JPH0552720A - ガス検知器 - Google Patents
ガス検知器Info
- Publication number
- JPH0552720A JPH0552720A JP21697091A JP21697091A JPH0552720A JP H0552720 A JPH0552720 A JP H0552720A JP 21697091 A JP21697091 A JP 21697091A JP 21697091 A JP21697091 A JP 21697091A JP H0552720 A JPH0552720 A JP H0552720A
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- JP
- Japan
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- gas
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- atmosphere
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- detection element
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ガス検出素子に到達する被検出ガスの濃度を
高めてガス検知器の感度を向上させることを目的とす
る。 【構成】 雰囲気に対する比重の差により被検出ガスが
自然と移動して行く方向に対してかかる被検出ガスを受
け入れるように受け口5を有しかつ受け入れた被検出ガ
スを保持しておく構造の覆い3をガス検出素子1にかぶ
せた。
高めてガス検知器の感度を向上させることを目的とす
る。 【構成】 雰囲気に対する比重の差により被検出ガスが
自然と移動して行く方向に対してかかる被検出ガスを受
け入れるように受け口5を有しかつ受け入れた被検出ガ
スを保持しておく構造の覆い3をガス検出素子1にかぶ
せた。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はガス検知器に関するも
のである。
のである。
【0002】
【従来の技術】図4は軽い気体に対するガス検知器の従
来のとり付け例である。図5は重い気体に対するガス検
知器の従来のとり付け例である。これら図において、1
はガス検出素子、2は支持台、11は天井、12は床、
13は壁を示す。かかるガス検知器はそのガス検出素子
1が周囲の雰囲気中に含まれる被検出ガスに感応して警
報機構により警報を発するようになっている。
来のとり付け例である。図5は重い気体に対するガス検
知器の従来のとり付け例である。これら図において、1
はガス検出素子、2は支持台、11は天井、12は床、
13は壁を示す。かかるガス検知器はそのガス検出素子
1が周囲の雰囲気中に含まれる被検出ガスに感応して警
報機構により警報を発するようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のガス検知器はそ
の周辺の雰囲気中に含まれた被検出ガスに感応するよう
にガス検出素子が構成されているのであるが、周辺の雰
囲気は絶えず浮遊していて被検出ガスがガス検出素子の
まわりに集中するということはなくその濃度は低く、被
検出ガスは早期には検出されにくいという問題があっ
た。
の周辺の雰囲気中に含まれた被検出ガスに感応するよう
にガス検出素子が構成されているのであるが、周辺の雰
囲気は絶えず浮遊していて被検出ガスがガス検出素子の
まわりに集中するということはなくその濃度は低く、被
検出ガスは早期には検出されにくいという問題があっ
た。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明に係るガス検知
器は、雰囲気に対する比重の差異に応じて被検出ガスが
自然と移動して行く方向に対してかかる被検出ガスを受
け入れるように受け口を有しかつ受け入れた被検出ガス
を保持しておく構造のフードをガス検出素子にかぶせた
ものである。
器は、雰囲気に対する比重の差異に応じて被検出ガスが
自然と移動して行く方向に対してかかる被検出ガスを受
け入れるように受け口を有しかつ受け入れた被検出ガス
を保持しておく構造のフードをガス検出素子にかぶせた
ものである。
【0005】
【作用】ガス検出素子の周囲に設けられたフードは雰囲
気の浮遊を阻止しかつ雰囲気に対する比重の差を利用し
てガス検出素子周辺に被検出ガスを保持してその濃度を
高める作用をし、従って本発明のガス検知器は感度が従
来のものより高くなり、早期に被検出ガスを検出する。
気の浮遊を阻止しかつ雰囲気に対する比重の差を利用し
てガス検出素子周辺に被検出ガスを保持してその濃度を
高める作用をし、従って本発明のガス検知器は感度が従
来のものより高くなり、早期に被検出ガスを検出する。
【0006】
【実施例】以下、この発明の種々な実施例を図1乃至図
3について説明する。図1は軽い気体に対するガス検知
器の本発明による構造を示す。図において、1はガス検
出素子、2は支持台、3は覆い、5は開口部、11は天
井を示す。検出しようとする気体の発生場所または漏洩
場所よりも上方にガス検出素子1が取り付けられてお
り、このガス検出素子1に覆い3が設けられており、覆
い3の受け口5は下向きとなっている。従って、上昇し
て来た被検出ガスは受け口5より覆い3内に入ると雰囲
気との比重の差で覆い3内に保持され、ガス検出素子1
のまわりの被検出ガスの濃度は、従来のガス検出素子の
まわりでの浮遊する雰囲気中での被検出ガス濃度よりも
早期に高くなる。
3について説明する。図1は軽い気体に対するガス検知
器の本発明による構造を示す。図において、1はガス検
出素子、2は支持台、3は覆い、5は開口部、11は天
井を示す。検出しようとする気体の発生場所または漏洩
場所よりも上方にガス検出素子1が取り付けられてお
り、このガス検出素子1に覆い3が設けられており、覆
い3の受け口5は下向きとなっている。従って、上昇し
て来た被検出ガスは受け口5より覆い3内に入ると雰囲
気との比重の差で覆い3内に保持され、ガス検出素子1
のまわりの被検出ガスの濃度は、従来のガス検出素子の
まわりでの浮遊する雰囲気中での被検出ガス濃度よりも
早期に高くなる。
【0007】図2は重い気体に対するガス検知器の本発
明による構造を示す。1はガス検出素子、2は支持台、
6は仕切り箱、5は受け口、12は床、13は壁を示
す。検出しようとする気体の発生場所または漏洩場所よ
りも下方にガス検出素子1が取り付けられており、この
ガス検出素子1に仕切り箱6が設けられており、仕切り
箱6の受け口5は上向きとなっている。従って下降して
来た被検出ガスが受け口5より仕切り箱6内に入ると雰
囲気との比重の差で仕切り箱6内に保持され、ガス検出
素子1のまわりの被検出ガスの濃度は従来の検出素子の
まわりでの浮遊する雰囲気中での被検出ガス濃度よりも
