JPH0553149U - 電子装置の端子構造 - Google Patents

電子装置の端子構造

Info

Publication number
JPH0553149U
JPH0553149U JP10354391U JP10354391U JPH0553149U JP H0553149 U JPH0553149 U JP H0553149U JP 10354391 U JP10354391 U JP 10354391U JP 10354391 U JP10354391 U JP 10354391U JP H0553149 U JPH0553149 U JP H0553149U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
terminal
housing
embedded
electronic device
electronic circuit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP10354391U
Other languages
English (en)
Inventor
佳己 赤山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Ten Ltd
Original Assignee
Denso Ten Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Ten Ltd filed Critical Denso Ten Ltd
Priority to JP10354391U priority Critical patent/JPH0553149U/ja
Publication of JPH0553149U publication Critical patent/JPH0553149U/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 電子装置内の電子回路と、端子との接続を確
実に行うことができる電子装置の端子構造を提供する。 【構成】 外部装置と接続するための端子13のうち、
筺体12内部において露出する固定端子部13bの遊端
部は、L字形に屈曲され筺体12に埋込まれている。こ
れによって、端子13と基板15とをボンディングワイ
ヤ16によって接続するときでも、ボンディングツール
の超音波振動に伴って端子13が振動を起こさないの
で、確実に接続を行なえる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、電子回路を搭載する電子装置と外部装置とを接続する端子の構造に 関し、たとえば自動車の電子制御燃料噴射装置(EFI)、電子制御式トランス ミッション(ECT)、アンチロックブレーキシステム(ABS)等の電子装置 において好適に使用される電子装置の端子構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、外部装置に対して予め定める動作制御を行うための電子回路を有す る電子装置は、該電子回路に接続されかつ該電子装置から外方に突出させた端子 を介して外部装置に接続されている。図4は、このときの電子装置1の内部の構 成を示す断面図である。筺体2は、樹脂などを成形型によって成形した電気絶縁 性のケーシングであり、内部には、電子回路を構成するためのたとえば電子部品 3を搭載した基板4が収納されている。また、筺体2には、図示しない外部装置 と接続されるための端子5が、筺体2の成形と同時に、該筺体2内部を挿通した 状態となるように設けられている。この端子5の先端部5a,5bは、それぞれ 筺体2から露出した状態となっており、このうち先端部5aは、たとえば超音波 接合によるボンディングワイヤ6によって基板4と接続され、また、電子装置1 の外方に突出した先端部5bは、センサやアクチュエータなどの外部装置に接続 される。
【0003】 このように、端子5は、筺体2の成形時に先端部5a,5bがそれぞれ該筺体 2の内部および外部に露出するように設けられ、その後、端子5の先端部5aと 基板4とが接続されて電子装置1が形成されている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
上述の電子装置1において、端子5を筺体2と一体成形によって設けているの で、たとえば成形後の筺体2の収縮等によって端子5の先端部5aが筺体2から 浮いた状態となることがある。このため、ボンディングワイヤ6による接続工程 中に、ボンディングツールの超音波振動に伴って端子5の先端部5bが振動して しまうことがあり、このような場合には、端子5に対するボンディングワイヤ6 の接続が不完全なものとなり、充分な接続強度が得られないといった不都合を生 じる。
【0005】 したがって本考案の目的は、電子装置内の電子回路と端子との接続を確実に行 うことができる電子装置の端子構造を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案は、電気絶縁性の筺体内に収納された電子回路と外部装置とを接続する ための端子構造において、 前記外部装置に接続され、前記筺体から外方に突出した接続端子部と、 前記接続端子部に連なり、筺体内に埋込まれる埋設部と、 基端部が前記埋設部に連なり、遊端部側において長手方向の少なくとも一側面 が筺体から露出して前記電子回路に接続され、かつ該遊端部が前記長手方向とは 交差する方向に屈曲されて筺体内に埋込まれる固定端子部とを含むことを特徴と する電子装置の端子構造である。
【0007】
【作用】
本考案に従えば、電気絶縁性の筺体内に収納した電子回路と、たとえばモータ や電磁ソレノイド等のアクチュエータあるいはセンサといった外部装置とを接続 する端子は、筺体から外方に突出して外部装置との接続を行う接続端子部と、該 接続端子部に連なって筺体内に埋込まれる埋設部と、該埋設部に連なる固定端子 部とを含んで構成されている。
