JPH0554042A - 粉末品自動検査装置および粉末品自動検査方法 - Google Patents

粉末品自動検査装置および粉末品自動検査方法

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JPH0554042A
JPH0554042A JP21825491A JP21825491A JPH0554042A JP H0554042 A JPH0554042 A JP H0554042A JP 21825491 A JP21825491 A JP 21825491A JP 21825491 A JP21825491 A JP 21825491A JP H0554042 A JPH0554042 A JP H0554042A
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JP21825491A
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Masaru Takeuchi
勝 竹内
Hajime Kitamura
肇 北村
Hideo Yoshikoshi
英夫 吉越
Mikio Kitai
幹雄 北井
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Shin Etsu Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 多検査項目、多数サンプルであっても人手が
かからず、省力化に役立つ粉末品自動検査装置を提供す
る。 【構成】 検査装置は、主制御装置1および複数の端末
制御装置10〜18および20が通信回線2で連結さ
れ、一つの端末制御装置10に、検査サンプルに付され
た製品データのバーコード7を読み取るバーコードリー
ダ4と、読み取った製品データから検査条件データを設
定し、コード化したバーコードをラベル8a〜8eに印
刷するバーコードプリンタ5とが連結される。端末制御
装置11〜18,20の少なくとも一つの装置11〜1
4,20には、バーコードリーダ41〜44,50が連
結される。端末制御装置10以外の端末制御装置11〜
18には、バーコードリーダ41〜44,50で読取っ
た検査条件データに従って端末制御装置11〜18の制
御により検査する自動検査装置31〜38が連結され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば塩化ビニル樹
脂、ABS樹脂、MBS樹脂のような熱可塑性樹脂粉末
製品の品質を管理するため、必要項目を自動的に検査す
る装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば塩化ビニル樹脂粉末を合成して工
場から出荷する際には、生産時には、規定の品質が確保
されているかを当該のサンプルで検査を行ない、その結
果を品質管理票に記載して製造工場へ戻し、製造条件に
フィードバックするとか、出荷時にはその製品の使用者
のために品質を証明する品質管理票が付されることが常
である。前者の品質管理票には、品名、品種、製造工
場、製造年月日、製造ロットが記載され、後者の品質管
理票には、品名、品種、製造ロットさらに必要に応じて
出荷先なども記載される。
【0003】そのため、品質検査の項目は多岐に渡り、
塩化ビニル樹脂粉末では、平均重合度、嵩比重、揮発
分、粒度分布、異物数量、残留モノマー量、可塑剤吸収
性、ドライフロー性(流動特性)などの項目があり、さ
らに別な項目について検査することもある。これらの項
目のなかから製品の用途、出荷先など、諸々の条件を加
味したテーブルにしたがい検査員が各サンプル(製品)
に必要な検査項目を選択し、サンプルを必要量取り分
け、個々の検査装置で分析している。分析の結果は、品
質規格と照合、判定の結果、品質管理票として報告書に
されたり、台帳に記録されたりして保管される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来の品質検
査システムでは、サンプル毎に検査項目が異なることが
あり、検査員が検査項目を選択してサンプルを必要量取
り分けて分配して検査していたため非常に手間がかかっ
ていた。また検査項目を過ってしまうこともあった。
【0005】本発明はこのような問題点を解消するため
なされたもので、省力化に役立つ粉末品自動検査装置を
提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
めになされた本発明の粉末品自動検査装置の構成を、実
施例に対応する図1および図2により説明する。
【0007】これらの図に示すように本発明の第1発明
である粉末品自動検査装置は、主制御装置1および複数
の端末制御装置10〜18および20が通信回線2で連
結されている。それらのうちの一つの端末制御装置10
に、端末制御装置10の制御により、検査サンプルに付
された製品データのバーコード7を読み取るバーコード
リーダ4と、これにより読み取った製品データから検査
条件データを端末制御装置10により設定し、コード化
したバーコードを検査サンプルから分取された小分けサ
ンプルに付すためのラベル8a〜8eに印刷するバーコ
ードプリンタ5とが連結されている(図3参照)。端末
制御装置10以外の端末制御装置11〜18および20
のうち少なくとも一つの装置11〜14および20に
は、小分けサンプルに付されたラベル8a〜8e上の検
査条件データのバーコードを読み取るバーコードリーダ
41〜44および50が連結されている。端末制御装置
10以外の端末制御装置11〜18の夫々には、小分け
サンプルを複数の検査項目につき各バーコードリーダ4
1〜44および50で読取った検査条件データに従って
夫々の端末制御装置11〜18の制御により検査する自
動検査装置31〜38が連結されている。
【0008】第2発明である粉末品自動検査装置は、主
