JPH0554315U - 梱包板 - Google Patents

梱包板

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Publication number
JPH0554315U
JPH0554315U JP11073691U JP11073691U JPH0554315U JP H0554315 U JPH0554315 U JP H0554315U JP 11073691 U JP11073691 U JP 11073691U JP 11073691 U JP11073691 U JP 11073691U JP H0554315 U JPH0554315 U JP H0554315U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
packaging
packing
plate
band
plates
Prior art date
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Pending
Application number
JP11073691U
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English (en)
Inventor
眞也 大泉
和 石川
盛二 小賀野
功一 川口
睦▲はる▼ 木内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
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Publication of JPH0554315U publication Critical patent/JPH0554315U/ja
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 大きな容積をもつ包装容器の保管の為の空間
や倉庫を必要とせず、また発送元への送り返しが容易な
梱包板を提供すること。 【構成】 製品を挟着する為の一対の梱包板2の夫々に
製品と当接する部分にすべり止め帯を設けた。まず、1
枚目の梱包板2の上に複数の梱包対象物3を配置する。
その上に2枚目の梱包板2を重ね、バンド4掛けをす
る。さらに必要に応じてその全体をラッピング包装す
る。この状態からトラック等の車両に積み込んで目的地
へ運搬する。目的地において梱包対象物3を取り出す場
合にはラッピング包装を切除し、次にバンド4を切断し
上に重ねた梱包板2を取り除いて梱包対象物3を取り出
す。残った上下の梱包板2はそれを重ねて保管し、また
必要に応じて梱包物の配送元に返戻しする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は塗装品や機械部品を輸送する場合に使用する梱包システム、特に梱 包システムにおいて使用する梱包板に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
塗装品や機械部品を輸送する場合に従来使用されている梱包機具としてはダン ボール箱や或いは通函といわれる梱包用の箱がある。このような箱に塗装品や機 械部品を収納して発送元から目的地へ輸送している。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
このような従来の箱を使用した梱包システムでは、輸送の際の輸送対象物の取 扱いが容易であるけれども、一方でその箱から輸送対象物を取り出した後の空箱 の保管や或いは発送元への送り戻しに膨大なスペースの倉庫や輸送機関が必要に なっている。このようなことから保管のためのスペースが少なくてすみ、かつ送 り戻しのための手間が少なくてすむ梱包システムの開発が望まれている。
【0004】 この考案は上記の如き事情に鑑みたものであって、大きな容積をもつ包装容器 の保管の為の空間や倉庫を必要とせず、また発送元への送り返しが容易な梱包板 を提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この目的に対応して、この考案の梱包板は、製品を挟着する為の一対の梱包板 の夫々に製品と当接する部分にすべり止め帯を設けたことを特徴としている。
【0006】
【作用】
このように構成された梱包板を使用して塗装製品や機械部品を梱包する場合の 操作は次の通りである。まず、1枚目の梱包板を取り出して台の上に水平に置き 、その上に複数の梱包対象物を配置する。所定数の梱包対象物を配置した後、そ の上に2枚目の梱包板を重ねる。この状態で上下の梱包板の上からバンド掛けを する。こうして2枚の梱包板とその間に挟まれた梱包対象物は一体的に結合され る。さらに必要に応じてその全体をラッピング包装する。
【0007】 この状態からトラック等の車両に積み込んで目的地へ運搬する。目的地におい て梱包対象物を取り出す場合にはラッピング包装を切除し、次にバンドを切断し 上に重ねた梱包板を取り除いて梱包対象物を取り出す。残った上下の梱包板はそ れを重ねて保管し、また必要に応じて梱包物の配送元に返戻しする。
【0008】
【実施例】
