JPH0551542U - 多軸用アタッチメント - Google Patents
多軸用アタッチメントInfo
- Publication number
- JPH0551542U JPH0551542U JP11006891U JP11006891U JPH0551542U JP H0551542 U JPH0551542 U JP H0551542U JP 11006891 U JP11006891 U JP 11006891U JP 11006891 U JP11006891 U JP 11006891U JP H0551542 U JPH0551542 U JP H0551542U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pulley
- belt
- unit
- sub
- attached
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- Pending
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- Drilling And Boring (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 調整が簡単でしかも振動、騒音がなく、高速
回転も行なえる多軸用アタッチメントを提供する。 【構成】 モータによって駆動される駆動プーリ11を
備え、下部にはドリルまたはタップを取付けるホルダ2
6が装着可能な主ユニット12と、前記駆動プーリ11
にベルト13によって連結される固定状態で配置される
アイドルプーリ14〜16と、該アイドルプーリ14と
前記駆動プーリ11の中間に配置され前記ベルト13が
かけられている従動プーリ17を備え、下部には前記従
動プーリ17に連結されるドリルまたはタップを取付け
るホルダ34が装着可能な副ユニット18と、前記ベル
ト13の緊張機構19と、該緊張機構19、前記主ユニ
ット12、前記アイドルプーリ14〜16が取付けら
れ、更には前記副ユニット18が横移動調整可能に取付
けられる取付け架台20とを有してなる。
回転も行なえる多軸用アタッチメントを提供する。 【構成】 モータによって駆動される駆動プーリ11を
備え、下部にはドリルまたはタップを取付けるホルダ2
6が装着可能な主ユニット12と、前記駆動プーリ11
にベルト13によって連結される固定状態で配置される
アイドルプーリ14〜16と、該アイドルプーリ14と
前記駆動プーリ11の中間に配置され前記ベルト13が
かけられている従動プーリ17を備え、下部には前記従
動プーリ17に連結されるドリルまたはタップを取付け
るホルダ34が装着可能な副ユニット18と、前記ベル
ト13の緊張機構19と、該緊張機構19、前記主ユニ
ット12、前記アイドルプーリ14〜16が取付けら
れ、更には前記副ユニット18が横移動調整可能に取付
けられる取付け架台20とを有してなる。
Description
【0001】
本考案は、平行に配置された2本以上のドリルあるいはタップを用いて穴加工 を行う場合に用いられる多軸用アタッチメントに関する。
【0002】
複数の穴等を加工する場合には、複数の回転するドリル等を平行に配置して同 時に加工する方が効率的であるので、従来のドリル等の下部に多軸用アタッチメ ントを取り付け、該多軸用アタッチメントにドリル等の刃物を取付けて穴加工を することが一般に行われている。
【0003】
しかしながら、従来の多軸用アタッチメントは、歯車の組み合わせてによって 構成されているので、振動、騒音が発生し易く高速回転に向かないという問題点 があった。 また、歯車の噛合状態を考慮しながら、各軸の間の距離を変えるので動きが複 雑であり、調整に手間がかかるという問題点があった。 本考案はかかる事情に鑑みてなされたもので、調整が簡単でしかも振動、騒音 がなく、高速回転も行なえる多軸用アタッチメントを提供することを目的とする 。
【0004】
前記目的に沿う請求項1記載の多軸用アタッチメントは、モータによって駆動 される駆動プーリを備え、下部にはドリルまたはタップを取付けるホルダが装着 可能な主ユニットと、前記駆動プーリにベルトによって連結される固定状態で配 置されるアイドルプーリと、該アイドルプーリと前記駆動プーリの中間に配置さ れ前記ベルトがかけられている従動プーリを備え、下部には前記従動プーリに連 結されるドリルまたはタップを取付けるホルダが装着可能な副ユニットと、前記 ベルトの緊張機構と、該緊張機構、前記主ユニット、前記アイドルプーリが取付 けられ、更には前記副ユニットが横移動調整可能に取付けられる取付け架台とを 有して構成されている。
【0005】
