JPH0552102A - ガスタービン - Google Patents
ガスタービンInfo
- Publication number
- JPH0552102A JPH0552102A JP21217591A JP21217591A JPH0552102A JP H0552102 A JPH0552102 A JP H0552102A JP 21217591 A JP21217591 A JP 21217591A JP 21217591 A JP21217591 A JP 21217591A JP H0552102 A JPH0552102 A JP H0552102A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- diameter side
- inner diameter
- cooling air
- end wall
- cooling
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F05—INDEXING SCHEMES RELATING TO ENGINES OR PUMPS IN VARIOUS SUBCLASSES OF CLASSES F01-F04
- F05B—INDEXING SCHEME RELATING TO WIND, SPRING, WEIGHT, INERTIA OR LIKE MOTORS, TO MACHINES OR ENGINES FOR LIQUIDS COVERED BY SUBCLASSES F03B, F03D AND F03G
- F05B2240/00—Components
- F05B2240/80—Platforms for stationary or moving blades
- F05B2240/801—Platforms for stationary or moving blades cooled platforms
Landscapes
- Turbine Rotor Nozzle Sealing (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】比較的少ない冷却空気量によって上流側および
下流側ホイールスペースならびに内径側エンドウォール
等の冷却が有効的に行え、これにより信頼性を低下する
ことなく熱効率の向上が図れ、しかも粗悪燃料を用いる
場合にも目詰まり等による不具合が生じることがない冷
却構造を有するガスタービンを提供する。 【構成】タービンケーシング1内の静翼5外周側に設け
られた外径側キャビティ11に冷却空気を供給し、静翼
内に形成した冷却空気流通孔10を介して静翼の内周側
に設けられた内径側キャビティ12に流通させるように
する。静翼5の内径側エンドウォール13部内に冷却ダ
クト31を形成する。内径側キャビティ12に冷却ダク
ト31への冷却空気流入口32を形成する。動翼基部2
4に面する上流側ホイールスペース18側に冷却ダクト
31からの冷却空気排出口33を形成する。
下流側ホイールスペースならびに内径側エンドウォール
等の冷却が有効的に行え、これにより信頼性を低下する
ことなく熱効率の向上が図れ、しかも粗悪燃料を用いる
場合にも目詰まり等による不具合が生じることがない冷
却構造を有するガスタービンを提供する。 【構成】タービンケーシング1内の静翼5外周側に設け
られた外径側キャビティ11に冷却空気を供給し、静翼
内に形成した冷却空気流通孔10を介して静翼の内周側
に設けられた内径側キャビティ12に流通させるように
する。静翼5の内径側エンドウォール13部内に冷却ダ
クト31を形成する。内径側キャビティ12に冷却ダク
ト31への冷却空気流入口32を形成する。動翼基部2
4に面する上流側ホイールスペース18側に冷却ダクト
31からの冷却空気排出口33を形成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば発電プラント等
に適用されるガスタービンに係り、特に静翼部の冷却構
造を改良したガスタービンに関する。
に適用されるガスタービンに係り、特に静翼部の冷却構
造を改良したガスタービンに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、発電プラント等で適用されるガス
タービンとして、例えば図7に示す構成のものが知られ
ている。すなわち、ケーシング1内にタービン軸2と圧
縮機軸3とが同軸として設けられ、タービン軸2に設け
られた動翼4およびケーシング1に設けられた静翼5に
よってタービン段落が構成されるとともに、圧縮機軸3
に設けられた動翼6およびケーシング1に設けられた静
翼7によって圧縮機段落が構成されている。
