JPH0554181B2 - - Google Patents
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- JPH0554181B2 JPH0554181B2 JP786187A JP786187A JPH0554181B2 JP H0554181 B2 JPH0554181 B2 JP H0554181B2 JP 786187 A JP786187 A JP 786187A JP 786187 A JP786187 A JP 786187A JP H0554181 B2 JPH0554181 B2 JP H0554181B2
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- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 claims description 8
- 230000007274 generation of a signal involved in cell-cell signaling Effects 0.000 claims description 7
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 claims description 4
- 230000003111 delayed effect Effects 0.000 claims description 2
- 230000010354 integration Effects 0.000 claims description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 5
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 239000013256 coordination polymer Substances 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 description 1
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- Optical Recording Or Reproduction (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
技術分野
本発明は光学式デイスクプレーヤのトラツキン
グエラー信号生成装置に関する。
グエラー信号生成装置に関する。
背景技術
第５図に光学式デイスクプレーヤのトラツキン
グエラー信号生成装置の従来例を示す。この装置
においては、ピツクアツプの４分割受光素子１の
各素子１ａないし１ｄにはＩ−Ｖ（電流−電圧）
変換器２ａないし２ｄを介してコンパレータ３ａ
ないし３ｄが各々接続されている。コンパレータ
３ａないし３ｄ各々は入力信号を波形整形して高
及び低レベルの２値信号に変換する。EXORゲ
ート４はコンパレータ３ａ及び３ｃの各出力信号
の排他的論理和を採り、EXORゲート５はコン
パレータ３ｂ及び３ｄの各出力信号の排他的論理
和を採る。EXORゲート４の出力はＤフリツプ
フロツプ７のクロツク入力端CP、またインバー
タ６ａを介してＤフリツプフロツプ８のリセツト
端に接続されている。EXORゲート５の出力
はＤフリツプフロツプ８のクロツク入力端CP、
またインバータ６ｂを介してＤフリツプフロツプ
７のリセツト端に接続されている。Ｄフリツプ
フロツプ７，８の各入力端Ｄ及びセツト端には
電圧VCCが供給されている。フリツプフロツプ
７，８の各出力端Ｑは差動増幅器９に接続され、
差動増幅器９はフリツプフロツプ７の出力レベル
からフリツプフロツプ８の出力レベルを差し引い
てその結果をLPF（ローパスフイルタ）１０に出
力し、LPF１０からトラツキングエラー信号が
出力される。
グエラー信号生成装置の従来例を示す。この装置
においては、ピツクアツプの４分割受光素子１の
各素子１ａないし１ｄにはＩ−Ｖ（電流−電圧）
変換器２ａないし２ｄを介してコンパレータ３ａ
ないし３ｄが各々接続されている。コンパレータ
３ａないし３ｄ各々は入力信号を波形整形して高
