JPH055354Y2 - - Google Patents

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JPH055354Y2
JPH055354Y2 JP5957088U JP5957088U JPH055354Y2 JP H055354 Y2 JPH055354 Y2 JP H055354Y2 JP 5957088 U JP5957088 U JP 5957088U JP 5957088 U JP5957088 U JP 5957088U JP H055354 Y2 JPH055354 Y2 JP H055354Y2
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JP
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retainer
holder
joint
curved
curved concave
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は配管継手に関し、特に、2つの隔壁
を貫通して配管する際に使用する配管継手に関す
るものである。
〔従来技術〕
一般に、2つの隔壁を貫通して配管を行なう場
合、第2図に示すような配管継手が用いられてい
る。
すなわち、第2図には従来の配管継手が2つの
隔壁を貫通して配設された状態が示されており、
この配管継手にあつては、2つの隔壁21,22
に、互いに一致する孔21a,22aがそれぞれ
穿設され、隔壁21の孔21aには、一部がそれ
を貫通した状態で、ホルダ23が、フランジ23
aを、熔接、ねじ止め等の適宜の手段で取付けら
れている。
一方、隔壁22の前記隔壁21と反対側面に
は、孔22aを囲んだ状態で、一端にフランジ2
4aが設けられるとともに、外周面にねじ部が設
けられた筒状のソケツト24が、そのフランジ2
4aが熔接、ねじ止め等の適宜の手段で取付けら
れている。
そして、前記ソケツト24の内部には筒状をな
すとともに、端面にOリング27が設けられたリ
テーナ25が、そのOリング27側を先にして前
記ホルダー23の端面23bに当接し、そして、
前記ソケツト24のねじ部に、袋状のナツト26
の内周面に設けたねじ部を螺合して、ソケツト2
4にナツト26を取付けることで前記ホルダー2
3の端面23bにリテーナ25を、その端面25
aに設けたOリング27を押圧した状態で当接
し、これによつて、前記ホルダー23の内部と、
リテーナ25の内部とを連通するようになつてい
る。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら、上記のように構成した従来の配
管継手にあつては、両隔壁の平行度が良くない場
合や、両隔壁に設けた孔が互いに対向するように
正確に穿設されていない場合には、取付け不能で
あるとともに、取付けた後に隔壁が上下方向に移
動した場合には接続ずれが生じてしまうという問
題点を有していた。
この考案は前記のような従来のもののもつ問題
点を解決したものであつて、両隔壁の平行度が悪
い場合や、両隔壁に設けた孔の位置がずれている
場合でも取付けることができるとともに、取付け
後に隔壁が上下方向に変位しても接続状態を維持
することのできる配管継手を提供することを目的
とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記の目的を達成するためにこの考案は、互い
に対向して配設された接続部間に配設される配管
継手であつて、該配管継手は、一方の接続部に固
定されるとともに、端部が湾曲凹部となつている
筒状のホルダーと、他方の接続部に固定されると
ともに、前記ホルダー側の端部が湾曲凹部となつ
ている筒状のリテーナと、付勢部材で付勢された
状態で前記リテーナの湾曲凹部に変位可能に取付
けられるシールジヨイントとを具え、該シールジ
ヨイントは、筒状をなすとともに、一端が前記リ
テーナの湾曲凹部に一致する湾曲凸部となつてお
り、また、他端が前記ホルダーの湾曲凹部に一致
する湾曲凸部となつている繭玉形状とした手段を
採用したものである。
〔作用〕
この考案は上記の手段を採用したことにより、
接続部間に配設した際に、一方の接続部が他方の
接続部に対して上下方向等に移動して、一方の接
続部に取付けられたホルダーに対して他方の接続
部に取付けられたリテーナが変位したとしても、
リテーナと当接するシールジヨイントは自由に揺
動できるとともに、ホルダーとシールジヨイント
との当接も自由に揺動できるのでシールジヨイン
トはリテーナおよびホルダーの動きに追従できる
こととなる。
〔実施例〕
以下、図面に示すこの考案の実施例について説
明する。
第1図はこの考案による配管継手が示されてい
て、この配管継手は接続部である孔1a,2aが
それぞれ穿設されている2つの隔壁1,2に取付
けられるものである。
すなわち、一方の隔壁1には、その孔1a内
に、一部が位置した状態で、筒状のホルダー3
が、そのフランジ部3aを熔接、ねじ止め等の適
宜の手段で取付けられており、このホルダー3の
挿入した先端は湾曲凹部3bとなつていて、その
湾曲凹部3bにOリング6が設けられている。
また、他方の隔壁2の前記隔壁1と反対側面に
は、孔2aを囲んだ状態で、一端にフランジ4a
が設けられるとともに、外周面にねじ部が設けら
れた筒状のソケツト4が、そのフランジ4aが熔
接、ねじ止め等の適宜の手段で取付けられてい
る。
そして、前記ソケツト4の内部には筒状をなす
とともに、先端が湾曲凹部5aとなつていて、そ
の湾曲凹部5aにOリング7が配設されているリ
テーナ5が挿入されている。
