JP2015127538A - タービン・ノズルおよびガスタービン・エンジンのタービン・ノズルを冷却する方法 - Google Patents

タービン・ノズルおよびガスタービン・エンジンのタービン・ノズルを冷却する方法 Download PDF

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Abstract

【課題】本願および本願に付与される特許は、ガスタービン・エンジンのタービン・ノズルを提供する。
【解決手段】このタービン・ノズルは、第1のノズル・ベーンと、第2のノズル・ベーンと、第1のノズル・ベーンと第2のノズル・ベーンを連結するプラットフォームとを含み得る。このプラットフォーム内には、第1の冷却通路と、それとは別の第2の冷却通路とが画定され得る。第1の冷却通路は冷却流体の第1の流れを第1の方向に誘導するように構成され得、第2の冷却通路は冷却流体の第2の流れを第1の方向とはほぼ逆の第2の方向に誘導するように構成され得る。本願および本願に付与される特許は、ガスタービン・エンジンのタービン・ノズルを冷却する方法をさらに提供する。
【選択図】図1

Description

本願および本願に付与される特許は、概してガスタービン・エンジンに関し、より詳細にはタービン・ノズルおよび高動作温度時にガスタービン・エンジンのタービン・ノズルを冷却する方法に関する。
ガスタービン・エンジンにおいては、高温の燃焼ガスが一般には1つまたは複数の燃焼器からトランジション・ピースを経て高温ガス経路に沿って流れる。典型的には複数のタービン段を高温ガス経路に沿って連続的に配置でき、その結果燃焼ガスはタービンの第1の段のノズルとバケットを通過してから後段のノズルとバケットを通過することになる。こうしてノズルはそれぞれのバケットへと燃焼ガスを誘導できるので、バケットを回転させて発電機などの負荷を駆動できる。燃焼ガスはバケットを取り囲む周方向のシュラウドによって収容され得る。シュラウドはまた、燃焼ガスを高温ガス経路に沿って誘導する補助もできる。このようにタービン・ノズル、バケット、およびシュラウドは高温ガス経路に沿って流れる燃焼ガスに由来する高温に晒されることがあり、その結果としてこれらの構成要素内にホットスポットや高熱応力が形成され得る。ガスタービン・エンジンの効率は動作温度にかかっているので、高温ガス経路内で該経路に沿って配置されたタービン・ノズル、バケット、シュラウドなどの構成要素は、劣化、故障、または耐用年数の短縮なく、上昇し続ける温度に耐えられることが現在も求められている。
特定のタービン・ノズル、特に真ん中および後半のタービン段のタービン・ノズルは、冷却目的でノズル内に画定された1つまたは複数の通路またはキャビティを含むことがある。たとえば、冷却通路は、タービンの段ごとに異なるかもしれないが、そのノズル固有の冷却の必要性に応じて、タービン・ノズルの内側プラットフォーム、外側プラットフォーム、および/またはベーンの内部に画定され得る。ある構成によると、冷却通路はタービン・ノズルの高温ガス経路の表面付近に画定され得る。こうすれば冷却通路は圧縮機の抽気などの冷却流体をタービン・ノズルを通じて運び熱交換することができるので、高温ガス経路の表面付近の領域の温度は許容可能な範囲内に維持される。冷却可能領域を最大化したいという要望から、冷却通路を長くしたり、複数の方向転換や曲げを含む曲がりくねった蛇行形状など複雑な形状にすることができる。しかし、複雑な形状の長い冷却通路の製造は困難で高コストになる可能性があり、また、冷却通路に沿って不本意な圧力降下をもたらす可能性もある。さらに、そのような冷却通路の熱伝導率には大きなばらつきが生じる可能性があるので、それを用いるタービン段の冷却通路の最適化は非常に困難となり得る。
このように、高動作温度時にタービン・ノズルを冷却する冷却通路構成を含む改良されたタービン・ノズルが望まれている。具体的には、そのような冷却通路構成は、冷却可能領域を最大化するが、一方で冷却通路の長さと複雑さは最小限に止めるべきである。そうすれば、そのような冷却通路構成により、タービン・ノズルの製造コストおよび製造に関する複雑さならびに冷却通路に沿っての圧力降下は最小限に抑えられるはずである。さらに、そのような冷却通路構成により、冷却通路の熱伝導率のばらつきも最小限に抑えられるはずなので、それを用いるタービン段の冷却通路の最適化は容易になるはずである。
米国特許出願公開第2013/0175357号明細書
したがって、本願および本願に付与される特許は、ガスタービン・エンジンのタービン・ノズルを提供する。このタービン・ノズルは、第1のノズル・ベーンと、第2のノズル・ベーンと、第1のノズル・ベーンと第2のノズル・ベーンを連結するプラットフォームとを含み得る。このプラットフォーム内には、第1の冷却通路と、それとは別の第2の冷却通路とが画定され得る。第1の冷却通路は冷却流体の第1の流れを第1の方向に誘導するように構成され得、第2の冷却通路は冷却流体の第2の流れを第1の方向とはほぼ逆の第2の方向に誘導するように構成され得る。
