JPH0554647A - 集積回路装置 - Google Patents

集積回路装置

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JPH0554647A
JPH0554647A JP3211847A JP21184791A JPH0554647A JP H0554647 A JPH0554647 A JP H0554647A JP 3211847 A JP3211847 A JP 3211847A JP 21184791 A JP21184791 A JP 21184791A JP H0554647 A JPH0554647 A JP H0554647A
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JP
Japan
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temperature
semiconductor chip
integrated circuit
circuit
temp
Prior art date
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Pending
Application number
JP3211847A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasushi Sugimori
康 杉森
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Toshiba AVE Co Ltd
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba AVE Co Ltd
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp, Toshiba AVE Co Ltd filed Critical Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】半導体チップ上の温度を、精度の低下なく、簡
単な方法で直接検知することができる集積回路装置を提
供する。 【構成】同一の半導体チップ101内には、主回路10
4および温度検出回路102が形成されている。温度検
出回路102は、温度検出端子103に接続されてお
り、当該温度検出端子103からは、半導体チップ10
1上の温度に依存した検出信号が出力される。これによ
り、半導体チップ101上の温度を、精度の低下なく、
簡単な方法で直接検知することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は集積回路装置に関するも
ので、特に電子回路の温度検出に使用されるものであ
る。
【0002】
【従来の技術】一般的に、集積回路の動作は温度依存性
が大きいため、必要な性能を得るためには、温度条件の
設定が不可欠である。従って、集積回路を用いたシステ
ムを設計する場合、実使用状態における温度条件を設定
する必要がある。また、実際のシステム動作時には、温
度条件によっては異常動作が発生することも考えられる
ため、温度依存性のある保護回路が必要となる。従来、
集積回路の温度検出を行う方法としては、以下の二つの
方法が知られている。
【0003】即ち、一つは、温度測定器、例えば熱電対
等を使用して集積回路外部から温度を測定し、その温度
から集積回路内部の温度を推定する方法である。また、
他の一つは、集積回路内部に半導体の温度特性を利用し
た温度検出システムを組み込む方法である。しかしなが
ら、これら二つの方法には、以下に示すような欠点があ
る。
【0004】前者の方法では、温度を測定するために、
別に温度測定器が必要となるため、温度の測定が煩雑と
なる。また、温度測定器に熱電対等の接触形のものを用
いた場合には、被測定物の接触により、その熱抵抗が変
化することがある。さらに、外囲器に放熱器等が取り付
けられている集積回路の測定や、実装状態での測定にお
いては、温度の測定精度が低下するという不都合が生じ
る。なお、非接触形の温度測定器を使用する場合には、
温度を測定するための測定システムが必要となるが、こ
の測定システムは大変に大掛かりであるため、実装状態
における測定が困難となる。
【0005】また、後者の方法では、例えば図4に示す
ように、半導体チップ401内部において、温度検出回
路402及びその検出信号により集積回路の異常動作を
防止する保護回路403が一つのシステムとして組み込
まれている。つまり、この温度検出回路402及び保護
回路403からなる温度検出システムは、半導体チップ
401内部において閉じられいる。このため、半導体チ
ップ401内部の温度を直接知ることができない。従っ
て、予め保護回路403の動作温度T℃を測定してお
き、その保護回路403の動作を確認することにより、
その温度T℃を知ることのみが可能である。つまり、半
導体チップ401内部の温度がT℃以下又は以上である
ときは、その温度を検知することができない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来の温
度検出システムは、測定器を用いる場合には、温度の測
定が煩雑となり、又温度の測定精度が低下するという欠
点があった。また、半導体チップの内部に組み込んだ場
合には、半導体チップの内部の温度を直接知ることがで
きないという欠点があった。
【0007】本発明は、上記欠点を解決すべくなされた
ものであり、半導体チップ上の温度を、精度の低下な
く、簡単な方法で直接検知することができる集積回路装
置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の集積回路装置は、半導体基板と、前記半導
体基板に形成される主回路と、前記半導体基板に形成さ
れ、この半導体基板上の温度に依存した検出信号を出力
する温度検出回路と、前記検出信号を出力する出力端子
とを有している。
【0009】
【作用】このような構成によれば、半導体基板上の温度
に依存した検出信号を出力する出力端子が設けられてい
る。このため、前記出力端子に電圧計や電流計を接続す
ることにより容易に半導体基板上の温度を随時検知する
ことができる。また、前記出力端子に、半導体基板上が
所定の温度を超えた時、主回路の電源を遮断するような
外部機器を設けることもできる。
【0010】
【実施例】以下、図面を参照しながら本発明の一実施例
について詳細に説明する。
【0011】図1は、本発明の一実施例に係わる集積回
路装置の基本的構成を示すものである。ここで、101
は半導体チップ(半導体基板)、102は温度検出回
路、103は温度検出端子(出力端子)、104は主回
路、105は主回路端子である。
【0012】つまり、本発明は、主回路(例えば電力増
幅回路)104が形成される半導体チップ101と同一
チップに温度検出回路102が設けられている。また、
その温度検出回路102からの検出信号を出力するため
の温度検出端子103が設けられている。これにより、
半導体チップ101上の温度を随時知ることを可能とす
る。具体的には、検出信号は、電圧又は電流信号である