一方、前記リテーナ5の先端の湾曲凹部5aに
は、両端が湾曲凸部となつていて繭玉形状をなす
とともに、貫通する孔が穿設されたシールジヨイ
ント8が、その湾曲凸部を一致させた状態で設け
られている。
すなわち、このシールジヨウント8は、その一
端外周面が前記湾曲凹部5aと合致する湾曲凸部
に形成されているとともに、その端部に環状部材
9が取付けられ、そして、シールジヨイントを囲
んで環状部材9に当接するばね10を配設した後
に、袋状のナツト12を前記リテーナ5のねじ部
に螺合することでばね10が圧縮され、前記シー
ルジヨイントは前記リテーナ5の湾曲凹部5aに
押圧された状態で取付けられるようになつてい
る。
このために、前記繭玉形状をなすシールジヨイ
ント8は前記リテーナ5に対して揺動可能に取付
けられている。
一方、前記繭玉形状のシールジヨイント8の他
端外周面は、前記ホルダー3の湾曲凹部3bに合
致する湾曲凸部となつているので、前記ソケツト
4の内部に、シールジヨイント8が取付けられた
リテーナ5を位置した後に、前記ソケツト4のね
じ部に、袋状のナツト12の内周面に設けたねじ
部を螺合して、ソケツト4にナツト12を取付け
ることで前記シールジヨイント8の他端外周面の
湾曲凸部を前記ホルダー3の湾曲凹部3bに押圧
した状態で、前記ホルダー3の内部とリテーナ5
の内部とを前記シールジヨイント8を介して連通
できるようになつている。
次に前記のものの作用について説明する。
上記のように構成された配管継手にあつては、
隔壁1,2にホルダー3とリテーナ5とを取付け
た際に、ホルダー3とシールジヨイント8との
間、およびシールジヨイント8とリテーナ5との
間は互いに合致しているのでシールされ、さらに
Oリング6,7の存在によつて確実にシールされ
ることとなる。
そして、その後に、隔壁1,2が変位した場
合、ホルダー3の軸線とリテーナ5の軸線とがず
れるものであるが、この時、前記シールジヨイン
ト8はリテーナ5の湾曲凹部5aとの間およびホ
ルダー3の湾曲凹部3bとの間でそれぞれ摺動
し、これによつて、前記シールジヨイント8とリ
テーナ5との間およびシールジヨイント8とホル
ダー3との間は確実にシールされ続けるものであ
る。
また、上記の場合と異なつて、隔壁1、2に設
けた孔1a,2aの中心位置がずれている場合、
隔壁1、2にホルダー3とリテーナ5とを取付け
た場合には、ホルダー3の軸線とリテーナ5の軸
線とが一致しない状態で取付けられることとなる
が、この場合であつても、前記シールジヨイント
8が任意に揺動し、しかも、どのような揺動状態
であつても、リテーナ5の湾曲凹部5aとの間お
よびホルダー3の湾曲凹部3bとの間はシールさ
れ、したがつて、リテーナ5とホルダー3との間
のシール機能を発揮した状態で連通させることが
できるものである。
〔考案の効果〕
この考案は前記のように構成したことにより、
接続部間に配管した場合に、両接続部が別々の動
きをしたとしても液体の流通を継続させることが
でき、しかも、構成部品が少ないので全体を安価
に製造することができるなどのすぐれた効果を有
するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案による配管継手を示す概略縦
断面図、第2図は従来の配管継手を示す概略縦断
面図である。 1,2,21,22……隔壁、1a,2a,2
1a,22a……孔、3,23……ホルダー、3
a,4a,23a,24a……フランジ、3b,
5a……湾曲凹部、4,24……ソケツト、5,
25……リテーナ、6,7,27……Oリング、
8……シールジヨイント、9……環状部材、10
……ばね、11,12,26……ナツト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 互いに対向して配設された接続部間に配設され
    る配管継手であつて、該配管継手は、一方の接続
    部に固定されるとともに、端部が湾曲凹部となつ
    ている筒状のホルダーと、他方の接続部に固定さ
    れるとともに、前記ホルダー側の端部が湾曲凹部
    となつている筒状のリテーナと、付勢部材で付勢
    された状態で前記リテーナの湾曲凹部に変位可能
    に取付けられるシールジヨイントとを具え、該シ
    ールジヨイントは、筒状をなすとともに、一端が
    前記リテーナの湾曲凹部に一致する湾曲凸部とな
    つており、また、他端が前記ホルダーの湾曲凹部
    に一致する湾曲凸部となつている繭玉形状である
    ことを特徴とする配管継手。
JP5957088U 1988-05-02 1988-05-02 Expired - Lifetime JPH055354Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP5957088U JPH055354Y2 (ja) 1988-05-02 1988-05-02

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JP5957088U JPH055354Y2 (ja) 1988-05-02 1988-05-02

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Publication Number Publication Date
JPH01163284U JPH01163284U (ja) 1989-11-14
JPH055354Y2 true JPH055354Y2 (ja) 1993-02-12

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