JPH0552474A - ウエブの熱処理装置 - Google Patents

ウエブの熱処理装置

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JPH0552474A
JPH0552474A JP21228091A JP21228091A JPH0552474A JP H0552474 A JPH0552474 A JP H0552474A JP 21228091 A JP21228091 A JP 21228091A JP 21228091 A JP21228091 A JP 21228091A JP H0552474 A JPH0552474 A JP H0552474A
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JP
Japan
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web
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return air
heat treatment
flow regulating
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JP21228091A
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JPH0792333B2 (ja
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Kiichi Nakabashi
喜一 中橋
Yukio Matsumae
進雄 松前
Akira Kawai
明 河井
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Hirano Tecseed Co Ltd
Hirano Steel Recycle Co
Original Assignee
Hirano Tecseed Co Ltd
Hirano Steel Recycle Co
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 連続走行するウエブの通過路の上下にウエブ
の幅方向に沿って配されたノズルボックスを、リタ−ン
エア用通風路のために所要間隔を開けてウエブの走行方
向に沿って複数個配し、これら複数個のノズルボックス
から走行するウエブの上下面へ熱風を噴射して乾燥等の
熱処理を行い、ウエブに噴射された熱風はリタ−ンエア
用通風路へ流す構造となったウエブの熱処理装置におい
て、熱処理されるウエブに縦じわ等が発生しないウエブ
の熱処理装置を提供するものである。 【構成】 ウエブ11の通過路の上方に配されたノズル
ボックス3a,3bの間にあるリタ−ンエア用通風路
に、ウエブ11の幅方向全てにわたって整流板100を
配し、ウエブ11の通過路の下方に配されたノズルボッ
クス3a,3bの間にあるリタ−ンエア用通風路に、ウ
エブ11の幅方向のほぼ中央部にのみ整流板102を配
した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、布帛やシート等のウエ
ブの乾燥等の熱処理を行う熱処理装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、ウエブの熱処理装置として
は、下記のようなものがある。
【0003】すなわち、連続走行するウエブの通過路の
上下にウエブの幅方向に沿って配されたノズルボックス
を、リターンエア用通風路のために所要間隔をあけてウ
エブの走行方向に沿って複数個配したものである。
【0004】この熱処理装置であると、複数個のノズル
ボックスから走行するウエブの上下面へ熱風を噴射して
乾燥等の熱処理を行い、この熱処理を行ったウエブから
のリターンエアは、ノズルボックスの間に設けられたリ
ターンエア用の通風路に流れて循環する構造となってい
る。
【0005】上記構成の熱処理装置において、リターン
エアが、リターンエア用通風路にうまく流れるために、
リターンエア用通風路に整流板を、図5に示すように配
している。すなわち、ウエブWの幅方向の中央部にリタ
ーンエアが流れるように、ウエブWの幅方向の両側にの
み整流板110を配し、その幅方向中央部は整流板11
0を配していない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記のような整流板の
配し方において、ウエブWの重めつけが重い場合には、
ウエブWをうまく熱処理することができる。
【0007】しかし、ウエブWの重めつけが軽い場合に
は、リターンエアが上方向と下方向に同じ量だけ流れる
ため、ウエブWの中央部が膨れ上がり、縦じわが発生す
るという問題点があった。
【0008】
【発明の目的】そこで本発明は、熱処理されるウエブに
縦じわ等が発生しないウエブの熱処理装置を提供するも
のである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明のウエブの熱処理
装置は、連続走行するウエブの通過路の上下にウエブの
幅方向に沿って配されたノズルボックスを、リタ−ンエ
ア用通風路のために所要間隔を開けてウエブの走行方向
に沿って複数個配し、これら複数個のノズルボックスか
ら走行するウエブの上下面へ熱風を噴射して乾燥等の熱
処理を行い、ウエブに噴射された熱風はリタ−ンエア用
通風路へ流す構造となったウエブの熱処理装置におい
て、ウエブの通過路の上方に配されたノズルボックス間
にあるリタ−ンエア用通風路に、ウエブの幅方向全てに
わたって整流板を配し、ウエブの通過路の下方に配され
たノズルボックス間にあるリタ−ンエア用通風路に、ウ
エブの幅方向のほぼ中央部にのみ整流板を配したもので
ある。
【0010】
【作 用】上記構成のウエブの熱処理装置において、ウ
エブからのリターンエアは、そのほとんどがウエブの下
面に流れる。これは、ウエブの上方にあるリターンエア
用通風路が整流板によってほとんど閉塞されているた
め、リターンエアが上に流れることができないためであ
る。
【0011】また、ウエブの下面に流れたリターンエア
も、ウエブの幅方向のほぼ中央部は整流板が配されてい
るため、その中央部には流れることができず、ウエブの
幅方向の両側に流れる。すなわち、リターンエアは下方
