JPH05544A - 自動給紙装置 - Google Patents

自動給紙装置

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Publication number
JPH05544A
JPH05544A JP15143891A JP15143891A JPH05544A JP H05544 A JPH05544 A JP H05544A JP 15143891 A JP15143891 A JP 15143891A JP 15143891 A JP15143891 A JP 15143891A JP H05544 A JPH05544 A JP H05544A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
spring
roller
pressing
pickup
contact
Prior art date
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Pending
Application number
JP15143891A
Other languages
English (en)
Inventor
Isao Sano
功 佐野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba TEC Corp
Original Assignee
Tokyo Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Electric Co Ltd filed Critical Tokyo Electric Co Ltd
Priority to JP15143891A priority Critical patent/JPH05544A/ja
Publication of JPH05544A publication Critical patent/JPH05544A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 分離部と給紙部とを単独に調整できるように
して給紙機能を向上させることである。 【構成】 単一のローラ11の外周面に原稿の分離部2
2と給紙部25とのそれぞれの作用点21,26を配設
し、前記給紙部25をバネ板材によるピックアップ・ス
プリング24により形成し、このピックアップ・スプリ
ング24に当接して前記ローラ11との接触圧を設定す
る押え部材35をペーパーガイド14に位置調節自在に
取付け、この押え部材35に前記ピックアップ・スプリ
ング24に当接する高さの異なる複数個の押圧突片36
を形成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、事務機器や通信機器に
利用される自動給紙装置に係り、特に、単票用紙を1枚
ずつ分離して給紙する自動給紙装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来のファクシミリ装置において利用さ
れている自動給紙装置の一例を図5に基づいて説明す
る。まず、単一のローラ1の外周面に原稿の分離部2の
作用点3と給紙部4の作用点5とが配設されている。前
記分離部2は、支持板6に回動自在に保持されたパット
ホルダ7に前記ローラ1に接触するラバー8を貼着した
ものであり、前記支持板6と前記パットホルダ7との間
に取り付けられた圧縮バネ9により必要な接触圧が得ら
れているものである。また、前記給紙部4はバネ板材に
よるピックアップ・スプリング10により形成されてお
り、このピックアップ・スプリング10の一端は、前記
ラバー8を介して前記パットホルダ7に固定されてい
る。
【0003】このような構成において、供給される原稿
はピックアップ・スプリング10の押圧力を受けてロー
ラ1の外周面に常に圧接され、駆動回転されるローラ1
の摩擦力を受けて最下層の原稿が送り出されると共にラ
バー8の抵抗に抗して送り出される。そして、分離部2
に2枚の原稿が送り込まれた場合には、原稿間の摩擦力
よりも原稿とラバー8との間の摩擦力の方が大きいの
で、ラバー8側の原稿の送りは止められ、最下層の一枚
の原稿のみが送り出されるものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】給紙部4を構成するピ
ックアップ・スプリング10は、ラバー8とともにパッ
トホルダ7に保持されているため、ピックアップ・スプ
リング10自体のローラ1に対する押圧力を調節するこ
とができない。そのため、自動給紙機能が十分に発揮で
きる条件に設定することが難しい。また、ピックアップ
・スプリング10の支点が分離部2の構成部品の支点と
一緒であるため、押圧調整のための部品交換やメンテナ
ンス等が大変困難であった。
【0005】
【課題を解決するための手段】単一のローラの外周面に
原稿の分離部と給紙部とのそれぞれの作用点を配設し、
前記給紙部をバネ板材によるピックアップ・スプリング
により形成し、このピックアップ・スプリングに当接し
て前記ローラとの接触圧を設定する押え部材をペーパー
ガイドに位置調節自在に取付け、この押圧部材に前記ピ
ックアップ・スプリングに当接する高さの異なる複数個
の押圧突片を形成した。
【0006】
【作用】ローラに対するピックアップ・スプリングの押
圧力の調整は、押え部材の取付位置を変えてピックアッ
プ・スプリングに当接する押圧突片を変えることにより
簡単に行なうことができ、これにより、ピックアップ・
スプリングの押圧力調整を単独に行なうことができるこ
とから分離部に影響を及ぼすことなく給紙部に最適な押
圧力を与えることができ、また、そのピックアップ・ス
プリングの押圧力の調整時になんの部品も必要としない
ものである。
【0007】
【実施例】本発明の一実施例を図1乃至図4に基づいて
説明する。まず、図示しない駆動部に連結されたローラ
11が設けられ、このローラ11は、原稿通路12を形
成する相対向する二枚のペーパーガイド13,14の
内、下方のペーパーガイド13に形成された穴15から
その一部を前記原稿通路12に突出させている。また、
上方の前記ペーパーガイド14には、後方が上方へ突出
する二つの切起し片16,17が形成されている。
