JPH055451B2 - - Google Patents
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- JPH055451B2 JPH055451B2 JP1069497A JP6949789A JPH055451B2 JP H055451 B2 JPH055451 B2 JP H055451B2 JP 1069497 A JP1069497 A JP 1069497A JP 6949789 A JP6949789 A JP 6949789A JP H055451 B2 JPH055451 B2 JP H055451B2
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P30/00—Technologies relating to oil refining and petrochemical industry
- Y02P30/20—Technologies relating to oil refining and petrochemical industry using bio-feedstock
Landscapes
- Hydroponics (AREA)
Description
[産業上の利用分野]
本発明は、主として家庭での簡易水耕栽培にお
ける植物栽培法に関するものである。 [従来技術] 生活の中に緑を取り入れる手段として、従来の
鉢植えに代わり、養液栽培(水耕栽培)が、土壌
不要であつて簡便な上、清潔感を与え、室内装飾
に好適であるという点から注目を集めている。と
りわけ、都市生活者にとつては、水さえあれば植
物栽培が可能な養液栽培は望ましい形態である。
ところで、通常、養液栽培では、一定濃度の養分
を含有する養液を容器に入れて植物を植え、液位
の低下に応じて適当濃度の養液を調製し、補充し
ながら育てている。この従来法は、植物の生育段
階に応じて最適な養分濃度があり、できる限り、
その濃度に近い条件下で栽培すべきであるという
説に基いている。したがつて、減少した養液を補
充する度に適当な濃度の養液を調製しなければな
らず、極めて面倒であつた。 [課題を解決するための手段] 本発明者らは、誰もが手軽に、失敗なく養液栽
培を楽しむことができる栽培法の開発を目的とし
て鋭意、研究を重ねてきた。これに関連し、養液
栽培では、植物は生育にとつて必要最低限の養分
濃度が確保されていれば充分に育つという報告
[小西、農業および園芸、第62巻、第12号、68頁
(1987)]がある。これは、植物は、外部環境の養
分濃度と無関係に、養液中から必要量の養分のみ
を摂取して生存かつ生育し得るということを示唆
するものである。本発明者らはこの知見に基づい
て種々検討を加え、予め決定した植物1世代に要
する養分量を一括供給し、以後は養分を補充しな
いという新規な養液栽培法を確立した。 即ち、本発明は、植物の養液栽培において、攪
拌手段を具備する容器にその植物一世代に必要な
全養分を含有する適当濃度の養液を入れ、水補充
によつて適度の水位を維持しながら攪拌下に該植
物を栽培することを特徴とする植物の養液栽培法
を提供するものである。 本発明の養液栽培法は、特定の植物が1世代を
通して必要とする計算量の養分を含有する比較的
高濃度の養液中で栽培を開始し、以後は一切養分
を補充しないという画期的な方法を提供するもの
である。その実施に際しては、植物に応じて必要
量の養分を算出し、それを栽培開始時に養液中に
含有させる。この場合、養液の初期濃度の設定お
よび適用において注意すべき点は以下の通りであ
る。 1 養分の最終濃度が植物に必要最小限の濃度以
上になるように初期濃度を設定する。 2 養分の初期濃度が植物の耐容濃度以内になる
よう、適当な容量の容器を選択する。 3 容器内の養分の分布が常に均一になるよう、
適当な攪拌手段を設ける。 1および2については、植物ごとに適当な範囲
を求めなければならない。本発明者らの研究の結
果、必要肥料成分を含んだ養液のうち、窒素成分
についていえば、その濃度は、例えばミニトマト
の場合、数ppm〜300ppmであればよいことが分
かつている。栽培期間約4カ月のミニトマトを花
房数7段で栽培するとして、1株あたりの窒素吸
収量は約10gと推定される。他方、必要肥料成分
を含んだ養液に対するミニトマトの耐容濃度は、
窒素についていえば300ppmまたはそれ以上であ
ることから、300ppmり養液で10gの窒素を供給
するには33の養液が必要となる。即ち、濃度
300ppmの養液60でほぼ2本のミニトマトを栽
培できることになる。 このように、選択した植物に応じて適当な濃度
および量の養液を調製し、攪拌手段を具備する容
器に入れ、養液の減少を水で補充する外は通常の
養液栽培法に従つて栽培すればよい。 本発明方法に用いる攪拌手段は、通常の養液栽
培に用いられる循環および攪拌装置を利用するこ
とができる。機械的な攪拌装置でもよいが、通気
機構を介して養液を循環させるような装置[例、
第1図記載の本発明者らの水耕栽培装置(昭和63
