JPH0552679A - 歪検出装置 - Google Patents

歪検出装置

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JPH0552679A
JPH0552679A JP21683891A JP21683891A JPH0552679A JP H0552679 A JPH0552679 A JP H0552679A JP 21683891 A JP21683891 A JP 21683891A JP 21683891 A JP21683891 A JP 21683891A JP H0552679 A JPH0552679 A JP H0552679A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
passive shaft
magnetic
case
coils
detection coil
Prior art date
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Pending
Application number
JP21683891A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiromasa Ozawa
弘正 小澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
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Publication of JPH0552679A publication Critical patent/JPH0552679A/ja
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  • Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)
  • Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 歪検出装置の磁性層とコイルの相対位置が決
まりやすくするとともに、外部からの振動により受動軸
にトルクが加わっていなくとも出力することのないよう
にする。 【構成】 検出コイル10,11をシールド35,40
及びヨークを用いてケース37内に収めてユニット化
し、検出コイル10,11を収めたケースウェーブをワ
ッシャ42で予圧して受動軸1に押さえつけるようにし
た。 【効果】 検出コイルが一つのユニットになったので組
み立てやすく、また、振動による誤出力もなくなった。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、歪検出装置に関し、
さらに詳しくは、回転軸などの受動軸に外力が印加され
た際の歪を検出するための歪検出装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】図4は、本出願人が先に記載した歪検出
装置の構成図である。図において、1は回転軸からなる
受動軸、2は受動軸1の中心軸、31,32は受動軸1
を回転自在に指示する軸受けである。受動軸1の外周面
上には軸方向に間隔をあけて高透磁性材からなる第1及
び第2の磁性層3,4が固着される。第1の磁性層3は
中心軸2に対して+45度方向に、第2の磁性層4は中
心軸2に対して−45度方向にそれぞれ細長く複数条形
成されている。
【0003】また、各磁性層3,4の外周には円筒状の
コイルボビン5が受動軸1と同軸状に配設される。コイ
ルボビン5の外周には第1及び第2の磁性層3,4に対
応して第1及び第2の検出コイル10,11が巻装さ
れ、各検出コイルは、検出回路14に接続されている。
33aは第1の検出コイル10の周囲に巻回あるいは嵌
合された第1の磁気収束層、33bは第2の検出コイル
11の周囲に巻回あるいは嵌合された第2の磁気収束層
である。磁気収束層33a,33bは非晶質合金あるい
は珪素鋼板などの透磁率が高い軟磁性材料からなる。3
5a,35bは磁気収束層33a,33bの外周に設け
られた非磁性高電導率の金属シールド層である。この金
属シールド層35a,35bは磁束の浸透深さが小さく
なる表皮効果を利用し、磁気回路の磁気抵抗、磁束の漏
れが小さくなるように非磁性高電導率材料が用いられて
いる。
【0004】上記構成において、受動軸1に外部からの
トルクが印加されると各磁性層3,4の一方に引張力が
発生すると他方には圧縮力が発生し歪が生じる。この歪
が生じると透磁率が変化し、引張力による場合と圧縮力
による場合では透磁率が逆方向に変化する。検出コイル
10,11は透磁率の変化を磁気的インピーダンスの変
化として検出し、検出回路14は各検出コイル10,1
1の出力を入力され、受動軸1の歪量に応じた検出電圧
Vを出力するようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の歪検出装置は以
上のように構成されているので、受動軸1上の磁性層
3,4と検出コイル10,11の位置が決まりにくい。
また、軸受け31,32にベアリングを使用した場合受
動軸1がベアリングが分軸方向に移動可能なので、振動
が加わると受動軸1上の磁性層3,4と検出コイル1
0,11の相対位置がずれ、コイル廻りのインダクタン
スが変化し、受動軸1にトルクが加わらずとも出力が生
ずるという問題がある。
【0006】この発明は、上記のような問題点を解消す
るためになされたものであり、歪検出装置の位置決めが
高精度に行えると共に、振動により出力が変動しないよ
うにしたことを特徴とする歪検出装置を提供することを
目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明に係る歪検出装