本願および本願に付与される特許は、ガスタービン・エンジンのタービン・ノズルを冷却する方法をさらに提供する。この方法には、第1のノズル・ベーンと、第2のノズル・ベーンと、第1のノズル・ベーンと第2のノズル・ベーンを連結するプラットフォームとを含むタービン・ノズルを設けるステップが含まれ得、このプラットフォーム内には第1の冷却通路と、それとは別の第2の冷却通路とが画定されている。この方法には、冷却流体の第1の流れを第1の冷却通路内で第1の方向に送るステップも含まれ得る。この方法には、冷却流体の第2の流れを第2の冷却通路内で第1の方向とはほぼ逆の第2の方向に送るステップもさらに含まれ得る。
さらに、本願および本願に付与される特許は、ガスタービン・エンジンを提供する。このガスタービン・エンジンは、圧縮機と、この圧縮機と連通した燃焼器と、この燃焼器と連結したタービンとを含み得る。このタービンは、周方向のアレイとして配置された複数のタービン・ノズルを含み得る。各タービン・ノズルは、第1のノズル・ベーンと、第2のノズル・ベーンと、第1のノズル・ベーンと第2のノズル・ベーンを連結するプラットフォームとを含み得る。このプラットフォーム内には、第1の冷却通路と、それとは別の第2の冷却通路とが画定され得る。第1の冷却通路は冷却流体の第1の流れを第1の方向に誘導するように構成され得、第2の冷却通路は冷却流体の第2の流れを第1の方向とはほぼ逆の第2の方向に誘導するように構成され得る。
本願および本願に付与される特許の上記のおよび他の特徴ならびに改良点は、以下の詳細な説明をいくつかの図面および添付の特許請求の範囲と合わせて考察すると、当業者には明白になろう。
圧縮機と、燃焼器と、タービンとを含むガスタービン・エンジンの概略図である。 複数のタービン段が示されている、図1のガスタービン・エンジンで使用され得るタービンの一部の概略図である。 図2のタービンで使用され得るタービン・ノズルの概略図である。 隠れ線で表された冷却通路が示されている、本明細書に記載され得かつ図2のタービンで使用され得るタービン・ノズルの一実施形態の概略図である。 隠れ線で表された冷却通路が示されている、本明細書に記載され得かつ図2のタービンで使用され得るタービン・ノズルの別の実施形態の概略図である。 隠れ線で表された冷却通路が示されている、本明細書に記載され得かつ図2のタービンで使用され得るタービン・ノズルの別の実施形態の概略図である。 隠れ線で表された冷却通路が示されている、本明細書に記載され得かつ図2のタービンで使用され得るタービン・ノズルの別の実施形態の概略図である。
次に図面を参照すると(これらの図では同じ要素を同じ番号で表す)、本明細書で使用され得るガスタービン・エンジン10の概略図が図1に示されている。ガスタービン・エンジン10は、圧縮機15を含み得る。圧縮機15は取り込んだ空気流20を圧縮する。圧縮機15は圧縮した空気流20を燃焼器25に送達する。燃焼器25では、この圧縮された空気流20を加圧した燃料の流れ30と混合した混合物を燃焼させて、燃焼ガスの流れ35を発生する。図では燃焼器25を1つしか示していないが、ガスタービン・エンジン10は燃焼器25をいくつ含んでもよい。燃焼ガスの流れ35は次にタービン40に送達される。燃焼ガスの流れ35はタービン40を駆動し、機械的仕事を生み出す。タービン40で生じた機械的仕事によって、シャフト45を介し圧縮機15および発電機などの外部負荷50が駆動される。ここでは他の構成や他の構成要素も使用できる。
ガスタービン・エンジン10は、天然ガス、あらゆる種類の合成ガス、および/または他の種類の燃料を使用できる。ガスタービン・エンジン10は、ニューヨーク州スキネクタディのゼネラル・エレクトリック・カンパニイ社(General Electric Company)が提供する、7シリーズまたは9シリーズのヘビー・デューティー・ガスタービン・エンジンなど(ただしこれらに限定されない)、多数の多様なガスタービン・エンジンのいずれであってもよい。ガスタービン・エンジン10は、別の構成を有してもよいし、他の種類の構成要素を用いてもよい。ここでは他の種類のガスタービン・エンジンも使用できる。ここではまた、複数のガスタービン・エンジン、他の種類のタービン、他の種類の発電装置を一緒に用いてもよい。図ではガスタービン・エンジン10を示すが、本願はあらゆる種類のターボ機械に応用できる。
図2は、ガスタービン・エンジン10の高温ガス経路54内に配置された複数の段52を含むタービン40の一部の概略図を示している。第1の段56は、周方向に離間した複数の第1の段のノズル58と、周方向に離間した複数の第1の段のバケット60とを含み得る。第1の段56は、周方向に延びて第1の段のバケット60を取り囲んでいる第1の段のシュラウド62も含み得る。第1の段のシュラウド62は、互いに隣接するように配置された環状構成の複数のシュラウド・セグメントを含み得る。同様にして、第2の段64は、複数の第2の段のノズル66と、複数の第2の段のバケット68と、第2の段のバケット68を取り囲む第2の段のシュラウド70とを含み得る。さらに、第3の段72は、複数の第3の段のノズル74と、複数の第3の段のバケット76と、第3の段のバケット76を取り囲む第3の段のシュラウド78とを含み得る。図ではタービン40の一部は3つの段52を含んでいるが、タービン40は段52をいくつ含んでもよい。