タービンとして、例えば図7に示す構成のものが知られ
ている。すなわち、ケーシング1内にタービン軸2と圧
縮機軸3とが同軸として設けられ、タービン軸2に設け
られた動翼4およびケーシング1に設けられた静翼5に
よってタービン段落が構成されるとともに、圧縮機軸3
に設けられた動翼6およびケーシング1に設けられた静
翼7によって圧縮機段落が構成されている。
【0003】そして、タービン段落および圧縮機段落の
間に燃焼器8が設けられ、圧縮機段落で圧縮された圧縮
空気が燃焼器8に供給されて燃料の燃焼が行われ、その
燃焼による高温の燃焼ガスがトラジションピース9を経
てタービン段落に案内され、動翼4が回転駆動されてタ
ービン軸1による仕事が行われる。
間に燃焼器8が設けられ、圧縮機段落で圧縮された圧縮
空気が燃焼器8に供給されて燃料の燃焼が行われ、その
燃焼による高温の燃焼ガスがトラジションピース9を経
てタービン段落に案内され、動翼4が回転駆動されてタ
ービン軸1による仕事が行われる。
【0004】ところで従来、ガスタービンの熱効率を向
上させる手段として、タービン入口温度を高温にするこ
とが知られており、実際にタービン入口温度の上昇が行
われているが、これに伴ってガスタービンの燃焼器8や
トラジションピース9、動翼4および静翼5等を高耐熱
材料で構成する必要性が高まり、通常その材料として耐
熱性超合金材料等が適用されている。
上させる手段として、タービン入口温度を高温にするこ
とが知られており、実際にタービン入口温度の上昇が行
われているが、これに伴ってガスタービンの燃焼器8や
トラジションピース9、動翼4および静翼5等を高耐熱
材料で構成する必要性が高まり、通常その材料として耐
熱性超合金材料等が適用されている。
【0005】ところが、これまでにガスタービン用耐熱
部材として適用されている耐熱性超合金材料の限界温度
は、800 〜900 ℃であるのに対し、タービン入口温度は
約1300℃と材料の限界温度を超える高温となっている。
このため、ガスタービンの信頼性を維持する目的で翼を
材料の耐熱限界温度まで冷却する冷却構造を採用した、
いわゆる冷却翼の使用が必須となっている。
部材として適用されている耐熱性超合金材料の限界温度
は、800 〜900 ℃であるのに対し、タービン入口温度は
約1300℃と材料の限界温度を超える高温となっている。
このため、ガスタービンの信頼性を維持する目的で翼を
材料の耐熱限界温度まで冷却する冷却構造を採用した、
いわゆる冷却翼の使用が必須となっている。
【0006】図8はこのような冷却翼を使用した従来の
ガスタービンの構造を示したものである。静翼5内に径
方向に沿う冷却空気流通孔10が形成され、この冷却空
気流通孔10を介して、静翼5の外周側に設けられた外
径側キャビティ11と、静翼5の内周側に設けられた内
径側キャビティ12とが連通している。内径側キャビテ
ィ12は、静翼5の内径側エンドウォール13に穿設し
た小孔14を介して主流ガスの通路部15に連通すると
ともに、静翼5を保持する静翼内輪16に穿設したオリ
フィス孔17を介して動翼4に面する上流側ホイールス
ペース18に連通している。上流側ホイールスペース1
8は、内径側エンドウォール13と動翼4に設けられた
動翼フィン19との隙間を介して主流ガスの通路部15
に連通するとともに、タービン軸2に設けられたロータ
フィン20と静翼内輪16とによって形成されたグラン
ドシール部を介して下流側ホイールスペース21に連通
している。下流側ホイールスペース21は、内径側エン
ドウォール13と下流側の動翼フィン19との隙間を介
して通路部15に連通している。
ガスタービンの構造を示したものである。静翼5内に径
方向に沿う冷却空気流通孔10が形成され、この冷却空
気流通孔10を介して、静翼5の外周側に設けられた外
径側キャビティ11と、静翼5の内周側に設けられた内
径側キャビティ12とが連通している。内径側キャビテ
ィ12は、静翼5の内径側エンドウォール13に穿設し
た小孔14を介して主流ガスの通路部15に連通すると
ともに、静翼5を保持する静翼内輪16に穿設したオリ
フィス孔17を介して動翼4に面する上流側ホイールス
ペース18に連通している。上流側ホイールスペース1
8は、内径側エンドウォール13と動翼4に設けられた
動翼フィン19との隙間を介して主流ガスの通路部15
に連通するとともに、タービン軸2に設けられたロータ
フィン20と静翼内輪16とによって形成されたグラン
ドシール部を介して下流側ホイールスペース21に連通
している。下流側ホイールスペース21は、内径側エン
ドウォール13と下流側の動翼フィン19との隙間を介
して通路部15に連通している。
【0007】そして冷却空気aは、まず静翼5の外径側