年特許願第143281号)]が、水中の溶存酸素量を
増加させ、植物の発育を促進するので極めて好ま
しい。 本発明方法は様々な養液栽培用植物に適用する
ことができるが、生育速度および鑑賞効果等か
ら、トマトが最も好適である。なお、本発明は、
養液栽培における養分の一括供給を要旨とするも
のであり、供給時期の選択は任意であることは、
当業者ならば容易に理解し得るであろう。従つ
て、苗の植え付けと同時に該植物1世代が要する
全養分を含有する養液を用いてもよいが、水中に
苗を植え付け、適当期間の経過後に、予め定めた
量の養分を1度にその水に含有させてもよい。こ
のいずれによつても、本発明の目的は達成され
る。 [発明の作用] 本発明方法を用いれば、予め定めた量の養分を
一括供給し、以後の養分補充が省略されるので、
養液調製の煩わしさを感じずに養液栽培を続ける
ことができる。 [実施例] 以下、図示実施例に従つて本発明を詳しく説明
する。 第1図記載の装置を用い、本発明方法でミニト
マトを花房数7段で栽培した。同時に、他の方法
でも栽培し、比較検討を加えた。 1 装置 第1図において、1は容量約60の栽培槽であ
り、その中に中空筒2が立設されている。中空筒
2の底部には吸水口3、上部には吐水口4が開口
しており、内部には揚水翼5がポンプ軸6を介
し、モーター7と回転自在に連結されている。こ
の揚水翼5を回転作動させると、吸水口3から養
液が汲み上げられ、上部吐水口4から放出されて
受皿8から流水筒9を伝つて空気を含み、栽培槽
1に戻されるよう構成されている。この装置で
は、栽培槽1への流水の落下によつて、空気の供
給と攪拌または循環が同時に達成される。10は
合成樹脂製の栽培床であり、養液面に浮遊自在な
よう形成されており、スポンジ体等に植え付けた
植物を支持するものである。 2 栽培方法 栽培床10にミニトマトの苗aを植え付け、一
定濃度の養液を含有する栽培槽1にいれ、モータ
ー7を始動すると、栽培槽1内の養液は上記のご
とく十分に通気、攪拌され、ミニトマトaの根
は、必要量の養分と溶存酸素の存在下で十分に生
育する。生育に伴う養液の減少には、水補充で対
処しながら、通常の土壌栽培と同様に、誘引、整
枝、摘芯を行えば、約4箇月で収穫できる。 3 比較実験 上記の装置を用い、7月27日に本葉2枚の実生
苗を水を入れた栽培槽1に植え付け、8月16日を
実験開始時とする比較実験を行つた。即ち、8月
16日から11月末〜12月初旬までの試験期間を、9
月17日を境に前期と後期に分けてミニトマトの生
育と、養液濃度の関係を調べた。実験開始時
(8/16)に、栽培槽1に様々な量の養分を加え
て異なる濃度の養液を調製した。栽培方法は、本
発明方法(前期のまま継続する方法)、後期に養
分を追加する方法、および前期と同一または異な
る養液で入替える方法、の3方法である。実験試
料を表1にまとめて示す。なお、養液濃度400倍
の試料とは、実験開始時に次の組成からなる養液
を使用するものである:N03−N(18.0)、NH4−
N(1.4)、P(5.0)、K(8.3)、Mg(3.8)、Ca(9.
3)
(単位はすべてme/)および適当量のFe、Mn
およびB0他の試料(533倍等)の養液は、これに
準じて調製された。表1には最終的なミニトマト
の収量をも併記した。
ける植物栽培法に関するものである。 [従来技術] 生活の中に緑を取り入れる手段として、従来の
鉢植えに代わり、養液栽培(水耕栽培)が、土壌
不要であつて簡便な上、清潔感を与え、室内装飾
に好適であるという点から注目を集めている。と
りわけ、都市生活者にとつては、水さえあれば植
物栽培が可能な養液栽培は望ましい形態である。
ところで、通常、養液栽培では、一定濃度の養分
を含有する養液を容器に入れて植物を植え、液位
の低下に応じて適当濃度の養液を調製し、補充し
ながら育てている。この従来法は、植物の生育段
階に応じて最適な養分濃度があり、できる限り、
その濃度に近い条件下で栽培すべきであるという
説に基いている。したがつて、減少した養液を補
充する度に適当な濃度の養液を調製しなければな
らず、極めて面倒であつた。 [課題を解決するための手段] 本発明者らは、誰もが手軽に、失敗なく養液栽
培を楽しむことができる栽培法の開発を目的とし
て鋭意、研究を重ねてきた。これに関連し、養液
栽培では、植物は生育にとつて必要最低限の養分
濃度が確保されていれば充分に育つという報告
[小西、農業および園芸、第62巻、第12号、68頁
(1987)]がある。これは、植物は、外部環境の養
分濃度と無関係に、養液中から必要量の養分のみ
を摂取して生存かつ生育し得るということを示唆
するものである。本発明者らはこの知見に基づい
て種々検討を加え、予め決定した植物1世代に要
する養分量を一括供給し、以後は養分を補充しな
いという新規な養液栽培法を確立した。 即ち、本発明は、植物の養液栽培において、攪
拌手段を具備する容器にその植物一世代に必要な
全養分を含有する適当濃度の養液を入れ、水補充
によつて適度の水位を維持しながら攪拌下に該植