図3は、タービン40の段52のうちの1つにおいて使用され得るタービン・ノズル80の概略図である。一般的な説明をすると、ノズル80は、内側プラットフォーム84と外側プラットフォーム86の間に延びるノズル・ベーン82を含み得る。いくつかの実施形態では、ノズル80は、内側プラットフォーム84と外側プラットフォーム86の間に延びる2つ以上のノズル・ベーン82を含み得る。上述したように、タービン40の段52内で複数のノズル80を周方向アレイとして構成することができる。そうすると、ノズル・ベーン82はタービン40の中心軸線に対し放射状に延びることができ、内側プラットフォーム84と外側プラットフォーム86はタービン40の中心軸線に対し周方向に延びることができる。隣接するノズル80の内側プラットフォーム84は互いに当接して高温ガス経路54の半径方向内側境界を形成し得る。隣接するノズル80の外側プラットフォーム86も同様に互いに当接して高温ガス経路54の半径方向外側境界を形成し得る。
図示のように、タービン・ノズル80は、ノズル・ベーン82内に画定されて冷却源と連通している、少なくとも1つの冷却キャビティ88を含み得る。タービン・ノズル80は、内側プラットフォーム84内に画定されて冷却キャビティ88と連通している、冷却プレナム92も含み得る。タービン40の運転中、圧縮機15からの吐出気または抽気の流れなどの冷却流体の流れは冷却キャビティ88内に送られ、次いで冷却プレナム92に入ってタービン・ノズル80の所望の部分を冷却することができる。ここでは他の構成や他の構成要素も使用できる。
図4は、本明細書に記載され得るタービン・ノズル100の一実施形態の概略図を示す。タービン・ノズル100は、タービン40の段52のうちの1つにおいて使用され得、上述のタービン・ノズル80と概ね同じように構成され配置され得るが、その構造と機能に以下に述べるようないくつかの違いがある。タービン・ノズル100は、第1のノズル・ベーン102と第2のノズル・ベーン104とを含み得、それぞれが内側プラットフォーム106と外側プラットフォーム(図示せず)の間に延在している。こうして内側プラットフォーム106は第1のノズル・ベーン102および第2のノズル・ベーン104を連結でき、外側プラットフォームも第1のノズル・ベーン102および第2のノズル・ベーン104を連結できる。図示のように、内側プラットフォーム106は前縁部108と、後縁部110と、側縁部111とを含み得る。外側プラットフォームも同様にして構成できる。
タービン・ノズル100は、内側プラットフォーム106内に画定された、第1の冷却通路112と、それとは別の第2の冷却通路114とを含み得る。このように第1の冷却通路112と第2の冷却通路114とは互いに独立することができるので、第1の冷却通路112は第2の冷却通路114と流体連通していない。図示のように、第1の冷却通路112は、第1のノズル・ベーン102内に画定された第1の冷却キャビティ122と流体連結でき、第2の冷却通路114は、第2のノズル・ベーン104内に画定された第2の冷却キャビティ124と流体連結できる。このように、第1の冷却通路112は第1の冷却キャビティ122から冷却流体を受けるように構成でき、第2の冷却通路114も同様に第2の冷却キャビティ124から冷却流体を受けるように構成できる。いくつかの実施形態では、複数の第1の冷却キャビティ122を第1のノズル・ベーン102内に画定でき、複数の第2の冷却キャビティ124を第2のノズル・ベーン104内に画定できる。ここでは第1の冷却通路112と第2の冷却通路114が内側プラットフォーム106に画定されたものとして記載できるが、冷却通路112、114はあるいはタービン・ノズル100の外側プラットフォーム内に同様にして画定してもよい。
タービン40の運転中、圧縮機15からの吐出気または抽気などの冷却流体は、タービン・ノズル100の第1の冷却キャビティ122および第2の冷却キャビティ124それぞれに誘導され得る。第1の冷却キャビティ122内に誘導された冷却流体の少なくとも一部は第1の冷却通路112内に入りそこを通過して冷却流体の第1の流れ132を形成し得る。第2の冷却キャビティ124内に誘導された冷却流体の少なくとも一部は、同様に第2の冷却通路114内に入りそこを通過して冷却流体の第2の流れ134を形成し得る。こうして冷却流体の第1の流れ132および冷却流体の第2の流れ134は、第1の冷却通路112と第2の冷却通路114を取り囲んでいる内側プラットフォーム106の諸領域と熱交換してそれらの領域の温度を許容可能範囲内に維持できる。
