JPH0552307U - 流体圧シリンダ - Google Patents

流体圧シリンダ

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Publication number
JPH0552307U
JPH0552307U JP6895191U JP6895191U JPH0552307U JP H0552307 U JPH0552307 U JP H0552307U JP 6895191 U JP6895191 U JP 6895191U JP 6895191 U JP6895191 U JP 6895191U JP H0552307 U JPH0552307 U JP H0552307U
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JP
Japan
Prior art keywords
piston
magnetic fluid
cylinder tube
piston rod
fluid pressure
Prior art date
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Pending
Application number
JP6895191U
Other languages
English (en)
Inventor
照内 寺地
俊哉 内田
Original Assignee
コパル電子株式会社
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Publication date
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Priority to JP6895191U priority Critical patent/JPH0552307U/ja
Publication of JPH0552307U publication Critical patent/JPH0552307U/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F15FLUID-PRESSURE ACTUATORS; HYDRAULICS OR PNEUMATICS IN GENERAL
    • F15BSYSTEMS ACTING BY MEANS OF FLUIDS IN GENERAL; FLUID-PRESSURE ACTUATORS, e.g. SERVOMOTORS; DETAILS OF FLUID-PRESSURE SYSTEMS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F15B15/00Fluid-actuated devices for displacing a member from one position to another; Gearing associated therewith
    • F15B15/08Characterised by the construction of the motor unit
    • F15B15/14Characterised by the construction of the motor unit of the straight-cylinder type
    • F15B15/149Fluid interconnections, e.g. fluid connectors, passages

