JP2009156114A - ファンモータおよび回転数測定方法 - Google Patents

ファンモータおよび回転数測定方法 Download PDF

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Abstract

【課題】ロータ部の単位時間当たりの回転数を容易かつ正確に測定する。
【解決手段】ファンモータ1はロータ部21の上面2111に凹部2112を有し、凹部2112の底面である傾斜面2113は、中央の法線Nがファンモータ1の中心軸J1から上方に向かって漸次離れる方向に傾斜している。ファンモータ1は振動および単位時間当たりの回転数を測定する測定装置5に設置されて駆動されるとともに、センサユニット51の投光部511から光が上面2111に照射される。傾斜面2113が所定の位置を通過するときに傾斜面2113からの反射光により受光部512における受光量が大きくなり、受光部512からの出力に基づいてロータ部21の回転数が測定される。これにより、ロータ部21の振動測定時の単位時間当たりの回転数を容易かつ正確に測定することができる。
【選択図】図6

Description

本発明は、ファンモータおよびファンモータの回転数を測定する技術に関連する。
従来より、電子機器等の温度上昇を抑制するために、複数の翼を有するインペラを回転することにより送風を行うファンモータが電子機器の内部に設けられており、ファンモータにより、電子機器内部の発熱部に向けて送風が行われたり、電子機器内部の高温の空気の排出が行われる。近年、電子機器の性能向上に伴う発熱量の増加に対応するため、ファンモータの風量および静圧の増加が求められており、インペラを回転するモータの回転数の増大が必要とされている。
ファンモータのロータ部は、多くの場合、シャフト、ロータホルダ、インペラ、ロータマグネット等の圧入や接着により組み立てられるが、各部品の寸法公差や接着剤の厚さ、組み立ての際のずれなどにより理想的な重心の位置と実際の重心の位置とが一致しないことがある。重心がずれた状態でロータ部が回転すると、シャフトと軸受との間の騒音やインペラの風切り音の増大、風量の低下等といった問題が発生する。そこで、組み立て済みのファンモータに対してロータ部の偏心量(アンバランス量)の検査が行われることがあり、検査の際には回転数を正確に測定しつつロータ部を回転させる必要がある。
ファンモータの回転数の測定方法としては様々なものが提案されており、例えば、特許文献1にて開示される送風機等の回転数検出装置では、送風機の電動機の軸に付随して回転する回転部位に外周がスリット状のスリット円盤が固着され、スリット円盤の外周を発光手段および受光手段により挟み込むように光式の回転センサが配置される。そして、送風機の電動機と共にスリット円盤が回転して、受光手段における受光および遮光が繰り返されることにより回転数が検出される。
特許文献2のモータ回転速度の検出装置では、放熱ファン内に設けられた回転速度出力モジュールにファンモータを駆動する信号とは別に持続的に電力が供給され、これにより、常に回転速度信号を出力することが実現される。
特開平7−303387号公報 特開2005−117820号公報
ところで、ファンモータの回転数を取得する際に、ロータ部での光の反射を利用した光学式の測定を検討する場合、ロータ部の表面にて単純に光を反射させるのみでは反射光から回転を容易に検出することができない。また、ロータ部に反射面を有するシールを貼付して反射光量を増加させようとすると、シールによりアンバランス量が増大したり、工数増加によりコストが増大してしまう。さらに、ファンモータの上面の近くに光学測定機器を配置するとファンモータの回転が影響を受けるため、光学測定機器の配置にも工夫が必要となる。一方、完成したモータの内部から回転を示す信号を直接取り出すことは容易ではない。
本発明は上記課題に鑑みなされたものであり、ロータ部の単位時間当たりの回転数を容易かつ正確に測定することを主たる目的としている。