図4に示すように、第1の冷却通路112は、少なくともその一部が、冷却流体の第1の流れ132を第1の方向に誘導するように構成され得る。たとえば、第1の冷却通路112は、少なくともその一部が、冷却流体の第1の流れ132を第2のノズル・ベーン104に向けて第1の方向に誘導するように構成され得る。第2の冷却通路114は、少なくともその一部が、冷却流体の第2の流れ134を第1の方向とはほぼ逆の第2の方向に誘導するように構成され得る。たとえば、第2の冷却通路114は、少なくともその一部が、冷却流体の第2の流れ134を第1のノズル・ベーン102に向けて第2の方向に誘導するように構成され得る。
いくつかの実施形態では、第1の冷却通路112と第2の冷却通路114は、内側プラットフォーム106の高温ガス経路の表面付近に配置され得る。たとえば、第1の冷却通路112と第2の冷却通路114は、内側プラットフォーム106の半径方向外表面140付近に配置され得る。さらに、いくつかの実施形態では、第1の冷却通路112と第2の冷却通路114は、図示のように、内側プラットフォーム106の前縁部108付近に配置され得る。図4の実施形態によると、第1の冷却通路112は第2の冷却通路114の上流で延在し得るが、この構成は他の実施形態では逆であってもよい。いくつかの実施形態では、第1の冷却通路112と第2の冷却通路114は、タービン40の中心軸線に対し半径方向に少なくとも部分的に互いに重なることができる。
第1の冷却通路112と第2の冷却通路114は、それぞれ1つまたは複数の排気アパーチャ142、144を通じて冷却流体の第1の流れ132と冷却流体の第2の流れ134を排気するように構成できる。図示のように、排気アパーチャ142、144は内側プラットフォーム106の半径方向外表面140に画定できるので、冷却流体の流れ132、134を半径方向外表面140のフィルム冷却に用いることができる。いくつかの実施形態では、排気アパーチャ142、144は、内側プラットフォーム106の前縁部108、後縁部110、または側縁部111に沿って画定できるので、その周りに冷却流体の流れ132、134を追い出すことができる。
図5は、本明細書に記載され得るタービン・ノズル200の別の実施形態の概略図を示す。タービン・ノズル200は、タービン・ノズル100に関して記載した特徴に相当するさまざまな特徴を含む。そのような特徴は図5では相当する数字で特定し、以下に詳述しない。タービン・ノズル200はタービン40の段52のうちの1つにおいて使用され得、第1のノズル・ベーン202と、第2のノズル・ベーン204と、前縁部208と後縁部210と側縁部211とを含む内側プラットフォーム206とを含み得る。内側プラットフォーム206は、第1の冷却キャビティ222と流体連通した第1の冷却通路212と、それとは別の第2の冷却キャビティ224と流体連通した第2の冷却通路214とを含み得る。いくつかの実施形態では、複数の第1の冷却キャビティ222を第1のノズル・ベーン202内に画定でき、複数の第2の冷却キャビティ224を第2のノズル・ベーン204内に画定できる。
図5に示すように、第1の冷却通路212は、少なくともその一部が、冷却流体の第1の流れ232を第1の方向に誘導するように構成され得る。たとえば、第1の冷却通路212は、少なくともその一部が、冷却流体の第1の流れ232を第2のノズル・ベーン204に向けて第1の方向に誘導するように構成され得る。さらに、第1の冷却通路212は、少なくともその一部が、冷却流体の第1の流れ232を内側プラットフォーム206の前縁部208に向けて第1の方向に誘導するように構成され得る。第2の冷却通路214は、少なくともその一部が、冷却流体の第2の流れ234を第1の方向とはほぼ逆の第2の方向に誘導するように構成され得る。たとえば、第2の冷却通路214は、少なくともその一部が、冷却流体の第2の流れ234を第1のノズル・ベーン202に向けて第2の方向に誘導するように構成され得る。さらに、第2の冷却通路214は、少なくともその一部が、冷却流体の第2の流れ234を内側プラットフォーム206の後縁部210に向けて第2の方向に誘導するように構成され得る。
いくつかの実施形態では、冷却通路212、214は、内側プラットフォーム206の高温ガス経路の表面付近、たとえば内側プラットフォーム206の半径方向外表面240付近に配置され得る。さらに、いくつかの実施形態では、冷却通路212、214の少なくとも一部が、内側プラットフォーム206の前縁部208付近に配置され得る。いくつかの実施形態では、第2の冷却通路214は、第1の冷却通路212の上流で延在し得るが、この構成は他の実施形態では逆であってもよい。図5の実施形態によると、第1の冷却通路212と第2の冷却通路214は少なくとも部分的に互いにかみ合っていてもよい。たとえば、図示のように、第1の冷却通路212の諸部分が第2の冷却通路214の対応する部分と組み合わせられていてもよい。
