JPH0553391U - マイクロフォンカバー - Google Patents

マイクロフォンカバー

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Publication number
JPH0553391U
JPH0553391U JP110497U JP11049791U JPH0553391U JP H0553391 U JPH0553391 U JP H0553391U JP 110497 U JP110497 U JP 110497U JP 11049791 U JP11049791 U JP 11049791U JP H0553391 U JPH0553391 U JP H0553391U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
microphone
cover
fibers
fiber
microphone cover
Prior art date
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Pending
Application number
JP110497U
Other languages
English (en)
Inventor
光成 小暮
良一 五十嵐
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nihon Sanmo Dyeing Co Ltd
Original Assignee
Nihon Sanmo Dyeing Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nihon Sanmo Dyeing Co Ltd filed Critical Nihon Sanmo Dyeing Co Ltd
Priority to JP110497U priority Critical patent/JPH0553391U/ja
Publication of JPH0553391U publication Critical patent/JPH0553391U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 自分専用のマイクロフォンカバーを持つこと
で、特に冬季の乾燥時にマイクロフォンを把持した際の
電撃ショックを防止し、これが原因のカラオケセットの
変調も防止し、更に大勢の人間が利用してその唾液等が
付着しているマイクロフォンからもガードすることが出
来る様にすること。 【構成】 マイク2受音部に被せるカバー1において、
前記カバー1は少なくともその主要部が制電性及び抗菌
性を有する繊維からなることを特徴とする。又、この繊
維の少なくとも3%以上が特殊導電性繊維からなる様に
した。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、マイクロフォン把持時の電撃防止、その際発生する電撃ノイズによ るカラオケセット等の変調防止、衛生上の改善等を図ったマイクロフォンカバー カバーに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年の営業用カラオケセットの普及と共に、特に冬期の乾燥時にマイクロフォ ンを把持する際の電撃ショックを経験する人が増えている。又、これに伴ってカ ラオケセットが変調する例も少なくない。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
これらの主要な原因は、マイクロフォン使用を望む人の事前行動(例えばカー ペット等を敷いた床上の歩行、上着等の脱衣等)によって、導体である人体の帯 電位が上昇することであるが、一般的には余り知られていない。又、一方でこれ ら営業用マイクロフォンが多くの人々の唾液を浴びて不衛生であると考えられて いるにも拘らず、有効な対策が取られていないのが現状である。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために本考案は、マイク受音部に被せたカバーにおいて、 前記カバーは少なくともその主要部が制電性及び抗菌性を有する繊維からなるよ うにした。又、この繊維の少なくとも3%以上が特殊導電性繊維からなるように した。
【0005】
【作用】
上記手段によれば、自分専用のマイクロフォンカバーを持っていれば、営業用 のカラオケセットを利用する場合、そのマイクロフォンに被せれば、冬季の乾燥 時でもマイクロフォンを把持した際の電撃ショックを防止することが出来、従っ てそれが原因のカラオケセットの変調も発生しない。又、大勢の人間が使用して 唾液等で汚れているマイクロフォンも、衛生的に使用するすることが出来る。
【0006】
【実施例】
最初に本考案に使用する繊維についてその背景を説明する。 マイクロフォンカバーに制電性を付与する手段としては、比抵抗値がほぼ10 6Ω・cm以下の各種導電性繊維をほぼ0.3%以上の割合で他種繊維と混用す ることによって達成されるが、特に0.3%以上は好適である。この様な各種導 電性繊維の具体例としたは、金属繊維、金属メッキ繊維、炭素複合繊維及びサン ダーロン繊維(京都市、日本蚕毛染色(株) 日本特許登録No.120491 8)等が挙げられる。
【0007】 他種繊維としては、一般繊維製品に多用される綿、麻、レーヨン、絹、羊毛、 アセテート、モダアクリル、アクリル、ナイロン、ビニロン、ポリプロピレン、 ポリエステル、ポリウレタン、等の他にケブラーその他の新素材繊維等の一種乃 至二種以上を挙げることが出来、特に限定するものではないが、前述の課題で挙 げた衛生上の改善面から疎水性の合成繊維が好適であり、更に染色性、と発色性 及び堅牢性から特にアクリル繊維が好適と言えるが、例えば羊毛との混紡糸でも よい。又、導電性繊維と他種繊維との混用方法としては通常繊維業界で一般的に 行なわれている混綿、混紡、交撚、交編、交織、縫製等の技術を使用すれば良い 。
【0008】 導電性繊維の形状としては、長繊維よりも短繊維の方が制電性を付与する効果 が大きいが、短繊維の一本一本が相互に絡まって導電性を示すことが制電性付与 効果を最大限に発揮させる上で望ましい。又、マイクロフォンカバーに抗菌性を 付与する手段としては、逆性石鹸に代表される各種抗菌薬品を吹き付け、浸漬等 の方法で繊維に付着、乾燥させるか、あるいは例えば「バイオシル」(大阪;東 洋紡績株式会社)に代表される抗菌防臭繊維の中から任意に選択して、前記の導 電性繊維を混用してマイクロフォンカバーを作ってもよい。
【0009】 尚、前述の導電性繊維であるサンダーロン繊維は抗菌防臭繊維としても知られ ており(例えば他種繊維との混用により抗菌防臭のソックス、肌着、サポータと して商品が市販されている)、このサンダーロン繊維を少なくとも3%以上、好 ましくは10%以上の割合で、従って他種繊維は多くとも97%以下、好ましく は90%以下の割合で混用することによって得られるマイクロフォンカバーに、 抗菌性をも付与することが出来ると同時に、併せて十分な制電性も付与するメリ ットを有している。又、サンダーロン繊維の本考案に好適な特長として、洗濯等 に対する耐久性に富んでいる点を挙げることが出来る。
【0010】 前述の様に導電性繊維と他種繊維とからなるマイクロフォンカバーは、不織布 及び編、織布の縫製品や、小型の筒織機、又は丸編機による製織品、製編品でも 良く、またバインダーあるいは熱収縮タイプも併用した不織布状成形物でも良い 。このマイクロフォンカバー1の形状は、図1及び図2に示す様に袋状に形成し 、これを市販のマイクロフォン2の頭部に被せて、紐3で縛って外れないように するとか、あるいはポリウレタン系やゴム系を主要構成分とする伸縮性糸のマイ クロフォンカバーの裾部への併用等も固定法として考えられる。この際マイクロ フォン1の頭部を完全にカバーするものが望ましいが、マイクロフォン1の機能 を損わないように通気性があるものが好ましい。又、マイクロフォンカバー1は 、制電性と抗菌性の機能の他に、芳香剤入りマイクロカプセルをマイクロフォン カバー1に取付けたり、芳香剤入りペレットや小片を入れるポケットを付けても よい。
【0011】 尚、本考案でいう制電性とは、例えば島津製作所(株)等が市販している静電 高圧発生装置を用いて連続的に火花スパークを発生させておき、これにマイクロ フォンカバー1を被せたマイクロフォン2頭部を近接させて、火花スパークが消 去するか(制電性あり)否(制電性なし)かで判断できる。又、抗菌性の有無は 、繊維製品衛生加工協議会が1989年9月1日から実施した試験法に基づいて 評価出来る。
【0012】 次に具体的に実施例を説明するが、本考案はこれに限定されるものではないこ とは当然である。 永田精機(株)の靴下編機を用いて、表糸に濃グリーン色のアクリル/綿(5 0/50)32/1糸を裏糸にナイロンフィラメント140dでスパンデックス 40dをカバリングしたヤーン及びサンダーロン(京都市、日本蚕毛染色(株) 日本特許登録No.1204918)100%の1/80を使って、上部約5 cmをメッシュ編みに、下部約2cmをフライス編みで筒状の編物を作り、上部 頭部を袋状に縫製した。この袋状編物としたマイクロフォンカバー1を日本コロ ンビア(株)製マイクロフォン2に装着して、前記の静電気高圧発生装置を用い た制電性試験を行なった結果、連続的に火花放電を消去することを確認できた。
【0013】 又、この試作マイクロフォンカバー1を花王(株)の洗剤、アタックを使用し て、日常生活で汚れたシャツ、肌着等の衣類と一緒に洗濯を5回繰り返した後に 、黄色ぶどう球菌を用いたシェイクフラスコ法による減菌率が82%という高率 の抗菌性を示した。
【0014】
【考案の効果】
以上詳述した様に本考案によれば、自分専用のマイクロフォンカバーを営業用 のカラオケセットのマイクロフォンに被せれば、冬季の乾燥時でもマイクロフォ ンを把持した際の電撃ショックを防止することが出来、これが原因のカラオケセ ットの変調も発生せず、又、他人の唾液等からもガードすることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のマイクロフォンカバーの斜視図であ
る。
【図2】同じくマイクロフォンカバーをマイクロフォン
に被せた状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 マイクロフォンカバー 2 マイクロフォン