【0008】 前記固定端子部の基端部は前記埋設部に連なり、またその遊端部側において、 長手方向の少なくとも一側面が筺体から露出した部分に電子回路が接続される。 この遊端部側には、前述した長手方向とは交差する方向に屈曲されて筺体内に埋 込まれた固定端子部が形成されている。
【0009】 これによって、端子は筺体から浮いた状態とならず、固定された状態となるの で、たとえばボンディングワイヤによる接続工程時においても、ボンディングツ ールの超音波振動に伴って端子が振動を起こすことがないので、端子と電子回路 とを確実に接続することができる。
【0010】
【実施例】
図1は本考案による端子構造を適用した電子制御装置11の内部の構成を示す 断面図であり、図2は該電子制御装置11の平面図である。筺体12は、樹脂な どを成形型によって成形した電気絶縁性のケーシングであり、図示しないたとえ ばモータや電磁ソレノイド等のアクチュエータ、ならびにセンサなどの外部装置 と接続するための端子13が、該筺体12内部を挿通した状態となるように一体 成型されている。また、筺体12内部には、電子回路を構成するための電子部品 14が搭載された基板15が収納されている。前記電子回路は、前記センサなど からの入力に対応した制御出力を前記アクチュエータに出力し、こうして前記燃 料噴射制御やトランスミッション制御が行なわれる。
【0011】 前記端子13のうち、筺体12から外方に突出した接続端子部13aは、コネ クタなどを介して前述の外部装置に接続される。またこの接続端子部13aには 、埋設部13dを介し固定端子部13bの基端部が接続される。この固定端子部 13bの少くとも長手方向の一側面、すなわち図1の上方側の面は筺体12から 露出しており、かつその遊端部は、L字形に屈曲されて筺体12に埋込まれてい る。なお、この固定端子部13bの筺体12内への埋込みは、前述した筺体12 の成形時に同時に行う。また、端子13のうち、電子制御装置11内部において 筺体12から露出している前記固定端子部13bは、ボンディングワイヤ16に よって基板15に形成されたランド17と接続されている。
【0012】 図3は本考案による端子構造を適用した他の実施例による電子制御装置21の 内部の構成を示す断面図であり、この実施例は前述の実施例に類似し、前述の実 施例と同一の構成には、同一の参照符号を付す。本実施例の特徴は、端子13の 固定端子部13cを、U字形に屈曲させて筺体12に埋込んだことである。
【0013】 以上のように各実施例によれば、端子13の固定端子部13b,13cは、そ れぞれ筺体12の成形と同時にL字およびU字形に屈曲されて埋込まれ、筺体1 2に完全に固定された状態で端子13と基板15との接続が行われる。これによ って、端子13と基板15との接続を、ボンディングワイヤ16によって行うと きに、接続工程時におけるボンディングツールの超音波振動に伴って端子13が 振動を起こすことがないので、接続強度が向上し、端子13と基板15とを確実 に接続することができる。
【0014】 なお、端子13と電子回路との接続は、前述したボンディングワイヤに限らず 、レーザ溶接によって行うようにしてもよい。
【0015】
【考案の効果】
以上のように本考案によれば、筺体内の電子回路と外部装置とを接続するため の端子のうち、該筺体内において露出する固定端子部の遊端部を、該端子の長手 方向とは交差する方向に屈曲して筺体内に埋込んでいるので、たとえばボンディ ングワイヤによって端子と基板との接続を行うようなときにでも、端子はボンデ ィングツールの超音波振動に伴って振動を起こすことがない。このため、端子と 電子回路との接続強度が向上し、確実に接続を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案による端子構造を適用した一実施例であ
る電子制御装置11の内部の構成を示す断面図である。
【図2】電子制御装置11の平面図である。
【図3】本考案による端子構造を適用した他の実施例で
ある電子制御装置21の内部の構成を示す断面図であ
る。
【図4】従来の端子構造を説明するための電子装置1の
内部の構成を示す断面図である。
【符号の説明】
11,21 電子制御装置 12 筺体 13,13e 端子 13a 接続端子部 13b,13c 固定端子部 13d 埋設部 15 基板 16 ボンディングワイヤ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電気絶縁性の筺体内に収納された電子回
    路と外部装置とを接続するための端子構造において、 前記外部装置に接続され、前記筺体から外方に突出した
    接続端子部と、 前記接続端子部に連なり、筺体内に埋込まれる埋設部
    と、 基端部が前記埋設部に連なり、遊端部側において長手方
    向の少なくとも一側面が筺体から露出して前記電子回路
    に接続され、かつ該遊端部が前記長手方向とは交差する
    方向に屈曲されて筺体内に埋込まれる固定端子部とを含
    むことを特徴とする電子装置の端子構造。
JP10354391U 1991-12-16 1991-12-16 電子装置の端子構造 Withdrawn JPH0553149U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10354391U JPH0553149U (ja) 1991-12-16 1991-12-16 電子装置の端子構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10354391U JPH0553149U (ja) 1991-12-16 1991-12-16 電子装置の端子構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0553149U true JPH0553149U (ja) 1993-07-13

