JPH0552285A - 細径配管接続用コネクター - Google Patents
細径配管接続用コネクターInfo
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- JPH0552285A JPH0552285A JP3232241A JP23224191A JPH0552285A JP H0552285 A JPH0552285 A JP H0552285A JP 3232241 A JP3232241 A JP 3232241A JP 23224191 A JP23224191 A JP 23224191A JP H0552285 A JPH0552285 A JP H0552285A
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- Japan
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- socket body
- connector
- claw
- pipe
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ソケット体での爪壁による配管への係合した
接続状態にあって、長期に亘り該爪壁部での拡がりによ
る係脱を防止して確実に係合、保持せしめ、信頼性の高
い安定した接続を維持することができる細径配管接続用
コネクターを提供するものである。 【構成】 ソケット体を、コネクター本体に被着される
環状筒壁と、環壁を残してスリットにより円周方向に延
びるアームの先端部の内側に突出する角形によるブロッ
ク状の一対の爪壁とを設けた一体構造とする。一方配管
の接続状態にあって、ソケット体での切欠き窓部の掛支
壁との係合面を傾斜面をもって係支して構成する。また
は、ソケット体の外周面に、軸芯方向に移動もしくは円
周方向に回動するか、或いはスリット部に係着する突起
を有して円周方向にだけ回動する押え具をそれぞれ被着
して構成したり、更に前記接続状態にあって、ソケット
体の爪壁部の側壁面に設けられ円周方向への回動による
周方向の突出部をもって係支して構成する。
接続状態にあって、長期に亘り該爪壁部での拡がりによ
る係脱を防止して確実に係合、保持せしめ、信頼性の高
い安定した接続を維持することができる細径配管接続用
コネクターを提供するものである。 【構成】 ソケット体を、コネクター本体に被着される
環状筒壁と、環壁を残してスリットにより円周方向に延
びるアームの先端部の内側に突出する角形によるブロッ
ク状の一対の爪壁とを設けた一体構造とする。一方配管
の接続状態にあって、ソケット体での切欠き窓部の掛支
壁との係合面を傾斜面をもって係支して構成する。また
は、ソケット体の外周面に、軸芯方向に移動もしくは円
周方向に回動するか、或いはスリット部に係着する突起
を有して円周方向にだけ回動する押え具をそれぞれ被着
して構成したり、更に前記接続状態にあって、ソケット
体の爪壁部の側壁面に設けられ円周方向への回動による
周方向の突出部をもって係支して構成する。
Description
【発明の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は一般に自動車或いは各種
の機械、装置等に給油、給気の供給路として配設、多用
される管径、太さ２０ｍ／ｍ程度以下の比較的細径から
なる金属管もしくは樹脂チューブ（以下単に配管と称
す）の接続用コネクターの構造の改良に関するものであ
る。
の機械、装置等に給油、給気の供給路として配設、多用
される管径、太さ２０ｍ／ｍ程度以下の比較的細径から
なる金属管もしくは樹脂チューブ（以下単に配管と称
す）の接続用コネクターの構造の改良に関するものであ
る。
【０００２】
【従来の技術】従来、この種の接続用コネクターとして
は例えば図１０に示すように、コネクター本体(21)のな
す後端部の掛支壁(21') 部に、軸芯中央部の貫孔の周壁
部にその挿着方向の前部に位置して先方に傾斜する一対
の弾性爪壁(23)を突出したソケット体(22)を、その後端
側の環状周壁(23') 部に設けた段付き部(24)を係着した
状態で、前記爪壁(23)により組込まれた配管(Po ) の環
状膨出壁(Po ')部を係合して接続せしめるように構成さ
れていた。
は例えば図１０に示すように、コネクター本体(21)のな
す後端部の掛支壁(21') 部に、軸芯中央部の貫孔の周壁
部にその挿着方向の前部に位置して先方に傾斜する一対
の弾性爪壁(23)を突出したソケット体(22)を、その後端
側の環状周壁(23') 部に設けた段付き部(24)を係着した