請求項1に記載の発明は、ファンモータであって、ステータ部と、略有蓋円筒状のカップ部および前記カップ部から径方向外方に突出するとともに環状に配列された複数の翼を有するロータ部と、前記ロータ部を前記ステータ部に対して中心軸を中心として回転可能に支持する軸受機構とを備え、前記ロータ部が有する回転面の一部が、前記中心軸を中心とする周方向における他の部位に対して傾斜する傾斜面となっており、前記傾斜面が、照射される光の反射光を受光部にて検出することによる前記ロータ部の単位時間当たりの回転数の測定に用いられる面である。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のファンモータであって、前記傾斜面が前記ロータ部が有する前記中心軸に垂直な上面に形成されている。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載のファンモータであって、前記傾斜面が、前記上面に形成された凹部内の面であり、前記凹部内の最も深い位置における前記傾斜面のエッジと前記上面とを結ぶ面が前記傾斜面の中央の法線に平行または前記法線よりも前記傾斜面の外側へと傾斜する。
請求項4に記載の発明は、請求項2または3に記載のファンモータであって、前記傾斜面の中央の法線が、上方に向かって前記中心軸から漸次離れる。
請求項5に記載の発明は、請求項1ないし4のいずれかに記載のファンモータであって、前記周方向における前記他の部位に対する前記傾斜面の傾斜角が2.5度以上45度以下である。
請求項6に記載の発明は、請求項1ないし5のいずれかに記載のファンモータであって、前記傾斜面と同様の複数の傾斜面が、前記ロータ部上に前記中心軸を中心として周方向に等間隔に形成されている。
請求項7に記載の発明は、請求項1ないし6のいずれかに記載のファンモータであって、前記傾斜面の表面粗度が、前記周方向における前記他の部位の表面粗度よりも小さい。
請求項8に記載の発明は、ファンモータの単位時間当たりの回転数を測定する回転数測定方法であって、前記ファンモータが、ステータ部と、略有蓋円筒状のカップ部および前記カップ部から径方向外方に突出するとともに環状に配列された複数の翼を有するロータ部と、前記ロータ部を前記ステータ部に対して中心軸を中心として回転可能に支持する軸受機構とを備え、前記ロータ部が有する回転面の一部が、前記中心軸を中心とする周方向における他の部位に対して傾斜する傾斜面となっており、a)前記ロータ部を回転する工程と、b)前記ステータ部に対して位置が固定された投光部から前記回転面に光を照射する工程と、c)前記ステータ部に対して位置が固定された受光部により、前記傾斜面が所定の回転位置に到達した瞬間に前記傾斜面にて反射される光を前記周方向における前記他の部位にて反射される反射光と区別して検出する工程と、d)前記受光部からの出力に基づいて前記ロータ部の単位時間当たりの回転数を取得する工程とを備える。
請求項9に記載の発明は、請求項8に記載の回転数測定方法であって、前記a)工程において、前記ファンモータが振動測定装置上に固定されており、e)前記振動測定装置により測定された振動値および前記回転数に基づいて、前記ファンモータのアンバランスの程度を示す値を取得する工程をさらに備える。
請求項10に記載の発明は、請求項8または9に記載の回転数測定方法であって、前記投光部および前記受光部が1つのケーシング内に収納されている。
請求項11に記載の発明は、請求項8または9に記載の回転数測定方法であって、前記投光部と前記受光部とが、個別に配置される。
請求項12に記載の発明は、請求項8ないし11のいずれかに記載の回転数測定方法であって、前記傾斜面の表面粗度が、前記周方向における前記他の部位の表面粗度よりも小さい。
本発明によれば、傾斜面からの反射光を周方向における他の部位からの反射光とは異なる方向へと導くことにより傾斜面からの反射光を容易に検出することができ、容易かつ正確に単位時間当たりの回転数を測定することができる。また、請求項3の発明では、測定光の傾斜面への入射範囲を容易に拡大することができる。
請求項4の発明では、傾斜面と受光部との間の距離が不必要に大きくなってしまうことを防止することができ、請求項6の発明では、傾斜面を設けつつロータ部のバランスを容易に維持することができる。また、請求項7および12の発明では、反射光の検出をさらに容易とすることができる。
請求項10の発明では、反射光を検出する機構を容易に配置することができ、請求項11の発明では、光の入射方向と検出方向とを自在に調整することができる。
図1は本発明の一の実施の形態に係るファンモータ1の縦断面図である。図2は、ファンモータ1のハウジング4のカバー部41を取り外して示す分解斜視図であり、図3はファンモータ1の外観を示す斜視図である。なお、図2および図3において細部については簡略化している。ファンモータ1は電子機器等の冷却に用いられる遠心ファンであり、図1に示すように、モータ部2、および、モータ部2を収容するハウジング4(破線にて図示)を備える。モータ部2は回転組立体であるロータ部21、および、固定組立体であるステータ部22を有し、ロータ部21は潤滑油による流体動圧を利用した軸受機構23によりステータ部22に対して中心軸J1を中心に回転可能に支持される。以下の説明では、中心軸J1方向において、図1中のロータ部21側を「上側」と呼び、図1中のステータ部22側を「下側」と呼ぶが、「上側」および「下側」という表現は必ずしも重力方向に対する上側および下側と一致する必要はない。