物を栽培することを特徴とする植物の養液栽培法
を提供するものである。 本発明の養液栽培法は、特定の植物が1世代を
通して必要とする計算量の養分を含有する比較的
高濃度の養液中で栽培を開始し、以後は一切養分
を補充しないという画期的な方法を提供するもの
である。その実施に際しては、植物に応じて必要
量の養分を算出し、それを栽培開始時に養液中に
含有させる。この場合、養液の初期濃度の設定お
よび適用において注意すべき点は以下の通りであ
る。 1 養分の最終濃度が植物に必要最小限の濃度以
上になるように初期濃度を設定する。 2 養分の初期濃度が植物の耐容濃度以内になる
よう、適当な容量の容器を選択する。 3 容器内の養分の分布が常に均一になるよう、
適当な攪拌手段を設ける。 1および2については、植物ごとに適当な範囲
を求めなければならない。本発明者らの研究の結
果、必要肥料成分を含んだ養液のうち、窒素成分
についていえば、その濃度は、例えばミニトマト
の場合、数ppm〜300ppmであればよいことが分
かつている。栽培期間約4カ月のミニトマトを花
房数7段で栽培するとして、1株あたりの窒素吸
収量は約10gと推定される。他方、必要肥料成分
を含んだ養液に対するミニトマトの耐容濃度は、
窒素についていえば300ppmまたはそれ以上であ
ることから、300ppmり養液で10gの窒素を供給
するには33の養液が必要となる。即ち、濃度
300ppmの養液60でほぼ2本のミニトマトを栽
培できることになる。 このように、選択した植物に応じて適当な濃度
および量の養液を調製し、攪拌手段を具備する容
器に入れ、養液の減少を水で補充する外は通常の
養液栽培法に従つて栽培すればよい。 本発明方法に用いる攪拌手段は、通常の養液栽
培に用いられる循環および攪拌装置を利用するこ
とができる。機械的な攪拌装置でもよいが、通気
機構を介して養液を循環させるような装置[例、
第1図記載の本発明者らの水耕栽培装置(昭和63
年特許願第143281号)]が、水中の溶存酸素量を
増加させ、植物の発育を促進するので極めて好ま
しい。 本発明方法は様々な養液栽培用植物に適用する
ことができるが、生育速度および鑑賞効果等か
ら、トマトが最も好適である。なお、本発明は、
養液栽培における養分の一括供給を要旨とするも
のであり、供給時期の選択は任意であることは、
当業者ならば容易に理解し得るであろう。従つ
て、苗の植え付けと同時に該植物1世代が要する
全養分を含有する養液を用いてもよいが、水中に
苗を植え付け、適当期間の経過後に、予め定めた
量の養分を1度にその水に含有させてもよい。こ
のいずれによつても、本発明の目的は達成され
る。 [発明の作用] 本発明方法を用いれば、予め定めた量の養分を
一括供給し、以後の養分補充が省略されるので、
養液調製の煩わしさを感じずに養液栽培を続ける
ことができる。 [実施例] 以下、図示実施例に従つて本発明を詳しく説明
する。 第1図記載の装置を用い、本発明方法でミニト
マトを花房数7段で栽培した。同時に、他の方法
でも栽培し、比較検討を加えた。 1 装置 第1図において、1は容量約60の栽培槽であ
り、その中に中空筒2が立設されている。中空筒
2の底部には吸水口3、上部には吐水口4が開口
しており、内部には揚水翼5がポンプ軸6を介
し、モーター7と回転自在に連結されている。こ
の揚水翼5を回転作動させると、吸水口3から養
液が汲み上げられ、上部吐水口4から放出されて
受皿8から流水筒9を伝つて空気を含み、栽培槽
1に戻されるよう構成されている。この装置で
は、栽培槽1への流水の落下によつて、空気の供
給と攪拌または循環が同時に達成される。10は
合成樹脂製の栽培床であり、養液面に浮遊自在な
よう形成されており、スポンジ体等に植え付けた
植物を支持するものである。 2 栽培方法 栽培床10にミニトマトの苗aを植え付け、一
定濃度の養液を含有する栽培槽1にいれ、モータ
ー7を始動すると、栽培槽1内の養液は上記のご
とく十分に通気、攪拌され、ミニトマトaの根
は、必要量の養分と溶存酸素の存在下で十分に生
育する。生育に伴う養液の減少には、水補充で対
処しながら、通常の土壌栽培と同様に、誘引、整
枝、摘芯を行えば、約4箇月で収穫できる。 3 比較実験 上記の装置を用い、7月27日に本葉2枚の実生
苗を水を入れた栽培槽1に植え付け、8月16日を
実験開始時とする比較実験を行つた。即ち、8月
16日から11月末〜12月初旬までの試験期間を、9
月17日を境に前期と後期に分けてミニトマトの生
育と、養液濃度の関係を調べた。実験開始時
(8/16)に、栽培槽1に様々な量の養分を加え
て異なる濃度の養液を調製した。栽培方法は、本
発明方法(前期のまま継続する方法)、後期に養
分を追加する方法、および前期と同一または異な
る養液で入替える方法、の3方法である。実験試
料を表1にまとめて示す。なお、養液濃度400倍
の試料とは、実験開始時に次の組成からなる養液
を使用するものである:N03−N(18.0)、NH4−
N(1.4)、P(5.0)、K(8.3)、Mg(3.8)、Ca(9.