両側に流れる傾向が大きくなる。したがって、ウエブを
上から押えると共に、幅方向に拡布効果がでて、走行中
の縦じわの解消となる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。
【0013】熱処理装置の内部には熱風の循環路1と乾
燥室2とが隔壁により上下に区分して形成されており、
熱風の循環路1の片側にはファン51が、またもう片側
にはヒータ52が設けられ、ファン51からは供給ダク
ト44が下方に伸びて熱風を乾燥室2に供給し、乾燥室
2からは吸引ダクト54が上方に伸びて、乾燥室2に供
給された熱風を上方に排出して、隔壁に配したフィルタ
55を経て、循環路1に戻す。
【0014】乾燥室2の内部には、熱風を噴射するノズ
ルボックス3と噴射された熱風を吸引ダクト54に戻す
リターンエア用通風路6とが、マトリックス状に多数配
設されている。すなわち、布帛11の幅方向に沿って設
けられたノズルボックス3と、リターンエア用通風路6
とは、水平方向に布帛11の走行方向に沿って交互に配
設されている。そして、これらノズルボックス3及びリ
ターンエア用通風路6とは、上下方向に複数段設けられ
ている。
【0015】そして、上下方向に隣接するノズルボック
ス3の間を上下2層のコンベアネット9,10が走行す
る。コンベアネット9,10は、図示の便宜上、一点鎖
線で示したが、それぞれ、方向転換ロール15〜23、
及び25〜33により方向を変えながら、別々の経路を
辿って乾燥室2の内外を上から下へと循環する。
【0016】乾燥室2の上方一端部から、長尺状の布帛
11が乾燥室2へ侵入し、コンベアネット9,10の間
に位置してこれらコンベアネットと共に走行し、乾燥室
2の内部を循環して、他端の下部から乾燥室2外方へ排
出される。布帛11が乾燥室2を走行する際、熱風が上
下のノズルボックス3から布帛11に噴射され、布帛1
1は浮遊した状態で移動する。
【0017】上記構成の熱処理装置において、ノズルボ
ックス3から噴射された熱風が、布帛11に当り、リタ
ーンエア用通風路6に戻るまでの風の流れを図4に基づ
いて詳しく説明する。
【0018】布帛11の上方に配されたノズルボックス
3(以下、上方ノズルボックス3aという。)の間に設
けられたリターンエア用通風路(以下、上方通風路6a
という。)には、上整流板100が、布帛11の幅方向
すべてにわたって、水平に設けられている。そして、こ
れら上整流板100の間には、わずかな間隔が設けられ
ている。
【0019】この上整流板100の取付け方法は、隣接
する上方ノズルボックス3aの両側壁に溝を設けてお
き、この溝の間に上整流板100を差し込む構造となっ
ている。そのため、上整流板100を、布帛11の幅方
向に沿って自由に移動させることができると共に、抜き
差しが自在となっている。
【0020】布帛11の下面に当る下方ノズルボックス
3bの間に設けられた下通風路6bにおいても、下整流
板102が設けられている。この下整流板102の配し
方は、布帛11の幅方向の中央部にのみ配し、その両側
にはリターンエアが流れるように、下整流板102は配
されていない。
【0021】上記のような構成において、ノズルボック
ス6から噴射された熱風は布帛11に当った後、その上
方は、上整流板100によってほとんど閉塞され、下方
の中央部は、下整流板102によって閉塞されているた
め、そのほとんどが布帛11の下面両側に流れ込む。
【0022】これにより、コンベアネット9,10の間
に浮遊している布帛11は、上から下に押えられるよう
な形になると共に、下面両側にリターンエアが流れるた
め、拡布効果がでて、従来のように縦じわが発生するこ
とがない。
【0023】特に、布帛11の重めつけが軽い場合に
は、縦じわが発生しやすかったが、本実施例の構造を用
いた場合には、縦じわが発生せず、このような布帛11
の熱処理装置としては、最適なものとなる。
【0024】
【発明の効果】上記により、本発明のウエブの熱処理装
置は、リターンエア用通風路に配された整流板によっ
て、ウエブの下面両側に流れる構造となっているため、
ウエブを上から下へ押えるようにすると共に、拡布効果
が生じるため、ウエブに縦じわが発生することがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例の熱処理装置の縦断面図である。
【図2】図1におけるA−A線断面図である。
【図3】熱処理装置の横断面図である。
【図4】ノズルボックスの要部拡大説明図である。
【図5】従来の熱処理装置におけるノズルボックスの要
部拡大縦断面図である。
【符号の説明】
3……ノズルボックス 3a…上方ノズルボックス 3b…下方ノズルボックス 6……リターンエア用通風路 6a…上通風路 6b…下通風路 11……布帛 100……上整流板 102……下整流板

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】連続走行するウエブの通過路の上下にウエ
    ブの幅方向に沿って配されたノズルボックスを、リタ−
    ンエア用通風路のために所要間隔を開けてウエブの走行
    方向に沿って複数個配し、 これら複数個のノズルボックスから走行するウエブの上
    下面へ熱風を噴射して乾燥等の熱処理を行い、ウエブに
    噴射された熱風はリタ−ンエア用通風路へ流す構造とな
    ったウエブの熱処理装置において、 ウエブの通過路の上方に配されたノズルボックス間にあ
    るリタ−ンエア用通風路に、ウエブの幅方向全てにわた
    って整流板を配し、 ウエブの通過路の下方に配されたノズルボックス間にあ
    るリタ−ンエア用通風路に、ウエブの幅方向のほぼ中央
    部にのみ整流板を配したことを特徴とするウエブの熱処
    理装置。
JP21228091A 1991-08-23 1991-08-23 ウエブの熱処理装置 Expired - Lifetime JPH0792333B2 (ja)

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JPH0552474A true JPH0552474A (ja) 1993-03-02
JPH0792333B2 JPH0792333B2 (ja) 1995-10-09

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