置は、外力を受ける受動軸と、この受動軸の外周面上に
固着された高透磁率で所定の磁気定数を持つ軟磁性材料
からなる磁性層と、この磁性層の外周に配設され、前記
受動軸に印加された外力によって引き起こされる前記磁
性層の透磁率変化を検出する検出コイルとを備え、この
検出コイルを囲んで配置されるシールド及びヨークをケ
ース内に収めてユニット化し、このケースをばね部材で
受動軸に対し軸方向に予圧を加え、検出コイルと受動軸
上の軟磁性材料の相対位置のずれがないようにしたもの
である。
【0008】
【作用】この発明における歪検出装置は、検出コイルを
ケース内に収めて一つのユニット化にし、このケースを
ばね部材によって一方向へ予圧を加えるように構成され
ているので、磁性層と検出コイルの相対位置が決まり易
く、製品組立時のばらつきが少なく調整が容易であると
共に振動による出力変動がない。
【0009】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図について説明
する。図において、1は受動軸からなる回転軸、31,
32は受動軸1を回転自在に指示する軸受けである。受
動軸1の外周面上に間隔をあけて高磁性材料からなる第
1及び第2の磁性層3,4が固着されている。第1の磁
性層3は中心軸2に対して+45度方向に、第2の磁性
層4は中心軸2に対して−45度方向にそれぞれ細長く
複数条形成されている。また、各磁性層3,4の外周に
はシールド40,41をインサート成形したエンジニア
リングプラスチックよりなる円筒状ボビン5が配置さ
れ、このボビン5には検出コイル10,11が巻装され
ている。シールド40,41はインサート成形時樹脂が
流れるように図3に示すように切り欠きが設けられてい
る。
【0010】各検出コイル10,11のコイル端はリー
ド線39に接続され図示しない検出回路14に導かれて
いる。検出コイル10,11が巻装されたボビン5の廻
りに磁気収束層33が配設され、その外側にシールド3
5が配設され、これらが一体となりケース37に収めら
れている。軸受け31は受動軸1に設けられた段部1a
に密着して圧入されており、軸受け32はケース38a
に圧入されている。検出コイル10,11を収めたケー
ス37は、磁性層3,4との相対位置誤差を少なくする
ため、軸受け31にボビンが密着するようにばね部材と
なるウェーブワッシャ42により予圧されるようにケー
ス38a,38b内に収められ、ケース38a,38b
は図示しないねじで固定されている。50はリード線3
9を支えると共に外部環境から遮断するためのゴム状グ
ロメットである。なお、軸受け31,32はベアリング
の他、滑り軸受けにて構成してもよい。
【0011】上記のように構成したこの発明による歪検
出装置の動作は、図4で説明した従来例の歪検出装置と
同様に作用するので説明は省略する。この発明は従来例
のものと異なる点は、検出コイル10,11をシールド
35,40及びヨーク33を用いてケース37内に収容
して一つにユニット化し、このケース37をウェーブワ
ッシャ42で受動軸1に対して軸方向に予圧を加えるこ
とによって検出コイル10,11と受動軸1上の磁性層
3,4とに位置ずれが生じないようにしたものである。
【0012】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、検出コ
イルを一つのユニットとし、このユニットをばね部材に
て予圧しているので、振動によって磁性層と検出コイル
の相対位置がずれることがないので、組立やすく、性能
のばらつきが少ない歪検出装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例による歪検出装置を示す断
面図である。
【図2】ボビンに巻装された検出コイルとリード線の接
続図である。
【図3】シールドの平面図である。
【図4】従来の歪検出装置の断面図である。
【符号の説明】
1 受動軸 3,4 磁性層 5 ボビン 10,11 検出コイル 31,32 軸受け 33 磁気収束層 35 シールド 37 ケース 38a,38b ハウジング 39 リード線 40 シールド 41 センターシールド 42 ウェーブワッシャ(ばね部材)
【手続補正書】
【提出日】平成4年5月15日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】変更
【補正内容】
【0008】
【作用】この発明における歪検出装置は、検出コイルを
ケース内に収めて一つのユニットとし、このケースをば
ね部材によって一方向へ予圧を加えるように構成されて
いるので、磁性層と検出コイルの相対位置が決まり易
く、製品組立時のばらつきが少なく調整が容易であると
共に振動による出力変動がない。
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外力を受ける受動軸と、この受動軸の外
    周面上に固着された高透磁率で所定の磁気定数を持つ軟
    磁性材料からなる磁性層と、この磁性層の外周に配設さ
    れ、前記受動軸に印加された外力によって引き起こされ
    る前記磁性層の透磁率変化を検出する検出コイルとを備
    え、この検出コイルを囲んで配置されるシールド及びヨ
    ークをケース内に収めてユニット化し、このケースをば
    ね部材で受動軸に対し軸方向に予圧を加え、前記検出コ
    イルと受動軸上の軟磁性材料の相対位置のずれがないよ
    うにしたことを特徴とする歪検出装置。
JP21683891A 1991-08-28 1991-08-28 歪検出装置 Pending JPH0552679A (ja)

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