及び低レベルの２値信号に変換する。EXORゲ
ート４はコンパレータ３ａ及び３ｃの各出力信号
の排他的論理和を採り、EXORゲート５はコン
パレータ３ｂ及び３ｄの各出力信号の排他的論理
和を採る。EXORゲート４の出力はＤフリツプ
フロツプ７のクロツク入力端CP、またインバー
タ６ａを介してＤフリツプフロツプ８のリセツト
端に接続されている。EXORゲート５の出力
はＤフリツプフロツプ８のクロツク入力端CP、
またインバータ６ｂを介してＤフリツプフロツプ
７のリセツト端に接続されている。Ｄフリツプ
フロツプ７，８の各入力端Ｄ及びセツト端には
電圧VCCが供給されている。フリツプフロツプ
７，８の各出力端Ｑは差動増幅器９に接続され、
差動増幅器９はフリツプフロツプ７の出力レベル
からフリツプフロツプ８の出力レベルを差し引い
てその結果をLPF（ローパスフイルタ）１０に出
力し、LPF１０からトラツキングエラー信号が
出力される。
４分割受光素子１は第５図に示すように十字状
に分割され、その各素子１ａないし１ｄはデイス
クのトラツク方向に対して素子１ａ，１ｂと素子
１ｃ，１ｄとが左右対称に位置し、素子１ｂ，１
ｃがピツト上流側に、素子１ａ，１ｄがピツト下
流側に位置する。
に分割され、その各素子１ａないし１ｄはデイス
クのトラツク方向に対して素子１ａ，１ｂと素子
１ｃ，１ｄとが左右対称に位置し、素子１ｂ，１
ｃがピツト上流側に、素子１ａ，１ｄがピツト下
流側に位置する。
かかる構成のトラツキングエラー信号生成装置
においては、４分割受光素子１の各素子１ａに流
れる電流はＩ−Ｖ変換器２ａによつて電圧に変換
され、その電圧は閾値との大小関係によりコンパ
レータ３ａによつて方形波形を有する２値信号に
変換される。同様に、４分割受光素子１の他の各
素子１ｂないし１ｄに流れる電流もＩ−Ｖ変換器
２ｂないし２ｄによつて電圧に各々変換され、そ
のＩ−Ｖ変換器２ｂないし２ｄの各出力電圧はコ
ンパレータ３ｂないし３ｄによつて２値信号に
各々変換される。この２値信号への変換により受
光素子１上のスポツトの光量分布の非対称や移動
による非対称が生じて素子１ａないし１ｄの出力
電流が変動してもそれに影響されずにピツト列と
照射ビームとの各位相情報は正確に検出される。
よつて、ピツト列と照射ビームと位相状態に応じ
てコンパレータ３ａないし３ｄから出力される各
２値信号（ａないしｄ）は第６図に示すようにな
る。
においては、４分割受光素子１の各素子１ａに流
れる電流はＩ−Ｖ変換器２ａによつて電圧に変換
され、その電圧は閾値との大小関係によりコンパ
レータ３ａによつて方形波形を有する２値信号に
変換される。同様に、４分割受光素子１の他の各
素子１ｂないし１ｄに流れる電流もＩ−Ｖ変換器
２ｂないし２ｄによつて電圧に各々変換され、そ
のＩ−Ｖ変換器２ｂないし２ｄの各出力電圧はコ
ンパレータ３ｂないし３ｄによつて２値信号に
各々変換される。この２値信号への変換により受
光素子１上のスポツトの光量分布の非対称や移動
による非対称が生じて素子１ａないし１ｄの出力
電流が変動してもそれに影響されずにピツト列と
照射ビームとの各位相情報は正確に検出される。
よつて、ピツト列と照射ビームと位相状態に応じ
てコンパレータ３ａないし３ｄから出力される各
２値信号（ａないしｄ）は第６図に示すようにな
る。
コンパレータ３ａから出力される２値信号ａと
コンパレータ３ｃから出力される２値信号ｃとの
排他的論理和をEXORゲート４によつて採るこ
とにより信号Ｐを、またコンパレータ３ｂから出
力される２値信号ｂとコンパレータ３ｄから出力
される２値信号ｄとの排他的論理和をEXORゲ
ート５によつて採ることにより信号Ｑを第６図に
示すように各々得る。信号Ｐはインバータ６ａに
よつて反転されて信号となり、信号Ｑはインバ
ータ６ｂによつて反転されて信号となる。
コンパレータ３ｃから出力される２値信号ｃとの
排他的論理和をEXORゲート４によつて採るこ
とにより信号Ｐを、またコンパレータ３ｂから出
力される２値信号ｂとコンパレータ３ｄから出力
される２値信号ｄとの排他的論理和をEXORゲ
ート５によつて採ることにより信号Ｑを第６図に
示すように各々得る。信号Ｐはインバータ６ａに
よつて反転されて信号となり、信号Ｑはインバ
ータ６ｂによつて反転されて信号となる。
Ｄフリツプフロツプ７の出力端ＱのレベルQA