制御装置1および複数の端末制御装置10〜18および
20が通信回線2で連結されている。それらのうちの一
の端末制御装置10に、端末制御装置10の制御によ
り、検査サンプルに付された製品データのバーコードを
読み取るバーコードリーダ4と、これにより読み取った
製品データから検査条件データを端末制御装置10によ
り設定し、コード化したバーコードを検査サンプルから
分取された小分けサンプルに付すためのラベル8a〜8
eに印刷するバーコードプリンタ5とが連結されている
(図3参照)。端末制御装置10以外の端末制御装置1
1〜18および20のうち少なくとも一つの装置11〜
14および20には、小分けサンプルに付されたラベル
8a〜8e上の検査条件データのバーコードを読み取る
バーコードリーダ41〜44および50が連結されてい
る。バーコードリーダ41〜44および50が連結され
た端末制御装置11〜18および20のうちの一つの装
置20に、バーコードリーダ50で読取った検査条件デ
ータに従って小分けサンプルを端末制御装置20の制御
により精密に分取する精密分取装置40が連結されてい
る。端末制御装置10以外の端末制御装置11〜18お
よび20のうち、精密分取装置40が連結した端末制御
装置20以外の端末制御装置11〜18の夫々には、小
分けサンプルおよび小分けサンプルから分取された精密
分取サンプルを複数の検査項目につき各バーコードリー
ダ41〜44および50で読取った検査条件データに従
って夫々の端末制御装置11〜18の制御により検査す
る自動検査装置31〜38が連結されている。
【0009】第3発明である粉末品自動検査方法は、以
下の各工程で構成される。主制御装置1に通信回線2で
連結された複数の端末制御装置10〜18および20の
うちの一の端末制御装置10に連結し、端末制御装置1
0で制御されたバーコードリーダ4で、検査サンプルに
付された製品データのバーコード7を読み取る。読み取
った製品データから端末制御装置10により検査条件デ
ータを設定するとともにバーコードデータに変換し、端
末制御装置10に連結したバーコードプリンタ5でラベ
ル8a〜8eに印刷する。そのラベル8a〜8eを検査
サンプルから分取された小分けサンプルに付す。端末制
御装置10以外の端末制御装置11〜18および20の
うち少なくとも一つの装置11〜14および20に連結
したバーコードリーダ41〜44および50で、小分け
サンプルに付されたラベル8a〜8e上の検査条件デー
タのバーコードを読み取る。端末制御装置10以外の端
末制御装置11〜18の夫々に連結した自動検査装置3
1〜38で、小分けサンプルを複数の検査項目につき各
バーコードリーダ41〜44および50で読取った検査
条件データに従って夫々の端末制御装置11〜18の制
御により並列的および/または直列的に検査する。バー
コードプリンタ5が連結された端末制御装置10から製
品データおよび検査条件データ、および各自動検査装置
31〜38に連結した夫々の端末制御装置11〜18か
ら検査条件データおよび検査結果データを通信回線2を
経て主制御装置1に転送する。
【0010】第4発明である粉末品自動検査方法は、以
下の各工程で構成される。主制御装置1に通信回線2で
連結された複数の端末制御装置10〜18および20の
うちの一の端末制御装置10に連結し、端末制御装置1
0で制御されたバーコードリーダ4で、検査サンプルに
付された製品データのバーコード7を読み取る。読み取
った製品データから端末制御装置10により検査条件デ
ータを設定するとともにバーコードデータに変換し、端
末制御装置10に連結したバーコードプリンタ5でラベ
ル8a〜8eに印刷する。そのラベル8a〜8eを検査
サンプルから分取された小分けサンプルに付す。端末制
御装置10以外の端末制御装置11〜18および20の
うち少なくとも一つの装置11〜14および20に連結
したバーコードリーダ41〜44および50で、小分け
サンプルに付されたラベル8a〜8e上の検査条件デー
タのバーコードを読み取る。バーコードリーダ41〜4
4および50が連結された端末制御装置11〜14およ
び20のうちの一つの装置20に連結した精密分取装置
40で、バーコードリーダ50で読取った検査条件デー
タに従って小分けサンプルを端末制御装置20の制御に
より精密に分取する。端末制御装置10以外の端末制御
装置11〜18および20のうち精密分取装置40が連
結した端末制御装置20以外の端末制御装置11〜18
の夫々に連結した自動検査装置31〜38で、小分けサ
ンプルおよび小分けサンプルから分取された精密分取サ
ンプルを複数の検査項目につき各バーコードリーダ41
〜44および50で読取った検査条件データに従って夫
々の端末制御装置11〜18の制御により並列的および
/または直列的に検査する。バーコードプリンタ5が連
結された端末制御装置10から製品データおよび検査条
件データ、および各自動検査装置31〜38に連結した
夫々の端末制御装置11〜18から検査条件データおよ
び検査結果データを通信回線2を経て主制御装置1に転
送する。
【0011】前記した複数の検査項目につき検査する自
動検査装置31〜38は、具体的には例えば粒度分布測
定装置31、異物検出測定装置32、嵩比重測定装置3
3・34(ドライフロー性の測定を兼ねる場合があ
る)、重合度測定装置35、揮発分測定装置36、可塑
剤吸収性測定装置37、および残留モノマー測定装置3
8である。これらの装置31〜38は検査サンプルに応
じて選択される。
【0012】本発明の粉末品自動検査装置の測定に適し
たサンプルとしては、例えば塩化ビニル系樹脂粉末があ
げられる。
【0013】
【作用】主制御装置1には検査サンプルのロット番号等
の製品データが記憶されており、一方、検査サンプルに
は製品データがバーコード化して記録されている。第1
発明の粉末品自動検査装置では、検査サンプルの製品デ
ータはバーコードリーダ4により読み取られ、この製品
データから端末制御装置10により検査条件データを設