請求項1記載の多軸用アタッチメントにおいては、主ユニットと副ユニットが ベルトによって連結されて主ユニットの回転動力が副ユニットに伝達されている ので、振動、騒音を少なくして回転動力を伝えることができる。 そして、該副ユニットの従動プーリはアイドルプーリと駆動プーリの中間に横 移動可能に設けられているので、主ユニットと副ユニットの間隔を調整すること ができ、この場合のベルトの緩みは緊張機構を操作することによって調整できる 。
【0006】
続いて、添付した図面を参照しつつ、本考案を具体化した実施例につき説明し 、本考案の理解に供する。 ここに、図1は本考案の一実施例に係る多軸用アタッチメントの概略構成図、 図2は同部分断面図、図3は同部分断面図である。
【0007】 図1〜図3に示すように、本考案の一実施例に係る多軸用アタッチメント10 は、モータによって駆動される駆動プーリ11を備える主ユニット12と、前記 駆動プーリ11にベルト13によって連結され固定状態で特定場所に配置される アイドルプーリ14〜16と、該アイドルプーリ14と前記駆動プーリ11の中 間に配置され前記ベルト13がかけられている従動プーリ17を備える副ユニッ ト18と、前記ベルト13の緊張機構19と、該緊張機構19、前記主ユニット 12、前記アイドルプーリ14〜16が取付けられ、更には前記副ユニット18 が横移動調整可能に取付けられる取付け架台20とを有して構成されている。以 下、これらについて詳しく説明する。
【0008】 前記主ユニット12は、図2に示すように取付け架台20に固定されたハウジ ング21と、該ハウジング21にベアリング22、23を介して回転自由に取付 けられたスピンドル24と、該スピンドル24の上部に設けられた伝達プーリ2 5及び前記駆動プーリ11と、該スピンドル24の下部に取外し可能に取付けら れるホルダ26とを有し、中央に取付けられた駆動モータ27の出力軸に取付け られたプーリ28の回転力をベルト(歯付きベルトまたは溝付きベルトを使用す るのが好ましい)29によって伝え、前記スピンドル24を回転駆動するように なっている。 そして、前記ホルダ26にはドリルあるいはタップを装着し、全体を下降させ て所定の穴加工ができるようになっている。
【0009】 前記副ユニット18は、図2及び図3に示すように、取付け架台20に摺動移 動可能に固定されたハウジング30と、該ハウジング30にベアリング31、3 2を介して回転自由に取付けられたスピンドル33と、該スピンドル33の上部 に設けられた前記従動プーリ17と、該スピンドル33の下部に取外し可能に取 付けられるホルダ34とを有し、前記駆動プーリ11にかけられたベルト13に よって前記従動プーリ17を回転駆動し、ホルダ34に取付けられたドリルある いはタップを回転駆動するようになっている。 前記ハウジング30の両側には溝35、36が設けられている共に、下部四隅 には止めネジ37が設けられ、取付け架台20の下部に設けられているガイド部 38、39に該副ユニット18を固定できるようになっている。
【0010】 前記アイドルプーリ14〜16は、図2、図3に示すように、取付け架台20 に固定された軸40に図示しないベアリングを介して回転自由に取付けられ、摩 擦係数を増加する為に設けられた複数本の溝が形成された前記ベルト13がかけ られている。
【0011】 前記緊張機構19は、図1に示すように、首振り可能に設けられた支持アーム 41の端部に回転自由なローラ42を取付け、前記支持アーム41を図示しない スプリングによって内側に押圧して常時前記ベルト13に所定の緊張力を与える ようにしている。
【0012】 前記取付け架台20は、図2、図3に示すように、全体が箱状となって、上部 架台43と下部架台44と、これらをネジ止めするボルト45から構成され、前 記上部架台43をボール盤等に取付けて固定し、該上部架台43に下部架台44 をネジ止めして全体を取付け固定するようになっている。なお、従動プーリ17 の両側にはベルト13と該従動プーリ17との接触性を良くする為小径のガイド プーリ46、47が設けられている。なお、図2において、48はスライドカバ ーを示す。
【0013】 従って、該多軸用アタッチメント10を使用する場合には、所定のボール盤等 に取付け架台20を取付ける。そして、下部架台44の底部にある止めネジ37 を緩めて、副ユニット18を所定の位置に移動して、前記止めネジ37を締め付 け、該副ユニット18を取付け架台20に固定する。 この状態で、下部のホルダ26、34に所定のドリル(あるいはタップ)を取 付け、駆動モータ27を回転させて、駆動プーリ11を回転させ、これによって 従動プーリ17を回転させ、それぞれのスピンドル24、33を回転させて、下 部のドリルに所定方向の回転力を与える。従って、該多軸用アタッチメント10 全体を昇降することによって穴加工を行え、加工穴のピッチを変える場合には、 副ユニット18の取付け位置を変えることによって行なえる。
