JPH0552637A - 重量センサ - Google Patents

重量センサ

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Publication number
JPH0552637A
JPH0552637A JP24437991A JP24437991A JPH0552637A JP H0552637 A JPH0552637 A JP H0552637A JP 24437991 A JP24437991 A JP 24437991A JP 24437991 A JP24437991 A JP 24437991A JP H0552637 A JPH0552637 A JP H0552637A
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JP
Japan
Prior art keywords
piezoelectric element
measured
strain
weight sensor
weight
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP24437991A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Goto
博史 後藤
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Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
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Filing date
Publication date
Application filed by Omron Corp, Omron Tateisi Electronics Co filed Critical Omron Corp
Priority to JP24437991A priority Critical patent/JPH0552637A/ja
Priority to US07/935,101 priority patent/US5362929A/en
Priority to EP92114736A priority patent/EP0531828A1/en
Publication of JPH0552637A publication Critical patent/JPH0552637A/ja
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  • Measurement Of Mechanical Vibrations Or Ultrasonic Waves (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 小型で低コストで、しかも高精度で重量の測
定を行なうことのできる重量センサを提供する。 【構成】 被測定物15を加振する第2の圧電素子14
と、加振によって発生する被測定物15からの反力を検
知する第1の圧電素子12との間に、加振方向に対して
直角の方向に発生する収縮歪を吸収する板部材13を設
けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は物体の重量を測定する重
量センサに係り、特に圧電素子を用いて高精度に重量測
定を行なうことのできる重量センサに関する。
【0002】
【従来の技術】物体の重量を測定する従来の重量センサ
としては、例えば図5に示すようにばねのたわみを利用
したものが知られている。この重量センサは、図示しな
い被測定物を支持する支持台1と、一端が装置本体側に
固定され他端が支持台1の下部に連結された複数本のば
ね部材2と、支持台1が受けた荷重で変位したばね部材
2の変位量を測定する検出部3とからなっている。そし
て検出部3は支持台1の下端に固定されたコイル4と、
基台5に固定されコイル4の外周を囲む電磁石6とから
構成される渦電流式のものが多く用いられていた。
【0003】上記構成の重量センサは、ばね部材2の変
位量が被測定物の荷重に比例することを利用したもので
あり、ばね部材2の変位量はコイル4と電磁石6との相
対位置の変化を、コイル4に誘起される電流値の変動で
検出することにより測定することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ように構成された従来の重量センサの構成によると、構
成要素が多いため形状が大きくなったり、製造コストが
高くなるという問題があった。特に家庭用電子レンヂな
どで用いられる重量センサは小型化、低コスト化が要求
されるので、上記構成の重量センサは不適当であった。
【0005】本発明は、このような状況に鑑みてなされ
たもので、小型で低コストで、しかも高精度で重量の測
定を行なうことのできる重量センサを提供することを目
的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の重量セ
ンサは、被測定物を加振する第1の圧電素子と、加振に
よって発生する被測定物からの反力を検知する第2の圧
電素子と、第1の圧電素子と第2の圧電素子との間に設
けられ、第1の圧電素子の加振方向に対し直角の方向に
発生する圧電歪を吸収する歪吸収手段とを具備したこと
を特徴とする。
【0007】請求項2に記載の重量センサは、歪吸収手
段は板部材であることを特徴とする。
【0008】請求項3に記載の重量センサは、歪吸収手
段は第1の圧電素子との接合部の面積が小さい部材であ
ることを特徴とする。
【0009】
【作用】請求項1の構成の重量センサにおいては、第1
の圧電素子によって被測定物を一定の周期で加振し、こ
の加振によって発生する被測定物からの反力を第2の圧
電素子によって検知する。このとき第1の圧電素子の加
振方向に対して直角の方向に発生する圧電歪は歪吸収手
段により吸収されるので、この圧電歪は第2の圧電素子
には伝搬されず、第2の圧電素子は被測定物からの反力
による歪のみに比例する電圧を出力する。この結果被測
定物の重量を高精度で測定することができる。
【0010】また歪吸収手段は請求項2に記載されたよ
うに板部材で構成してもよい。
【0011】さらに請求項3の構成の重量センサにおい
ては、加振方向に直角の方向の圧電歪はほとんど第2の
圧電素子に伝搬されない。
【0012】
【実施例】以下、本発明の重量センサの一実施例を図面
を参照して説明する。
【0013】図1に本発明の一実施例の構成を示す。図
1において、基台11上には第1の圧電素子12が支持
されており、第1の圧電素子12上には例えば板厚約5
mmのアルミニウム板で形成された歪吸収手段である板部