キャビティ11に供給され、外径側エンドウォール22
をインピンジ冷却等により冷却した後、静翼有効部23
の冷却空気流通孔10に導かれ、その一部は静翼有効部
23を冷却して通路部15に導かれ、残りの一部は静翼
5の内径側キャビティ12に導かれる。
キャビティ11に供給され、外径側エンドウォール22
をインピンジ冷却等により冷却した後、静翼有効部23
の冷却空気流通孔10に導かれ、その一部は静翼有効部
23を冷却して通路部15に導かれ、残りの一部は静翼
5の内径側キャビティ12に導かれる。
【0008】内径側キャビティ12に導かれた冷却空気
aは、その一部が静翼内輪16に設けられたオリフィス
孔17から上流側ホイールスペース18に導かれ、その
一部は上流側ホイールスペース用シール空気a1とし
て、動翼フィン19と内径側エンドウォール13との間
隙から通路部15に導かれる。
aは、その一部が静翼内輪16に設けられたオリフィス
孔17から上流側ホイールスペース18に導かれ、その
一部は上流側ホイールスペース用シール空気a1とし
て、動翼フィン19と内径側エンドウォール13との間
隙から通路部15に導かれる。
【0009】そして、残りは下流側ホイールスペース用
シール空気a2として、ロータフィン20と静翼内輪1
6との間隙、下流側ホイールスペース21、動翼フィン
19と内径側エンドウォール13との間隙をそれぞれ経
て、主流ガスの通路部15に導かれる。
シール空気a2として、ロータフィン20と静翼内輪1
6との間隙、下流側ホイールスペース21、動翼フィン
19と内径側エンドウォール13との間隙をそれぞれ経
て、主流ガスの通路部15に導かれる。
【0010】そして、これら上流側ホイールスペース用
シール空気a1および下流側ホイールスペース用シール
空気a2により、通路部15を流れる主流ガスbが上流
側ホイールスペース18および下流側ホイールスペース
21に流れ込むのを防止するシールエアとなると同時
に、動翼基部24の冷却を行う。
シール空気a1および下流側ホイールスペース用シール
空気a2により、通路部15を流れる主流ガスbが上流
側ホイールスペース18および下流側ホイールスペース
21に流れ込むのを防止するシールエアとなると同時
に、動翼基部24の冷却を行う。
【0011】さらに、内径側キャビティ12に導かれた
冷却空気aの一部は内径側エンドウォール冷却空気a3
として内径側エンドウォール13に設けられた小孔14
を経て通路部15に導かれることにより、内径側エンド
ウォール13をフィルム冷却する。
冷却空気aの一部は内径側エンドウォール冷却空気a3
として内径側エンドウォール13に設けられた小孔14
を経て通路部15に導かれることにより、内径側エンド
ウォール13をフィルム冷却する。
【0012】このようにして、冷却空気aにより外径側
エンドウォール22と静翼有効部23とを冷却するとと
もに、上流側および下流側ホイールスペース用シール空
気a1,a2、内径側エンドウォール冷却空気a3によ
り、動翼基部24と内径側エンドウォール13の温度を
材料限界温度以下に下げるべく冷却を行っている。
エンドウォール22と静翼有効部23とを冷却するとと
もに、上流側および下流側ホイールスペース用シール空
気a1,a2、内径側エンドウォール冷却空気a3によ
り、動翼基部24と内径側エンドウォール13の温度を
材料限界温度以下に下げるべく冷却を行っている。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】ところが、ガスタービ
ン入口温度が1300°Cを超えると、これに伴い内径側エ
ンドウォール13近傍の主流ガスbの温度も上昇し、高
い冷却特性を得るためには、フィルム冷却による内径側
エンドウォール冷却空気a3の流量を特に増大する必要
がある。すなわち、内径側エンドウォール冷却空気a3
の流量は、上流側および下流側ホイールスペース用シー
ル空気a1,a2の流量の合計値と同等かそれ以上量に
達し、非常に多量の冷却空気aを必要とすることにな
る。
ン入口温度が1300°Cを超えると、これに伴い内径側エ
ンドウォール13近傍の主流ガスbの温度も上昇し、高
い冷却特性を得るためには、フィルム冷却による内径側
エンドウォール冷却空気a3の流量を特に増大する必要
がある。すなわち、内径側エンドウォール冷却空気a3
の流量は、上流側および下流側ホイールスペース用シー
ル空気a1,a2の流量の合計値と同等かそれ以上量に
達し、非常に多量の冷却空気aを必要とすることにな
る。
【0014】したがって、冷却空気全体量は非常に増大
し、主流ガスbに対する冷却空気a,a1,a2,a3
の吹出し量の増大は、いずれもガスタービンの熱効率の
低下、ひいてはガスタービンを用いた発電プラントの熱