図2に示すように、直方体のハウジング4では、板状のカバー部41が側壁部44を有するハウジング本体42から取り外し可能となっている。ハウジング4に収容されるモータ部2のロータ部21は略有蓋円筒状のカップ部211および複数の翼213を有する。また、図3に示すように、ハウジング4の一の側面にはファンモータ1の排気口45が形成され、ハウジング4の上面に(すなわち、カバー部41に)吸気口411が設けられる。
図1に示すように、ロータ部21のカップ部211の円筒部の内側面には円筒状の金属製のヨーク214が取り付けられ、ヨーク214の内側面には、多極に着磁されるとともに中心軸J1を中心とする円環状の界磁用磁石212が下方から挿入されて固定される。また、カップ部211の上部である円板部の中央には、略円筒状のシャフト固定金具215が取り付けられており、軸受機構23のシャフト231がシャフト固定金具215に挿入されて固定される。
図4はロータ部21の平面図であり、図1および図4に示すように、ロータ部21はカップ部211の外側面から径方向外方に突出するとともに環状に配列された複数(本実施の形態では13枚)の翼213を有し、以下、カップ部211および翼213をインペラ3と呼ぶ。インペラ3は合成樹脂により一体に形成されており、ヨーク214およびシャフト固定金具215はインサート成形にてカップ部211に固定されている。なお、図1では図示の都合上、ロータ部21の翼213の概略形状を中心軸J1の左右に示している。
図1に示すように、シャフト231は、含油性の多孔質金属からなる円筒状のスリーブ232に挿入され、スリーブ232はステータ部22の有底円筒状のスリーブ保持部221に挿入されて固定される。シャフト231およびスリーブ232により、中心軸J1を中心にロータ部21をステータ部22に対して回転可能に支持する軸受機構23が構成される。なお、シャフト231はロータ部21の一部とみなされてもよい。また、軸受機構23は、例えば、玉軸受を利用するものであってもよい。シャフト231の自由端に対向するスリーブ保持部221の内底面には、低摩擦性の合成樹脂材にて形成されたスラストプレート222が設けられ、スラストプレート222は、中心軸J1方向に関してシャフト231を支持する。
スリーブ保持部221は、ハウジング4の略板状の底部43に設けられた穴部に取り付けられ、スリーブ保持部221の周囲において底部43上に回路基板24が配置される。スリーブ保持部221の周囲には電機子223が取り付けられ、電機子223の巻線は端子ピン2231を介して回路基板24に接続される。回路基板24の下面には、外部電源から回路基板24に電流を供給する導線241が接続されており、回路基板24の上面上において界磁用磁石212と対向する位置にはロータ部21の回転位置を検出するためのホール素子242が設けられる。なお、回路基板24は可撓性を有するもの(例えば、FPC(Flexible Printed Circuit))であってもよい。
ファンモータ1では、回路基板24から電機子223に供給される電流が制御されることにより、界磁用磁石212と界磁用磁石212の内側(中心軸J1側)に配置された電機子223との間で中心軸J1を中心とするトルク(回転力)が発生し(すなわち、界磁用磁石212および電機子223が駆動機構を構成する。)、ロータ部21が所定の回転方向に回転する。ロータ部21のインペラ3が中心軸J1を中心として回転することにより、図3に示すハウジング4の上面の吸気口411から中心軸J1に沿ってエアが吸気され、その後、中心軸J1から離れる方向に向かうとともにロータ部21の回転方向へと向かってハウジング本体42の内側面に沿ってエアが流れ、排気口45から送出される。
図4に示すように、カップ部211の中心軸J1に垂直な上面2111(ステータ部22とは反対側の面)は中心軸J1を中心とする回転対称である略円板状の回転面となっており、上面2111には凹部2112が設けられる。なお、カップ部211は樹脂材料による射出成形により形成されることから射出成形時のゲートの痕跡である複数のゲート跡2114が上面2111の中心軸J1の周囲に存在し、ゲート跡2114よりも径方向内側に凹部2112が位置する。
