JPH0554196U - ケーブル繰出装置 - Google Patents

ケーブル繰出装置

Info

Publication number
JPH0554196U
JPH0554196U JP10444291U JP10444291U JPH0554196U JP H0554196 U JPH0554196 U JP H0554196U JP 10444291 U JP10444291 U JP 10444291U JP 10444291 U JP10444291 U JP 10444291U JP H0554196 U JPH0554196 U JP H0554196U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cable
chain
drive sprocket
sprocket
guide plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP10444291U
Other languages
English (en)
Other versions
JP2564956Y2 (ja
Inventor
幸二 宮本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KYB Corp
Original Assignee
KYB Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by KYB Corp filed Critical KYB Corp
Priority to JP1991104442U priority Critical patent/JP2564956Y2/ja
Publication of JPH0554196U publication Critical patent/JPH0554196U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2564956Y2 publication Critical patent/JP2564956Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Electric Cable Installation (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ケーブルの繰出しを自動的に行う装置を提供
することを目的とする。 【構成】 ケーブル2に沿って設けられる駆動スプロケ
ット6と非駆動スプロケット7に渡ってチェーン3を掛
け回し、チェーン3をケーブル2に押し付けたり離した
りするガイドプレート14を設け、非駆動スプロケット
7の回転軸をケーブル2と略平行方向に移動可能に支持
するレール24を設けるとともに、非駆動スプロケット
7を駆動スプロケット6と反対方向に引張るスプリング
8を設ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ウィンチ等によって巻取られるケーブルの繰出しを行う装置に関す るものである。
【0002】
【従来の技術およびその対策】
海底調査艇あるいはカプセル等の海中に沈められる装置をケーブルを介して母 船から吊り下げる場合、海面変動により母船が揺れるのに伴ってウィンチで巻取 られるケーブルに弛みが生じないようにする必要があった。
【0003】 そのため、従来はケーブルの途中を挟む押さえ金具が設けられ、押さえ金具の 付与する摺動抵抗によりケーブルに弛みが生じないようにしていた。
【0004】 しかしながら、ケーブルをセットする作業や、押さえ金具の締付力を手動で調 整する作業に手間がかかり、また押さえ金具ではケーブルの張力を一定に保つこ とが難しいという問題点があった。
【0005】 本考案は上記の問題点に着目し、ケーブルの繰出しを自動的に行う装置を提供 することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案は、ケーブルに沿って駆動スプロケットと非駆動スプロケットを配置し 、駆動スプロケットと非駆動スプロケットに渡ってチェーンを掛け回し、チェー ンをケーブルに押し付けたり離したりするガイドプレートを設け、非駆動スプロ ケットの回転軸をケーブルと略平行方向に移動可能に支持するレールを設けると ともに、非駆動スプロケットを駆動スプロケットと反対方向に引張るスプリング を設ける。
【0007】
【作用】
ウィンチによりケーブルが巻取られる時に、ガイドプレートを介してチェーン をケーブルに押し付け、駆動スプロケットを回転させてチェーンをケーブルの送 り方向に循環させて、ケーブルに弛みが生じることを防止する。
【0008】 ガイドプレートを介してケーブルの循環経路がチェーンと直交方向に移動する のに伴って、非駆動スプロケットの回転軸はレールを介してケーブルと略平行方 向に移動する。このとき、非駆動スプロケットはスプリングの付勢力によりチェ ーンの張力を一定に保つ。
【0009】
【実施例】
以下、本考案の実施例を添付図面に基づいて説明する。
【0010】 図1に示すように、ケーブル繰出装置1はケーブル2を挟むようして循環する 2つのチェーン3を備えている。各チェーン3はケーブル2に沿って配置される 2対の駆動スプロケット6と非駆動スプロケット7に渡ってそれぞれ掛け回され る。