状態で、前記爪壁(23)により組込まれた配管(Po ) の環
状膨出壁(Po ')部を係合して接続せしめるように構成さ
れていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の技術においては、前記ソケット体(22)にあっ
て、配管(Po ) の接続状態での爪壁(23)によるスナップ
機能によって環状膨出壁(Po ')部に係合する構造のた
め、概して相互の係合を不確実となし、長期に亘る爪壁
(23)部での疲労によって配設状態下で配管(Po ) に引張
り力が加わった際に該爪壁の先端部に拡がりが生じて係
脱を招き、接続を不安定となすと共に、洩れを誘発する
問題を有する傾向にあった。
うな従来の技術においては、前記ソケット体(22)にあっ
て、配管(Po ) の接続状態での爪壁(23)によるスナップ
機能によって環状膨出壁(Po ')部に係合する構造のた
め、概して相互の係合を不確実となし、長期に亘る爪壁
(23)部での疲労によって配設状態下で配管(Po ) に引張
り力が加わった際に該爪壁の先端部に拡がりが生じて係
脱を招き、接続を不安定となすと共に、洩れを誘発する
問題を有する傾向にあった。
【０００４】本発明は従来技術の有する前記問題に鑑み
てなされたものであり、長期に亘り膨出壁での係合を確
実に保持せしめ、配管での外部からの引張り力の加わっ
た場合でも係脱の憂いがなく、接続を安定となすことの
できる細径配管接続用コネクターを提案することを目的
とするものである。
てなされたものであり、長期に亘り膨出壁での係合を確
実に保持せしめ、配管での外部からの引張り力の加わっ
た場合でも係脱の憂いがなく、接続を安定となすことの
できる細径配管接続用コネクターを提案することを目的
とするものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため、軸芯内部に先端側の連結筒壁の流通孔に連る
小径室及び段付き拡径室を貫設し、且つ拡径室の周壁部
に対向して切欠き窓を設けてその後端周壁部を掛支壁と
するコネクター本体の前記小径室側に、シールリング部
材と、背後にブッシュ部材とを内装せしめ、更に前記拡
径室にあって、掛支壁とその挿着方向に対向位置して一
対の爪壁を突設した別体のソケット体をもって後端部を
係支せしめ、かかる状態で配管の接続状態下で前記爪壁
によってコネクター本体の内部に組込まれた該配管の接
続端部附近に設けた環状膨出壁部に係合して接続せしめ
るように構成した接続用コネクターにおいて、前記ソケ
ット体を、コネクター本体の外周面の後部側に被着され
る環状筒壁と、該筒壁部にあって少なくとも一端に環壁
を残してスリットにより周壁を円周方向に延びる弾性ア
ームに連る先端部の内側に、軸芯方向に対して略直角に
対向位置して突出する後端部を開口したテーパー面とな
す角形によるブロック状の一対の爪壁とを設けた一体構
造により形成せしめ、爪壁による配管の膨出壁部への係
合した接続状態にあって、ソケット体の爪壁の拡がり防
止手段を設けて構成した細径配管接続用コネクターを要
旨とするものであり、前記拡がり防止手段はソケット体
の後端での前記切欠き窓部の掛支壁とのなす相互の係合
面を先端に向って開口する傾斜面とすることにより構成
し、また前記ソケット体での爪壁による配管の膨出壁へ
の係合した前記接続状態にあって、ソケット体の外周面
に、軸芯方向に移動、もしくは円周方向に回動するよう
被着された弾性材の円筒状の押え具からなり、また更に
前記ソケット体での爪壁による配管の膨出壁への係合し
た前記接続状態にあって、ソケット体の外周面に、前記
スリット部に係着する突起を有して円周方向にだけ回動
するよう被着された弾性材の円筒状の押え具からなり、
また更に前記ソケット体での爪壁による配管の膨出壁へ
の係合した前記接続状態にあって、ソケット体の爪壁部
の側壁面に設けられ且つ該ソケット体の円周方向への回
動によりコネクター本体の内周面に係支する周方向の突
出部からなるものである。
するため、軸芯内部に先端側の連結筒壁の流通孔に連る
小径室及び段付き拡径室を貫設し、且つ拡径室の周壁部
に対向して切欠き窓を設けてその後端周壁部を掛支壁と
するコネクター本体の前記小径室側に、シールリング部
材と、背後にブッシュ部材とを内装せしめ、更に前記拡
径室にあって、掛支壁とその挿着方向に対向位置して一
対の爪壁を突設した別体のソケット体をもって後端部を
係支せしめ、かかる状態で配管の接続状態下で前記爪壁
によってコネクター本体の内部に組込まれた該配管の接
続端部附近に設けた環状膨出壁部に係合して接続せしめ
るように構成した接続用コネクターにおいて、前記ソケ