効率の低下を招くことになる。
し、主流ガスbに対する冷却空気a,a1,a2,a3
の吹出し量の増大は、いずれもガスタービンの熱効率の
低下、ひいてはガスタービンを用いた発電プラントの熱
効率の低下を招くことになる。
【0015】さらに、不純物が混在するような粗悪燃料
を用いた場合には、内径側エンドウォール13に形成し
た小孔14に目詰りが生じる可能性があり、フィルム冷
却方式の適用が困難となる。
を用いた場合には、内径側エンドウォール13に形成し
た小孔14に目詰りが生じる可能性があり、フィルム冷
却方式の適用が困難となる。
【0016】さらに内径側キャビティ12に導かれた冷
却空気aによるフィルム冷却では、内径側キャビティ1
2に接した内径側エンドウォール13しか冷却すること
ができず、内径側キャビティ12から離れた部分は材料
温度が上昇し、ガスタービンの信頼性が低下する等の不
具合も生じ得る。
却空気aによるフィルム冷却では、内径側キャビティ1
2に接した内径側エンドウォール13しか冷却すること
ができず、内径側キャビティ12から離れた部分は材料
温度が上昇し、ガスタービンの信頼性が低下する等の不
具合も生じ得る。
【0017】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
もので、高い燃焼ガス温度に対しても、比較的少ない冷
却空気量によって上流側および下流側ホイールスペース
ならびに内径側エンドウォール等の冷却が有効的に行
え、これにより信頼性を低下することなく熱効率の向上
が図れ、しかも粗悪燃料を用いる場合にも目詰まり等に
よる不具合が生じることがない冷却構造を有するガスタ
ービンを提供することを目的とする。
もので、高い燃焼ガス温度に対しても、比較的少ない冷
却空気量によって上流側および下流側ホイールスペース
ならびに内径側エンドウォール等の冷却が有効的に行
え、これにより信頼性を低下することなく熱効率の向上
が図れ、しかも粗悪燃料を用いる場合にも目詰まり等に
よる不具合が生じることがない冷却構造を有するガスタ
ービンを提供することを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の目的を
達成するために、タービンケーシング内の静翼外周側に
設けられた外径側キャビティに冷却空気を供給し、前記
静翼内に形成した冷却空気流通孔を介して前記静翼の内
周側に設けられた内径側キャビティに流通させ、これに
より前記静翼の外径側および内径側エンドウォール、静
翼有効部および動翼基部を冷却するようにしたガスター
ビンにおいて、前記静翼の内径側エンドウォール内に冷
却ダクトを形成するとともに、前記内径側キャビティに
前記冷却ダクトへの冷却空気流入口を形成し、かつ動翼
基部に面する上流側ホイールスペース側に前記冷却ダク
トからの冷却空気排出口を形成したことを特徴とする。
達成するために、タービンケーシング内の静翼外周側に
設けられた外径側キャビティに冷却空気を供給し、前記
静翼内に形成した冷却空気流通孔を介して前記静翼の内
周側に設けられた内径側キャビティに流通させ、これに
より前記静翼の外径側および内径側エンドウォール、静
翼有効部および動翼基部を冷却するようにしたガスター
ビンにおいて、前記静翼の内径側エンドウォール内に冷
却ダクトを形成するとともに、前記内径側キャビティに
前記冷却ダクトへの冷却空気流入口を形成し、かつ動翼
基部に面する上流側ホイールスペース側に前記冷却ダク
トからの冷却空気排出口を形成したことを特徴とする。
【0019】
【作用】本発明によると、外径側キャビティから静翼有
効部の冷却空気流通孔を経て内径側キャビティに導かれ
た冷却空気が、内径側エンドウォール冷却空気として冷
却空気流入口から冷却ダクト内に導かれ、内径側エンド
ウォールが冷却され、さらに冷却空気排出口から上流側
ホイールスペースに導かれる。
効部の冷却空気流通孔を経て内径側キャビティに導かれ
た冷却空気が、内径側エンドウォール冷却空気として冷
却空気流入口から冷却ダクト内に導かれ、内径側エンド
ウォールが冷却され、さらに冷却空気排出口から上流側
ホイールスペースに導かれる。
【0020】また、上流側ホイールスペースに導かれた
内径側エンドウォール冷却空気は、一部は上流側ホイー
ルスペース用シール空気として動翼フィンと内径側エン
ドウォールの間隙から通路部に導かれ、また残りは下流
側ホイールスペース用シール空気としてロータフィンと
静翼内輪の間隙を経て下流側ホイールスペースに導かれ
る。さらに、冷却空気は動翼フィンと内径側エンドウォ
ールの間隙から通路部に導かれることにより、通路部を
流れる主流ガスが上流側および下流側ホイールスペース
に流れ込むのを防止すると同時に動翼基部を冷却する。