材13を介して、同心上に第2の圧電素子14が固定さ
れている。また第2の圧電素子14上には被測定物15
を搭載する支持台16が取り付けられている。そして第
2の圧電素子14は図示しない駆動手段によって正弦波
状に加振され、第1の圧電素子12には第2の圧電素子
14によって加振された被測定物15の反力による出力
電圧を検出する図示しない検出手段が設けられている。
【0014】次に本実施例の作用を説明する。図1に示
す重量センサにおいて、板部材13が少なく1対の圧電
素子12、14が直接接合されている場合は、図2に示
すように加振用の第2の圧電素子14の加振方向をd1
とし、加振方向d1 に対して直角の方向をd2 とすると
き、第2の圧電素子14をd1 方向に加振すると同時に
第2の圧電素子14にはd2 方向に収縮歪が発生する。
この収縮歪が接合面を介して第1の圧電素子12に伝搬
し、被測定物15が支持台16上に搭載されていないと
きでも第2の圧電素子12はこの収縮歪を検知する。こ
の結果図3を破線で示すように、無負荷のときに検出用
の第1の圧電素子12から電圧V1 が出力が発生する。
この電圧V1 は負荷の増大とともに収縮歪を打ち消す方
向に反力が加わるので減少し、電圧0Vから再び出力が
増大する。従って出力特性が非線形となって高精度の反
力検出が困難であった。
【0015】本実施例の構成によれば、第2の圧電素子
14で発生する矢印d2 方向の収縮歪は板部材13によ
り吸収され、第1の圧電素子12には伝搬されない。実
験によれば板厚5mmのアルミニウム板で構成された板部
材13を両圧電素子12、14間に挾持固定することに
より、十分d2 方向の収縮歪は吸収される。この結果第
1の圧電素子12には被測定物15が加振されたときの
反力による歪のみが発生するので、この歪に比例した電
圧を出力する。この電圧出力を検出することにより被測
定物15の重量Wを高精度で測定できる。すなわち図3
に実線で示すように、検出電圧Vは重量Wに比例した線
形特性が保たれる。
【0016】本実施例によれば、重量センサが2個の圧
電素子12、14で構成されており、構造が簡単で小型
軽量となり、コストを低減することができる。しかも両
圧電素子12、13間に板部材13を設けて収縮歪を吸
収するようにしたので、被測定物15の高精度の重量測
定が可能となる。
【0017】また、歪吸収部材としては板部材13の代
りに図4に示すように球状部材21を用いてもよい。本
実施例によれば、圧電素子12、14は球状部材21を
介して点接触をしているので、接合部面積が極端に小さ
くなり、収縮歪の伝搬をほとんどゼロにすることができ
る。
【0018】なお、上記実施例で示した重量センサの構
成は一例を示したものであり、本発明の主旨を逸脱しな
い範囲で他の構成であってもよく、例えば加振用の第2
の圧電素子14を検出用の第1の圧電素子12の下にし
てもよい。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の重量セン
サは、2個の圧電素子で構成し、1個の圧電素子で被測
定物を加振し、その反力を他の1個の圧電素子から電圧
出力として求めるようにしたので、構成が簡単となり小
型化、軽量化が可能となり、コストの低減を図ることが
できる。また両圧電素子間に歪吸収手段を設けたので、
加振時の収縮歪を吸収することができ、被測定物の重量
測定を高精度で行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の重量センサの一実施例の構成を示す説
明図
【図2】図1の加振用圧電素子の加振時の歪発生方向を
示す説明図
【図3】被測定物の重量と検出電圧との関係を示す線図
【図4】本発明の他の実施例の構成を示す説明図
【図5】従来の重量センサの一例の構成を示す説明図
【符号の説明】
12 第1の圧電素子 13 板部材(歪吸収手段) 14 第2の圧電素子 15 被測定物 21 球状部材(歪吸収部材)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被測定物を加振する第1の圧電素子と、
    加振によって発生する前記被測定物からの反力を検知す
    る第2の圧電素子と、前記第1の圧電素子と第2の圧電
    素子との間に設けられ、前記第1の圧電素子の加振方向
    に対し直角の方向に発生する圧電歪を吸収する歪吸収手
    段とを具備したことを特徴とする重量センサ。
  2. 【請求項2】 歪吸収手段は板部材であることを特徴と
    する請求項1記載の重量センサ。
  3. 【請求項3】 歪吸収手段は第1の圧電素子との接合部
    の面積が小さい部材であることを特徴とする請求項1記
    載の重量センサ。
JP24437991A 1991-08-29 1991-08-29 重量センサ Withdrawn JPH0552637A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24437991A JPH0552637A (ja) 1991-08-29 1991-08-29 重量センサ
US07/935,101 US5362929A (en) 1991-08-29 1992-08-27 Weight sensor device
EP92114736A EP0531828A1 (en) 1991-08-29 1992-08-28 Weight sensor device

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24437991A JPH0552637A (ja) 1991-08-29 1991-08-29 重量センサ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0552637A true JPH0552637A (ja) 1993-03-02

Family

ID=17117812

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP24437991A Withdrawn JPH0552637A (ja) 1991-08-29 1991-08-29 重量センサ

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JP (1) JPH0552637A (ja)

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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

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Effective date: 19981112