は信号Ｐの立上りエツジで高レベルとなり、信号
Ｑの立下りエツジで低レベルとなる。またＤフリ
ツプフロツプ８の出力端ＱのレベルQBは信号Ｑ
の立上りエツジで高レベルとなり、信号の立下
りエツジで低レベルとなる。
は信号Ｐの立上りエツジで高レベルとなり、信号
Ｑの立下りエツジで低レベルとなる。またＤフリ
ツプフロツプ８の出力端ＱのレベルQBは信号Ｑ
の立上りエツジで高レベルとなり、信号の立下
りエツジで低レベルとなる。
照射ビームスポツトがピツト列の中心線上に位
置している場合には、第６図に示すように２値
信号ａとｂとが、また２値信号ｂとｃとが各々等
しくなり、２値信号ｂ，ｃが２値信号ａ，ｄより
１／４周期だけ進むので信号ＰとＱとが、また信号
Ｐととが等しくなり、Ｄフリツプフロツプ７，
８の出力レベルQA，QBは低レベルを維持する。
よつて、差動増幅器９の出力Ｘは基準レベルとな
るのでLPF１０から得られるトラツキングエラ
ー信号Ｙのレベルは０となる。
置している場合には、第６図に示すように２値
信号ａとｂとが、また２値信号ｂとｃとが各々等
しくなり、２値信号ｂ，ｃが２値信号ａ，ｄより
１／４周期だけ進むので信号ＰとＱとが、また信号
Ｐととが等しくなり、Ｄフリツプフロツプ７，
８の出力レベルQA，QBは低レベルを維持する。
よつて、差動増幅器９の出力Ｘは基準レベルとな
るのでLPF１０から得られるトラツキングエラ
ー信号Ｙのレベルは０となる。
照射ビームスポツトがピツト列の中心線上から
ずれている場合には、第６図，に示すように
EXORゲート４から出力される信号Ｐは素子１
ａ，１ｃの対角成分の位相差パルスとなり、
EXORゲート５から出力される信号Ｑは素子１
ｂ，１ｄの対角成分の位相差パルスとなるのでフ
リツプフロツプ７から得られる信号QAはデイス
ク半径方向の一方向への照射ビームスポツトのピ
ツト列に対するずれ量を表わすパルス幅となる。
またフリツプフロツプ８から得られる信号QBは
デイスク半径方向の他方向への照射ビームスポツ
トのピツト列に対するずれ量を表わすパルス幅と
なる。よつて、信号QA及びQBを差動増幅器９、
そしてLPF１０を介することによりトラツキン
グエラー信号Ｙが得られる。
ずれている場合には、第６図，に示すように
EXORゲート４から出力される信号Ｐは素子１
ａ，１ｃの対角成分の位相差パルスとなり、
EXORゲート５から出力される信号Ｑは素子１
ｂ，１ｄの対角成分の位相差パルスとなるのでフ
リツプフロツプ７から得られる信号QAはデイス
ク半径方向の一方向への照射ビームスポツトのピ
ツト列に対するずれ量を表わすパルス幅となる。
またフリツプフロツプ８から得られる信号QBは
デイスク半径方向の他方向への照射ビームスポツ
トのピツト列に対するずれ量を表わすパルス幅と
なる。よつて、信号QA及びQBを差動増幅器９、
そしてLPF１０を介することによりトラツキン
グエラー信号Ｙが得られる。
しかしながら、かかるトラツキングエラー信号
生成装置においては、信号ＰとＱとの位相差が信
号Ｐ及びＱのパルス幅を越えると、信号QA及び
QBが交互に高レベルとなる状態が生じて照射ビ
ームスポツトのピツト列に対するずれ量を表わす
パルス幅の信号Ｘを差動増幅器９の出力から得る
ことができないのでトラツキングサーボの制御範
囲が狭いという欠点があつた。
生成装置においては、信号ＰとＱとの位相差が信
号Ｐ及びＱのパルス幅を越えると、信号QA及び
QBが交互に高レベルとなる状態が生じて照射ビ
ームスポツトのピツト列に対するずれ量を表わす
パルス幅の信号Ｘを差動増幅器９の出力から得る
ことができないのでトラツキングサーボの制御範
囲が狭いという欠点があつた。
発明の概要
本発明の目的は、トラツキングサーボの制御範
囲を拡大することができるトラツキングエラー信
号生成装置を提供することである。
囲を拡大することができるトラツキングエラー信
号生成装置を提供することである。
本発明のトラツキングエラー信号生成装置は、
４分割受光素子における一方の対角関係の素子の
各出力信号を閾値と各々比較して２値信号に各々
変換する第１変換手段と、４分割受光素子におけ
る他方の対角関係の素子の各出力信号を閾値と
各々比較して２値信号に各々変換する第２変換手
段と、第１変換手段の各２値信号の排他的論理和
を採る第1EXORゲートと、第２変換手段の各２
