JPH0553529A - 表示装置 - Google Patents

表示装置

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JPH0553529A
JPH0553529A JP569692A JP569692A JPH0553529A JP H0553529 A JPH0553529 A JP H0553529A JP 569692 A JP569692 A JP 569692A JP 569692 A JP569692 A JP 569692A JP H0553529 A JPH0553529 A JP H0553529A
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JP
Japan
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data
scanning
switching circuit
voltage
side switching
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Application number
JP569692A
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English (en)
Inventor
Kamiyoshi Ishihata
省是 石畑
Atsushi Kiyohara
篤 喜代原
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Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 表示装置の画面の上半分と下半分との間で輝
度差が生じるのを回避する。 【構成】 変調駆動回路6から上部領域用データ側スイ
ッチング回路11および下部領域用データ側スイッチン
グ回路21に供給する変調電圧の振幅を、各データ側ス
イッチング回路11,21別に可変調節する変調電圧制
御回路31を設ける。表示パネル1の上半分の表示領域
と下半分の表示領域との間で輝度差が生じた場合には、
変調駆動回路6から上部領域用データ側スイッチング回
路11および下部領域用データ側スイッチング回路21
に供給する変調電圧のいずれか一方または両方の、振幅
を変調電圧制御回路31で調節し、その輝度差を無く
す。信号電圧のパルス幅を調節してもよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、容量性フラットマトリ
クスディスプレイ(以下、薄膜EL表示装置と呼ぶ)や
プラズマディスプレイなどの表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】薄膜EL表示装置は、薄膜EL素子を表
示パネルとする表示装置である。この薄膜EL素子は、
ガラス基板上に帯状の透明電極を平行に配列し、この上
に誘電物質を積層し、さらにその上にEL層を積層し、
さらにその上に誘電物質を積層して3層構造にし、その
上に上記透明電極と直交する方向に延びる帯状の背面電
極を平行に配列して構成されている。上記薄膜EL素子
は、図9に示す印加電圧−輝度特性から明らかなよう
に、200V程度の比較的高電圧によって駆動される。
【0003】薄膜EL表示装置の表示パネルでは、薄膜
EL素子の透明電極がデータ側電極とされ、また薄膜E
L素子の背面電極が走査側電極とされており、データ側
電極と走査側電極との各交差部はそれぞれ絵素となる。
したがって、表示パネルには絵素がマトリクス状に配列
されていることになる。
【0004】絵素の各列に表示データに対応する信号電
圧を与えるために、その信号電圧がデータ側電極に印加
される。また、絵素の行を順次指定するための走査電圧
が走査側電極に対して選択的に印加される。
【0005】このような薄膜EL表示装置の従来例の1
つとして、表示パネルを上下の2つの表示領域に分割し
て構成し、駆動時に表示パネルに流れるピーク電流を小
さく抑えるようにしたものが知られている。この薄膜E
L表示装置の場合、データ側電極は、表示パネルの上半
分の表示領域と下半分の表示領域とに2分割され、それ
