JP2014051981A - ノズル端壁の蛇行冷却 - Google Patents

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Abstract

【課題】ガスタービンのノズルの前縁を冷却する。
【解決手段】ガスタービンのガスタービンノズルセクション110が、前縁115を備えた内端壁114を有する。実質的に前縁115内に、蛇行流路116が構成される。蛇行流路116は、入口118及び出口119を有する。空気を入口118で受け取り、出口119で排出することによって、前縁115を冷却する。
【選択図】図1

Description

本開示は、概してガスタービンに関し、特に、ガスタービンのノズルの前縁の冷却方法及びシステムに関する。
燃焼タービンとも称されるガスタービンは内燃機関を有し、この内燃機関は、ガスを加速させて燃焼室に送り込み、燃焼室では、熱を加えることでガスの容積を増大させる。その後、膨張したガスはタービンへと導かれ、この膨張したガスにより生成させるエネルギーが抽出される。ガスタービンには、ジェットエンジンとしての使用や産業用発電システムでの使用をはじめ、数多くの実用的な用途がある。
ガスタービンの部品において、1つ以上のノズルが、ガス流をタービンブレード(「バケット」とも称される)に向けて加速させ、ガスタービンの中心軸のまわりでブレードを回転させる。こうしたノズルは、固定されており、ガスタービンの外端壁と内端壁との間で半径方向に延在するエアフォイルの形状である。高温のガスが、この外端壁及び内端壁とエアフォイル壁によって形成される流路を流れる。各端壁の前縁は、かかるエアフォイルの各々から上流に延在するオーバーハングを形成する。明らかなように、この前縁と端壁は非常に高温に達し、過熱はタービン性能に影響を与えることがある。したがって、大抵の場合、ガスタービンのこれらの部分を冷却する方策をとる。端壁の中央部分にはインピンジメント冷却が可能であるが、ノズルエアフォイル端壁の前縁部は、前縁の下方の空間をガスが流れないように、設計上、タービンブレードの各部(例えば、タービンブレードの「エンジェルウィング」)と重なっている。このような、ノズル端壁の前縁のオーバーハング構造の冷却は特に困難である。また、この部分は特に高温に曝され、場合によっては、ブレード部分がノズルエアフォイルの前縁部に直接的に近接する際の応力が、前縁を摩擦することがある。インピンジメントプレートの設計は、ブレードとノズルエアフォイル端壁との接触に耐えるほど通常は強固ではないので、この部分の冷却にはさほど適当ではないことがある。
米国特許第6254333号
ガスタービンのノズルの前縁を冷却する。
例示的且つ非限定的な実施形態において、ガスタービンノズルセクションが、前縁を備えた内端壁を有する。実質的に前縁内に、蛇行流路が構成される。蛇行流路は、入口及び出口を有し、空気を入口で受け取り、出口で排出することによって、前縁を冷却する。
例示的且つ非限定的な別の実施形態において、ガスタービンノズルセクションの内端壁の前縁内に実質的に構成される蛇行流路の入口で空気を受け取り、蛇行流路に空気を通し、蛇行流路の出口から空気を排出することにより、ガスタービンノズルセクションを冷却する方法を開示する。
上記の概要並びに下記の詳細な説明を図面と組み合わせて読むと、その理解が深まる。特許請求の主題を図示する目的で、様々な実施形態を示した図面の例を示すが、本発明が、開示した具体的なシステム及び方法に限定されることはない。
添付図面を参照して下記の詳細な説明を読むと、本主題のこれら及びその他の特徴、態様、及び利点の理解が深まるであろう。
非限定的且つ例示的なガスタービンのノズル及びタービンブレード部分の側断面図である。 非限定的且つ例示的なガスタービンのノズル部分の断面の平面図である。 非限定的且つ例示的なガスタービンノズル前縁の3つの側断面図である。 非限定的且つ例示的なガスタービンノズル前縁の断面の平面図である。 非限定的且つ例示的な別のガスタービンノズル前縁の断面の平面図である。 非限定的且つ例示的な別のガスタービンノズル前縁の断面の平面図である。 非限定的且つ例示的な別のガスタービンノズル前縁の断面の平面図である。 非限定的且つ例示的な別のガスタービンノズル前縁の断面の平面図である。 非限定的且つ例示的な別のガスタービンノズル前縁の断面の平面図である。