値信号の排他的論理和を採る第2EXORゲート
と、第１及び第2EXORゲートの各出力信号の進
み位相差に相当するパルス幅のパルス信号を発生
する第１位相差検出手段と、第１及び第2EXOR
ゲートの各出力信号の遅れ位相差に相当するパル
ス幅のパルス信号を発生する第２位相差検出手段
と、４分割受光素子におけるトラツクに直交する
方向に並んだ２つの素子の出力信号の位相差極性
を検出する検出手段と、その検出手段の位相差極
性の検出結果に応じて第１及び第２位相差検出手
段のいずれか一方の出力信号を選択的に積分して
トラツキングエラー信号を得る選択積分手段とを
有することを特徴としている。
４分割受光素子における一方の対角関係の素子の
各出力信号を閾値と各々比較して２値信号に各々
変換する第１変換手段と、４分割受光素子におけ
る他方の対角関係の素子の各出力信号を閾値と
各々比較して２値信号に各々変換する第２変換手
段と、第１変換手段の各２値信号の排他的論理和
を採る第1EXORゲートと、第２変換手段の各２
値信号の排他的論理和を採る第2EXORゲート
と、第１及び第2EXORゲートの各出力信号の進
み位相差に相当するパルス幅のパルス信号を発生
する第１位相差検出手段と、第１及び第2EXOR
ゲートの各出力信号の遅れ位相差に相当するパル
ス幅のパルス信号を発生する第２位相差検出手段
と、４分割受光素子におけるトラツクに直交する
方向に並んだ２つの素子の出力信号の位相差極性
を検出する検出手段と、その検出手段の位相差極
性の検出結果に応じて第１及び第２位相差検出手
段のいずれか一方の出力信号を選択的に積分して
トラツキングエラー信号を得る選択積分手段とを
有することを特徴としている。
実施例
以下、本発明の実施例を第１図ないし第４図を
参照しつつ説明する。
参照しつつ説明する。
第１図は本発明によるトラツキングエラー生成
装置を示している。本図において、第５図に示し
た装置と同一部分は同一符号を用いており、新た
にＤフリツプフロツプ１４及びANDゲート１５，
１６が設けられている。Ｄフリツプフロツプ１４
の入力端Ｄはコンパレータ３ｂの出力に接続さ
れ、入力端CPはコンパレータ３ｃの出力に接続
されている。セツト端及びリセツト端には電
圧VCCが供給される。ANDゲート１５はＤフリ
ツプフロツプ７の出力端Ｑから出力される信号
QAとＤフリツプフロツプ１４の出力端から出
力される信号Cとの論理積を採り、ANDゲート
１６はＤフリツプフロツプ８の出力端Ｑから出力
される信号QBとＤフリツプフロツプ１４の出力
端Ｑから出力される信号QCとの論理積を採る。
ANDゲート１５，１６の各出力信号が差動増幅
器９に供給される。その他の構成は第５図に示し
た装置と同様である。
装置を示している。本図において、第５図に示し
た装置と同一部分は同一符号を用いており、新た
にＤフリツプフロツプ１４及びANDゲート１５，
１６が設けられている。Ｄフリツプフロツプ１４
の入力端Ｄはコンパレータ３ｂの出力に接続さ
れ、入力端CPはコンパレータ３ｃの出力に接続
されている。セツト端及びリセツト端には電
圧VCCが供給される。ANDゲート１５はＤフリ
ツプフロツプ７の出力端Ｑから出力される信号
QAとＤフリツプフロツプ１４の出力端から出
力される信号Cとの論理積を採り、ANDゲート
１６はＤフリツプフロツプ８の出力端Ｑから出力
される信号QBとＤフリツプフロツプ１４の出力
端Ｑから出力される信号QCとの論理積を採る。
ANDゲート１５，１６の各出力信号が差動増幅
器９に供給される。その他の構成は第５図に示し
た装置と同様である。
かかる構成の本発明によるトラツキングエラー
生成装置においては、フリツプフロツプ７，８か
ら出力される信号QA，QBまでの動作は第５図の
従来装置と同様であり、第２図に示す通りであ
る。
生成装置においては、フリツプフロツプ７，８か
ら出力される信号QA，QBまでの動作は第５図の
従来装置と同様であり、第２図に示す通りであ
る。
また第２図に示すようにコンパレータ３ｃから
出力される信号ｃの立上りエツジ時点におけるコ
ンパレータ３ｂから出力される信号ｂがフリツプ
フロツプ１４の出力端Ｑから信号QCとして出力
され、信号QCの反転信号がフリツプフロツプ１
４の出力端から信号Cとして出力される。
出力される信号ｃの立上りエツジ時点におけるコ