内径側エンドウォール冷却空気は、一部は上流側ホイー
ルスペース用シール空気として動翼フィンと内径側エン
ドウォールの間隙から通路部に導かれ、また残りは下流
側ホイールスペース用シール空気としてロータフィンと
静翼内輪の間隙を経て下流側ホイールスペースに導かれ
る。さらに、冷却空気は動翼フィンと内径側エンドウォ
ールの間隙から通路部に導かれることにより、通路部を
流れる主流ガスが上流側および下流側ホイールスペース
に流れ込むのを防止すると同時に動翼基部を冷却する。
【0021】そして、内径側エンドウォール冷却空気が
上流側および下流側ホイールスペース用シール空気とし
て使用されることにより、内径側エンドウォールの小孔
を経て通路部に導かれていた従来の単独の冷却空気が削
減され、内径側キャビティに導かれる冷却空気量の半減
によって、ガスタービンの熱効率の向上ひいては発電プ
ラントの熱効率の上昇が図れるようになる。
上流側および下流側ホイールスペース用シール空気とし
て使用されることにより、内径側エンドウォールの小孔
を経て通路部に導かれていた従来の単独の冷却空気が削
減され、内径側キャビティに導かれる冷却空気量の半減
によって、ガスタービンの熱効率の向上ひいては発電プ
ラントの熱効率の上昇が図れるようになる。
【0022】さらにフィルム冷却を行わないことによ
り、内径側エンドウォールに形成された小孔が目詰りを
生じる等の不具合が生じることもなく、不純物が混在す
るような粗悪燃料に対する適用上の問題も解消される。
り、内径側エンドウォールに形成された小孔が目詰りを
生じる等の不具合が生じることもなく、不純物が混在す
るような粗悪燃料に対する適用上の問題も解消される。
【0023】さらにまた、内径側エンドウォールに冷却
ダクトを形成したことにより、内径側エンドウォールを
直接的に効率よく冷却できるとともに、内径側キャビテ
ィから離れた部分に対しても冷却を十分に行えるように
なり、タービン運転上の信頼性向上にも資するものとな
る。
ダクトを形成したことにより、内径側エンドウォールを
直接的に効率よく冷却できるとともに、内径側キャビテ
ィから離れた部分に対しても冷却を十分に行えるように
なり、タービン運転上の信頼性向上にも資するものとな
る。
【0024】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1〜図3を参照
して説明する。なお、ガスタービンの全体構成は図7に
示したものと同様であるから、図7も本実施例にそのま
ま参照するとともに、説明を容易にするため従来構造と
同一または対応する部位には図8と同一符号を使用す
る。
して説明する。なお、ガスタービンの全体構成は図7に
示したものと同様であるから、図7も本実施例にそのま
ま参照するとともに、説明を容易にするため従来構造と
同一または対応する部位には図8と同一符号を使用す
る。
【0025】すなわち、ケーシング1内にタービン軸2
と圧縮機軸3とが同軸として設けられ、タービン軸2に
設けられた動翼4およびケーシング1に設けられた静翼
5によってタービン段落が構成されるとともに、圧縮機
軸3に設けられた動翼6およびケーシング1に設けられ
た静翼7によって圧縮機段落が構成されている。
と圧縮機軸3とが同軸として設けられ、タービン軸2に
設けられた動翼4およびケーシング1に設けられた静翼
5によってタービン段落が構成されるとともに、圧縮機
軸3に設けられた動翼6およびケーシング1に設けられ
た静翼7によって圧縮機段落が構成されている。
【0026】タービン段落および圧縮機段落の間には燃
焼器8が設けられ、圧縮機段落で圧縮された圧縮空気が
燃焼器8に供給されて燃料の燃焼が行われ、その燃焼に
よる高温の燃焼ガスがトラジションピース9を経てター
ビン段落に案内され、動翼4が回転駆動されてタービン
軸1による仕事が行われる。
焼器8が設けられ、圧縮機段落で圧縮された圧縮空気が
燃焼器8に供給されて燃料の燃焼が行われ、その燃焼に
よる高温の燃焼ガスがトラジションピース9を経てター
ビン段落に案内され、動翼4が回転駆動されてタービン
軸1による仕事が行われる。
【0027】そして図1〜図3に示すように、本実施例
では、静翼5内に径方向に沿う冷却空気流通孔10が形
成され、この冷却空気流通孔10を介して、静翼5の外
周側に設けられた外径側キャビティ11と、静翼5の内
周側に設けられた内径側キャビティ12とが連通してい
る。
では、静翼5内に径方向に沿う冷却空気流通孔10が形
成され、この冷却空気流通孔10を介して、静翼5の外
周側に設けられた外径側キャビティ11と、静翼5の内
周側に設けられた内径側キャビティ12とが連通してい
る。
【0028】このものにおいて、静翼5の内径側エンド