図1は、ノズルセクションとブレードセクションとを有する非限定的且つ例示的なガスタービン部分100を側断面図で示す。なお、図1は、説明を目的とした前記のガスタービン部分の略図であり、本明細書で記載する実施形態のいずれかに係るガスタービンに存在し得る部品及びシステムの多くを省略している。当業者には明らかなように、ここで開示する実施形態は、あらゆるタイプ及び構造の幅広いガスタービンにおいて実装可能である。かかる実施形態は全て、本開示の範囲内であるものとする。
部分100は、エアフォイル122を有するタービンブレード120を有する。タービンブレード120は、軸140の周りを回転する。部分100は更に、固定され、外端壁113と内端壁114とを有するノズルセクション110を有する。外端壁113と内端壁114との間にエアフォイル112が結合されている。内端壁114は、エアフォイル112の上流にある前縁115を有する。部分100内の気流は、方向130へと流れ、ブレード120上を通過した後、ノズルセクション110上を通過する。
前縁115の下方の空間を流れるガスの流れを最小限にするために、タービンブレード120は、タービンブレード120とノズルセクション110との間にシールを創出するように設計された部分124(例えば「エンジェルウィング」)を有する。内端壁114の中央部分117はインピンジメントにより空気が通過する際に冷却可能であるが、ノズルセクション110のエアフォイル112と前縁115とは、冷却が困難である。したがって、一実施形態では、1つ以上の流路116を実質的に前縁115内に構築することにより、内端壁114の中央部分117のインピンジメント冷却が行われた後に流路入口118でこの空気を受け取る(図1の矢印で示す気流方向)。入口118から受け取った空気が流路116を通過することにより前縁115を冷却する。流路116は、空気が流路116を通過した後に、この空気が流路出口119からガスタービン部分100のホイール空間に排出されるように構成される。なお、流路116等の流路の入口及び出口のいかなる構成、設計、数、及び位置も、本開示の範囲内であるものとする。
図2は、一実施形態に係る、前縁210を含むノズルセクション200の断面平面図である。なお、図2〜図9は、縮尺通りではなく、これらの断面の説明がより詳細に図示されている。一対の流路230及び240が前縁210に構成される。エアフォイル220が、ノズルセクション200の流路の位置及び配向を参照するために、鎖線で図示されている。本図面からわかるように、流路230及び240は、前縁210の内部にある。なお、図2は、例示目的において単一のエアフォイルを図示しているが、複数のエアフォイルが本実施形態を実施可能などのノズルセクションに存在してもよく、かかる実施形態は全て、本開示の範囲内であるものとする。
一実施形態において、流路230及び240は、実質的に同じ寸法及び形状で蛇行しており、前縁210のフロントエッジ又は最外部、即ちエアフォイル220から最も離れた部分に沿って延びる蛇行流路の第1のパスの後、エアフォイル220により近い位置に延びる蛇行流路の第2のパスを通過する。このように、前縁部は流路によって冷却される。図2に示すように、第1のパス及び第2のパスは、その他のパスによって接続され、蛇行流路230及び240の全体が形成される。例えば、空気が入口パス231及び241からそれぞれ、流路230及び240の各々に流入し(図2に矢印で示す気流)、流路230及び240の流路を通過した後、流路230及び240のそれぞれ出口パス232及び242から流出する。入口パス231及び241で受け取る空気は、ノズルセクションのインピンジメント冷却領域又は端壁のインピンジメント領域からのものである。或いは、これらの入口で受け取る空気は、エアフォイルのインピンジメント冷却領域及び非インピンジメント領域を含むガスタービンのその他いかなる部分からのものでもよい。なお、本開示の範囲において、出口、入口、及びその他の関連するパスは、前縁210のいかなる位置、又はノズルセクション200のどこにあってもよく、1つの流路に対して複数の出口及び/又は入口を実装できる。例えば、図2に示すように、入口をノズルセクションのエアフォイル部分に向けて配置して(その他の例として、図1の入口118及び図3の入口311も参照)、端壁のインピンジメント後の空気を受け入れるように構成すること、並びに、出口をホイール空間に向けて配置する(その他の例として、図1の出口119及び図3の出口331も参照)こともできる。なお、流路230及び240が相互接続されている実施形態もあるが、流路230及び240が相互接続されていない実施形態もある。