第1の冷却通路212と第2の冷却通路214は、それぞれ1つまたは複数の排気アパーチャ242、244を通じて冷却流体の第1の流れ232と冷却流体の第2の流れ234を排気するように構成できる。図示のように、排気アパーチャ242、244は内側プラットフォーム206の半径方向外表面240に画定できるので、冷却流体の流れ232、234を半径方向外表面240のフィルム冷却に用いることができる。いくつかの実施形態では、排気アパーチャ242、244は、内側プラットフォーム206の前縁部208、後縁部210、または側縁部211に沿って画定できるので、その周りに冷却流体の流れ232、234を追い出すことができる。
図6は、本明細書に記載され得るタービン・ノズル300の別の実施形態の概略図を示す。タービン・ノズル300は、タービン・ノズル100に関して記載した特徴に相当するさまざまな特徴を含む。そのような特徴は図6では相当する数字で特定し、以下に詳述しない。タービン・ノズル300はタービン40の段52のうちの1つにおいて使用され得、第1のノズル・ベーン302と、第2のノズル・ベーン304と、前縁部308と後縁部310と側縁部311とを含む内側プラットフォーム306とを含み得る。内側プラットフォーム306は、第1の冷却キャビティ322と流体連通した第1の冷却通路312と、それとは別の第2の冷却キャビティ324と流体連通した第2の冷却通路314とを含み得る。いくつかの実施形態では、複数の第1の冷却キャビティ322を第1のノズル・ベーン302内に画定でき、複数の第2の冷却キャビティ324を第2のノズル・ベーン304内に画定できる。
図6に示すように、第1の冷却通路312は、少なくともその一部が、冷却流体の第1の流れ332を第1の方向に誘導するように構成され得る。たとえば、第1の冷却通路312は、少なくともその一部が、冷却流体の第1の流れ332を第2のノズル・ベーン304に向けて第1の方向に誘導するように構成され得る。さらに、第1の冷却通路312は、少なくともその一部が、冷却流体の第1の流れ332を内側プラットフォーム306の前縁部308に向けて第1の方向に誘導するように構成され得る。第2の冷却通路314は、少なくともその一部が、冷却流体の第2の流れ334を第1の方向とはほぼ逆の第2の方向に誘導するように構成され得る。たとえば、第2の冷却通路314は、少なくともその一部が、冷却流体の第2の流れ334を第1のノズル・ベーン302に向けて第2の方向に誘導するように構成され得る。さらに、第2の冷却通路314は、少なくともその一部が、冷却流体の第2の流れ334を内側プラットフォーム306の後縁部310に向けて第2の方向に誘導するように構成され得る。
いくつかの実施形態では、冷却通路312、314は、内側プラットフォーム306の高温ガス経路の表面付近、たとえば内側プラットフォーム306の半径方向外表面340付近に配置され得る。さらに、いくつかの実施形態では、冷却通路312、314の少なくとも一部が、内側プラットフォーム306の前縁部308付近に配置され得る。いくつかの実施形態では、第1の冷却通路312は、第2の冷却通路314の上流で延在し得るが、この構成は他の実施形態では逆であってもよい。図6の実施形態によると、第1の冷却通路312と第2の冷却通路314は、タービン40の中心軸線に対し半径方向に少なくとも部分的に互いに重なることができる。たとえば、図示のように、少なくとも第1の冷却通路312の諸部分が第2の冷却通路314の諸部分に対し半径方向外側に配置されていてもよい。
第1の冷却通路312と第2の冷却通路314は、それぞれ1つまたは複数の排気アパーチャ342、344を通じて冷却流体の第1の流れ332と冷却流体の第2の流れ334を排気するように構成できる。図示のように、排気アパーチャ342は内側プラットフォーム306の半径方向外表面340に画定できるので、冷却流体の第1の流れ332を半径方向外表面340のフィルム冷却に用いることができる。いくつかの実施形態では、排気アパーチャ342は内側プラットフォーム306の前縁部308付近に配置され得る。いくつかの実施形態では、排気アパーチャ344は、内側プラットフォーム306の前縁部308、後縁部310、または側縁部311に沿って画定できるので、その周りに冷却流体の第2の流れ334を追い出すことができる。
図7は、本明細書に記載され得るタービン・ノズル400の別の実施形態の概略図を示す。タービン・ノズル400は、タービン・ノズル100に関して記載した特徴に相当するさまざまな特徴を含む。そのような特徴は図7では相当する数字で特定し、以下に詳述しない。タービン・ノズル400はタービン40の段52のうちの1つにおいて使用され得、第1のノズル・ベーン402と、第2のノズル・ベーン404と、前縁部408と後縁部410と側縁部411とを含む内側プラットフォーム406とを含み得る。内側プラットフォーム406は、第1の冷却キャビティ422と流体連通した第1の冷却通路412と、それとは別の第2の冷却キャビティ424と流体連通した第2の冷却通路414とを含み得る。いくつかの実施形態では、複数の第1の冷却キャビティ422を第1のノズル・ベーン402内に画定でき、複数の第2の冷却キャビティ424を第2のノズル・ベーン404内に画定できる。
