JPH0555044U - 硬度計 - Google Patents
硬度計Info
- Publication number
- JPH0555044U JPH0555044U JP11192391U JP11192391U JPH0555044U JP H0555044 U JPH0555044 U JP H0555044U JP 11192391 U JP11192391 U JP 11192391U JP 11192391 U JP11192391 U JP 11192391U JP H0555044 U JPH0555044 U JP H0555044U
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- Pending
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- Investigating Strength Of Materials By Application Of Mechanical Stress (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 薄い皮膜や表面処理部等の硬度を有効に測定
し得る硬度計を提供すること。 【構成】 試料1を上部に載せる荷重変換器2と、この
荷重変換器2の上方に位置する押し込み駆動部4と、こ
の押し込み駆動部4の下端に取り付けられ、かつ先端に
平坦部6を有する圧子3とを備え、圧子3と連動しかつ
荷重変換器2と対向して変位計5とを装備したこと。
し得る硬度計を提供すること。 【構成】 試料1を上部に載せる荷重変換器2と、この
荷重変換器2の上方に位置する押し込み駆動部4と、こ
の押し込み駆動部4の下端に取り付けられ、かつ先端に
平坦部6を有する圧子3とを備え、圧子3と連動しかつ
荷重変換器2と対向して変位計5とを装備したこと。
Description
【0001】
本考案は硬度計に関し、特に粉体及び粒子の硬度と破壊強度を測定する硬度計 に関する。
【0002】
従来の硬度計は図2に示す様に、試料51を上部に載せる荷重変換器52と、 荷重変換器52の上方に押し込み駆動部53と、押し込み駆動部53の先端に取 り付けられた圧子54と、圧子54と連動して荷重変換器52と対向する変位計 55を有している(例えば特開昭62−39743 号公報)。試料51は荷重変換器5 2として用いられる電子天秤の試料皿の上に載せられている。先端がイオンミリ ングで0.1[μm]に仕上げられた圧子53として用いる三角錐ダイヤモンド圧 子は、押し込み駆動部54として用いられている圧電アクチュエータにより試料 面に押し込まれている。圧子53に取り付けられた変位計55により圧子の試料 に対する押し込み量が測定される。また、圧子により押し込み荷重は荷重変換器 で検出される。この押し込み量と押し込み荷重から硬度を求められるようになっ ている。
【0003】 また、図3に示す様な粒子・粉体の硬度・破壊強度を測定する硬度計もある。 これは、荷重変換器に天秤、圧子の押し込み駆動部に電磁石、押し込み量の測定 には差動トランスを使用しており、この装置も押し込み量と押し込み荷重の関係 から粒子・粉体の硬度や破壊強度を求められるようになっている。
【0004】
この従来の硬度計では、圧子の先端が0.1[μm]の球状であるため、粉体や 粒子の硬度や破壊強度を測定する時の位置決めが非常に困難であり、粉体や粒子 の中心を押すことは不可能であった。また、図3に示す様な粉体・粒子の硬度ま たは破壊強度測定装置は、圧子の先端は平坦であるが、押し込み駆動部に電磁石 、押し込み荷重は上方からの天秤、押し込み量の検出は差動トランスを使用して いるため、押し込み荷重の分解能・押し込み量の分解能が良くない。このため、 粒子の表面の硬度を測定することができないという不都合が生じていた。
【0005】
本考案は、かかる従来例の有する不都合を改善し、とくに、薄い皮膜や表面処 理部等の硬度を有効に測定し得る硬度計を提供することを、その目的とする。
【0006】
本考案では、試料を上部に載せる荷重変換器と、この荷重変換器の上方に位置 する押し込み駆動部と、この押し込み駆動部の下端に取り付けられ,かつ先端に 平坦部を有する圧子と、この圧子と連動し荷重変換器と対向する変位計とを備え る、という構成を採っている。これによって前述した目的を達成しようとするも のである。
【0007】
以下、本考案の一実施例を図1に基づいて説明する。この図1に示す実施例は 、試料を上部に載せる荷重変換器2と、この荷重変換器2の上方に位置する押し 込み駆動部4と、この押し込み駆動部4の下端に取り付けられ,かつ先端に平坦 部6を有する圧子3とを備え、この圧子3と連動し前記荷重変換器2と対向して 変位計5とを備えている。また、符号10は本体ベース部を示し、符号11は支 持枠体部を示す。
【0008】 次に、この実施例の動作を説明する。この図1における硬度計は、荷重変換器 2である電子天秤の試料皿の上に試料1を載せる。試料1の上には圧子3の平坦 部6があり、圧電アクチュエータを使用した押し込み駆動部4により試料1を押 しつぶす。その時の押し込み量はフォトニックセンサを用いた変位計5により計 測される。押し込み荷重と押し込み量の関係から粉体・粒子の硬度を測定したり 、破壊するまで押し込むことにより、破壊強度を測定することができる。
【0009】
以上説明したように、本考案によると、圧子の試料に接触する部分を平坦にし たので、粉体・粒子の一番高い部分つまり中心に力を加えて押し込むことができ 、また、圧子と変位計が連動する構造であるので、高精度に押し込み量が測定可 能となり、下から荷重変換器で押し込み荷重を測定する構造なので非常に薄い皮 膜や表面処理部の硬度を測定することができる、という従来にない優れた実用的 な硬度計を提供することができる。
【図1】本考案の一実施例を示す概略図である。
【図2】従来の硬度計の一例を示す概略図である。
【図3】他の従来例を示す概略図である。
51 試料 52 荷重変換器 53 圧子 54 押し込み駆動部 55 変位計 56 平坦部
Claims (1)
- 【請求項1】 試料を上部に載せる荷重変換器と、この
荷重変換器の上方に位置する押し込み駆動部と、この押
し込み駆動部の下端に取り付けられ、かつ先端に平坦部
を有する圧子とを備え、前記圧子と連動しかつ前記荷重
変換器と対向して変位計とを装備したことを特徴とする
硬度計。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11192391U JPH0555044U (ja) | 1991-12-24 | 1991-12-24 | 硬度計 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11192391U JPH0555044U (ja) | 1991-12-24 | 1991-12-24 | 硬度計 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0555044U true JPH0555044U (ja) | 1993-07-23 |
Family
ID=14573508
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11192391U Pending JPH0555044U (ja) | 1991-12-24 | 1991-12-24 | 硬度計 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0555044U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015118032A (ja) * | 2013-12-19 | 2015-06-25 | 株式会社村田製作所 | 圧電センサの検査方法 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61193047A (ja) * | 1985-02-22 | 1986-08-27 | Nec Corp | 微小硬度測定機 |
JPH03226645A (ja) * | 1990-01-31 | 1991-10-07 | Shimadzu Corp | 粒状物の圧縮試験装置 |
-
1991
- 1991-12-24 JP JP11192391U patent/JPH0555044U/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61193047A (ja) * | 1985-02-22 | 1986-08-27 | Nec Corp | 微小硬度測定機 |
JPH03226645A (ja) * | 1990-01-31 | 1991-10-07 | Shimadzu Corp | 粒状物の圧縮試験装置 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2015118032A (ja) * | 2013-12-19 | 2015-06-25 | 株式会社村田製作所 | 圧電センサの検査方法 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19980113 |