ぞれ別々に信号電圧が印加される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の薄膜EL表示装置の場合、表示パネルの製造過
程における条件などに起因して、図10に示すように、
表示パネルの上半分の表示領域と下半分の表示領域との
間で印加電圧−輝度特性に差異が生じ、表示品位の低下
要因となるという問題点がある。
【0007】すなわち、図6において符号Aで示すたと
えばパネル上半分の印加電圧−輝度特性では、絵素に実
効電圧VW1(≒200V)が印加された時の輝度はL
aであるのに対して、符号Bで示すパネル下半分の印加
電圧−輝度特性では、同じ実効電圧VW1が印加された
時の輝度はLbとなり、両者間において輝度差ΔLが生
じることになる。
【0008】したがって、本発明の目的は、製造過程の
条件などによって画面の上半分と下半分との間で輝度差
を生じさせることのない表示装置を提供することであ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1の本発明は、複
数の走査側電極と複数のデータ側電極とが互いに交差す
る方向に配列され、その走査側電極とデータ側電極との
交点ごとに絵素を有する表示領域を上下に二分割した表
示パネルと、前記走査側電極に接続され、絵素の行を順
次指定するための走査電圧を走査側電極に対して選択的
に出力する走査側スイッチング回路と、二分割された上
下の表示領域の各データ側電極に接続され、絵素の各列
に表示データに対応する信号電圧を与えるために、その
信号電圧をデータ側電極に対して出力する上部領域用デ
ータ側スイッチング回路および下部領域用データ側スイ
ッチング回路と、前記走査電圧を走査側スイッチング回
路に供給する走査側駆動回路と、前記信号電圧を生成す
る電圧電源を含み、その信号電圧を前記上部領域用デー
タ側スイッチング回路および下部領域用データ側スイッ
チング回路に供給するデータ側駆動回路とを含む表示装
置において、前記データ側駆動回路から上部領域用デー
タ側スイッチング回路および下部領域用データ側スイッ
チング回路に供給する信号電圧の振幅またはパルス幅
を、各データ側スイッチング回路別に可変調節する信号
電圧調節手段を設けたことを特徴とする表示装置であ
る。
【0010】また請求項2の本発明は、複数の走査側電
極と複数のデータ側電極とが互いに交差する方向に配列
され、その走査側電極とデータ側電極との交点ごとに絵
素を有する表示領域を上下に二分割した表示パネルと、
前記走査側電極に接続され、絵素の行を順次指定するた
めの走査電圧を走査側電極に対して選択的に出力する走
査側スイッチング回路と、二分割された上下の表示領域
の各データ側電極に接続され、絵素の各列に表示データ
に対応する信号電圧を与えるために、その信号電圧をデ
ータ側電極に対して出力する上部領域用データ側スイッ
チング回路および下部領域用データ側スイッチング回路
と、前記信号電圧を前記データ側スイッチング回路に供
給するデータ側駆動回路と、前記走査電圧を生成する電
圧電源を含み、前記走査側スイッチング回路が絵素の行
を順次指定するタイミングに合わせて電圧パルスを走査
側スイッチング回路に供給する走査側駆動回路とを含む
表示装置において、前記走査側駆動回路から走査側スイ
ッチング回路に供給する書込み電圧の振幅またはパルス
幅を可変調節する書込み電圧調節手段を設けたことを特
徴とする表示装置である。
【0011】
【作用】請求項1記載の本発明に従えば、たとえば製造
過程の条件などによって、表示パネルの上半分の表示領
域と下半分の表示領域との間で輝度差が生じた場合に
は、データ側駆動回路から上部領域用データ側スイッチ
ング回路および下部領域用データ側スイッチング回路に
供給する信号電圧のいずれか一方または両方の、振幅ま
たはパルス幅を調節する。これによって、その輝度差を
なくすことができる。
【0012】請求項2記載の本発明に従えば、走査側駆
動回路から走査側スイッチング回路に供給する書込み電
圧の振幅またはパルス幅を書込み電圧調節手段によって
調節することができるので、これによって、表示パネル
の上半分の表示領域と下半分の表示領域との輝度差をな
くすことができる。