定する。検査条件データは、同じく端末制御装置10に
よりバーコード化されてバーコードプリンタ5によりラ
ベル8a〜8eに印刷され、検査サンプルから分取され
た小分けサンプルに付される。小分けサンプルに付され
たバーコードラベル8a〜8eは端末制御装置11〜1
4および20に連結したバーコードリーダ41〜44お
よび50で読み取られて端末制御装置11〜18および
20に取り込まれ、夫々の検査条件データにしたがって
端末制御装置11〜18および20の制御により各自動
検査装置31〜38が動作して複数の検査項目につき検
査がなされる。バーコードプリンタ5が連結された端末
制御装置10から製品データおよび検査条件データ、お
よび各自動検査装置31〜38に連結した夫々の端末制
御装置11〜18から各検査条件データおよび各検査条
件データに対応した検査結果データが主制御装置1に転
送される。したがって各検査結果データは、主制御装置
1で一括して処理が可能となる。主制御装置1ではこれ
らの各検査結果データを常法にしたがって記憶したり、
表示したり、品質基準と照合判定し、記録したりして人
為的な判断のために供する。
【0014】第2発明の粉末品自動検査装置では、バー
コードリーダ50で読取った検査条件データが端末制御
装置20に取り込まれ、その検査条件データにしたがっ
て端末制御装置20の制御により精密分取装置40が動
作して小分けサンプルの一部が精密に分取される。端末
制御装置20に取り込まれた検査条件データは、通信回
線2を経由して各端末制御装置15〜18に転送され、
小分けサンプルから分取された精密分取サンプルは、端
末制御装置15〜18の制御により自動検査装置35〜
38が動作して各検査項目につき検査がなされる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面により詳細に説
明する。図1および図2は本発明を適用する粉末品自動
検査装置の実施例のブロック図であり、連続している。
この実施例の粉末品自動検査装置は、粉末品として塩化
ビニル樹脂粉末の品質検査をするものである。検査項目
は、粉末粒度分布、混入している異物の数量、粉末の静
電気を除電したときの嵩比重、同じく除電したときのド
ライフロー性(流動特性)、同じく除電していないとき
の嵩比重、同じく除電していないときのドライフロー
性、平均重合度、揮発分の量、可塑剤吸収性、および残
留モノマー量である。
【0016】装置全体は、制御系を構成するホストコン
ピュータ1、端末コンピュータ10〜18および20が
ローカルエリアネットワーク(LAN)2により連結さ
れている。ホストコンピュータ1がLAN2の通信系を
全体的に制御をし、ホストコンピュータ1と各端末コン
ピュータ10〜18および20の間のデータ通信、各端
末コンピュータ10〜18および20の相互間のデータ
通信ができるようになっている。さらにホストコンピュ
ータ1は、検査すべき粉末サンプルの番号を管理し、後
に記載する各測定装置で測定したデータをLAN2を通
じて集約管理する機能を有する。
【0017】端末コンピュータ10には、バーコードリ
ーダ4とバーコードプリンタ5が接続され、バーコード
ラベルの読み取り、記録が可能になっている。
【0018】端末コンピュータ11には、粒度分布測定
装置31、シーケンサ51、ロボット61およびバーコ
ードリーダ41が接続されている。バーコードリーダ4
1の直近にはコンベア81が配置されている。端末コン
ピュータ12には、異物検出測定装置32、シーケンサ
52、ロボット62、除電装置92およびバーコードリ
ーダ42が接続されている。バーコードリーダ42の直
近にはコンベア82が配置されている。端末コンピュー
タ13には、嵩比重測定装置33、シーケンサ53、ロ
ボット63、除電用攪拌装置93およびバーコードリー
ダ43が接続されている。バーコードリーダ43の直近
にはコンベア83が配置されている。端末コンピュータ
14には、嵩比重測定装置34、シーケンサ54、ロボ
ット64およびバーコードリーダ44が接続されてい
る。バーコードリーダ44の直近にはコンベア84が配
置されている。端末コンピュータ20には、精密分取装
置40、シーケンサ60、ロボット70およびバーコー
ドリーダ50が接続されている。バーコードリーダ50
の直近にはコンベア80が配置されている。端末コンピ
ュータ15には、重合度測定装置35、シーケンサ55
およびロボット65が接続されている。端末コンピュー
タ16には、揮発分測定装置36、シーケンサ56およ
びロボット66が接続されている。端末コンピュータ1
7には、DOP吸収性測定装置37、シーケンサ57お
よびロボット67が接続されている。端末コンピュータ
18には、残留モノマー測定装置38、シーケンサ58
およびロボット68が接続されている。さらにロボット
70からロボット65〜68の直近にコンベア90が配
置されている。
【0019】上記の各構成の動作順の概略を図3により
以下に説明する。工場で生産された塩化ビニル樹脂粉末
は、品質検査をするためのサンプルとして極く僅かな量
が取り分けられる。図3に示すように、粉末サンプルは
試料瓶6に入れられて、本発明の粉末品自動検査装置の
あるところに搬入される。試料瓶6には、品名、品種、
生産工場、製造年月日、製造ロットおよび出荷先を製品
データとして生産工場で記録したバーコードラベル7が
貼付されている。
【0020】サンプルが搬入されると、バーコードラベ
ル7の製品データをバーコードリーダ4で読み取り、そ
の製品データから端末コンピュータ10で検査ナンバ
ー、必須検査項目および検査条件を含めた検査条件デー
タが設定される。このとき必須検査項目および検査条件
の削除や訂正、任意的な検査項目の追加および特殊な検
査条件の設定はキーボードから入力できる。検査条件デ
ータは製品データとともに端末コンピュータ10からL
AN2を経由してホストコンピュータ1に入力し、製品