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Fluid Mechanics (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Sealing Using Fluids, Sealing Without Contact, And Removal Of Oil (AREA)
  • Actuator (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 流体圧シリンダにおいて、ピストンの移動に
際しシリンダチューブ内面との支持及びシール材に、磁
性流体を使用することにより、低摩擦化及びシール部の
劣化を防止することを目的とする。 【構成】 シリンダチューブ1と、シリンダチューブ1
内に摺動自在に配設され外周部にマグネットリング7
と、磁性流体よりなる磁性流体シール部9を有するピス
トン2と、ピストン2に固着されたピストンロッド3
と、シリンダチューブ1の両端部に設けられてピストン
ロッド3を支持するマグネットリング8a,8bと磁性
流体よりなる磁性流体シール部10a,10bとを有す
るカバー4a,4bと、で構成される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、シリンダチューブおよびピストンにより構成された空間内に加圧作 動媒体を給排することによりピストンに連結されたピストンロッドに所望の往復 運動を賦与することができる流体圧シリンダに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
流体圧シリンダは、作動流体に与えられたエネルギーを直線的な機械運動に変 換するアクチュエータであり、作動流体の圧力と流量を制御することにより出力 と速度とを容易に変更することができるので、様々な装置に適用されている。こ のような既知の流体圧シリンダは、通常、図3に示すように円柱状内面を有する シリンダチューブ11内にピストン12が摺動自在に配設されており、そのピス トン12にはピストンロッド13が固着され、シリンダチューブ11の端部には その開口を封止する封止部材としてのカバー14a,14bが一体的に固着され た構成をしている。なお、それぞれのカバー14a,14bには、シリンダチュ ーブ11とピストン12とにより画成されるそれぞれの室15a,15bに作動 媒体としてのたとえば加圧空気などを供給する給排管16a,16bがそれぞれ 設けられている。 ここでピストンロッド13を図中矢印Aで示す方向に移動させるには、給排管 16aを介して作動媒体を関連する室15aに導入する一方で、給排管16bを 介し関連する室15bから作動媒体を排出すれば良い。 なお、図ではピストン12をカバー14b側の終端位置まで移動させた状態を 示している。これに対し、ピストンロッド13を矢印Aとは逆方向に移動させた い時には、給排管16bを介して関連する室15bに作動媒体を導く一方、他の 給排管16aを介して作動媒体を室15aより排出すれば良い。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、一般に前記従来の構成を有する流体圧シリンダにおいて、シリンダ チューブ11内に配設されるピストン12には、チューブ内面を摺動するととも に、ピストン12により分離される室15内の作動媒体の相互の連通を遮断する ため、その外周の周方向に形成した溝にシール部材17としてのピストンリング ,O−リング等が埋設されていた。 このため、図3に示したように、ピストン外周にO−リングを設けた流体圧シ リンダにあっては、ピストンの移動に際しO−リングがシリンダチューブ内面と 擦れるので摺動抵抗が大きくなり、作動媒体の圧力が低い場合には、ピストンお よびピストンロッドを所望位置に正しく移動させることができないという問題が あった。この問題はピストンを中間位置に保持したい場合に特に顕著となる。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は、前記課題を解決するためになされたもので、実施例に対応する図1 、図2で説明すると、本考案による流体圧シリンダは、 シリンダチューブ1と、シリンダチューブ1内に摺動自在に配設され外周部に 多極着磁されたマグネットリング7と磁性流体よりなる磁性流体シール部9とを 有するピストン2と、ピストン2に固着され室5a,5bに加圧流体を供給する 給排管6a,6bを有するピストンロッド3と、シリンダチューブ1の両端部に それぞれ設けられ少なくとも片側にてピストンロッド3を支持する多極着磁され たマグネットリング8a,8bと磁性流体よりなる磁性流体シール部10a,1 0bを有するカバー4a,4bと、を具えてなることを特徴としたものである。
【0005】
【作用】
本流体圧シリンダによれば、それぞれの供給管6a,6bを介して関連する各 磁性流体シール部に加圧流体を供給すると、両室の圧力差によりピストン2とシ リンダチューブ1の内面との間、およびピストンロッド3と関連する磁性流体シ ール部との間の摺動抵抗が極めて小さくなり、起動が容易になり、停止時も残留 応力が働かず正確に微小位置決めすることができる。又、マグネットリング7に 凹凸を具えることにより、シリンダ移動時に磁性流体9が流出するのを防止でき る。又、ピストンロッド3を回転させることで、磁性流体シール性能の劣化を防 止できる。
【0006】
【実施例】
以下、図面を参照して本考案の実施例について説明する。図1は本考案による 流体圧シリンダの一実施例を一部省略して示す断面図であり、1はシリンダチュ ーブ、2はピストン、3はピストンロッド、4a,4bはカバーである。ピスト ン2は、これに貫通して設けられた貫通孔を貫通して延在するピストンロッド3 に固着され、ピストン2の外周にマグネットリング7が固着されている。シリン ダチューブ1は、内部孔にマグネットリング8a,8bをそれぞれ固着してなる カバー4a,4bによって気密性をもたせて固着されている。シリンダチューブ 1内にはピストン2が摺動自在に配設され、カバー4a,4b内もピストンロッ ド3が摺動自在に配設されており、ピストン2とシリンダチューブ1との摺動部 は、マグネットリング7の磁力で吸引されている磁性流体よりなる磁性流体シー ル部9により支持及びシールされている。又ピストンロッド3とカバー4a,4 bとの摺動部も、マグネットリング8a,8bの磁力で吸引されている磁性流体 よりなる磁性流体シール部の10a,10bにより、支持及びシールされている 。尚ピストンロッド3にはシリンダチューブ1とカバー4a,4b、ピストン2 により画成されるそれぞれの室5a,5bに作動媒体としてのたとえば加圧空気 などを給気する給排管6a,6bがそれぞれ設けられている。 ここでピストンロッド3を図中矢印Aで示す方向に移動させるには、給排管6 aを介して作動媒体を関連する室5aに導入する一方で、給排管6bを介し関連 する室5bから作動媒体を排出すれば良い。又、図2に本考案による流体圧シリ ンダの他の実施例を一部破断して示す。図に示すように、磁性流体シール部を形 成するマグネットリング7,8a,8bの形状を凹凸状にすることで、摺動時に 磁性流体9,10aがマグネットリング7h,8hから流出することを防止でき る。又、摺動時にピストンロッド3をモータ等で回転させることで磁性流体シー ル部の劣化を防止できる。
【0007】
【考案の効果】 以上詳細に説明したように、本考案によれば、摺動運動を行うピストン及びピ ストンロッドを、磁性流体により支待するとともにシールする構成としたので、 それらに起因する摺動抵抗は、従来のシリンダに比べて極めて小さく、従って起 動特性に優れ、精度良く位置決めすることができ、耐久性も向上することができ る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案による流体圧シリンダの一実施例を示す
断面図。
【図2】本考案による流体圧シリンダの他の実施例の要
部を示す断面図。
【図3】従来の流体圧シリンダを示す断面図。
【符号の説明】
1 シリンダチューブ 2 ピストン 3 ピストンロッド 4a,4b カバー 5a,5b 室 6a,6b 給排管 7,7h,8a,8b,8h マグネットリング 9,10a,10b 磁性流体シール部

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シリンダチューブ(1)と、シリンダチ
    ューブ(1)内に摺動自在に配設され外周部に多極着磁
    されたマグネットリング(7)と磁性流体よりなる磁性
    流体シール部(9)を有するピストン(2)と、ピスト
    ン(2)に固着され室(5a),(5b)に加圧流体を
    供給する給排管(6a),(6b)を有するピストンロ
    ッド(3)と、シリンダチューブ(1)の両端部にぞれ
    ぞれ設けられ少なくとも片側にてピストンロッド(3)
    を支持する多極着磁されたマグネットリング(8a),
    (8b)と磁性流体よりなる磁性流体シール部(10
    a),(10b)とを有するカバー(4a),(4b)
    と、を具えてなることを特徴とする流体圧シリンダ。
  2. 【請求項2】 前記マグネットリング(7),(8
    a),(8b)の磁性流体シール部(9),(10
    a),(10b)に接する面が、凹凸形状であることを
    特徴とする請求項1記載の流体圧シリンダ。
  3. 【請求項3】 前記ピストンロッド(3)を回転させな
    がらシリンダを移動させることを特徴とする請求項1記
    載の流体圧シリンダ。
JP6895191U 1991-05-22 1991-05-22 流体圧シリンダ Pending JPH0552307U (ja)

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JP6895191U JPH0552307U (ja) 1991-05-22 1991-05-22 流体圧シリンダ

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JPH0552307U true JPH0552307U (ja) 1993-07-13

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