JPH0135310Y2 - - Google Patents

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JPH0135310Y2
JPH0135310Y2 JP1983175947U JP17594783U JPH0135310Y2 JP H0135310 Y2 JPH0135310 Y2 JP H0135310Y2 JP 1983175947 U JP1983175947 U JP 1983175947U JP 17594783 U JP17594783 U JP 17594783U JP H0135310 Y2 JPH0135310 Y2 JP H0135310Y2
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JP
Japan
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reflective
photosensor
reel stand
reflective photosensor
circumferential surface
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JP1983175947U
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JPS6085746U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、非反射部における反射形ホトセン
サへの直接反射をなくして検出精度の向上を図つ
た、テープレコーダのリール台回転検出装置に関
する。
反射形ホトセンサを用いたテープレコーダのリ
ール台回転検出装置として第1図に示すようなも
のがある。すなわち、リール台1の底部に一定間
隔をもつて反射形ホトセンサ2を対向配置し、反
射形ホトセンサ2と対向するリール台1の薄い底
部円周面に反射部3と非反射部4を交互に形成し
たものである。
反射部3は、反射形ホトセンサ2の発光素子か
らの発光を反射形ホトセンサ2の受光素子に反射
率大で直接反射するもので、アルミホツトスタン
プ、アルミ板等から形成されている。
一方、非反射部4は、反射形ホトセンサ2の発
光素子からの発光を反射形ホトセンサ2の受光素
子に反射率小で直接反射するもので、アルミ板に
塗装したもの、樹脂の表面に細かい凹凸をつけた
もの、また第2図に示すようにリール台1の底部
円周面に凹凸面を形成し、凸面を反射部3とし、
凹面を非反射部4として反射部3と非反射部4と
で反射形ホトセンサ2との離隔距離を変化させた
もの等がある。
そうして、反射部3と非反射部4との反射率の
差を反射形ホトセンサ2の受光素子により検出
し、リール台1の回転を検出している。
この従来技術においては、上記のように反射形
ホトセンサ2が非反射部4からも受光するため、
反射部3と非反射部4との反射率の差は小さく、
したがつて反射部3と非反射部4とにおける反射
形ホトセンサ2の出力電圧の差(E3−E4)は小
さい。また、反射形ホトセンサ2の出力電圧Eの
波形は反射むらやゴミなどでノイズを含んでいる
場合があるため、ヒステリシスをもたせたトリガ
レベルH,Lを設け、出力電圧Eがこのレベル以
上または以下になつたときにパルスを検出する様
に回路構成している(第3図参照)。
したがつて、この従来技術には、反射形ホトセ
ンサ2の出力電圧の差(E3−E4)が小さいため
最大電圧値E3とトリガレベルの上限値Hの差が
小さく、ゴミの付着や部品回路特性のばらつきに
よつて、反射形ホトセンサ2の出力電圧Eがトリ
ガレベルH,Lの間に入ると、回転の検出ができ
なくなり、検出精度が低下してしまうという欠点
がある。
この考案は、このような従来技術の欠点を解決
する目的でなされたものであつて、この考案のテ
ープレコーダのリール台回転検出装置は、リール
台の分厚い底部円周面に反射形ホトセンサからの
発光を該反射形ホトセンサに直接反射する反射部
と、該反射形ホトセンサからの発光を該反射形ホ
トセンサに直接反射しない非反射部とを形成した
ものである。
以下、この考案を図面に基づいて説明する。
第4図は、この考案の一実施例を示す図であ
る。
リール台1の底部円周面1Aに反射部3と非反
射部10が交互に形成されている。底部円周面1
Aは従来に比べて分厚く形成されている。
反射部3は、リール台1の底部円周面1Aと一
定間隔をもつて対向配置された反射形ホトセンサ
2と平行になつており、反射形ホトセンサ2の発
光素子21からの発光を反射率大で反射形ホトセ
ンサ2の受光素子22にすべて直接反射する。
非反射部10は、底部円周面1Aを底部円周面
1Aの外周下端部から内周上端部に向つて切り欠
いた形の傾斜面となつていて、反射形ホトセンサ
2および反射部3に対して傾斜しており、反射形
ホトセンサ2の発光素子21からの発光をすべて
リール台1の内周側に反射し、反射形ホトセンサ
2の受光素子22に直接反射しない。
なお、非反射部10およびリール台1の内周側