図5はカップ部211の凹部2112の近傍を示す縦断面図であり、中心軸J1は図5の左側に位置する。図4に示すように中心軸J1を中心として凹部2112を回転した際に凹部2112が通過する環状の領域を想定した場合、環状の領域の凹部2112以外の上面2111の部位(図4中に破線にて示す部位71)に対して凹部2112の底面は、図5に示すように傾斜角θにて傾斜する傾斜面2113となっている。すなわち、凹部2112の底面は上面2111の周方向における他の部位71に対して傾斜している。以下の説明では部位71を「水平環状領域71」と呼ぶ。なお、ロータ部21の回転面(上面2111)の一部が傾斜面2113になっていると捉えられてもよい。
傾斜面2113は平面であり、後述するようにロータ部21の単位時間当たりの回転数の測定に用いられる面(インデックスマークとも呼ばれる。)となっている。傾斜面2113は、法線Nが上方に向かって中心軸J1から漸次離れるように傾斜しており(すなわち、図5では傾斜面2113が右側に向かって下方へと傾斜しており)、傾斜面2113の表面粗度は、中心軸J1を中心とする周方向における上面2111の他の部位である水平環状領域71の表面粗度よりも小さい。なお、法線Nは傾斜面2113の中央の位置における法線を指し、中央の位置は重心等のように適宜定められてよい。本実施の形態では傾斜面2113の面粗度は中心線平均粗さRが約0.55μmであり、上面2111の他の部位のRが約0.84μmであるが、面粗度の基準として他に最大高さRや十点平均粗さRが採用されてもよい。
図6はファンモータ1の振動および回転数を測定して、アンバランスの程度を求める測定装置5の概略構成を示す図である。測定装置5は光学式測定によりファンモータ1のロータ部21の回転数を取得するセンサユニット51、ファンモータ1の振動を測定する振動測定装置52、並びに、ファンモータ1の制御および測定結果の処理を行う制御部53を備える。センサユニット51は測定用の光を照射する投光部511、および、受光した光の強度を出力信号として制御部53に送る受光部512を有する。投光部511では光源として出射光が拡散しないレーザが用いられ、受光部512では受光素子としてフォトダイオードが用いられる。投光部511および受光部512は1つのケーシング513内に収納されており、センサユニット51はファンモータ1のステータ部22に対して位置が固定される。センサユニット51が一体とされることにより、反射光を検出する機構であるセンサユニット51を容易に配置することができる。
図6に示すように、センサユニット51の向きは中心軸J1に対して図5の傾斜面2113の傾斜角θと同じ角度で傾いており、センサユニット51は、カップ部211の上面2111に設けられた凹部2112が所定の回転位置(以下、「反射回転位置」と呼ぶ。)に位置する際に傾斜面2113に略垂直な方向の位置(すなわち、法線N上)に設置されている。以下の説明では、投光部511から照射される光のうち、反射回転位置を通過する際に傾斜面2113に入射する光を「入射光91」と呼び、このとき傾斜面2113にて反射される光を「反射光92」と呼ぶ。
ロータ部21の回転時には傾斜面2113が反射回転位置に存在しない間も光が上面2111の水平環状領域71(図4参照)にて反射されるが、水平環状領域71と傾斜面2113とでは表面粗度および受光部512に対する角度が異なるため、水平環状領域71からの反射光よりも傾斜面2113からの反射光92の方が受光部512にて受光される光量が大きくなる。その結果、傾斜面2113が反射回転位置を通過する瞬間にセンサユニット51の受光部512にて検出される光量が一時的に大きくなり、制御部53にて所定のしきい値を超える受光量を検出することにより、傾斜面2113の反射回転位置の通過が検出される。すなわち、投光部511から照射される光が反射回転位置にある傾斜面2113にて反射されて反射光92が受光部512にて検出されることにより、ファンモータ1の単位時間当たりの回転数(すなわち、ロータ部21の回転数)が測定される。
ファンモータ1の回転数は、エアの流れに影響を与える位置に配置された物体等の周辺の環境に依存して変動するが、センサユニット51はファンモータ1の中心軸J1から傾斜角θだけ傾斜して十分離れた位置に配置されるため、ロータ部21の回転がセンサユニット51の配置から影響を受けてしまうことが防止される。また、センサユニット51がロータ部21の真上から外れた位置に配置されるため、ロータ部21の真上の空間を他の測定等のために有効に利用することができる。