早期に高くなる。
明による構造を示す。1はガス検出素子、2は支持台、
6は仕切り箱、5は受け口、12は床、13は壁を示
す。検出しようとする気体の発生場所または漏洩場所よ
りも下方にガス検出素子1が取り付けられており、この
ガス検出素子1に仕切り箱6が設けられており、仕切り
箱6の受け口5は上向きとなっている。従って下降して
来た被検出ガスが受け口5より仕切り箱6内に入ると雰
囲気との比重の差で仕切り箱6内に保持され、ガス検出
素子1のまわりの被検出ガスの濃度は従来の検出素子の
まわりでの浮遊する雰囲気中での被検出ガス濃度よりも
早期に高くなる。
【0008】図3は被検出ガスの発生場所の近くにガス
検出素子をとりつけたくとも、それが実現困難なときの
ガス検知器の本発明による構造を示す。1はガス検出素
子、2は支持台、7は誘導パイプ、5は開口部である。
雰囲気に対する被検出ガスの比重の大小に応じて、誘導
パイプ7の受け口5が被検出ガスの発生場所に対して低
くあるいは高く、かつガス検出素子1に対して高くある
いは低くなるように誘導パイプ7を設置する。かくし
て、被検出ガスは自然と誘導パイプ7中を通ってガス検
出素子1まで達し、そこで保持され濃度が高くなされ
る。
検出素子をとりつけたくとも、それが実現困難なときの
ガス検知器の本発明による構造を示す。1はガス検出素
子、2は支持台、7は誘導パイプ、5は開口部である。
雰囲気に対する被検出ガスの比重の大小に応じて、誘導
パイプ7の受け口5が被検出ガスの発生場所に対して低
くあるいは高く、かつガス検出素子1に対して高くある
いは低くなるように誘導パイプ7を設置する。かくし
て、被検出ガスは自然と誘導パイプ7中を通ってガス検
出素子1まで達し、そこで保持され濃度が高くなされ
る。
【0009】
【発明の効果】以上のように、この発明によればガス検
出素子1の周辺に覆い、仕切り箱、誘導パイプ等の如き
フードを設けることにより、被検出ガスが検出素子のま
わりに早期に濃く集まりやすく、かくしてガス検知器は
警報感度を高めることができるという効果が得られる。
出素子1の周辺に覆い、仕切り箱、誘導パイプ等の如き
フードを設けることにより、被検出ガスが検出素子のま
わりに早期に濃く集まりやすく、かくしてガス検知器は
警報感度を高めることができるという効果が得られる。
【図1】この発明のガス検知器の一実施例を示す一部断
面図。
面図。
【図2】この発明のガス検知器の他の実施例を示す一部
断面図。
断面図。
【図3】この発明のガス検知器の他の実施例を示す一部
断面図。
断面図。
【図4】従来のガス検知器の一例を示す側面図。
【図5】従来のガス検知器の他の例を示す側面図。
1 ガス検出素子 2 支持台 3 覆い 5 受け口 6 仕切り箱 7 誘導パイプ 11 天井 12 床 13 壁
Claims (1)
- 【請求項1】 雰囲気に対する比重の差に応じて被検出
ガスが自然と移動して行く方向に対してかかる被検出ガ
スを受け入れるように受け口を有しかつ受け入れた被検
出ガスを保持しておく構造のフードをガス検出素子にか
ぶせたことを特徴とするガス検知器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21697091A JPH0552720A (ja) | 1991-08-28 | 1991-08-28 | ガス検知器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21697091A JPH0552720A (ja) | 1991-08-28 | 1991-08-28 | ガス検知器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0552720A true JPH0552720A (ja) | 1993-03-02 |
Family
ID=16696777
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21697091A Pending JPH0552720A (ja) | 1991-08-28 | 1991-08-28 | ガス検知器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0552720A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006090891A (ja) * | 2004-09-24 | 2006-04-06 | New Cosmos Electric Corp | ガス検知装置 |
WO2018154347A1 (en) * | 2017-02-24 | 2018-08-30 | Carrier Corporation | Methane safety systems for transport refrigeration units |
US11118823B2 (en) | 2016-09-22 | 2021-09-14 | Carrier Corporation | Methods of control for transport refrigeration units |
KR102382535B1 (ko) * | 2020-11-12 | 2022-04-05 | (주)삼광계전 | 가스감지용 포집장치 |
-
1991
- 1991-08-28 JP JP21697091A patent/JPH0552720A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006090891A (ja) * | 2004-09-24 | 2006-04-06 | New Cosmos Electric Corp | ガス検知装置 |
US11118823B2 (en) | 2016-09-22 | 2021-09-14 | Carrier Corporation | Methods of control for transport refrigeration units |
WO2018154347A1 (en) * | 2017-02-24 | 2018-08-30 | Carrier Corporation | Methane safety systems for transport refrigeration units |
US11268472B2 (en) | 2017-02-24 | 2022-03-08 | Carrier Corporation | Methane safety systems for transport refrigeration units |
KR102382535B1 (ko) * | 2020-11-12 | 2022-04-05 | (주)삼광계전 | 가스감지용 포집장치 |
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