JPH055438Y2 - - Google Patents

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JPH055438Y2
JPH055438Y2 JP1985146975U JP14697585U JPH055438Y2 JP H055438 Y2 JPH055438 Y2 JP H055438Y2 JP 1985146975 U JP1985146975 U JP 1985146975U JP 14697585 U JP14697585 U JP 14697585U JP H055438 Y2 JPH055438 Y2 JP H055438Y2
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temperature
refrigerator
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control device
quick
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、例えば冷凍室、冷蔵室、氷温室、
野菜室などのように複数の室を有する多温度冷蔵
庫の庫内温度を、各室別に制御するための集中温
度制御入力手段をドアの前面に形成した冷蔵庫用
制御装置に関する。
〔従来の技術〕
第7図は従来の冷蔵庫用制御装置の外観の一例
を示す斜視図、第8図は同図の−断面図であ
る。第7図、第8図において、1は冷蔵庫本体、
2は冷凍室扉、Aはこの冷凍室扉2の前面に設け
られた冷蔵庫用制御装置としての前面操作パネル
である。多温度冷蔵庫にあつては、庫内が冷凍
室、冷蔵室、氷温室(チルドルーム)、野菜室な
ど、それぞれに冷却温度の異なる複数の室に区画
されており、各室の温度は別々に制御されてい
る。すなわち冷凍室温度制御は、冷凍室内に配設
したサーミスタで検知される実測温度と予め設定
される目標温度に基づき、制御回路を介して圧縮
器の運転をオン・オフ制御することにより行われ
る。その場合の目標温度の設定は、扉前面の操作
パネルAに組込まれている制御基板10に配設さ
れた温度選定入力手段としての冷凍室用温度調節
スライドボリユーム11を摺動操作して行われ
る。つまり操作パネルAの前面に突出している入
力操作部としての操作桿11aを強・弱・中の目
盛に合せて左右に移動させることにより、所定の
範囲内で選定できる。
一方、冷蔵室や氷温室の温度制御は、室内に配
設したサーミスタで検知される実測温度と設定さ
れた目標温度に基づき、室内に吹出される冷気量
をダンパサーモスタツトのダンパ開閉操作を介し
て制御することにより行われる。
その場合の目標温度の設定は、温度選定入力手
段としての氷温室用温度調節スライドボリユーム
11′や冷蔵室用温度調節スライドボリユーム1
1″を上記同様に操作桿11a′や11a″を介して
摺動操作して行われる。
操作パネルAには、上述の如き庫内温度を適宜
に設定する温度選定入力手段の他に、更に庫内冷
却速度を緩急に切換えるため、次の如き冷却速度
切換入力手段も配設されている。すなわち24は
クイツク冷凍用押釦であり、この釦を押し込むこ
とで、圧縮機を連続的に例えば3時間強制運転さ
せてすばやいフリージングを可能とする機能を備
えており、いわゆるホームフリージング等の用途
に使用される。また24′はクイツクチルド用押
釦であり、この釦を操作することで、氷温室内の
温度を例えば所定時間、通常の設定温度よりも低
下させる機能を備えており、食品の収容時に、よ
り急速に冷やすために用いられる。
このようにして、庫内の温度や冷却速度を扉の
外から集中制御することができる。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、このような従来の冷蔵庫用制御
装置にあつては、冷凍室や氷温室等の温度を設定
する温度調節スライドボリユームの操作つまみ等
が、操作パネルAの化粧板26の表面にむき出し
に突出したものとなつていたため、子供等がいじ
つて好ましくない温度に設定してしまうおそれが
あつた。また、操作つまみや押釦が、多数露出し
たままになつていたため、それぞれの機能がわか
りにくくなり、操作を疎んずるようになるという
問題点もあつた。
この考案は、このような従来の問題点に着目し
てなされたもので、一般に一度設定すれば長期間
そのままで使用されるため比較的使用頻度が少な
くなる各温度調節ボリユームの操作つまみを集中
的にまとめて配設すると共に、その前面に開閉自
在の蓋を設けて遮蔽し、通常使う「クイツク冷
凍」や「クイツクチルド」等スイツチ類のみを操
作パネル表面に露出させておくことにより、上記
問題点を解消できる冷蔵庫用制御装置を提供する
ことを目的としている。
〔作用〕
この考案によれば、設定温度を変更する操作部
は蓋で遮蔽されているから、幼児がいじつたり、
うつかり触れて好ましくない温度に設定されてし
まうことは防止できる。
しかもそれらは使用頻度も少ないから、温度設
定時に蓋を開けて操作しても面倒には感じない。
また使用頻度の高いスイツチ類は、表面に出し
たままとしているため、操作が紛らわしくない
し、誤つて操作したり、子供がいたずらしても、