に塗装等をし、反射率を小さくしている。
リール台1が回転すると、反射部3と非反射部
10は反射形ホトセンサ2の上部を交互に通過
し、それぞれに応じて、反射形ホトセンサ2は出
力電圧Eを発生する。
反射部3における出力電圧E3は従来技術と同
じであるが、非反射部10における出力電圧E10
は、従来技術に比べてきわめて小さくなる(第5
図参照)。これは、従来の非反射部が発光素子か
らの発光を反射率小で受光素子に直接反射するの
に対し、非反射部10は発光素子からの発光を受
光素子に直接反射しないので、受光素子の受光光
量がきわめて異なるからである。
したがつて、この考案における出力電圧の差
E3−E10は従来に比べて大きくなるので、トリガ
レベルH,Lを全体に下げることができる。この
ため最大電圧値E3とトリガレベルの上限値Hの
差は大きくなり、従来ならばゴミの付着や部品回
路特性のばらつきによつて、トリガレベルの間に
入るものであつてもトリガレベルの間に入らなく
なるので、検出精度は向上する。
以上説明してきたように、この考案は、反射部
に対して傾斜していて反射形ホトセンサからの発
光を該反射ホトセンサに直接反射しない非反射部
を設けることによつて、検出精度の向上を図るこ
とができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来技術を示す図で、aは一部断面を
含む正面図、bはリール台の底面図、第2図は反
射部・非反射部の一態様を示す図、第3図は従来
技術における反射形ホトセンサの出力波形を示す
図、第4図はこの考案の一実施例を示す図で、a
は一部断面を含む正面図、bはリール台の底面
図、cはbのA−A断面図、dはbのB−B断面
図、第5図はこの考案における反射形ホトセンサ
の出力波形を示す図である。 1……リール台、2……反射形ホトセンサ、3
……反射部、4,10……非反射部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 反射形ホトセンサを用いたテープレコーダのリ
    ール台回転検出装置において、リール台の分厚い
    底部円周面に、該底部円周面と一定間隔をもつて
    対向配置された該反射形ホトセンサと平行になつ
    ていて該反射形ホトセンサからの発光を該反射形
    ホトセンサにすべて直接反射する反射部と、該底
    部円周面の外周下端部から内周上端部に向つて切
    り欠いた形の傾斜面になつていて該反射形ホトセ
    ンサからの発光を該反射形ホトセンサに直接反射
    しない非反射部とを形成したことを特徴とするテ
    ープレコーダのリール台回転検出装置。
JP17594783U 1983-11-16 1983-11-16 テ−プレコ−ダのリ−ル台回転検出装置 Granted JPS6085746U (ja)

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JP17594783U JPS6085746U (ja) 1983-11-16 1983-11-16 テ−プレコ−ダのリ−ル台回転検出装置

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JP17594783U JPS6085746U (ja) 1983-11-16 1983-11-16 テ−プレコ−ダのリ−ル台回転検出装置

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Publication Number Publication Date
JPS6085746U JPS6085746U (ja) 1985-06-13
JPH0135310Y2 true JPH0135310Y2 (ja) 1989-10-27

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS539104A (en) * 1976-07-13 1978-01-27 Seiko Instr & Electronics Ltd Cassette tape running speed detector

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56117365U (ja) * 1980-02-12 1981-09-08

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS539104A (en) * 1976-07-13 1978-01-27 Seiko Instr & Electronics Ltd Cassette tape running speed detector

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JPS6085746U (ja) 1985-06-13

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