた時の状態
を示す断面図である。
【図3】第2の考案の実施例である電解コンデンサの構
成を示す断面図である。
【図4】第3の考案の実施例である電解コンデンサの構
成を示す断面図である。
【図5】従来の電解コンデンサの構成の一例を示す断面
図である。
【図6】従来の電解コンデンサの構成の他の一例を示す
断面図である。
【符号の説明】
1 外部端子 2 樹脂成形絶縁体(上部の樹脂成形体) 3 シリコンゴム(弾性部材) 4 第1リベット 4a 金属リベット 4b アルミニウム中空リベット 4c アルミニウムリベット 4d アルミニウムハトメ 5 金属製上蓋 7 弾性パッキン 9 樹脂成形固定板 9a 孔部 10 第2リベット(アルミニウム段付リベット) 11 弱点部付アルミニウム箔板 12 アルミニウムワッシャ 13 引出しリード箔板 14 コンデンサ素子 15 金属製ケース 16 アルミニウムリベット 17 弾性板 18 熱硬化性樹脂積層板 19 アルミニウムワッシャ 20 底部弱点部付金属製ケース 21 ネジ端子 22 樹脂成形板 23 防爆弁

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部にコンデンサ素子を格納した金属製
    ケースと、この金属製ケースの上側開口部の周縁に弾性
    パッキンを介して気密に装着された金属製上蓋と、この
    金属製上蓋を貫通するように設けられ、アルミニウム中
    空リベット内に鉄又はアルミニウム以外の金属リベット
    を圧入溶接してなる複合形の第1リベットと、上部の樹
    脂成形体と上記アルミニウム中空リベットとの間に圧縮
    挟持され、上記第1のリベットを上記金属製上蓋に対し
    気密に、かつ絶縁して装着させる弾性部材と、上記金属
    リベットの上端部に溶接された外部端子と、上記アルミ
    ニウム中空リベットに溶接された弱点部付アルミニウム
    箔板と、この弱点部付アルミニウム箔板を挿通させる孔
    部が設けられた樹脂成形固定板と、この樹脂成形固定板
    に装着された第2リベットと、この第2リベットによ
    り、上記弱点部付アルミニウム箔板と共に固定接続され
    た上記コンデンサ素子からの引出しリード箔板とを備え
    た構成を有することを特徴とする保安装置付電解コンデ
    ンサ。
  2. 【請求項2】 内部にコンデンサ素子を格納した金属製
    ケースと、この金属製ケースの上側開口部の周縁に弾性
    パッキンを介して気密に装着された金属製上蓋と、この
    金属製上蓋を貫通するように設けられ、アルミニウムリ
    ベットの下方部にアルミニウムハトメを挿入圧接してな
    る複合形の第1リベットと、上部の樹脂成形体と上記ア
    ルミニウムハトメとの間に圧縮挟持され、上記第1リベ
    ットを上記金属製上蓋に対し気密に、かつ絶縁して装着
    させる弾性部材と、上記アルミニウムリベットの上端部
    に溶接された外部端子と、上記アルミニウムハトメに溶
    接された弱点部付アルミニウム箔板と、この弱点部付ア
    ルミニウム箔板を挿通させる孔部が設けられた樹脂成形
    固定板と、この樹脂成形固定板に装着された第2リベッ
    トと、この第2リベットにより、上記弱点部付アルミニ
    ウム箔板と共に固定接続された上記コンデンサ素子から
    の引出しリード箔板とを備えた構成を有することを特徴
    とする保安装置付電解コンデンサ。
  3. 【請求項3】 内部にコンデンサ素子を格納した金属製
    ケースと、この金属製ケースの上側開口部の周縁に弾性
    パッキンを介して気密に装着された金属製上蓋と、この
    金属製上蓋を貫通するように設けられ、アルミニウムリ
    ベットの下方部にアルミニウムハトメを挿入圧接してな
    る複合形の第1リベットと、上部の樹脂成形体と上記ア
    ルミニウムハトメとの間に圧縮挟持され、上記第1リベ
    ットを上記金属製上蓋に対し気密に、かつ絶縁して装着
    させる弾性部材と、上記アルミニウムリベットの上端部
    に溶接された外部端子と、上記アルミニウムリベットの
    下端部に溶接された弱点部付アルミニウム箔板と、この
    弱点部付アルミニウム箔板を挿通させる孔部が設けられ
    た樹脂成形固定板と、この樹脂成形固定板に装着された
    第2リベットと、この第2リベットにより、上記弱点部
    付アルミニウム箔板と共に固定接続された上記コンデン
    サ素子からの引出しリード箔板とを備えた構成を有する
    ことを特徴とする保安装置付電解コンデンサ。
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