ウォール13内に冷却ダクト31が形成されている。ま
た、内径側キャビティ12に冷却ダクト31への冷却空
気流入口32が形成されるとともに、上流側ホイールス
ペース18側に冷却ダクト31からの冷却空気排出口3
3が形成されている。冷却空気排出口33には内径側エ
ンドウォール13の冷却空気すなわちホイールスペース
用シール空気の流量調節のためオリフィス孔34が形成
されている。
ウォール13内に冷却ダクト31が形成されている。ま
た、内径側キャビティ12に冷却ダクト31への冷却空
気流入口32が形成されるとともに、上流側ホイールス
ペース18側に冷却ダクト31からの冷却空気排出口3
3が形成されている。冷却空気排出口33には内径側エ
ンドウォール13の冷却空気すなわちホイールスペース
用シール空気の流量調節のためオリフィス孔34が形成
されている。
【0029】このように、本実施例では主流ガスの通路
部15に連通する小孔は設けられていない。そして、内
径側キャビティ12は、内径側エンドウォール13内に
形成された冷却ダクト31および冷却空気排出口33お
よびオリフィス孔34を介して上流側ホイールスペース
18に連通している。上流側ホイールスペース18は、
内径側エンドウォール13と動翼フィン19との隙間を
介して通路部15に連通するとともに、タービン軸2に
設けられたロータフィン20と静翼内輪16とによって
形成されたグランドシール部を介して下流側ホイールス
ペース21に連通している。下流側ホイールスペース2
1は、内径側エンドウォール13と下流側の動翼フィン
19との隙間を介して通路部15に連通している。
部15に連通する小孔は設けられていない。そして、内
径側キャビティ12は、内径側エンドウォール13内に
形成された冷却ダクト31および冷却空気排出口33お
よびオリフィス孔34を介して上流側ホイールスペース
18に連通している。上流側ホイールスペース18は、
内径側エンドウォール13と動翼フィン19との隙間を
介して通路部15に連通するとともに、タービン軸2に
設けられたロータフィン20と静翼内輪16とによって
形成されたグランドシール部を介して下流側ホイールス
ペース21に連通している。下流側ホイールスペース2
1は、内径側エンドウォール13と下流側の動翼フィン
19との隙間を介して通路部15に連通している。
【0030】図2および図3は冷却ダクトの形状を詳細
に示している。これらの図2および図3に示すように、
内径側エンドウォール13に設けられた冷却ダクト31
内には、多数のピンフィン35が形成されている。
に示している。これらの図2および図3に示すように、
内径側エンドウォール13に設けられた冷却ダクト31
内には、多数のピンフィン35が形成されている。
【0031】しかして、冷却空気aは、静翼5の外径側
キャビティ11に供給され、外径側エンドウォール22
がインピンジ冷却などにより冷却された後、静翼有効部
23の冷却空気流通孔10に導かれ、その一部は静翼有
効部23を冷却して通路部15に導かれ、残りの一部は
静翼5の内径側キャビティ12に導かれる。
キャビティ11に供給され、外径側エンドウォール22
がインピンジ冷却などにより冷却された後、静翼有効部
23の冷却空気流通孔10に導かれ、その一部は静翼有
効部23を冷却して通路部15に導かれ、残りの一部は
静翼5の内径側キャビティ12に導かれる。
【0032】内径側キャビティ12に導かれた冷却空気
aは、内径側エンドウォール冷却空気として冷却空気流
入口32から冷却空気ダクト31内に導かれ、内径側エ
ンドウォール13を冷却し、さらに冷却空気排出口33
から上流側ホイールスペース18に導かれる。
aは、内径側エンドウォール冷却空気として冷却空気流
入口32から冷却空気ダクト31内に導かれ、内径側エ
ンドウォール13を冷却し、さらに冷却空気排出口33
から上流側ホイールスペース18に導かれる。
【0033】上流側ホイールスペース18に導かれた内
径側エンドウォール冷却空気は、一部が上流側ホイール
スペース用シール空気a1として動翼フィン19と内径
側エンドウォール13との間隙から通路部15に導か
れ、また残りは下流側ホイールスペース用シール空気a
3としてロータフィン20と静翼内輪16との間隙を経
て下流側ホイールスペース21に導かれた後、動翼フィ
ン19と内径側エンドウォール13との間隙を介して通
路部15に導かれる。これにより、通路部15を流れる
主流ガスbが上流側および下流側ホイールスペース1
8,21に流れ込むのを防止すると同時に、動翼基部2
4の冷却を行う。
径側エンドウォール冷却空気は、一部が上流側ホイール
スペース用シール空気a1として動翼フィン19と内径
側エンドウォール13との間隙から通路部15に導か