なお、傾斜面2113は径方向外方に向かって下方に傾斜しているため、傾斜面2113がセンサユニット51に対して中心軸J1より手前側に位置しているときにセンサユニット51の検出方向と傾斜面2113との位置関係が略垂直となる。これにより、傾斜面2113と受光部512との間の距離が不必要に大きくなってしまうことが防止される。ただし、測定の妨げにならないのであれば、傾斜面2113は径方向内方に向かって下方に傾斜してもよく、周方向に対して傾斜してもよい。また、投光部511から照射されるレーザ光の直径は約1.2mmとされ、傾斜面2113はレーザ光が上面2111上を照射する範囲よりも広くされている。
図7は、図6の上面2111と同じ表面状態の対象面の法線とセンサユニット51の検出方向とのなす角とセンサユニット51における反射光の受光量との関係を測定した結果を示す図である。図7に示すグラフの横軸は対象面の傾斜角を示し、縦軸は対象面がセンサユニット51の検出方向に対して垂直となる(すなわち、傾斜角が0°である)場合の受光量を100%としたときの受光量の比率を示す。図7に示すように、センサユニット51での受光量は、対象面の傾斜角の増大に従って減少する。
測定装置5では、通常、制御部53が傾斜面2113からの反射光92と水平環状領域71(図4参照)からの反射光とを区別するためには、受光部512における受光量が30%以上変化することが好ましい。図7中に線81にて示すように、傾斜角2.5度で受光量は約70%となることから(ただし、検出される受光量は回転数やセンサの種類に若干依存する。)、水平環状領域71と傾斜面2113との表面状態が同じであると仮定した場合、周囲の上面2111に対する傾斜面2113の傾斜角は2.5度以上に設定されることが好ましい。また、測定機器をファンモータ1に対してなるべく上方に配置するために、傾斜角は45度以下とされることが好ましい。
なお、傾斜面2113の表面粗度が上面2111(または水平環状領域71)よりも小さい場合は、傾斜角は2.5度未満であってもファンモータ1の回転を検出することができるが、5度以上とされて同一の表面状態で50%以上の受光量が変化することがより好ましく、センサをできるだけ上方に配置するために30度以下とされることが好ましい。
図8は測定装置5によるファンモータ1の振動および単位時間当たりの回転数の測定の流れを示す図である。ファンモータ1の振動および回転数の測定では、図6に示すように、まず、ハウジング4(図1参照)が外されたファンモータ1が振動測定装置52上に固定される。そして、ファンモータ1は回路基板24を介して制御部53に接続され、制御部53から駆動電流が供給されることによりロータ部21が回転する(ステップS1)。ロータ部21が回転すると、センサユニット51が能動化され、投光部511からロータ部21の上面2111に光が照射される(ステップS2)。既述のように、受光部512では傾斜面2113が所定の回転位置に到達した瞬間に傾斜面2113にて反射される反射光92が傾斜面2113以外の領域である水平環状領域71にて反射される反射光と区別されて検出される(ステップS3)。そして、制御部53において、受光部512からの出力に基づいて単位時間当たりの傾斜面2113が反射回転位置を通過する回数、すなわち、ロータ部21の単位時間当たりの回転数が取得される(ステップS4)。
一方、ファンモータ1が設置された振動測定装置52は加速度ピックアップを有し、ファンモータ1の駆動に伴いロータ部21のアンバランスに起因する振動(振動の加速度や加速度から導かれる遠心力等)が検出され、センサユニット51からの出力と並行して制御部53に入力される(ステップS5)。以下、振動測定装置52により測定される力の変動の振幅を「振動値」と呼ぶ。なお、振動測定装置52からの出力は周期性を有するが、アンバランスの程度が小さい場合、回転数の測定には適さない。
一方、遠心力は質量、重心の回転中心からの距離および角速度の二乗の積であることから、回転数から得られる角速度と測定された遠心力とに基づいて質量と回転中心からの距離との積であるアンバランスの程度を示す値が求められ、ファンモータ1の良否が判定される。換言すれば、測定装置5では振動値および回転数に基づいてファンモータ1のアンバランスの程度を示す値が取得される(ステップS6)。また、傾斜面2113の位置を基準として中心軸J1を中心とする周方向における偏心位置を求めるとともに、偏心位置およびアンバランスの程度を示す値に基づいて、ロータ部21に対して適当な位置に錘が追加されてバランス修正が行われてもよい。試作品のファンモータ1に対して振動測定が行われる場合は、偏心位置およびアンバランスの程度を示す値に基づいてインペラ3の金型の修正が行われる。
