JPH0552690A - 圧力検出装置 - Google Patents

圧力検出装置

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Publication number
JPH0552690A
JPH0552690A JP21721491A JP21721491A JPH0552690A JP H0552690 A JPH0552690 A JP H0552690A JP 21721491 A JP21721491 A JP 21721491A JP 21721491 A JP21721491 A JP 21721491A JP H0552690 A JPH0552690 A JP H0552690A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pressure sensor
sensor element
pressure
spacer
introducing pipe
Prior art date
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Pending
Application number
JP21721491A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Ogawa
明 小川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Marelli Corp
Original Assignee
Kansei Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 圧力センサー素子を、絶縁性シート及び絶縁
性リングを使用して、圧力センサー素子の安定保持と、
耐久性を高め、さらに絶縁的にも確保して、動作信頼性
の向上を計る。 【構成】 21は圧力センサー素子、22は内部に半導
体拡散型歪ゲージを保護する円筒ケース、この周囲にフ
ランジ23が形成される。24は圧力導入パイプ、25
はリードピン、26は圧力センサー素子21を保持する
円盤上スペーサ、この上面にリードピンをガイドする放
射状の溝と圧力センサ素子を固定するためのねじ孔が形
成されている。42はフランジの上面と押え板40との
間の絶縁シート、43は圧力センサー素子21の下面
と、金属性スペーサ26間に介在される絶縁シートで、
これには圧力導入パイプとリードピン25を挿通する透
孔及び切欠きが一体形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、拡散型半導体圧力セン
サ素子を組付けてなる圧力検出装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】拡散型半導体圧力センサ素子を使用する
従来の圧力検出装置として例えば図1に示す如き構造の
ものがある。1は受圧室2を形成する外ケースであっ
て、この外ケース1は圧力供給管3が貫通されている。
4は外ケース1内に、前記受圧室2を保持するように気
密に固定されている内ケースであって、この内ケース4
の中央部には圧力センサ素子5の圧力導入管6が貫通保
持されている。この圧力導入管6と前記内ケース4とを
気密に結合するため、その圧力導入管6の外周面に金属
製スリーブ7を嵌入し、更にその金属スリーブ7と前記
内ケース4との間隙にはハーメチックシール材8を充填
して受圧室2内の気密性を維持しているものである。9
は圧力センサ素子5から支出される端子10を図2に示
すように半田付け11により接続しているサブ回路基板
であり、このサブ回路基板9から引き出されるリード線
12はメイン回路基板13の回路に接続される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように構成されて
いる従来の圧力検出装置にあっては、圧力センサ素子5
の圧力導入管6と内ケース4との間隙のシール性と、圧
力センサ素子5の絶縁性を高めるために、圧力導入管6
にはスリーブ7を被着し、さらにそのスリーブ7と内ケ
ース4との間に高価であるハーメチックシール材8を充
填し、さらには、圧力導入管6の端縁とスリーブ7の端
縁との間を溶接14する構造であることから、組立作業
性が悪くさらには製品コストが高くなるという問題点が
あった。また受圧室2は外ケース1、内ケース4、圧力
導入管6、金属スリーブ7、圧力供給管3及びハーメチ
ックシール材より構成されており従ってシール箇所が多
く信頼性の点でも問題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、かかる従来の
問題点に着目してなされたもので、従来例において受圧
室内の気密性及び圧力センサ素子の固定を保つために使
用されていたハーメチックシール材の使用を省き、経済
性と信頼性を高めることにある。また圧力センサ素子の
絶縁保持を維持せしめるために、圧力センサ素子を、絶
縁性シート及び絶縁性リングを使用して、圧力センサ素
子の安定保持と、耐久性を高めさらには絶縁的にも確保
して、動作信頼性にも優れた圧力検出装置を提供するこ
とにある。
【0005】
【実施例】以下に本発明を図2、図3に示す実施例に基
づいて詳細に説明する。
【0006】図面において21は圧力センサ素子であっ
て、22は内部に半導体拡散型歪ゲージ(図示せず)を
保護している円筒ケースであって、この円筒ケース22