データと検査条件データとの対応がなされて記憶され
る。
【0021】検査条件データは、端末コンピュータ10
でバーコードデータに変換されてバーコードプリンタ5
により別なバーコードラベル8に記録される。試料瓶6
には製品データのバーコードラベル7とともに検査条件
データのバーコードラベル8が付されることになる。さ
らにバーコードプリンタ5は、バーコードラベル8と同
一なバーコードラベル8a〜8eを印刷する。これらの
ラベル8・8a〜8eに印刷されたバーコードは、有効
桁数が9桁のもので、検査ナンバーの表示に4桁、検査
項目(粒度分布測定、異物検出測定、嵩比重測定、流動
特性測定、精密分取、重合度測定、揮発分測定、可塑剤
吸収性測定、残留モノマー測定)の指示に3桁、検査条
件(除電処理の要、不要)の指示に2桁を使用してい
る。
【0022】以下、上記した全ての検査項目について測
定を行なう例をする。試料瓶6中のサンプルは、テーブ
ル88にはめ込まれた定容試料瓶9a〜9eに山盛りに
あけられ、その表面をすり切り棒3ですり切って定量分
取される。各瓶9a〜9eには、検査条件データが印刷
されたバーコードラベル8a〜8eが夫々貼り付けられ
る。
【0023】試料瓶9aに小分けされたサンプルは粒度
分布測定に供される。試料瓶9bに小分けされたサンプ
ルは異物検出測定に供される。試料瓶9cに小分けされ
たサンプルは除電したときの嵩比重測定および流動特性
測定に供される。試料瓶9dに小分けされたサンプルは
除電してないときの嵩比重測定および流動特性測定に供
される。試料瓶9eに小分けされたサンプルは精密分取
に供される。重合度測定、揮発分測定、可塑剤吸収性測
定、残留モノマー測定には、予めサンプルを精密に秤量
しておく必要があるため、精密分取されたサンプルが使
用される。
【0024】上記により小分けされたサンプルは、図1
および図2のブロック図に従って以下のとおりに並列的
に測定、分取される。
【0025】[粒度分布測定]端末コンピュータ11が
粒度分布測定の制御をする。コンベア81で搬送されて
きた試料瓶9a中の小分けサンプルは、シーケンサ51
の駆動制御で動作するロボット61により粒度分布測定
装置31に移される。そのときサンプルに付された検査
条件データのバーコードラベル8aがバーコードリーダ
41で読み取られて端末コンピュータ11に取り込ま
れ、粒度分布測定の指示がなされる。
【0026】粒度分布測定装置31は、例えば日機装株
式会社製の粒度分布測定装置である。その動作原理は、
粒子にレーザービームを照射したときビームが回折して
散乱するときの回折光の強度と散乱角度から粒径が求め
られる。粒子径が小さいほど単位面積あたりの回折光の
強度は小さく、散乱角度は大きくなる。これをもとに粉
体粒子の粒度分布が算出される。測定された粒度分布は
検査結果データとして端末コンピュータ11に取り込ま
れ、先に取り込まれている検査条件データとともにLA
N2を経由してホストコンピュータ1に転送される。
【0027】[異物検出測定]端末コンピュータ12が
混入している異物の検出、異物の数量の測定の制御をす
る。コンベア82で搬送されてきた試料瓶9b中の小分
けサンプルは、シーケンサ52の駆動制御で動作するロ
ボット62により除電装置92に移される。そのときサ
ンプルに付された検査条件データのバーコードラベル8
bがバーコードリーダ42で読み取られて端末コンピュ
ータ12に取り込まれ、異物検出測定の指示がなされ
る。
【0028】除電装置92は、容器に攪拌機が挿入され
た構成である。その容器に粉末サンプルが入れられたの
をシーケンサ52が検知したら、攪拌機を回転させなが
ら除電溶液(例えばエチレングリコールとエチルアルコ
ールの混合溶液)を徐々に注いで、粉末サンプルと除電
溶液を完全に混合して除電を行う。攪拌機を一定時間回
転させたら、ロボット62により除電装置92の容器か
ら除電済の粉末サンプルを異物検出測定装置32に移
す。異物検出測定装置32は、例えば肇産業株式会社製
の異物検査装置FF−4000である。一定に広げた粉
末サンプルを高解像力のCCDテレビカメラで拡大撮影
し、検出された黒点等の2次元信号として処理し、その
大きさを算出するとともに、大きさの範囲毎に数を算出
する。測定された異物の大きさおよび数量は検査結果デ
ータとして端末コンピュータ12に取り込まれ、先に取
り込まれている検査条件データとともにLAN2を経由
してホストコンピュータ1に転送される。
【0029】[除電したときの嵩比重測定および流動特
性測定]端末コンピュータ13が除電したときの嵩比重
測定の制御をする。コンベア83で搬送されてきた試料
瓶9c中の小分けサンプルは、シーケンサ53の駆動制
御で動作するロボット63により嵩比重測定装置33に
移される。そのときサンプルに付された検査条件データ
のバーコードラベル8cがバーコードリーダ43で読み
取られて端末コンピュータ13に取り込まれ、除電した
ときの嵩比重測定および流動特性測定の指示がなされ
る。
【0030】嵩比重測定装置33は、JISK−672
1に準拠する装置で、上部に漏斗、下部に定容容器があ
る。その直近に電子秤量計が配置されている。漏斗の下
部排出口にはダンパが抜き差し可能に取りつけられてい
る。さらにこの嵩比重測定装置33に特有なものとし
て、漏斗の上部開放の上部に除電用の攪拌装置93が配
置されている。攪拌装置93は下部に開閉可能な排出口
を持つ容器にスクリュー攪拌棒を差し込んだものであ
る。
【0031】除電用攪拌装置93の容器の下部排出口を
閉じておき、容器に粉末サンプルを入れ、シーケンサ5
3がこれを検知したら、スクリュー攪拌棒を回転させな
がら除電溶液(例えばカチオン界面活性剤のメタノール
溶液)を徐々に注いで、粉末サンプルと除電溶液を完全
に混合して除電を行う。次いで容器の下部排出口を開く
と除電された粉末サンプルが嵩比重測定装置33のダン
パが差し込まれている漏斗に供給される。この状態で一
定時間静置後、ダンパを抜くと粉末サンプルが下部の定