以上に説明したように、ファンモータ1の回転数測定では、図4および図5に示すカップ部211の傾斜面2113により、カップ部211の傾斜面2113からの反射光92を周方向における他の部位(水平環状領域71)からの反射光とは異なる方向へと導くことにより傾斜面2113からの反射光92を容易に検出することができるため、(単に表面粗度を変更する場合よりも)容易かつ正確に単位時間当たりの回転数を測定することができる。また、傾斜面2113の表面粗度が周辺の他の部位よりも小さいため、反射光92の検出をさらに容易とすることができる。さらに、傾斜面2113はカップ部211の射出成形時に形成されるため、例えば、反射面を有するシール等を測定のために貼り付ける工程を省略することができ、コストを抑制することができる。
図9は図5に示す凹部2112の他の例を示す拡大図であり、ファンモータの他の構造は図1と同様である。カップ部211の上面2111に形成された凹部2112a内の傾斜面2113は、図5の傾斜面2113と同様に、傾斜面2113の中央の法線Nが上方に向かって中心軸J1(図1参照)から漸次離れるように傾斜している(図9では傾斜面2113は右側に向かって下方へと傾斜している。)。凹部2112aでは、傾斜面2113の径方向外側の端部2116(すなわち、傾斜面2113の右端)から上方に向かって中心軸J1方向に平行な側面2117が設けられ、側面2117と上面2111との間には傾斜面2113の中央の法線Nよりも傾斜面2113の外側へと傾斜する外側傾斜面2115が設けられる。凹部2112aでは、図5の凹部2112の径方向外側の角が取り除かれた形状とされることにより、反射回転位置を通過する際の傾斜面2113に入射光91が入射する範囲、および、反射光92を導き出す範囲を容易に拡大することができる。
図10は図5に示す凹部2112のさらに他の例を示す拡大図であり、ファンモータの他の構造は図1と同様である。カップ部211の上面2111に形成された凹部2112b内の傾斜面2113は図5の傾斜面2113と同様であり、凹部2112b内の最も深い位置における傾斜面2113のエッジ(すなわち、傾斜面2113の右端)である端部2116と上面2111とを結ぶ面である外側傾斜面2115が傾斜面2113の中央の法線Nよりも傾斜面2113の外側へと傾斜する。換言すれば、凹部2112bの径方向に平行な縦断面は、傾斜面2113および外側傾斜面2115によりV字状となる。図5に示す凹部2112の径方向外側のエッジが外側傾斜面2115により省略されることにより、図9の凹部2112aと同様に、反射回転位置を通過する際の傾斜面2113に入射光91が入射する範囲、および、反射光92を導き出す範囲を容易に拡大することができる。なお、外側傾斜面2115は法線Nに平行であってもよい。
図11はファンモータ1の他の例におけるロータ部21を示す縦断面図であり、中心軸J1より右側のみを示している。ロータ部21は、図1のファンモータ1と比較して、カップ部211の上面2111に形成された凹部2112に代えて、カップ部211の上面2111と外側面2118との境界に凹部2112cが設けられる点で相異しており、他は同様である。図11に示すように、カップ部211が有する上面2111および外側面2118は中心軸J1を中心として回転対称となる回転面であり、上面2111と外側面2118との境界である外縁部2119を破線にて示している。凹部2112cは外縁部2119の一部に設けられ、図11では凹部2112cの位置での断面を示している。
凹部2112cが底面として有する傾斜面2113aは上面2111および外側面2118のそれぞれに対して傾斜するとともに接しており、換言すれば、回転面である上面2111および外側面2118の一部が傾斜面2113aとなっている。傾斜面2113aは図5の傾斜面2113と同様に図6に示す測定装置5により照射される光の反射光を受光部512にて検出することによるロータ部21の単位時間当たりの回転数の測定に用いられる。傾斜面2113aにより、周方向における他の部位(すなわち、外縁部2119の凹部2112cを除く部位)からの反射光を傾斜面2113aからの反射光とは異なる方向へと導くことにより傾斜面2113aからの反射光を容易に検出することができるため、(単に表面粗度を変更する場合よりも)容易に回転数を測定することができる。
