JPH0553886U - エアチャック用ロータリージョイントアダプター - Google Patents
エアチャック用ロータリージョイントアダプターInfo
- Publication number
- JPH0553886U JPH0553886U JP10784291U JP10784291U JPH0553886U JP H0553886 U JPH0553886 U JP H0553886U JP 10784291 U JP10784291 U JP 10784291U JP 10784291 U JP10784291 U JP 10784291U JP H0553886 U JPH0553886 U JP H0553886U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- air
- rotary joint
- chuck
- fixed cylinder
- motor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Quick-Acting Or Multi-Walled Pipe Joints (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 市販されているロボット用のエアチャックに
適用でき、圧縮空気を供給できると共に自由に回転でき
ることを可能とする。 【構成】 空気圧で物品を把持するエアチャック11
を、モータ1に連結するためのエアチャック用ロータリ
ージョイントにおいて、モータ本体1aに固定筒を取り
付け、その固定筒4に、上記エアチャック11を取り付
けたフランジ部9を有する回転ジョイント体6の回転軸
部7を挿入すると共にこれをモータ1の軸1bに連結
し、上記固定筒4内に環状空気室17を形成すると共に
その固定筒4に空気室17と連通する固定空気ポート1
6を形成し、他方回転ジョイント体6のフランジ部9の
外周面に上記エアチャック11に空気を供給する可動空
気ポート18を形成し、回転ジョイント体6のフランジ
部9と回転軸部7に可動空気ポート18と上記環状空気
室17を連通する空気通路19を形成したことを特徴と
している。
適用でき、圧縮空気を供給できると共に自由に回転でき
ることを可能とする。 【構成】 空気圧で物品を把持するエアチャック11
を、モータ1に連結するためのエアチャック用ロータリ
ージョイントにおいて、モータ本体1aに固定筒を取り
付け、その固定筒4に、上記エアチャック11を取り付
けたフランジ部9を有する回転ジョイント体6の回転軸
部7を挿入すると共にこれをモータ1の軸1bに連結
し、上記固定筒4内に環状空気室17を形成すると共に
その固定筒4に空気室17と連通する固定空気ポート1
6を形成し、他方回転ジョイント体6のフランジ部9の
外周面に上記エアチャック11に空気を供給する可動空
気ポート18を形成し、回転ジョイント体6のフランジ
部9と回転軸部7に可動空気ポート18と上記環状空気
室17を連通する空気通路19を形成したことを特徴と
している。
Description
【0001】
本考案は、ロボットのハンドとして使用されるエアチャックをモータに接続す るためのエアチャック用ロータリージョイントアダプターに関する。
【0002】
ロボットのハンドとしてエアチャックが広く利用されている。このエアチャッ クは、モータで回転自在に支持され、エアチャックに供給される圧縮空気の空気 圧で物品を掴むもので、モータの回転でエアチャックを介して掴んだ物品を回転 したり或いはモータ,エアチャックごと移動して物品を搬送する。
【0003】
ところで、エアチャックに圧縮空気を供給する場合、エアチャックにエアチュ ーブを接続して行うが、エアチューブを接続するとエアチャックを自由に回転す ることはできない問題がある。
【0004】 現在、回転するエア機器等に圧縮空気を供給するロータリージョイントは市販 されてはいるが、これを市販されているロボットの手首用のエアチャックに使用 することはできない。またロータリージョイントとエアチャックが一体となった ロータリー式エアチャックもあることはあるが、微少ストロークでかつ三爪とい う非常に用途が限られたものであり、これをロボットの使用に合わせて自由に設 計できるものではない。
【0005】 そこで、本考案の目的は、上記課題を解決し、市販されているロボット用のエ アチャックに適用でき、圧縮空気を供給できると共に自由に回転できるエアチャ ック用ロータリージョイントアダプターを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】 上記目的を達成するために本考案は、空気圧で物品を把持するエアチャックを 、モータに連結するためのエアチャック用ロータリージョイントアダプターにお いて、モータ本体に固定筒を取り付け、その固定筒に、上記エアチャックを取り 付けたフランジ部を有する回転ジョイント体の回転軸部を挿入すると共にこれを モータの軸に連結し、上記固定筒内に環状空気室を形成すると共にその固定筒に 空気室と連通する固定空気ポートを形成し、他方回転ジョイント体のフランジ部 の外周面に上記エアチャックに空気を供給する可動空気ポートを形成し、さらに 回転ジョイント体のフランジ部と回転軸部に可動空気ポートと上記環状空気室を 連通する空気通路を形成したものである。
【0007】
上記構成によれば、固定筒の固定空気ポートにエアチューブを接続すると共に 回転ジョイント体の可動空気ポートとエアチャック間にエアチューブを接続すれ ば、エアチャックをモータで自由に回転しながらでも圧縮空気を供給できる。
【0008】
以下、本考案の一実施例を添付図面に基づいて詳述する。
【0009】 図1において、1はロボット(図示せず)の手に設けられたモータで、そのモ ータ本体1aに連結ロッド2を介して取付プレート3が設けられる。この取付プ レート3に固定筒4が取り付けられる。固定筒4は、中空の軸穴5を有し、その 軸穴5に、回転ジョイント体6の回転軸部7が挿入され、その回転軸部7の挿入 端7aがモータ1の軸1bとカップリング8を介して連結される。また回転ジョ イント体6は、回転軸部7の他端に固定筒4を覆う径のフランジ部9を有し、そ のフランシジ部9にアダプタプレート10を介してエアチャック11が取り付け られる。