3)
(単位はすべてme/)および適当量のFe、Mn
およびB0他の試料(533倍等)の養液は、これに
準じて調製された。表1には最終的なミニトマト
の収量をも併記した。
【表】
上記の表に記載の試料から、養液を採取し、
EC値(mS/cm)の経時変化を調べた。結果を第
2図に示す。図中、○はおよび、△は、□
はを表す。図から明らかに、本発明方法(表1
および第1図における)の場合の濃度変化は他
の補充または入替え法の場合とほぼ同様であり、
植物の生育に必要な濃度が達成されている。さら
に、ミニトマトの収穫量においても他の方法と有
意な差がなく、むしろ多い場合もある。以上の結
果は、本発明の一括供給法の有効性を証明するも
である。 [効果] 上記のごとく、本発明方法によれば、植物一世
代に要する養分を一括して与えることにより、以
後の養液補充や入替えを行わずに良好な収量を挙
げることができるので、家庭内で、簡単にしかも
失敗なく養液栽培を行うことができる。
EC値(mS/cm)の経時変化を調べた。結果を第
2図に示す。図中、○はおよび、△は、□
はを表す。図から明らかに、本発明方法(表1
および第1図における)の場合の濃度変化は他
の補充または入替え法の場合とほぼ同様であり、
植物の生育に必要な濃度が達成されている。さら
に、ミニトマトの収穫量においても他の方法と有
意な差がなく、むしろ多い場合もある。以上の結
果は、本発明の一括供給法の有効性を証明するも
である。 [効果] 上記のごとく、本発明方法によれば、植物一世
代に要する養分を一括して与えることにより、以
後の養液補充や入替えを行わずに良好な収量を挙
げることができるので、家庭内で、簡単にしかも
失敗なく養液栽培を行うことができる。
第1図は本発明方法の実施例に用いた養液栽培
装置の一部縦断した正面図、第2図は本発明方法
と他の方法との養液の養分濃度の経時変化を示す
グラフである。 図中、1は栽培槽、2は中空筒、3は吸水口、
4吐水口、5は揚水翼、6はポンプ軸、7はモー
ター、8は受皿、9は流水筒、10は栽培床。
装置の一部縦断した正面図、第2図は本発明方法
と他の方法との養液の養分濃度の経時変化を示す
グラフである。 図中、1は栽培槽、2は中空筒、3は吸水口、
4吐水口、5は揚水翼、6はポンプ軸、7はモー
ター、8は受皿、9は流水筒、10は栽培床。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 植物の養液栽培において、攪拌手段を具備す
る容器にその植物一世代に必要な全養分を含有す
る適当濃度の養液を入れ、水補充によつて適度の
水位を維持しながら攪拌下に該植物を栽培するこ
とを特徴とする植物の養液栽培法。 2 植物がトマトである請求項1記載の養液栽培
法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1069497A JPH02249430A (ja) | 1989-03-22 | 1989-03-22 | 植物の養液栽培法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1069497A JPH02249430A (ja) | 1989-03-22 | 1989-03-22 | 植物の養液栽培法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02249430A JPH02249430A (ja) | 1990-10-05 |
JPH055451B2 true JPH055451B2 (ja) | 1993-01-22 |
Family
ID=13404415
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1069497A Granted JPH02249430A (ja) | 1989-03-22 | 1989-03-22 | 植物の養液栽培法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02249430A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103011929A (zh) * | 2012-11-27 | 2013-04-03 | 天津滨海国际花卉科技园区股份有限公司 | 一种唐菖蒲水培营养液及用该营养液培养唐菖蒲的方法 |
CN105145303B (zh) * | 2015-09-10 | 2017-11-03 | 广西大学 | 一种纯沙土育苗快捷诱发稻瘟病的方法 |
-
1989
- 1989-03-22 JP JP1069497A patent/JPH02249430A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02249430A (ja) | 1990-10-05 |
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