実害のないスイツチであり、冷蔵庫の機能が損わ
れることはなく安全である。
〔実施例〕
第1図はこの考案の一実施例に係る制御装置を
有する多温度式の冷蔵庫の外観斜視図、第2図は
その制御装置を組み込む冷凍室扉の取付け構造を
示す要部斜視図、第3図は制御装置の各構成要素
を示す分解斜視図、第4図は第1図の−断面
図、第5図は第1図の−断面図、第6図は第
1図の−断面図である。
冷蔵庫本体1の前面には、庫内に区画されてい
る各室に対応して、冷凍室扉2、冷蔵室扉3、氷
温室扉4、野菜室扉5が設けられており、そのう
ちの冷凍室扉2の前面に、制御装置としての操作
パネルAが設けられている。すなわち扉2の外板
6の一部を切欠いて開口させ、その奥に遮蔽板7
で箱状に囲つた収納区画部8を形成して、そこに
制御装置Aの取付板アツセンブリBをはめこみ、
ネジ取付部9とネジ下穴9′とを介して、図外の
ネジで固定して取付けられる(第2図参照)。
以下第3図〜第6図に基づいてこの制御装置の
構造を詳細に説明する。制御基板10上には、比
較的使用頻度の少ない温度選定入力手段としての
例えば冷凍室用温度調節ボリユーム11と氷温室
用温度調節ボリユーム11′が右寄りにまとめて
取付けられ、日常的によく使用される冷却速度切
換入力手段としての例えばクイツク冷凍用スイツ
チ12とクイツクチルド用スイツチ12′とが左
寄りにまとめて取付けられている。13はクイツ
ク冷凍が実行されていることを点灯して表示する
クイツク冷凍用表示LED、13′はクイツクチル
ドが実行されていることを点灯して表示するクイ
ツクチルド用表示LEDである。15は取付板で
あり、裏面側に一体的に突設された複数本の基板
取付爪16で、前記基板10が保持される。17
は取付板15の周縁に突設された複数の爪部であ
り、これによつて扉外板6に係止される。この取
付板15の表面から見て右側には凹部18が形成
されると共に冷凍室用温度調節ボリユーム11の
操作桿11aと氷温室用温度調節ボリユーム1
1′の操作桿11a′の挿通窓19,19′が開口し
ている。一方取付板15の左側には、前記クイツ
ク冷凍用スイツチ12及びクイツクチルド用スイ
ツチ12′に対応させて、押釦載置部20,2
0′が弾性支柱21を介し一体に形成されると共
に、その上方に前記各表示LED13,13′に対
応させて開口22,22′が設けられている。そ
して、上記押釦載置部20,20′の上に、係止
爪23を介して入力操作部としてのクイツク冷凍
用押釦24とクイツクチルド用押釦24′とが載
置される。各押釦24,24′には表示LED1
3,13′に対応させて監視窓25,25′が開け
られている。
26は冷凍室扉2の前面に取付けた取付け板ア
ツセンブリBの前面にかぶせる化粧板であり、そ
の正面から見て右側には、前記取付け板15の右
側凹部18に対応させて、温度調節用の各ボリユ
ーム11,11′の入力操作部である操作桿11
a,11a′が挿通する開口27,27′を有する
温度選定入力操作部収納部28が凹状に形成され
ている。一方、左側には、前記クイツク冷凍用押
釦24とクイツクチルド用押釦24′とを収納す
るための冷却速度切換入力操作部収納部としての
開口29が設けられている。この化粧板26は、
周縁部に一体形成された爪30で、化粧板取付穴
30aを介して、取付板15に嵌着される。31
は化粧板26に形成された入力操作部収納凹部2
8の前面を開閉自在に遮蔽する蓋であり、前記収
納凹部28の側壁の下部に設けられた軸受穴32
に嵌合する軸33と、同じく前記収納凹部28の
側壁の上部に設けた係合突起部34a(第6図参
照)に弾性変形して係合し蓋を閉じるための係止
爪34と、前記係合突起部34aとの対向位置に
設けた係合穴35aに係止する爪35と、閉じた
蓋を開ける際に手を掛ける手掛け部36とが形成
されている。手掛け部36は化粧板26に設けた
凹部36aと相対して蓋31の側壁に形成され
て、幼児が触れにくいようにしてある。
遮蔽蓋31を軸33を支点として回動させるこ
とにより閉じると、入力操作桿収納凹部28内に
収まり蓋31と化粧板26との面が面一になるよ
うに構成されている。そしてこの蓋31を閉じた
状態で、蓋31の軸33側の下端縁31aの下方
すなわち化粧板26の対向側面26aとの間に、
〓間Wが設けられている。(第4図)。この〓間W
で蓋31の開度θを鈍角することにより、温度調
節用ボリユーム11,11′の操作桿11a,1
1a′の操作が蓋31に邪魔されずに楽に行える。
上記のように構成された冷蔵庫用制御装置とし
ての操作パネルAにおいて、冷却速度の切換えは
必要に応じてクイツク冷凍用押釦24(又は、ク
イツクチルド用押釦24′)を押し込むことで行
われる。今、押釦24を押したとすると、押釦載
置部20の後に延設されている押棒20aがクイ
ツク冷凍用スイツチ12を押圧して冷凍室の急速
冷却が開始されると同時に表示LED13が点灯
する。押込んだ釦を手放すと、押釦24は押釦載
置部20の弾性支柱21の復元力によりもとの位
置に復帰する。急速冷却時間は図外の制御回路に
設定されたタイマで制御される。
一方冷凍室や氷温室の温度を、例えば弱から強
へ設定変更する場合は、まず遮蔽蓋31を手前に
引いて開ける。次にこれにより、露出する温度調