れ、また残りは下流側ホイールスペース用シール空気a
3としてロータフィン20と静翼内輪16との間隙を経
て下流側ホイールスペース21に導かれた後、動翼フィ
ン19と内径側エンドウォール13との間隙を介して通
路部15に導かれる。これにより、通路部15を流れる
主流ガスbが上流側および下流側ホイールスペース1
8,21に流れ込むのを防止すると同時に、動翼基部2
4の冷却を行う。
【0034】本実施例によれば、冷却空気aは冷却ダク
ト31内に導かれて内径側エンドウォール13を直接冷
却するようになっているので、冷却効率が良い。そして
特に図2および図3に示すように、内径側エンドウォー
ル13に設けられた冷却ダクト内31に、多数のピンフ
ィン35を形成したので、冷却ダクト31内を流れる内
径側エンドウォール冷却空気aに対し、高い冷却効果が
実現される。
ト31内に導かれて内径側エンドウォール13を直接冷
却するようになっているので、冷却効率が良い。そして
特に図2および図3に示すように、内径側エンドウォー
ル13に設けられた冷却ダクト内31に、多数のピンフ
ィン35を形成したので、冷却ダクト31内を流れる内
径側エンドウォール冷却空気aに対し、高い冷却効果が
実現される。
【0035】そして、内径側エンドウォール冷却空気a
が上流側および下流側ホイールスペース用シール空気a
1,a2として使用されることにより、従来のように小
孔を経て通路部に導かれていた内径側エンドウォール冷
却空気が削減され、内径側キャビティ12に導かれる冷
却空気量が半減でき、ガスタービンの熱効率の向上ひい
ては発電プラントの熱効率の上昇が図れるようになる。
が上流側および下流側ホイールスペース用シール空気a
1,a2として使用されることにより、従来のように小
孔を経て通路部に導かれていた内径側エンドウォール冷
却空気が削減され、内径側キャビティ12に導かれる冷
却空気量が半減でき、ガスタービンの熱効率の向上ひい
ては発電プラントの熱効率の上昇が図れるようになる。
【0036】さらに、従来のようにフィルム冷却を行わ
ないことにより、内径側エンドウォール13に形成され
た小孔の目詰り等の問題もなく、不純物が混在するよう
な粗悪燃料に対しても適用が容易となる。
ないことにより、内径側エンドウォール13に形成され
た小孔の目詰り等の問題もなく、不純物が混在するよう
な粗悪燃料に対しても適用が容易となる。
【0037】そして、内径側エンドウォール13に冷却
ダクト31が形成されるので、内径側エンドウォール1
3の冷却が能率よく行えるとともに、内径側キャビティ
12から離間した部分に対しても冷却を十分に行うこと
ができ、タービン運転上の信頼性を向上することができ
る。
ダクト31が形成されるので、内径側エンドウォール1
3の冷却が能率よく行えるとともに、内径側キャビティ
12から離間した部分に対しても冷却を十分に行うこと
ができ、タービン運転上の信頼性を向上することができ
る。
【0038】図4および図5は本発明の他の実施例を示
している。
している。
【0039】この実施例では、内径側エンドウォール1
3に設けられた冷却ダクト31内に凸部等からなる攪拌
用の流路抵抗部材36が形成されている。
3に設けられた冷却ダクト31内に凸部等からなる攪拌
用の流路抵抗部材36が形成されている。
【0040】このような構成によると、冷却ダクト31
内を流れる内径側エンドウォール冷却空気が攪拌される
ことにより、一層高い冷却効率が得られるようになる。
内を流れる内径側エンドウォール冷却空気が攪拌される
ことにより、一層高い冷却効率が得られるようになる。
【0041】図6は本発明のさらに他の実施例を示して
いる。
いる。
【0042】この実施例では内径側エンドウォール13
に冷却ダクト31が蛇行状に設けられ、この冷却ダクト
31に攪拌用の流路抵抗部材36が形成されるととも
に、冷却ダクト31の曲り部に、コーナベ−ン37が設
けられている。
に冷却ダクト31が蛇行状に設けられ、この冷却ダクト
31に攪拌用の流路抵抗部材36が形成されるととも
に、冷却ダクト31の曲り部に、コーナベ−ン37が設
けられている。
【0043】このような構成によると、コーナベ−ン3
7によって冷却ダクト31内を流れる冷却空気の圧力損
失が減少するとともに、内径側エンドウォール冷却空気
が攪拌されることにより、さらに一層高い冷却効果が得
られるようになる。
7によって冷却ダクト31内を流れる冷却空気の圧力損
失が減少するとともに、内径側エンドウォール冷却空気
が攪拌されることにより、さらに一層高い冷却効果が得
られるようになる。
【0044】なお、前記各実施例における冷却ダクトを
有する内側エンドウォール等については、精密鋳造法を
用いることにより容易に製作することが可能である。