【0014】 前記実施例は片側のみに移動可能な副ユニットを設けて、加工穴のピッチを変 えるようにしたが、主ユニットの両側にあるいは角度を変えて移動可能な副ユニ ットを設けることも可能であり、更にはアイドルプーリは必要によって増減する ことができる。
【0015】
請求項1記載の多軸用アタッチメントは、以上の説明からも明らかなように、 ベルトを用いて動力伝達を行っているので、振動、騒音がない。従って、高速回 転が得られ、伝導機構の部分に給油が不要となる。 更には、副ユニットを直線的に移動させることができるので、歯車を用いた多 軸用アタッチメントに比較して、使用時の調整が容易である。
【図1】本考案の一実施例に係る多軸用アタッチメント
の概略構成図である。
の概略構成図である。
【図2】同部分断面図である。
【図3】同部分断面図である。
10 多軸用アタッチメント 11 駆動プーリ 12 主ユニット 13 ベルト 14 アイドルプーリ 15 アイドルプーリ 16 アイドルプーリ 17 従動プーリ 18 副ユニット 19 緊張機構 20 取付け架台 21 ハウジング 22 ベアリング 23 ベアリング 24 スピンドル 25 伝達プーリ 26 ホルダ 27 駆動モータ 28 プーリ 29 ベルト 30 ハウジング 31 ベアリング 32 ベアリング 33 スピンドル 34 ホルダ 35 溝 36 溝 37 止めネジ 38 ガイド部 39 ガイド部 40 軸 41 支持アーム 42 ローラ 43 上部架台 44 下部架台 45 ボルト 46 ガイドプーリ 47 ガイドプーリ 48 スライドカバー
Claims (1)
- 【請求項1】 モータによって駆動される駆動プーリを
備え、下部にはドリルまたはタップを取付けるホルダが
装着可能な主ユニットと、前記駆動プーリにベルトによ
って連結される固定状態で配置されるアイドルプーリ
と、該アイドルプーリと前記駆動プーリの中間に配置さ
れ前記ベルトがかけられている従動プーリを備え、下部
には前記従動プーリに連結されるドリルまたはタップを
取付けるホルダが装着可能な副ユニットと、前記ベルト
の緊張機構と、該緊張機構、前記主ユニット、前記アイ
ドルプーリが取付けられ、更には前記副ユニットが横移
動調整可能に取付けられる取付け架台とを有してなるこ
とを特徴とする多軸用アタッチメント。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11006891U JPH0551542U (ja) | 1991-12-14 | 1991-12-14 | 多軸用アタッチメント |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11006891U JPH0551542U (ja) | 1991-12-14 | 1991-12-14 | 多軸用アタッチメント |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0551542U true JPH0551542U (ja) | 1993-07-09 |
Family
ID=14526247
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11006891U Pending JPH0551542U (ja) | 1991-12-14 | 1991-12-14 | 多軸用アタッチメント |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0551542U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008149453A (ja) * | 2006-12-14 | 2008-07-03 | Gleason Cutting Tools Corp | 機械スピンドル |
JP2010110841A (ja) * | 2008-11-05 | 2010-05-20 | Jtekt Corp | 多軸工作機械 |
-
1991
- 1991-12-14 JP JP11006891U patent/JPH0551542U/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008149453A (ja) * | 2006-12-14 | 2008-07-03 | Gleason Cutting Tools Corp | 機械スピンドル |
JP2010110841A (ja) * | 2008-11-05 | 2010-05-20 | Jtekt Corp | 多軸工作機械 |
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