【0013】
【実施例】図1は、請求項1に記載される本発明の一実
施例である表示装置の概略的な構成を示すブロック図で
ある。この表示装置は、薄膜EL素子を表示パネル1と
する薄膜EL表示装置であって、表示パネル1は上半分
の表示領域(以下、上画面と呼ぶ)と下半分の表示領域
(以下、下画面と呼ぶ)とに分けられる。さらに、表示
パネル1では、薄膜EL素子の透明電極がデータ側電極
UD1〜UDm(上画面),LD1〜LDm(下画面)
とされ、また薄膜EL素子の背面電極が走査側電極S1
〜Sn(上画面),S(n+1)〜S2n(下画面)と
されている。
【0014】2つのデータ側スイッチング回路11,2
1は上画面と下画面とに対応させてあり、それぞれ対応
するデータ側電極UD1〜UDm,LD1〜LDmに個
別的に表示データに対応する信号電圧である変調電圧V
Mを印加するための回路であり、各データ側電極UD1
〜UDm,LD1〜LDmに個別的に接続されたデータ
側出力ポート群12,22と、各データ側電極UD1〜
UDm,LD1〜LDmに対応する表示データを受け入
れ、その表示データに応じてデータ側出力ポート群1
2,22をオン・オフさせる論理回路13,23とを有
する。
【0015】走査側スイッチング回路2は、各走査側電
極S1〜S2nにその線順次に従って走査電圧である書
込み電圧VW1,−VW2(ただし、VW1=VW2+
VM)を印加するための回路であり、各走査側電極S1
〜S2nに個別的に接続された走査側出力ポート群3
と、走査側出力ポート群3を走査側電極S1〜S2nの
線順次に従ってオン・オフさせる論理回路4とを有す
る。
【0016】駆動回路5は、一定の基準電圧VDから表
示パネル1駆動用の高電圧を発生させるための回路であ
り、データ側出力ポート群12,22に変調電圧VMを
供給するための変調駆動回路6と、走査側出力ポート群
3に書込み電圧VW1,−VW2を供給するための書込
み駆動回路7とを有する。
【0017】駆動論理回路8は、上画面用表示データU
D、下画面用表示データLD、データ転送クロックC
K、水平同期信号H、垂直同期信号Vなどの入力信号に
基づいて、表示パネル1の駆動に必要な各種のタイミン
グ信号を発生するための回路である。
【0018】上記表示装置の基本的な表示駆動は、第1
フィールドおよび第2フィールドの2つのフィールドに
わたる期間を1周期とし、データ側電極UD1〜UD
m,LD1〜LDmに対しては発光・非発光を決める表
示データに対応する変調電圧VMを与える一方、走査側
電極S1〜S2nに対しては書込み電圧として第1フィ
ールドでは電圧VW1を、また第2フィールドでは電圧
−VW2を線順次に与えることによって行われる。
【0019】この表示駆動によって、データ側電極UD
1〜UDm,LD1〜LDmと走査側電極S1〜S2n
とが交差する絵素の部分に書込み電圧VW1,−VW2
と変調電圧VMの重畳効果あるいは相殺効果が生じる。
上記表示パネル1を構成する薄膜EL素子は図9に示す
印加電圧−輝度特性を示すので、書込み電圧VW1,−
VW2と変調電圧VMの重畳効果および相殺効果によっ
て、絵素には実効電圧として発光しきい値電圧Vth以
上の電圧VW1あるいは発光しきい値電圧Vth以下の
電圧VW2が印加され、各絵素は発光または非発光の状
態となり、所定の表示が得られる。
【0020】したがって、1つの絵素に対しては、第1
フィールドと第2フィールドとでそれぞれ極性の反転し
た実効電圧が交互に印加され、2つのフィールドを1周
期として薄膜EL素子にとって理想的とされる対称な交
流駆動が行われることになる。
【0021】この実施例では、上述した変調駆動回路6
と各データ側スイッチング回路11,21のデータ出力
ポート群12,22との間には、変調電圧制御回路31
が介挿されている。この変調電圧制御回路31は、変調
駆動回路6から出力される変調電圧VMを各データ出力
ポート群12,22に分配供給するとともに、上画面デ
ータ出力ポート群12に供給する変調電圧VMUの振幅
と、下画面データ出力ポート群22に供給する変調電圧
VMLの振幅とを、個別に可変調整するための回路であ
る。
【0022】図2は、上記変調電圧制御回路31の具体
的な回路構成の一例と、変調駆動回路6および各データ