図12はファンモータ1のロータ部21のさらに他の例を示す平面図であり、図4に示すロータ部21と比較して、カップ部211の上面2111に2つの凹部2112が設けられる点のみが相違している。各凹部2112は図4と同様であり、凹部2112は中心軸J1を中心に対称となる2箇所に形成される。すなわち、2つの傾斜面2113が、ロータ部21上に中心軸J1を中心として対称となる位置に形成され、これにより、ロータ部21の金型設計の段階で、傾斜面2113を設けつつロータ部21のバランスを容易に維持することができる。凹部2112の数は2つには限定されず、同様の形状である複数の傾斜面2113が中心軸J1を中心として周方向に等間隔に形成されるのであればいくつ設けられてもよく、また、凹部は図11に示す凹部2112cと同様の複数の凹部2112cが周方向に等間隔に設けられてもよい。
図13はファンモータ1の振動および回転数の測定を行う測定装置の他の例における概略構成を示す図であり、図13の測定装置5aは、図6に示す測定装置5と比較して、センサ51aの投光部511と受光部512とが個別に配置される点において異なり、他は同様である。
図14は測定装置5aにおけるセンサ51aの投光部511および受光部512の配置を示す平面図である。投光部511はロータ部21の上面2111上に光を照射し、凹部2112が反射回転位置を通過する際に入射光91が傾斜面2113により反射され、反射光92が受光部512により受光される。測定装置5aでは、投光部511および受光部512が個別に配置されるため、投光部511および受光部512の位置を調整することにより入射光91の入射方向と検出方向とを自在に調整することができる。
図15はさらに他の例における測定装置の概略構成を示す図である。図15の測定装置5bでは、ファンモータ1のロータ部21に設けられた傾斜面2113が反射回転位置を通過する際に投光部511からの入射光91が傾斜面2113にて反射された後、反射光92がさらに反射部材514に反射されて受光部512に案内されて受光される。他の構成は図13の測定装置5aと同様であり、測定装置5bでは投光部511、受光部512および反射部材514の向きおよび位置を適宜調整することにより、入射光91の入射方向と検出方向とをさらに自在に調整することができる。
以上、本発明の実施の形態について説明してきたが、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、様々な変更が可能である。
例えば、図5の傾斜面2113の形状は平面には限定されず、中心軸J1を中心とする円錐面の一部や他の形状であってもよく、その場合においても上記説明における法線Nは傾斜面2113の中央の位置における法線とみなされてよい。図1のロータ部21は有蓋円筒状のロータハブにインペラが取り付けられた構造であってもよく、このとき、ロータハブの上面がインペラの中央のインペラカップから露出して、ロータハブの中心軸J1に垂直な上面に傾斜面2113が設けられてもよい。
図6の測定装置5の振動測定装置52では、加速度ピックアップに代えて速度ピックアップや変位計、あるいは、ロードセルを用いてアンバランスの程度が測定されてもよい。アンバランスの程度を測定する方法は、回転数に対する遠心力に基づく方法には限定されず、例えば、回転数に対する中心軸を傾斜させる方向に働くモーメントにより測定が行われてもよい。また、測定装置5はアンバランスの測定ではなく、ファンモータ1の回転数の検査に使われてもよく、例えば、制御部53によりファンモータ1に指示入力された所定の回転数に対して実際に得られる回転数との差が確認されてもよい。
ファンモータ1の用途は遠心ファンに限定されず、軸流ファン等の他の種類のファンであってもよい。
ファンモータの縦断面図である。 ファンモータの分解斜視図である。 ファンモータの斜視図である。 ロータ部の平面図である。 凹部近傍の拡大図である。 振動および回転数の測定装置の概略構成を示す図である。 対象面の傾斜角と反射光の受光量との関係を示す図である。 振動および回転数の測定の流れを示す図である。 凹部近傍の拡大図である。 凹部近傍の拡大図である。 ロータ部の縦断面図である。 ロータ部の平面図である。 振動および回転数の測定装置の概略構成を示す図である。 投光部および受光部の配置を示す図である。 振動および回転数の測定装置の概略構成を示す図である。
符号の説明
1 ファンモータ
21 ロータ部
22 ステータ部
23 軸受機構
52 振動測定装置
71 水平環状領域
91 入射光
92 反射光
211 カップ部