図7に示すように、第1の冷却通路412は、少なくともその一部が、冷却流体の第1の流れ432を第1の方向に誘導するように構成され得る。たとえば、第1の冷却通路412は、少なくともその一部が、冷却流体の第1の流れ432を第2のノズル・ベーン404に向けて第1の方向に誘導するように構成され得る。さらに、第1の冷却通路412は、少なくともその一部が、冷却流体の第1の流れ432を第1のノズル・ベーン402に向けて第1の方向に誘導するように構成され得る。第2の冷却通路414は、少なくともその一部が、冷却流体の第2の流れ434を第1の方向とはほぼ逆の第2の方向に誘導するように構成され得る。たとえば、第2の冷却通路414は、少なくともその一部が、冷却流体の第2の流れ434を第1のノズル・ベーン402に向けて第2の方向に誘導するように構成され得る。さらに、第2の冷却通路414は、少なくともその一部が、冷却流体の第2の流れ434を第2のノズル・ベーン404に向けて第2の方向に誘導するように構成され得る。
いくつかの実施形態では、冷却通路412、414は、内側プラットフォーム406の高温ガス経路の表面付近、たとえば内側プラットフォーム406の半径方向外表面440付近に配置され得る。さらに、いくつかの実施形態では、冷却通路412、414の少なくとも一部が、内側プラットフォーム406の前縁部408付近に配置され得る。いくつかの実施形態では、第1の冷却通路412は、第2の冷却通路414の上流で延在し得るが、この構成は他の実施形態では逆であってもよい。図7の実施形態によると、第1の冷却通路412と第2の冷却通路414は、タービン40の中心軸線に対し半径方向に少なくとも部分的に互いに重なることができる。たとえば、図示のように、少なくとも第2の冷却通路414の諸部分が第2の冷却通路414の諸部分に対し半径方向外側に配置されていてもよい。さらに、図7の実施形態によると、第1の冷却通路412と第2の冷却通路414は少なくとも部分的に互いに絡み合っていてもよい。たとえば、第1の冷却通路412と第2の冷却通路414はそれぞれ蛇行形状を有していてもよく、図示のように、第1の冷却通路412の諸部分が第2の冷却通路414の対応する部分の間に配置されるように、冷却通路412、414の正弦曲線はオフセットしていてもよい。
第1の冷却通路412と第2の冷却通路414は、それぞれ1つまたは複数の排気アパーチャ442、444を通じて冷却流体の第1の流れ432と冷却流体の第2の流れ434を排気するように構成できる。いくつかの実施形態では、排気アパーチャ442、444は、内側プラットフォーム406の前縁部408、後縁部410、または側縁部411に沿って画定できるので、その周りに冷却流体の流れ432、434を追い出すことができる。他の実施形態では、排気アパーチャ442、444は内側プラットフォーム406の半径方向外表面440に画定できるので、冷却流体の流れ432、434を半径方向外表面440のフィルム冷却に用いることができる。
このように、本明細書に記載の実施形態は、高動作温度時にタービン・ノズルを冷却する冷却通路構成を含む改良されたタービン・ノズルを提供している。上述したように、タービン・ノズルは、プラットフォーム内に画定された第1の冷却通路と、それとは別の第2の冷却通路とを含み得、第1のノズル・ベーンと第2のノズル・ベーンを連結している。第1の冷却通路は冷却流体の第1の流れを第1の方向に誘導するように構成され得、第2の冷却通路は冷却流体の第2の流れを第1の方向とは逆の第2の方向に誘導するように構成され得る。したがって、冷却通路は、冷却流体の流れが反対方向に流れる構成を提供することができ、これによって冷却可能範囲は最大限となり、一方で各冷却通路の長さと複雑さは最小限に抑えることができる。このように、この冷却通路構成により、タービン・ノズルの製造コストおよび製造に関する複雑さならびに冷却通路に沿っての圧力降下を最小限に抑えることができる。さらに、この冷却通路構成により、冷却通路の熱伝導率のばらつきも最小限に抑えることができるので、それを用いるタービン段の冷却通路の最適化が容易になるはずである。最終的には、この冷却通路構成により、タービン・ノズルは劣化、故障、または耐用年数の短縮なく高動作温度に耐えられるようになり、タービンおよびガスタービン・エンジン全体の効率が改善され得る。
上記が本願および本願に付与される特許の特定の実施形態のみに関することは明らかであろう。以下の特許請求の範囲により定義される本発明およびその均等物の一般的な精神と範囲を逸脱することなく、当業者により数々の変更および変形がなされ得る。