出力ポート群12,22との接続構成を示す図である。
すなわち、この場合の変調電圧制御回路31は、変調駆
動回路6と上画面データ出力ポート群12とを結ぶ電路
aの途中に介挿した第1の可変抵抗32と、電路aから
分岐して下画面データ出力ポート群22に接続される電
路bの途中に介挿した第2の可変抵抗33とからなる。
【0023】この薄膜EL表示装置では、製造過程にお
ける条件などに左右されて、表示パネル1の上画面と下
画面との間で輝度差が生じてしまう場合に、変調電圧制
御回路31の可変抵抗32,33を操作して、上画面デ
ータ出力ポート群12に供給する変調電圧VMUまたは
下画面データ出力ポート群22に供給する変調電圧VM
Lの振幅を可変調節することによって、上画面と下画面
の間の輝度差を無くすことができる。
【0024】たとえば、上画面に比べて下画面の方が明
るい場合には、可変抵抗33の抵抗値を大きくして下画
面データ出力ポート群22に供給する変調電圧VMLの
振幅を減じることによって、上下の輝度差を無くすこと
ができる。
【0025】図3は、本発明の他の実施例の表示装置の
概略的な構成を示すブロック図である。この実施例の表
示装置も薄膜EL表示装置であって、ここでは先の実施
例における変調電圧制御回路31に代えて、2つの変調
電圧パルス幅制御回路41,42が用いられている。す
なわち、一方の変調電圧パルス幅制御回路41は、変調
駆動回路6と上画面データ出力ポート群12との間に介
挿され、他方の変調電圧パルス幅制御回路42は変調駆
動回路6と下画面データ出力ポート群22との間に介挿
されている。
【0026】これら変調電圧パルス幅制御回路41,4
2は、変調駆動回路6から上画面データ出力ポート群1
2に供給される変調電圧VMUのパルス幅と、下画面デ
ータ出力ポート群22に供給される変調電圧VMLのパ
ルス幅とを個別に可変調整するための回路である。その
他の構成は先の実施例と同様である。
【0027】図4は、上記変調電圧パルス幅制御回路4
1,42の具体的な回路構成の一例と、変調駆動回路6
および各データ出力ポート群12,22との接続構成を
示す図である。
【0028】すなわち、この場合の変調電圧パルス幅制
御回路41,42は、変調駆動回路6と各データ出力ポ
ート群12,22との間に介挿されたスイッチ43と、
このスイッチ43の開閉制御を行うスイッチ制御回路4
4とによって構成されている。スイッチ制御回路44
は、可変抵抗45およびコンデンサ46からなる積分回
路47と、2入力のANDゲート48とによって構成さ
れている。ANDゲート48の一方の入力端子には定電
圧電源49が接続されてハイレベルに固定され、他方の
入力端子には積分回路47の出力が与えられる。また、
ANDゲート48の出力は制御信号として上記スイッチ
43に与えられ、その出力がハイレベルの期間だけスイ
ッチ43がオンに設定される。
【0029】次に、上記変調電圧パルス幅制御回路4
1,42の動作について説明する。駆動論理回路8から
出力される制御信号、つまり変調電圧VMの出力タイミ
ングを与える一定パルス幅の信号が変調電圧パルス幅制
御回路41,42の積分回路47に入力されると、その
積分回路47の時定数に応じてパルス幅が調整されAN
Dゲート48に1入力として与えられる。
【0030】ANDゲート48は、そのパルス幅の期間
だけハイレベルの出力をスイッチ43に与え、その期間
だけスイッチ43がオンとなる。したがって、スイッチ
43がオンの期間だけ、変調駆動回路6からの変調電圧
VMがデータ出力ポート群12,22に供給される。す
なわち、各データ出力ポート群12,22に供給される
変調電圧VMU,VMLのパルス幅は、対応する積分回
路47の時定数によって決まる。そこで、積分回路47
の可変抵抗45の抵抗値を調整することによって、デー
タ出力ポート群12,22に供給される変調電圧VM
U,VMLのパルス幅を可変調整することができる。
【0031】したがって、上画面に比べて下画面の方が
明るい場合には、たとえば下画面データ出力ポート群2
2に対応する変調電圧パルス幅制御回路42における積
分回路47の可変抵抗45の値を小さくして時定数を小
さくすることによって、下画面データ出力ポート群22