ット体を、コネクター本体の外周面の後部側に被着され
る環状筒壁と、該筒壁部にあって少なくとも一端に環壁
を残してスリットにより周壁を円周方向に延びる弾性ア
ームに連る先端部の内側に、軸芯方向に対して略直角に
対向位置して突出する後端部を開口したテーパー面とな
す角形によるブロック状の一対の爪壁とを設けた一体構
造により形成せしめ、爪壁による配管の膨出壁部への係
合した接続状態にあって、ソケット体の爪壁の拡がり防
止手段を設けて構成した細径配管接続用コネクターを要
旨とするものであり、前記拡がり防止手段はソケット体
の後端での前記切欠き窓部の掛支壁とのなす相互の係合
面を先端に向って開口する傾斜面とすることにより構成
し、また前記ソケット体での爪壁による配管の膨出壁へ
の係合した前記接続状態にあって、ソケット体の外周面
に、軸芯方向に移動、もしくは円周方向に回動するよう
被着された弾性材の円筒状の押え具からなり、また更に
前記ソケット体での爪壁による配管の膨出壁への係合し
た前記接続状態にあって、ソケット体の外周面に、前記
スリット部に係着する突起を有して円周方向にだけ回動
するよう被着された弾性材の円筒状の押え具からなり、
また更に前記ソケット体での爪壁による配管の膨出壁へ
の係合した前記接続状態にあって、ソケット体の爪壁部
の側壁面に設けられ且つ該ソケット体の円周方向への回
動によりコネクター本体の内周面に係支する周方向の突
出部からなるものである。
【０００６】
【作用】本発明はこのように構成されているため、前記
切欠き窓の掛支壁とのなす相互の係合面を先端に向って
開口する傾斜面とする係支構造、或いは軸芯方向に移
動、もしくは円周方向に回動する押え具による被着構
造、また突起をスリット部に係着して円周方向にだけ回
動する押え具の被着構造、更に円周方向への回動によっ
て係支する周方向の突出部を設けた爪壁の構造からなる
拡がり防止手段によって、ソケット体の爪壁による配管
の膨出壁部への係合した接続状態にあって、該爪壁のな
す角形によるブロック状の形状とに相俟って長期に亘り
爪壁での拡がりを防止して確実に係合保持することがで
き、配設状態下にあって該配管での外部からの引張り力
が加わった場合でも係脱の憂いがなく、洩れをなくして
信頼性の高い安定した接続を維持することとなる。
切欠き窓の掛支壁とのなす相互の係合面を先端に向って
開口する傾斜面とする係支構造、或いは軸芯方向に移
動、もしくは円周方向に回動する押え具による被着構
造、また突起をスリット部に係着して円周方向にだけ回
動する押え具の被着構造、更に円周方向への回動によっ
て係支する周方向の突出部を設けた爪壁の構造からなる
拡がり防止手段によって、ソケット体の爪壁による配管
の膨出壁部への係合した接続状態にあって、該爪壁のな
す角形によるブロック状の形状とに相俟って長期に亘り
爪壁での拡がりを防止して確実に係合保持することがで
き、配設状態下にあって該配管での外部からの引張り力
が加わった場合でも係脱の憂いがなく、洩れをなくして
信頼性の高い安定した接続を維持することとなる。
【０００７】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
すれば、図１は本発明の細径配管接続用コネクターの接
続状態時の一部切欠き平面図、図２は図１の縦断面図、
図３は図１Ａ−Ａ線の断面図、図４はソケット体単体の
斜視図、図５は他の実施例の縦断面図、図６ａは他の実
施例の縦断面図、図６ｂは図６ａに用いた押え具の斜視
図、図７ａ及び図８ａは更に他の実施例に係る本発明の
要部の一部切欠きによるそれぞれの縦断面図であって図
７ｂ及び図８ｂのＢ′−Ｂ′、Ｃ′−Ｃ′線の断面図、
図７ｂ及び図８ｂは図７ａ及び図８ａのＢ−Ｂ、Ｃ−Ｃ
線の断面図、図９ａ及び図９ｂは更に他の実施例の図３
相当図であって、(1) はコネクター本体であり、軸芯内
部に先端側の樹脂チューブ或いはゴムホース（図示せ
ず）等の連結筒壁(2) の流通孔(4) に連って拡径した小
径室(3')と、その後部に段付き拡径室(3) とを貫設し、
且つ該拡径室のなす周壁部に対向して切欠き窓(9) を設
けると共に、その後端周壁部を掛支壁(1')として成形す
るものである。そして小径室(3')側にスペーサーを介し
て複数個のゴム等の弾性シールリング部材(6)と、その
背後に段付きブッシュ部材(6')が内装されている。(8)
はコネクター本体(1) のなす後部側に被着される樹脂等
の弾性材によるソケット体であり、その被着される環状
筒壁(7) と、該筒壁部にあって少なくとも一端に環壁
(7")を残してスリット(12)により周壁を円周方向に延び
るアーム(7')となして該アームの先端部の内側に、軸芯