図3は、例えば図2に示すような蛇行流路を備えた前縁の3つの側断面図である。断面310は、蛇行流路の入口部分の側断面であり、入口311により、空気が流路に流入して流路部分312から前縁の最外部へと流れる。断面320は、蛇行流路の中間部分の側断面であり、空気が流路部分312から、流路部分312よりもノズルセクションのエアフォイルセクションに近い流路部分321へと流れる。断面330は、蛇行流路の出口部分の側断面であり、出口331は、流れている空気を流路部分321から出口331を通してタービンのホイール空間へと排出する。本図面からわかるように、出口が前縁の側部又は底部にあり、空気がタービンのホイール空間へと排出されるようになっており、入口が、ノズルセクションのインピンジメント冷却区画付近の領域の、前縁の側部にある。別の実施形態では、出口及び/又は入口をそれぞれどこに配置してもよく、かかる実施形態は全て、本開示の範囲内にあるものとする。
図4〜図9は、ガスタービンのノズルセクションの前縁の冷却に使用する蛇行流路の別の実施例を示す。なお、ここで説明するこれら及びその他の実施形態において、かかる流路はいかなる形状、寸法、数量、配向、構成のものであってもよく、かかる実施形態は全て、本開示の範囲内にあるものとする。
図4は、流路が図2のものとほぼ同じ形状であるが、流路の寸法が異なる実施形態を示す。なお、図4〜図9では、実施形態の説明を明瞭にするために、ガスタービンノズルセクションの内端壁の前縁部のみを示している。
図4では、前縁400が蛇行流路430及び440を有し、蛇行流路430及び440は各々、前縁400の最外部(即ち、前縁400付近のエアフォイルから最も遠い部分)に沿って延びる蛇行流路の第1のパスと、この後に、関連するエアフォイルにより近い位置に延びる蛇行流路の第2のパスとを有する。本実施形態では、流路の内径又は幅は可変である。例えば、流路430及び440の第1のパスの幅433及び443はそれぞれ、流路430及び440の第2のパスの幅434及び444よりも小さい。或いは、別の実施形態では、第1のパスの幅が流路の第2のパスの幅よりも大きくてもよい。どの流路が、いかなる幅、直径、寸法、及びそのバリエーションであっても、本開示の範囲内であるものとする。図2の流路と同様に、空気が流路430及び440の各々に入口431及び441からそれぞれ流入し(図4の気流を示す矢印。明瞭性のため(図2のような)入口パス及び出口パスの全容は示していない)、両方の流路を通った後、流路430及び440のそれぞれの出口432及び442を出ると、前縁400は流路430及び440により冷却される。なお、ここで開示する全ての実施形態について、出口及び入口を前縁のいかなる位置又はノズルセクションのいかなるその他の位置に設置してもよく、1つの流路に複数の出口及び/又は入口があっても、本開示の範囲内にあるものとする。
図5は、図2及び図4で示す実施形態とは異なり、それぞれが2つ以上のパスを有する蛇行流路530及び540を有する、非限定的且つ例示的な前縁500を示す。流路530及び540の第1のパス535及び545がそれぞれ、前縁500の最外部(即ち、前縁500付近のエアフォイルから最も遠い部分)に沿って延び、その後、流路530及び540の第2のパス536及び546がそれぞれ、他の2つのパスの中間に配置されており、更に流路530及び540の第3のパス537及び547がそれぞれ、関連するエアフォイルの最も近くに延びている。本実施形態において、流路の内径又は幅は、ここで開示するその他の実施形態全てと同様に可変である。パスの数が幾つであっても、いかなる構成のこうしたパスも、本開示の範囲内であるものとする。前縁500に構成される流路に対してより多数のパスを使用することにより、空気が流路530及び540のそれぞれに入口531及び541の各々に流入し(図5の気流を示す矢印)、流路を通過した後、流路530及び540の出口532及び542からそれぞれ出ると、前縁500を流路530及び540により更に容易且つ十分に冷却できる。なお、ここで開示した全ての実施形態と同様に、出口及び入口を前縁のいかなる位置又はノズルセクションの他のいかなる位置に設置してもよく、1つの流路に対して複数の出口及び/入口があっても、本開示の範囲内であるものとする。