節ボリユームの操作桿11a又は11a′を所定位
置に操作する。蓋31の開閉はワンタツチで可能
であるが、蓋31の面と化粧板26の面とが面一
になつているため、幼児には容易に開けられない
から、いたずら等で設定温度が変動することは防
止できる。
〔考案の効果〕
以上のようにこの考案によれば扉前面の操作パ
ネルに設けられた数多くの操作入力手段のうち、
第1の収納部は開閉自在の蓋で遮蔽されており、
第2の収納部はスイツチに釦を載置しており、こ
れら両収納部は化粧板と蓋及び釦の面とが面一に
なつているため、操作パネル上の操作端の配置が
すつきりして操作もわかりやすく、不用意の接触
によつて設定温度が変わるということがなく、第
1の収納部の蓋は化粧板と面一の面にあり、この
蓋に設けたくぼんだ手掛部に手をかけないと開か
ないので、幼児には容易に開けられることがない
ので幼児のいたずら等で設定温度が変わつてしま
うということも防止できる効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例に係る制御装置を
有する冷蔵庫の外観斜視図、第2図はその制御装
置を組み込む冷凍室扉の構造を示す要部斜視図、
第3図は制御装置の各構成要素を示す分解斜視
図、第4図は第1図の−断面図、第5図は第
1図の−断面図、第6図は第1図の−断
面図、第7図は従来の冷蔵庫用制御装置の一例を
示す部分斜視図、第8図は第7図の−断面図
である。 図におてい、1は冷蔵庫本体、2は冷凍室扉、
Aは冷蔵庫用制御装置、11は温度選定入力手段
としての冷凍室温度調節ボリユーム、11aはそ
の入力操作部としての操作桿、11′は同じく氷
温室温度調節ボリユーム、11a′はその入力操作
部としての操作桿、12は冷却速度切換入力手段
としてのクイツク冷凍スイツチ、12′は同じく
クイツクチルドスイツチ、15は取付板、24は
冷却速度切換入力手段の入力操作部としてのクイ
ツク冷凍用押釦、24′は同じくクイツクチルド
用押釦、26は化粧板、28は温度選定入力操作
部を収納する凹状収納部、29は冷却速度切換入
力操作部を収納する開口、31は遮蔽蓋31aは
その下端縁、Wは〓間である。なお各図中、同一
符号は、同一または相当部分を示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 庫内の冷却温度を選定する温度選定入力手段と
    冷却速度を緩急に切り換える冷却速度切換入力手
    段とを扉前面に集中的に配設してなる冷蔵庫用制
    御装置において、前記温度選定入力手段と前記冷
    却速度切換入力手段を分別して取り付けた取付板
    と、前記温度選定入力手段の操作部を収納する第
    1の収納部と前記冷却速度切換入力手段の操作部
    を収納する第2の収納部を有し、かつ前記取付板
    の前面を覆う化粧板と、前記第1の収納部の前面
    を覆い周囲の前記化粧板と面一になり、この面一
    の面よりくぼんだ手掛部を有する遮蔽蓋とを備え
    たことを特徴とする冷蔵庫用制御装置。
JP1985146975U 1985-09-26 1985-09-26 Expired - Lifetime JPH055438Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1985146975U JPH055438Y2 (ja) 1985-09-26 1985-09-26

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JP1985146975U JPH055438Y2 (ja) 1985-09-26 1985-09-26

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JPS6255086U JPS6255086U (ja) 1987-04-06
JPH055438Y2 true JPH055438Y2 (ja) 1993-02-12

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ID=31059921

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
TWI548846B (zh) * 2008-12-24 2016-09-11 Panasonic Corp refrigerator

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6027354U (ja) * 1983-07-30 1985-02-23 トヨタ自動車株式会社 酸素濃度検出器

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS589162Y2 (ja) * 1976-11-16 1983-02-18 日東工器株式会社 携帯用冷蔵庫
JPS6026390Y2 (ja) * 1979-03-05 1985-08-08 三洋電機株式会社 冷凍シヨ−ケ−ス等の電気部品取付装置

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