【0008】前記切起し片16の後端には、固定ピン1
8によりADFスプリング19とラバー20との一端が
固定され、前記ラバー20の先端は前記ADFスプリン
グ19の押圧力を受けて作用点21で前記ローラ11に
圧接されて分離部22を形成している。
【0009】また、前記切起し片17の後端には、固定
ピン23によりバネ板材によるピックアップ・スプリン
グ24の後端が固定され、給紙部25が形成されてい
る。前記ピックアップ・スプリング24は、その両端に
前方へ突出して前記ローラ11への作用点26を有する
二つの弾性脚27が形成されていると共に、その中央部
には、押圧部28が形成され、側部には逃げ部29が形
成されている。さらに、前記切起し片17の基部には、
二つの通し孔30が形成されている。
【0010】ついで、前記ペーパーガイド14の前記切
起し片17の上面には、ホルダ31が固定されている。
このホルダ31には、塑性変形するL字形の二つの止着
片32が形成されている。そして、これらの止着片32
が挿入される細長い挿入孔33が基板部34に形成され
た押え部材35が設けられている。この押え部材35に
は、前記ピックアップ・スプリング24の押圧部28に
当接するA,B,C,Dと表示した四個の押圧突片36
が一体に形成されている。これらの押圧突片36はそれ
ぞれその高さが異なるものであり、Aは2mm、Bは2.
3mm、Cは2.7mm、Dは3mmである。
【0011】このような構成において、分離部22は固
定ピン18の着脱でADFスプリング19とラバー20
とを単独で交換自在に形成されており、給紙部25は固
定ピン23の着脱でピックアップ・スプリング24を単
独で交換自在に形成されている。そのため、分離部22
と給紙部25との特性は、単独で設定できる。
【0012】しかして、押え部材35は、ピックアップ
・スプリング24の押圧部28に作用させるべき押圧突
片36を選択した上でその挿入孔33にホルダ31の止
着片32を挿入させ、基板部34をそのホルダ31に密
接させた上で止着片32を曲げる。これにより、止着片
32は押え部材35を固定する。この状態においては、
通し孔30を介して選択された押圧突片36がピックア
ップ・スプリング24の押圧部28を押圧してそのピッ
クアップ・スプリング24の弾性脚27のローラ11に
対する圧接力を与えている。この場合、その圧接力が不
適当であると認められた時、押え部材35を取外して左
右方向を入れ替えるか、上下を逆にするとかして他の押
圧突片36を選択して取付け直す。このように押え部材
35を付け変えるだけで、ピックアップ・スプリング2
4への押圧力を変えることができ、給紙部25として最
も適切なローラ11に対する押圧力を選択することがで
きるものである。
【0013】
【発明の効果】本発明は上述のように、単一のローラの
外周面に原稿の分離部と給紙部とのそれぞれの作用点を
配設し、前記給紙部をバネ板材によるピックアップ・ス
プリングにより形成し、このピックアップ・スプリング
に当接して前記ローラとの接触圧を設定する押え部材を
ペーパーガイドに位置調節自在に取付け、この押圧部材
に前記ピックアップ・スプリングに当接する高さの異な
る複数個の押圧突片を形成したので、ローラに対するピ
ックアップ・スプリングの押圧力の調整は、押え部材の
取付位置を変えてピックアップ・スプリングに当接する
押圧突片を変えることにより簡単に行なうことができ、
これにより、ピックアップ・スプリングの押圧力調整を
単独に行なうことができることから分離部に影響を及ぼ
すことなく給紙部に最適な押圧力を与えることができ、
また、そのピックアップ・スプリングの押圧力の調整時
になんの部品も必要としない等の効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す縦断側面図である。
【図2】その一部の分解斜視図である。
【図3】ホルダと押圧部材とピックアップ・スプリング
との関係を示す斜視図である。
【図4】押圧部材の側面図である。
【図5】従来の一例を示す縦断側面図である。
【符号の説明】
11 ローラ 21 作用点 22 分離部 24 ピックアップ・スプリング 25 給紙部 26 作用点 35 押え部材 36 押圧突片

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 単一のローラの外周面に原稿の分離部と
    給紙部とのそれぞれの作用点を配設し、前記給紙部をバ
    ネ板材によるピックアップ・スプリングにより形成し、
    このピックアップ・スプリングに当接して前記ローラと
    の接触圧を設定する押え部材をペーパーガイドに位置調
    節自在に取付け、この押え部材に前記ピックアップ・ス
    プリングに当接する高さの異なる複数個の押圧突片を形
    成したことを特徴とする自動給紙装置。
JP15143891A 1991-06-24 1991-06-24 自動給紙装置 Pending JPH05544A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15143891A JPH05544A (ja) 1991-06-24 1991-06-24 自動給紙装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15143891A JPH05544A (ja) 1991-06-24 1991-06-24 自動給紙装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05544A true JPH05544A (ja) 1993-01-08

Family

ID=15518614

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15143891A Pending JPH05544A (ja) 1991-06-24 1991-06-24 自動給紙装置

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JP (1) JPH05544A (ja)

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