方向に対して略直角に対向位置して突出するその後端部
を後方への開口したテーパー面(5')となす角形のブロッ
ク状からなる一対の爪壁(5) とを設けて一体構造をもっ
て形成せしめてなるものである。そして前記コネクター
本体(1) に被着したソケット体(8) の係着状態にあっ
て、前記切欠き窓(9) 部に位置したアーム(7')に連る爪
壁(5) の前面側を配管(P) の接続端部附近に設けた環状
膨出壁(P')部への係圧面(10)となすと共に、他方の後端
面での前記切欠き窓(9) の掛支壁(1')とのなす相互の係
合面を先端に向って開口する傾斜面(11)（図２) となし
て配管(P) の接続状態下で係合して構成せしめて爪壁
(5) での拡がりを防止するものである。尚、図５のよう
に係合面は爪壁(5) の後端面が掛支壁(1')の端面全面と
係合する必要性は必ずしもない。また、他の実施例とし
て前記ソケット体(8) の外周面に、軸芯方向に移動（図
６）して爪壁(5) の外周面に設けた突起(5")をその周壁
に穿設した窓(14)に掛止せしめて、該爪壁の外方への拡
がりを防止すると共に、前記掛止後にはソケット体との
相対的周方向及び軸芯方向の移動を阻止する弾性材から
なる円筒状の押え具(13)を被着して構成することもでき
る。また押え具(13)をその内周面に軸芯方向に延長する
山状（直線状）突起(13') （図７）又は例えば円柱状の
突起(13") （図８）を設けて該突起部を前記スリット(1
2)部に係着して円周方向にだけ回動するように構成した
り、更にまた、前記ソケット体(8) の爪壁(5) 部の側壁
面に、該ソケット体(8) を図９ａから図９ｂに円周方向
への回動することによってコネクター本体(1) の内周面
に係支する周方向の突出部(8')を設けていずれも爪壁
(5) の拡がりを防止する構造をもって構成するものであ
る。
すれば、図１は本発明の細径配管接続用コネクターの接
続状態時の一部切欠き平面図、図２は図１の縦断面図、
図３は図１Ａ−Ａ線の断面図、図４はソケット体単体の
斜視図、図５は他の実施例の縦断面図、図６ａは他の実
施例の縦断面図、図６ｂは図６ａに用いた押え具の斜視
図、図７ａ及び図８ａは更に他の実施例に係る本発明の
要部の一部切欠きによるそれぞれの縦断面図であって図
７ｂ及び図８ｂのＢ′−Ｂ′、Ｃ′−Ｃ′線の断面図、
図７ｂ及び図８ｂは図７ａ及び図８ａのＢ−Ｂ、Ｃ−Ｃ
線の断面図、図９ａ及び図９ｂは更に他の実施例の図３
相当図であって、(1) はコネクター本体であり、軸芯内
部に先端側の樹脂チューブ或いはゴムホース（図示せ
ず）等の連結筒壁(2) の流通孔(4) に連って拡径した小
径室(3')と、その後部に段付き拡径室(3) とを貫設し、
且つ該拡径室のなす周壁部に対向して切欠き窓(9) を設
けると共に、その後端周壁部を掛支壁(1')として成形す
るものである。そして小径室(3')側にスペーサーを介し
て複数個のゴム等の弾性シールリング部材(6)と、その
背後に段付きブッシュ部材(6')が内装されている。(8)
はコネクター本体(1) のなす後部側に被着される樹脂等
の弾性材によるソケット体であり、その被着される環状
筒壁(7) と、該筒壁部にあって少なくとも一端に環壁
(7")を残してスリット(12)により周壁を円周方向に延び
るアーム(7')となして該アームの先端部の内側に、軸芯
方向に対して略直角に対向位置して突出するその後端部
を後方への開口したテーパー面(5')となす角形のブロッ
ク状からなる一対の爪壁(5) とを設けて一体構造をもっ
て形成せしめてなるものである。そして前記コネクター
本体(1) に被着したソケット体(8) の係着状態にあっ
て、前記切欠き窓(9) 部に位置したアーム(7')に連る爪
壁(5) の前面側を配管(P) の接続端部附近に設けた環状
膨出壁(P')部への係圧面(10)となすと共に、他方の後端
面での前記切欠き窓(9) の掛支壁(1')とのなす相互の係
合面を先端に向って開口する傾斜面(11)（図２) となし
て配管(P) の接続状態下で係合して構成せしめて爪壁
(5) での拡がりを防止するものである。尚、図５のよう
に係合面は爪壁(5) の後端面が掛支壁(1')の端面全面と
係合する必要性は必ずしもない。また、他の実施例とし
て前記ソケット体(8) の外周面に、軸芯方向に移動（図
６）して爪壁(5) の外周面に設けた突起(5")をその周壁
に穿設した窓(14)に掛止せしめて、該爪壁の外方への拡
がりを防止すると共に、前記掛止後にはソケット体との
相対的周方向及び軸芯方向の移動を阻止する弾性材から
なる円筒状の押え具(13)を被着して構成することもでき
る。また押え具(13)をその内周面に軸芯方向に延長する