ンパレータ３ｂから出力される信号ｂがフリツプ
フロツプ１４の出力端Ｑから信号QCとして出力
され、信号QCの反転信号がフリツプフロツプ１
４の出力端から信号Cとして出力される。
第３図に示すように照射ビームスポツトがピ
ツト列１２の中心線上に位置している場合には、
第２図に示すようにＤフリツプフロツプ７，８
の出力レベルQA，QBは低レベルを維持するので
信号QC，Cに無関係にANDゲート１５，１６の
出力レベルQX，QYは低レベルとなり、トラツキ
ングエラー信号Ｙのレベルは０になる。
ツト列１２の中心線上に位置している場合には、
第２図に示すようにＤフリツプフロツプ７，８
の出力レベルQA，QBは低レベルを維持するので
信号QC，Cに無関係にANDゲート１５，１６の
出力レベルQX，QYは低レベルとなり、トラツキ
ングエラー信号Ｙのレベルは０になる。
また第３図に示すように照射ビームスポツト
がピツト列１２の中心線上から例えば、デイスク
の内側にずれている場合には、第２図に示すよ
うにフリツプフロツプ７からデイスク半径方向の
一方向への照射ビームスポツトのピツト列に対す
るずれ量を表わすパルス幅の信号QAが得られる。
このとき、信号ｃの立上りエツジ時点では信号ｂ
は低レベルであるのでフリツプフロツプ１４から
出力される信号QCは低レベルに、信号Cは高レ
ベルになる。よつて、信号QAに等しい信号QXが
ANDゲート１５から得られ、ANDゲート１６の
出力信号QYは低レベルとなる。この信号QX及び
QYを差動増幅器９、そしてLPF１０を介するこ
とによりトラツキングエラー信号Ｙが得られる。
信号ＰとＱとの位相差、すなわち信号QAのパル
ス幅が信号Ｐ及びＱのパルス幅より大となると、
信号QA及びQBが交互に高レベルとなる状態が生
ずるが、信号QCが低レベルのためANDゲート１
６の出力信号QYは低レベルとなるので差動増幅
器９の出力への信号QBの影響を防止することが
できる。
がピツト列１２の中心線上から例えば、デイスク
の内側にずれている場合には、第２図に示すよ
うにフリツプフロツプ７からデイスク半径方向の
一方向への照射ビームスポツトのピツト列に対す
るずれ量を表わすパルス幅の信号QAが得られる。
このとき、信号ｃの立上りエツジ時点では信号ｂ
は低レベルであるのでフリツプフロツプ１４から
出力される信号QCは低レベルに、信号Cは高レ
ベルになる。よつて、信号QAに等しい信号QXが
ANDゲート１５から得られ、ANDゲート１６の
出力信号QYは低レベルとなる。この信号QX及び
QYを差動増幅器９、そしてLPF１０を介するこ
とによりトラツキングエラー信号Ｙが得られる。
信号ＰとＱとの位相差、すなわち信号QAのパル
ス幅が信号Ｐ及びＱのパルス幅より大となると、
信号QA及びQBが交互に高レベルとなる状態が生
ずるが、信号QCが低レベルのためANDゲート１
６の出力信号QYは低レベルとなるので差動増幅
器９の出力への信号QBの影響を防止することが
できる。
照射ビームスポツトがピツト列１２の中心線
上から例えば、デイスクの外側にずれている場合
には、第２図に示すようにフリツプフロツプ７
からデイスク半径方向の他方向への照射ビームス
ポツトのピツト列に対するずれ量を表わすパルス
幅の信号QBが得られる。このとき、信号ｃの立
上りエツジ時点では信号ｂは高レベルであるので
フリツプフロツプ１４から出力される信号QCは
高レベルに、信号Cは低レベルになる。よつて、
信号QBに等しい信号QYがANDゲート１６から得
られ、ANDゲート１５の出力信号QXは低レベル
となる。この信号QX及びQYを差動増幅器９、そ
してLPF１０を介することによりトラツキング
エラー信号Ｙが得られる。信号ＰとＱとの位相
差、すなわち信号QBのパルス幅が信号Ｐ及びＱ
のパルス幅より大となると、信号QA及びQBが交
互に高レベルとなる状態が生ずるが、信号QCが
低レベルのためANDゲート１５の出力信号QXは
低レベルとなるので差動増幅器９の出力への信号
QAの影響を防止することができる。
上から例えば、デイスクの外側にずれている場合
には、第２図に示すようにフリツプフロツプ７
からデイスク半径方向の他方向への照射ビームス
ポツトのピツト列に対するずれ量を表わすパルス
幅の信号QBが得られる。このとき、信号ｃの立
