JPH0555069U - 回転体の回転速度検出装置 - Google Patents

回転体の回転速度検出装置

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JPH0555069U
JPH0555069U JP10685491U JP10685491U JPH0555069U JP H0555069 U JPH0555069 U JP H0555069U JP 10685491 U JP10685491 U JP 10685491U JP 10685491 U JP10685491 U JP 10685491U JP H0555069 U JPH0555069 U JP H0555069U
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JP
Japan
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rotating body
rotation
reflectance
center
rotational speed
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Pending
Application number
JP10685491U
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English (en)
Inventor
眞和 伊藤
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Panasonic Corp
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Panasonic Corp
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 回転体の表面に、その回転方向に沿って反射
率の異なる部分を等間隔に形成し、光源から照射された
前記回転体表面での反射光の時間的変化を検出する回転
体の回転速度検出装置に関するもので、回転体上に前記
の等間隔に反射率の異なる部分を形成するためのより簡
単な構成を提供する。 【構成】 回転体２の一表面に、乱反射が生じるように
凹凸を形成し、複数のスリットが環状に形成され、前記
回転体２の凹凸を設けた表面２ａの反射率より大なる反
射率の板体１を、前記環状スリット列の中心と前記回転
体２の回転中心が一致するように前記回転体２の表面に
接合し、前記回転体２の回転にともなう前記板体１から
の反射光の時間的変化を検知して、前記回転体２の回転
速度を検知する回転体２の回転速度検出装置。

Description

【考案の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】
本考案は、反射率の変化を利用した、回転体の回転速度検出装置に関するもの である。
【０００２】
【従来の技術】
従来の反射率の変化を利用した回転速度検出装置について図面を参照しながら 説明する。
【０００３】 図３は従来の回転速度検出装置の斜視図である。図３において、１は反射率の 高い、例えば樹脂フィルムなどにアルミニウムを蒸着したものよりなる反射板で あり、反射率の低いインクによりその中心から放射状に伸びる区間１ａが等間隔 に形成されている。
【０００４】 この反射板１は、その中心が回転体２の回転中心と一致するように回転体２に 貼着されている。
【０００５】 ３は発光体、４はその発光体３から出された光が反射板１によって反射した光 をを受けその強弱を電気信号に変換する受光素子である。
【０００６】 以上のように構成された回転速度検出装置において発光体３から照射された光 の前記反射板１での反射率は、反射板１（回転体２）の回転に伴い変化する。
【０００７】 よって、その反射光を受けて受光素子４から出される電気信号も反射率の変化 に伴い変化する。この受光素子４から出される電気信号の単位時間当りの強弱の 変化回数を調べることによって回転体２の回転速度を知るものである。
【０００８】
【考案が解決しようとする課題】 しかしながら上記構成においては、等間隔に反射率の異なる区間が形成された 反射板１を作成する場合、インクによる印刷あるいは別部材を反射板１上に接合 する為の接合工程が必要となるため部品点数、工数が増加し高価で複雑な構成と なっていた。
【０００９】 本考案は上記欠点を除き、反射率の変化を得るための構成をきわめて簡素な手 段で行う回転速度検出装置を提供するものである。
【００１０】
【課題を解決するための手段】
本考案の回転速度検出装置は、回転体の一表面に乱反射が生じるように凹凸を 形成し、複数のスリットが環状に形成され、前記回転体の表面の反射率より大な る反射率の板体を環状スリット列の中心と回転体の回転中心が一致するように回 転体の表面に接合することに特徴を有する。
【００１１】
【作用】
上記構成によれば、反射率の変化を得るための別部材やその接合工程を必要と することなく反射板の作成ができ、反射率の変化を得るための構成をきわめて簡 素に行うことが可能である。
【００１２】
【実施例】
以下、図面を参照しながら、本考案の一実施例を説明する。
【００１３】 本発明の一実施例を図１、図２に示す。図１において、１は反射板、２は回転 体、３は発光体、４は受光素子である。
【００１４】 前記回転体２の表面は、乱反射が生じるようにその成型時に同時に凹凸が形成 されており、また、前記反射板１は、円板上に形成する際に同時に、環状の複数 のスリット１ｃが打ち抜き加工により形成されている。そして、この反射板１は 、図１に示すように前記環状スリット列の中心と回転体２の中心が一致するよう に前記回転体２の表面に貼着されている。
【００１５】 以上のような構成において、発光体３から回転中の回転体２に照射された光は 反射板１と１ｃから露出した回転体２の表面２ａ部に交互に当たる。反射板１と 凹凸を施した面２ａとでは反射率が異なる為その反射光をうけて受光素子４から 出される電気信号も反射率の変化に伴い変化する。この受光素子４から出される 電気信号の単位時間当りの強弱の変化回数を調べることによって回転体２の回転 速度を知るものである。
【００１６】
【考案の効果】
以上の実施例の説明のように、本考案によれば、反射率の変化を得るための別 部材やその接合工程を必要とすることなく反射板の作成ができ、反射率の変化を 得るための構成をきわめて簡素に行うことが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図１】本考案の回転体の回転速度検出装置の一実施例
の斜視図
【図２】同実施例の要部の分解斜視図
【図３】従来例の回転体の回転速度検出装置の斜視図
【符号の説明】
１ 反射板 １ａ 反射板の反射率の低い部分 １ｃ スリット ２ 回転体 ２ａ 回転体の凹凸を形成した面 ３ 発光体 ４ 受光素子

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項１】回転体の一表面に、乱反射が生じるように
    凹凸を形成し、複数のスリットが環状に形成され、前記
    回転体の凹凸を設けた表面の反射率より大なる反射率の
    板体を、前記環状スリット列の中心と前記回転体の回転
    中心が一致するように前記回転体の表面に接合し、前記
    回転体の回転にともなう前記板体からの反射光の時間的
    変化を検知して、前記回転体の回転速度を検知する回転
    体の回転速度検出装置。
JP10685491U 1991-12-25 1991-12-25 回転体の回転速度検出装置 Pending JPH0555069U (ja)

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JPH0555069U true JPH0555069U (ja) 1993-07-23

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1999034264A1 (fr) * 1997-12-26 1999-07-08 Citizen Watch Co., Ltd. Horlogerie electronique avec dispositif sans correction de fin de mois du calendrier
JP2009156114A (ja) * 2007-12-26 2009-07-16 Nippon Densan Corp ファンモータおよび回転数測定方法
JP2009542178A (ja) * 2006-06-19 2009-11-26 ジーエスアイ・グループ・コーポレーション 反射照明を使用した光学式位置変換器システムおよび方法
JP2011094993A (ja) * 2009-10-27 2011-05-12 Hioki Ee Corp 回転計

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6257120B2 (ja) * 1980-03-03 1987-11-30 Schering Ag

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