山状（直線状）突起(13') （図７）又は例えば円柱状の
突起(13") （図８）を設けて該突起部を前記スリット(1
2)部に係着して円周方向にだけ回動するように構成した
り、更にまた、前記ソケット体(8) の爪壁(5) 部の側壁
面に、該ソケット体(8) を図９ａから図９ｂに円周方向
への回動することによってコネクター本体(1) の内周面
に係支する周方向の突出部(8')を設けていずれも爪壁
(5) の拡がりを防止する構造をもって構成するものであ
る。
【０００８】
【発明の効果】以上説明したように本発明による細径配
管接続用コネクターは、前記傾斜面(11)のなす相互の係
支構造、或いは押え具(13)による被着構造、更にロック
溝(8')を設けた爪壁(5) 構造等による爪壁(5) での拡が
りの防止手段によって、爪壁(5) のなす角形からなるブ
ロック状の形状とに相俟って長期に亘り該爪壁を確実に
係合、保持せしめることができ、配設状態下にあって配
管(P) での外部からの引張り力が加わった場合でも、爪
壁(5) の係脱による憂いがなく、従って洩れをなくして
信頼性の高い安定した接続を維持することができる極め
て有用な細径配管接続用コネクターである。
管接続用コネクターは、前記傾斜面(11)のなす相互の係
支構造、或いは押え具(13)による被着構造、更にロック
溝(8')を設けた爪壁(5) 構造等による爪壁(5) での拡が
りの防止手段によって、爪壁(5) のなす角形からなるブ
ロック状の形状とに相俟って長期に亘り該爪壁を確実に
係合、保持せしめることができ、配設状態下にあって配
管(P) での外部からの引張り力が加わった場合でも、爪
壁(5) の係脱による憂いがなく、従って洩れをなくして
信頼性の高い安定した接続を維持することができる極め
て有用な細径配管接続用コネクターである。
【図１】本発明の実施例に係る細径配管接続用コネクタ
ーの接続状態時の平面図である。
ーの接続状態時の平面図である。
【図２】図１の縦断面図である。
【図３】図１Ａ−Ａ線の断面図である。
【図４】ソケット体単体の斜視図である。
【図５】他の実施例の図２相当図である。
【図６ａ】更に他の実施例に係る本発明の要部を示す一
部切欠きによる縦断面図である。
部切欠きによる縦断面図である。
【図６ｂ】図６ａに用いた押え具単体の斜視図である。
【図７ａ】更に他の実施例を示す図４相当図で図７ｂ
Ｂ′−Ｂ′線の断面図である。
Ｂ′−Ｂ′線の断面図である。
【図７ｂ】図７ａＢ−Ｂ線の断面図である。
【図８ａ】更に別の実施例の図４相当図で図８ｂＣ′−
Ｃ′線の断面図である。
Ｃ′線の断面図である。
【図８ｂ】図８ａＣ−Ｃ線の断面図である。
【図９ａ】更にまた他の実施例を示す図３相当図でソケ
ット体の回動前の状態を示す図である。
ット体の回動前の状態を示す図である。
【図９ｂ】図９ａの回動後の状態を示す図である。
【図１０】従来例を示す細径配管接続用コネクターの接
続状態時の一部切欠き断面図である。
続状態時の一部切欠き断面図である。
１ コネクター本体 １′ 掛支壁 ５ 爪壁 ５′ テーパー面 ７ 環状筒壁 ７′ 弾性アーム ７″ 環壁 ８ ソケット体 ８′ 突出部 ９ 切欠き窓 １１ 傾斜面 １２ スリット １３ 押え具 １３′、１３″ 突起 Ｐ 配管 Ｐ′ 膨出壁
Claims (5)
- 【請求項１】 軸芯内部に先端側の連結筒壁の流通孔に
連る小径室及び段付き拡径室を貫設し、且つ拡径室の周
壁部に対向して切欠き窓を設けてその後端周壁部を掛支
壁とするコネクター本体の前記小径室側に、シールリン
グ部材と、背後にブッシュ部材とを内装せしめ、更に前
記拡径室にあって、掛支壁とその挿着方向に対向位置し
て一対の爪壁を突設した別体のソケット体をもって後端
部を係支せしめ、かかる状態で配管の接続状態下で前記
爪壁によってコネクター本体の内部に組込まれた該配管
の接続端部附近に設けた環状膨出壁部に係合して接続せ
しめるように構成した接続用コネクターにおいて、前記
ソケット体(8) を、コネクター本体(1) の外周面の後部
側に被着される環状筒壁(7) と、該筒壁部にあって少な
くとも一端に環壁(7")を残してスリット(12)により周壁
を円周方向に延びる弾性アーム(7')に連る先端部の内側
に、軸芯方向に対して略直角に対向位置して突出する後
端部を開口したテーパー面(5')となす角形によるブロッ
ク状の一対の爪壁(5) とを設けた一体構造により形成せ
しめ、爪壁(5) による配管(P) の膨出壁(P')部への係合
した接続状態にあって、ソケット体(8) の爪壁の拡がり
防止手段を設けて構成したことを特徴とする細径配管接