Family

ID=14356759

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10354391U Withdrawn JPH0553149U (ja) 1991-12-16 1991-12-16 電子装置の端子構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0553149U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007165003A (ja) * 2005-12-09 2007-06-28 Ngk Spark Plug Co Ltd コネクタ及びコネクタ付き回路基板ケース
CN102222829A (zh) * 2010-03-12 2011-10-19 日信工业株式会社 电子基板的电连接结构

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007165003A (ja) * 2005-12-09 2007-06-28 Ngk Spark Plug Co Ltd コネクタ及びコネクタ付き回路基板ケース
JP4634293B2 (ja) * 2005-12-09 2011-02-16 日本特殊陶業株式会社 コネクタ及びコネクタ付き回路基板ケース
CN102222829A (zh) * 2010-03-12 2011-10-19 日信工业株式会社 电子基板的电连接结构
CN102222829B (zh) * 2010-03-12 2016-06-15 日信工业株式会社 电子基板的电连接结构

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3505997B2 (ja) 電子制御ユニット
JPH11111065A (ja) 回路体及びその製造方法
JP4207753B2 (ja) 電気回路機器の樹脂筐体構造
JPH0553149U (ja) 電子装置の端子構造
JPH1187012A (ja) 電気コネクタ及びその製造方法
JP2001085120A (ja) コネクタ
JPH09107059A (ja) 半導体装置及びその製造方法
JP3025083U (ja) 半導体装置の端子構造
JP3199860B2 (ja) 樹脂モールド電動機
JPS642377Y2 (ja)
JPS5816240Y2 (ja) 電子回路アッセンブリ−のパッケ−ジ構造
JPH0727837B2 (ja) 圧電部品の製造方法
JPH0587990U (ja) 電気部品箱
JP2586204B2 (ja) カプラー付きケース用端子組立方法
JP2566562Y2 (ja) Y分岐端子
JPH0520372U (ja) リード線保持装置
JP2001085096A (ja) コネクタ端子の形状
JPH0353855B2 (ja)
JP2002190343A (ja) 自動車用制御装置の配線構造
JP2006012599A (ja) 端子構造
JPS58165393A (ja) 電気回路板
JPH0162662U (ja)
JPS6196705A (ja) コイル端子装置
JPS63119271U (ja)
JPH0650277U (ja) 同軸型3極ミニプラグ

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19960404