【0011】 図4にも示すように、各チェーン3の各ピン側プレート4の外周側にはゴム材 からなる複数のパッド5がボルト27を介して結合され、各パッド5が各チェー ン3と共に循環しながらケーブル2に摺接して摩擦力を発生するようになってい る。
【0012】 図2、図3にも示すように、一方の駆動スプロケット6は油圧モータ11の回 転力がギア9,12,13を介して伝達され、他方の駆動スプロケット6は油圧 モータ11の回転力がギア9,10を介して伝達され、各駆動スプロケット6は 互いに逆方向に回転するようになっている。
【0013】 図4にも示すように、各チェーン3のローラ28に転接するガイドプレート1 4が設けられる。各ガイドプレート14は複数のボルト18を介してケーブル2 と直交方向に変位可能に支持されている。
【0014】 各ガイドプレート14を移動する油圧シリンダ15がそれぞれ設けられる。各 油圧シリンダ15のロッド16が同期して伸び出すことにより、連結部材17、 ボルト19等を介して各ガイドプレート14がケーブル2に近づいて各パッド5 をケーブル2に押し付ける一方、ロッド16が引き込まれることにより各パッド 5をケーブル2から離すようになっている。
【0015】 図5にも示すように、各非駆動スプロケット7の回転軸29はベアリング21 を介してボックス22に回転自在に支持される。ボックス22にスライドプレー ト23が溶接により固着され、スライドプレート23はその両端が本体側のレー ル24によってケーブル2と平行方向に摺動自在に支持される。
【0016】 各ボックス22にはロッド25がそれぞれ締結され、ロッド25の先端部に係 止されるリテーナ26と本体側のリテーナ27の間にスプリング8が圧縮状態で 介装される。
【0017】 ケーブル2はその下方に設けられる複数のローラ31,32と、その左右方向 に設けられる2対のローラ33とによって案内される。
【0018】 図6はこのケーブル繰出装置1を搭載した支援母船40を示しており、母船4 0からランチャー(海中調査艇)41をケーブル2で吊り下ろす場合、繰出装置 1を介してケーブル2が送られるようになっている。
【0019】 ケーブル2はトラクションウィンチ42を介してケーブルストアウィンチ43 に巻取られるようになっており、繰出装置1は船尾に展開したフレーム44とラ ムテンショナ45の間には設けられている。ラムテンショナ45は海面変動によ る母船40の動揺に伴うケーブル2の張力変化に応じて伸縮する。
【0020】 トラクションウィンチ42によるケーブル2の巻取り時に、繰出装置1は各油 圧シリンダ15を伸張させてパッド5をケーブル2に押し付け、油圧モータ11 の作動により各駆動スプロケット6を回転させて各チェーン3をケーブル2の送 り方向に循環させる。各チェーン3の移動速度をケーブル2の送り速度より小さ くすることにより、パッド5とケーブル2の間に摩擦力が生じ、ケーブル2に所 定の張力が付与され、ケーブル2に弛みが生じることを防止できる。
【0021】 トラクションウィンチ42の非作動時は、各油圧シリンダ15を収縮させてガ イドプレート14を介して各チェーン3をケーブル2から離す。これによりパッ ド5がケーブル2に干渉することがなく、ラムテンショナ45が海面変動による 母船40の動揺に伴うケーブル2の張力変化に応じて伸縮して、母船40の揺れ がケーブル2を介して海中のランチャー41に伝達するのを防ぐ。
【0022】 各油圧シリンダ15の伸縮によりガイドプレート14がケーブル2と直交方向 に移動するのに伴って、各非駆動スプロケット7をケーブル2と平行方向に移動 する。このとき、各非駆動スプロケット7は各スプリング8の付勢力により各チ ェーン3,4に張力を付与し、各チェーン3,4と各駆動スプロケット6および 非駆動スプロケット7の噛み合いを良好に保つことができる。
【0023】 また、トラクションウィンチ42からのケーブル2をセットするとき、または メインテナンス時にケーブル2を引き出す際にも、ケーブル繰出装置1を作動さ せて、作業を容易に行うことができる。
【0024】
【考案の効果】
以上説明したように本考案は、ケーブルに沿って設けられる駆動スプロケット と非駆動スプロケットに渡ってチェーンを掛け回し、チェーンをケーブルに押し 付けたり離したりするガイドプレートを設け、非駆動スプロケットの回転軸をケ ーブルと略平行方向に移動可能に支持するレールを設けるとともに、非駆動スプ ロケットを駆動スプロケットと反対方向に引張るスプリングを設けたため、ケー ブルの繰出しを自動的に行い、ウィンチに巻取られるケーブルに弛みが生じるこ とを防止できる
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例を示すケーブル繰出装置の平面
図である。
【図2】同じく側面図である。
【図3】同じく図1のB−B線に沿う断面図である。
【図4】同じく図1のA−A線に沿う断面図である。
【図5】同じく図2のC−C線に沿う断面図である。
【図6】同じく海底調査艇の側面図である。
【符号の説明】
1 ケーブル繰出装置 2 ケーブル 3 チェーン 5 パッド 6 駆動スプロケット 7 非駆動スプロケット 8 スプリング 11 油圧モータ 14 ガイドプレート 15 油圧シリンダ 23 スライドプレート 24 レール