図1において1は梱包体である。梱包体1は上下の梱包板2と、その間に挟ま れた図6に示す梱包対象物3と及び全体を結束するバンド4とから成っている。 このような梱包体1は必要に応じて複数段積み重ねられる。
【0009】 図2、図4及び図5に示すように梱包板2はベニヤ板5と、ゴム環11と角当 て13によって構成されている。ベニヤ板5は矩形をなし偶角部6が円弧状に隅 切りされている。ベニヤ板5の全表面は合成樹脂製のフィルム12でシュリンク 包装されている。ベニヤ板5は長辺7及び短辺8を有する矩形状である。ベニヤ 板5には環状のゴム環11が長辺7に沿って巻かれている。この実施例ではゴム 環11は2本である。さらにベニヤ板5の長辺方向の縁は角当て13によって覆 われている。なお、ゴム環11が2本でなく図3に示すように3本使用してもよ いし、またゴム環を使用する場合のほかゴム環11とベニヤ板5との間にスポン ジを挟み込んで使用しても良い。
【0010】 このように構成された梱包板2を使用して梱包対象物を梱包する場合には、ま ず、1枚目の梱包板を取り出して台の上に水平に置き、その上に複数の梱包対象 物を配置する。所定数の梱包対象物を配置した後、その上に2枚目の梱包板を重 ねる。この状態で上下の梱包板の上からバンド掛けをする。こうして2枚の梱包 板とその間に挟まれた梱包対象物は一体的に結合される。さらに必要に応じてそ の全体をラッピング包装する。
【0011】 この状態からトラック等の車両に積み込んで目的地へ運搬する。目的地におい て梱包対象物を取り出す場合にはラッピング包装を切除し、次にバンドを切断し 上に重ねた梱包板を取り除いて梱包対象物を取り出す。残った上下の梱包板はそ れを重ねて保管し、また必要に応じて梱包物の配送元に返戻しする。
【0012】
【考案の効果】
この考案の梱包体においては梱包対象物を梱包するのに箱状の梱包部材を使用 せず、単に2枚の梱包板とバンドを使用するのみである。つまり、梱包対象物自 体が梱包体の強度的な構成部材を構成していることになる。こうして、梱包体を 構成する場合に梱包対象物自体が強度部材を構成する結果、梱包体の形状を保つ ための箱が不必要となる。梱包体から梱包対象物を取り除いた後には、2枚の梱 包板だけが残ることとなるので多数の梱包板を重ねて保管することができるので 、梱包部材の保管に大きな空間を必要とすることがない。また多数の梱包板を小 さな空間で保管することができるところからトラック等を使用した発送元への梱 包部材の返戻しも極めて容易である。こうして安価で省資源の目的に合致するこ とができ、かつ保管と運搬に有利な梱包体を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】梱包体の斜視説明図。
【図2】梱包板の斜視説明図。
【図3】他の実施例の梱包板を示す斜視説明図。
【図4】図2におけるIVーIV部断面図。
【図5】図2におけるVーV部断面図。
【図6】梱包対象物の斜視説明図。
【符号の説明】
1 梱包体 2 梱包板 3 梱包対象物 4 バンド 5 ベニヤ板 6 偶角部 7 長辺 8 短辺 11 ゴム環 12 合成樹脂製のフィルム 13 角当て
フロントページの続き (72)考案者 石川 和 東京都北区赤羽南2−18−1 赤羽塗工工 業株式會社内 (72)考案者 小賀野 盛二 埼玉県岩槻市加倉1990 赤羽塗工工業株式 會社内 (72)考案者 川口 功一 埼玉県岩槻市加倉1990 赤羽塗工工業株式 會社内 (72)考案者 木内 睦▲はる▼ 東京都中央区銀座五丁目12番8号 本州産 業株式会社内

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 製品を挟着する為の一対の梱包板の夫々
    に前記製品と当接する部分にすべり止め帯を設けた梱包
    板。
  2. 【請求項2】 すべり止め帯はゴム帯からなる請求項1
    記載の梱包板。
  3. 【請求項3】 辺部に角当てを有する請求項1記載の梱
    包板。
JP11073691U 1991-12-18 1991-12-18 梱包板 Pending JPH0554315U (ja)

Priority Applications (1)

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JP11073691U JPH0554315U (ja) 1991-12-18 1991-12-18 梱包板

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11073691U JPH0554315U (ja) 1991-12-18 1991-12-18 梱包板

Publications (1)

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JPH0554315U true JPH0554315U (ja) 1993-07-20

Family

ID=14543220

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JP11073691U Pending JPH0554315U (ja) 1991-12-18 1991-12-18 梱包板

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