容容器に落下する。定容容器のすり切りをしてから電子
秤量計で秤量し、その秤量値が端末コンピュータ13に
入力され、そこで嵩比重が算出される。検査結果データ
である嵩比重は除電したときの嵩比重として端末コンピ
ュータ13に取り込まれ、先に取り込まれている検査条
件データとともにLAN2を経由してホストコンピュー
タ1に転送される。
【0032】さらに嵩比重測定装置33の漏斗の排出口
と定容容器の間に光電検知装置を付設し、除電された粉
末サンプルが落下を開始してから終了するまでの時間を
計時することにより端末コンピュータ13で除電された
粉末サンプルの流動特性を算出することができる。流動
特性も検査結果データとしてLAN2を経由してホスト
コンピュータ1に転送される。この場合、流動特性測定
に用いた粉末サンプルがそのまま嵩比重測定に使用され
るため、二つの測定は直列的に行なわれることになる。
【0033】[除電なしの嵩比重測定および流動特性測
定]端末コンピュータ14が除電なしの嵩比重測定の制
御をする。コンベア84で搬送されてきた試料瓶9d中
の小分けサンプルは、シーケンサ54の駆動制御で動作
するロボット64により嵩比重測定装置34に移され
る。そのときサンプルに付された検査条件データのバー
コードラベル8dがバーコードリーダ44で読み取られ
て端末コンピュータ14に取り込まれ、除電なしの嵩比
重測定および流動特性測定の指示がなされる。
【0034】嵩比重測定装置34は、JISK−672
1に準拠する装置で、上部に漏斗、下部に定容容器があ
る。その直近に電子秤量計が配置されている。漏斗の下
部排出口にはダンパが抜き差し可能に取りつけられてい
る。
【0035】漏斗のダンパを差し込んでおき、上部開放
から粉末サンプルを入れる。次いでダンパを抜くと粉末
サンプルが下部の定容容器に落下する。定容容器のすり
切りをしてから電子秤量計で秤量し、その計量値が端末
コンピュータ14に入力され、そこで嵩比重が算出され
る。検査結果データである嵩比重は除電なしの嵩比重と
して端末コンピュータ14に取り込まれ、先に取り込ま
れている検査条件データとともにLAN2を経由してホ
ストコンピュータ1に転送される。
【0036】さらに嵩比重測定装置34の漏斗の排出口
と定容容器の間に光電検知装置を付設し、除電なしの粉
末サンプルが落下を開始してから終了するまでの時間を
計時することにより、端末コンピュータ14で除電なし
の粉末サンプルの流動特性を算出することができる。流
動特性も検査結果データとしてLAN2を経由してホス
トコンピュータ1に転送される。この場合も流動特性測
定に用いた粉末サンプルがそのまま嵩比重測定に使用さ
れるため、二つの測定は直列的に行なわれることにな
る。
【0037】[サンプルの精密分取]端末コンピュータ
20が粉末サンプルの精密分取の制御をする。コンベア
80で搬送されてきた試料瓶9e中の小分けサンプル
は、シーケンサ60の駆動制御で動作するロボット70
により精密分取装置40に移される。そのときサンプル
に付されたバーコードラベル8eがバーコードリーダ5
0で読み取られて端末コンピュータ20に取り込まれ、
精密分取および精密分取後の検査項目(重合度測定、揮
発分測定、可塑剤吸収性測定、残留モノマー測定)に関
する測定の指示がなされる。
【0038】精密分取装置40は、サンプルを投入する
ホッパ、そのホッパからあけられたサンプルの重量をチ
エックする機構が付いたフィーダ(例えばロス・イン・
ウェイ方式ロード・セル付電磁フィーダ)、および電子
秤量計からなる。フィーダの下部には精密分取容器が順
送りされるように並べられている。試料瓶9eからロボ
ット70でフィーダのホッパへサンプルを全量投入す
る。するとフィーダが動作して、最初の精密分取容器に
所定量のサンプルがあけられるとフィーダが止められ
る。このようにしてサンプルが入った精密分取容器をロ
ボット70で電子秤量計に運び精秤する。精秤量された
精密分取容器入りのサンプルはロボット70でコンベア
90に乗せられる。フィーダから最初の精密分取容器が
運び出されると次の精密分取容器がフィーダの下部に流
れてきて同様の精密分取が行なわれる。本例では4つの
精密分取が行なわれる。4本の精密分取容器に入った定
量の精密分取サンプルは、順にロボット70でコンベア
90に乗せられ、次の工程、重合度測定、揮発分測定、
可塑剤吸収性測定、残留モノマー測定へと運ばれる。一
方、精密分取されたサンプルの検査条件データは、これ
らの測定に該当する端末コンピュータ15〜18にLA
N2を経由して転送される。
【0039】[重合度測定]端末コンピュータ15が重
合度測定の制御をする。コンベア90で搬送されてきた
精密分取サンプルは、シーケンサ55の駆動制御で動作
するロボット65により重合度測定装置35に移され
る。検査条件データは端末コンピュータ20からLAN
2を経由して端末コンピュータ15に入力されており、
その条件で重合度が測定される。
【0040】重合度測定装置35は、JISK−672
1に準拠する装置である。例えば(株)離合社製の自動
重合度測定装置(VMR−052)が使用できる。定量
の精密分取サンプルをニトロベンゼンに溶解してその溶
液の粘度を測定し、粘度から端末コンピュータ15によ
り重合度を算出する。検査結果データとして算出された
重合度は、先に取り込まれている検査条件データととも
に端末コンピュータ15からLAN2を経由してホスト
コンピュータ1に転送される。
【0041】[揮発分測定]端末コンピュータ16が揮
発分測定の制御をする。コンベア90で搬送されてきた
精密分取サンプルは、シーケンサ56の駆動制御で動作
するロボット66により揮発分測定装置36に移され
る。検査条件データは端末コンピュータ20からLAN
2を経由して端末コンピュータ16に入力されており、
その条件で揮発分が測定される。
【0042】揮発分測定装置36は、JISK−672
1に準拠する装置である。定量の精密分取サンプルを乾