【0010】 固定筒4には、その軸穴5の両端に位置して回転軸部7を支承するベアリング 12,12が設けられる。このベアリング12の外周側は、固定筒4にそれぞれ 形成した支持溝13,13によりスラスト方向の荷重が受けられ、内周側は、エ アチャック11側のベアリング12が回転軸部7の近傍のフランシジ部9に設け た段部14で受けられ、またモータ1側のベアリング12は回転軸部7に捩じ込 んだベアリングナット15で受けられる。
【0011】 さて固定筒4には2つの固定空気ポート16a,16bが設けられ、固定筒4 の軸穴5に、固定空気ポート16a,16bと連通するよう環状空気室17a, 17bが形成され、他方回転ジョイント体6のフランシジ部9に可動空気ポート 18a,18bが形成される。回転ジョイント体6のフランシジ部9と回転軸部 7に可動空気ポート18a,18bと環状空気室17a,17bとをそれぞれ連 通する空気通路19a,19bが形成される。
【0012】 また20は、環状空気室17a,17bをシールするためのパッキンである。
【0013】 可動空気ポート18a,18bとエアチャック11の空気ポート21a,21 bとはエアパイプ22a,22bで接続される。
【0014】 エアチャック11は、例えば空気ポート21aに圧縮空気が供給されるとその 爪11aが図示のように開き、空気ポート21bに圧縮空気が供給されると爪1 1aが閉じて物品などを掴むようになっている。
【0015】 次に実施例の作用を述べる。
【0016】 先ずモータ1を駆動すると、回転ジョイント体6の回転軸部7が回転され、フ ランジ部9及びアダプタープレート10を介してエアチャック11が回転される 。この場合エアチャック11とフランジ部9とは共に回転するためエアチューブ 22a,22bは捩じれることがない。また固定筒4の各固定空気ポート16a ,16bから適宜圧縮空気を供給すれば、環状空気室17a,17bより空気通 路19a,19b,可動空気ポート18a,18b,エアチューブ22a,22 bを介してエアチャック11に供給され爪11aを動かすことができる。
【0017】 またエアチャック11は市販品で種々のサイズのものがあるがアダプタープレ ート10をそのサイズに合わせておけば略全てのものが取り付けられる。
【0018】
以上要するに本考案によれば、固定筒の固定空気ポートにエアチューブを接続 すると共に回転ジョイント体の可動空気ポートとエアチャック間にエアチューブ を接続すれば、エアチャックをモータで自由に回転できると共に圧縮空気を供給 できる。
【図1】本考案の一実施例を示す断面図である。
1 モータ 5 固定筒 6 回転ジョイント体 7 回転軸部 9 フランジ部 11 エアチャック 16 固定空気ポート 17 環状空気室 18 可動空気ポート 19 空気通路
Claims (1)
- 【請求項1】 空気圧で物品を把持するエアチャック
を、モータに連結するためのエアチャック用ロータリー
ジョイントアダプターにおいて、モータ本体に固定筒を
取り付け、その固定筒に、上記エアチャックを取り付け
たフランジ部を有する回転ジョイント体の回転軸部を挿
入すると共にこれをモータの軸に連結し、上記固定筒内
に環状空気室を形成すると共にその固定筒に空気室と連
通する固定空気ポートを形成し、他方回転ジョイント体
のフランジ部の外周面に上記エアチャックに空気を供給
する可動空気ポートを形成し、さらに回転ジョイント体
のフランジ部と回転軸部に可動空気ポートと上記環状空
気室を連通する空気通路を形成したことを特徴とするエ
アチャック用ロータリージョイントアダプター。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10784291U JPH0553886U (ja) | 1991-12-27 | 1991-12-27 | エアチャック用ロータリージョイントアダプター |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10784291U JPH0553886U (ja) | 1991-12-27 | 1991-12-27 | エアチャック用ロータリージョイントアダプター |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0553886U true JPH0553886U (ja) | 1993-07-20 |
Family
ID=14469442
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10784291U Pending JPH0553886U (ja) | 1991-12-27 | 1991-12-27 | エアチャック用ロータリージョイントアダプター |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0553886U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE112021001721T5 (de) | 2020-03-19 | 2022-12-29 | Fanuc Corporation | Tragvorrichtung |
-
1991
- 1991-12-27 JP JP10784291U patent/JPH0553886U/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE112021001721T5 (de) | 2020-03-19 | 2022-12-29 | Fanuc Corporation | Tragvorrichtung |
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