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マイク受音部に被せるカバーにおいて、
    前記カバーは少なくともその主要部が制電性及び抗菌性
    を有する繊維からなることを特徴とするマイクロフォン
    カバー。
  2. 【請求項2】 前記繊維の少なくとも3%以上が特殊導
    電性繊維からなることを特徴とする請求項1に記載のマ
    イクロフォンカバー。
JP110497U 1991-12-17 1991-12-17 マイクロフォンカバー Pending JPH0553391U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP110497U JPH0553391U (ja) 1991-12-17 1991-12-17 マイクロフォンカバー

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP110497U JPH0553391U (ja) 1991-12-17 1991-12-17 マイクロフォンカバー

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0553391U true JPH0553391U (ja) 1993-07-13

Family

ID=14537262

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP110497U Pending JPH0553391U (ja) 1991-12-17 1991-12-17 マイクロフォンカバー

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JP (1) JPH0553391U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010183311A (ja) * 2009-02-05 2010-08-19 Audio Technica Corp マイクロホンの設置構造

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59154897A (ja) * 1983-02-23 1984-09-03 Aiwa Co Ltd マイクロホン装置
JPS6436396U (ja) * 1987-08-27 1989-03-06
JPH03241058A (ja) * 1990-02-16 1991-10-28 Marushiyou Shoten:Kk 機能性カバリング糸を使用したカーペツト

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19970925