燥してから再度秤量し、その減量分から揮発分を算出す
る。検査結果データとして算出された揮発分は、先に取
り込まれている検査条件データとともに端末コンピュー
タ16からLAN2を経由してホストコンピュータ1に
転送される。
【0043】[可塑剤吸収性測定]端末コンピュータ1
7が可塑剤吸収性測定の制御をする。コンベア90で搬
送されてきた精密分取サンプルは、シーケンサ57の駆
動制御で動作するロボット67により可塑剤吸収性測定
装置37に移される。検査条件データは端末コンピュー
タ20からLAN2を経由して端末コンピュータ17に
入力されており、その条件で可塑剤吸収量が測定され
る。
【0044】可塑剤吸収性測定装置37は、遠心分離器
とDOP(フタル酸ジオクチル)注入器と電子秤量計か
ら構成される。定量の精密分取サンプルに一定量のDO
Pを注入し、所定の時間靜置した後、一定の条件下で遠
心分離を行なう。そして遠心分離後のサンプル重量を電
子秤量計に移して精秤する。このサンプル重量と精密分
取サンプルの重量とを比較し、その増加分、すなわちD
OPの吸収量から可塑剤吸収率を算出する。検査結果デ
ータとして算出された可塑剤吸収率は、先に取り込まれ
ている検査条件データとともに端末コンピュータ17か
らLAN2を経由してホストコンピュータ1に転送され
る。なお、この装置ではDOPを用いているが、DOP
以外にも可塑剤として、例えば、フタル酸ジメチル、フ
タル酸ジエチル、フタル酸ジイソブチル、フタル酸ジブ
チル、フタル酸ジヘプチル、フタル酸ジイソオクチル、
フタル酸ジn−オクチル、フタル酸ジノニル、フタル酸
ジイソデシル、フタル酸ジトリデシル、フタル酸ジシク
ロヘキシルのようなフタル酸エステル、フタル酸ブチル
ベンジル、フタル酸ブチルラウリル、フタル酸メチルオ
レイルのようなフタル酸混基エステル、コハク酸ジイソ
デシル、アジピン酸ジオクチル、アジピン酸ジイソデシ
ル、アゼライン酸ジオクチル、セバシン酸ジブチル、セ
バシン酸ジオクチル、テトラヒドロフタル酸ジオクチル
のような脂肪族2塩基酸エステル、ジエチレングリコー
ルジベンゾエート、ジペンタエリスリトールヘキサエス
テル、ペンタエリスリトールエステルのようなグリコー
ルエステル、オレイン酸ブチル、アセチルリシノール酸
メチル、塩素化脂肪酸メチル、メトキシ塩素化脂肪酸メ
チルのような脂肪酸エステル、リン酸トリクレジル、リ
ン酸トリオクチル、リン酸オクチルジフェニル、リン酸
トリフェニル、リン酸トリクロロエチル、リン酸クレジ
ルジフェニルのようなリン酸エステルを使用することも
できる。
【0045】[残留モノマー測定]端末コンピュータ1
8が残留モノマー測定の制御をする。コンベア90で搬
送されてきた精密分取サンプルは、自動キャビングした
後シーケンサ58の駆動制御で動作するロボット68に
より残留モノマー測定装置38に移される。検査条件デ
ータは端末コンピュータ20からLAN2を経由して端
末コンピュータ18に入力されており、その条件で残留
モノマーが測定される。
【0046】残留モノマー測定装置38は、例えばパー
キンエルマー社製のヘッドスペースガスクロマトグラフ
(SIGMA−2000)とオートマチックヘッドスペ
ースサンプラー(HS−100)とデータ処理器から構
成される。検査結果データである残留モノマーの量は、
先に取り込まれている検査条件データとともに端末コン
ピュータ18からLAN2を経由してホストコンピュー
タ1に転送される。
【0047】なお、上記の実施例では正常な動作につい
て説明したが、例えば小分けサンプルを検査対象外の自
動検査装置へ搬送した場合、その小分けサンプルに付さ
れた検査条件データの検査項目には測定の指示がないた
め、検査条件データを読み取った段階で検査中止と判定
されて自動検査装置31〜34が停止する。精密分取す
る必要のない小分けサンプルが精密分取装置40へ搬送
された場合も同様である。この判定は端末コンピュータ
11〜14および20で行なうように設定しても、ホス
トコンピュータ1で行なうように設定しても良い。
【0048】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように本発明の粉
末品自動検査装置によれば、各検査結果データが中央で
一括して処理が可能となり、各検査結果データを常法に
したがって記憶したり、表示したり、品質規格と照合、
判定したり、記録したりして人為的な判断のために供す
ることができる。検査員がサンプル毎に検査項目を選択
したり、サンプルを人手により取り分けたりする必要が
なくなる。また検査工程で、検査員の手作業がなくなり
省力化に役立つものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用する粉末品自動検査装置の実施例
のブロック図である。
【図2】本発明を適用する粉末品自動検査装置の実施例
のブロック図であり、図1に連続している。
【図3】本発明の粉末品自動検査装置の動作順を説明す
る図である。
【符号の説明】
1は主制御装置、2は通信回線、3はすり切り棒、4・
41〜44・50はバーコードリーダ、5はバーコード
プリンタ、6・9a〜9eは試料瓶、7・8・8a〜8
eはバーコードラベル、10〜18・20は端末制御装
置、31は粒度分布測定装置、32は異物検出測定装
置、33・34は嵩比重測定装置、35は重合度測定装
置、36は揮発分測定装置、37は可塑剤吸収性測定装
置、38は残留モノマー測定装置、40は精密分取装
置、51〜58・60はシーケンサ、61〜68・70
はロボット、80〜84・90はコンベア、88はテー
ブルである。
フロントページの続き (72)発明者 北井 幹雄 茨城県鹿島郡神栖町大字東和田1番地 信 越化学工業株式会社塩ビ技術研究所内

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主制御装置および複数の端末制御装置が