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケーブルに沿って駆動スプロケットと非
    駆動スプロケットを配置し、駆動スプロケットと非駆動
    スプロケットに渡ってチェーンを掛け回し、チェーンを
    ケーブルに押し付けたり離したりするガイドプレートを
    設け、非駆動スプロケットの回転軸をケーブルと略平行
    方向に移動可能に支持するレールを設けるとともに、非
    駆動スプロケットを駆動スプロケットと反対方向に引張
    るスプリングを設けたことを特徴とするケーブル繰出装
    置。
JP1991104442U 1991-12-18 1991-12-18 ケーブル繰出装置 Expired - Fee Related JP2564956Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1991104442U JP2564956Y2 (ja) 1991-12-18 1991-12-18 ケーブル繰出装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1991104442U JP2564956Y2 (ja) 1991-12-18 1991-12-18 ケーブル繰出装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0554196U true JPH0554196U (ja) 1993-07-20
JP2564956Y2 JP2564956Y2 (ja) 1998-03-11

Family

ID=14380772

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1991104442U Expired - Fee Related JP2564956Y2 (ja) 1991-12-18 1991-12-18 ケーブル繰出装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2564956Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101495490B1 (ko) * 2014-07-25 2015-02-24 추승호 케이블 풀링장치

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4991792U (ja) * 1972-11-28 1974-08-08
JPS52110167U (ja) * 1976-02-18 1977-08-22
JPH01176797A (ja) * 1987-12-31 1989-07-13 Kayaba Ind Co Ltd ケーブルウィンチ機構

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4991792U (ja) * 1972-11-28 1974-08-08
JPS52110167U (ja) * 1976-02-18 1977-08-22
JPH01176797A (ja) * 1987-12-31 1989-07-13 Kayaba Ind Co Ltd ケーブルウィンチ機構

Also Published As

Publication number Publication date
JP2564956Y2 (ja) 1998-03-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5009353A (en) Cable tensioning device
US5823712A (en) Method and installation for laying a pipeline on a surface located under water
US4515329A (en) Feed device for guiding a rope onto a winding drum
KR102364912B1 (ko) 매우 긴 관형 물체를 견인하기 위한 디바이스
CN111874722B (zh) 一种用于线列阵的海底多缆布放绞车
JPH0554196U (ja) ケーブル繰出装置
CA2336104C (en) Drive assembly
JPH072564B2 (ja) アンビリカルウインチ
CN219823291U (zh) 一种导向机构以及排绳装置
JP2005096638A (ja) 船舶の係船装置
US7424964B2 (en) Extractor for towed linear antenna or the like
JP3022588B2 (ja) 海底ケーブル布設装置
KR102296650B1 (ko) 매우 긴 관형 물체를 견인하기 위한 디바이스
CN115626249B (zh) 一种可移位自动收放式缆绳卷车装置
WO1999023026A1 (en) Drive assembly
JPH11292478A (ja) 摩擦巻胴式走行駆動装置
JPS6023274Y2 (ja) 索の繰り出し装置
CN210419051U (zh) 大型船舶泊绞车的排绳装置
KR950001394Y1 (ko) 낚시줄의 견인안내 로울러장치
JP2009126372A (ja) タグボートにおけるロープ案内装置
JPS5917407A (ja) 長尺材料の送り出し及び引き込み装置
DE120003C (ja)
JPH0249250Y2 (ja)
JPH03135315A (ja) 駆動金車装置
JPS6024704Y2 (ja) 索の繰り出し装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees