JPH0551839B2 - - Google Patents

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JPH0551839B2
JPH0551839B2 JP63164177A JP16417788A JPH0551839B2 JP H0551839 B2 JPH0551839 B2 JP H0551839B2 JP 63164177 A JP63164177 A JP 63164177A JP 16417788 A JP16417788 A JP 16417788A JP H0551839 B2 JPH0551839 B2 JP H0551839B2
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JP
Japan
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powder
drying
tank
granules
outlet
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Ryutaro Hayashi
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Kawata Manufacturing Co Ltd
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Kawata Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F26DRYING
    • F26BDRYING SOLID MATERIALS OR OBJECTS BY REMOVING LIQUID THEREFROM
    • F26B17/00Machines or apparatus for drying materials in loose, plastic, or fluidised form, e.g. granules, staple fibres, with progressive movement
    • F26B17/18Machines or apparatus for drying materials in loose, plastic, or fluidised form, e.g. granules, staple fibres, with progressive movement with movement performed by rotating helical blades or other rotary conveyors which may be heated moving materials in stationary chambers, e.g. troughs
    • F26B17/20Machines or apparatus for drying materials in loose, plastic, or fluidised form, e.g. granules, staple fibres, with progressive movement with movement performed by rotating helical blades or other rotary conveyors which may be heated moving materials in stationary chambers, e.g. troughs the axis of rotation being horizontal or slightly inclined

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Drying Of Solid Materials (AREA)
  • Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、粉粒体の乾燥装置、詳しくは、合成
樹脂材料から成る粉粒体の乾燥装置に関する。
(従来の技術) 従来、合成樹脂材料から成る粉粒体を乾燥槽に
装入し、該槽に熱風を供給して、粉粒体を、成形
に支障を来たさない含水量以下になるように乾燥
している。
ところが、合成樹脂材料から成る粉粒体を熱風
によつて乾燥するとき、材料温度が長時間ある一
定の温度より高くなると、粉粒体の表面が軟化し
て互いに融着し、均一な熱風乾燥ができなかつた
り、また、表面が酸化したりして、成形材料とし
て使用できなくなるから、前記一定温度より低温
の熱風で乾燥しなければならず、乾燥に時間がか
かる問題があつた。
そこで、本出願人は、マイクロ波による粉粒体
内部からの加熱に注目して、前記乾燥槽にマイク
ロ波装置を設け、マイクロ波加熱により、従来の
熱風による乾燥に比較して速やかに乾燥すること
のできる粉粒体の乾燥装置を出願した。(特願昭
62−314919) (発明が解決しようとする課題) ところが、マイクロ波による粉粒体の加熱は粉
粒体の内部からの加熱であるので、非常に効率が
よく、粉粒体の温度が乾燥温度に速やかに到達す
るため、水分が気化して乾燥するに要する時間よ
り粉粒体を加熱するに要する時間が短いことにな
り、この結果、粉粒体の温度が上がり過ぎて粉粒
体が融着しないように、乾燥時にはたびたびマイ
クロ波の放射を中断しなければならないのであ
る。従つて、高価なマイクロ波装置を十分稼働さ
せることなく、遊ばせなければならなくて非常に
不経済であつたし、また乾燥時間も、マイクロ波
による加熱スピードに比較して長時間を要してい
た。
本発明は従来のこのような問題に鑑みて発明し
たもので、高価なマイクロ波装置の能力を十分発
揮させられ、しかも乾燥時間をより短縮できる経
済的な乾燥が可能となり、乾燥槽からの排出が中
断された場合でも、容易、かつ迅速に再開できる
粉粒体の乾燥装置を提供することを目的としてい
る。
(課題を解決するための手段) 本発明は、合成樹脂材料から成る粉粒体の乾燥
装置であつて、長さ方向一側上部に材料出口4
を、他側下部に材料出口10をもつ密閉横長状の
胴体1aと、該胴体1aに装入する合成樹脂材料
から成る粉粒体にマイクロ波を放射するマイクロ
波装置2とから成る加熱槽1と、材料入口18と
材料出口20とをもち、かつ、脱湿空気供給装置
7からの脱湿用空気を吹き出す吹出口21を設け
た密閉状の乾燥槽17とを備え、前記加熱槽1
は、前記胴体1aの下方内部に、該胴体1aの長
さ方向一側から他側に延び、駆動装置16に連動
する回転軸15を備え、この回転軸15に、該回
転軸15の長さ方向に沿つて複数の円盤14を対
向状に設けて、隣接する各円盤14間に隔離空間
を設けると共に、該円盤14に、前記隔離空間内
の微粉体を撹拌する撹拌羽根13を設ける一方、
前記加熱槽1の材料入口4には粉粒体の装入を制
御する装入制御手段を備え、前記材料出口10に
は前記乾燥槽17の材料入口18と接続する連結
管23を備えているものである。
(作用) 密閉状の加熱槽1に材料入口4から装入された
粉粒体をマイクロ波装置2からのマイクロ波の放
射によつて、粉粒体を乾燥するに要する最適温度
にまで速やかに加熱して、このようにして加熱し
た粉粒体を前記材料出口10から排出し、前記加
熱槽1と別に設ける密閉状の乾燥槽17に連絡管
23を介して装入すると共に、前記乾燥槽17内
で、脱湿空間供給装置7からの脱湿用空気によつ
て乾燥するから、前記乾燥槽17の乾燥能力を前
記加熱槽1の加熱能力に対応させることにより、
前記マイクロ波装置2からのマイクロ波放射の中
断を少なく、又はなくすることができるのであつ
て、それだけ、マイクロ波装置2の稼働率を向上
でき、その能力を十分発揮させて、粉粒体を能率
よく乾燥させることができる。
また、材料入口4から装入する粉粒体を前記撹
拌羽根13で撹拌しながら前記円盤14間をオー
バーフローにより順次移動させられ、この移動中
に加熱させ得るから、粉粒体の前記加熱槽1内で
の滞留時間、即ち、加熱時間を均一にでき、前記
撹拌羽根13の撹拌と相俟つて粉粒体を均一に加
熱することができるのであり、その上、前記材料
入口4から装入される前記粉粒体の移動は、前記
材料入口4から加熱槽1への連続的な装入と、各
円盤14の回転とにより前記各円盤14間の隔離
空間内の粉粒体をオーバーフローさせて行うので
あるから、前記装入制御手段で粉粒体の装入を中
止することにより前記回転軸15の駆動が継続さ
れても排出を中止できるし、また、この中止時粉
粒体を撹拌した状態を継続させながら前記粉粒体
の移動のみを中止させることができるのである。