に供給する変調電圧VMLのパルス幅を狭めることによ
って、上下の輝度差を無くすことができる。
【0032】図5は、請求項2に記載される本発明の一
実施例の薄膜EL表示装置の概略的構成を示すブロック
図である。なお、図1および図3に示される実施例と対
応する部分には同一の参照符を付す。本実施例では、前
記書込み駆動回路7と走査側スイッチング回路2の走査
側出力ポート群3との間には、書込み駆動回路7から走
査側スイッチング回路2に供給する書込み電圧の振幅を
可変調節するための書込み電圧調節手段である書込み電
圧制御回路50が設けられる。この書込み電圧制御回路
50は、図6に示されるように、走査側の書込み駆動回
路7によって生成された上下画面データ用書込み電圧V
U,VWLの振幅を個別に可変調整するための可変抵抗
51,52を備え、たとえば上画面に比べて下画面の方
が明るい場合には、可変抵抗52の抵抗値を大きくして
走査側出力ポート群3の下画面の書込み電圧VWL の振
幅を変化させて上記画面の輝度差を調整することができ
る。
【0033】図7は、請求項2に記載される本発明の他
の実施例の一部のブロック図であり、図8は図7に示さ
れる実施例の書込み電圧パネル幅制御回路53,54の
具体的構成を示す電気回路図である。本実施例では、駆
動論理回路8からの書込み電圧制御信号を、可変抵抗5
5およびコンデンサ56から成る積分回路57と、2入
力のANDゲート58とによって構成されている。AN
Dゲート58の一方の入力端子には定電圧電源60が接
続されてハイレベルに固定され、他方の入力端子には積
分回路57の出力が与えられる。ANDゲート58の出
力は、制御信号としてスイッチ59に与えられ、その出
力がハイレベルの期間だけオン状態に設定される。この
ような構成によって、上画面と下画面との間で輝度差が
生じても、可変抵抗55の抵抗値を変化させて、スイッ
チング素子59を用いて書込み電圧VWのパルス幅を調
整し、上下の各表示領域間の輝度差をなくすことができ
る。
【0034】なお、上記各実施例では、薄膜EL表示装
置に適用した場合について説明したが、これに限らず、
他のフラットマトリクスディスプレイにも同様に適用で
きる。
【0035】
【発明の効果】以上のように請求項1記載の本発明によ
れば、データ側駆動回路から上部領域用データ側スイッ
チング回路および下部領域用データ側スイッチング回路
に供給する信号電圧の振幅またはパルス幅を、各データ
側スイッチング回路別に可変調節する信号電圧調節手段
を設けているので、表示パネルの上半分の表示領域と下
半分の表示領域との間で輝度差が生じた場合にも、デー
タ側駆動回路から上部領域用データ側スイッチング回路
および下部領域用データ側スイッチング回路に供給する
信号電圧のいずれか一方または両方の、振幅またはパル
ス幅を調節することによって、その輝度差を無くすこと
ができる。
【0036】また請求項2記載の本発明によれば、上画
面または下画面のいずれか一方または両方の書込み電圧
の振幅またはパルス幅を調整することによって、上下の
各画面の輝度差をなくすことができ、輝度むらの無い表
示を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1に記載された本発明の一実施例である
表示装置の概略的な構成を示すブロック図である。
【図2】その表示装置における変調電圧制御回路の具体
的な構成を示す電気回路図である。
【図3】本発明の他の実施例である表示装置の概略的な
構成を示すブロック図である。
【図4】その表示装置における変調電圧パルス幅制御回
路の具体的な構成を示す電気回路図である。
【図5】請求項2に記載された本発明の一実施例の表示
装置の概略的構成を示すブロック図である。
【図6】図5に示される書込み電圧制御回路31の具体
的構成を示す図である。
【図7】請求項2に記載された本発明の他の実施例の一
部のブロック図である。
【図8】図7に示される実施例の書込み電圧パルス幅制
御回路53(54)の具体的構成を示す電気回路図であ
る。
【図9】薄膜EL素子の印加電圧−輝度特性を示すグラ
フである。
【図10】従来の薄膜EL表示装置における上画面と下
画面との間での輝度差を説明する印加電圧−輝度特性を
示すグラフである。