ため、予め準備された、例えば図2に示すような検出電
圧又は検出電流値と温度との相関を示す図等を用意して
おけば、検出信号の測定により半導体チップ101上の
温度検出ができる。
【0013】図3は、図1に示す温度検出回路102を
具体的に構成したものである。ここで、Q1 〜Q3 はP
NP形バイポ−ラトランジスタ、Q4 及びQ5 はNPN
形バイポ−ラトランジスタ、R1 〜R5 は抵抗をそれぞ
れ示している。なお、トランジスタQ1 〜Q3 およびト
ランジスタQ4 ,Q5 は、それぞれ同一面積の場合、同
一の特性をもつように構成されている。
【0014】半導体チップ101には、温度検出端子1
03が設けられている。この温度検出端子103は、抵
抗R5 を介して接地点VSSに接続されている。また、温
度検出端子103は、トランジスタQ1 のコレクタに接
続されている。トランジスタQ1 のエミッタは、抵抗R
1 を介して電源VCCに接続されている。トランジスタQ
1 のベ−スは、トランジスタQ2 及びQ3 のベ−スにそ
れぞれ接続されている。トランジスタQ2 のエミッタ
は、抵抗R2 を介して電源VCCに接続されている。トラ
ンジスタQ3 のエミッタは、抵抗R3 を介して電源VCC
に接続されている。トランジスタQ2 のコレクタは、ト
ランジスタQ4 のベ−ス及びコレクタにそれぞれ接続さ
れている。トランジスタQ4 のエミッタは、接地点VSS
に接続されている。トランジスタQ3 のコレクタは、ト
ランジスタQ5 のコレクタに接続されている。トランジ
スタQ5 のエミッタは、抵抗R4 を介して接地点VSS
接続されている。トランジスタQ4 及びQ5 のベ−ス
は、互いに接続されている。
【0015】ここで、トランジスタQ2 〜Q5 及び抵抗
1 〜R4 は、バンドギャップ形電流源106を構成し
ている。なお、トランジスタQ5 は、例えばトランジス
タQ4 に対し4倍の面積比を持つように構成されてい
る。また、トランジスタQ2,Q3 は、同一面積をもつ
ように構成されている。また、トランジスタQ1 は、例
えばトランジスタQ2 及びトランジスタQ3 に対して2
倍の面積比をもつように構成されている。また、抵抗R
1 は、例えば抵抗R2 及びR3 に対して1/2倍の抵抗
値をもつように構成されている。従って、トランジスタ
1 には、例えば電流Iref の約2倍の電流IO が流れ
るように構成されている。この場合、電流IO によって
抵抗R5 に発生する電圧が、温度検出端子103の出力
電圧VO となる。
【0016】また、例えば抵抗R1 の抵抗値を1kΩ、
抵抗R2及びR3 の抵抗値を2kΩ、R4 の抵抗値を7
20Ω、R5 の抵抗値を30kΩとすると、温度T=2
5℃のとき出力電圧VO は約3Vとなり、又この温度検
出回路102が10mV/℃の温度係数を持つとする
と、図2に示すような出力電圧VO [V]と温度T
[℃]の関係が得られる。
【0017】即ち、予め図2に示すような関係が分かっ
ていれば、温度検出端子103の出力電圧VO を測定す
ることにより、半導体チップ101上の温度の検出を容
易に行うことができる。
【0018】このような構成によれば、半導体チップ1
01上の温度検出が電圧計や電流計を用いることにより
容易に行うことができる。即ち、大掛かりな温度測定用
装置が不要となる。また、放熱器が取り付けられた集積
回路装置の測定や、実装後における集積回路装置の測定
においても、温度測定が可能となる。従って、電源回路
や電力増幅回路等の発熱体の放熱設計が容易に行える。
さらに、温度検出端子103を有することから、外部機
器との接続が可能である。例えば半導体チップ101上
が所定の温度を超えた時、主回路の電源を遮断するよう
な外部機器を設けることが可能である。
【0019】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明の集積回
路装置によれば、次のような効果を奏する。
【0020】主回路が形成される半導体チップと同一チ
ップに温度検出回路を設け、かつその温度検出回路から
の検出信号を出力させる温度検出端子を設けている。こ
れにより、半導体チップ上の温度を随時検知することが
可能となる。よって、半導体チップ上の温度を、精度の
低下なく、簡単な方法で直接検知することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係わる集積回路装置の基本
的構成を示すブロック図。
【図2】温度検出回路の出力電圧VO と半導体チップ上
の温度Tとの関係を示す図。
【図3】温度検出回路を具体的に示す回路図。
【図4】従来の集積回路装置の基本的構成を示すブロッ
ク図。
【符号の説明】
101…半導体チップ、 102…温度検出回路、 103…温度検出端子、 104…主回路、 105…主回路端子。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板と、前記半導体基板に形成さ
    れる主回路と、前記半導体基板に形成され、この半導体
    基板上の温度に依存した検出信号を出力する温度検出回
    路と、前記検出信号を出力する出力端子とを具備するこ
    とを特徴とする集積回路装置。
JP3211847A 1991-08-23 1991-08-23 集積回路装置 Pending JPH0554647A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3211847A JPH0554647A (ja) 1991-08-23 1991-08-23 集積回路装置

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JP3211847A JPH0554647A (ja) 1991-08-23 1991-08-23 集積回路装置

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JPH0554647A true JPH0554647A (ja) 1993-03-05

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ID=16612578

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JP3211847A Pending JPH0554647A (ja) 1991-08-23 1991-08-23 集積回路装置

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JP (1) JPH0554647A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007018692A (ja) * 2005-07-05 2007-01-25 Samsung Electronics Co Ltd データ入力及びデータ出力制御装置及び方法
JP2009008056A (ja) * 2007-06-29 2009-01-15 Kawasaki Heavy Ind Ltd 走行速度制御装置及び騎乗型乗り物

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