従つて、前記構成の撹拌兼移送装置をもつ加熱槽
1と乾燥槽17とを組合せたから、前記加熱槽1
での粉粒体の滞留時間を均一にでき、マイクロ波
装置2による粉粒体の加熱時間を均一にでき、乾
燥を適正にできながら、装入制御手段による装入
中止で排出を中止する時、粉粒体の撹拌を継続さ
せ、移送のみを中止して排出を中止できるのであ
るから、乾燥槽17からの排出を中止する場合、
加熱槽1への装入を中止するだけで乾燥槽17内
の貯溜量を調節でき、従つて乾燥槽17からの排
出中止時でも、乾燥を適正に行えると共に、しか
も、装入中止時加熱槽1内の粉粒体が加熱され過
ぎて融着するのを防止できるし、また、乾燥槽1
7からの排出が再開され、前記加熱槽1への装入
を再開する場合には、粉粒体の装入を開始するこ
とで、加熱された粉粒体を乾燥槽17内に直ちに
送り込むことができるから、加熱乾燥の中断及び
再開を容易に行えるのである。
しかも、前記撹拌羽根13をもつた円盤14を
用いオーバーフローにより撹拌しながら移送させ
るから、装入量を一定にした場合、前記回転軸1
5の回転数を変更しても移送量を一定にでき、従
つて前記回転軸15の回転数を任意に選択でき、
粉粒体の種類に応じて回転数を選択することで粉
粒体を欠損させたりすることなく撹拌移送が可能
となる。
(実施例) 以下本発明に係る粉粒体の乾燥装置の実施例を
図面に基づいて説明する。
まず、粉粒体の乾燥装置についての配置構成を
示す図面において、1は横長状で、かつ、下壁が
半円形を成す密閉状の胴体1aから成る加熱槽で
あつて、該胴体1aの上壁には、マイクロ波装置
2の導波管3を開口させており、該開口部にはフ
ツソ樹脂板3aを設けて前記加熱槽1の内部と前
記導波管3の内部とを区画している。また、前記
加熱槽1における上壁の一端側には、材料入口4
を設けており、該材料入口4には、材料貯蔵タン
ク5の出口管をバルブ6から成る装入制御手段を
介して接続すると共に、前記胴体1aの材料入口
4側側壁の上部には、後記する脱湿空気供給装置
7の戻り管8を取り付けている。
また、前記材料入口4に対して長さ方向反対側
の端部下壁には、ロータリーフイーダー9を備え
ている材料出口10を設けると共に、この材料出
口10の近くに開口部11設けて、この開口部1
1に粉粒体が通過できない多数の小孔をもつたパ
ンチング板12を設けている。
更に、前記胴体1aの下方内部には、該胴体1
aの長さ方向に延びる回転軸15を設け、前記胴
体1aの前記材料入口4側側壁に設けたモータ等
の駆動装置16に連動して回転するようにすると
共に、前記回転軸15の長さ方向に沿つて複数の
円盤14を間隔をおいて配置し、各円盤14が互
いに対向する隔離空間を形成する一方、各円盤1
4の外周縁部近くの両側に撹拌羽根13を設け
て、各撹拌羽根13を前記隔離空間内において互
いに前記回転軸15の軸方向に対向させ、各撹拌
羽根13の回転により前記隔離空間内の粉粒体を
跳ね上げるようにしている。
一方、前記加熱槽1の下方には、下部を漏斗状
に形成し、かつ、密閉状とした乾燥槽17を設
け、該乾燥槽17の上壁には、材料入口18を設
けると共に、漏斗状に形成した下端部には、ロー
タリーフイーダー19を備えた材料出口20を設
けている。更に、該乾燥槽17の内部下方には逆
円錐形の脱湿用空気の吹出口21を設けて、該吹
出口21を送風管22を介して前記脱湿空気供給
装置7に接続している。
更に、前記加熱槽1の材料出口10には、前記
乾燥槽17の材料入口18と接続する連絡管23
を設けると共に、該連絡管23の途中にはロータ
リーフイーダー9を介装し、前記連絡管23を経
て、前記加熱槽1で加熱した粉粒体を前記乾燥槽
17へ供給できるようにするのである。
尚、前記連絡管23とは別に、前記乾燥槽17
の上壁と、前記胴体1aの下壁に設けた開口部1
1とをつなぐ空気連絡管24を設けて、前記脱湿
空気供給装置7から前記吹出口21を介して前記
乾燥槽17内に吹き出す脱湿用空気が、前記空気
連絡管24及び前記戻り管8を通過して、前記乾
燥槽17から前記加熱槽1を経て前記脱湿空気供
給装置7に循環できるようにすると共に、前記脱
湿空気供給装置7には、ヒータ(図示しない)等
を設けて、前記乾燥槽17に吹き出す脱湿用空気
の温度を調節できるようにしている。
しかして、本発明にかかる粉粒体の乾燥装置は
以上のように構成して、前記駆動装置16の駆動
に連動して回転する前記回転軸15の回転により
前記円盤4と共に各撹拌羽根13を回転させて、
各隔離空間内の粉粒体を跳ね上げて材料出口10
側に位置する隔離空間へ順次移動させながら前記
マイクロ波装置2からのマイクロ波の放射により
粉粒体をその内部から加熱するのであつて、粉粒
体の前記胴体1a内における滞留時間、即ちマイ
クロ波の放射を受ける加熱時間のバラツキを少く
しながら、前記材料出口10より粉粒体を前記連
絡管23を介して排出すると共に、前記材料入口
4から前記バルブ6の開閉により前記材料貯蔵タ
ンク5の粉粒体を連続的に装入して、前記加熱槽
1に滞留する粉粒体の量を、前記回転軸15が隠
れる程度よりやや高い目に維持し、前記マイクロ
波装置2からのマイクロ波を前記導波管3を経て
前記加熱槽1内に滞留する粉粒体に放射して、該
粉粒体の温度が、脱湿用空気によつて前記乾燥槽
17内で乾燥されるに要する最適温度にまで加熱
するのである。尚、粉粒体を連続して装入しなが
ら前記回転軸15が回転するときの前記加熱槽1
内における粉粒体のレベルは、前記回転軸15に
対して傾斜しているのであつて、前記材料入口4
側の隔離空間における粉粒体レベルは、前記材料
出口10側の隔離空間におけるレベルに比較して
高く、前記材料出口10側に行くにしたがつて順
次低下している。
そして最適温度に加熱した粉粒体を順次材料出
口10から前記ロータリーフイーダ9により前記
連絡管23に排出して、前記乾燥槽17の材料入
口18から前記乾燥槽17内に順次装入し、前記
吹出口21から吹き出す前記脱湿空気供給装置7
からの脱湿用空気により加熱された粉粒体から水
分を取り去り乾燥するのである。このとき、必要
に応じて前記脱湿用空気の温度を調節しながら乾
燥を行つて、射出成形機による成形に支障を来た
さない含水量以下にし、所定の含水量以下に乾燥
した粉粒体を前記乾燥槽17の下部に設けた材料
出口20から前記ロータリーフイーダ19により
順次排出するのである。尚、前記乾燥槽17に吹
き出す脱湿用空気の温度は、粉粒体の材料におつ
ては粉粒体の温度に対して上げる場合もあるし、
又、下げる場合もある。
したがつて、密閉状の前記加熱槽1に材料入口
4から装入された粉粒体をマイクロ波装置2から
のマイクロ波の放射によつて、粉粒体を乾燥する
に要する最適温度にまで速やか加熱した粉粒体
を、前記加熱槽1と別に設ける密閉状の乾燥槽1
7に連絡管23を介して装入すると共に、前記乾
燥槽17内で、脱湿空気供給装置7からの脱湿用
空気によつて乾燥するから、前記乾燥槽17の乾
燥能力を前記加熱槽1の加熱能力に対応させるこ
とにより、前記マイクロ波装置2からのマイクロ
波放射を中断することなく、マイクロ波装置2の
能力を十分発揮させて、粉粒体を連続的に、しか
も従来の熱風による乾燥に比較して速やかに乾燥
させることができる。
また、粉粒体を前記加熱槽1内で前記撹拌羽根
13で撹拌すると共に材料出口10側へ移動させ
ながら加熱するから、粉粒体の前記加熱槽1内で
の滞留時間、即ち、加熱時間を均一にでき、前記
撹拌羽根13の撹拌と相俟つて粉粒体を均一に加
熱することができる。
更に、粉粒体を加熱槽1に連続的に装入しなが
ら各円盤14間の隔離空間内の粉粒体を前記撹拌
羽根13により跳ね上げることにより、粉粒体
を、粉粒体のレベルの高い材料入口4側の隔離空
間からレベルの低い材料出口10側の隔離空間に
オーバーフローさせて順次移動させるようにして
いるから、前記バルブ6で制御する粉粒体の前記
材料入口4からの装入を中止することにより、前
記撹拌羽根13の回転を停止することなく粉粒体
を撹拌した状態でその材料出口10側への移動の
みを中止させることができる。従つて、射出成形
機の故障などで前記加熱槽1からの粉粒体の排出
を中断することが生じても、加熱槽1への装入を
中止するだけで乾燥槽17内の貯溜量を調節で
き、従つて乾燥槽17からの排出中止時でも、乾
燥を適正に行えると共に、しかも、装入中止時加
熱槽1内の粉粒体が加熱され過ぎて融着するのを
防止できるし、また、乾燥槽17からの排出が再
開され、前記加熱槽1への装入を再開する場合に
は、粉粒体の装入を開始することで、加熱された
粉粒体を乾燥槽17内に直ちに送り込むことがで