【符号の説明】
1 表示パネル 2 走査側スイッチング回路 5 駆動回路 6 変調駆動回路 7 書込駆動回路 8 駆動論理回路 11,21 データ側スイッチング回路 12 上画面データ出力ポート群 22 下画面データ出力ポート群 31 変調電圧制御回路 41,42 変調電圧パルス幅制御回路 50 書込み電圧制御回路 53,54 書込み電圧パルス幅制御回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の走査側電極と複数のデータ側電極
    とが互いに交差する方向に配列され、その走査側電極と
    データ側電極との交点ごとに絵素を有する表示領域を上
    下に二分割した表示パネルと、 前記走査側電極に接続され、絵素の行を順次指定するた
    めの走査電圧を走査側電極に対して選択的に出力する走
    査側スイッチング回路と、 二分割された上下の表示領域の各データ側電極に接続さ
    れ、絵素の各列に表示データに対応する信号電圧を与え
    るために、その信号電圧をデータ側電極に対して出力す
    る上部領域用データ側スイッチング回路および下部領域
    用データ側スイッチング回路と、 前記走査電圧を走査側スイッチング回路に供給する走査
    側駆動回路と、 前記信号電圧を生成する電圧電源を含み、その信号電圧
    を前記上部領域用データ側スイッチング回路および下部
    領域用データ側スイッチング回路に供給するデータ側駆
    動回路とを含む表示装置において、 前記データ側駆動回路から上部領域用データ側スイッチ
    ング回路および下部領域用データ側スイッチング回路に
    供給する信号電圧の振幅またはパルス幅を、各データ側
    スイッチング回路別に可変調節する信号電圧調節手段を
    設けたことを特徴とする表示装置。
  2. 【請求項2】 複数の走査側電極と複数のデータ側電極
    とが互いに交差する方向に配列され、その走査側電極と
    データ側電極との交点ごとに絵素を有する表示領域を上
    下に二分割した表示パネルと、 前記走査側電極に接続され、絵素の行を順次指定するた
    めの走査電圧を走査側電極に対して選択的に出力する走
    査側スイッチング回路と、 二分割された上下の表示領域の各データ側電極に接続さ
    れ、絵素の各列に表示データに対応する信号電圧を与え
    るために、その信号電圧をデータ側電極に対して出力す
    る上部領域用データ側スイッチング回路および下部領域
    用データ側スイッチング回路と、 前記信号電圧を前記データ側スイッチング回路に供給す
    るデータ側駆動回路と、 前記走査電圧を生成する電圧電源を含み、前記走査側ス
    イッチング回路が絵素の行を順次指定するタイミングに
    合わせて電圧パルスを走査側スイッチング回路に供給す
    る走査側駆動回路とを含む表示装置において、 前記走査側駆動回路から走査側スイッチング回路に供給
    する書込み電圧の振幅またはパルス幅を可変調節する書
    込み電圧調節手段を設けたことを特徴とする表示装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005099713A (ja) * 2003-08-25 2005-04-14 Seiko Epson Corp 電気光学装置、電気光学装置の駆動方法及び電子機器
JP2017116587A (ja) * 2015-12-21 2017-06-29 三菱重工業株式会社 表示装置、及びそれを備えた空気調和機、並びに表示装置の制御方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2005099713A (ja) * 2003-08-25 2005-04-14 Seiko Epson Corp 電気光学装置、電気光学装置の駆動方法及び電子機器
JP2017116587A (ja) * 2015-12-21 2017-06-29 三菱重工業株式会社 表示装置、及びそれを備えた空気調和機、並びに表示装置の制御方法

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