10 ガスタービン・エンジン
15 圧縮機
20 空気流
25 燃焼器
30 燃料の流れ
35 燃焼ガスの流れ
40 タービン
45 シャフト
50 外部負荷
52 タービン40の段
54 高温ガス経路
56 第1の段
58 第1の段のノズル
60 第1の段のバケット
62 第1の段のシュラウド
64 第2の段
66 第2の段のノズル
68 第2の段のバケット
70 第2の段のシュラウド
72 第3の段
74 第3の段のノズル
76 第3の段のバケット
78 第3の段のシュラウド
80 タービン・ノズル、ノズル
82 ノズル・ベーン
84 内側プラットフォーム
86 外側プラットフォーム
88 冷却キャビティ
92 冷却プレナム
100 タービン・ノズル
102 第1のノズル・ベーン
104 第2のノズル・ベーン
106 内側プラットフォーム
108 前縁部
110 後縁部
111 側縁部
112 第1の冷却通路
114 第2の冷却通路
122 第1の冷却キャビティ
124 第2の冷却キャビティ
132 冷却流体の第1の流れ
134 冷却流体の第2の流れ
140 半径方向外表面
142 排気アパーチャ
144 排気アパーチャ
200 タービン・ノズル
202 第1のノズル・ベーン
204 第2のノズル・ベーン
206 内側プラットフォーム
208 前縁部
210 後縁部
211 側縁部
212 第1の冷却通路
214 第2の冷却通路
222 第1の冷却キャビティ
224 第2の冷却キャビティ
232 冷却流体の第1の流れ
234 冷却流体の第2の流れ
240 半径方向外表面
242 排気アパーチャ
244 排気アパーチャ
300 タービン・ノズル
302 第1のノズル・ベーン
304 第2のノズル・ベーン
306 内側プラットフォーム
308 前縁部
310 後縁部
311 側縁部
312 第1の冷却通路
314 第2の冷却通路
322 第1の冷却キャビティ
324 第2の冷却キャビティ
332 冷却流体の第1の流れ
334 冷却流体の第2の流れ
340 半径方向外表面
342 排気アパーチャ
344 排気アパーチャ
400 タービン・ノズル
402 第1のノズル・ベーン
404 第2のノズル・ベーン
406 内側プラットフォーム
408 前縁部
410 後縁部
411 側縁部
412 第1の冷却通路
414 第2の冷却通路
422 第1の冷却キャビティ
424 第2の冷却キャビティ
432 冷却流体の第1の流れ
434 冷却流体の第2の流れ
440 半径方向外表面
442 排気アパーチャ
444 排気アパーチャ

Claims (20)

  1. ガスタービン・エンジン(10)のタービン・ノズル(80)であって、
    第1のノズル・ベーン(102)と、
    第2のノズル・ベーン(104)と、
    前記第1のノズル・ベーン(102)と前記第2のノズル・ベーン(104)を連結するプラットフォームであって、第1の冷却通路(112)と、それとは別の第2の冷却通路(114)が内部に画定されている、プラットフォームとを含み、
    前記第1の冷却通路(112)は冷却流体の第1の流れ(132)を第1の方向に誘導するように構成され、
    前記第2の冷却通路(114)は冷却流体の第2の流れ(134)を前記第1の方向とはほぼ逆の第2の方向に誘導するように構成されている、
    タービン・ノズル(80)。
  2. 前記第1の冷却通路(112)が前記第1のノズル・ベーン(102)内に画定された第1の冷却キャビティ(122)と連通し、前記第2の冷却通路(114)が前記第2のノズル・ベーン(104)内に画定された第2の冷却キャビティ(124)と連通している、請求項1に記載のタービン・ノズル(80)。
  3. 前記第1の冷却通路(112)と前記第2の冷却通路(114)が少なくとも部分的に互いにかみ合っている、請求項1に記載のタービン・ノズル(80)。
  4. 前記第1の冷却通路(112)と前記第2の冷却通路(114)が少なくとも部分的に互いに重なっている、請求項1に記載のタービン・ノズル(80)。
  5. 前記第1の冷却通路(112)と前記第2の冷却通路(114)が少なくとも部分的に互いに絡み合っている、請求項1に記載のタービン・ノズル(80)。
  6. 前記第1の冷却通路(112)と前記第2の冷却通路(114)が前記プラットフォームの高温ガス経路の表面付近に配置されている、請求項1に記載のタービン・ノズル(80)。
  7. 前記第1の冷却通路(112)と前記第2の冷却通路(114)が前記プラットフォームの前縁部付近に配置されている、請求項1に記載のタービン・ノズル(80)。
  8. 前記第1の冷却通路(112)と前記第2の冷却通路(114)が、前記第1のノズル・ベーン(102)の負圧面側と前記第2のノズル・ベーン(104)の正圧面側、つまり前記第1のノズル・ベーン(102)と前記第2のノズル・ベーン(104)の間に配置されている、請求項1に記載のタービン・ノズル(80)。