図6は、2つ以上の蛇行流路を有する非限定的且つ例示的な前縁600を示すが、流路の数が幾つであっても本開示の範囲内であるものとする。図示の実施形態において、3つの流路630、640、650が前縁600に各々構成され、各々が幾つのパス、いかなる内径、又は幅を有してもよい。パスの数が幾つであっても、流路630、640、650の各々についてこうしたパスの構成がいかなるものでも、本開示の範囲内であるものとする。前縁600により多数の流路を用いることにより、前縁600をより容易且つ十分に冷却できる(図6の流路を示す矢印)。
複数の流路ではなく、一実施形態では、単一の(任意で更に長尺の)流路を前縁に使用することがある。図7に、かかる実施形態を示す。前縁700は、幾つのパスを有してもよく、パスの各々がいかなる内径又は幅を有してもよい、単一の流路730を有する。流路730に対してパスの数が幾つであっても、かかるパスのいかなる構成も、本開示の範囲内であるものとする。単一の(任意で更に大型の)流路を前縁700に用いることにより、流路730で前縁700を十分に冷却できる(図7の気流を示す矢印)。
流路が互いに対して、及び/又はガスタービンのノズルセクションのその他のいかなる部分に対して、いかなる配向であっても、本開示の範囲内であるものとする。例えば、図8に示すように、前縁800の流路830及び840の各々を鏡像の向きに配向してもよい。別の例では、図9に示すように、前縁900の流路930及び940の各々を、流路の長い方のパスが、例えば図4、図7、図8のように前縁のフロント部に対して実質的に平行ではなく、実質的にフロント部(即ち、関連するエアフォイルから遠い部分)に対して垂直になるように構成する。
ここで記載するシステム及び方法の技術的効果は、インピンジメント冷却空気の使用による、ガスタービンノズルの前縁部分の冷却改善である。当業者には明らかなように、開示のプロセス及びシステムの使用により、主要なガスタービン部品における温度低下又は必要な冷却流の削減が可能になるので、当該部品の性能が向上し、寿命が延びる。開示の実施形態の製造においては、鋳造後の作業の一部が不要になるので、コスト削減に繋がる。当業者であれば、開示の端壁冷却システム及び方法をその他の冷却システム及び技術と組み合わせて、更に優れた温度低下又は冷却流削減を行ってもよいことが理解できよう。かかる実施形態は全て、本開示の範囲内であるものとする。
本明細書では、最良の態様を含む例を用いて本明細書に含まれる主題を開示し、更に、あらゆる装置又はシステムの作製及び使用、並びにあらゆる付随の方法の実施を含め、当業者が本明細書に含まれる主題を実施できるように本発明を開示している。本発明の特許請求の範囲は、請求項によって定義されるが、当業者に想到可能なその他の例もこれに含まれる。かかるその他の例は、請求項の文言と相違ない構成要素を有する場合、又は請求項の文言と実質的に相違ない等価の構成要素を有する場合、特許請求の範囲内であることを意図している。
100 ガスタービンセクション
110 ノズル
112 エアフォイル
113 外端壁
114 内端壁
115 前縁
116 流路
117 端壁部分
118 流路入口
119 流路出口
120 タービンブレード
122 エアフォイル
124 タービンブレード部分
140 軸
200 ノズルセクション
210 前縁
230 流路
231 流路入口
232 流路出口
240 流路
241 流路入口
242 流路出口
310 前縁断面
311 流路入口
312 流路部分
320 前縁断面
321 流路部分
330 前縁断面
331 流路出口
400 前縁
430 流路
432 流路出口
433 流路幅
434 流路幅
440 流路
442 流路出口
443 流路幅
444 流路幅
500 前縁
530 流路
531 流路入口
532 流路出口
535 流路パス
536 流路パス
537 流路パス
540 流路
541 流路入口
542 流路出口
545 流路パス
546 流路パス
547 流路パス
600 前縁
630 流路
640 流路
650 流路
700 前縁
730 流路
800 前縁
830 流路
840 流路
900 前縁
930 流路
940 流路