上りエツジ時点では信号ｂは高レベルであるので
フリツプフロツプ１４から出力される信号QCは
高レベルに、信号Cは低レベルになる。よつて、
信号QBに等しい信号QYがANDゲート１６から得
られ、ANDゲート１５の出力信号QXは低レベル
となる。この信号QX及びQYを差動増幅器９、そ
してLPF１０を介することによりトラツキング
エラー信号Ｙが得られる。信号ＰとＱとの位相
差、すなわち信号QBのパルス幅が信号Ｐ及びＱ
のパルス幅より大となると、信号QA及びQBが交
互に高レベルとなる状態が生ずるが、信号QCが
低レベルのためANDゲート１５の出力信号QXは
低レベルとなるので差動増幅器９の出力への信号
QAの影響を防止することができる。
第４図ａ，ｂは本発明によるトラツキングエラ
ー信号生成装置を用いた場合に、照射ビームスポ
ツトがピツト列を横切るときのRF（高周波）信号
及びトラツキングエラー信号（実線）の波形を示
している。第４図ｂの破線は従来装置の場合のト
ラツキングエラー信号の波形を示しており、従来
よりも正確なトラツキングエラー信号が得られる
のである。
ー信号生成装置を用いた場合に、照射ビームスポ
ツトがピツト列を横切るときのRF（高周波）信号
及びトラツキングエラー信号（実線）の波形を示
している。第４図ｂの破線は従来装置の場合のト
ラツキングエラー信号の波形を示しており、従来
よりも正確なトラツキングエラー信号が得られる
のである。
なお、上記した本発明の実施例においては、Ｄ
フリツプフロツプ１４の入力端Ｄに信号ｂが供給
され、入力端CPに信号ｃが供給されるが、これ
に限らず、例えば、フリツプフロツプ１４の入力
端Ｄに信号ｄが供給され、入力端CPに信号ａが
供給されるようにしても良い。
フリツプフロツプ１４の入力端Ｄに信号ｂが供給
され、入力端CPに信号ｃが供給されるが、これ
に限らず、例えば、フリツプフロツプ１４の入力
端Ｄに信号ｄが供給され、入力端CPに信号ａが
供給されるようにしても良い。
発明の効果
以上の如く、本発明のトラツキングエラー信号
生成装置においては、２つのEXORゲートの出
力信号ＰとＱとの進み及び遅れ位相差に相当する
パルス幅のパルス信号QA，QBを発生し、４分割
受光素子におけるトラツクに直交する方向に並ん
だ２つの素子（１ａ，１ｄ、又は１ｂ，１ｃ）の
出力信号の位相差極性を検出し、その位相差極性
の検出結果QCに応じてパルス信号QA，QBのいず
れか一方を選択的に積分してトラツキングエラー
信号を得るので、トラツキングサーボの制御範囲
が従来に比して拡大するのである。
生成装置においては、２つのEXORゲートの出
力信号ＰとＱとの進み及び遅れ位相差に相当する
パルス幅のパルス信号QA，QBを発生し、４分割
受光素子におけるトラツクに直交する方向に並ん
だ２つの素子（１ａ，１ｄ、又は１ｂ，１ｃ）の
出力信号の位相差極性を検出し、その位相差極性
の検出結果QCに応じてパルス信号QA，QBのいず
れか一方を選択的に積分してトラツキングエラー
信号を得るので、トラツキングサーボの制御範囲
が従来に比して拡大するのである。
第１図は本発明の実施例を示す回路図、第２図
は第１図の装置の各部の動作を示す波形図、第３
図は照射ビームスポツトとピツトとの関係を示す
図、第４図は第１図の装置によるビームスポツト
のピツト列横断時のRF信号及びトラツキングエ
ラー信号を示す波形図、第５図はトラツキングエ
ラー信号生成装置の従来例を示す回路図、第６図
は第５図の装置の各部の動作状態を示す波形図で
ある。 主要部分の符号の説明、１……４分割受光素
子、４，５……EXORゲート、７，８，１４…
…Ｄフリツプフロツプ、２２……差動増幅器。
は第１図の装置の各部の動作を示す波形図、第３
図は照射ビームスポツトとピツトとの関係を示す
図、第４図は第１図の装置によるビームスポツト
のピツト列横断時のRF信号及びトラツキングエ
ラー信号を示す波形図、第５図はトラツキングエ
ラー信号生成装置の従来例を示す回路図、第６図
は第５図の装置の各部の動作状態を示す波形図で
ある。 主要部分の符号の説明、１……４分割受光素
子、４，５……EXORゲート、７，８，１４…
…Ｄフリツプフロツプ、２２……差動増幅器。
Claims (1)
- １ 光学式デイスク面上のピツト列からなるトラ
ツクに光ビームを照射してその反射光に応じてト