  9. 前記第1の冷却通路(112)が前記冷却流体の第1の流れ(132)を前記第2のノズル・ベーン(104)に向けて前記第1の方向に誘導するように構成され、前記第2の冷却通路(114)が前記冷却流体の第2の流れ(134)を前記第1のノズル・ベーン(102)に向けて前記第2の方向に誘導するように構成されている、請求項1に記載のタービン・ノズル(80)。
  10. 前記第1の冷却通路(112)が前記冷却流体の第1の流れ(132)を前記プラットフォームの前縁部に向けて前記第1の方向に誘導するように構成され、前記第2の冷却通路(114)が前記冷却流体の第2の流れ(134)を前記プラットフォームの後縁部に向けて前記第2の方向に誘導するように構成されている、請求項1に記載のタービン・ノズル(80)。
  11. 前記第1の冷却通路(112)が前記冷却流体の第1の流れ(132)を前記プラットフォームの高温ガス経路の表面に沿って排気するように構成され、前記第2の冷却通路(114)が前記冷却流体の第2の流れ(134)を前記プラットフォームの前記高温ガス経路の表面に沿って排気するように構成されている、請求項1に記載のタービン・ノズル(80)。
  12. 前記第1の冷却通路(112)が前記冷却流体の第1の流れ(132)を前記プラットフォームの縁部に沿って排気するように構成され、前記第2の冷却通路(114)が前記冷却流体の第2の流れ(134)を前記プラットフォームの高温ガス経路の表面に沿って排気するように構成されている、請求項1に記載のタービン・ノズル(80)。
  13. 前記プラットフォームが内側プラットフォームであり、前記第1の冷却通路(112)と前記第2の冷却通路(114)は前記内側プラットフォームの半径方向外表面付近に配置されている、請求項1に記載のタービン・ノズル(80)。
  14. 前記プラットフォームが外側プラットフォームであり、前記第1の冷却通路(112)と前記第2の冷却通路(114)は前記外側プラットフォームの半径方向内表面付近に配置されている、請求項1に記載のタービン・ノズル(80)。
  15. ガスタービン・エンジン(10)のタービン・ノズル(80)を冷却する方法であって、
    第1のノズル・ベーン(102)と、第2のノズル・ベーン(104)と、前記第1のノズル・ベーン(102)と前記第2のノズル・ベーン(104)を連結するプラットフォームとを含むタービン・ノズル(80)を設けることであって、前記プラットフォーム内には第1の冷却通路(112)と、それとは別の第2の冷却通路(114)とが画定されている、設けることと、
    冷却流体の第1の流れ(132)を第1の冷却通路(112)内で第1の方向に送ることと、
    冷却流体の第2の流れ(134)を第2の冷却通路(114)内で前記第1の方向とはほぼ逆の第2の方向に送ることとを含む、方法。
  16. ガスタービン・エンジン(10)であって、
    圧縮機(15)と、
    前記圧縮機(15)と連通した燃焼器(25)と、
    前記燃焼器(25)と連通したタービン(40)であって、周方向アレイとして配置された複数のタービン・ノズル(80)を含む、タービン(40)とを含み、前記タービン・ノズル(80)は、それぞれが、
    第1のノズル・ベーン(102)と、
    第2のノズル・ベーン(104)と、
    前記第1のノズル・ベーン(102)と前記第2のノズル・ベーン(104)を連結するプラットフォームであって、第1の冷却通路(112)と、それとは別の第2の冷却通路(114)が内部に画定されている、プラットフォームとを含み、
    前記第1の冷却通路(112)は冷却流体の第1の流れ(132)を第1の方向に誘導するように構成され、
    前記第2の冷却通路(114)は冷却流体の第2の流れ(134)を前記第1の方向とはほぼ逆の第2の方向に誘導するように構成されている、
    ガスタービン・エンジン(10)。
  17. 前記第1の冷却通路(112)が前記第1のノズル・ベーン(102)内に画定された第1の冷却キャビティ(122)と連通し、前記第2の冷却通路(114)が前記第2のノズル・ベーン(104)内に画定された第2の冷却キャビティ(124)と連通している、請求項16に記載のガスタービン・エンジン(10)。
  18. 前記第1の冷却通路(112)と前記第2の冷却通路(114)が少なくとも部分的に互いにかみ合っている、請求項16に記載のガスタービン・エンジン(10)。
  19. 前記第1の冷却通路(112)と前記第2の冷却通路(114)が少なくとも部分的に互いに重なっている、請求項16に記載のガスタービン・エンジン(10)。
  20. 前記第1の冷却通路(112)と前記第2の冷却通路(114)が少なくとも部分的に互いに絡み合っている、請求項16に記載のガスタービン・エンジン(10)。
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