の周囲にはフランジ23が形成されている。24は円筒
ケース22から支出されている圧力導入パイプ、25は
リードピンである。26は上記圧力センサ素子21を保
持する金属性の円盤状スペーサであって、このスペーサ
26の中央には、前記の圧力導入パイプ24が挿通され
る透孔27が穿設され、またそのスペーサ26の上面に
は、前記リードピン25を水平方向にガイドするための
放射状の溝28と、圧力センサ素子を固定するためのね
じ孔29が形成されている。
【0007】30は中央に圧力導入孔31を有するステ
ム部材、32はそのステム部材30の上側に嵌着される
ケース、33はケース32内に位置される回路基板、3
4はケース32に貫通固定される接続端子、35はリー
ド線、36は回路基板33と前記リードピン25とを連
通している中継端子、37及び38は絶縁材料で形成さ
れ、前記ステム部材30と圧力導入パイプ24との間に
介在されるシールリング、39は絶縁材料からなるOリ
ング、40は前記フランジ23の外径より小なる穴41
を有する押え板、42は前記フランジ23の上面と押え
板40との間に介在される絶縁シート、43は前記圧力
センサ素子21の下面と、前記金属性スペーサ26との
間に介在される絶縁シートであって、この絶縁シート4
3には、前記圧力導入パイプ25及びリードピン25を
挿通する透孔44及び切欠き45が一体形成されている
ものである。
【0008】以上が本実施例の構造であるが、次にその
組立、作用について述べると、先ず圧力センサ素子21
の4本のリードピン25を図2で示すようにL字状向に
折り曲げ、次いでこの圧力センサ素子21を絶縁シート
43を介在させてスペーサ26上に載置するが、このと
き、圧力センサ素子21の圧力導入パイプ24は絶縁シ
ート43の透孔44及びステム30の透孔27内に挿通
し各リードピン25は切欠き45及び溝28内に位置さ
せる。次いで圧力センサ素子21の円筒ケース22の上
方より、そのフランジ23上に絶縁性シート37に次い
で押え板40を被せ、絶縁シート37を介する押え板4
0によって圧力センサ素子21のフランジ23をスペー
サ26上に挾持させ、圧力センサ素子21をスペーサ2
6上に位置させる。
【0009】かくして圧力センサ素子21を固定したス
ペーサ26をステム30上に固定するが、この固定に際
し、そのステム30に設けられている圧力導入孔31内
に絶縁性のシールリング37、38及びOリング39を
嵌入した後、そのシールリング37、38及びOリング
39の中心孔内に、スペーサ26に保持される圧力セン
サ素子21の圧力導入パイプ24を気密に挿入する。し
かる後、押え板40、絶縁シート42、スペーサ26を
順次貫通する取付ねじ46をステム部材30内にねじ込
み、圧力センサ素子21、押え板40、スペーサ26を
ステム部材30に固定する。
【0010】次いで圧力センサ素子21から引き出され
ているリードピン25の先端を、回路基板33に接続さ
れている中継端子36と半田付けにより接続し、次いで
ステム30上にケース32を被着することにより圧力検
出装置が構成されるものである。
【0011】以上のように本実施例にあっては、圧力セ
ンサ素子21のフランジ23を、絶縁性シート42,4
3を介在する押え板40と金属スペーサ26により挾持
せしめ、さらには、ステム部材30と圧力導入パイプと
の間に絶縁性シールリング37,38、及びOリングを
介在せしめる構造となしたものであるから、圧力センサ
素子はケース32内において完全絶縁状態で保持され、
これにより圧力センサ素子の動作信頼性が高められる。
また圧力センサ素子のフランジ23が挾持固定されてい
ることで該圧力センサ素子21の気密性はOリング39
によって保たれるためシール箇所が少なく信頼性が向上
する。
【0012】また圧力センサ素子21から支出されるリ
ードピン25をフォーミング(屈曲整形)することで、
従来例において使用されていたサブ回路基板が不要とな
り、回路基板の使用枚数が一枚に削減できると共に圧力
検出装置の小型化が可能となる。
【0013】
【発明の効果】以上のように本発明は、円筒ケース22
の一端面の周囲にフランジ23を有すると共に該一端面
の中央に圧力導入パイプ24が接続されかつ前記一端面
から前記圧力導入パイプ24と平行に複数のリードピン
25が植設された半導体圧力センサ素子21と、中央に
前記圧力導入パイプが貫通される透孔27を有しかつ一
側面に前記リードピン25と対応する放射状の溝28が
形成されかつ金属性材料で形成された円盤状スペーサ2
6と、中央に圧力導入孔31を有する円盤状ステム部材
30と、前記半導体圧力センサ素子21の円筒ケースに
嵌合され前記フランジ23の径より小なる穴41を有す
る押さえ板40と、該押え板40と、前記フランジ23
との間に介在される絶縁性シート42と、前記半導体圧
力センサ素子21の下面と円盤状スペーサ26との間に
介在される絶縁性シート43と、上記圧力導入パイプ2
4と円盤状スペーサ26及び円盤状ステム部材30との
間に介在されるシールリング37及び38を有し、前記
半導体圧力センサ素子21は、前記絶縁性シート42,
43及びシールリング37、38によって、円盤状スペ
ーサ26、円盤状ステム部材30に対して絶縁保持さ
れ、更に、前記圧力センサ素子21の圧力導入パイプ2
4は、前記円盤状スペーサ26の透孔27内に電気絶縁
性シール部材38,39を介して嵌合されると共に該シ
ール部材38,39は前記押さえ板40の挟持固定作用
力によって圧縮されてなる圧力検出装置であるから、こ