    通信回線で連結されており、 該複数の端末制御装置のうちの一の端末制御装置に、当
    該端末制御装置の制御により、検査サンプルに付された
    製品データのバーコードを読み取るバーコードリーダ
    と、これにより読み取った製品データから検査条件デー
    タを当該端末制御装置により設定し、コード化したバー
    コードを検査サンプルから分取された小分けサンプルに
    付すためのラベルに印刷するバーコードプリンタとが連
    結されており、 前記一の端末制御装置以外の端末制御装置のうち少なく
    とも一つの装置に、前記小分けサンプルに付されたラベ
    ル上の検査条件データのバーコードを読み取るバーコー
    ドリーダが連結され、 前記一の端末制御装置以外の端末制御装置の夫々に、小
    分けサンプルを複数の検査項目につき各バーコードリー
    ダで読取った検査条件データに従って夫々の端末制御装
    置の制御により検査する自動検査装置が連結されてお
    り、 前記バーコードプリンタが連結された端末制御装置から
    製品データおよび検査条件データ、および各自動検査装
    置に連結した夫々の端末制御装置から検査条件データお
    よび検査結果データが通信回線を経て主制御装置に転送
    されることを特徴とする粉末品自動検査装置。
  2. 【請求項2】 主制御装置および複数の端末制御装置が
    通信回線で連結されており、 該複数の端末制御装置のうちの一の端末制御装置に、当
    該端末制御装置の制御により、検査サンプルに付された
    製品データのバーコードを読み取るバーコードリーダ
    と、これにより読み取った製品データから検査条件デー
    タを当該端末制御装置により設定し、コード化したバー
    コードを検査サンプルから分取された小分けサンプルに
    付すためのラベルに印刷するバーコードプリンタとが連
    結されており、 前記一の端末制御装置以外の端末制御装置のうち少なく
    とも一つの装置に、前記小分けサンプルに付されたラベ
    ル上の検査条件データのバーコードを読み取るバーコー
    ドリーダが連結され、そのバーコードリーダが連結され
    た端末制御装置のうちの一つの装置に、バーコードリー
    ダで読取った検査条件データに従って小分けサンプルを
    端末制御装置の制御により精密に分取する精密分取装置
    が連結され、 前記一の端末制御装置以外の端末制御装置のうち精密分
    取装置が連結した端末制御装置以外の端末制御装置の夫
    々に、小分けサンプルおよび小分けサンプルから分取さ
    れた精密分取サンプルを複数の検査項目につき各バーコ
    ードリーダで読取った検査条件データに従って夫々の端
    末制御装置の制御により検査する自動検査装置が連結さ
    れており、 前記バーコードプリンタが連結された端末制御装置から
    製品データおよび検査条件データ、および各自動検査装
    置に連結した夫々の端末制御装置から検査条件データお
    よび検査結果データが通信回線を経て主制御装置に転送
    されることを特徴とする粉末品自動検査装置。
  3. 【請求項3】 前記複数の検査項目につき検査する自動
    検査装置が少なくとも粒度分布測定装置および嵩比重測
    定装置を含むことを特徴とする請求項1または請求項2
    に記載の粉末品自動検査装置。
  4. 【請求項4】 前記複数の検査項目につき検査する自動
    検査装置が残留モノマ測定装置、重合度測定装置、揮発
    分測定装置、可塑剤吸収性測定装置、粒度分布測定装
    置、異物検出測定装置および嵩比重測定装置であること
    を特徴とする請求項1または請求項2に記載の粉末品自
    動検査装置。
  5. 【請求項5】 前記複数の検査項目につき検査する自動
    検査装置が粒度分布測定装置、異物検出測定装置および
    嵩比重測定装置であることを特徴とする請求項1または
    請求項2に記載の粉末品自動検査装置。
  6. 【請求項6】 前記複数の検査項目につき検査する自動
    検査装置が重合度測定装置、粒度分布測定装置および嵩
    比重測定装置であることを特徴とする請求項1または請
    求項2に記載の粉末品自動検査装置。
  7. 【請求項7】 前記複数の検査項目につき検査する自動
    検査装置が重合度測定装置、粒度分布測定装置、異物検
    出測定装置および嵩比重測定装置であることを特徴とす
    る請求項1または請求項2に記載の粉末品自動検査装
    置。
  8. 【請求項8】 前記複数の検査項目につき検査する自動
    検査装置が少なくとも粒度分布測定装置を含むことを特
    徴とする請求項1または請求項2に記載の粉末品自動検
    査装置。
  9. 【請求項9】 前記複数の検査項目につき検査する自動
    検査装置が少なくとも嵩比重測定装置を含むことを特徴
    とする請求項1または請求項2に記載の粉末品自動検査
    装置。
  10. 【請求項10】 前記複数の検査項目につき検査する自
    動検査装置が少なくとも重合度測定装置を含むことを特
    徴とする請求項1または請求項2に記載の粉末品自動検
    査装置。
  11. 【請求項11】 前記サンプルが塩化ビニル系樹脂粉末
    であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載
    の粉末品自動検査装置。
  12. 【請求項12】 主制御装置に通信回線で連結された複
    数の端末制御装置のうちの一の端末制御装置に連結し、
    当該端末制御装置で制御されたバーコードリーダで、検
    査サンプルに付された製品データのバーコードを読み取
    り、読み取った製品データから当該端末制御装置により
    検査条件データを設定するとともにバーコードデータに