続用コネクター。 - 【請求項２】 請求項１記載において、前記拡がり防止
手段は、ソケット体(8) の後端での切欠き窓(9) 部の掛
支壁(1')との相互の係合面を先端に向って開口する傾斜
面(11)とすることにより構成したことを特徴とする細径
配管接続用コネクター。 - 【請求項３】 請求項１記載において、前記拡がり防止
手段は、前記ソケット体(8) での爪壁(5) による配管
(P) の膨出壁(P')への係合した前記接続状態にあって、
ソケット体(8) の外周面に、軸芯方向に移動、もしくは
円周方向に回動するよう被着された弾性材の円筒状の押
え具(13)からなることを特徴とする細径配管接続用コネ
クター。 - 【請求項４】 請求項１記載において、前記拡がり防止
手段は、前記ソケット体(8) での爪壁(5) による配管
(P) の膨出壁(P')への係合した前記接続状態にあって、
ソケット体(8) の外周面に、前記スリット(12)部に係着
する突起(13')又は(13") を有して円周方向にだけ回動
するよう被着された弾性材の円筒状の押え具(13)からな
ることを特徴とする細径配管接続用コネクター。 - 【請求項５】 請求項１記載において、前記拡がり防止
手段は、前記ソケット体(8) での爪壁(5) による配管
(P) の膨出壁(P')への係合した前記接続状態にあって、
ソケット体(8) の爪壁(5)部の側壁面に設けられ、且つ
該ソケット体の円周方向への回動によりコネクター本体
(1) の内周面へ係支する周方向への突出部(8')からなる
ことを特徴とする細径配管接続用コネクター。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23224191A JP3219285B2 (ja) | 1991-08-20 | 1991-08-20 | 細径配管接続用コネクター |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23224191A JP3219285B2 (ja) | 1991-08-20 | 1991-08-20 | 細径配管接続用コネクター |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0552285A true JPH0552285A (ja) | 1993-03-02 |
| JP3219285B2 JP3219285B2 (ja) | 2001-10-15 |
Family
ID=16936185
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23224191A Expired - Fee Related JP3219285B2 (ja) | 1991-08-20 | 1991-08-20 | 細径配管接続用コネクター |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3219285B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000310385A (ja) * | 1994-12-28 | 2000-11-07 | Togo Seisakusho Corp | コネクタ |
| US6637780B2 (en) * | 2001-04-06 | 2003-10-28 | Tokai Rubber Industries, Ltd. | Quick-action connector assembly including a latching indicator member |
-
1991
- 1991-08-20 JP JP23224191A patent/JP3219285B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000310385A (ja) * | 1994-12-28 | 2000-11-07 | Togo Seisakusho Corp | コネクタ |
| US6637780B2 (en) * | 2001-04-06 | 2003-10-28 | Tokai Rubber Industries, Ltd. | Quick-action connector assembly including a latching indicator member |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3219285B2 (ja) | 2001-10-15 |
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