ラツキングエラー信号を生成する光学式デイスク
プレーヤのトラツキングエラー信号生成装置であ
つて、デイスク半径方向及びトラツク接線方向の
分割線により４分割され前記反射光を受光する４
分割受光素子と、該４分割受光素子における一方
の対角関係の素子の各出力信号を閾値と各々比較
して２値信号に各々変換する第１変換手段と、前
記４分割受光素子における他方の対角関係の素子
の各出力信号を閾値と各々比較して２値信号に
各々変換する第２変換手段と、前記第１変換手段
の各２値信号の排他的論理和を採る第1EXORゲ
ートと、前記第２変換手段の各２値信号の排他的
論理和を採る第2EXORゲートと、前記第１及び
第2EXORゲートの各出力信号の進み位相差に相
当するパルス幅のパルス信号を発生する第１位相
差検出手段と、前記第１及び第2EXORゲートの
各出力信号の遅れ位相差に相当するパルス幅のパ
ルス信号を発生する第２位相差検出手段と、前記
４分割受光素子におけるトラツクに直交する方向
に並んだ２つの素子の出力信号の位相差極性を検
出する検出手段と、前記検出手段の位相差極性の
検出結果に応じて前記第１及び第２位相差検出手
段のいずれか一方の出力信号を選択的に積分して
前記トラツキングエラー信号を得る選択積分手段
とを有することを特徴とするトラツキングエラー
信号生成装置。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP786187A JPS63175234A (ja) | 1987-01-14 | 1987-01-14 | 光学式デイスクプレ−ヤのトラツキングエラ−信号生成装置 |
| NL8703001A NL8703001A (nl) | 1986-12-11 | 1987-12-11 | Een volgfoutsignaalgenerator. |
| US07/132,090 US5258968A (en) | 1986-12-11 | 1987-12-11 | Tracking error signal generating device for preventing offset of the generated tracking error signal |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP786187A JPS63175234A (ja) | 1987-01-14 | 1987-01-14 | 光学式デイスクプレ−ヤのトラツキングエラ−信号生成装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63175234A JPS63175234A (ja) | 1988-07-19 |
| JPH0554181B2 true JPH0554181B2 (ja) | 1993-08-11 |
Family
ID=11677431
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP786187A Granted JPS63175234A (ja) | 1986-12-11 | 1987-01-14 | 光学式デイスクプレ−ヤのトラツキングエラ−信号生成装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS63175234A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH07296395A (ja) * | 1994-04-27 | 1995-11-10 | Victor Co Of Japan Ltd | 情報再生装置のトラッキング信号検出方法 |
| TW201337916A (zh) | 2012-03-06 | 2013-09-16 | Sony Corp | 光記錄媒體驅動裝置、尋軌錯誤檢測方法 |
-
1987
- 1987-01-14 JP JP786187A patent/JPS63175234A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63175234A (ja) | 1988-07-19 |
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