きるから、加熱乾燥の中断及び再開を容易に行え
るのである。
しかも、前記撹拌羽根13をもつた円盤14を
用いオーバーフローにより撹拌しながら移送させ
るものであるから、装入量を一定にした場合、前
記回転軸15の回転数を変更しても移送量を一定
にでき、従つて前記回転軸15の回転数を任意に
選択できるものであるから、粉粒体の種類に応じ
て回転数を選択することで粉粒体を欠損させたり
することなく撹拌移送が可能となる。
尚、以上の実施例では、脱湿用空気を循環させ
るようにしているが、前記加熱槽1に接続してい
る前記戻り管8を大気に開放してもよいし、ま
た、前記空気連絡管24を設けることなく、脱湿
用空気を前記加熱槽1と前記乾燥槽17とにそれ
ぞれ個別に供給するようにしてもよい。
(発明の効果) 本発明は、合成樹脂材料から成る粉粒体の乾燥
装置であつて、長さ方向一側上部に材料出口4
を、他側下部に材料出口10をもつ密閉横長状の
胴体1aと、該胴体1aに装入する合成樹脂材料
から成る粉粒体にマイクロ波を放射するマイクロ
波装置2とから成る加熱槽1と、材料入口18と
材料出口20とをもち、かつ、脱湿空気供給装置
7からの脱湿用空気を吹き出す吹出口21を設け
た密閉状の乾燥槽17とを備え、前記加熱槽1
は、前記胴体1aの下方内部に、該胴体1aの長
さ方向一側から他側に延び、駆動装置16に連動
する回転軸15を備え、この回転軸15に、該回
転軸15の長さ方向に沿つて複数の円盤14を対
向状に設けて、隣接する各円盤14間に隔離空間
を設けると共に、該円盤14に、前記隔離空間内
の粉粒体を撹拌する撹拌羽根13を設ける一方、
前記加熱槽1の材料入口4には粉粒体の装入を制
御する装入制御手段を備え、前記材料出口10に
は前記乾燥槽17の材料入口18と接続する連結
管23を備えているから、前記乾燥槽17の乾燥
能力を、該乾燥槽17と別に設ける密閉状の前記
加熱槽1の加熱能力に対応させることにより、前
記マイクロ波装置2からのマイクロ波放射を中断
することなく、マイクロ波装置2の能力を十分発
揮させて、粉粒体を連続的に、しかも従来の熱風
による乾燥に比較して速やかに乾燥させることが
できる。
しかも、材料入口4から装入する粉粒体を前記
撹拌羽根13で撹拌しながら前記円盤14間を順
次オーバーフローにより移動させ、この移動中に
加熱するから、粉粒体の前記加熱槽1内での滞留
時間、即ち、加熱時間を均一にでき、前記撹拌羽
根13の撹拌と相俟つて粉粒体を均一に加熱する
ことができるのであり、その上、前記材料入口4
から装入される前記粉粒体の移動は、前記材料入
口4から加熱槽1への連続的な装入と、各円盤1
4の回転とにより前記各円盤14の隔離空間内の
粉粒体をオーバーフローさせて行うのであるか
ら、粉粒体の装入を中止することにより、前記回
転軸15の駆動が継続されても排出を中止できる
し、またこの中止時、粉粒体を撹拌した状態を継
続させながら前記粉粒体の移動のみを中止させる
ことができるのである。従つて、前記構成の撹拌
兼移送装置をもつた加熱槽1と乾燥槽17とを組
合せたから、前記加熱槽1での粉粒体の滞留時間
を均一にでき、マイクロ波装置2による粉粒体の
加熱時間を均一にでき、乾燥を適正にできなが
ら、装入制御手段による装入中止で排出を中止す
る時、粉粒体の撹拌を継続させ、移送のみを中止
して排出を中止できるのであるから、乾燥槽17
からの排出を中止する場合、加熱槽1への装入を
中止するだけで乾燥槽17内の貯溜量を調節で
き、従つて乾燥槽17からの排出中止時でも、乾
燥を適正に行えると共に、しかも、装入中止時加
熱槽1内の粉粒体が加熱され過ぎて融着するのを
防止できるし、また、乾燥槽17からの排出が再
開され、前記加熱槽1への装入を再開する場合に
は、粉粒体の装入を開始することで、加熱された
粉粒体を乾燥槽17内に直ちに送り込むことがで
きるから、加熱乾燥の中断及び再開を容易に行え
るのである。
しかも、前記撹拌羽根13をもつた円盤14を
用いオーバーフローにより撹拌しながら移送させ
るから、装入量を一定にした場合、前記回転軸1
5の回転数を変更しても移送量を一定にでき、従
つて前記回転軸15の回転数を任意に選択できる
ものであるから、粉粒体の種類に応じて回転数を
い選択することで粉粒体を欠損させたりすること