有する内側エンドウォール等については、精密鋳造法を
用いることにより容易に製作することが可能である。
【0045】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、内側エ
ンドウォール内に冷却ダクトを設けたことにより、エン
ドウォールが直接的に冷却できるとともに、高い燃焼ガ
ス温度に対しても、比較的少ない冷却空気量によって上
流側および下流側ホイールスペースならびに内径側エン
ドウォール等の冷却が有効的に行え、これにより信頼性
を低下することなく熱効率の向上が図れ、しかも粗悪燃
料を用いる場合にも目詰まり等による不具合が生じるこ
とがない等の効果が奏される。
ンドウォール内に冷却ダクトを設けたことにより、エン
ドウォールが直接的に冷却できるとともに、高い燃焼ガ
ス温度に対しても、比較的少ない冷却空気量によって上
流側および下流側ホイールスペースならびに内径側エン
ドウォール等の冷却が有効的に行え、これにより信頼性
を低下することなく熱効率の向上が図れ、しかも粗悪燃
料を用いる場合にも目詰まり等による不具合が生じるこ
とがない等の効果が奏される。
【図1】本発明の一実施例を示す断面図。
【図2】図1のB−B線断面図。
【図3】図2のC−C線断面図。
【図4】本発明の他の実施例を示す断面図。
【図5】図4のD−D線断面図。
【図6】本発明のさらに他の実施例を示す断面図。
【図7】ガスタービンの概略構成図。
【図8】従来例を示すもので図7におけるA部の拡大断
面図。
面図。
1 タービンケーシング 5 静翼 10 冷却空気流通孔 11 外径側キャビティ 12 内径側キャビティ 13 内径側エンドウォール 18 上流側ホイールスペース 22 外径側エンドウォール 23 静翼有効部 24 動翼基部 31 冷却ダクト 32 冷却空気流入口 33 冷却空気排出口
Claims (1)
- 【請求項1】 タービンケーシング内の静翼外周側に設
けられた外径側キャビティに冷却空気を供給し、前記静
翼内に形成した冷却空気流通孔を介して前記静翼の内周
側に設けられた内径側キャビティに流通させ、これによ
り前記静翼の外径側および内径側エンドウォール、静翼
有効部および動翼基部を冷却するようにしたガスタービ
ンにおいて、前記静翼の内径側エンドウォール部内に冷
却ダクトを形成するとともに、前記内径側キャビティに
前記冷却ダクトへの冷却空気流入口を形成し、かつ動翼
基部に面する上流側ホイールスペース側に前記冷却ダク
トからの冷却空気排出口を形成したことを特徴とするガ
スタービン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21217591A JPH0552102A (ja) | 1991-08-23 | 1991-08-23 | ガスタービン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21217591A JPH0552102A (ja) | 1991-08-23 | 1991-08-23 | ガスタービン |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0552102A true JPH0552102A (ja) | 1993-03-02 |
Family
ID=16618152
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21217591A Pending JPH0552102A (ja) | 1991-08-23 | 1991-08-23 | ガスタービン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0552102A (ja) |
Cited By (18)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1998058158A1 (fr) * | 1997-06-19 | 1998-12-23 | Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. | Dispositif d'etancheite pour aubes de stator de turbine a gaz |
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-
1991
- 1991-08-23 JP JP21217591A patent/JPH0552102A/ja active Pending
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