213 翼
511 投光部
512 受光部
513 ケーシング
2111 上面
2112〜2112c 凹部
2113,2113a 傾斜面
2115 外側傾斜面
2116 端部
2118 外側面
J1 中心軸
N 法線
S1〜S6 ステップ

Claims (12)

  1. ファンモータであって、
    ステータ部と、
    略有蓋円筒状のカップ部および前記カップ部から径方向外方に突出するとともに環状に配列された複数の翼を有するロータ部と、
    前記ロータ部を前記ステータ部に対して中心軸を中心として回転可能に支持する軸受機構と、
    を備え、
    前記ロータ部が有する回転面の一部が、前記中心軸を中心とする周方向における他の部位に対して傾斜する傾斜面となっており、
    前記傾斜面が、照射される光の反射光を受光部にて検出することによる前記ロータ部の単位時間当たりの回転数の測定に用いられる面であることを特徴とするファンモータ。
  2. 請求項1に記載のファンモータであって、
    前記傾斜面が前記ロータ部が有する前記中心軸に垂直な上面に形成されていることを特徴とするファンモータ。
  3. 請求項2に記載のファンモータであって、
    前記傾斜面が、前記上面に形成された凹部内の面であり、
    前記凹部内の最も深い位置における前記傾斜面のエッジと前記上面とを結ぶ面が前記傾斜面の中央の法線に平行または前記法線よりも前記傾斜面の外側へと傾斜することを特徴とするファンモータ。
  4. 請求項2または3に記載のファンモータであって、
    前記傾斜面の中央の法線が、上方に向かって前記中心軸から漸次離れることを特徴とするファンモータ。
  5. 請求項1ないし4のいずれかに記載のファンモータであって、
    前記周方向における前記他の部位に対する前記傾斜面の傾斜角が2.5度以上45度以下であることを特徴とするファンモータ。
  6. 請求項1ないし5のいずれかに記載のファンモータであって、
    前記傾斜面と同様の複数の傾斜面が、前記ロータ部上に前記中心軸を中心として周方向に等間隔に形成されていることを特徴とするファンモータ。
  7. 請求項1ないし6のいずれかに記載のファンモータであって、
    前記傾斜面の表面粗度が、前記周方向における前記他の部位の表面粗度よりも小さいことを特徴とするファンモータ。
  8. ファンモータの単位時間当たりの回転数を測定する回転数測定方法であって、
    前記ファンモータが、
    ステータ部と、
    略有蓋円筒状のカップ部および前記カップ部から径方向外方に突出するとともに環状に配列された複数の翼を有するロータ部と、
    前記ロータ部を前記ステータ部に対して中心軸を中心として回転可能に支持する軸受機構と、
    を備え、
    前記ロータ部が有する回転面の一部が、前記中心軸を中心とする周方向における他の部位に対して傾斜する傾斜面となっており、
    a)前記ロータ部を回転する工程と、
    b)前記ステータ部に対して位置が固定された投光部から前記回転面に光を照射する工程と、
    c)前記ステータ部に対して位置が固定された受光部により、前記傾斜面が所定の回転位置に到達した瞬間に前記傾斜面にて反射される光を前記周方向における前記他の部位にて反射される反射光と区別して検出する工程と、
    d)前記受光部からの出力に基づいて前記ロータ部の単位時間当たりの回転数を取得する工程と、
    を備えることを特徴とする回転数測定方法。
  9. 請求項8に記載の回転数測定方法であって、
    前記a)工程において、前記ファンモータが振動測定装置上に固定されており、
    e)前記振動測定装置により測定された振動値および前記回転数に基づいて、前記ファンモータのアンバランスの程度を示す値を取得する工程をさらに備えることを特徴とする回転数測定方法。
  10. 請求項8または9に記載の回転数測定方法であって、
    前記投光部および前記受光部が1つのケーシング内に収納されていることを特徴とする回転数測定方法。
  11. 請求項8または9に記載の回転数測定方法であって、
    前記投光部と前記受光部とが、個別に配置されることを特徴とする回転数測定方法。
  12. 請求項8ないし11のいずれかに記載の回転数測定方法であって、
    前記傾斜面の表面粗度が、前記周方向における前記他の部位の表面粗度よりも小さいことを特徴とする回転数測定方法。
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