Claims (20)


  1. 内端壁と、

    前記内端壁の前縁と、

    実質的に前記前縁内に構成される蛇行流路であって、空気を受け取る入口と該空
    気を排出する出口とを有する蛇行流路と、

    を有する、ガスタービンノズルセクション。

  2. 前記出口が、空気をガスタービンのホイール空間へと排出するように構成される
    、請求項1に記載のガスタービンノズルセクション。

  3. 前記入口が、ガスタービンのインピンジメント冷却部分からの空気を受け取るよ
    うに構成される、請求項1に記載のガスタービンノズルセクション。

  4. 前記蛇行流路の第1のパスが、前記前縁のフロントエッジに対して実質的に平行で
    ある、請求項1に記載のガスタービンノズルセクション。

  5. 前記蛇行流路の第2のパスが、前記前縁の前記フロントエッジに対して実質的に
    平行に、前記第1のパスと該ガスタービンノズルセクションのエアフォイルセクシ
    ョンとの間にある、請求項4に記載のガスタービンノズルセクション。

  6. 前記蛇行流路が少なくとも2つの蛇行流路である、請求項1に記載のガスタービ
    ンノズルセクション。

  7. 前記少なくとも2つの蛇行流路が相互接続されていない、請求項6に記載のガス
    タービンノズルセクション。

  8. 前記少なくとも2つの蛇行流路が実質的に同じ寸法及び形状を有する、請求項6
    に記載のガスタービンノズルセクション。

  9. 前記少なくとも2つの蛇行流路が、実質的に鏡像の向きに構成された2つの蛇行
    流路である、請求項6に記載のガスタービンノズルセクション。

  10. 前記蛇行流路が、該ガスタービンノズルセクションのエアフォイルに対して実質
    的に垂直に配向される、請求項1に記載のガスタービンノズルセクション。

  11. ガスタービンノズルセクションの冷却方法であって、

    実質的に前記ガスタービンノズルセクションの内端壁の前縁内に構成された蛇行
    流路の入口で空気を受け取ることと、

    前記蛇行流路に前記空気を通すことと、

    前記蛇行流路の出口から前記空気を排出することを含む、方法。

  12. 前記蛇行流路の前記出口から空気を排出することが、ガスタービンのホイール空
    間へと前記空気を排出することである、請求項11に記載の方法。

  13. 前記蛇行流路の前記入口で空気を受け取ることが、ガスタービンのインピンジメ
    ント冷却部分から空気を受け取ることである、請求項11に記載の方法。

  14. 前記蛇行流路の第1のパスが、前記前縁のフロントエッジに対して実質的に平行
    である、請求項11に記載の方法。

  15. 前記蛇行流路の第2のパスが、前記前縁の前記フロントエッジに対して実質的に
    平行に、前記第1のパスと前記ガスタービンノズルセクションのエアフォイルセク
    ションとの間にある、請求項14に記載の方法。

  16. 実質的に前記ガスタービンノズルセクションの前記内端壁の前記前縁内に構成さ
    れた、第2の蛇行流路の第2の入口で第2の空気を受け取ることと、

    前記第2の空気を前記第2の蛇行流路に通すことと、

    前記第2の空気を前記第2の蛇行流路の第2の出口から排出することを更に含む
    、請求項11に記載の方法。

  17. 前記蛇行流路と前記第2の蛇行流路が相互接続されていない、請求項16に記載
    の方法。

  18. 前記蛇行流路と前記第2の蛇行流路が実質的に同じ寸法及び形状を有する、請求
    項16に記載の方法。

  19. 前記蛇行流路及び前記第2の蛇行流路が、実質的に鏡像の向きに構成される、請
    求項16に記載の方法。

  20. 前記蛇行流路が前記ガスタービンノズルセクションのエアフォイルに対して実質
    的に垂直に配向される、請求項11に記載の方法。





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