れによれば、圧力センサ素子21のフランジ23を、絶
縁性シート42,43を介在する押え板40と金属スペ
ーサ26により挾持せしめ、さらには、ステム部材30
と圧力導入パイプとの間に絶縁性シールリング37,3
8、及びOリングを介在せしめる構造となしたものであ
るから、圧力センサ素子はケース32内において完全絶
縁状態で保持され、これにより圧力センサ素子の動作信
頼性が高められる。また圧力センサ素子のフランジ23
が挾持固定されていることで該圧力センサ素子21の気
密性はOリング39によって保たれるためシール箇所が
少なく信頼性が向上する。
【0014】また圧力センサ素子21から支出されるリ
ードピン25をフォーミング(屈曲整形)することで、
従来例において使用されていたサブ回路基板が不要とな
り、回路基板の使用枚数が一枚に削減できると共に圧力
検出装置の小型化が可能となるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来例の説明図。
【図2】本発明実施例の要部部材の分解斜視図。
【図3】本発明実施例の圧力検出装置の構造説明図。
【符号の説明】
21…圧力センサ素子 22…円筒ケース 23…フランジ 24…圧力導入パイプ 25…リードピン 26…円盤状スペーサ 27…透孔 28…溝 29…ねじ孔 30…ステム部材 31…圧力導入孔 32…ケース 33…回路基板 34…接続端子 35…リード線 36…中継端子 37…シールリング 38…シールリング 39…Oリング 40…押え板 41…穴 42…絶縁シート 43…絶縁シート 44…透孔 45…切欠き 46…取付ねじ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円筒ケース(22)の一端面の周囲にフ
    ランジ(23)を有すると共に該一端面の中央に圧力導
    入パイプ(24)が接続されかつ前記一端面から前記圧
    力導入パイプ(24)と平行に複数のリードピン(2
    5)が植設された半導体圧力センサ素子(21)と、中
    央に前記圧力導入パイプが貫通される透孔(27)を有
    しかつ一側面に前記リードピン(25)と対応する放射
    状の溝(28)が形成されかつ金属性材料で形成された
    円盤状スペーサ(26)と、中央に圧力導入孔(31)
    を有する円盤状ステム部材(30)と、前記半導体圧力
    センサ素子(21)の円筒ケースに嵌合され前記フラン
    ジ(23)の径より小なる穴(41)を有する押さえ板
    (40)と、該押え板(40)と、前記フランジ(2
    3)との間に介在される絶縁性シート(42)と、前記
    半導体圧力センサ素子(21)の下面と円盤状スペーサ
    (26)との間に介在される絶縁性シート(43)と、
    上記圧力導入パイプ24と円盤状スペーサ(26)及び
    円盤状ステム部材(30)との間に介在されるシールリ
    ング(37)及び(38)を有し、前記半導体圧力セン
    サ素子(21)は、前記絶縁性シート(42),(4
    3)及びシールリング(37),(38)によって、円
    盤状スペーサ(26)、円盤状ステム部材(30)に対
    して絶縁保持され、更に、前記圧力センサ素子(21)
    の圧力導入パイプ(24)は、前記円盤状スペーサ(2
    6)の透孔(27)内に電気絶縁性シール部材(3
    8),(39)を介して嵌合されると共に該シール部材
    (38),(39)は前記押さえ板(40)の挟持固定
    作用力によって圧縮されてなることを特徴とする圧力検
    出装置。
JP21721491A 1991-08-28 1991-08-28 圧力検出装置 Pending JPH0552690A (ja)

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JP21721491A JPH0552690A (ja) 1991-08-28 1991-08-28 圧力検出装置

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JPH0552690A true JPH0552690A (ja) 1993-03-02

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ID=16700655

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JP21721491A Pending JPH0552690A (ja) 1991-08-28 1991-08-28 圧力検出装置

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JP (1) JPH0552690A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5661244A (en) * 1994-10-05 1997-08-26 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Pressure sensor

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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