なく撹拌移送が可能となる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明に係る粉粒体の乾燥装置の一実施
例を示す説明図である。 1……加熱槽、1a……胴体、2……マイクロ
波装置、4……(加熱槽の)材料入口、10……
(加熱槽の)材料出口、13……撹拌羽根、14
……円盤、15……回転軸、16……駆動装置、
17……乾燥槽、18……(乾燥槽の)材料入
口、20……(乾燥槽の)材料出口、23……連
絡管。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 合成樹脂材料から成る粉粒体の乾燥装置であ
    つて、長さ方向一側上部に材料出口4を、他側下
    部に材料出口10をもつ密閉横長状の胴体1a
    と、該胴体1aに装入する合成樹脂材料から成る
    粉粒体にマイクロ波を放射するマイクロ波装置2
    とから成る加熱槽1と、材料入口18と材料出口
    20とをもち、かつ脱湿空気供給装置7からの脱
    湿用空気を吹き出す吹出口21を設けた密閉状の
    乾燥槽17とを備え、前記加熱槽1は、前記胴体
    1aの下方内部に、該胴体1aの長さ方向一側か
    ら他側に延び、駆動装置16に連動する回転軸1
    5を備え、この回転軸15に、該回転軸15の長
    さ方向に沿つて複数の円盤14を対向状に設け
    て、隣接する各円盤14間に隔離空間を設けると
    共に、該円盤14に、前記隔離空間内の粉粒体を
    撹拌する撹拌羽根13を設ける一方、前記加熱槽
    1の材料入口4には粉粒体の装入を制御する装入
    制御手段を備え、前記材料出口10には前記乾燥
    槽17の材料入口18と接続する連結管23を備
    えていることを特徴とする粉粒体の乾燥装置。
JP63164177A 1988-05-31 1988-06-30 粉粒体の乾燥装置 Granted JPH0213782A (ja)

Priority Applications (5)

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JP63164177A JPH0213782A (ja) 1988-06-30 1988-06-30 粉粒体の乾燥装置
KR1019890003981A KR0132682B1 (ko) 1988-06-30 1989-03-29 분립체의 건조 장치
US07/330,783 US4954681A (en) 1988-05-31 1989-03-30 Drying and crystallizing apparatus for granules, which employs a microwave device
EP89305440A EP0345020B1 (en) 1988-05-31 1989-05-31 Drying and crystallizing apparatus for granules
DE68921669T DE68921669T2 (de) 1988-05-31 1989-05-31 Vorrichtung zum Trocknen und Kristallisieren von Granulat.

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JP63164177A JPH0213782A (ja) 1988-06-30 1988-06-30 粉粒体の乾燥装置

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JPH0213782A JPH0213782A (ja) 1990-01-18
JPH0551839B2 true JPH0551839B2 (ja) 1993-08-03

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0649441U (ja) * 1992-12-17 1994-07-08 村田機械株式会社 用紙給送装置
JP2008031366A (ja) * 2006-07-31 2008-02-14 Daikin Ind Ltd 撥水性粉末の製造装置

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