    変換し、当該端末制御装置に連結したバーコードプリン
    タでラベルに印刷し、そのラベルを検査サンプルから分
    取された小分けサンプルに付した後、 前記一の端末制御装置以外の端末制御装置のうち少なく
    とも一つの装置に連結したバーコードリーダで、前記小
    分けサンプルに付されたラベル上の検査条件データのバ
    ーコードを読み取り、前記一の端末制御装置以外の端末
    制御装置の夫々に連結した自動検査装置で、小分けサン
    プルを複数の検査項目につき各バーコードリーダで読取
    った検査条件データに従って夫々の端末制御装置の制御
    により並列的および/または直列的に検査し、 前記バーコードプリンタが連結された端末制御装置から
    製品データおよび検査条件データ、および各自動検査装
    置に連結した夫々の端末制御装置から検査条件データお
    よび検査結果データを通信回線を経て主制御装置に転送
    することを特徴とする粉末品自動検査方法。
  13. 【請求項13】 主制御装置に通信回線で連結された複
    数の端末制御装置のうちの一の端末制御装置に連結し、
    当該端末制御装置で制御されたバーコードリーダで、検
    査サンプルに付された製品データのバーコードを読み取
    り、読み取った製品データから当該端末制御装置により
    検査条件データを設定するとともにバーコードデータに
    変換し、当該端末制御装置に連結したバーコードプリン
    タでラベルに印刷し、そのラベルを検査サンプルから分
    取された小分けサンプルに付した後、 前記一の端末制御装置以外の端末制御装置のうち少なく
    とも一つの装置に連結したバーコードリーダで、前記小
    分けサンプルに付されたラベル上の検査条件データのバ
    ーコードを読み取り、そのバーコードリーダが連結され
    た端末制御装置のうちの一つの装置に連結した精密分取
    装置で、バーコードリーダで読取った検査条件データに
    従って小分けサンプルを端末制御装置の制御により精密
    に分取し、 前記一の端末制御装置以外の端末制御装置のうち精密分
    取装置が連結した端末制御装置以外の端末制御装置の夫
    々に連結した自動検査装置で、小分けサンプルおよび小
    分けサンプルから分取された精密分取サンプルを複数の
    検査項目につき各バーコードリーダで読取った検査条件
    データに従って夫々の端末制御装置の制御により並列的
    および/または直列的に検査し、 前記バーコードプリンタが連結された端末制御装置から
    製品データおよび検査条件データ、および各自動検査装
    置に連結した夫々の端末制御装置から検査条件データお
    よび検査結果データを通信回線を経て主制御装置に転送
    することを特徴とする粉末品自動検査方法。
JP21825491A 1991-07-08 1991-08-29 粉末品自動検査装置および粉末品自動検査方法 Pending JPH0554042A (ja)

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JP21825491A JPH0554042A (ja) 1991-08-29 1991-08-29 粉末品自動検査装置および粉末品自動検査方法
US07/983,862 US5532942A (en) 1991-07-08 1993-07-06 Automatic apparatus for inspecting powdery product

Applications Claiming Priority (1)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5957235A (en) * 1994-03-07 1999-09-28 Komatsu Ltd. Traveling drive apparatus in a working vehicle
EP1052030A2 (de) * 1999-05-08 2000-11-15 HOSOKAWA ALPINE Aktiengesellschaft & Co. OHG Luftstrahlsieb zur Korngrössenanalyse und zugehöriger Siebeinsatz
EP3828023A1 (en) 2019-11-29 2021-06-02 Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. Drive device for electric vehicle and electric vehicle

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EP1052030A3 (de) * 1999-05-08 2001-12-19 HOSOKAWA ALPINE Aktiengesellschaft & Co. OHG Luftstrahlsieb zur Korngrössenanalyse und zugehöriger Siebeinsatz
EP3828023A1 (en) 2019-11-29 2021-06-02 Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. Drive device for electric vehicle and electric vehicle
US11529864B2 (en) 2019-11-29 2022-12-20 Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. Drive device for electric vehicle and electric vehicle

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